JP2010088922A - タニケット・カフおよびスリーブのシステム - Google Patents

タニケット・カフおよびスリーブのシステム Download PDF

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Abstract

【課題】最小外周の肢部に適用後に弾性伸長し、最大の外周の肢部に適用後に所定最大圧未満の肢部への圧力を加えるように、最小外周と最大外周との間の外周がある四肢に適用するための特定のタニケット・カフ及び該タニケット・カフに適合した既知の肢部保護用スリーブのシステムを提供する。
【解決手段】タニケット・カフ6およびスリーブ2のシステムにおいて、スリーブ2は、タニケット・カフ6が円筒形状をなしているときにスリーブ2の一部がタニケット・カフ6の下に横たわり、スリーブ2の他の部分がタニケット・カフ6を覆うようタニケット・カフの幅より大きい幅を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般には、外科用タニケットに関する。本発明は、特に、患者の四肢に巻き付いて加圧して該四肢への血流を止めるための外科用タニケット・カフ(tourniquet cuff)と、外科的な手順の間カフ関連傷害からの四肢の保護を補助すべく前記四肢と前記カフとの間に挿置するために前記カフと適合する四肢保護用スリーブとに関する。
外科用タニケット・カフは、典型的には、患者の四肢の所望の部位に適用され、該カフを越える動脈血流を止めるために加圧されて、前記カフより遠位の四肢の部分に無血状態の手術野を確立する。いくつかの典型的なタニケット・カフの構造および機能は、Robinette−Lehmannによる米国特許第4,635,635号明細書と、Spenceによる米国特許第4,979,953号明細書と、McEwenによる米国特許第5,454,831号明細書および米国特許第5,649,954号明細書とに記載されている。かかる先行技術のタニケット・カフによって加えられる圧力は、典型的には、McEwenによる米国特許第4,469,099号明細書とMcEwenおよびJamesonによる米国特許第5,607,447号明細書とに記載されたような、電子タニケット装置によって制御される。
加圧されたタニケット・カフによって生じる無血状態の手術野は、上肢および下肢で行われる多くのタイプの外科手術の手順を容易にし、該外科手術の手順の質および一貫性を向上させるのに役立ち、輸血の需要を減少させ、手術時間を短縮する。ある種の外科手術の手順においては、タニケット・カフより遠位の肢部のみをビールブロック(Bier block)麻酔法または局所静脈麻酔法(IVRA)と呼ばれる手順を用いて麻酔するが、かかる手順では、タニケット・カフは、麻酔薬の肢部への滞留と該肢部への動脈血の流入阻止という二重の機能を果たしている。IVRAにおけるタニケットの使用に関する臨床指針(clinical practice)は、Anesthesia and Analgesia(1997年、85巻、858−863頁)に発表された「静脈内局所麻酔法の北米概観(A North American Survey of Intravenous Regional Anesthesia)」と題するHendersonらによる論文に最近要約された。
加圧したタニケット・カフに覆われる肢部の軟組織のある種の傷害の確率を減少させるために、一部の術者は前記カフに覆われる肢部に軟らかい包帯を適用することにしている場合がある。例えば、1999年1月1日付け米国手術室看護婦協会(AORN)発行の「空気式タニケットの使用に関する推奨指針(Recommended Practices for Use of the Pneumatic Tourniquet)」においては、「カフはその下になる皮膚および軟組織に過度の外傷が生じないように四肢に適用されるべきである。製造者の指示書は、タニケットが適用される皮膚の皺を挟まないように注意して、軟らかく皺のないパディング(例えば綿製ギブスパディング、ストキネット)を肢部にできるだけ高く滑らかに巻くように推奨している場合がある。一旦膨張させたらカフは再調整すべきではない。使用者はタニケット技術の中にはパディング不要のものもあることに留意しなければならない。」と記している。
先行技術では、タニケット・カフとともに使用されてきた軟らかい包帯は、Hubbardらによって米国特許第4,406,281号明細書に記載されたとおりの液体不浸透層および粘着性タブを組み合わせたシートパディングと、ギブス(cast)の適用前に骨折した肢部の周りを覆うタイプのギブス用パディングとを含む。タニケット・カフの使用と関連するこれらの軟らかい包帯の適切な適用は非常に技術依存性が高く、訓練と経験を積んだ術者を必要とする。さらに、パディングのタイプによっては適用時に繊維が解け、これらの繊維が術野に侵入して肢部の周りにタニケット・カフを固定するために典型的に用いられるフックとループ式ファスナーを目詰まりさせることがあり、このため該ファスナーの有効強度が減少し、事故のおそれが生じる。また、パディング自体が、特に上を覆うタニケット・カフが膨張するときに、肢部の周りで不均一な形態となる場合がある。最後に、過剰量の軟らかい包帯が用いられたり、あるいは不適切に適用される場合には、カフより先への血流を止めるためタニケット・カフに必要な圧力レベルが大きく上昇するために危険性が高まり、肢部でのカフの位置が膨張後に不安定になることがあり、使用中にカフの位置が肢部に対して著しく変化する可能性が高まる。
先行技術において、軟らかい包帯およびギブス用パディングの使用の代替となるのは、患者の肢部とタニケット・カフとの間に管状ストキネット(stockinette)を用いることである。典型的には、管状ストキネットは、広範囲の予め設定されたレイフラット(lay−flat、平らにした)状態での幅、編み方および材料で製造され供給される。管状ストキネットは、編成される糸の一部が弾性を有するか、あるいは前記管状の形態の弾性伸長を可能にするように編成されているかのいずれかである、実質的に筒状をした編物からなる。外観上は、管状ストキネットは靴下の足首部分またはナイロンストッキングの脚の部分に似ている。一部のタイプの管状ストキネットには弾性糸が含まれており、編物に用いられる弾性糸および非弾性糸のタイプと数と編み方のパターン自体とによって定まる伸縮性および弾性を与える。非弾性糸で編成された別のタイプのストキネットでは、ストキネットの伸縮性および弾性は主に編み方によって決まる。軟らかい包帯を積重することと比較した場合のタニケット・カフの下に管状ストキネットを用いることの2つの一般的な利点は、ストキネットでは繊維が解けて術野に侵入してカフファスナーを目詰まりさせることが起こらない点と、管状ストキネットは軟らかい包帯ほどには肢部の周りで不均一な形態にならない点である。
かかる先行技術のストキネットについては多数の問題点がある。最大の問題点は、管状ストキネットが巻き付いている肢部に加えられる圧力が高すぎたり低すぎたりすることがある点である。管状ストキネットが所望のカフの部位で肢部の周りにぴったり合うように過剰に引き伸ばされる場合には、圧力が高すぎることになり、この弾性伸長した管状ストキネットによって肢部に加えられた圧力は、肢部からの静脈血流を止めて肢部への動脈血流を減らすのに十分なほど高くなる。
管状ストキネットにより加えられるかもしれない残存圧力に関する懸念のため、先行技術のタニケット・カフと器具の製造業者の1つ(Zimmer、インディアナ州Warsaw)は、自社のA.T.S.2000自動タニケットシステム用のオペレーターおよび保守点検用マニュアルの6頁に、「下巻きパディングとしてストキネットを用いてもよい。タニケットの圧力が解除されるとすぐに空気の抜けたカフとその下の包帯は完全に除去すべきである。静脈から戻る血流を少しでも遮ると術野の鬱血が起こる。」と警告している。タニケット・カフとともにストキネットのような下巻きのパディングによって加えられた加圧空気以外による残存圧力についての危険性に関する同様の警告はタニケット関連製品の他の供給者も行っており、外科の文献にも記載されている。
代わりに、管状ストキネットが所望のカフ部位で全く伸長しないかあるいは十分に伸長しないかの場合には、管状ストキネットは下に覆われる肢部を全く圧迫せず、上に覆うタニケット・カフの膨張によって該管状ストキネットの生地に皺が寄ることがある。これは、膨張したカフにより前記管状ストキネットの下の肢部に加えられた圧力の局部的な異常と血流を止めるために前記カフに要求されるより高い膨張圧とにより生じる他の危険の原因となるとともに、前記管状ストキネットの下の皮膚が挟まれ皺が寄り剪断されることによる軟組織の傷害の原因となる。
先行技術には、管状ストキネットと使い捨てタニケット・カフとを組合せて単一の滅菌した包装に入れた商品が1つ知られている(Smith and Nephew Richards Inc.、テネシー州メンフィス)。この管状ストキネットは、該管状ストキネットを肢部の所望のカフ部位まで引き上げることによりタニケット・カフが伸長したストキネット生地4層を介して適用できるように、2重に裏返しに折り畳まれた弾性伸長可能な編物でできた実質的に筒状の長手からなる。タニケット・カフは広範囲の外周を有する四肢に適用することができる。しかし、その範囲のほとんどでストキネットは大きすぎる。伸長していないストキネットの外周はカフが適用される四肢の外周のほとんどよりも大きい。この状態は危険である、というのは、前記のとおり、管状ストキネットが緩くタニケット・カフを適用する前に肢部の所望のカフ部位で全く弾性伸長していない場合には、該ストキネットの上にカフを適用し膨張させることにより、カフの下のストキネットの生地に皺が寄ることになり、該肢部に加えられた圧力の局部的な異常と、肢部の血流を止めるためにかかるストキネットを上に巻き付いたタニケット・カフが圧迫するより高い圧力とによって発生するその他の外科およびIVRA関連の危険がでてくるとともに、前記ストキネットの下の皮膚が挟まれ、皺が寄り、剪断されることによる軟組織の傷害の可能性が高くなるからである。
一定の形態、外周および組織組成の肢部を管状ストキネットが圧迫する圧力は、McEwenによって米国特許第4,869,265号明細書に記載されたもののような生物医学用圧力トランスジューサーを用いて測定できる。かかるトランスジューサーを用いると、本出願の発明者が実施した試験では、さまざまなサイズ、材料、編み方および設計の先行技術の管状ストキネットによって異なる外周および物理的性質の四肢に0mmHgから60mmHg以上までの圧力が加えられることがわかっている。比較として、30mmHgの圧力で静脈血流を部分的にまたは完全に遮断でき、60mmHg以下の圧力が動脈血流を遮り部分的にブロックすることがわかっている。
本願発明は、最小外周の肢部に適用後に弾性伸長し、最大の外周の肢部に適用後に所定最大圧未満の肢部への圧力を加えるように、最小外周と最大外周との間の外周がある四肢に適用するための特定のタニケット・カフ及び該タニケット・カフに適合した既知の肢部保護用スリーブのシステムを提供することを目的とする。
本発明に係るタニケット・カフおよびスリーブのシステムは、幅と、長さと、固定機構とを有し、自らの上に重なって所定範囲の外周長の円筒形状をなす柔軟性を有し、かつ前記所定範囲を表す第1の印を有するタニケット・カフと、伸長しないときの外周長が前記タニケット・カフの前記所定範囲の最小値未満であり、厚さが一様な管状の伸長可能なスリーブと、該スリーブと前記タニケット・カフの前記第1の印とを照合させるために使用者が視認できる照合手段であって、前記タニケット・カフ上の第1の印と対応する前記スリーブ上の第2の印を含む照合手段とを備え、前記固定機構は、前記タニケット・カフを前記所定範囲の外周長の前記円筒形状に固定し、前記スリーブは、前記所定範囲の外周長の肢部に所定最小値以上所定最大値以下の圧力を与えるよう形成されており、かつ、前記タニケット・カフが前記円筒形状をなしているときに前記スリーブの一部が前記タニケット・カフの下に横たわり、前記スリーブの他の部分が前記タニケット・カフを覆うよう前記タニケット・カフの前記幅より大きい幅を有する。
前記タニケット・カフ上の前記第1の印と該第1の印に対応する前記スリーブ上の前記第2の印とは、同色とすることができる。
本発明に係るタニケット・カフおよびスリーブのシステムは、前記タニケット・カフに取り付けられ、該タニケット・カフを加圧する装置を有することができる。
前記所定範囲の外周長で表される前記長さは、前記タニケット・カフの前記幅より大きい。
本発明によれば、スリーブは、タニケット・カフが円筒形状をなしているときにスリーブの他の部分がタニケット・カフを覆うようタニケット・カフの幅より大きい幅を有し、使用者によりカフが適切に適用された後、カフより遠位側のスリーブの部分はカフの上に折り返すことができる。
外科患者の肢部に適用された好ましい実施例の図。 類似したデザインおよび異なるサイズの4種類のタニケット・カフの内面を示す断面図。 図2に示すタニケット・カフの1つの外面を示す図。 図3に示すタニケット・カフに適合する肢部保護用スリーブの製造工程を示す透視図。 図2に示す4種類のタニケット・カフに適合する4種類の肢部保護用スリーブを示す透視図。 典型的なタニケット・カフおよび適合する肢部保護用スリーブの使用者による選択と患者の肢部への適用とのステップを示す図。
例示された実施例は網羅的であることまたは発明を開示されたのと全く同一の形式のものに限定することを意図したものではない。例示された実施例は、本発明の原理とその応用および実用的な用途とを説明し、もって当業者に本発明を使用可能とするために、選択され説明される。
図1は手術患者の肢部に適用された好ましい実施例を表す。肢部保護用スリーブ2は術者により肢部4にその長手の部分に沿って適用されている。膨張可能なタニケット・カフ6は、使用者の所望の部位でスリーブ2および肢部4の部分に巻き付けるために、肢部保護用スリーブ2の近位の部分の上に適用される。カフ6は気密ポート10と気密チュービング12とを通してタニケット装置8に気密に接続される。手術の開始前に、カフ6より遠位のスリーブ2の部分は、図6cに示すように、使用者によってカフ6の上に折り返される。タニケット装置8は、タニケット・カフ6に肢部4のカフ6およびスリーブ2より先への血流を止めるのに十分な圧力でガスを外科手術の手順の実行に十分な時間供給できる。
図2は、タニケット・カフ6、カフ14、カフ16およびカフ18の内面を表すが、これらはDelfi Medical Innovations Inc.(カナダ、バンクーバー)により供給される異なるサイズの小児科用タニケット・カフである。カフ6、14、16および18はMcEwenにより米国特許第5,454,831号明細書および米国特許第5,649,954号明細書に記載されたような先行技術のタニケット・カフと一般的に類似する材料と方法で組み立てられている。
図2に示されたカフ6、14、16および18の幅および長さは、表1に示される。また、カフ6、14、16および18のそれぞれについて、表1は、前記供給者が製品資料および使用者に配布される説明書に推奨している最大肢部外周および最小肢部外周を示す。使用者がカフを容易に同定し区別するのを助けるために、カフの結びひもはカフごとに異なる色をしており、表1のとおり、カフ6、14、16および18には、それぞれ緑色、赤色、青色および黒色の結びひもがついている。
Figure 2010088922
図3はカフ6が肢部4に巻き付いた状態での肢部4に面しない側のカフ6の外面を示す。カフ6の長手24は17.7インチで、カフ6の幅26は3.50インチである。カフ6は膨張チャンバー28を含み、チャンバー28の境界は図2に示されている。使用者が所望の部位30で患者の肢部4に巻き付けることができるようにカフ6は設計されているので、膨張チャンバー28の一部は自らの上に重なり、第1カフ端部ファスナー32をカフ側部ファスナーストリップ34に完全に係合させることにより、そして、第2カフ端部ファスナー36をカフ側部ファスナーストリップ34に完全に係合させることにより、使用者が巻き付いたカフ6を肢部4に固定できる。先行技術でベルクロ(Velcro、登録商標)として知られるような相補的なフックおよびループ材が恒久的に図2および3に示す部位に取り付けられて、第1カフ端部ファスナー32、カフ側部ファスナーストリップ34および第2カフ端部ファスナー36をなしている。第1カフ端部ファスナー32および第2カ端部面フファスナー36はフック材でできており、カフ側部ファスナーストリップ34はループ材でできている。使用者は、図1に示す結びひも20、22を結んでカフ端部38を固定することもできる。カフ6は、肢部4の周りに固定されてタニケット装置8からのガスで膨張するときには、巻き付いた肢部4を圧迫してカフ6の先の肢部4への動脈血流を止める。
製品資料と使用者に供給者から配布される説明書とに仕様が記載されているとおり、カフ6はさらに、肢部4が部位30での肢部の外周が8.3インチ以上15.3インチ未満の場合に肢部4に巻き付くことができるように設計されている。図1、2および3に示されているとおり、使用者に推奨される最大外周と最小外周との間の外周の部位30でカフ6が肢部4に適用されるとき、(1)膨張チャンバー28の一部が肢部4に巻き付いて自らの上に重なり、それによりチャンバー28が膨張すると肢部4の周りに均一に圧力を加えていること、(2)カフ6を肢部4の周りに固定するために、使用者が第1カフ端部ファスナー32をカフ側部ファスナーストリップ34と完全に係合することができること、(3)第1カフ端部ファスナー32と独立にカフ6を肢部4の周りに固定するために、使用者が第2カフ端部ファスナー36をカフ側部ファスナーストリップ34と完全に係合することができることおよび(4)カフ端部38を固定するために使用者が結びひも20、22を結ぶことができることという4つの状態が発生する。
部位30での肢部4の外周が使用者に推奨される最大外周の15.3インチ以上の場合には、(1)第1カフ端部ファスナー32がカフ側部ファスナーストリップ34と完全に係合できないこと、(2)膨張チャンバー28は肢部4に巻き付いて自らの上に重なることができないため膨張したときに不均一な圧力が前記肢部の周りに加えられることおよび(3)結びひも20、22がカフ6の気密ポート10に遮られることによりカフ端部38を固定するために結びひも20、22を結ぶことができないことという3つの状態のうちの1つ以上が発生するので、カフ6は安全に血流を止めることができないであろう。
あるいは、部位30での肢部4の外周が最小外周の8.3インチ未満の場合には、(1)カフ6の幅が肢部4の長さに比べて過大なために下肢または上肢におけるそれぞれ膝または肘の関節の近傍の神経および軟組織に危険が及ぶようなカフ6による圧力が加わること、(2)カフ6の幅が肢部4の長さに比べて過大なために、カフ6より遠位の手術予定部位が遮られること、(3)第2カフ端部ファスナー36がカフ側部ファスナーストリップ34と完全に係合しないことおよび(4)結びひも20、22がカフ6の気密ポート10に遮られることから結びひも20、22がカフ端部38を固定するために結ぶことができないことの4つの状態のうちの1つ以上が発生するので、カフ6の効能および安全性が損なわれるであろう。
本実施例の肢部保護用スリーブ2は、(a)スリーブ2は管状で弾性伸長可能な形態を有し、推奨最小外周の肢部に適用するときに弾性伸長するように、伸長しないときの外周がカフ6の推奨外周未満である点、(b)スリーブ2はカフ6の推奨最大肢部外周と少なくとも相等しい外周までは半径方向に弾性伸長することができる点、(c)弾性伸長して推奨最大外周の肢部に適用するときに、スリーブ2により肢部が圧迫される最大圧は、カフ6だけを適切に適用したときに通常加えられる圧力より低い点および(4)推奨最大外周の肢部に適用するときに、スリーブ2の長さがカフ6の幅よりも長く、手術開始前に図6cに示すとおりスリーブ2の一部をカフ6の上に折り返すことができる点という物理的性質を有するようにスリーブ2を設計することにより、タニケット・カフ6とともに使用するために設計されている。
図4a、4bおよび4cは、上記の物理的性質を有することにより肢部保護用スリーブ2がカフ6に適合するように如何に設計し製造されたかを示す。まず、図4aに示す管状ストキネット40は、自然色の18/1タイプのリング精紡綿糸をインチ当たりの針数160およびコース数25で編成することにより製造される。これにより、半径方向の伸長がないときの外周が7.0インチ(約3.5インチのレイフラット状態の幅の2倍)で、半径方向に最大に伸長するときの最大外周が26インチ(クロス・ストレッチ(cross stretch)状態の幅である13インチの2倍)となる管状ストキネット40ができる。管状ストキネット40は22.0インチの長さに裁断され、図4bに示すとおり折り返され、伸長しない状態で11.0インチの長さの2層の管をなす。図4cに示すとおり、折り返されていない方の端部はバイアス裁ちされている。これは、図4cに示すとおり、ストキネットを平らにして、長さ42が2.5インチで幅44がストキネットのレイフラット状態の幅の半分の断片を裁断することによってなされる。このバイアス裁ちを含む折り返されていない側の端部は緑色の糸で裁ち目かがり縫いして、緑色の縁46を有する肢部保護用スリーブ2ができあがる。図1に示すとおり、スリーブ2のバイアス裁ちによって、スリーブ2が肢部4のできるだけ近位の位置に取り付けられても、肢部4の一部を気密ポート10および気密チュービング12から保護することができる。裁ち目かがりをすることで、カフ6が膨張して血流を止めるために加圧されたとき、適合するカフ6の下の2層のスリーブ2の安定性が向上し、スリーブ2の編物としての形態は、適合するカフ6が圧迫することに対応して圧縮できる。
本実施例のスリーブ2を前記のとおりに設計したために必要な物理的性質が達成されていることを確認するために、スリーブ2に適合するカフ6の推奨最大外周である15.3インチの外周を有する肢部模型(simulated limb)を覆うようにスリーブ2が適用された。加えられた圧力を測定するために、McEwenにより米国特許第4,869,265号明細書に記載されたものと同様の生物医学用圧力トランスジューサーがスリーブ2と前記肢部模型との間に挿入された。これらの設計確認試験において前記トランスジューサーにより測定されたスリーブ2に加えられた最大圧は15mmHg未満であり、これは出願人による過去の試験から使用者が肢部に適合するように適用したタニケット・カフが典型的に発生できる約25mmHgという加圧空気によらない最大圧よりかなり低いことが知られている圧力である。また、適合するカフ6の推奨最小外周である8.3インチの外周を有する肢部模型を覆うようにスリーブ2が適用されて、適用後スリーブ2は弾性伸長して皺や欠陥を最小に抑えることが確認され、さらに、弾性伸長したスリーブにより最小外周の肢部模型に加えられた圧力は、使用者により適合するように肢部に適用されたときにタニケット・カフが典型的に発生できる加圧空気によらない最大圧力である25mmHgよりもかなり低いことが前記の圧力トランスジューサーを用いて確認された。
緑色の縁46の色により、使用者は、緑色の結びひも20、22がついたタニケット・カフ6とスリーブ2とを視覚的に照合させることができる。本実施例ではスリーブ2とカフ6とを結びつけるために共通の色が用いられるが、スリーブ2およびカフ6かまたはそれぞれを収納するパッケージかに数字、文字または記号を直接付することのような代替的な手段を用いてもよいことは当業者に理解されるであろう。カフ6およびスリーブ2が両方とも、一回の外科手術の手順にのみ使用され、その手順の後は別の患者に再使用されることなく廃棄されることを想定した、使い捨て医療器具として設計される場合には、使用者がスリーブ2およびカフ6を適合させる代替的な方法は、例えば同一の袋または箱に収容することにより、これらを製造時に一緒に包装することである。
図5は、カフ6、14、16および18にそれぞれ適合する4つのサイズの肢部保護用スリーブ2、48、50および52を示す。肢部保護用スリーブ48、50および52は、それぞれの長さ、伸長しない状態での外周、最大伸長状態での外周、および縁の色が異なる点を除いて、スリーブ2について説明したのと同様に設計、製作および確認試験が行われたものである。肢部保護用スリーブ48は、カフ14に適合し、(a)半径方向に伸長しない状態での外周が5.0インチで半径方向に最大に伸長した状態での最大外周が18.0インチとなるように、同じタイプの綿糸を用いてインチ当たりの針数124およびコース数23で編成し、(b)ストキネットを裁断し、その長さが9.5インチの2層の管となるように折り返し、(c)折り返さない側の端部をバイアス裁ちし赤色の糸で裁ち目かがりをして、カフ14の赤色の結びひもと適合する赤色の縁54を作る、という手順で製造された。肢部保護用スリーブ50は、カフ16に適合し、(a)半径方向に伸長しない状態での外周が3.0インチで半径方向に最大に伸長した状態での最大外周が13.0インチとなるように、同じタイプの綿糸を用いてインチ当たりの針数70およびコース数22で編成し、(b)ストキネットを裁断し、その長さが8.0インチの2層の管となるように折り返し、(c)折り返さない側の端部をバイアス裁ちし青色の糸で裁ち目かがりをして、カフ16の青色の結びひもと適合する青色の縁56を作る、という手順で製造された。肢部保護用スリーブ52は、カフ18に適合し、(a)半径方向に伸長しない状態での外周が1.5インチで半径方向に最大に伸長した状態での最大外周が7.0インチとなるように、同じタイプの綿糸を用いてインチ当たりの針数40およびコース数21で編成し、(b)ストキネットを裁断し、その長さが7.0インチの2層の管となるように折り返し、(c)折り返さない側の端部をバイアス裁ちし黒色の糸で裁ち目かがりをして、カフ18の黒色の結びひもと適合する黒色の縁58を作る、という手順で製造された。
図5に示す肢部保護用スリーブ2、48、50および52のそれぞれについてのスリーブの長さ、スリーブの縁の色、伸長しない状態でのスリーブ外周、最大伸長状態でのスリーブ外周、適合するカフおよびスリーブおよび適合するカフについて推奨されている最小肢部外周および最大肢部外周を表2に要約する。
Figure 2010088922
図6a、6bおよび6cは、タニケット・カフおよび適合する肢部保護用スリーブの使用者による典型的な選択と肢部4への適用とのステップを示す。これらのステップの前に、使用者は、まず、タニケット・カフおよびスリーブを適用することを望む肢部4の部位30を観察する。つぎに、使用者は、入手可能なサイズのカフの中から、(a)カフの一部が重なるように部位30で肢部4に完全に巻き付けること、(b)使用者により第1および第2のカフ端部ファスナーが完全に係合されることおよび(c)選択されたカフの遠位側の縁と部位30の直近の遠位側の関節60との間に安全な間隔をとることができる最も幅の広いカフを選択する。手術する外科医は、関節60の近傍で露出する神経、血管および軟組織に対する傷害を防止するために、責任を持ってこの安全な間隔を患者ごとに決定する。カフが選択された後に、適合する肢部保護用スリーブが選択されるのであるが、本実施例では、これはカフの結びひもの色とスリーブの縁の色とを照合させることにより実行される。図6a、6bおよび6cは、カフ6および適合するスリーブ2が肢部4の所望の部位30に適用するために選択されていることを示す。使用者は、図6aに示すとおり、選択したスリーブ2に肢部4を部位30まで通し、適用後、スリーブ2に皺が寄っていないことと、気密ポート10および気密チュービング12から肢部4を保護するのを補助するために、色のついたスリーブ2の縁46が図6aに示すような位置にあることを確かめる。図6bに示すとおり、スリーブ2の適用後、気密ポート10がスリーブ2の上に位置するように確かめながら、選択されたカフ6はスリーブ2および肢部4の近位側の部分の周りの所望の部位をきちんと合うように覆われる。使用者によりカフ6が適切に適用された後、図6cに示すとおり、カフ6より遠位側のスリーブ2の部分はカフ6の上に折り返される。つぎに、手術する外科医は、適用されたカフ6およびスリーブ2を観察して、関節60と適用されたカフ6およびスリーブ2との間にまだ安全な間隔があることを確かめる。それから、使用者は、気密チュービング12を気密ポート10に接続して、外科手術の手順の実行のために血流を止めるべく、タニケット装置8を用いてカフ6を膨張させる。カフ6の空気を抜いた直後には、残存するいかなる血流の制約をも除去するために、カフ6およびスリーブ2が両方とも肢部4から直ちに取り外される。
2、48、50、52 肢部保護用スリーブ
4 肢部
6 膨張可能なタニケット・カフ
8 タニケット装置
10 気密ポート
12 気密チュービング
14、16、18 カフ
20、22 結びひも
28 膨張チャンバー
32 第1カフ端部ファスナー
34 カフ側部ファスナーストリップ
36 第2カフ端部ファスナー
38 カフ端部
40 管状ストキネット
46 緑色の縁
54 赤色の縁
56 青色の縁
58 黒色の縁
60 関節

Claims (4)

  1. 幅と、長さと、固定機構とを有し、自らの上に重なって所定範囲の外周長の円筒形状をなす柔軟性を有し、かつ前記所定範囲を表す第1の印を有するタニケット・カフと、伸長しないときの外周長が前記タニケット・カフの前記所定範囲の最小値未満であり、厚さが一様な管状の伸長可能なスリーブと、該スリーブと前記タニケット・カフの前記第1の印とを照合させるために使用者が視認できる照合手段であって、前記タニケット・カフ上の第1の印と対応する前記スリーブ上の第2の印を含む照合手段とを備え、前記固定機構は、前記タニケット・カフを前記所定範囲の外周長の前記円筒形状に固定し、前記スリーブは、前記所定範囲の外周長の肢部に所定最小値以上所定最大値以下の圧力を与えるよう形成されており、かつ、前記タニケット・カフが前記円筒形状をなしているときに前記スリーブの一部が前記タニケット・カフの下に横たわり、前記スリーブの他の部分が前記タニケット・カフを覆うよう前記タニケット・カフの前記幅より大きい幅を有する、タニケット・カフおよびスリーブのシステム。
  2. 前記第1の印と前記第2の印とが同色である、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記タニケット・カフに取り付けられ、該タニケット・カフを加圧する装置を有する、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記所定範囲の外周長で表される前記長さは、前記タニケット・カフの前記幅より大きい、請求項1に記載のシステム。
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