JP2010092268A - 記録制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】所定規則で定めた付与可能なファイル名が上限に達した場合であっても撮影を継続して行いうる記録制御装置を提供する。
【解決手段】所定規則に基づく連続したファイル名となるようにファイル名を付与してファイルの記録を行う記録制御部22と、前記ファイルを記憶する記憶媒体30を挿入するインタフェース20と、前記インタフェースに挿入されている前記記憶媒体に対して、前記所定規則に基づく連続したファイル名として付与可能な未使用ファイル名を検出し、検出した未使用ファイル名に関する未使用ファイル名情報を当該記憶媒体に記録する未使用ファイル記録部22とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】所定規則に基づく連続したファイル名となるようにファイル名を付与してファイルの記録を行う記録制御部22と、前記ファイルを記憶する記憶媒体30を挿入するインタフェース20と、前記インタフェースに挿入されている前記記憶媒体に対して、前記所定規則に基づく連続したファイル名として付与可能な未使用ファイル名を検出し、検出した未使用ファイル名に関する未使用ファイル名情報を当該記憶媒体に記録する未使用ファイル記録部22とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、連続するファイル名を付与可能な記録制御装置に関するものである。
従来、撮影した画像ファイルをDCF規格に従ってメモリーカード等の記憶媒体に記録するカメラが存在する。DCF規格に従って画像ファイルを記録する場合、記憶媒体に空き容量があったとしても、DCF規格において定められた上限の番号がフォルダ(ディレクトリ)及びファイルに使用されている場合には、撮影した画像ファイルを記録することができない。しかしながら、このような状況でも、記憶媒体に空き容量があり、記憶媒体における既存のフォルダ番号の中で空いている番号があれば、フォルダ番号を初期値から振り直してファイルの記録を継続して行えるようにする撮像装置が存在する(下記、特許文献1参照)。
特開2003−158645号公報
上述した従来の撮像装置は、フォルダ及びファイルの番号が上限に達したときにフォルダ番号の振り直しを行うため、フォルダ番号の振り直し処理が完了するまでは画像ファイルを記録することができない。そのため、フォルダ及びファイルの番号が上限に達した直後に撮影を継続して行うことができないという問題がある。
本発明の目的は、所定規則で定めた付与可能なファイル名が上限に達した場合であっても撮影を継続して行いうる記録制御装置を提供することである。
本発明の記録制御装置は、所定規則に基づく連続したファイル名となるようにファイル名を付与してファイルの記録を行う記録制御部と、前記ファイルを記憶する記憶媒体を挿入するインタフェースと、前記インタフェースに挿入されている前記記憶媒体に対して、前記所定規則に基づく連続したファイル名として付与可能な未使用ファイル名を検出し、検出した未使用ファイル名に関する未使用ファイル名情報を当該記憶媒体に記録する未使用ファイル記録部とを備える。
本発明の記録制御装置によれば、未使用ファイル名を検出してファイルの記録を行うことができるので、付与可能なファイル名が上限に達した場合であっても撮影を継続して行いうる。
以下、本発明の第1の実施形態に係るカメラについて説明する。図1は、本実施形態に係るカメラの構成図である。図1に示す様に、本実施形態に係るカメラ1は、撮影レンズ11、CCD12、CCDドライバ13、プリプロセス回路14、A/D変換回路15、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)16、メモリ17、カラーモニタ18、操作部19、メモリーカードI/F20、外部I/F21、及びCPU22を備えて構成されている。
CCD12は、撮影レンズ11を介した被写体光を撮像して被写体の明るさに応じた電荷を蓄積し、CCDドライバ13の制御の下、蓄積した電荷のアナログ信号をプリプロセス回路14に出力する。プリプロセス回路14は、CCD12から出力されたアナログ信号を増幅し、雑音除去や黒レベル調整等のアナログ処理を行う。A/D変換回路15は、プリプロセス回路14でアナログ処理されたアナログ信号をデジタル信号に変換する。
また、ASIC16は、A/D変換回路15から出力されたデジタル信号に対する輪郭補償やガンマ補正等の画像処理を行う。また、Exif(Exchangeable Image File Format)規格に従って、画像データの撮影日時、カメラ1の機種名、シリアル番号等を含むヘッダ情報データ、画像処理後の画像データを所定サイズに縮小したサムネイル画像データを生成し、ヘッダ情報データ、サムネイル画像データ、及び画像処理後の画像データについてJPEG等の方式で圧縮を行う。
メモリ17は、カメラ1の設定情報等を記憶する。カラーモニタ18は、液晶ディスプレイで構成され、撮影画像やカメラ設定情報等を表示する。操作部19は、電源スイッチ、レリーズボタン等の操作ボタンを含んで構成されており、ユーザ操作を受付ける。
メモリーカードI/F20は、着脱可能なメモリーカード30との接続インタフェースであり、挿入されたメモリーカードとカメラ1との間でコマンドやデータ等の送受信を中継する。外部I/F21は、PC等の機器を接続するUSB等の接続インタフェースであり、接続された機器とカメラ1との間の通信を中継する。
また、メモリーカード30は、SDカード等で構成され、データを記憶するフラッシュメモリと、メモリーカードI/F20を介してカメラ1から送信されるコマンドに応じて、データ書き込み又は読み出しの制御を行うメモリコントローラ、データ書き込み単位、記憶容量、カードの種類等のカード属性情報を記憶するレジスタを含んで構成されており、FAT等の所定のファイルシステムを適用してフォーマットされている。
CPU22は、図示しないROM及びRAMを含んで構成されており、ROMに記憶されたプログラムを実行することによりカメラ1を構成する各部を制御する。また、画像処理された画像ファイルをメモリーカード30に記録する際、その画像ファイルを記録するための記録フォルダを決定し、DCF規格に従って画像ファイルにファイル名を付与して記録フォルダに記録する。
ここで、DCF規格は、3桁の数字(100〜999)で示されるフォルダ番号と任意の文字を組み合わせてフォルダ名を構成し、その各フォルダの中に記録するファイルのファイル名は、任意の文字と4桁の数字(0001〜9999)で示されるファイル番号を組み合わせて構成する。DCF規格においては、フォルダ番号として100〜999、ファイル番号として0001〜9999まで付与することが可能であるが、本実施形態においては、フォルダ番号として“100〜999”を用い、各フォルダにつき“001〜999”までのファイル番号を連番で付与する連番機能を備える。また、連番で付与する次のファイル番号(以下、付与予定番号)はメモリ17に記憶し、ファイル番号を付与する毎に、付与予定番号を更新する。
なお、本実施形態において、フォルダ及びファイルの番号の上限“999”を第1上限番号と呼び、フォルダ番号に第1上限番号が使用され、且つそのフォルダに記憶されるファイルのファイル番号に第1上限番号が使用されている状態を撮影可能枚数が0の状態であるものとする。
以下、本実施形態に係るカメラの動作について説明する。尚、以下の説明において、フォルダ及びファイルの番号を区別する場合には、“***フォルダ番号”又は“***ファイル番号”と記載し、両方の番号を表す場合には“***番号”と記載する。
図2は、メモリーカード30における各フォルダについて、第1上限ファイル番号までの使用されていない番号(以下、第1未使用番号)を検出する第1未使用番号検出処理を示す動作フロー図である。なお、以下の動作説明において、カメラ1は電源スイッチがONの状態であり、カメラ1のメモリ17には付与予定番号として“150”が記憶されているものとする。
CPU22は、メモリーカードI/F20にメモリーカード30が挿入されたことを検出した場合(ステップS10:Y)、メモリーカード30に記憶されているフォルダのうち最後のフォルダ番号、及びそのフォルダ番号のフォルダに記憶されているファイル名のうち最後のファイル番号(以下、カード最終番号)を読み出してRAMに記憶する(ステップS11)。また、CPU22は、メモリ17から付与予定番号“150”を読み出してRAMに記憶する(ステップS12)。
なお、ステップS10において、メモリーカード30がメモリーカードI/F20に挿入されていない場合には(ステップS10:N)、CPU22は、メモリーカード30が挿入されるまで電源ONの状態で待機する。
CPU22は、撮影可能枚数が0ではないと判断した場合、即ち、ステップS11で読み出したカード最終番号が第1上限番号でない場合(ステップS13:N)、付与予定番号“150”がファイル番号として付与されるファイルを記録する記録フォルダを決定する(ステップS14)。
ここで、ステップS14の記録フォルダ決定処理の詳細について、図3の動作フロー図を用いて説明する。CPU22は、ステップS11においてRAMに記憶したカード最終番号を読み出す。そして、カード最終ファイル番号に1を加算したファイル番号が、付与予定番号“150”以下である場合には、カード最終フォルダには付与予定番号“150”が付与されたファイルが記憶されていないと判断し(ステップS20:Y)、カード最終フォルダ番号を記録フォルダの番号(以下、記録フォルダ番号)として決定し、RAMに記憶する(ステップS21)。
また、ステップS20において、カード最終ファイル番号に1を加算したファイル番号が、付与予定番号“150”より大きい場合(ステップS20:N)、CPU22は、カード最終フォルダ番号が第1上限フォルダ番号“999”であるか否か判断する(ステップS22)。
CPU22は、ステップS22において、カード最終フォルダ番号が第1上限フォルダ番号“999”ではないと判断した場合(ステップS22:N)、カード最終フォルダ番号に1を加算した番号を記録フォルダ番号としてRAMに記憶する(ステップS23)。
なお、ステップS22において、カード最終フォルダ番号と第1上限フォルダ番号が一致する場合には、CPU22は、後述する図2のステップS17の処理を行う。
図2に戻り、CPU22は、カード最終ファイル番号に1を加算したファイル番号が、付与予定番号“150”と一致しないと判断した場合(ステップS15:N)、ステップS14において決定した記録フォルダ番号、及び付与予定番号と、カード最終番号との間における第1未使用番号を検出し、検出した第1未使用番号をメモリーカード30の所定の記憶領域に記録する(ステップS16)。
尚、ステップS15において、CPU22は、カード最終ファイル番号に1を加算したファイル番号が、付与予定番号“150”と一致すると判断した場合には(ステップS15:Y)、カード最終ファイル番号に連続して付与予定番号を付与することができ、カード最終番号と、記録フォルダ及び付与予定番号との間に未使用番号が生じないため、第1未使用番号検出処理を終了する。
また、ステップS13において、CPU22は、撮影可能枚数が0であると判断した場合(ステップS13:Y)、メモリーカード30に記憶されている全てのフォルダについて第1未使用番号を検出し、検出した第1未使用番号をメモリーカード30の所定記憶領域に記録する(ステップS17)。
ここで、図4及び図5は、メモリーカード30のディレクトリ構造例を示している。以下、図4及び図5の各々の例について、上述した第1未使用番号の検出処理を説明する。まず、図4の場合について説明する。図4(A)は第1未使用番号を検出する前のディレクトリ構造を示しており、同図に示すように、メモリーカード30には、フォルダ“100XXX”と、“100XXX”直下に“YYYY_0001.JPG”〜“YYYY_0100.JPG”のファイルが記憶されている。
この場合におけるカード最終番号(フォルダ,ファイル)は(100,100)であり、第1上限番号(999,999)とは一致しないので(ステップS13:N)、上述したステップS14の記録フォルダの決定を行う。
カード最終ファイル番号“100”に1を加算したファイル番号“101”は、付与予定番号“150”以下であり、カード最終フォルダ“100XXX”には付与予定番号“150”が付与されたファイルが記憶されていない(ステップS20:Y)。従って、カード最終フォルダ番号“100”が記録フォルダ番号として決定され(ステップS21)、次に撮影された画像ファイルは、図4(B)に示すように、記録フォルダ“100XXX”において、ファイル名“YYYY_0150.JPG”が付与されて記録されることになる。この場合には、カード最終ファイル番号“100”に1を加算したファイル番号“101”は付与予定番号“150”と一致しないので(ステップS15:N)、カード最終番号(100,100)と、記録フォルダ及び付与予定番号(100,150)の間のファイル番号“101〜149”が未使用状態となり、フォルダ番号“100”、ファイル番号“101〜149”を第1未使用番号としてメモリーカード30に記録する(ステップS16)。
次に、図5の場合について説明する。図5(A)は、図4と同様、第1未使用番号を検出する前のディレクトリ構造を示しており、同図に示すように、フォルダ“100XXX”と、“100XXX”直下に“YYYY_0001.JPG”〜“YYYY_0200.JPG”のファイルがメモリーカード30に記憶されている。この場合のカード最終番号は(100,200)であり、第1上限番号(999,999)とは一致しないので(ステップS13:N)図4と同様に、上述したステップS14の記録フォルダの決定を行う。
カード最終ファイル番号“200”に1を加算したファイル番号“201は、付与予定番号”150“より大きく、既にカード最終フォルダ”100XXX“には付与予定番号”150“を含むファイルが記憶されている(ステップS20:N)。従って、この場合、カード最終フォルダ番号“100”は第1上限フォルダ番号“999”ではないので(ステップS22:N)、カード最終フォルダ番号“100”に1を加算したフォルダ番号“101”を記録フォルダ番号として決定する(ステップS23)。そして、この後に撮影された画像ファイルは、図5(B)に示すように、記録フォルダ番号“101”を含むフォルダ“101XXX”において、ファイル名“YYYY_0150.JPG”が付与されて記録されることになる。この場合には、カード最終ファイル番号“200”に1を加算したファイル番号“201”は付与予定番号“150”と一致しないので(ステップS15:N)、カード最終番号(100,200)と、記録フォルダ及び付与予定番号(101,150)との間において、フォルダ番号“100”のファイル番号“201〜999”、フォルダ番号“101”のファイル番号“001〜149”が未使用状態となり、これらの番号を第1未使用番号としてメモリーカード30に記録する (ステップS23)。
次に、本実施形態に係るカメラ1で撮像した画像ファイルの記録処理について説明する。図6は、本実施形態に係るカメラ1の画像ファイル記録処理を示す動作フロー図である。尚、以下の動作説明では、上述した第1未使用番号検出処理の後に撮像を行うものとし、付与予定番号“150”がメモリ17に記憶されているものとして説明する。
CPU22は、ユーザにより操作部19を介して撮像操作がなされた場合には、被写体光を撮像し、撮像信号に基づく画像ファイルを生成する(ステップS30)。CPU22は、メモリーカード30からカード最終番号を読み出し、撮影可能枚数が0であると判断した場合 (ステップS31:Y)、メモリーカード30のカード属性情報及びファイルシステムを読み出し、メモリーカード30の記憶容量と使用済記憶領域に基づいて、メモリーカード30に所定の空き容量があるか否かを判断する(ステップS32)。
CPU22は、ステップS32において、メモリーカード30に所定の空き容量があると判断した場合には(ステップS32:Y)、メモリーカード30の所定記憶領域に第1未使用番号の情報が記憶されているか否か判断する(ステップS33)。
CPU22は、メモリーカード30の所定記憶領域に第1未使用番号の情報が記憶されていると判断した場合(ステップS33:Y)、メモリーカード30の所定記憶領域から第1未使用番号の情報を第1未使用番号の昇順で読み出す。
そして、CPU22は、読み出した第1未使用ファイル番号を画像ファイルに付与し、その第1未使用フォルダ番号が示すメモリーカード30上のフォルダに、その画像ファイルを記録する(ステップS34)。CPU22は、付与した第1未使用番号に対して、付与済を示す情報を付加して更新する(ステップS35)。
ステップS32において、CPU22は、メモリーカード30に所定の空き容量が無いと判断とした場合(ステップS32:N)、及び、ステップS33において、メモリーカード30の所定記憶領域に第1未使用番号の情報が記憶されていないと判断した場合(ステップ33:N)、画像ファイルを記録できない旨の警告情報をカラーモニタ18に表示する(ステップS36)。
また、ステップS31において、CPU22は、撮影可能枚数が0でないと判断した場合(ステップS31:N)、付与予定番号“150”を画像ファイルに付与し、RAMに記憶されている記録フォルダ番号で示されるフォルダに画像ファイルを記録する(ステップS37)。
そして、CPU22は、付与予定番号“150”を“151”に更新する(ステップS38)。この場合、更新後の付与予定番号は“151”であり(ステップS39:N)、現在の記録フォルダにおいて“151”の番号を付与することができるので、RAMに記憶している記録フォルダ番号を維持して終了する。
なお、更新前の付与予定番号が“999”である場合、更新した付与予定番号は“001”になる(ステップS39:Y)。更に、現在の記録フォルダ番号が第1上限フォルダ番号“999”である場合には(ステップS40:Y)、新たな記録フォルダを作成できないので、CPU22は、RAMに記憶している記録フォルダ番号“999”を消去する(ステップS41)。また、現在の記録フォルダ番号が第1上限フォルダ番号“999”でない場合には(ステップS40:N)、新たに記録フォルダの作成が可能であり、CPU22は、RAMに記憶している記録フォルダ番号に1を加算して記録フォルダ番号を更新する(ステップS42)。
次に、本実施形態に係る画像ファイルの再生処理について説明する。図7は、本実施形態における画像ファイル再生処理の動作フロー図である。尚、以下の動作説明において、メモリーカード30に記憶されている画像ファイルを、画像ファイルの記録が最新のものから順に再生するものとして説明する。
CPU22は、ユーザにより操作部19を介して画像ファイルの再生指示がなされた場合(ステップS50)、メモリーカード30の所定記憶領域に第1未使用番号の情報が記録されているか否か判断する(ステップS51)。
CPU22は、ステップS51において、メモリーカード30の所定記憶領域に第1未使用番号の情報が記録されていると判断した場合(ステップS51:Y)、付与済の付加情報を有する第1未使用番号(以下、付与済第1未使用番号)が付与された画像ファイルを、付与済第1未使用番号の降順でメモリーカード30から順次読み出し、カラーモニタ18に表示して再生する(ステップS52)。
そして、CPU22は、付与済第1未使用番号が付与された画像ファイルを全て再生した場合には(ステップS53:Y)、メモリーカード30に記憶されている画像ファイルのうち、付与済第1未使用番号が付与された画像ファイルを除く画像ファイルを、当該画像ファイルに対応づけられているフォルダ及びファイルの番号の降順で順次読み出し、カラーモニタ18に表示して再生する(ステップS54)。
また、ステップS53において、CPU22は、付与済第1未使用番号が付与された画像ファイルを全て再生し終わっていない場合には(ステップS53:N)、付与済第1未使用番号が付与された画像ファイルの再生を継続して行う。
また、ステップS51において、CPU22は、メモリーカード30の所定記憶領域に第1未使用番号の情報が記録されていないと判断した場合には(ステップS51:N)、メモリーカード30からカード最終番号を読み出し、カード最終番号から降順で画像ファイルを順次読み出し、カラーモニタ18に表示して再生する(ステップS55)。
上述した第1の実施形態では、メモリーカード30が挿入されたときに、そのメモリーカード30における第1未使用番号を検出してメモリーカード30に記録することができる。そのため、そのメモリーカード30を挿入して撮影している最中にフォルダ及びファイルの番号が第1上限番号に到達したとしても、メモリーカード30に空き容量があり、メモリーカード30に第1未使用番号が記憶されていれば、その第1未使用番号を付与して撮影した画像ファイルを記録することができる。従って、撮影途中でファイル名が上限に達しても撮影が中断されることがないため、シャッターチャンスを逃さずに継続して撮影を行うことができる。
また、第1の実施形態では、第1未使用番号を付与する場合には第1未使用番号の昇順で付与し、付与済を示す情報を第1未使用番号の情報に付加して更新する。そのため、画像ファイルの記録が最新のものから再生する場合に、メモリーカード30に記録された第1未使用番号に付加された付与済の情報と、各画像ファイルに対応するフォルダ及びファイルの番号に基づき、再生順序を容易に決定することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係るカメラについて説明する。尚、本実施形態では、上述した第1の実施形態と同様のカメラを用い、第1の実施形態と同じ構成については第1の実施形態と同一の符号を用いて説明し、第1の実施形態と異なる部分について説明する。
本実施形態に係るカメラ1は、第1の実施形態と同様の連番機能を用いてフォルダ及びファイル共に第1上限番号までの番号を付与するが、フォルダ及びファイルの番号が共に第1上限番号に達した後には、各フォルダについて、“1000〜9999”までファイル番号を付与することができる。なお、以下の説明において、ファイル番号“9999”を第2上限ファイル番号と呼ぶものとする。
以下、上述した第1の実施形態と異なる部分について、本実施形態係る未使用番号の検出及び記録処理について説明する。図2のステップS13において、CPU22は、メモリーカード30から読み出したカード最終番号が第1上限番号であると判断した場合(ステップS13:Y)、メモリーカード30に記憶されている各フォルダについて、第1未使用番号を検出してメモリーカード30の所定記憶領域に記録すると共に、第2上限ファイル番号までのファイル番号“1000〜9999”を第2未使用番号としてメモリーカード30の所定記憶領域に記録する(ステップS17)。
次に、本実施形態に係る画像ファイル記録処理について、図8の動作フロー図を用いて説明する。なお、図8において、上述した図6と同じ処理については、図6と同じステップ番号を付しており、図6で説明した処理については説明を省略する。CPU22は、ステップS33において、第1未使用番号がメモリーカード30の所定記憶領域に記憶されていないと判断した場合において(ステップS33:N)、第2未使用番号がメモリーカード30の所定記憶領域に記憶されていると判断したとき(ステップS43:Y)、メモリーカード30に記憶されている第2未使用番号のうち、フォルダ番号及びファイル番号の昇順で画像ファイルに第2未使用番号を付与してメモリーカード30に記録する(ステップS44)。そして、CPU22は、第2未使用番号の情報において、付与した第2未使用番号に対し付与済を示す情報を付加して更新する(ステップS35)。
また、ステップS43において、CPU22は、第2未使用番号がメモリーカード30の所定記憶領域に記憶されていないと判断したときには(ステップS43:N)、ステップS36の警告表示を行う。
上述した第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に連番機能を用いてフォルダ及びファイルに第1上限番号までの番号を付与し、更に、第1未使用番号も全て付与してしまった場合において、メモリーカード30の空き容量があれば、第2未使用番号までファイル番号を付与することができる。そのため、第1上限番号までの全ての番号を付与した後でも撮影を継続して行うことができる。
尚、上述した第1及び第2の実施形態では、メモリーカード30がメモリーカードI/F20に挿入されたときに、未使用番号の検出を行うものとして説明したが、撮影した画像ファイルを記録する際に行うようにしてもよい。
また、メモリーカード30に記憶されている画像ファイルを削除する指示がユーザによりなされた場合に、その削除対象の画像ファイルに対応づけられているフォルダ番号及びファイル番号を未使用番号として記録するようにしてもよい。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、メモリーカード30に記憶されているフォルダ及びファイルがDCF規格に従って記憶されているものとして説明したが、画像ファイルがDCF規格に従って記憶されていないメモリーカードの場合には、そのメモリーカードに記憶されているファイルに関係なく、カメラ1に設定されている付与予定番号を付与する場合において未使用となるフォルダ及びファイルの番号を未使用番号として記録するようにしてもよい。
また、上述した第1の実施形態では、画像ファイルの再生順序は、画像ファイルが記憶されているフォルダ番号及び当該画像ファイルに付与されているファイル番号の降順であるものとして説明したが、フォルダ番号及びファイル番号の昇順で再生を行ってもよい。また、第1未使用番号の付加情報として、画像ファイルの記録日時や撮影日時等の時間的要素を含む情報を記録し、その時間的要素に基づいて再生順序を決定するようにしてもよい。
上述した第1及び第2の実施形態では、カメラを用いて説明したが、ファイルを記憶媒体に記録する際に、上限を定めた所定の規則に基づく番号等の連続するファイル名を付与する装置であればカメラに限らない。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、DCF規格に基づいてファイル名を付与するものとして説明したが、所定の規則に基づいて連続するファイル名を付与するものであればDCF規格に限らない。
また、上述した第1及び第2の実施形態では、未使用ファイル名に関する情報として、未使用のフォルダ番号とファイル番号とを記録するものとして説明したが、ファイル番号だけでなく、例えば、“DSC****.JPG”や“DSC****”等のファイル名を示す情報を記録するようにしてもよい。
11・・・撮影レンズ、12・・・CCD、13・・・CCDドライバ、14・・・プリプロセス回路、15・・・A/D変換回路、16・・・ASIC、17・・・メモリ、18・・・カラーモニタ、19・・・操作部、20・・・メモリーカードI/F、21・・・外部I/F、22・・・CPU、30・・・メモリーカード
Claims (4)
- 所定規則に基づく連続したファイル名となるようにファイル名を付与してファイルの記録を行う記録制御部と、
前記ファイルを記憶する記憶媒体を挿入するインタフェースと、
前記インタフェースに挿入されている前記記憶媒体に対して、前記所定規則に基づく連続したファイル名として付与可能な未使用ファイル名を検出し、検出した未使用ファイル名に関する未使用ファイル名情報を当該記憶媒体に記録する未使用ファイル記録部と
を備えることを特徴とする記録制御装置。 - 前記記録制御部は、前記付与可能なファイル名のうちの所定のファイル名を使用した後、前記ファイルを前記記憶媒体に記録する場合に、前記未使用ファイル名情報が示す未使用ファイル名の中から当該ファイルのファイル名を付与して記録することを特徴とする請求項1記載の記録制御装置。
- 前記記録制御部は、前記未使用ファイル名情報の中からファイル名を付与した際に、当該ファイル名を示す付与情報を当該記憶媒体に記録し、
前記記憶媒体に前記付与情報が記憶されている場合に、当該記憶媒体に記憶されている前記ファイルのファイル名と前記付与情報とに基づいて、前記ファイルの再生順序を決定し、当該再生順序に従って前記ファイルの再生を行う再生部
を備えることを特徴とする請求項2記載の記録制御装置。 - 前記記録制御装置は、被写体光を撮像して撮像信号を出力する撮像素子を備えたカメラであり、
前記ファイル名は、DCF規格に基づくファイル名であることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の記録制御装置。
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Cited By (1)
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JP2011234167A (ja) * | 2010-04-28 | 2011-11-17 | Canon Inc | 情報記録装置、ファイル管理方法、及びファイル管理プログラム |
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