JP2010090834A - 可変容量圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランク室圧力の昇圧感度を容易に最適な感度に調整可能な容量制御弁を備えた可変容量圧縮機を提供する。
【解決手段】吐出室とクランク室とを連通する通路を開閉する容量制御弁の開度調整によりクランク室の圧力を変化させてピストンのストロークを調整する可変容量圧縮機において、容量制御弁は、吐出室と連通する弁室と、弁孔と、弁孔を開閉する弁体と、吸入室と連通する感圧室と、感圧室に配設された感圧部材と、一端が感圧部材に連結され他端が弁体に連結されて感圧部材の変位に応答して弁体を駆動する感圧ロッドとを備えており、弁体には弁孔側よりクランク室圧力が弁体を開く方向に作用し、感圧ロッドには弁孔側よりクランク室圧力が弁体を閉じる方向に作用するとともに、感圧ロッドのクランク室圧力の受圧面積Srが、弁体のクランク室圧力の受圧面積Svよりも大きく設定されていることを特徴とする可変容量圧縮機。
【選択図】図2

Description

本発明は、可変容量圧縮機に関し、特に車輌空調装置の冷凍回路に用いて好適な可変容量圧縮機に関する。
吐出室とクランク室とを連通する給気通路を吸入圧力を感知して開閉する容量制御弁と、クランク室と吸入室とを連通する抽気通路に配置された絞りとを備え、容量制御弁の開度調整によりクランク室の圧力を変化させ、ピストンの往復運動のストロークを調整して吸入室からシリンダボアに吸入された冷媒を圧縮して吐出室に吐出する可変容量圧縮機が知られている(例えば、特許文献1)。
このような可変容量圧縮機が例えば車両用空調装置の冷凍回路に設けられ、冷媒の圧縮機として用いられている。抽気通路を通して絞りによって絞られた少量の冷媒ガスがクランク室から抽気されつつ、吐出室内の冷媒ガスが容量制御弁の開度調整により制御された量クランク室に導入されることにより、クランク室の圧力が目標圧力に制御され、それによって斜板要素の傾角制御を介してピストンのストロークが調整され、圧縮機の吐出容量が目標容量に制御される。
特開昭62−282182号公報
上記のような可変容量圧縮機においては、吸入圧力を感知する感圧部材(例えば、ダイアフラム)の変位に応答して容量制御弁の弁体が給気通路を開閉するが、吐出圧力が高い場合と、吐出圧力が低い場合とで、同じ弁開度でもクランク室への吐出ガス導入量が大きく異なるため、特にクランク室と吸入室とを連通する抽気通路に配置された絞りが開度固定である場合には、クランク室圧力の昇圧感度(つまり、吸入圧力の変化量に対するクランク室圧力の変化量)も大きく変化する。
特に、吐出圧力が高い場合、クランク室への吐出ガス導入量が増大するため、クランク室圧力の昇圧感度も増大する傾向となるが、クランク室圧力の昇圧感度が過剰に増大すると、吐出容量が過剰に減少し、上記弁体の動作が不安定となって、いわゆるハンティング現象を引き起こす場合がある。このようなハンティング現象が発生すると、例えばこの可変容量圧縮機を用いた車両用空調装置による空調制御において、車室内の温度変動が発生し、空調制御に悪影響があるばかりでなく、圧縮機のトルク変動を引き起こし、圧縮機の駆動源がエンジンである場合にはエンジン制御にも悪影響を及ぼすおそれがある。
そこで本発明の課題は、クランク室圧力の昇圧感度を容易に最適な感度に調整可能な容量制御弁を備えた可変容量圧縮機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る可変容量圧縮機は、内部に吐出室、吸入室、クランク室及びシリンダボアが区画形成されたハウジングと、前記シリンダボア内に挿入されたピストンと、前記ハウジング内に回転可能に支持された駆動軸と、前記駆動軸の回転を前記ピストンの往復運動に変換する傾角可変の斜板要素を含む運動変換機構と、前記吐出室と前記クランク室とを連通する給気通路を開閉する容量制御弁と、前記クランク室と前記吸入室とを連通する抽気通路に配置された絞り要素とを備え、前記容量制御弁の開度調整により前記クランク室の圧力を変化させて前記ピストンの往復運動のストロークを調整し、前記ピストンの往復運動により前記吸入室から前記シリンダボアに冷媒を吸入し吸入された冷媒を圧縮して前記吐出室に吐出する可変容量圧縮機において、
前記容量制御弁は、前記吐出室と連通する弁室と、一端が前記弁室と連通し、他端が前記クランク室と連通する弁孔と、前記弁室に面して前記弁孔の周囲に形成された弁座と、前記弁室に配設され、前記弁座に当接・離間して前記弁孔を開閉する弁体と、前記吸入室と連通する感圧室と、前記感圧室に配設され、前記吸入室の圧力に応答して変位する感圧部材と、一端が前記感圧部材に連結され、他端が前記弁孔側より前記弁体に連結されて、前記感圧部材の変位に応答して前記弁体を駆動する感圧ロッドと、を備え、
前記弁体には前記弁孔側より前記クランク室の圧力が前記弁体を開く方向に作用し、前記感圧ロッドには前記弁孔側より前記クランク室の圧力が前記弁体を閉じる方向に作用するとともに、前記感圧ロッドが前記クランク室の圧力を受ける受圧面積をSrとし、前記弁体が前記クランク室の圧力を受ける受圧面積をSvとしたとき、Sr>Svを満足するようにSrとSvが設定されていることを特徴とするものからなる。
このような本発明に係る可変容量圧縮機においては、弁体を閉じる方向に作用する、感圧ロッドのクランク室圧力を受ける受圧面積Srを、弁体を開く方向に作用する、弁体のクランク室圧力の受圧面積Svよりも大きく設定することにより、クランク室圧力は常に弁体を閉じる方向に作用することになる。このクランク室圧力が常に弁体を閉じる方向に作用するという状態は、吐出圧力が変化しても基本的に変化しないから、クランク室圧力の昇圧感度(つまり、吸入圧力の変化量に対するクランク室圧力の変化量)は、弁体を開閉させるための各部の受圧面積を適宜調整することにより変化させることが可能になり、該各部の受圧面積を適切に設定することにより、弁体の開閉動作の安定化(つまり、前述したようなハンティング現象を発生させない安定した動作)及び吸入圧力制御精度の向上を図ることが可能になる。そして、実際には、単に感圧ロッドのクランク室圧力の受圧面積を変更するだけで、他の部位を変更しなくても上記Sr>Svを満足させることが可能であるから、極めて容易にクランク室圧力の昇圧感度を調整することが可能となり、弁体の開閉状態を安定化させて安定な吐出容量制御状態を得ることが可能になる。
上記本発明に係る可変容量圧縮機においては、上記弁体には上記吐出室の圧力が弁体を閉じる方向に作用し、上記感圧部材が上記吸入室の圧力を受ける受圧面積をSbとしたとき、Sb+Sv>2Srを満足するようにSr、Sv及びSbが設定されている態様とすることができる。このような態様においては、特に、吐出室の圧力が弁体を閉じる方向に作用する容量制御弁構造の場合に、吸入圧力制御精度を向上することが可能になる。
また、上記本発明に係る可変容量圧縮機においては、上記容量制御弁は、さらに上記吸入室と連通する圧力室を備え、弁体の一端は上記弁座に当接・離間して上記弁孔を開閉し、弁体の他端は上記圧力室に配置されて、上記吸入室の圧力が弁体を閉じる方向に作用するように構成され、上記感圧部材が上記吸入室の圧力を受ける受圧面積をSbとし、弁体が上記吸入室の圧力を受ける受圧面積をSpとしたとき、Sb+Sp+Sv>2Srを満足するようにSr、Sv、Sp及びSbが設定されている態様とすることもできる。このような態様においては、特に、吸入室の圧力が弁体を閉じる方向に作用する容量制御弁構造の場合に、吸入圧力制御精度を向上することが可能になる。
が向上する。
また、上記後者の態様においては、Sp>Svを満足するようにSp及びSvが設定されていることが好ましい。これにより、吐出容量減少時に弁体が過度に開くことが抑制され、弁体の開閉動作をより安定化させることが可能になる。
さらに、上記抽気通路に配置された絞り要素は、開度調整可能な絞り要素とすることも可能であるが、開度固定のオリフィスである場合に本発明は特に有効である。すなわち、本発明では、本発明に係る構造を適用することにより、クランク室圧力の昇圧感度を容量制御弁のみにより容易に調整可能となるため、クランク室と吸入室とを連通する抽気通路に配置された絞り要素が開度固定のオリフィスである場合において、特に吐出ガス導入量が大きく変動した場合のクランク室圧力の昇圧感度の変動を小さく抑えることが可能になる。
本発明に係る可変容量圧縮機の構造は、容量制御弁の開度調整によりクランク室の圧力を変化させてピストンの往復運動のストロークを調整するようにしたあらゆる可変容量圧縮機に適用可能である。特に、車両用空調装置の冷凍回路に設けられる圧縮機からなる場合に好適なものであり、容量制御弁の弁体のハンティング現象を抑えることができることから、弁体の動作を安定化させて車室内の温度変動の発生を防止することができる。また、圧縮機のトルク変動の抑制も可能であるので、特に圧縮機駆動源がエンジンである場合、エンジン制御に悪影響を及ぼすことも防止できる。
本発明に係る可変容量圧縮機によれば、容量制御弁における感圧ロッドのクランク室圧力の受圧面積Srと弁体のクランク室圧力の受圧面積Svとの関係をSr>Svとすることにより、クランク室圧力の昇圧感度を容易に調整することが可能になり、弁体のハンティング現象の発生等を抑えて安定して目標とする容量制御を行うことが可能になる。特に、単に感圧ロッドのクランク室圧力の圧力受圧面積を変更することによりクランク室圧力の昇圧感度を容易に調整可能となり、弁体の開閉動作を安定化させて安定な吐出容量制御状態を得ることができる。
また、吐出室の圧力が弁体を閉じる方向に作用する容量制御弁構造においては、上記Sr及びSvと感圧部材の吸入室圧力の受圧面積Sbとの関係を、Sb+Sv>2Srを満足するように設定することにより、吸入圧力制御精度を向上することができる。
また、吸入室の圧力が弁体を閉じる方向に作用する容量制御弁構造においては、上記Sr、Sv及びSbと弁体の吸入室圧力の受圧面積Spとの関係を、Sb+Sp+Sv>2Srを満足するように設定することにより、吸入圧力制御精度を向上することができる。特に、Sp>Svを満足するように設定すれば、吐出容量減少時に弁体が過度に開くことが抑制され、弁体の開閉動作のさらなる安定化に寄与することができる。
本発明では、クランク室圧力の昇圧感度を容量制御弁のみにより容易に調整可能となるため、クランク室と吸入室とを連通する抽気通路に配置された絞り要素が開度固定のオリフィスである場合に、本発明は特に有効である。
以下に、本発明の望ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
〔第1実施形態〕
図1〜図4は、本発明の第1実施形態に係る可変容量圧縮機の縦断面図、それに用いられている容量制御弁の縦断面図、及びそれらの動作説明図を示している。
(1)可変容量圧縮機の構造(図1)
可変容量圧縮機100は、複数のシリンダボア101aを備えたシリンダーブロック101と、シリンダーブロック101の一端に設けられたフロントハウジング102と、シリンダーブロック101の他端にバルブプレート103を介して設けられたリアハウジング104とを備えており、これらは本発明で言うハウジングを構成している。
シリンダーブロック101と、フロントハウジング102とによって規定されるクランク室105内を横断して、駆動軸106が設けられ、その中心部の周囲には、斜板107が配置されている。斜板107は、駆動軸106に固着されたロータ108と連結部109を介して結合し、駆動軸106に沿ってその傾角が変化可能となっている。ロータ108と斜板107との間には斜板107をその最小傾角側に向けて付勢するコイルばね110が装着されており、また、斜板107を挟んで反対側には斜板107をその傾角を増大する方向に向けて付勢するコイルばね111が装着されている。
駆動軸106の一端は、フロントハウジング102の外側に突出したボス部102a内を貫通して、外側まで延在しており、図示しない電磁クラッチに連結されている。駆動軸106とボス部102aとの間には、軸封装置112が挿入され、圧縮機内部と外部とを遮断している。駆動軸106はラジアル方向及びスラスト方向にベアリング113、114、115、116で支持され、外部駆動源(例えば、車両のエンジン)からの動力が電磁クラッチを介して伝達されて回転可能となっている。
シリンダボア101a内には、ピストン117が往復動自在に挿入されており、ピストン117内側の一端のくぼみ117a内には、斜板107の外周部の周囲が収容され、斜板107の外周両側面に摺接する一対のシュー118を介して、ピストン117と斜板107とが互いに連動する構成となっている。したがって、駆動軸106の回転によりピストン117がシリンダボア101a内を往復動することが可能となり、これら一連の部材は、本発明で言う運動変換機構を構成している。
リアハウジング104には、吸入室119及び吐出室120が区画形成され、吸入室119は、シリンダボア101aとは、バルブプレート103に設けられた連通孔103a(吸入孔)、図示しない吸入弁を介して連通し、吐出室120は、シリンダボア101aとは、図示しない吐出弁、バルブプレート103に設けられた連通孔103b(吐出孔)を介して連通している。吸入室119は吸入ポート104aを介して空調装置システム側と接続され、吐出室120は吐出ポート104bを介して空調装置システム側と接続されている。
リアハウジング104には容量制御弁200が設けられている。容量制御弁200は吐出室120とクランク室105とを連通する給気通路121(121a、121b)の開度を調整し、クランク室105への吐出ガス導入量を制御する。また、クランク室105内の冷媒は、駆動軸106外周とベアリング115、116との隙間、空間122及び弁板103に形成された開度固定の固定オリフィス103cを経由した抽気通路を介して吸入室119に流れる。したがって、容量制御弁200によりクランク室105への吐出ガス導入量を調整してクランク室105の圧力を変化させることにより吐出容量を制御することができる。
(2)容量制御弁の構造(図2)
図2(A)に示すように、容量制御弁200は、バルブハウジング210と、弁体220と、感圧ロッド230と、感圧部材としてのベローズ組立体240と、ばね250と、ばねガイド260と、シール部材270、271及び272とから構成されている。
バルブハウジング210は、ベローズ組立体240を収容する部材210aと、感圧ロッド230を摺動可能に支持し弁体220が配置される部材210bとから構成され、部材210bが部材210aに圧入固定されている。部材210aと部材210bとで感圧室211が区画形成され、感圧室211は連通孔212及び連通路123(図1)を介して吸入室119と連通している。
部材210bには弁室213が形成され、弁室213の一方はばねガイド260に形成された連通孔261及び給気通路121aを介して吐出室120と連通し、弁室213の他方は、弁孔214、連通孔215及び給気通路121bを介してクランク室105と連通している。
弁室213には弁体220が配設され、弁体220は弁孔214の周囲に形成された弁座216に当接・離間して弁孔214を開閉する。ばね250の一端は弁体220に当接し、他端はばねガイド260に当接してばね250の付勢力により弁体220は閉弁方向に付勢されている。ばねガイド260は弁室213の周壁に圧入固定されている。
部材210bには感圧ロッド230を摺動可能に支持する挿通孔217が形成され、感圧ロッド230の外周と挿通孔217との隙間は極小に設定されて感圧室211と弁孔214とがほぼ気密に画成されている。
図2(B)に示すように、ベローズ組立体240は、ベローズ241と、ベローズ241の両端を閉塞する端部部材242と、感圧ロッド230の一端を受けるガイド部材243と、部材210aに位置決めされる位置決め部材244と、ベローズ241内部に配置され、ベローズ組立体240を伸張する方向に付勢する圧縮コイルばね245とから構成されている。このベローズ組立体240の内部は実質的に真空状態に保持されている。
ベローズ組立体240は感圧室211内に配設され、位置決め部材244が部材210aに形成された位置決め孔218に嵌合固定されている。また、ガイド部材243は感圧ロッド230の一端を受けており、感圧ロッド230の他端は弁孔214側より弁体220に当接するため、ベローズ組立体240の伸縮に応じて弁体220が弁孔214を開閉する。
シール部材270は大気側と吸入室119の圧力が作用する領域との気密を確保しており、シール部材271は吸入室119の圧力が作用する領域とクランク室105の圧力が作用する領域との気密を確保しており、さらにシール部材272はクランク室105の圧力が作用する領域と吐出室120の圧力が作用する領域との気密を確保している。
(3)容量制御弁の特性
弁体220には閉弁方向に吐出室120の圧力(以下、吐出圧力Pdと呼ぶ)、開弁方向にクランク室105の圧力(以下、クランク室圧力Pcと呼ぶ)が作用し、感圧ロッド230には閉弁方向にクランク室圧力Pcが作用し、開弁方向に吸入室119の圧力(以下、吸入圧力Psと呼ぶ)が作用している。また、ベローズ組立体240には閉弁方向に吸入圧力Psが作用している。
ここで弁座216は弁孔214の開口端部のエッジ部であるため、弁体220に作用するクランク室圧力Pcの受圧面積Svは弁孔214の断面積とほぼ等しい。また、感圧ロッド230に作用するクランク室圧力Pcの受圧面積Srは挿通孔217に支持されている領域の感圧ロッド230の断面積であり、Sr>Svに設定されている。これによりクランク室圧力Pcは常に弁体220を閉じる方向に作用する。ベローズ組立体240の伸縮方向に作用する吸入圧力Psの受圧面積(有効面積)をSb,ばね250の付勢力をfs、ベローズ組立体240の付勢力をFbとすれば、弁体220に作用する力は以下の数式〔数1〕(式(1)と式(2)を含む)で表すことができる。
Figure 2010090834
上記〔数1〕における各記号の表す意味は以下の通りである。
Ps:吸入圧力
Pc:クランク室圧力
Pd:吐出圧力
Sv:弁体に作用するクランク室圧力の受圧面積
Sr:感圧ロッドに作用するクランク室圧力の受圧面積
Sb:ベローズの伸縮方向に作用する吸入圧力の受圧面積(有効面積)
fs:ばね250の付勢力
Fb:ベローズ組立体240の付勢力
上記〔数1〕における式(2)において、Pdを一定とした場合、PcはPsの一次関数となり、PcはPsが上昇すると低下し、逆にPsが低下すると上昇する特性を持ち、その傾きは(Sb−Sr)/(Sr−Sv)で決定される。つまり、Psの係数(Sb−Sr)/(Sr−Sv)はPs変化に対するPc変化の感度である。
例えば図3の(A)、(B)、(C)に示すように、(Sb−Sr)/(Sr−Sv)の大きさにより、吸入圧力Psが変化したときのクランク室圧力Pcの感度が変化する。Sb、Sv、Srは各圧力の受圧面積であるから、各受圧面積を調整することにより吸入圧力Psが変化したときのクランク室圧力Pcの感度を調整可能となる。
ここで、(Sb−Sr)/(Sr−Sv)=1、つまりSb+Sv=2Srとすれば吸入圧力Psの変化量とクランク室圧力Pcの変化量が同等となり、(Sb−Sr)/(Sr−Sv)>1とすれば吸入圧力Psの変化量に対するクランク室圧力Pcの変化量が増大し、また、(Sb−Sr)/(Sr−Sv)<1とすれば吸入圧力Psの変化量に対するクランク室圧力Pcの変化量が減少する。
したがって、(Sb−Sr)/(Sr−Sv)>1、つまりSb+Sv>2Srを満足するように、Sb、Sr、Svを設定すれば、吸入圧力Psを精度良く制御することができる。
このようにSr>Svとすれば、クランク室圧力Pcが弁体220を閉じる方向に作用し、その結果〔数1〕に示すように、吸入圧力Psが変化したときのクランク室圧力Pcの感度をSb、Sr、Svを適宜調整することにより変化させることが可能となり、弁体220の開閉状態の安定化及び吸入圧力制御精度の向上が図れる。
なお、上述の説明はPd=一定としたが、式(2)よりPcをPsの一次関数としたとき、Pdはパラメータに過ぎず、Pdが変化しても上述の説明に変化はない。つまり、Sr>Svとすることにより、上記の作用、効果が得られる。
(4)可変容量圧縮機の容量制御動作
式(2)を変形すると式(3)(下記〔数2〕)になる。式(3)は容量制御弁200の吸入圧力制御特性を示しており、図4に示すように、吐出圧力Pdが上昇すると制御する吸入圧力Psを少し低下させて補正するような特性としてある。
Figure 2010090834
可変容量圧縮機100が作動していない状態では、冷媒圧力はバランスしており、例えば外気温度が高ければ、吸入圧力Psは式(3)よりも著しく高くなっている。この場合、ベローズ組立体240は吸入圧力Psの力により収縮し、これにより弁体220は弁孔214を閉じている。
この状態から可変容量圧縮機100を起動すると、吐出ガスがクランク室105に導入されないため、クランク室105内の冷媒ガス(ブローバイガス)は抽気通路を介して吸入室119に流出し、クランク室圧力Pcが吸入圧力Psと同等となり、その結果斜板107の傾角が増大してピストンストロークが最大に維持される。
可変容量圧縮機100の作動により吸入圧力Psが徐々に低下すると、ベローズ組立体240が伸長し、吸入圧力Psが式(3)の特性に到達すると、感圧ロッド230が弁体220を押し上げて弁孔214が開放され、その結果吐出ガスがクランク室105に導入される。
抽気通路の固定オリフィス103cによりクランク室105から吸入室119に流出する冷媒は制限されるため、クランク室圧力Pcが上昇し、これにより斜板107の傾角が減少してピストンストロークが減少する。
なお、クランク室圧力Pcの上昇の程度、つまり吸入圧力Psの変化量に対するクランク室圧力Pcの変化量は、Sb、Sr、Svの設定(Sb+Sv>2Sr)により適切に調整されている。
ピストンストロークが減少すると吸入圧力Psが上昇しようとするが、吸入圧力Psが上昇するとベローズ組立体240が収縮しようとするため、弁体220は閉じる方向に変位する。これによりクランク室105に導入される吐出ガス量が減少し、クランク室圧力Pcが低下するため、ピストンストロークの減少が止まり、弁体220が所定開度に維持される。
何らかの外乱により吸入圧力Psが低下すれば、再びベローズ組立体240が伸長して弁体220を押し上げ、クランク室105に導入される吐出ガス量が増大されてクランク室圧力Pcが上昇し、これにより斜板107の傾角が減少してピストンストロークが減少する。
このような動作により吸入圧力Psが上記式(3)の吸入圧力制御特性に近づくようにピストンストロークが制御される。
このように、本発明によれば、上記式(2)からわかるように、単に感圧ロッド230の断面積Srのみ変更すれば、吸入圧力Psの変化量に対するクランク室圧力Pcの変化量を変化させることができる。したがって、流量特性に影響する弁孔214の断面積Svやベローズ組立体240の伸縮方向に作用する吸入圧力の受圧面積(有効面積)Sbといった、容量制御弁の基本構造にかかわる主要要素の設計変更をしなくても、吸入圧力Psの変化量に対するクランク室圧力Pcの変化量を変化させることができ、種々の可変容量圧縮機に合わせて容易に容量制御弁のクランク室圧力昇圧感度の最適化が図れる。これにより、容量制御弁に各種仕様が要求される場合にあっても、容量制御弁の主要要素の共通化を図ることができる。
〔第2実施形態〕
図5は、本発明の第2の実施形態における容量制御弁300を示している。
この第2の実施形態において前述の第1実施形態と基本的に異なる部分は、図2の容量制御弁200では弁体を閉じる方向に吐出圧力Pdが作用していたが、図5の容量制御弁300では弁体を閉じる方向に吸入圧力Psが作用し、弁体には吐出圧力Pdは作用しない構造であること、また、弁体に電磁力を作用させるいわゆる外部制御方式による容量制御弁であることである。
容量制御弁の構造:
図5を参照すると、容量制御弁300は、バルブハウジング301に形成された感圧室302に配設され、連通孔301a及び連通路123を介して吸入圧力を受圧し、内部を真空にしてばねを配置した感圧部材として機能するベローズ組立体303と、このベローズ組立体303にその一端が当接し、バルブハウジング301に摺動可能に支持された感圧ロッド304と、この感圧ロッド304と一体形成されて、他端側が固定コア305の支持孔305aに摺動可能に支持され、弁室306に配設されてベローズ組立体303の伸縮に応じて弁孔301bを開閉する弁体304aと、弁体304aの他端側の面に一端が当接し、他端に固定コア305と所定の隙間を有して対向配置された可動コア307が固定されたソレノイドロッド308と、可動コア307を閉弁方向に押圧するばね309と、可動コア307外周部を摺動可能に支持し、固定コア305を内挿してソレノイドケース310に固定された非磁性体のスリーブ311と、スリーブ311の外周かつソレノイドケース310内部に配置され、電磁力を発生させるコイル312から構成されている。なお、ソレノイドは、固定コア305と、可動コア307と、ソレノイドロッド308と、スリーブ311と、ソレノイドケース310と、電磁コイル312で構成される。
さらに、ベローズ組立体303の感圧ロッド304とは反対側の端部は、ベローズガイド313により支持され、このベローズガイド313は、圧力設定部材314に摺動可能に支持されている。また、圧力設定部材314とベローズガイド313の間にはベローズ組立体303を開弁方向に押圧する強制開放バネ315が配置されている。圧力設定部材314は、容量制御弁300が所定の圧力設定になるようにバルブハウジング301へ圧入固定される。
弁室306は連通孔301cにより吐出室120と連通している。弁孔301bは連通孔301dによりクランク室105と連通している。したがって、連通孔301c、弁室306、弁孔301b、連通孔301dは給気通路121の一部を構成している。
可動コア307と、ソレノイドロッド308及び弁体304aの他端側の面が配置されているスリーブ311内部の空間は、連通孔301eにより感圧室302と連通している。したがって、弁体304aの一端側の面(弁孔301b側)にはクランク室圧力Pcが作用し、弁体304aの他端側の面には吸入圧力Psが作用している。
弁孔301bの断面積Svより支持孔305aに支持される弁体304aの断面積Spは僅かに大きく設定されているため、弁体304aの開弁方向に弁室306内の吐出圧力Pdの力が僅かに作用している。また、感圧ロッド304の断面積Srは、弁孔301bの断面積Svより大きく設定され、弁体を閉じる方向にクランク室圧力Pcが作用している。
したがって、容量制御弁300の弁体304aに作用する力は以下の数式〔数3〕(式(4)、式(5)を含む)で表すことができる。
Figure 2010090834
上記数3における各記号の表す意味は以下の通りである。
Ps:吸入圧力
Pc:クランク室圧力
Pd:吐出圧力
Sv:弁体に作用するクランク室圧力の受圧面積
Sp:弁体に作用する吸入圧力の受圧面積
Sr:感圧ロッドに作用するクランク室圧力の受圧面積
Sb:ベローズの伸縮方向に作用する吸入圧力の受圧面積(有効面積)
fs1:ばね309の付勢力
fs2:ばね315の付勢力
Fb:ベローズ組立体303の付勢力
F(I):ソレノイドの電磁力
上記式(5)において、Pd及びF(I)を一定とした場合、PcはPsの一次関数となり、PcはPsが上昇すると低下し、逆にPsが低下すると上昇する特性を持ち、その傾きは(Sb+Sp−Sr)/(Sr−Sv)で決定される。つまり、Psの係数(Sb+Sp−Sr)/(Sr−Sv)は、Ps変化に対するPc変化の感度である。
Sb、Sv、Sp、Srは各圧力の受圧面積であるから、各受圧面積を調整することにより吸入圧力Psが変化したときのクランク室圧力Pcの感度を調整できる。
ここで、(Sb+Sp−Sr)/(Sr−Sv)=1、つまりSb+Sp+Sv=2Srとすれば、吸入圧力Psの変化量とクランク室圧力Pcの変化量が同等となり、(Sb+Sp−Sr)/(Sr−Sv)>1とすれば吸入圧力Psの変化量に対するクランク室圧力Pcの変化量が増大し、また(Sb+Sp−Sr)/(Sr−Sv)<1とすれば吸入圧力Psの変化量に対するクランク室圧力Pcの変化量が減少する。したがって、(Sb+Sp−Sr)/(Sr−Sv)>1、つまりSb+Sp+Sv>2Srを満足するように、Sb、Sp、Sr、Svを設定すれば、吸入圧力Psを精度良く制御することができる。
このようにSr>Svとすれば、クランク室圧力Pcが弁体304aを閉じる方向に作用し、その結果〔数3〕に示すように、吸入圧力Psが変化したときのクランク室圧力Pcの感度をSb、Sp、Sr、Svを適宜調整することにより変化させることが可能となり、弁体304aの開閉状態の安定化及び吸入圧力制御精度の向上が図れる。
さらに容量制御弁300ではSpをSvより僅かに大きく設定している。例えば弁体304aの開度が増大してクランク室圧力Pcが上昇すれば吐出容量が減少するが、吐出容量減少に伴って吐出圧力Pdが低下することになる。Sp>Svに設定して吐出圧力Pdが開弁方向に作用するようにしておけば、吐出容量減少時においては、弁体304aに作用する吐出圧力Pdによる開弁方向の力が減少するので、弁体304aを過度に開くことを抑制する効果があり、弁体304aの開閉状態の安定化に寄与する。
上述の説明ではPd及びF(I)一定としたが、上記式(5)よりPcをPsの一次関数としたとき、Pd及びF(I)はパラメータに過ぎず、PdやF(I)が変化しても前述の説明に変化はない。
なお、上記式(5)を変形すれば式(6)(以下の〔数4〕)が得られる。式(6)は容量制御弁300の吸入圧力制御特性であり、図6に示すようにソレノイド(電磁コイル)の電流が増加するに従い制御吸入圧力が低下する特性となっている。
Figure 2010090834
上記各実施形態ではベローズ組立体内部を真空圧としたが、ベローズ組立体内部は大気圧であってもよい。また、感圧部材としては、ダイアフラムを用いてもよい。また、図2に示した容量制御弁は機械式制御弁であるが、これにソレノイドを付加して弁体に電磁力を作用させる外部制御式容量制御弁としてもよい。また、図5に示した容量制御弁ではSp>Svとしたが、Sp=SvあるいはSp<Svとしてもよい。
また、本発明は、揺動板式可変容量圧縮機やモータで駆動される可変容量圧縮機にも使用でき、また、電磁クラッチを装備した可変容量圧縮機、クラッチレス圧縮機の何れにも使用できる。また、抽気通路の絞り要素として、上述の開度固定のオリフィスの他に、流量可変の絞りや、弁体で開閉制御する構造を採用することも可能である。
さらに、本発明は、冷媒として現状のR134aに代えて、新冷媒(例えば、地球温暖化防止のために最近公表された冷媒)を使用する可変容量圧縮機にも適用できる。
本発明は、容量制御弁の開度調整によりクランク室の圧力を変化させてピストンのストロークを調整するようにしたあらゆる可変容量圧縮機に適用可能であり、特に、車両用空調装置の冷凍回路に設けられる可変容量圧縮機に好適なものである。
本発明の第1実施形態に係る可変容量圧縮機の縦断面図である。 図1の圧縮機における容量制御弁の縦断面図(A)、及びその容量制御弁の部分拡大縦断面図(B)である。 図2の容量制御弁の各条件時の動作を示す吸入圧力とクランク室圧力との関係図である。 図2の容量制御弁による制御特性の一例を示す吐出圧力と吸入圧力との関係図である。 本発明の第2実施形態に係る可変容量圧縮機における容量制御弁の縦断面図である。 図5の容量制御弁による制御特性の一例を示す電磁コイルの電流と制御吸入圧力との関係図である。
符号の説明
100 可変容量圧縮機
101 シリンダーブロック
101a シリンダボア
102 フロントハウジング
102a ボス部
103 バルブプレート
103a、103b 連通孔
103c 固定オリフィス
104 リアハウジング
104a 吸入ポート
104b 吐出ポート
105 クランク室
106 駆動軸
107 斜板
108 ロータ
109 連結部
110、111 コイルばね
112 軸封装置
113、114、115、116 ベアリング
117 ピストン
118 シュー
119 吸入室
120 吐出室
121、121a、121b 給気通路
122 空間
123 連通路
200 容量制御弁
210 バルブハウジング
210a、210b バルブハウジング構成部材
211 感圧室
212 連通孔
213 弁室
214 弁孔
215 連通孔
216 弁座
217 挿通孔
218 位置決め孔
220 弁体
230 感圧ロッド
240 感圧部材としてのベローズ組立体
241 ベローズ
242 端部部材
243 ガイド部材
244 位置決め部材
245 圧縮コイルばね
250 ばね
260 ばねガイド
261 連通孔
270、271、272 シール部材
300 容量制御弁
301 バルブハウジング
301a、301c、301d、301e 連通孔
301b 弁孔
302 感圧室
303 ベローズ組立体
304 感圧ロッド
304a 弁体
305 固定コア
305a 支持孔
306 弁室
307 可動コア
308 ソレノイドロッド
309 ばね
310 ソレノイドケース
311 非磁性体のスリーブ
312 電磁コイル
313 ベローズガイド
314 圧力設定部材
315 強制開放バネ

Claims (6)

  1. 内部に吐出室、吸入室、クランク室及びシリンダボアが区画形成されたハウジングと、前記シリンダボア内に挿入されたピストンと、前記ハウジング内に回転可能に支持された駆動軸と、前記駆動軸の回転を前記ピストンの往復運動に変換する傾角可変の斜板要素を含む運動変換機構と、前記吐出室と前記クランク室とを連通する給気通路を開閉する容量制御弁と、前記クランク室と前記吸入室とを連通する抽気通路に配置された絞り要素とを備え、前記容量制御弁の開度調整により前記クランク室の圧力を変化させて前記ピストンの往復運動のストロークを調整し、前記ピストンの往復運動により前記吸入室から前記シリンダボアに冷媒を吸入し吸入された冷媒を圧縮して前記吐出室に吐出する可変容量圧縮機において、
    前記容量制御弁は、前記吐出室と連通する弁室と、一端が前記弁室と連通し、他端が前記クランク室と連通する弁孔と、前記弁室に面して前記弁孔の周囲に形成された弁座と、前記弁室に配設され、前記弁座に当接・離間して前記弁孔を開閉する弁体と、前記吸入室と連通する感圧室と、前記感圧室に配設され、前記吸入室の圧力に応答して変位する感圧部材と、一端が前記感圧部材に連結され、他端が前記弁孔側より前記弁体に連結されて、前記感圧部材の変位に応答して前記弁体を駆動する感圧ロッドと、を備え、
    前記弁体には前記弁孔側より前記クランク室の圧力が前記弁体を開く方向に作用し、前記感圧ロッドには前記弁孔側より前記クランク室の圧力が前記弁体を閉じる方向に作用するとともに、前記感圧ロッドが前記クランク室の圧力を受ける受圧面積をSrとし、前記弁体が前記クランク室の圧力を受ける受圧面積をSvとしたとき、Sr>Svを満足するようにSrとSvが設定されていることを特徴とする可変容量圧縮機。
  2. 前記弁体には前記吐出室の圧力が前記弁体を閉じる方向に作用し、前記感圧部材が前記吸入室の圧力を受ける受圧面積をSbとしたとき、Sb+Sv>2Srを満足するようにSr、Sv及びSbが設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の可変容量圧縮機。
  3. 前記容量制御弁は、さらに前記吸入室と連通する圧力室を備え、前記弁体の一端は前記弁座に当接・離間して前記弁孔を開閉し、前記弁体の他端は前記圧力室に配置されて、前記吸入室の圧力が前記弁体を閉じる方向に作用するように構成され、前記感圧部材が前記吸入室の圧力を受ける受圧面積をSbとし、前記弁体が前記吸入室の圧力を受ける受圧面積をSpとしたとき、Sb+Sp+Sv>2Srを満足するようにSr、Sv、Sp及びSbが設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の可変容量圧縮機。
  4. Sp>Svを満足するようにSp及びSvが設定されていることを特徴とする、請求項3に記載の可変容量圧縮機。
  5. 前記抽気通路に配置された絞り要素は開度固定のオリフィスであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の可変容量圧縮機。
  6. 車両用空調装置の冷凍回路に設けられる圧縮機からなる、請求項1〜5のいずれかに記載の可変容量圧縮機。
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