JP2010091894A - 駆動装置およびレンズ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高温環境下でも推力の劣化を防止すること。
【解決手段】駆動装置のボイスコイルモータに使用されるマグネット(182)は、主マグネット部(182M)と、この主マグネット部をその両端から挟んで設けられた一対の副マグネット部(182S)とから構成される。主マグネット部(182M)は、第1の磁束密度と第1のキュリー点とを持つ。一対の副マグネット部(182S)の各々は、第1の磁束密度より小さい第2の磁束密度と、第1のキュリー点よりも高い第2のキュリー点とを持つ。
【選択図】 図4

Description

本発明は、ボイスコイルモータ(VCM)を駆動部として使用する駆動装置に関し、特に、携帯型小型カメラに用いられるオートフォーカス用レンズ駆動装置に関する。
周知のように、固定部に対して可動部(被駆動部)をリニアに駆動する駆動装置の駆動部として、ボイスコイルモータ(VCM)が使用される。ボイスコイルモータは、ヨークとマグネットとから成る磁界発生部(磁界発生手段)と、駆動コイルとから構成される。磁界発生部(磁界発生手段)と駆動コイルの一方は、固定部に取り付けられ、他方は可動部に取り付けられる。駆動装置は、例えば、後述するようなレンズ駆動装置であって良い。
レンズ駆動装置では、レンズアセンブリがレンズホルダで保持されている。ボイスコイルモータは、駆動コイルに通電することで、永久磁石の磁界と駆動コイルに流れる電流による磁界との相互作用によって、レンズホルダを光軸方向に位置調整可能なアクチュエータとして動作する。
一方、カメラ付携帯電話には携帯型小型カメラが搭載されている。この携帯型小型カメラには、オートフォーカス用レンズ駆動装置が用いられる。このようなオートフォーカス用レンズ駆動装置では、レンズが可動部(被駆動部)として用いられる。従来から、種々のオートフォーカス用レンズ駆動装置が提案されている。
例えば、特許文献1(特開2005−128392号公報)は、耐衝撃性に優れたレンズ駆動装置を開示している。この特許文献1に開示されたレンズ駆動装置は、略円筒形状のヨークと、このヨークが装着されるベースと、ヨークの内周側に配置されるレンズ支持体(レンズホルダ)と、レンズ支持体に取り付けられる一対の板バネとを備える。一対の板バネは、前側スプリングおよび後側スプリングとも呼ばれる。前側スプリングはレンズ支持体におけるレンズの光軸方向前側(一方側)に配置され、後側スプリングはレンズの光軸方向後側(他方側)に配置されている。ヨークは断面が略コ字形状であり、コ字の内部にマグネット(永久磁石)が配置され、コ字の内部でマグネットの内周側に駆動コイルが配置されている。マグネットは後方スペーサを介してベースに固定されている。駆動コイルはレンズ支持体の外周部に固定されている。レンズ支持体の外周部がヨークの内部に入り込んでいる。これにより、レンズ支持体の外周部はヨークのコ字隙間を移動するようになっている。ベースの内周側にヨークが固定されている。ベースの基底部には後方スペーサとの間に後方スプリングの外周端部が固定されている。
特許文献1に開示されたレンズ駆動装置において、レンズ支持体は略円筒形状であり、その内部にレンズ(レンズアセンブリ、バレル)が収納されている。レンズ支持体はヨークの内周側を光軸に沿って移動可能に取り付けられている。前側スプリングは略環状の板バネからなり、内周側端部と外周側端部とを有する。前側スプリングの内周側端部は、レンズ支持体とキャップとの間に挟持されて固定されている。前側スプリングの外周側端部とヨークとの間には前方スペーサが介在されている。後側スプリングは、前側スプリングと略同一形状であり、略環状の板バネからなる。後側スプリングの内周側端部はレンズ支持体の後端に固定されている。後側スプリングの外周側端部はベースの基底部と後方スペーサとの間に固定されている。
特許文献1に開示されたレンズ駆動装置において、駆動コイルは円筒状をしており、マグネットも円筒状をしている。詳述すると、マグネットは各々が円弧状をした4つの複数のマグネット片からなり、全体として、円筒状をしている。尚、特許文献1では、マグネットの具体的な材料(構造)については何ら記載していない。
また、特許文献2(特開2006−293243号公報)は、撮影方向を鉛直方向に対して傾けて使用した場合でも、レンズをスムースに駆動することができるとともに、レンズ光軸方向を正確に撮影方向に向けることのできるレンズ駆動装置を開示している。この特許文献2に開示されたレンズ駆動装置は、レンズを保持するホルダ(レンズホルダ)と、このホルダに装着された環状の駆動コイルと、固定部側に設けられ、コイルに放射状の駆動用磁界を印加する磁界発生手段とを備えるとともに、ホルダの上部側と固定部材の上部側とを連結する第1のバネ部材(前側スプリング)と、ホルダの下部側と固定部材の下部側とを連結する第2のバネ部材(後側スプリング)とを備えている。ここで、前側スプリングの内周側端部は、上記特許文献1と同様に、レンズホルダの前端とキャップとに挟持されて固定されている。
この特許文献2において、磁界発生手段は、環状の駆動コイルの外周側に設けられた円筒状の磁石(マグネット)と、軟鉄等の磁性体から成るコの字型円筒形状ヨークとの組み合わせから成る。この特許文献2においても、円筒状の磁石(マグネット)の具体的な材料(構造)については何ら記載していない。
さらに、特許文献3(特開2006−258969号公報)は、オートフォーカスに要する時間を短縮したカメラ付携帯電話を開示している。この特許文献3に開示されたカメラ付携帯電話(レンズ駆動装置)は、一端にレンズが取り付けられた筒状部を有するホルダ(レンズホルダ)と、このホルダにホルダの筒状部の周囲に位置するように固定された駆動コイルと、この駆動コイルと対向する永久磁石を備えたヨークと、ホルダの筒状部の光軸方向両側に設けられ、ホルダを径方向に位置決めした状態で光軸方向に変位可能に支持する一対の板バネとを備える。駆動コイルに通電することで、永久磁石の磁界と駆動コイルに流れる電流による磁界との相互作用によって、レンズを光軸方向に位置調整可能である。一対の板バネの一方は、上側板バネ(前側スプリング)と呼ばれ、一対の板バネの他方は下側板バネ(後側スプリング)と呼ばれる。上側板バネ(前側スプリング)の内周側端部は、ホルダの上端(前端)とストッパとの間に挟持されて、ホルダに嵌合されている。
この特許文献3では、駆動コイルは円筒状をしており、複数の永久磁石(マグネット)がヨークの外筒部の内周面にコイルと間隔を置いて対向するように配置されている。複数の永久磁石(マグネット)の各々は、円弧状をしている。この特許文献3においても、各永久磁石(マグネット)の具体的な材料(構造)については何ら記載していない。
また、特許文献4(特開2006−50694号公報)では、円弧状の磁石は、高価であるので、永久磁石(マグネット)として略平板状のものを用いたレンズ駆動装置を開示している。この特許文献4では、永久磁石(マグネット)として、ネオジウム磁石を使用する例が記載されている。また、特許文献4(及び上記特許文献3)では、永久磁石の下方に磁束が漏れるのを防止する磁束漏れ防止手段を設けている。特許文献4においては、この磁束漏れ防止手段として、永久磁石の下側端面(円形状のヨークの連結部と反対側の面)に当接した状態で複数の永久磁石を連結するように磁性部材を配置している。特許文献4において、この磁性部材が、鉄、ニッケル、コバルトおよびそれらの合金からなる磁性材料から形成され、冷間圧延鋼板を使用する例を開示している。
特開2005−128392号公報(図1、図2) 特開2006−293243号公報(図1) 特開2006−258969号公報(図2、図3) 特開2006−50694号公報(図15、図16)
前述した特許文献1〜3に開示されたレンズ駆動装置において、ボイスコイルモータに使用されるマグネットとして、その具体的な材料(構造)については何ら開示していない。したがって、特許文献1〜3では、ボイスコイルモータのマグネットとして、一種類の材料からなるものを使用していると考えられる。
一方、特許文献4に開示されたオートフォーカス用アクチュエータでは、永久磁石(マグネット)として、ネオジウム磁石(ネオジム系磁石)を使用する例を開示している。
このように、従来、ボイスコイルモータのマグネットとしては、例えば、磁束密度が大きい一種類の材料から成るネオジム系磁石(例えば、Nd−Fe−B)が使用されている。
しかしながら、ネオジム系磁石は、周囲の熱(高温度下)でその磁力が低下する(熱減磁が生じる)という問題がある。すなわち、従来のボイスコイルモータでは、高温環境下における熱やボイスコイルモータ駆動時おける自己発熱などに起因して、マグネットの熱減磁が発生し、その磁気特性が劣化してしまう。その結果、このような従来のボイスコイルモータをアクチュエータとして使用したオートフォーカス用レンズ駆動装置では、高温環境下において、そのレンズの推力を妨げてしまうという問題がある。
尚、特許文献4に開示された磁束漏れ防止手段は、マグネットの磁束漏れを防止するためのものであって、マグネットそれ自体の熱減磁を抑制することはできない。
本発明の課題は、高温環境下でも推力の劣化を防止できる、駆動装置およびレンズ駆動装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、説明が進むにつれて明らかになるだろう。
本発明の第1の態様によれば、固定部(12)と、可動部(14)と、固定部に対して可動部をリニアに駆動するボイスコイルモータとを備えた駆動装置(10;10A)であって、ボイスコイルモータは、ヨーク(20)とマグネット(18;182)とから成る磁界発生部と、駆動コイル(16)とから構成され、磁界発生部と駆動コイルの一方は固定部に取り付けられ、磁界発生部と駆動コイルの他方は可動部に取り付けられる、駆動装置において、マグネット(182)は、主マグネット部(182M)と、この主マグネット部をその両端から挟んで設けられた一対の副マグネット部(182S;182S’)とから構成され、主マグネット部(182M)は、第1の磁束密度と第1のキュリー点とを持ち、一対の副マグネット部(182S;182S’)の各々は、第1の磁束密度より小さい第2の磁束密度と、第1のキュリー点よりも高い第2のキュリー点とを持つ、ことを特徴とする駆動装置が得られる。
上記本発明の第1の態様による駆動装置(10;10A)において、一対の副マグネット部(182S)は、例えば、主マグネット部(182M)の長手方向の両端に設けられてよいし、一対の副マグネット部(182S’)は、例えば、主マグネット部(182M)の厚さ方向の両端に設けられてよい。主マグネット部(182M)は、例えば、ネオジム系磁石からなり、一対の副マグネット部(182S;182S’)の各々は、例えば、アルニコ磁石、サマリウム・コバルト磁石、およびフェライト磁石のグループから選択されてよい。
本発明の第2の態様によれば、レンズアセンブリを保持するための筒状部(140)を有するレンズホルダ(14)と、このレンズホルダに筒状部の周囲に位置するように固定された駆動コイル(16)と、この駆動コイルと対向する永久磁石(18)を備えたヨーク(20)と、レンズホルダの筒状部の光軸(O)方向両側に設けられ、レンズホルダを径方向に位置決めした状態で光軸(O)方向に変位可能に支持する一対の板バネ(22、24)とを備え、一対の板バネの各々は、レンズホルダ(14)に取り付けられた内周側端部(222;242)とヨーク(20)に取り付けられた外周側端部(224)とを有し、駆動コイル(16)に通電することで、永久磁石(18)の磁界と駆動コイル(16)に流れる電流による磁界との相互作用によって、レンズホルダ(14)を光軸(O)方向に位置調整可能なレンズ駆動装置(10;10A)において、駆動コイル(16)はM(Mは4以上の偶数)角筒状をしており、永久磁石(18)はM個の矩形状の永久磁石片(182;182A)から構成されており、M個の永久磁石片の各々は、主マグネット部(182M)と、この主マグネット部をその両端から挟んで設けられた一対の副マグネット部(182S;182S’)とから構成され、主マグネット部(182M)は、第1の磁束密度と第1のキュリー点とを持ち、一対の副マグネット部(182S;182S’)の各々は、第1の磁束密度より小さい第2の磁束密度と、第1のキュリー点よりも高い第2のキュリー点とを持つ、ことを特徴とするレンズ駆動装置が得られる。
上記本発明の第2の態様によるレンズ駆動装置(10;10A)において、Mは、例えば、8に等しくてよい。一対の副マグネット部(182S)は、例えば、主マグネット部(182M)の長手方向の両端に設けられてよい。この場合、一対の板バネは、前記主マグネット部の長手方向両端で、前記一対の副マグネット部で挟み込んで固定されてよい。その代わりに、一対の副マグネット部(182S’)は、例えば、主マグネット部(182M)の厚さ方向の両端に設けられてよい。主マグネット部(182M)は、例えば、ネオジム系磁石からなり、一対の副マグネット部(182S;182S’)の各々は、例えば、アルニコ磁石、サマリウム・コバルト磁石、およびフェライト磁石のグループから選択されてよい。
尚、上記括弧内の参照符号は、理解を容易にするために付したものであり、一例に過ぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、M個の永久磁石片の各々(マグネット)は、主マグネット部と、この主マグネット部をその両端から挟んで設けられた一対の副マグネット部とから構成され、主マグネット部は、第1の磁束密度と第1のキュリー点とを持ち、一対の副マグネット部の各々は、第1の磁束密度より小さい第2の磁束密度と、第1のキュリー点よりも高い第2のキュリー点とを持つので、高温環境下でも推力の劣化を防止できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の第1の実施の形態によるレンズ駆動装置10について説明する。図1はレンズ駆動装置10の外観斜視図であり、図2はレンズ駆動装置10の横断面図であり、図3はレンズ駆動装置10の分解斜視図である。ここでは、図1乃至図3に示されるように、直交座標系(X,Y,Z)を使用している。図1乃至図3に図示した状態では、直交座標系(X,Y,Z)において、X軸は前後方向(奥行方向)であり、Y軸は左右方向(幅方向)であり、Z軸は上下方向(高さ方向)である。そして、図1乃至図3に示す例においては、上下方向Zがレンズの光軸O方向である。
但し、実際の使用状況においては、光軸O方向、すなわち、Z軸方向が前後方向となる。換言すれば、Z軸の上方向が前方向となり、Z軸の下方向が後方向となる。
図示のレンズ駆動装置10は、オートフォーカス可能なカメラ付き携帯電話に備えられる。レンズ駆動装置10は、レンズアセンブリ(バレル)(図示せず)を光軸O方向に移動させるためのものである。レンズ駆動装置10は、Z軸方向(光軸O方向)の下側(後側)に配置されたアクチュエータ・ベース12を有する。このアクチュエータ・ベース12の下部(後部)には、図示はしないが、基板に配置された撮像素子が搭載される。この撮像素子は、レンズアセンブリにより結像された被写体像を撮像して電気信号に変換する。撮像素子は、例えば、CCD(charge coupled device)型イメージセンサ、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)型イメージセンサ等により構成される。したがって、レンズ駆動装置10と、基板と、撮像素子との組み合わせによって、カメラモジュールが構成される。
レンズ駆動装置10は、レンズアセンブリ(バレル)を保持するための筒状部140を有するレンズホルダ14と、このレンズホルダ14に筒状部140の周囲に位置するように固定された駆動コイル16と、この駆動コイル16と対向する永久磁石(マグネット)18を備えたヨーク20と、レンズホルダ14の筒状部140の光軸O方向両側に設けられた一対の板バネ22、24を備える。
ここで、アクチュエータ・ベース12が固定部として働き、レンズホルダ14が可動部(被駆動部)として働き、駆動コイル16、永久磁石(マグネット)18、およびヨーク20がボイスコイルモータとして働く。そして、ヨーク20と永久磁石(マグネット)18との組み合わせが磁界発生部(磁界発生手段)として作用する。
一対の板バネ22、24は、レンズホルダ14を径方向に位置決めした状態で光軸O方向に変位可能に支持する。一対の板バネ22、24のうち、一方の板バネ22は上側板バネと呼ばれ、他方の板バネ24は下側板バネと呼ばれる。
また、前述したように、実際の使用状況においては、Z軸方向(光軸O方向)の上方向が前方向、Z軸方向(光軸O方向)の下方向が後方向となる。したがって、上側板バネ22は前側スプリングとも呼ばれ、下側板バネ24は後側スプリングとも呼ばれる。
図3に示されるように、ヨーク20は八角筒状をしている。すなわち、ヨーク20は、八角筒形状の外筒部202と、この外筒部202の上端(前端)に設けられた八角形のリング状端部204とを有する。
図2に示されるように、ヨーク20の外筒部202は、互いに対向する4つの長側辺202−1と、これら4つの長側辺間202−1に配置された4つの短側辺202−2とから成る。従って、駆動コイル16も、八角筒状のヨーク20の形状に合わせた、八角筒状をしている。すなわち、駆動コイル16は、4つの長辺部161と、これら4つの長辺部間に配置された4つの短辺部162とから成る。レンズホルダ14の筒状部140は、90°の角度間隔で、半径方向外側へ突出する4つの接触面140−1を持つ。これら4つの接触面140−1に、駆動コイル16の4つの長辺部161が接着される。すなわち、駆動コイル16は、4つの接触面140−1で接着されている。
一方、永久磁石(マグネット)18は、駆動コイル16の4つの長辺部161に対向する4つの長矩形状永久磁石182−1と、駆動コイル16の4つの短辺部162に対向する4つの短矩形形状永久磁石182−2とから構成される。4つの長矩形状永久磁石182−1は、ヨーク20の外筒部202の4つの長側辺202−1の内壁に配置され、4つの短矩形形状永久磁石182−2は、ヨーク20の外筒部202の4つの短側辺202−2の内壁に配置されている。とにかく、永久磁石18は、ヨーク20の八角筒形状の外筒部202の各側辺に配置された、8個の矩形状の永久磁石片182から成る。
図2に示されるように、ヨーク20の外筒部202の内周面に、駆動コイル16と間隔を置いて、永久磁石(マグネット)18が配置されている。
上述したように、図示の実施の形態では、駆動コイル16が八角筒状をしており、永久磁石(マグネット)18が8個の矩形状の永久磁石片182から構成されているので、永久磁石18を安価に製造できる。その結果、レンズ駆動装置10も安価になるという利点がある。
前側スプリング22はレンズホルダ14における光軸O方向前側に配置され、後側スプリング24はレンズホルダ14における光軸O方向後側に配置される。前側スプリング22と後側スプリング24とは、略同一構成をしている。すなわち、前側スプリング22は、レンズホルダ14に取り付けられた内周側端部222と、ヨーク20に取り付けられた外周側端部224とを有する。内周側端部222と外周側端部224との間には、3つの腕部226が設けられている。各腕部226は、内周側端部222と外周側端部224とを繋いでいる。
同様に、後側スプリング24は、レンズホルダ14に取り付けられた内周側端部242と、ヨーク20に取り付けられた外周側端部(図示せず)とを有する。内周側端部242と外周側端部とに間には、3つの腕部246が設けられている。各腕部246は、内周側端部242と外周側端部とを繋いでいる。
尚、内周側端部は内輪とも呼ばれ、外周側端部は外輪とも呼ばれる。
前側スプリング22の内周側端部222は、レンズホルダ14とストッパ26に挟持されて固定されている。換言すれば、ストッパ26は、前側スプリング22の内周側端部222を、レンズホルダ14との間で挟持するように、レンズホルダ14と嵌合する。一方、前側スプリング22の外周側端部224は、ヨーク20とカバー28との間に挟持され固定されている。
ストッパ26には、次に述べるような機能がある。すなわち、ストッパ26は、前側スプリング22の内周側端部222をレンズホルダ14にバラツキなく高精度に密着させる機能を持つ。これにより、VCM(ボイスコイルモータ)特性のバラツキを改善できる。また、ストッパ26は、前側スプリング22の接着強度を向上させる機能をもつ。これにより、レンズ駆動装置10の耐衝撃性を向上させている。さらに、ストッパ26は、レンズ駆動装置10の落下衝撃の際の前側スプリング22の変形を防止する機能を持つ。これによっても、レンズ駆動装置10の耐衝撃性を向上させている。また、ストッパ28は、レンズ駆動装置10の機械的ストロークを決める機能を持つ。
尚、後述するように、本実施の形態では、このストッパ26には、レンズホルダ14の回転防止機能も付加されている。
一方、後側スプリング24の外周側端部は、スペーサ30を介してヨーク20に固定されている。換言すれば、スペーサ30と後側スプリング24の外周側端部とは、ヨーク20とアクチュエータ・ベース12との間に挟持されて固定されている。後側スプリング24の内周側端部242は、レンズホルダ14の後端側に固定されている。
レンズホルダ14の筒状部140の内周壁には雌ネジ142が切られている。一方、図示しないが、レンズアセンブリ(バレル)の外周壁には、上記雌ネジ142に螺合される雄ネジが切られている。従って、レンズアセンブリ(バレル)をレンズホルダ14に装着するには、レンズアセンブリ(バレル)をレンズホルダ14の筒状部140に対して光軸O周りに回転して光軸O方向に沿って螺合することにより、レンズアセンブリ(バレル)をレンズホルダ14内に収容し、接着剤なとによって互いに接合する。
この際、レンズホルダ14が一緒に回転しまう恐れがあるが、後述するように、レンズホルダ14が回転するのは完全に防止される。
駆動コイル16に通電することで、永久磁石18の磁界と駆動コイル16に流れる電流による磁界との相互作用によって、レンズホルダ14(レンズアセンブリ)を光軸O方向に位置調整することが可能である。
後側スプリング24とアクチュエータ・ベース12との間には、シート状電極32が配置されている。このシート状電極32は、駆動コイル16に電力を供給するためのものである。
図示の実施の形態では、ストッパ26は、光軸Oに対して180°だけ回転させた2回回転対称な位置に設けられた2つのコ字形状の回転防止押え部262を持つ。これらコ字形状の回転防止押え部262は、レンズアセンブリをレンズホルダ14の筒状部140に装着する際に、レンズホルダ14が回転するのを完全に防止する回転防止部材として働く。すなわち、レンズアセンブリのレンズホルダ14の筒状部140への装着時に、2つのコ字形状の回転防止押え部262に治具(図示せず)を差し込み保持することで、レンズホルダ14が回転するのを完全に防止する。この際、ストッパ16とカバー28との間のクリアランスは確保(保持)される。
図4は、永久磁石片182の構成を示す斜視図である。図示の永久磁石片182は、矩形状の主マグネット部182Mと、この主マグネット部182Mをその長手方向の両端から挟んで設けられた一対の副マグネット部182Sとから構成される。主マグネット部182Mは、第1の磁束密度と第1のキュリー点(第1のキュリー温度)とを持つ。一対の副マグネット部182Sの各々は、第1の磁束密度より小さい第2の磁束密度と、第1のキュリー点(第1のキュリー温度)よりも高い第2のキュリー点(第2のキュリー温度)とを持つ。
主マグネット部182Mは、レンズ駆動用途なので駆動用マグネット部とも呼ばれる。一方、一対の副マグネット部182Sの各々は、主マグネット部182Mの高温環境下での熱減磁を防止するために用いられるので、熱減磁対策用マグネット部とも呼ばれる。
図5に、各種磁石の磁気特性(磁束密度Br[T]、キュリー点(キュリー温度)[℃]、推奨使用温度[℃])を示す。図5では、フェライト磁石、サマリウム・コバルト磁石(Sm−Co磁石)、アルニコ磁石、及びネオジム系磁石(Nd−Fe−B)の磁気特性を示している。
図5に示された各種磁石の中で、ネオジム系磁石(Nd−Fe−B)の磁束密度が一番大きいことが分かる。従って、図示の例では、ネオジム系磁石(Nd−Fe−B)を主マグネット部182Mとして使用している。しかしながら、図5に示された各種磁石の中で、ネオジム系磁石(Nd−Fe−B)のキュリー点(キュリー温度)が一番低いことが分かる。したがって、ネオジム系磁石(Nd−Fe−B)は、高温環境下において、その磁区方向の不安定状態に起因して、磁力の低下(熱減磁)が生じてしまう。
このようなネオジム系磁石(主マグネット部182M)の高温環境下での熱減磁)を防止するために、本実施の形態では、一対の副マグネット部182Sで、主マグネット部182Mの長手方向両端を挟んでいる。図示の例では、副マグネット部182Sとして、アルニコ磁石、サマリウム・コバルト磁石、およびフェライト磁石のグループから選択した磁石を使用する。図5から明らかなように、アルニコ磁石、サマリウム・コバルト磁石、およびフェライト磁石はいずれも、ネオジム系磁石の磁束密度より小さい磁束密度を持ち、ネオジム系磁石のキュリー点よりも高いキュリー点を持つことが分かる。
このように、主マグネット部(駆動用マグネット部)182Mを、その長手方向両端から一対の副マグネット部(熱減磁対策用マグネット部)182Sで挟み込むことにより、主マグネット部(駆動用マグネット部)182Mの磁区方向を、熱による影響に抗して、強く保つことが可能となる。
その結果、高温環境下でも磁気特性が劣化しない永久磁石片182を提供することができる。そのため、このような永久磁石片182を用いたレンズ駆動装置10は、その推力が妨げられるのを防止することができる。また、高温環境下でも、永久磁石片182の磁力の劣化が生じないので、リフロー対応のオートフォーカス対応カメラ付き携帯電話を製作することが可能となる。さらに、長時間、駆動コイル16に電流が流れる状況(長時間動画撮影時など)においても、カメラ付き携帯電話のオートフォーカスの高追従性が可能となる。
図6を参照して、本発明の第2の実施の形態によるレンズ駆動装置10Aについて説明する。図6はレンズ駆動装置10Aの概略断面図である。図示のレンズ駆動装置10Aにおいては、一対の板バネ22、24を、主マグネット部(駆動用マグネット部)182Mの長手方向両端で、一対の副マグネット部(熱減磁対策用マグネット部)182Sで挟み込んで固定している。
すなわち、図6に示すレンズ駆動装置10Aでは、永久磁石片182を、一対の板バネ22、24を固定する用途としても使用している。
図7は、図4に示した永久磁石片182の変形例182Aを示す正面図である。図4に示した永久磁石片182では、主マグネット部182Mをその長手方向の両端から一対の副マグネット部182Sで挟んでいるが、図7に示した永久磁石片182では、主マグネット部182Mをその厚み方向の両端から一対の副マグネット部182S’で挟んでいる。
このような構成の永久磁石片182Aにおいても、図4に示した永久磁石片182と同様に、主マグネット部182Mの高温環境下での熱減磁)を防止することができる。
以上、本発明についてその好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明の精神を逸脱しない範囲内で、種々の変形が当業者によって可能であるのは明らかである。例えば、上述した実施の形態では、駆動コイル16が八角筒状をしており、永久磁石18が8個の矩形状の永久磁石片182から構成されているが、一般に、駆動コイルはM(Mは4以上の偶数)角筒状をしており、永久磁石はM個の矩形状の永久磁石片から構成されてよい。
本発明の第1の実施の形態によるレンズ駆動装置の外観斜視図である。 図1に示したレンズ駆動装置の横断面図である。 図1に示したレンズ駆動装置の分解斜視図である。 永久磁石片の構成を示す斜視図である。 各種磁石の磁気特性(磁束密度Br[T]、キュリー点(キュリー温度)[℃]、推奨使用温度[℃])を示す図である。 本発明の第2の実施の形態によるレンズ駆動装置の概略断面図である。 図4に示した永久磁石片の変形例を示す正面図である。
符号の説明
10 レンズ駆動装置
12 アクチュエータ・ベース(固定部)
14 レンズホルダ(可動部)
140 筒状部
142 雌ネジ
16 駆動コイル
18 永久磁石
182、182A 永久磁石片
182M 主マグネット部(駆動用マグネット部)
182S 副マグネット部(熱減磁対策用マグネット部)
182S’ 副マグネット部(熱減磁対策用マグネット部)
20 ヨーク
22 前側スプリング(上側板バネ)
222 内周側端部(内輪)
224 外周側端部(外輪)
24 後側スプリング(下側板バネ)
242 内周側端部(内輪)
26 ストッパ
O 光軸

Claims (10)

  1. 固定部と、可動部と、前記固定部に対して前記可動部をリニアに駆動するボイスコイルモータとを備えた駆動装置であって、前記ボイスコイルモータは、ヨークとマグネットとから成る磁界発生部と、駆動コイルとから構成され、前記磁界発生部と前記駆動コイルの一方は前記固定部に取り付けられ、前記磁界発生部と前記駆動コイルの他方は前記可動部に取り付けられる、前記駆動装置において、
    前記マグネットは、主マグネット部と、該主マグネット部をその両端から挟んで設けられた一対の副マグネット部とから構成され、
    前記主マグネット部は、第1の磁束密度と第1のキュリー点とを持ち、
    前記一対の副マグネット部の各々は、前記第1の磁束密度より小さい第2の磁束密度と、前記第1のキュリー点よりも高い第2のキュリー点とを持つ、
    ことを特徴とする駆動装置。
  2. 前記一対の副マグネット部は、前記主マグネット部の長手方向の両端に設けられている、請求項1に記載の駆動装置。
  3. 前記一対の副マグネット部は、前記主マグネット部の厚さ方向の両端に設けられている、請求項1に記載の駆動装置。
  4. 前記主マグネット部は、ネオジム系磁石からなり、
    前記一対の副マグネット部の各々は、アルニコ磁石、サマリウム・コバルト磁石、およびフェライト磁石のグループから選択される、請求項1乃至3のいずれか1つに記載の駆動装置。
  5. レンズアセンブリを保持するための筒状部を有するレンズホルダと、該レンズホルダに前記筒状部の周囲に位置するように固定された駆動コイルと、該駆動コイルと対向する永久磁石を備えたヨークと、前記レンズホルダの筒状部の光軸方向両側に設けられ、前記レンズホルダを径方向に位置決めした状態で光軸方向に変位可能に支持する一対の板バネとを備え、前記一対の板バネの各々は、前記レンズホルダに取り付けられた内周側端部と前記ヨークに取り付けられた外周側端部とを有し、前記駆動コイルに通電することで、前記永久磁石の磁界と前記駆動コイルに流れる電流による磁界との相互作用によって、前記レンズホルダを光軸方向に位置調整可能なレンズ駆動装置において、
    前記駆動コイルはM(Mは4以上の偶数)角筒状をしており、前記永久磁石はM個の矩形状の永久磁石片から構成されており、
    前記M個の永久磁石片の各々は、主マグネット部と、該主マグネット部をその両端から挟んで設けられた一対の副マグネット部とから構成され、
    前記主マグネット部は、第1の磁束密度と第1のキュリー点とを持ち、
    前記一対の副マグネット部の各々は、前記第1の磁束密度より小さい第2の磁束密度と、前記第1のキュリー点よりも高い第2のキュリー点とを持つ、
    ことを特徴とするレンズ駆動装置。
  6. 前記Mが8に等しい、請求項5に記載のレンズ駆動装置。
  7. 前記一対の副マグネット部は、前記主マグネット部の長手方向の両端に設けられている、請求項5又は6に記載のレンズ駆動装置。
  8. 前記一対の板バネは、前記主マグネット部の長手方向両端で、前記一対の副マグネット部で挟み込んで固定されている、請求項7に記載のレンズ駆動装置。
  9. 前記一対の副マグネット部は、前記主マグネット部の厚さ方向の両端に設けられている、請求項5又は6に記載のレンズ駆動装置。
  10. 前記主マグネット部は、ネオジム系磁石からなり、
    前記一対の副マグネット部の各々は、アルニコ磁石、サマリウム・コバルト磁石、およびフェライト磁石のグループから選択される、請求項5乃至9のいずれか1つに記載のレンズ駆動装置。
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