JP2010092612A - 反射笠、及びこの反射笠を用いた照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源の光を反射する反射面の数が少なくても、床面等を均一に照らすことができる照明装置用反射笠と、この反射笠を用いた照明装置を提供すること。
【解決課題】光源2を取付け可能な取付部11と、光源2が発する光を反射する反射部12とを備えた反射笠1において、前記反射部12が、光源2の光軸Cを囲むように並ぶ3以上の奇数の反射面13を備え、各反射面13が、反射光を光軸Cと交差させずに照射する第一反射素面(131、132)と、反射光を光軸Cと交差させて照射する第二反射素面(134、135、137)とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置用反射笠、及びこの反射笠を用いた照明装置に関する。
従来、ハロゲンランプ等が発する高輝度光を反射笠で反射させて床面等を照らす照明装置として、下記の特許文献1に記載のものが知られている。この照明装置は、その反射笠が、形状の異なる反射面を多数組み合わせて構成されたものであり、多数の反射面による反射光を分散させることによって床面等を均一に照らすようにしている。
ところが、このように反射笠が反射面を数多く備えるほど、床面等をより均一に照らすことができるものの、その加工工程が増加して製造コストが上昇する難点があった。
特開平10−188630号公報
本発明は、従来の照明装置に上記のような難点があったことに鑑みて為されたもので、たとえ反射面の面数が少なくても、床面等を均一に照らすことができる照明装置用反射笠と、この反射笠を用いた照明装置を提供することを課題とする。
本発明に係る反射笠は、光源を取付け可能な取付部と、該取付部に取り付けた光源が発する光を反射する反射部とを備えた照明装置用反射笠であって、前記反射部が、前記光源の光軸を囲むように並ぶ3以上の奇数の反射面を備え、前記各反射面が、前記光源が発する光の反射光を前記光軸と交差させずに照射する第一反射素面と、前記光源が発する光の反射光を前記光軸と交差させて照射する第二反射素面とを備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る反射笠は、前記反射面が、複数の前記第一反射素面と、複数の前記第二反射素面とを備えていることを特徴としている。
また、本発明に係る照明装置は、上記の反射笠と、この反射笠の取付部に取り付けられた光源とを備えたことを特徴としている。
本発明に係る反射笠及び照明装置によれば、光源の光を反射する反射部が、光源の光軸を囲んで並ぶ3以上の奇数の反射面を備えるとともに、各反射面が、反射光を光軸と交差させずに照射する第一反射素面と、反射光を光軸と交差させて照射する第二反射素面とを備えているので、これら反射素面による反射光をより効果的に分散させることができ、たとえ反射面の面数が少なくても、床面等を均一に照らすことができる。
また、各反射面が複数の第一反射素面と、複数の第二反射素面とを備えた反射笠及び照明装置によれば、より多くの反射光を分散させて床面等へ照射することができ、床面等をより均一に照らすことができる。
本実施形態の照明装置10は、図1に示すように、反射笠1と、光源2と、反射笠1に光源2を取り付けるための支持具3と、反射笠1を天井等に吊り下げるための吊下具4と、反射笠1を覆うセード5とから構成されている。
反射笠1は、図1〜図6に示すように、光源2を取付け可能な取付部11と、この取付部11に取り付けた光源2が発する光を反射する反射部12とから構成されている。取付部11は、反射部12の基端部に開設された取付開口部110を有しており、また、反射部12の先端部には、光源2の直接光および反射光を床面等へ放射するための放射開口部120が形成されている。
本実施形態の反射部12は、光源2の光軸C(図1参照)に対し軸対称に形成されている。即ち、本実施形態の反射部12は、図6の底面図に示すように、光軸Cを囲むように並ぶ計21列の同形状の反射面13を備えており、光軸Cに垂直な横断面形状が正21角形状に形成されている。そして、取付部11の取付開口部110及び放射開口部120の横断面形状も正21角形状に形成されている。
そして、反射部12の各反射面13は、図1に示すように、光源2が発する光の反射光を光軸Cと交差させずに床面等に向けて照射する複数の第一反射素面(131、132)と、光源2が発する光の反射光を光軸Cと交差させて床面等に向けて照射する複数の第二反射素面(134、135、137)とを備えている。即ち、本実施形態の反射面13は、光軸Cに沿って上記取付部11側から順に並ぶ、傾斜角度がそれぞれ異なる計7段の反射素面131〜137を備えており、図7に示すように、これら計7段の反射素面131〜137のうちの第一反射素面131、132によってそれぞれ反射された反射光は、光軸Cと交差せずに床面Fの照射領域A1、A2を照らし、他方、第二反射素面134、135、137によってそれぞれ反射された反射光は、光軸Cと交差した後、床面Fの照射領域A4、A5、A7を照らすのである。つまり、反射部12の一の反射面13に注目したとき、その反射面13の第一反射素面131、132による反射光は、その反射面13と同じ側の床面を照らすのに対し、第二反射素面134、135、137よる反射光は、光軸Cを挟んでその反射面13とは反対側の床面を照らす。
なお、本実施形態において、取付部11側から数えて3番目の反射素面133による反射光は、さらに他の反射素面によって反射された後、照射される。また、取付部11側から数えて6番目の反射素面136による反射光は、光軸Cとより大きな角度で交差してより遠くの照射領域A6を照らす。また、図7中、符号Dは、光源2の直接光が床面を照らす角度範囲を示している。これらの第一反射素面および第二反射素面の形状、大きさ、傾斜角度等は、設置すべき天井の高さや照明領域の大きさ等に応じて適宜設定することができる。
また、本実施形態の反射部12は、アルミ板材から構成されており、各反射面13は、アルミ板材の表面にチタン・シリコンがコーティングされて鏡面として形成されている。本実施形態の反射部12は、複数の反射素面同士が横方向(光軸Cを囲む方向)に一体に連結されて成る扇状の帯板材を複数形成し、これら複数の帯板材同士を縦方向(光軸Cの方向)にリベット等で接合することによって構成されている。なお、この反射部12を、複数の反射素面同士が縦方向(光軸Cの方向)に一体に連結されて成る縦長の帯板材を複数形成し、これら複数の帯板材同士を、横方向(光軸Cを囲む方向)にリベット等で接合することによって構成してもよい。
図1に示すように、光源2は、上記反射笠1の取付部11に支持具3を介して取り付けられている。本実施形態では、光源2として、メタルハロゲンランプから成る点状光源を使用している。光源2として、この他、水銀ランプ、蛍光ランプ、キセノンランプ等の各種のランプを採択することができる。また、いわゆる電球形蛍光灯も使用することができる。この光源2の種類、形状、大きさ等に応じて、最適な支持具3を適宜、反射笠1の取付部11に固定し、この支持具3を介して光源2を反射笠1に取り付ける。
このように本実施形態の反射笠1及び照明装置10によれば、その反射部12が光源2の光軸Cを囲んで並ぶ3以上の奇数の反射面13を備えるとともに、各反射面13が、反射光を光軸Cと交差させずに照射する第一反射素面(131、132)と、反射光を光軸Cと交差させて照射する第二反射素面(134、135、137)とを備えているので、これら反射素面による反射光をより効果的に分散させることができ、たとえ反射面の面数が少なくても、床面等を均一に照らすことができる。即ち、本実施形態の反射笠1によれば、図8(a)(b)に示すように、注目する一の反射面13の第二反射素面137による反射光(照射領域A7)によって、その一の反射面13の反対側の他の二つの反射面13の第一反射素面131による反射光の照射領域A1’・A1’の隙間を照らすことが可能となり、床面Fをより均一に照らすことができるのである。なお、図8においては、図面の輻輳を避けるため、反射部12の計21面の反射面13を、その3分の1の計7面の反射面13で代表させ、さらに各反射面13において複数の第一反射素面および複数の第二反射素面をそれぞれ、一つの第一反射素面131及び一つの第二反射素面137で代表させている(図8(a)参照)。
図9は、反射面13の面数を偶数(6面、8面)とした場合の比較例の照射領域を図示したものである。図9(a)(b)から明かなように、反射面13の面数を偶数とした場合、注目する一の反射面13の第二反射素面137による反射光の照射領域A7と、その一の反射面13の反対側の他の反射面13の第一反射素面131による反射光の照射領域A1’とが重なり合ってしまい、これらの反射光によって床面Fを均一に照らすことができない。図9(b)に示すように、反射面13の面数を、上記実施形態における計7面よりも多くして計8面とした場合であっても、その面数が偶数である限り、反射光の照射領域同士が重なり合うこととなり、床面Fを均一に照らすことができない。
また、本実施形態の反射笠1及び照明装置10によれば、その反射面12が、複数の第一反射素面(131、132)と、複数の第二反射素面(134、135、137)とを備えているので、より多くの反射光を分散させて床面等へ照射することができ、床面等をより均一に照らすことが可能となる。
以上、本実施形態の反射笠1及び照明装置10について説明したが、本発明はその他の形態でも実施することができる。
例えば、上記実施形態では、固定具3の上端部に、反射笠1を天井に吊り下げるための吊下具4を設けているが、吊下具4の代わりに、反射笠1を天井に埋め込み設置するための埋込具を設けるようにしてもよい。また、上記実施形態では、反射笠1を覆うセード5を設けているが、必ずしもセード5を設ける必要はない。照明装置の設置状況等に応じて種々の設計変更が可能である。
また、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内で、当業者の知識に基づいて種々の改良、修正、変形を加えた態様で実施し得るものである。同一の作用又は効果が生じる範囲内でいずれかの発明特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良く、また、一体に構成されている発明特定事項を複数の部材から構成したり、複数の部材から構成されている発明特定事項を一体に構成した形態で実施してもよい。
本実施形態の照明装置の一部断面概略正面図である。 本実施形態の反射笠の正面図である。 本実施形態の反射笠の左側面図である。 本実施形態の反射笠の背面図である。 本実施形態の反射笠の平面図である。 本実施形態の反射笠の底面図である。 本実施形態の照明装置の反射面による反射光の床面に対する照射領域を示す説明図である。 本実施形態の照明装置の代表する反射面による反射光の床面に対する照射領域を示す説明図である。 反射笠の反射面を偶数とした場合の比較例の照射領域を示す説明図であり、同図(a)は反射面を6枚とした場合の説明図であり、同図(b)は反射面を8枚とした場合の説明図である。
符号の説明
10 照明装置
1 反射笠
11 取付部
12 反射部
13 反射面
131、132 第一反射素面
134、135、137 第二反射素面
2 光源
C 光軸
A1〜A7 照射領域
F 床面

Claims (3)

  1. 光源を取付け可能な取付部と、該取付部に取り付けた光源が発する光を反射する反射部とを備えた照明装置用反射笠であって、
    前記反射部が、前記光源の光軸を囲むように並ぶ3以上の奇数の反射面を備え、
    前記各反射面が、前記光源が発する光の反射光を前記光軸と交差させずに照射する第一反射素面と、前記光源が発する光の反射光を前記光軸と交差させて照射する第二反射素面とを備えていることを特徴とした反射笠。
  2. 前記反射面が、複数の前記第一反射素面と、複数の前記第二反射素面とを備えている請求項1に記載の反射笠。
  3. 請求項1または請求項2に記載の反射笠と、該反射笠の取付部に取り付けられた光源とを備えたことを特徴とする照明装置。

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