JP2010089911A - エレベータのドア開閉装置 - Google Patents

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Tomoaki Mineo
智昭 峰尾
Yoshihiro Tokunaga
吉宏 徳永
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Abstract

【課題】部品員数の低減を図ることのできるエレベータのドア開閉装置の提供。
【解決手段】モータ4の駆動力をリンク機構6を介してドアに伝えるエレベータのドア開閉装置において、ドア1に取り外し可能に設置される速度検出手段7と、この速度検出手段7の出力に基づきドア速度および出入口幅を演算するとともに、これらのデータとモータ回転速度を比較することによりリンク機構6の減速比を演算する処理手段と、減速比データを格納する格納手段とを備えたものである。これによって、試運転時に速度検出手段7を介して得た減速比データを格納手段に格納し、通常運転のドア開閉制御に反映するようにし、試運転後、速度検出手段7を取り外して、他のエレベータのリニューアルに流用可能とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの駆動力をリンク機構を介してドアに伝えるエレベータをリニューアルする際に用いられるエレベータのドア開閉装置に関する。
エレベータをリニューアルする際、既設の機構を残したまま制御系のみ新しく入れ替える場合がある。このような場合、ドア回りの機構はモータのみ制御系に合わせた形式へ変更し、その他の機構は既設を流用することとなる。ところで、モータ駆動力をドアへ伝える方式として現在、ベルト駆動が主流であるが、既設のエレベータの中にはリンク機構を介してモータ駆動力をドアへ伝える形式のものが多くある。このようなリンク機構は、出入口の大きさにより様々であり、モータ回転速度に対しドアの移動速度は一様では無い。したがって、リンク機構のドア開閉装置を流用する場合、モータ制御もそれに合わせ調整する必要がある。しかしながら、多くのリンク機構のドアを同一の制御装置で制御しようとした場合、その対象となるエレベータの制御定数を全てデータとして格納しておく必要があった。また、特殊なリンク機構のドアがあった場合は、その都度制御定数を調整する必要があり、製品コストおよび多大な作業時間を要するという問題があった。
そこで、従来、既設のリンク機構を残すとともに、制御装置およびドア速度検出手段を新設し、調整運転により、指示された戸開閉時間とドアの移動距離からドア速度指令を発生させ、ドア速度とモータ回転速度との速度比を演算し、その結果に応じてドア速度指令を変換してモータ速度指令を発生させるようにしたものが挙げられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−302369号公報(段落番号0015〜0034、図1)
しかしながら、前述したものでは、リニューアルの対象となるエレベータ毎に、新設の制御装置および新設のドア速度検出手段を備える必要があった。すなわち、ドア速度とモータ回転速度との関係を探るために必要となるドア速度検出手段がエレベータ毎に設けられる構造であることから、コストの増加およびメンテナンス項目の増加を招くといった問題があった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、部品員数の低減を図ることのできるエレベータのドア開閉装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、モータの駆動力をリンク機構を介してドアに伝えるエレベータのドア開閉装置において、前記ドアに取り外し可能に設置される速度検出手段と、この速度検出手段の出力に基づきドア速度および出入口幅を演算するとともに、これらのデータとモータ回転速度を比較することにより前記リンク機構の減速比を演算する処理手段と、減速比データを格納する格納手段とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項1に係る発明では、リニューアルの対象となるエレベータの試運転時に、ドアに取り外し可能な速度検出手段を設置する。そして、モータの回転速度を一定とした試運転にて、処理手段は、速度検出手段からの出力に基づきドア速度および出入口幅を演算するとともに、これらのデータとモータ回転速度を比較することによりリンク機構の減速比を演算する。このようにして求めた減速比データは格納手段に格納され、通常運転のドア開閉制御に反映される。また、試運転終了後、速度検出手段は取り外され、リニューアルの対象となる他のエレベータの試運転に用いられる。このように、速度検出手段を取り外し可能とするとともに流用可能とすることで、部品員数の低減を図ることができる。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記処理手段は、前記出入口幅を所定数に分割するとともに、これらの所定幅毎に前記減速比を平均化し、所定幅毎の減速比データを前記格納手段に格納することを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項2に係る発明では、求めたリンク機構の減速比は、出入口幅の所定区間毎に平均化したデータへ変換し、格納手段に格納される。これによって、きめの細やかなドア開閉制御を安定して行なうことができる。
さらに、本発明の請求項3に係る発明は、前記速度検出手段は、ロータリエンコーダからなることを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項3に係る発明では、パルスを出力するロータリエンコーダを速度検出手段として用いている。このように、一般的、かつ信頼性の高いロータリエンコーダを用いることにより、コストの低減を図りつつ、高精度の制御を実現することができる。
本発明によれば、速度検出手段を取り外し可能とするとともに流用可能とすることで、部品員数の低減を図ることができる。これによって、コストの低減を図り、リンク機構を備えた既設のエレベータをより容易にリニューアルすることが可能となるとともに、メンテナンス項目の増加を防ぐことで、リニューアル後のエレベータの保守効率の向上をも図ることができる。
以下、本発明に係るエレベータのドア開閉装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るエレベータのドア開閉装置の一実施形態を示す概略構成図、図2は通常時および試運転時の制御フローである。
エレベータのドア開閉装置は、図1に示すように、出入口に配置されるドア1と、ドア1を懸架するドアハンガ2と、ドアハンガ2の水平移動を案内するドアレール3と、ドア駆動用のモータ4と、モータ4により回動されるプーリ5と、プーリ5に一端が連結されるとともに、他端がドア1に連結され、モータ4の回転をドア1に伝達するリンク機構6とを備えてなっている。
このようなリンク機構6を有するエレベータのリニューアルを行なう場合、例えば、モータ4および図示しない制御装置が新設される。そして、制御装置には、後述する速度検出手段の出力に基づきドア速度および出入口幅を演算するとともに、これらのデータとモータ回転速度を比較することによりリンク機構6の減速比を演算する処理手段と、減速比データを格納する格納手段とが備えられている。
リンク機構を介してドアの開閉を行なうドア開閉装置にあっては、モータ回転速度とドア速度とは比例関係に無く、減速比も出入口の大きさにより様々であることから、リニューアルの際、試運転が実施され、当該リンク機構6の減速比を求める作業が行なわれる。このとき、ドア1に、取り外し可能な速度検出手段、例えばパルスを出力するロータリエンコーダ7が設置される。
ここで、試運転の手順を図2に基づき説明する。試運転では、ドア速度指令8におけるモータ4の速度パターンを一定低速とする。すなわち、ドア開閉装置の減速比はドア1が危険な速度とならない試運転用定数が使用される。このようにしてドア1の増速を防いだ状態で、ロータリエンコーダ7のパルスからドア速度帰還15を検出する。次いで、ドア減速比演算16において、ドア速度帰還15およびモータ速度帰還14のパルスに基づきモータ4の回転速度とドア1のドア速度との関係、すなわち、減速比を演算する。また、このとき、ロータリエンコーダ7のパルスから出入口幅の測定も行う。この後、測定した出入口幅を所定数、例えば11区間に分割するとともに、これらの所定幅毎に減速比を平均化し、次いで、所定幅毎の減速比データを格納手段である制御定数格納ROM17に格納する。試運転終了後は、格納した減速比を元に、通常のドア速度制御フローにて開閉制御が可能となる。また、試運転終了時、ロータリエンコーダ7はドア1から取り外される。
次に、通常運転の手順を図2に基づき説明する。ドア速度指令8にて駆動するドア1の速度パターンが出力される。次いで、制御定数格納ROM17に格納されている減速比に基づき、ドア1の速度パターンをモータ速度指令9へ変換する。同時に、モータ速度帰還14より、モータ4の回転速度をフィードバックして速度偏差を検出し、目標速度に近づくように調整する。また、モータ速度指令9に基づき、モータ4の駆動力演算10を行うとともに、モータ電流帰還13よりモータ4の電流値をフィードバックして駆動力偏差を検出し、目標駆動力に近づくように調整する。さらに、駆動力演算10に基づき、PWM信号出力11にてIPMゲート信号を作成する。このIPMゲート信号は、ゲート駆動回路12を介してIPMへ伝達され、モータ4を駆動する。
本実施形態によれば、ロータリエンコーダ7を取り外し可能とするとともに流用可能とすることで、部品員数の低減を図ることができる。これによって、コストの低減を図り、リンク機構6を備えた既設のエレベータをより容易にリニューアルすることが可能となるとともに、メンテナンス項目の増加を防ぐことで、リニューアル後のエレベータの保守効率の向上をも図ることができる。また、出入口幅を所定数に分割するとともに、これらの所定幅毎に減速比を平均化し、これらの減速比データに基づき制御を行なうことで、きめの細やかなドア開閉制御を安定して行なうことができる。さらに、一般的、かつ信頼性の高いロータリエンコーダ7を速度検出手段として用いることにより、コストの低減を図りつつ、高精度の制御を実現することができる。
なお、前述した実施形態では、ドア速度検出手段としてロータリエンコーダ7を使用した例を示したが、本発明はこれに限らず、タコジェネレータ等、回転数をアナログ量として出力する装置でも、同様な方式にて実施可能である。
本発明に係るエレベータのドア開閉装置の一実施形態を示す概略構成図である。 通常時および試運転時の制御フローである。
符号の説明
1 ドア
2 ドアハンガ
3 ドアレール
4 モータ
5 プーリ
6 リンク機構
7 ロータリエンコーダ

Claims (3)

  1. モータの駆動力をリンク機構を介してドアに伝えるエレベータのドア開閉装置において、
    前記ドアに取り外し可能に設置される速度検出手段と、この速度検出手段の出力に基づきドア速度および出入口幅を演算するとともに、これらのデータとモータ回転速度を比較することにより前記リンク機構の減速比を演算する処理手段と、減速比データを格納する格納手段とを備えたことを特徴とするエレベータのドア開閉装置。
  2. 前記処理手段は、前記出入口幅を所定数に分割するとともに、これらの所定幅毎に前記減速比を平均化し、所定幅毎の減速比データを前記格納手段に格納することを特徴とする請求項1記載のエレベータのドア開閉装置。
  3. 前記速度検出手段は、ロータリエンコーダからなることを特徴とする請求項1記載のエレベータのドア開閉装置。
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