JP2010090712A - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents

内燃機関の排気浄化装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010090712A
JP2010090712A JP2008258331A JP2008258331A JP2010090712A JP 2010090712 A JP2010090712 A JP 2010090712A JP 2008258331 A JP2008258331 A JP 2008258331A JP 2008258331 A JP2008258331 A JP 2008258331A JP 2010090712 A JP2010090712 A JP 2010090712A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dpf
internal combustion
combustion engine
exhaust
exhaust gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008258331A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Hayashi
孝太郎 林
Gao Watabe
雅王 渡部
Hiroyuki Matsubara
宏幸 松原
Yohei Kinoshita
洋平 木下
Rui Imoto
瑠伊 井元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2008258331A priority Critical patent/JP2010090712A/ja
Publication of JP2010090712A publication Critical patent/JP2010090712A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関し、少ない活性酸素使用量で優れた排気浄化性能を得ることを目的とする。
【解決手段】本発明の内燃機関の排気浄化装置は、内燃機関10の排気通路15に配置され、排気ガスを浄化するDPF21(排気浄化器)と、DPF21にオゾンを供給するオゾン供給装置34と、DPF21へオゾンを供給する必要性を判定する活性酸素要求判定手段と、DPF21の温度を取得する温度取得手段と、DPF21へのオゾンの供給が必要であると判定され、且つ、DPF21の温度が所定温度より高い場合に、DPF21を冷却する冷却手段と、冷却手段によりDPF21が冷却された後に、オゾン供給装置34によるDPF21へのオゾンの供給を許可する供給制御手段と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関の排気浄化装置に関する。
内燃機関の排気浄化器の浄化率を向上するために、排気通路内にオゾン等の活性酸素を供給する技術が知られている。例えば、特開2005−105925号公報の段落0072〜0079および図12には、オゾン発生装置と、発生したオゾンを排気管の途中に注入するオゾン注入ノズルとを備えた排気ガス処理装置が開示されている。この公報の段落0075には、オゾン注入ノズルの位置での排気ガス温度が400℃以下となるように、オゾン注入ノズルまでの排気管長さを決めるとよい、と記載されている。
特開2005−105925号公報 特開2007−177669号公報 特開2005−233161号公報
オゾンは、温度が高くなるにつれて自己分解し易くなる。上記従来の技術では、オゾン注入ノズルの位置での排気ガス温度が400℃以下となるように排気管長さを決めると記されているが、排気管長さを長くしたとしても、内燃機関が高負荷運転された場合には、オゾン注入ノズルの位置での温度は400℃以上になる。400℃でのオゾン分解率は、100%近い。すなわち、上記従来の技術では、内燃機関の運転状態によっては、注入したオゾンの多くが分解してしまう。このため、オゾンを大量に注入しなければならないので、オゾン生成装置の大型化が必要となるとともに、オゾン生成のための消費電力も増大する。その結果、燃費の悪化を招来する。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、少ない活性酸素使用量で優れた排気浄化性能が得られる内燃機関の排気浄化装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、上記の目的を達成するため、内燃機関の排気浄化装置であって、
内燃機関の排気通路に配置され、排気ガスを浄化する排気浄化器と、
前記排気浄化器に活性酸素を供給する活性酸素供給装置と、
前記排気浄化器へ活性酸素を供給する必要性を判定する活性酸素要求判定手段と、
前記排気浄化器の温度を取得する温度取得手段と、
前記排気浄化器への活性酸素の供給が必要であると判定され、且つ、前記排気浄化器の温度が所定温度より高い場合に、前記排気浄化器を冷却する冷却手段と、
前記冷却手段により前記排気浄化器が冷却された後に、前記活性酸素供給装置による前記排気浄化器への活性酸素の供給を許可する供給制御手段と、
を備えることを特徴とする。
また、第2の発明は、第1の発明において、
前記冷却手段は、前記内燃機関を燃料カット状態で外力により空転させることにより前記排気通路に空気を送り込み、その空気によって前記排気浄化器を冷却することを特徴とする。
また、第3の発明は、第1の発明において、
前記内燃機関と電動機とを含むハイブリッドシステムを備え、
前記冷却手段は、前記内燃機関が停止しているときに前記電動機によって前記内燃機関を空転させ、前記排気通路に空気を送り込むことにより、前記排気浄化器を冷却することを特徴とする。
また、第4の発明は、第1の発明において、
前記冷却手段は、車両の減速時に前記車両の運動エネルギーによって前記内燃機関を燃料カット状態で空転させることにより前記排気通路に空気を送り込み、その空気によって前記排気浄化器を冷却することを特徴とする。
また、第5の発明は、第1乃至第4の発明の何れかにおいて、
前記活性酸素供給装置は、エアーポンプと、前記エアーポンプにより送出される空気を原料として活性酸素を生成する活性酸素生成装置と、前記活性酸素生成装置を出たガスを前記排気浄化器に供給するノズルとを有し、
前記冷却手段は、前記活性酸素生成装置を作動させずに前記エアーポンプを作動させ、前記排気浄化器に空気を送り込むことにより、前記排気浄化器を冷却することを特徴とする。
第1の発明によれば、排気浄化器へ活性酸素を供給する際に、排気浄化器の温度が所定温度より高い場合には、排気浄化器を冷却し、排気浄化器の温度を下げた後に、活性酸素を供給することができる。これにより、供給した活性酸素が熱によって自己分解して無駄になってしまうことを確実に抑制することができ、活性酸素を高効率に活用することができる。すなわち、比較的少量の活性酸素で確実に浄化性能を高めることができる。よって、活性酸素供給装置を小型化することができる。また、活性酸素の生成に消費される電力を低減することができるので、燃費改善に寄与する。
第2の発明によれば、内燃機関を燃料カット状態で外力により空転させることにより排気通路に空気を送り込み、その空気によって排気浄化器を冷却することができる。すなわち、内燃機関をエアーポンプとして機能させ、排気浄化器に空気を流通させることにより、排気浄化器を冷却することができる。このため、排気浄化器を冷却するための特別な機構を設ける必要はない。よって、重量の増大や製造コストの増大を防止することができる。
第3の発明によれば、内燃機関が停止しているときに、ハイブリッドシステムの電動機によって内燃機関を空転させ、排気通路に空気を送り込むことにより、排気浄化器を冷却することができる。すなわち、内燃機関をエアーポンプとして機能させ、排気浄化器に空気を流通させることにより、排気浄化器を冷却することができる。このため、排気浄化器を冷却するための特別な機構を設ける必要はない。よって、重量の増大や製造コストの増大を防止することができる。
第4の発明によれば、車両の減速時に車両の運動エネルギーによって内燃機関を燃料カット状態で空転させることにより排気通路に空気を送り込み、その空気によって排気浄化器を冷却することができる。すなわち、内燃機関をエアーポンプとして機能させ、排気浄化器に空気を流通させることにより、排気浄化器を冷却することができる。このため、排気浄化器を冷却するための特別な機構を設ける必要はない。よって、重量の増大や製造コストの増大を防止することができる。また、電力を消費せずに排気浄化器を冷却することができる。
第5の発明によれば、活性酸素供給装置が備えるエアーポンプによって排気浄化器に空気を送り込むことにより、排気浄化器を冷却することができる。このため、排気浄化器を冷却するための特別な機構を設ける必要はない。よって、重量の増大や製造コストの増大を防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
[システム構成の説明]
図1は、本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。図1に示すように、本実施形態のシステムは、内燃機関10を備えている。図示の内燃機関10は、直列4気筒の圧縮着火式内燃機関であるが、本発明では、内燃機関の気筒数および気筒配置はこれに限定されるものではない。また、本発明は、火花点火式の内燃機関にも適用可能である。なお、図1においては、便宜上、内燃機関10の大きさに対し、排気通路の大きさを誇張して描いている。
本実施形態の内燃機関10は、ターボチャージャ19を備えている。ターボチャージャ19のコンプレッサにより圧縮された吸入空気は、吸気マニホールド11を介して各気筒に流入する。ターボチャージャ19のコンプレッサと、吸気マニホールド11との間には、スロットル弁13が設置されている。
内燃機関10の各気筒には、それぞれ、燃料を筒内に直接に噴射する燃料インジェクタ14が設けられている。各燃料インジェクタ14には、コモンレール18に蓄えられた高圧の燃料が供給される。図示しない燃料タンク内の燃料は、サプライポンプ17により加圧され、コモンレール18に供給される。
内燃機関10の各気筒から排出される排気ガスは、排気マニホールド12を通って、ターボチャージャ19のタービンに流入する。ターボチャージャ19のタービンを通過した排気ガスは、排気通路15を流れる。排気通路15には、DPF(Diesel Particulate Filter)21が設置されている。このDPF21は、排気ガスに含まれる粒子状物質(Particulate Matter)を捕集する機能を有するフィルターである。
本実施形態のDPF21は、ウォールフロータイプのものである。すなわち、このDPF21は、例えばコージェライト等の多孔質セラミックからなるハニカム構造体である。このハニカム構造体では、上流端が封止されたセルと下流端が封止されたセルとが交互に配列されている。排気ガスは、まず、下流端が封止されたセルに流入する。そして、それらのセルの壁に形成された多数の微細孔を通過して、隣接したセル(つまり上流端が封止されたセル)に移動した後、DPF21の下流へ出てゆく。このようなDPF21では、排気ガスが各セルの壁を透過する際に、上記微細孔に粒子状物質(以下、「PM」と称する)が捕集される。
DPF21の上流側には、オゾン供給ノズル22が設置されている。オゾン供給ノズル22には、オゾンを噴射する複数の噴孔が設けられている。図示の構成では、オゾン供給ノズル22は、DPF21を収容するケーシング23の内部であって、DPF21の前方側(上流側)に配置されている。
オゾン供給ノズル22には、オゾン供給通路24を介して、オゾン生成器25が接続されている。オゾン生成器25は、高電圧を印加可能な放電管を備えている。このオゾン生成器25は、電源26により駆動される。オゾン生成器25には、エアーポンプ27が接続されている。エアー取入れ口28から取り入れられた空気(外気)は、エアーポンプ27により、オゾン生成器25に送り込まれる。オゾン生成器25内では、高圧放電により、空気中の酸素からオゾン(O3)が生成される。生成したオゾンは、オゾン供給通路24を通ってオゾン供給ノズル22に送られ、オゾン供給ノズル22によってDPF21の上流側に噴射される。オゾン供給通路24の途中には、逆止弁29が設置されている。本実施形態では、以上のような構成により、オゾン供給装置34が実現されている。
本実施形態のシステムは、DPF21の上流側の圧力と下流側の圧力との差圧ΔPを検出する差圧センサ30を備えている。DPF21のPMの蓄積量が増加するほど、DPF21の圧力損失が増大するので、差圧ΔPが大きくなる。つまり、PMの蓄積量と差圧ΔPとは、相関する。よって、差圧ΔPに基づいて、PMの蓄積量(蓄積度合い)を判定することができる。
また、本実施形態のシステムは、DPF21の入口における排気ガス温度を検出する温度センサ31と、DPF21の出口における排気ガス温度を検出する温度センサ32とを更に備えている。
本実施形態のシステムは、ECU(Electronic Control Unit)50を更に備えている。ECU50には、前述した燃料インジェクタ14、オゾン生成器25、電源26、エアーポンプ27、差圧センサ30、温度センサ31,32や、クランク角センサ46、エアフローメータ47、アクセルポジションセンサ48等の各種のセンサおよびアクチュエータが電気的に接続されている。
図2は、本実施形態のハイブリッド車両52を模式的に示す図である。ハイブリッド車両52は、上述した内燃機関10と、モータ(電動機)56とを含むハイブリッドシステムを搭載している。図2に示すように、ハイブリッドシステムは、内燃機関10と、動力分割機構54と、モータ56と、発電機58と、減速機60と、バッテリ62と、インバータ64とを有している。
動力分割機構54は、例えば遊星歯車で構成されている。この動力分割機構54には、内燃機関10のクランクシャフトと、モータ56および減速機60と、発電機58とがそれぞれ接続されている。減速機60には、ドライブシャフト66を介して、駆動輪68が接続されている。動力分割機構54は、内燃機関10の動力を二分して、発電機58とドライブシャフト66とに伝達することができる。また、動力分割機構54は、内燃機関10の動力とモータ56の動力とを統合して、ドライブシャフト66に伝達することもできる。また、内燃機関10の停止時には、動力分割機構54は、モータ56の動力のみでドライブシャフト66を駆動することができる。
モータ56および発電機58は、いずれも発電機として駆動することができると共に電動機として駆動できる周知の同期発電電動機として構成されている。ハイブリッド車両52では、発電機58で発電された電力を、インバータ64を介して、バッテリ62に充電することができる。また、バッテリ62に蓄えられた電気エネルギーにより、インバータ64を介して、モータ56を駆動することができる。
このようなハイブリッドシステムの作動は、前述したECU50により制御される。そして、本実施形態のハイブリッド車両52は、内燃機関10を停止し、モータ56の動力のみで走行すること、すなわちEV走行を行うことができるものとする。
DPF21にPMが蓄積していくと、DPF21の通気抵抗が増大し、内燃機関10の背圧が上昇する。このため、DPF21のPM蓄積量が所定の基準値を超えた場合には、蓄積したPMを酸化(燃焼)させて除去する処理(以下、「DPF再生」とも呼ぶ)が必要となる。DPF21に蓄積したPMを排気ガス中の酸素によって酸化させるためには、DPF21の温度を例えば600℃以上の高温にする必要がある。DPF21の温度をこのような高温にするには、排気系燃料添加やポスト噴射などにより、排気ガス中に燃料を添加する必要がある。このため、燃費の悪化につながる。
これに対し、本実施形態では、DPF再生を行う際、オゾン供給装置34によりオゾンをDPF21に供給し、オゾンによってPMを酸化させる。オゾンは、強い酸化力を有している。このため、本実施形態によれば、DPF21を高温にすることなく、PMを確実に酸化させて除去することができる。この点に関し、図3を参照して更に説明する。
図3は、オゾンを用いてPMを酸化させる場合と、NO2を用いてPMを酸化させる場合と、固体触媒(白金、パラジウム等)を用いてPMを酸化させる場合との3つの場合について、入りガス温度とPM酸化量との関係を示す図である。図3から分かるとおり、200℃以下の低温領域においては、NO2ではPMをほとんど酸化させることができず、固体触媒ではPMを全く酸化させることができない。これに対し、オゾンによれば、200℃以下の低温領域においてもPMを高い効率で酸化させることができ、更には100℃以下の特に低温な領域においても十分にPMを酸化させることができる。このため、本実施形態によれば、排気ガス中に燃料を添加することなしにDPF再生を行うことができ、燃費の低減が図れる。
一方、オゾンは、温度が高くなるにつれて、自己分解し易くなる。図4は、入りガス温度と、オゾンの分解率との関係を示す図である。図4に示すように、オゾン分解率は、温度が高くなるほど大きくなり、400℃ではオゾン分解率がほぼ100%に達する。内燃機関10が高負荷運転すると、排気温度が高くなるので、DPF21は高温となる。そして、DPF21や排気系は大きな熱容量を有しているので、内燃機関10が停止した後も、DPF21の高温状態が続く場合もある。そのようにDPF21の温度が高い状態でオゾンを供給すると、多くのオゾンが分解してしまい、オゾンによるPM酸化効率が低下してしまう。このため、DPF21が高温であると、PMを十分に酸化させるにはオゾンを大量に供給する必要がある。しかしながら、大量のオゾンを供給するには、オゾン供給装置34の大型化が必要となり、重量が増加するとともに、搭載スペースの確保が困難となる。また、大量のオゾンを生成させるためには、大量の電気エネルギーが必要となるので、電力消費が増大し、燃費の悪化につながるという問題がある。
そこで、本実施形態では、DPF再生を行うためにオゾンの供給を実行しようとする際に、DPF21の温度が、オゾンの分解を抑制できる上限温度(例えば200℃)より高い場合には、DPF21の冷却を行うこととした。そして、DPF21の温度が、上記上限温度より低くなった後に、オゾンの供給を実行することとした。これにより、オゾン供給装置34によって供給されたオゾンが自己分解して無駄に消費されてしまうことを確実に抑制し、供給されたオゾンをPM酸化のために効率良く利用することができる。
また、本実施形態では、DPF21を冷却する場合には、内燃機関10の停止時(ハイブリッド車両52の停車時またはEV走行時)に、モータ56によって内燃機関10を駆動して空転させる制御を行う。このような制御によれば、空転する内燃機関10によって吸入された空気がそのまま排気通路15に排出される。その空気がDPF21を流通し、DPF21の温度を迅速に低下させることができる。
[実施の形態1における具体的処理]
図5は、上記の機能を実現するために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。図5に示すルーチンによれば、まず、DPF21の上流側と下流側との差圧ΔPが差圧センサ30により検出される(ステップ100)。続いて、DPF21の床温Tdpfが検出される(ステップ102)。
上記ステップ102において、本実施形態では、温度センサ31,32で検出されるDPF21の上流側および下流側の排気ガス温度に基づいて、DPF21の床温Tdpfが算出される。なお、DPF21の床温の取得方法は、これに限定されるものではない。例えば、DPF21の床温を直接に検出する温度センサを設け、その温度センサによって床温を求めたり、内燃機関10の運転状態履歴に基づいてDPF21の床温を推定したりするようにしてもよい。
上記ステップ102に続いて、DPF再生が必要であるかどうかかが判断される(ステップ104)。この判断は、上記ステップ100で検出された差圧ΔPに基づいてなされる。差圧ΔPが所定の判定値以下である場合には、まだDPF再生は必要でないと判定される。この場合には、本ルーチンの処理がそのまま終了される。これに対し、差圧ΔPが上記判定値を超える場合には、DPF再生が必要であると判定される。
上記ステップ104でDPF再生が必要であると判定された場合には、次に、内燃機関10が停止中であるかどうかが判別される(ステップ106)。本実施形態では、内燃機関10が停止しているとき、すなわちハイブリッド車両52が停車またはEV走行しているときに、DPF再生を実行する。従って、上記ステップ106で、内燃機関10が停止していないと判定された場合には、DPF再生を行わず、本ルーチンの処理がそのまま終了される。
一方、上記ステップ106で、内燃機関10が停止していると判定された場合には、次に、上記ステップ102で算出されたDPF21の床温Tdpfが、所定温度(例えば200℃)を超えているか否かが判別される(ステップ108)。DPF21の床温Tdpfがこの所定温度以下である場合には、DPF21にオゾンを供給したとき、熱によるオゾンの自己分解は生じにくく、オゾンをPM酸化に有効に利用できると判断できる。そこで、この場合には、オゾン供給装置34により、DPF21にオゾンが供給され、DPF再生が実行される(ステップ116)。
これに対し、上記ステップ108で、DPF21の床温Tdpfが上記所定温度を超えている場合には、今の状態でDPF21にオゾンを供給しても、その多くが熱により自己分解し、無駄になってしまうと判断できる。そこで、この場合には、オゾンの供給に先立って、DPF21を冷却する処理が実行される(ステップ110)。このステップ110では、停止している内燃機関10をモータ56により強制的に駆動して空転させる。このとき、内燃機関10の燃料噴射は停止したままとし、スロットル弁13は開いた状態に制御される。これにより、内燃機関10が吸入した空気がそのまま排気通路15へ送り込まれ、その空気がDPF21に流通し、DPF21を迅速に冷却することができる。
なお、上記ステップ110において、ハイブリッド車両52が停車している場合には、図2中の矢印で示すように、モータ56の動力が内燃機関10のクランクシャフトに伝達され、内燃機関10が空転する。一方、ハイブリッド車両52がEV走行している場合には、図6中の矢印で示すように、モータ56の動力が駆動輪68と内燃機関10のクランクシャフトとの双方に伝達され、内燃機関10が空転する。この場合には、モータ56の出力は、EV走行に必要な出力と、内燃機関10を空転させるために必要な出力との合計となるように制御される。
上記ステップ110の処理によりDPF21の冷却が行われた場合には、次に、DPF21の床温Tdpfが上記所定温度未満にまで低下したかどうかが確認される(ステップ112)。そして、DPF21の床温Tdpfがまだ上記所定温度未満まで低下していないと判定された場合には、DPF21の冷却が続行される。一方、DPF21の床温Tdpfが上記所定温度未満まで低下したと判定された場合には、モータ56による内燃機関10の強制駆動が停止され、DPF21の冷却が終了される(ステップ114)。DPF21の冷却が終了した後、オゾン供給装置34によってDPF21にオゾンが供給され、DPF再生が実行される(ステップ116)。
上記ステップ116によりDPF再生が開始された場合には、次に、DPF21に蓄積したPMを除去するために必要な所定量のオゾンの供給が完了したかどうかが判別される(ステップ118)。所定量のオゾンの供給が完了したと判定された場合には、本ルーチンの処理が終了される。
以上説明したように、本ルーチンの処理によれば、オゾンによってDPF再生を行う際に、DPF21の温度が、オゾンの自己分解を抑制できる上限温度より高い場合には、DPF21を冷却した後に、オゾンを供給することができる。このため、オゾンが熱によって自己分解して無駄になってしまうことを確実に抑制することができ、オゾンをPM酸化のために有効に活用することができる。すなわち、比較的少量のオゾンで効率良くDPF再生を行うことができる。よって、オゾン供給装置34を小型化することができる。また、オゾンの生成に消費される電力を低減することができるので、内燃機関10(ハイブリッド車両52)の燃費を十分に改善することができる。
更に、本実施形態では、内燃機関10をモータ56によって駆動することでDPF21を冷却することができるので、DPF21を冷却するための特別な機構を設ける必要はない。このため、重量の増大や製造コストの増大を防止することができる。
なお、本発明において、DPF21を冷却する方法は、上述した方法に限定されるものではない。例えば、内燃機関10の停止中に、オゾン生成器25の電源26をオフにした状態でエアーポンプ27を作動させることによってDPF21を冷却してもよい。この方法によれば、エアーポンプ27から送り込まれる空気をオゾン供給ノズル22から噴射することができ、その空気がDPF21に流通することによって、DPF21を迅速に冷却することができる。
また、本発明では、DPF21を冷却する方法は、空気による冷却に限定されるものではない。すなわち、DPF21の周囲に、エンジン冷却水あるいはその他の冷媒を流すことのできる通路を設け、必要時にその通路にエンジン冷却水または冷媒を流すことによって、DPF21を冷却するようにしてもよい。
また、本実施形態では、DPF21に蓄積したPMを酸化させるためにオゾンを供給する場合について説明したが、本発明は、排気浄化触媒の浄化率を向上する目的でオゾンを供給するシステムにも適用可能である。すなわち、本発明では、排気浄化触媒にオゾンを供給しようとする際に、排気浄化触媒の温度が所定温度より高い場合に、排気浄化触媒を冷却してからオゾンを供給するようにしてもよい
また、本実施形態のオゾン供給装置34では、オゾン生成器25により生成されたオゾンをそのまま排気通路15内に供給するように構成されているが、本発明では、オゾンを予め生成、貯留しておき、その貯留されたオゾンを必要時に排気通路15内に供給するようにしてもよい。
また、本実施形態では、活性酸素(または過酸化物)としてオゾンを排気ガス中に添加しているが、本発明では、オゾンに代えて、他の種類の活性酸素(例えば、O-,O2-,O2 -,O3 -,On -等で表される酸素マイナスイオン)を排気ガス中に添加するようにしてもよい。
上述した実施の形態1においては、DPF21が前記第1の発明における「排気浄化器」に、オゾン供給装置34が前記第1および第5の発明における「活性酸素供給装置」に、オゾン生成器25が前記第5の発明における「活性酸素生成装置」に、それぞれ相当している。また、ECU50が、上記ステップ104の処理を実行することにより前記第1の発明における「活性酸素要求判定手段」が、上記ステップ102の処理を実行することにより前記第1の発明における「温度取得手段」が、上記ステップ110の処理を実行することにより前記第1、第2および第4の発明における「冷却手段」が、上記ステップ112の処理を実行することにより前記第1の発明における「供給制御手段」が、それぞれ実現されている。
実施の形態2.
次に、図7および図8を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を簡略化または省略する。本実施形態のハードウェア構成は、前述した実施の形態1と同様である。本実施形態は、前述した図5に示すルーチンに代えて、後述する図7に示すルーチンをECU50に実行させることにより、実現することができる。
前述したように、実施の形態1では、DPF再生を行う際にDPF21を冷却する必要のある場合には、モータ56によって内燃機関10を燃料カット状態で空転させることにより、DPF21に空気を送り込むようにしている。これに対し、本実施形態では、ハイブリッド車両52の減速時(制動時)にDPF再生を行うに際してDPF21を冷却する必要のある場合には、次のような制御を行うこととした。
ハイブリッド車両52の減速時には、通常、ハイブリッド車両52の運動エネルギーを電気エネルギーに変換してバッテリ62に回収することが行われる。すなわち、ハイブリッド車両52の運動エネルギーによって発電機58を駆動し、発電された電力をインバータ64を介してバッテリ62に充電している。
一方、本実施形態では、ハイブリッド車両52の減速時にDPF21を冷却する必要のある場合には、ハイブリッド車両52の運動エネルギーの一部を内燃機関10に供給することによって内燃機関10を燃料カット状態で空転させることとした。図8は、このときの運動エネルギー(動力)の流れを示す図である。図8に示すように、本実施形態では、ハイブリッド車両52の減速時にDPF21を冷却する必要のある場合には、ドライブシャフト66側から動力分割機構54を介して内燃機関10および発電機58をそれぞれ回転させる。これにより、ハイブリッド車両52の運動エネルギーの一部は、内燃機関10を空転させてDPF21を冷却することに使われ、残りの運動エネルギーは電力に変換してバッテリ62に回収される。このような制御によれば、電力を消費することなくDPF21を冷却することができるので、燃費を更に改善することができる。
[実施の形態2における具体的処理]
図7は、上記の機能を実現するために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。図7に示すルーチンによれば、まず、DPF21の上流側と下流側との差圧ΔPが差圧センサ30により検出される(ステップ200)。続いて、DPF21の床温Tdpfが検出される(ステップ202)。
上記ステップ202の処理に続いて、DPF再生が必要であるかどうかかが、上記ステップ200で検出された差圧ΔPに基づいて判別される(ステップ204)。その結果、DPF再生が必要でないと判定された場合には、本ルーチンの処理がそのまま終了される。
一方、上記ステップ204でDPF再生が必要であると判定された場合には、次に、上記ステップ202で算出されたDPF21の床温Tdpfが所定温度(例えば200℃)を超えているか否かが判別される(ステップ206)。
上記ステップ206で、DPF21の床温Tdpfが上記所定温度を超えていない、つまり床温Tdpfが上記所定温度以下であった場合には、DPF21にオゾンを供給したとき、熱によるオゾンの自己分解は生じにくく、オゾンをPM酸化に有効に利用できると判断できる。すなわち、この場合には、DPF21の冷却を行う必要はない。そこで、この場合には、DPF再生を開始するべく、まず、内燃機関10が停止される(ステップ218)。このとき、ハイブリッド車両52が走行中である場合には、EV走行が実行される。内燃機関10の停止後、オゾン供給装置34により、DPF21にオゾンが供給され、DPF再生が実行される(ステップ220)。
これに対し、上記ステップ206で、DPF21の床温Tdpfが上記所定温度を超えている場合には、今の状態でDPF21にオゾンを供給しても、その多くが熱により自己分解し、無駄になってしまうと判断できる。この場合には、オゾンの供給に先立って、DPF21の冷却が必要である。この場合には、次に、ハイブリッド車両52が減速状態にあるか否かが判別される(ステップ208)。この判別は、ハイブリッド車両52に設けられたアクセルポジションセンサや車速センサ(何れも図示せず)に基づいて行われる。
上記ステップ208で、ハイブリッド車両52が減速状態にあると判別された場合には、図8に示すように、動力分割機構54に入力されるハイブリッド車両52の運動エネルギーの一部を内燃機関10に伝達させることにより、内燃機関10を強制的に空転させる(ステップ210)。このとき、内燃機関10の燃料噴射は停止したままとし、スロットル弁13は開いた状態に制御される。これにより、内燃機関10が吸入した空気がそのまま排気通路15へ送り込まれ、その空気がDPF21に流通し、DPF21を迅速に冷却することができる。
上記ステップ210の処理によりDPF21の冷却が行われた場合には、次に、DPF21の床温Tdpfが上記所定温度未満にまで低下したかどうかが確認される(ステップ212)。その結果、DPF21の床温Tdpfがまだ上記所定温度未満まで低下していないと判定された場合には、上記ステップ208以下の処理が再度実行される。
一方、上記ステップ208で、ハイブリッド車両52が減速状態ではないと判別された場合には、実施の形態1と同様にして、モータ56によって内燃機関10を燃料カット状態で強制的に空転させることにより、DPF21が冷却される(ステップ214)。このステップ214の処理によりDPF21の冷却が行われた場合には、次に、DPF21の床温Tdpfが上記所定温度未満にまで低下したかどうかが確認される(ステップ216)。その結果、DPF21の床温Tdpfがまだ上記所定温度未満まで低下していないと判定された場合には、上記ステップ214によるDPF21の冷却が続行される。
上記ステップ212あるいは216で、DPF21の床温Tdpfが上記所定温度未満まで低下したと判定された場合には、DPF再生を開始するべく、まず、内燃機関10が停止され(ステップ218)。その後、オゾン供給装置34により、DPF21にオゾンが供給され、DPF再生が実行される(ステップ220)。
上記ステップ220によりDPF再生が開始された場合には、次に、DPF21に蓄積したPMを除去するために必要な所定量のオゾンの供給が完了したかどうかが判別される(ステップ222)。このステップ222において、所定量のオゾンの供給が完了したと判定された場合には、本ルーチンの処理が終了される。
以上説明した本実施形態の制御によれば、実施の形態1と同様の効果が得られる。更に、本実施形態では、ハイブリッド車両52の減速時にDPF21を冷却する必要のある場合には、ハイブリッド車両52の運動エネルギーによって内燃機関10を空転させ、DPF21を冷却することができる。この場合、電力を消費することなくDPF21を冷却することができるので、燃費を更に改善することができる。
なお、本実施形態では、ハイブリッド車両52を例に説明したが、本発明は、内燃機関10のみを動力源に用いる通常の車両にも適用可能である。すなわち、通常車両において、エンジンブレーキ状態となり、内燃機関10の燃料カットが行われたときに、スロットル弁13を開いて排気通路15に空気を流通させることにより、DPF21を冷却するようにしてもよい。
なお、上述した実施の形態2においては、ECU50が、上記ステップ208および210の処理を実行することにより前記第4の発明における「冷却手段」が実現されている。
実施の形態3.
次に、図9を参照して、本発明の実施の形態3について説明するが、上述した実施の形態2との相違点を中心に説明し、同様の事項については、その説明を簡略化または省略する。本実施形態のハードウェア構成は、前述した実施の形態1と同様である。
前述したように、実施の形態2では、ハイブリッド車両52の減速時にDPF再生を行う場合には、ハイブリッド車両52の運動エネルギーによって内燃機関10を強制的に空転させ、DPF21を冷却することができる。一方、ハイブリッド車両52が減速状態でないときにDPF再生を行う場合には、モータ56によって内燃機関10を空転させるので、モータ56が電力を消費する。このため、なるべく、ハイブリッド車両52の減速時にDPF再生を行った方が、電力消費が少なく、燃費の改善に寄与する。
そこで、本実施形態では、ハイブリッド車両52が減速状態にあるときにDPF再生が行われるようにする確率を高めるため、ハイブリッド車両52が減速することをGPS(Global Positioning System)により予測して、その減速状態が訪れるのを待って、DPF再生を行うこととした。
下り坂や高速道路の出口など、減速(制動)が必要となる地点においては、ハイブリッド車両52が減速すると予測できる。本実施形態では、このような地点の通過を予測し、DPF再生を行うこととした。
[実施の形態3における具体的処理]
図9は、上記の機能を実現するために本実施形態においてECU50が実行するルーチンのフローチャートである。図9に示すルーチンによれば、まず、DPF21の上流側と下流側との差圧ΔPが差圧センサ30により検出される(ステップ300)。続いて、その検出された差圧ΔPに基づいて、DPF再生が必要な時期が近づいているか否かが判定される(ステップ302)。
上記ステップ302で、DPF再生が必要な時期が近づいていると判定された場合には、次に、GPS情報が調査される(ステップ304)。本実施形態において、ECU50は、公知のGPS装置(図示せず)からGPS情報を取得する。続いて、上記ステップ304で得られたGPS情報に基づいて、DPF再生を行うのに適切な条件の地点が予測される(ステップ306)。このステップ306では、現在走行中の経路の先にある、ハイブリッド車両52が減速すると期待できる地点(下り坂、高速道路の出口、目的地の直前など)が抽出される。
続いて、上記ステップ306において抽出された、DPF再生に適切な条件の地点に到達したか否かが判別される(ステップ308)。その結果、当該地点に到達していない場合には、上記ステップ304以下の処理が再度実行される。一方、当該地点に到達したと判定された場合には、DPF再生が実行される(ステップ310)。このステップ310の処理の詳細は、前述した図7に示すルーチンのステップ206〜222と同様であるので、説明は省略する。
以上説明したように、本実施形態によれば、ハイブリッド車両52が減速すると期待できる地点を予測し、その地点に到達したときにDPF再生を実行することができる。このため、ハイブリッド車両52の減速中にDPF再生が実行される確率を高めることができる。よって、DPF21の冷却が必要な場合、モータ56によらず、ハイブリッド車両52の運動エネルギーによって内燃機関10を強制的に空転させることができ、電力消費量の低減および燃費の改善に寄与する。
本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。 本発明の実施の形態1のシステム構成を説明するための図である。 入りガス温度とPM酸化量との関係を示す図である。 入りガス温度とオゾンの分解率との関係を示す図である。 本発明の実施の形態1において実行されるルーチンのフローチャートである。 ハイブリッド車両のEV走行時に動力の流れを示す図である。 本発明の実施の形態2において実行されるルーチンのフローチャートである。 ハイブリッド車両の減速時における運動エネルギー(動力)の流れを示す図である。 本発明の実施の形態3において実行されるルーチンのフローチャートである。
符号の説明
10 内燃機関
11 吸気マニホールド
12 排気マニホールド
13 スロットル弁
14 燃料インジェクタ
15 排気通路
17 サプライポンプ
18 コモンレール
19 ターボチャージャ
21 DPF
22 オゾン供給ノズル
23 ケーシング
24 オゾン供給通路
25 オゾン生成器
26 電源
27 エアーポンプ
28 エアー取入れ口
29 逆止弁
30 差圧センサ
31,32 温度センサ
50 ECU
52 ハイブリッド車両
54 動力分割機構
56 モータ
58 発電機
60 減速機
62 バッテリ
64 インバータ
66 ドライブシャフト
68 駆動輪

Claims (5)

  1. 内燃機関の排気通路に配置され、排気ガスを浄化する排気浄化器と、
    前記排気浄化器に活性酸素を供給する活性酸素供給装置と、
    前記排気浄化器へ活性酸素を供給する必要性を判定する活性酸素要求判定手段と、
    前記排気浄化器の温度を取得する温度取得手段と、
    前記排気浄化器への活性酸素の供給が必要であると判定され、且つ、前記排気浄化器の温度が所定温度より高い場合に、前記排気浄化器を冷却する冷却手段と、
    前記冷却手段により前記排気浄化器が冷却された後に、前記活性酸素供給装置による前記排気浄化器への活性酸素の供給を許可する供給制御手段と、
    を備えることを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
  2. 前記冷却手段は、前記内燃機関を燃料カット状態で外力により空転させることにより前記排気通路に空気を送り込み、その空気によって前記排気浄化器を冷却することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  3. 前記内燃機関と電動機とを含むハイブリッドシステムを備え、
    前記冷却手段は、前記内燃機関が停止しているときに前記電動機によって前記内燃機関を空転させ、前記排気通路に空気を送り込むことにより、前記排気浄化器を冷却することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  4. 前記冷却手段は、車両の減速時に前記車両の運動エネルギーによって前記内燃機関を燃料カット状態で空転させることにより前記排気通路に空気を送り込み、その空気によって前記排気浄化器を冷却することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の排気浄化装置。
  5. 前記活性酸素供給装置は、エアーポンプと、前記エアーポンプにより送出される空気を原料として活性酸素を生成する活性酸素生成装置と、前記活性酸素生成装置を出たガスを前記排気浄化器に供給するノズルとを有し、
    前記冷却手段は、前記活性酸素生成装置を作動させずに前記エアーポンプを作動させ、前記排気浄化器に空気を送り込むことにより、前記排気浄化器を冷却することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の内燃機関の排気浄化装置。
JP2008258331A 2008-10-03 2008-10-03 内燃機関の排気浄化装置 Pending JP2010090712A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008258331A JP2010090712A (ja) 2008-10-03 2008-10-03 内燃機関の排気浄化装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008258331A JP2010090712A (ja) 2008-10-03 2008-10-03 内燃機関の排気浄化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010090712A true JP2010090712A (ja) 2010-04-22

Family

ID=42253681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008258331A Pending JP2010090712A (ja) 2008-10-03 2008-10-03 内燃機関の排気浄化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010090712A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014227852A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 日野自動車株式会社 排気浄化システム
JP2016048059A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 日産自動車株式会社 内燃機関の制御装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014227852A (ja) * 2013-05-20 2014-12-08 日野自動車株式会社 排気浄化システム
JP2016048059A (ja) * 2014-08-28 2016-04-07 日産自動車株式会社 内燃機関の制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4326976B2 (ja) エンジンの排気浄化装置
EP2165059B1 (en) Internal combustion engine exhaust gas control system and control method of internal combustion engine exhaust gas control system
WO2009104799A1 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
US20100251698A1 (en) Exhaust purification system for hybrid electric vehicle
CN111527288A (zh) 具有混合动力推进系统的车辆的启动方法
JP2009035117A (ja) ハイブリッド車両における内燃機関の排気浄化制御装置
JP2013124576A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2008157188A (ja) 排気浄化装置
JP4066191B2 (ja) シリーズ式ハイブリット車両の排気浄化装置
JP2010090712A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2010255582A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2008151062A (ja) エンジンの制御装置
JP4367521B2 (ja) 内燃機関の排気浄化システム
JP2010236381A (ja) 内燃機関のegr装置
US9784170B2 (en) Thermal management system for aftertreatment system
JP2005264781A (ja) 内燃機関
JP5737429B2 (ja) 内燃機関の排気浄化装置
JP2008232055A (ja) 内燃機関の排気浄化装置
WO2017098906A1 (ja) オゾン供給制御装置及びオゾン供給装置
JP2010090723A (ja) 車両の運転制御装置
JP4696655B2 (ja) 内燃機関の排気浄化システム
JP2005036726A (ja) 内燃機関の排気昇温装置
TWI834981B (zh) 串聯式混合動力車輛之排氣處理系統
US10731531B2 (en) Internal combustion engine provided with electrochemical reactor and vehicle mounting internal combustion engine
CN115638046A (zh) 电动涡轮增压系统、进排气系统、相应的方法和程序产品