JP2010089829A - 紙葉類帯封装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】卓上型の紙葉類帯封装置を提供する。
【解決手段】クランプアーム16を元の位置Aから矢印Bの方向に回転させて、クランプアーム16の先端部が帯テープ送り部14の帯テープ出口部14a付近に位置するようにする(位置A’)。クランプアーム16が位置A’に位置したら、帯テープ送り部14の帯テープ出口部14aから帯テープ18を送り出し、帯テープ18の先端部分をクランプ部19にクランプさせる。その後、クランプアーム16を矢印Cの方向に回転させることにより、帯テープ18がスタッカ部11の周囲にループ状に配置される。
【選択図】図3
【解決手段】クランプアーム16を元の位置Aから矢印Bの方向に回転させて、クランプアーム16の先端部が帯テープ送り部14の帯テープ出口部14a付近に位置するようにする(位置A’)。クランプアーム16が位置A’に位置したら、帯テープ送り部14の帯テープ出口部14aから帯テープ18を送り出し、帯テープ18の先端部分をクランプ部19にクランプさせる。その後、クランプアーム16を矢印Cの方向に回転させることにより、帯テープ18がスタッカ部11の周囲にループ状に配置される。
【選択図】図3
Description
この発明は紙葉類帯封装置に係り、特に、複数枚の紙葉類を重ねた束に自動的に帯封を施す紙葉類帯封装置に関する。
従来の紙葉類帯封装置が、例えば特許文献1に記載されている。この紙葉類帯封装置は、紙葉類である紙幣を複数枚重ねて構成された札束に帯テープを巻くことにより、帯封を施す装置である。この紙葉類帯封装置では、複数枚の紙幣を集積して札束を構成した後、紙幣キャリアがその札束を挟持して、紙幣を集積する場所とは異なる場所に設けられた帯封機構部に移動させ、札束に帯封を施している。
しかしながら、特許文献1の紙葉類帯封装置では、紙幣を集積する場所と札束に帯封を施す場所とが異なるため、装置が大型化するといった問題点があった。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたもので、卓上型の紙葉類帯封装置を提供することを目的とする。
この発明に係る紙葉類帯封装置は、複数枚の紙葉類からなる束に帯テープを巻きつけて帯封を施す紙葉類帯封装置であって、前記複数枚の紙葉類を集積して前記束にするスタッカ部を備え、前記複数枚の紙葉類を集積する前に、予め前記帯テープを前記スタッカ部の周囲にループ状に配置しておき、前記複数枚の紙葉類を集積した後に、前記ループ状の帯テープを前記束に巻きつける。
この発明によれば、複数枚の紙葉類を集積する場所と、紙葉類の束に帯封する場所とが同一であることにより、紙葉類帯封装置が小型化されるので、卓上型の紙葉類帯封装置を提供することができる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施の形態に係る紙葉類帯封装置の側方断面図を図1に示す。紙葉類帯封装置1は、その上部の前方部分に、紙幣を投入する紙幣投入部2を備えている。また、紙葉類帯封装置1には、紙幣投入部2に投入された紙幣の種類を鑑別する鑑別部3と、鑑別部3で鑑別された紙幣のうち帯封対象となる紙幣とその他の紙幣とを振分ける振分けゲート4と、当該その他の紙幣のうち読み取り不能な紙幣と読み取り可能な紙幣とを振分ける振分けゲート5と、帯封対象の紙幣の束に帯封を施す帯封機構部6と、帯封対象ではないが読み取り可能な紙幣を集積する金種スタッカ部7と、読み取り不能の紙幣を集積するリジェクトスタッカ部8とが設けられている。さらに、紙葉類帯封装置1の下部の正面部には、開閉可能なフロントカバー9が設けられ、フロントカバー9を開放することにより、帯封機構部6を正面から操作可能になっている。
この発明の実施の形態に係る紙葉類帯封装置の側方断面図を図1に示す。紙葉類帯封装置1は、その上部の前方部分に、紙幣を投入する紙幣投入部2を備えている。また、紙葉類帯封装置1には、紙幣投入部2に投入された紙幣の種類を鑑別する鑑別部3と、鑑別部3で鑑別された紙幣のうち帯封対象となる紙幣とその他の紙幣とを振分ける振分けゲート4と、当該その他の紙幣のうち読み取り不能な紙幣と読み取り可能な紙幣とを振分ける振分けゲート5と、帯封対象の紙幣の束に帯封を施す帯封機構部6と、帯封対象ではないが読み取り可能な紙幣を集積する金種スタッカ部7と、読み取り不能の紙幣を集積するリジェクトスタッカ部8とが設けられている。さらに、紙葉類帯封装置1の下部の正面部には、開閉可能なフロントカバー9が設けられ、フロントカバー9を開放することにより、帯封機構部6を正面から操作可能になっている。
図2に示されるように、帯封機構部6は、紙幣が集積されるスタッカ部11と、振分けゲート4(図1参照)で振分けられた帯封対象の紙幣をスタッカ部11に供給する紙幣搬送部12と、スタッカ部11に集積された複数枚の紙幣を圧縮する圧縮ブラケット13と、複数の紙幣が集積されて構成された札束に巻かれる帯テープ18を供給する帯テープ送り部14と、帯テープ18に糊付けを行うヒータ15とを備えている。スタッカ部11は、紙葉類帯封装置1(図1参照)の前方から見たときに、手前に向かって下り勾配の傾斜を有しており、スタッカ部11に集積された札束をスタッカ部11上に留めておくために、開閉可能な紙幣ストッパ17が設けられている。スタッカ部11には、一端が回転可能に固定されることにより回動可能であるクランプアーム16が設けられている。クランプアーム16には、帯テープ18の先端をクランプするためのクランプ部19が設けられている。
次に、この実施の形態に係る紙葉類帯封装置の動作について説明する。
まず、紙葉類帯封装置1の準備動作として、帯テープ18をスタッカ部11の周囲に予めループ状に配置するための動作について説明する。図3に示されるように、クランプアーム16を元の位置Aから矢印Bの方向に回転させて、クランプアーム16の先端部が帯テープ送り部14の帯テープ出口部14a付近に位置するようにする(位置A’)。クランプアーム16が位置A’に位置したら、帯テープ送り部14の帯テープ出口部14aから帯テープ18を送り出し、帯テープ18の先端部分をクランプ部19にクランプさせる。その後、クランプアーム16を矢印Cの方向に回転させることにより、帯テープ18がスタッカ部11の周囲にループ状に配置される。
まず、紙葉類帯封装置1の準備動作として、帯テープ18をスタッカ部11の周囲に予めループ状に配置するための動作について説明する。図3に示されるように、クランプアーム16を元の位置Aから矢印Bの方向に回転させて、クランプアーム16の先端部が帯テープ送り部14の帯テープ出口部14a付近に位置するようにする(位置A’)。クランプアーム16が位置A’に位置したら、帯テープ送り部14の帯テープ出口部14aから帯テープ18を送り出し、帯テープ18の先端部分をクランプ部19にクランプさせる。その後、クランプアーム16を矢印Cの方向に回転させることにより、帯テープ18がスタッカ部11の周囲にループ状に配置される。
次に、複数枚の紙幣を帯封する動作について説明する。
図1に示されるように、複数枚の紙幣を紙幣投入部2に投入すると、紙幣が一枚ずつ鑑別部3に送られ、紙幣それぞれの種類が鑑別される。鑑別部3で鑑別された紙幣の種類に基づいて、振分けゲート4は、帯封対象の種類の紙幣を帯封機構部6に振り分ける。その他の種類の紙幣は振分けゲート5に送られ、鑑別部3で鑑別された紙幣の種類に基づいて、読み取り不能の紙幣をリジェクトスタッカ部8へ振分けると共に、読み取り可能な紙幣を金種スタッカ部7へ振分ける。
図1に示されるように、複数枚の紙幣を紙幣投入部2に投入すると、紙幣が一枚ずつ鑑別部3に送られ、紙幣それぞれの種類が鑑別される。鑑別部3で鑑別された紙幣の種類に基づいて、振分けゲート4は、帯封対象の種類の紙幣を帯封機構部6に振り分ける。その他の種類の紙幣は振分けゲート5に送られ、鑑別部3で鑑別された紙幣の種類に基づいて、読み取り不能の紙幣をリジェクトスタッカ部8へ振分けると共に、読み取り可能な紙幣を金種スタッカ部7へ振分ける。
図4に示されるように、帯封機構部6に振り分けられた紙幣は、紙幣搬送部12によってスタッカ部11上に一枚一枚集積され、スタッカ部11上には、帯封対象の紙幣からなる札束20が構成される。札束20は、紙幣ストッパ17に支えられることにより、スタッカ部11の傾斜によってすべり落ちないようになっている。尚、スタッカ部11上に集積される紙幣の枚数は、図示しない計数部において計測される。
当該計数部において、スタッカ部11上に100枚の紙幣が集積されたことを計測したら、図5に示されるように、まず圧縮ブラケット13が札束20に向かって移動し、札束20を圧縮する。この状態で、クランプアーム16が矢印Dの方向に回転することにより、帯テープ18が札束20の周りに巻きつけられる。
帯テープ18が札束20の周りに巻きつけられた後、図6に示されるように、帯テープ送り部14は、余分に供給された帯テープを巻き戻し、札束20を帯テープ18で絞り込む。その後、ヒータ15を矢印Eの方向に駆動させて、帯テープ18を糊付けすると共にカットする。
次に、図7に示されるように、圧縮ブラケット13が元の位置に戻ることにより、圧縮ブラケット13による札束20の圧縮を解除する。その後、紙幣ストッパ17が矢印Fの方向に回動する。すると、図8に示されるように、帯封された札束20は、スタッカ部11の傾斜を滑り落ちることにより、帯封機構部6から排出される。
尚、スタッカ部11上に集積された紙幣の枚数が100枚未満の場合には、上記動作による帯封動作は行われない。この場合には、フロントカバー9を開放すると、帯テープ18の先端がクランプ部19から離れ、帯テープ送り部14が帯テープ18を巻き戻す。これにより、帯封機構部6の正面から手動で、集積された100枚未満の紙幣を取り出すことができる。
100枚の紙幣からなる札束からなる札束20の帯封動作終了後、または、100枚に満たない紙幣が帯封機構部6から取り出された後、帯封機構部6では、図3に示された準備動作が行われて、次の帯封動作を行うための準備を行う。
このように、複数枚の紙幣を集積する前に、予め帯テープ18をスタッカ部11の周囲にループ状に配置しておき、複数枚の紙幣を集積した後に、ループ状の帯テープ18を札束20に巻きつける構成により、複数枚の紙幣を集積する場所と、札束に帯封する場所とが同一となって紙葉類帯封装置1が小型化されるので、卓上型の紙葉類帯封装置1を提供することができる。
1 紙葉類帯封装置、11 スタッカ部、18 帯テープ、20 札束(束)。
Claims (1)
- 複数枚の紙葉類からなる束に帯テープを巻きつけて帯封を施す紙葉類帯封装置であって、
前記複数枚の紙葉類を集積して前記束にするスタッカ部を備え、
前記複数枚の紙葉類を集積する前に、予め前記帯テープを前記スタッカ部の周囲にループ状に配置しておき、前記複数枚の紙葉類を集積した後に、前記ループ状の帯テープを前記束に巻きつける紙葉類帯封装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008263600A JP2010089829A (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 紙葉類帯封装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008263600A JP2010089829A (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 紙葉類帯封装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2010089829A true JP2010089829A (ja) | 2010-04-22 |
Family
ID=42252966
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2008263600A Pending JP2010089829A (ja) | 2008-10-10 | 2008-10-10 | 紙葉類帯封装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2010089829A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014147999A1 (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-25 | グローリー株式会社 | 紙幣処理装置 |
-
2008
- 2008-10-10 JP JP2008263600A patent/JP2010089829A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2014147999A1 (ja) * | 2013-03-18 | 2014-09-25 | グローリー株式会社 | 紙幣処理装置 |
JPWO2014147999A1 (ja) * | 2013-03-18 | 2017-02-16 | グローリー株式会社 | 紙幣処理装置 |
RU2615576C1 (ru) * | 2013-03-18 | 2017-04-05 | Глори Лтд. | Устройство обработки бумажных денег |
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