JP2010090667A - 送電鉄塔用仮足場 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造棒状部材を2本用いることで、軽量で作業現場に容易に運搬することができ、安定した足場の構築が図れ、更に架線に容易に設置する。
【解決手段】断面が略四角形状の部材から成る足場棒材2と、2本の足場棒材2をその一端側同士で連結すると共に、架線Lに掛け止める連結用ロープ3と、両足場棒材2を並列した状態で両側面が分離しないように着脱自在に連結する連結具4と、各足場棒材2の他端側と、塔体B又は碍子連I側とに掛け止める掛止め用ロープ5とを備えた。
【選択図】図1
【解決手段】断面が略四角形状の部材から成る足場棒材2と、2本の足場棒材2をその一端側同士で連結すると共に、架線Lに掛け止める連結用ロープ3と、両足場棒材2を並列した状態で両側面が分離しないように着脱自在に連結する連結具4と、各足場棒材2の他端側と、塔体B又は碍子連I側とに掛け止める掛止め用ロープ5とを備えた。
【選択図】図1
Description
本発明は、鉄塔上部において架線、碍子連を保守点検する際に作業者が乗る作業用足場に係り、特に軽量で容易に運搬することができる送電鉄塔用仮足場に関する。
鉄塔上部において電線への乗り出し作業では、作業足場を確保する必要がある。この高所に設置する作業用足場としては、例えば架線梯子型作業足場又はロープ等が使用されている。
架線梯子型作業足場51は、図7に示すように、2本の板材52間に複数本の横木53を取り付けた足場本体54と、この足場本体54の長手方向の一端側に棒状部材55を介して吊下げフック56を取り付け、他端側にボルト・ナット等の取付金具57を備えたものである。このような架線梯子型作業足場51は、碍子連Iの点検作業に際して、吊下げフック56を碍子連I等に引っ掛け、安全装置を取り付け、取付金具57を塔体B側のアングルに固定して設置が完了する。
この架線梯子型作業足場51では、足場本体54をボルト・ナット等の取付金具57で塔体Bのアングルに強固に固定する構造であるため、作業中に揺れることがなく、安定した点検作業を実施することができる。
この架線梯子型作業足場51では、足場本体54をボルト・ナット等の取付金具57で塔体Bのアングルに強固に固定する構造であるため、作業中に揺れることがなく、安定した点検作業を実施することができる。
また、安定した点検作業を実施するための足場に関する技術としては、例えば特許文献1の特開2000−324632公報「架空送電線の鉄塔部作業用の作業足場」のように、下端部に足場板を取り付けた足場主柱の上端部に、鉄塔の腕金の水平な腕金主材に引っ掛け可能なフック部を持つ連結部を設けた架空送電線の鉄塔部作業用の作業足場が提案されている。
特開2000−324632公報
最も簡単なものとしてはロープ式足場が用いられている。このロープ式足場は、ロープの一端を鉄塔における架線、碍子連等を架け止め、そのロープの他端を鉄塔の塔体等に架け止める方式の足場である。
しかし、架線梯子型作業足場51は、アルミニウム製の足場本体54の全長が2.0m〜3.0mと長く、鉄塔への固定には金属製の取付金具57を用いているため総重量が13kg〜17kgと重たいものである。そのために、山間部への運搬が大変であり.軽易な作業には不向きであるという問題も有していた。
また、特許文献1の「架空送電線の鉄塔部作業用の作業足場」は、軽易な作業には不向きであり、これも山間部への人力負担を伴うものであった。また、複雑な組み立てにより構築に手間取るという問題も有していた。
更に、ロープ式足場は、図8に示すように、ロープRを使用した足場は安定しておらず,作業体勢によっては体に食い込むことや.風がある場合や碍子連が長い場合、クランプ先にロープRを引っ掛けることが難しい等の問題が生じていた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、簡単な構造棒状部材を2本用いることで、軽量で作業現場に容易に運搬することができ、安定した足場の構築が図れ、更に架線に容易に設置できる送電鉄塔用仮足場を提供することにある。
本発明によれば、鉄塔(T)における架線(L)、碍子連(I)を保守点検する際に、該鉄塔(T)の塔体(B)、架線(L)、碍子連(I)に着脱自在に設置する送電鉄塔用仮足場であって、断面が略四角形状の部材から成る足場棒材(2)と、2本の足場棒材(2)をその一端側同士で連結すると共に、前記架線(L)に掛け止める連結用ロープ(3)と、両足場棒材(2)を並列した状態で両側面が分離しないように着脱自在に連結する連結具(4)と、各足場棒材(2)の他端側と、前記塔体(B)又は碍子連(I)側とに掛け止める掛止め用ロープ(5)と、を備えた、ことを特徴とする送電鉄塔用仮足場が提供される。
前記両足場棒材(2)を連結する連結用ロープ(3)は、その長さを調節し得るように構成することが好ましい。
前記両足場棒材(2)を連結する連結用ロープ(3)は、その長さを調節し得るように構成することが好ましい。
例えば、前記連結具(4)は、前記足場棒材(2)の一側面に、多数のフック状の部材を植設して成る係合部材を取り付け、他の足場棒材(2)の一側面に該係合部材を着脱自在に掛け止められる多数のループ状の部材を植設して成る被係合部材を取り付けたものである。
前記連結具(4)は、前記足場棒材(2)の一側面に横断面が横向き略L字形状の受け金具(11)を取り付け、該受け金具(11)に他の足場棒材(2)を着脱自在に掛け止められるように構成したものである。
前記連結具(4)は、前記足場棒材(2)の一側面に鉤部(12)を形成し、他の足場棒材(2)の一側面に該鉤部(12)を着脱自在に掛け止められる鉤部(12)を形成したものである。
前記連結具(4)は、前記足場棒材(2)の一側面に横断面が横向き略L字形状の受け金具(11)を取り付け、該受け金具(11)に他の足場棒材(2)を着脱自在に掛け止められるように構成したものである。
前記連結具(4)は、前記足場棒材(2)の一側面に鉤部(12)を形成し、他の足場棒材(2)の一側面に該鉤部(12)を着脱自在に掛け止められる鉤部(12)を形成したものである。
本発明の構成では、塔体(B)側から2本の足場棒材(2)の連結用ロープ(3)を、架線(L)に掛け止め、次に各足場棒材(2)の側面同士を連結具(4)で連結し、最後にこの足場棒材(2)他端側の掛止め用ロープ(5)を塔体(B)側に掛け止めて設置が完了する。特に、2本の足場棒材(2)が軽量であり、山間部への運搬が容易であり、鉄塔(T)上部への運搬も容易である。また、架線(L)への取り付けも、足場棒材(2)の連結用ロープ(3)を架線(L)に掛け止めるだけであり、迅速に設置することができる。
また、両足場棒材(2)を連結する連結用ロープ(3)の長さを調節することにより、足場棒材(2)の傾きを自由に調整することができる。また、掛止め用ロープ(5)を掛け止める位置を自由に選択することにより、足場棒材(2)の設置方向も容易に可変することができる。
連結具(4)で、2本の足場棒材(2)をその側面同士で連結しているので、足場として充分な面積があり、安全な作業が可能になる。2本の足場棒材(2)は剛性を有する材質からなるので、従来のロープのように不安定にならず、作業者は安定した足場での作業が可能になる。
本発明の送電鉄塔用仮足場は、連結用ロープで連結した2本の足場棒を、この連結用ロープ部分を架線に掛け止め、各足場棒材の他端側の掛止め用ロープを塔体側に掛け止め、かつ両足場棒材を並列させて足場とするものである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は実施例1の送電鉄塔用仮足場を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
実施例1の送電鉄塔用仮足場1は、2本の足場棒材2と、この足場棒材2の一端側同士を連結する連結用ロープ3と、両足場棒材2を並列した状態で分離しないように着脱自在に連結する連結具4と、各足場棒材2の他端側と塔体B側に掛け止める掛止め用ロープ5とを備えたものである。この送電鉄塔用仮足場1は、鉄塔Tにおける架線L、碍子連Iを保守点検する際に、鉄塔Tの塔体B、架線L、碍子連Iに着脱自在に設置するものである。
図1は実施例1の送電鉄塔用仮足場を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は底面図である。
実施例1の送電鉄塔用仮足場1は、2本の足場棒材2と、この足場棒材2の一端側同士を連結する連結用ロープ3と、両足場棒材2を並列した状態で分離しないように着脱自在に連結する連結具4と、各足場棒材2の他端側と塔体B側に掛け止める掛止め用ロープ5とを備えたものである。この送電鉄塔用仮足場1は、鉄塔Tにおける架線L、碍子連Iを保守点検する際に、鉄塔Tの塔体B、架線L、碍子連Iに着脱自在に設置するものである。
足場棒材2は、断面が略四角形状の部材である。足場棒材2の断面が略四角形状にした理由は、2本の足場棒材2を並列したときに、10cm程度の幅が形成され、仮足場として十分な幅が確保されるからである。なお、側面同士を接触させることができれば、略四角形状に限定されず、他の多角形状の部材を用いることもできる。
足場棒材2は、例えばアルミニウム製のパイプから成る部材である。軽量かつ強固に構成したものであり、高所に容易に運搬できるように中空に形成したものが好ましい。素材もある程度の剛性があれば、アルミニウム製に限定されず他の金属、又はプラスチック製の中空材を用いることができる。あるいは木製の棒材を用いることも可能である。
両足場棒材2の表面には、作業中に靴が滑らないように凹凸の滑り止め構造(図示していない)を形成することができる。または、足場棒材2の表面にゴムシート(図示していない)を貼り付けたものでもよい。
連結用ロープ3は、2本の足場棒材2をその一端側同士を連結するロープである。この連結用ロープ3は架線Lに掛け止める機能を有する。この連結用ロープ3は、各足場棒材2の一端に貫通させた挿通孔に1本のロープを通し、両端に抜け止めを形成したものである。連結用ロープ3は、連結用ロープ調整抜け止め具6を用いてその長さを調節するようになっている。この連結用ロープ3の長さは、その半分の長さが、そのまま架線Lから垂下する距離となる。この連結用ロープ3は、交換可能に取り付けることができる。
この連結用ロープ3には、架線Lに掛け止めたときに、ロープを損傷させないように保護用のゴムチューブ(図示していない)で覆うことも可能である。
図1(a)に示すように、足場棒材2の各側面に形成した連結具4は、例えば足場棒材2の一側面に、多数のフック状の部材を植設して成る係合部材を取り付け、他の足場棒材2の一側面にこの係合部材を着脱自在に掛け止められる多数のループ状の部材を植設して成る被係合部材を取り付けたものである。
この連結具4が2本の足場棒材2をその側面同士で強固に連結しているので、足場として充分な面積を確保し、安全な作業を可能にさせる。勿論、この連結具4は作業が終了したときに、簡単に剥離できる程度の密着力が好ましい。
掛止め用ロープ5は、各足場棒材2の他端側と、塔体B又は腕金等に掛け止めるロープである。掛止め用ロープ5は、足場棒材2の他端に取り付けた掛止め用ロープ環7に結びつけた1本のロープである。この掛止め用ロープ5を塔体B又は碍子連Iに固定することにより、前述した連結用ロープ3と共に、足場棒材2を吊り下げる機能を有する。なお、掛止め用ロープ5を塔体B又は碍子連Iに固定する手段は従来からの種々の方法、手段を用いる。
図2は本発明の送電鉄塔用仮足場を架線に掛け止める手順を示す側面図であり、(a)は連結用ロープを架線に掛け止める前の状態、(b)は連結用ロープを架線に掛け止める状態、(c)は足場棒材を並べる状態、(d)は足場棒材を連結した状態である。図3は送電鉄塔用仮足場を架線と鉄塔に設置した状態を示す正面図である。
本発明の送電鉄塔用仮足場1を架線Lに掛け止める手順を示す。先ず、塔体B側から2本の足場棒材2の連結用ロープ3を、架線Lに掛け止める(図2(a))。このときは、本発明の足場棒材2は軽量であるために、足場棒材2の連結用ロープ3側が先端になるように、2本の足場棒材2の後端部を持ち、架線Lの上方から掛け止める。掛け止めた後、2本の足場棒材2を並列するように揃える(図2(b))。
本発明の送電鉄塔用仮足場1を架線Lに掛け止める手順を示す。先ず、塔体B側から2本の足場棒材2の連結用ロープ3を、架線Lに掛け止める(図2(a))。このときは、本発明の足場棒材2は軽量であるために、足場棒材2の連結用ロープ3側が先端になるように、2本の足場棒材2の後端部を持ち、架線Lの上方から掛け止める。掛け止めた後、2本の足場棒材2を並列するように揃える(図2(b))。
次に、2本揃えた足場棒材2は、その側面同士を連結具4で連結する。最後に、図3に示すように、この足場棒材2他端側の掛止め用ロープ5を塔体B等に掛け止めて設置が完了する。
更に、図3に示すように、足場棒材2の途中に振止め用ロープ8を取り付けることができる。この振止め用ロープ8は、例えば足場棒材2に設けたロープ環9に結び付ける。この振止め用ロープ8は、足場棒材2と、碍子連I、塔体B又は腕金とに掛け渡すロープである。この振止め用ロープ8は、足場棒材2と、碍子連I、塔体B又は腕金とに掛け渡し、足場棒材2の揺れを防止する機能を有する。
図4は連結用ロープの使用例を示す側面図であり、(a)は通常の長さの状態、(b)は短くした状態、(c)は長くした状態である。
両足場棒材2を連結する連結用ロープ3は、その長さを連結用ロープ調整抜け止め具6で調節し得るように構成した。この連結用ロープ3の長さを調節することにより、この足場棒材2の傾きを自由に調整することができる。また掛止め用ロープ5を掛け止める位置を自由に選択することにより、足場棒材2の設置方向も容易に可変することができる。例えば、図3に示したように、足場棒材2の前方(紙面上の左側)が高くなるようにするときは、図4(b)に示すように、連結用ロープ3を短くする。逆に、足場棒材2の前方が低くなるようにするときは、図4(c)に示すように、連結用ロープ3を長くする。
両足場棒材2を連結する連結用ロープ3は、その長さを連結用ロープ調整抜け止め具6で調節し得るように構成した。この連結用ロープ3の長さを調節することにより、この足場棒材2の傾きを自由に調整することができる。また掛止め用ロープ5を掛け止める位置を自由に選択することにより、足場棒材2の設置方向も容易に可変することができる。例えば、図3に示したように、足場棒材2の前方(紙面上の左側)が高くなるようにするときは、図4(b)に示すように、連結用ロープ3を短くする。逆に、足場棒材2の前方が低くなるようにするときは、図4(c)に示すように、連結用ロープ3を長くする。
図5は連結具を変形した実施例2の送電鉄塔用仮足場を示す側面図であり、(a)は架線に掛け止める前の状態、(b)は架線に掛け止めた状態である。
実施例2の連結具4は、足場棒材2の一側面に足場棒材2が嵌まるように横断面が横向き略L字形状の受け金具11を2個取り付け、これらの受け金具11に他の足場棒材2を着脱自在に掛け止められるように構成したものである。この連結具4は送電鉄塔用仮足場1を架線Lに掛け止めたときは勿論のこと、掛け止める前の運搬の際にも利用する。2本の足場棒材2が分離せず、容易に運搬することができる。または、横断面が上向き略コ字形状の受け金具(図示していない。)を取り付けることも可能である。
実施例2の連結具4は、足場棒材2の一側面に足場棒材2が嵌まるように横断面が横向き略L字形状の受け金具11を2個取り付け、これらの受け金具11に他の足場棒材2を着脱自在に掛け止められるように構成したものである。この連結具4は送電鉄塔用仮足場1を架線Lに掛け止めたときは勿論のこと、掛け止める前の運搬の際にも利用する。2本の足場棒材2が分離せず、容易に運搬することができる。または、横断面が上向き略コ字形状の受け金具(図示していない。)を取り付けることも可能である。
図6は連結具を変形した実施例3の送電鉄塔用仮足場を示し、(a)は架線に掛け止める前の平面図、(b)は架線に掛け止める状態の側面図である。
実施例3の連結具は、足場棒材2の一側面に鉤部12を形成し、他の足場棒材2の一側面にこの鉤部12に着脱自在に掛け止められる鉤部12を形成したものである。この実施例3の連結具4も、足場棒材2を容易に連結することができ、作業が終了したときに、容易に剥離することができる。
実施例3の連結具は、足場棒材2の一側面に鉤部12を形成し、他の足場棒材2の一側面にこの鉤部12に着脱自在に掛け止められる鉤部12を形成したものである。この実施例3の連結具4も、足場棒材2を容易に連結することができ、作業が終了したときに、容易に剥離することができる。
なお、本発明は上述した発明の実施の形態に限定されず、簡単な構造の棒状部材2を2本用いることで、軽量で作業現場に容易に運搬することができ、安定した足場の構築が図れ、更に架線に迅速に設置できる構造であれば、図示したような構成に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の送電鉄塔用仮足場は、送電用鉄塔のように架線がある鉄塔において利用することができる。
1 送電鉄塔用仮足場
2 足場棒材
3 連結用ロープ
4 連結具
5 掛止め用ロープ
6 連結用ロープ調整抜け止め具
7 掛止め用ロープ環
8 振止め用ロープ
9 振止め用ロープ環
11 受け金具(連結具)
12 鉤部(連結具)
L 架線
I 碍子連
T 鉄塔
B 鉄塔の塔体
2 足場棒材
3 連結用ロープ
4 連結具
5 掛止め用ロープ
6 連結用ロープ調整抜け止め具
7 掛止め用ロープ環
8 振止め用ロープ
9 振止め用ロープ環
11 受け金具(連結具)
12 鉤部(連結具)
L 架線
I 碍子連
T 鉄塔
B 鉄塔の塔体
Claims (5)
- 鉄塔(T)における架線(L)、碍子連(I)を保守点検する際に、該鉄塔(T)の塔体(B)、架線(L)、碍子連(I)に着脱自在に設置する送電鉄塔用仮足場であって、
断面が略四角形状の部材から成る足場棒材(2)と、
2本の足場棒材(2)をその一端側同士で連結すると共に、前記架線(L)に掛け止める連結用ロープ(3)と、
両足場棒材(2)を並列した状態で両側面が分離しないように着脱自在に連結する連結具(4)と、
各足場棒材(2)の他端側と、前記塔体(B)又は碍子連(I)側とに掛け止める掛止め用ロープ(5)と、を備えた、ことを特徴とする送電鉄塔用仮足場。 - 前記両足場棒材(2)を連結する連結用ロープ(3)は、その長さを調節し得るように構成した、ことを特徴とする請求項1の送電鉄塔用仮足場。
- 前記連結具(4)は、前記足場棒材(2)の一側面に、多数のフック状の部材を植設して成る係合部材を取り付け、他の足場棒材(2)の一側面に該係合部材を着脱自在に掛け止められる多数のループ状の部材を植設して成る被係合部材を取り付けたものである、ことを特徴とする請求項1の送電鉄塔用仮足場。
- 前記連結具(4)は、前記足場棒材(2)の一側面に横断面が横向き略L字形状の受け金具(11)を取り付け、該受け金具(11)に他の足場棒材(2)を着脱自在に掛け止められるように構成したものである、ことを特徴とする請求項1の送電鉄塔用仮足場。
- 前記連結具(4)は、前記足場棒材(2)の一側面に鉤部(12)を形成し、他の足場棒材(2)の一側面に該鉤部(12)を着脱自在に掛け止められる鉤部(12)を形成したものである、ことを特徴とする請求項1の送電鉄塔用仮足場。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008264207A JP2010090667A (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 送電鉄塔用仮足場 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2008264207A JP2010090667A (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 送電鉄塔用仮足場 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017060370A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 中国電力株式会社 | 補助足場 |
CN110492384A (zh) * | 2019-08-21 | 2019-11-22 | 国网宁夏电力有限公司电力科学研究院 | 一种进出特高压耐张杆塔绝缘子串用辅助绝缘杆 |
-
2008
- 2008-10-10 JP JP2008264207A patent/JP2010090667A/ja active Pending
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
JP2017060370A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 中国電力株式会社 | 補助足場 |
CN110492384A (zh) * | 2019-08-21 | 2019-11-22 | 国网宁夏电力有限公司电力科学研究院 | 一种进出特高压耐张杆塔绝缘子串用辅助绝缘杆 |
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