JP2010088875A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2010088875A
JP2010088875A JP2009209886A JP2009209886A JP2010088875A JP 2010088875 A JP2010088875 A JP 2010088875A JP 2009209886 A JP2009209886 A JP 2009209886A JP 2009209886 A JP2009209886 A JP 2009209886A JP 2010088875 A JP2010088875 A JP 2010088875A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
washing machine
plate
region
extending
throttle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009209886A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4961461B2 (ja
Inventor
Hidetoshi Wakamatsu
英俊 若松
Shinji Matsuoka
真二 松岡
Kenji Terai
謙治 寺井
Yuichi Yoshida
裕一 吉田
Takuya Kuwayama
卓也 桑山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2009209886A priority Critical patent/JP4961461B2/ja
Publication of JP2010088875A publication Critical patent/JP2010088875A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4961461B2 publication Critical patent/JP4961461B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F39/00Details of washing machines not specific to a single type of machines covered by groups D06F9/00 - D06F27/00 
    • D06F39/12Casings; Tubs

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)

Abstract

【課題】洗濯機の振動を抑制することが可能な筐体構造を備える洗濯機を提供することが課題である。
【解決手段】正面板、該正面板に対向する背面板及び前記正面板と前記背面板との間で延びる2つの側面板を含む筐体と、前記正面板、前記背面板及び前記側面板で囲まれる空間内に収容されるとともに前記正面板から前記背面板に向けて延びる回転軸周りに回転する洗濯槽と、を備え、前記側面板は、前記正面板から前記背面板に向けて延びる複数の凹状の絞り部を含むことを特徴とする洗濯機。
【選択図】図1

Description

本発明は、筐体の側面板に凹凸を備える洗濯機に関する。
洗濯機は、一般的に、回転運動することにより洗濯、すすぎや脱水などの洗濯作業を行なう洗濯槽と、洗濯槽を回転させるためのモータ等の駆動源と、その他洗濯作業を実行するために必要な機器と、これらの機器を収容する空間を形成する筐体とを備える。筐体は、洗濯槽等の内部機器への使用者の接触を防止する役割並びにこれら内部機器を支持するとともに外力から保護する役割を主に担う。
洗濯機に加えられる潜在的な外力として、例えば、使用者が洗濯機の上面に手を押し当てたときに加わる使用者の体重や洗濯機上に載置される物の重量を挙げることができる。このように、洗濯機に加えられる潜在的な外力は、主に、重力方向に作用する。特許文献1では、このような重力方向に作用する潜在的な外力に対する十分な強度を得るため、洗濯機の筐体の側面に重力方向に延びる絞り部を形成している。
特開2007−195859号公報
近年、使用者の洗濯作業に係る労力を低減すべく、筐体の正面板に、洗濯物を洗濯槽内に投入するための開口部が形成された洗濯機が広く普及している。このような型式の洗濯機は、正面板から背面板に向けて延びる回転軸周りに回転する洗濯槽を備える。このため、パルセータ方式の洗濯機で広く用いられている重力方向に延びる回転軸周りに回転する洗濯機と異なり、筐体の正面板に開口部を有する型式の洗濯機では、洗濯槽の回転運動中に生ずる振動に起因して、筐体の正面板から背面板に向かう(或いはその逆方向の)の力が加わることとなる。
特許文献1に開示されるような重力方向に延びる絞り部は、上述の如く、上下方向に加わる力に対しては、高い剛性を有する一方で、正面板から背面板に向かう方向の力に対しては、高い剛性を有するものではない。このため、筐体の正面板に開口部を有する型式の洗濯機に対して、重力方向に延びる絞り部を形成しても、振動に起因して生ずる正面板から背面板に向かう(或いはその逆方向の)の力に対する高い剛性は期待できず、洗濯機は大きく振動することとなる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、洗濯機の振動を抑制することが可能な筐体構造を備える洗濯機を提供することを目的とする。
本発明の一局面に係る洗濯機は、正面板、該正面板に対向する背面板及び前記正面板と前記背面板との間で延びる2つの側面板を含む筐体と、前記正面板、前記背面板及び前記側面板で囲まれる空間内に収容されるとともに前記正面板から前記背面板に向けて延びる回転軸周りに回転する洗濯槽と、を備え、前記側面板は、前記正面板から前記背面板に向けて延びる複数の凹状の絞り部を含むことを特徴とする。
上記構成によれば、筐体の正面板、背面板及び2つの側面板は洗濯槽を収容するための空間を形成する。この空間内に配される洗濯槽の回転軸は、正面板から背面板に向けて延びる。したがって、洗濯槽の回転時には、洗濯槽の振動に起因して、正面板から背面板に向かう方向或いはその逆方向の力が筐体に加わることとなる。側面板に形成される凹状の絞り部は、正面板から背面板に向けて延びるため、側面板は、正面板から背面板に向かう方向或いはその逆方向の力に対して、高い剛性を有することとなり、洗濯機の振動を抑制することが可能となる。
上記構成において、前記絞り部は、水平方向に延びる水平絞り領域を含むことが好ましい。
上記構成によれば、比較的短い距離で正面板から背面板まで絞り領域を延設させることができる。したがって、共振周波数を増加させることができることとなり、比較的高い回転数で洗濯槽を回転させても、共振を抑制することが可能となる。
上記構成において、前記絞り部は、斜め方向に延びる斜め絞り領域を含むことが好ましい。
上記構成によれば、斜め絞り領域は、重力方向に作用する力と正面板から背面板に向かう力或いはその逆方向の力に対して、比較的高い剛性を側面板に与えることができる。このため、洗濯機の振動を抑制するとともに洗濯機に加わる外力に対しても比較的高い強度を有することができる。
上記構成において、前記絞り部は、水平方向に延びる水平絞り領域と、該水平絞り領域と接続されるとともに斜め方向に延びる斜め絞り領域を含むことが好ましい。
上記構成によれば、水平絞り領域と斜め絞り領域との接続部は、比較的高い剛性を有することとなるため、洗濯機の振動に対して、比較的高い抑制効果を発揮することができる。
上記構成において、前記洗濯槽は、前記正面板に向けて斜め上方に開口し、前記回転軸は、前記正面板に向けて上方に傾斜し、前記斜め絞り領域は、前記正面板に向けて上方に傾斜して延びることが好ましい。
上記構成によれば、洗濯槽が正面板に向けて斜め上方に開口しているため、洗濯物を洗濯槽へ投入する作業の容易化を図ることができる。斜め方向に延びる絞り領域は、回転軸と同様に、正面板に向けて上方に傾斜して延びるので、洗濯機の振動に対して、比較的高い抑制効果を発揮することができる。
上記構成において、前記洗濯槽の開口部を閉塞可能に形成されるとともに前記正面板に開閉自在に取り付けられるドアを更に備え、前記正面板は、上方に向けて前記背面板側に傾斜する第1領域を含み、前記ドアは、前記第1領域に取り付けられ、前記斜め絞り領域の端部は、前記第1領域の近傍に形成されることが好ましい。
上記構成によれば、使用者は正面板に取り付けられたドアを開いて、洗濯槽内に洗濯物を投入することができる。また、ドアを閉じて、洗濯槽を塞ぎ、洗濯物を洗濯槽内に収容することができる。ドアは正面板の第1領域に取り付けられる。第1領域は、上方に向けて背面板側に傾斜するので、正面板に向けて斜め上方に開口する洗濯槽の開口部に沿うこととなる。斜め絞り領域の端部は、第1領域の近傍に配設されるので、ほとんど減衰していない状態の振動を受けるとともに、この振動を抑制する。したがって、洗濯機の振動に対して、比較的高い抑制効果を発揮することができる。
上記構成において、前記水平絞り領域と前記斜め絞り領域との接続部が、前記側面板の中央領域を横切るように延びる直線に沿って形成されることが好ましい。
上記構成によれば、水平絞り領域と斜め絞り領域との接続部は、比較的高い剛性を備える。接続部は、側面板の中央領域を横切るように延びる直線に沿って形成されるので、側面板に高い剛性並びに振動抑制作用をもたらすことができる。
上記構成において、前記絞り部の上下幅は、前記絞り部間の非絞り部の上下幅より大きくされることが好ましい。
上記構成によれば、絞り部の上下幅を、非絞り部の上下幅よりも大きくすることによって、絞り部の配設ピッチを小さくすることができる。したがって、比較的高い振動抑制効果を得ることが可能となる。
上記構成において、前記絞り部の鉛直方向の断面形状は、略円弧形状をなすことが好ましい。
上記構成によれば、絞り部が全体的に塑性変形してなるので、側面板の剛性を増加させることが可能となる。したがって、比較的高い振動抑制効果を得ることが可能となる。
上記構成において、前記絞り部の端部の形状は、円弧形状をなすことが好ましい。
上記構成によれば、側面板の不必要な変形(反りやねじれなど)を抑制することが可能となる。
上記構成において、前記絞り部の端部の形状は、前記側面板の外郭形状に沿うことが好ましい。
上記構成によれば、局所的に剛性が極端に低い部分を生ずることなく、側面板全面に亘って、剛性を向上させることが可能となる。したがって、比較的高い振動抑制効果を得ることが可能となる。
上記構成において、前記側面板は、前記洗濯機を持ち上げるための第1の把持部と、該第1の把持部よりも前記背面板側に配設される第2の把持部とを更に含み、前記接続部が沿う前記直線が、前記第1の把持部と前記第2の把持部の間を横切るように延出することが好ましい。
上記構成によれば、接続部が沿う直線が第1の把持部と第2の把持部との間を横切るように延出するので、洗濯機を持ち上げるときに側面板に加わる外力に対して、高い剛性を示すことが可能となる。
上述の如く、本発明に係る洗濯機は、洗濯機の振動を抑制することが可能な筐体構造を備えることとなる。
本発明の一実施形態に係る洗濯機の概略構成を示す斜視図である。 図1に示される洗濯機を他の方向から見た斜視図である。 図1に示される洗濯機の展開斜視図である。 図1に示される洗濯機の側面図である。 本発明の他の実施形態に係る洗濯機の側面図である。 本発明の他の実施形態に係る洗濯機の側面図である。 本発明の他の実施形態に係る洗濯機の側面図である。 図1及び図5乃至図6に示される洗濯機の絞り部の断面形状の一例を示す図である。 図1及び図5乃至図6に示される洗濯機の絞り部の断面形状の一例を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る洗濯機の側面図である。 本発明の他の実施形態に係る洗濯機の側面図である。 本発明の他の実施形態に係る洗濯機の側面図である。 本発明の他の実施形態に係る洗濯機の側面図である。 本発明の一実施形態に係る洗濯機が備える絞り部の共振抑制効果を説明するグラフである。 本発明の一実施形態に係る洗濯機が備える絞り部の剛性向上効果を説明する数値計算結果を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の一実施形態について説明する。尚、以下の説明で用いられる「上」、「下」、「左」や「右」などの方向を表す用語は、単に、説明の明瞭化を目的とするものであり、何ら本発明を限定するものではない。また、以下の説明で用いられる「凹状」、「凹部」やこれらに類する文言は、特段の記載がない限り、洗濯機の内部方向に窪む形状を意味する。以下の説明で用いられる「絞り部の幅」や「絞り部の幅寸法」との用語は、絞り部の延出方向(長手方向)に対して直交する方向の絞り部の寸法を意味する。
図1は、本発明の一実施形態に係る洗濯機の概略構成図である。尚、図1に示される洗濯機は、ドラム式洗濯機であるが、本発明の原理は、図1に示されるドラム式洗濯機に限らず、他の洗濯機(例えば、パルセータ方式の洗濯機や攪拌式洗濯機など)に適用することも可能である。
洗濯機1は、筐体2を備える。筐体2は、全体として、略縦長直方体形状をなす。筐体2は、使用者が洗濯機を動作させるための操作パネル211や洗濯物を洗濯機1の内部に配設された洗濯槽に収容するための円板状のドア212が取り付けられた正面板21と、正面板21に対向して設けられる背面板22と、正面板21及び背面板22の左右の縁部に接続されるとともに正面板21と背面板22との間で延びる左右一対に配設された側面板23と、正面板21及び背面板22の上縁に接続されるとともに正面板21と背面板22との間で延びる天板24と、天板24に対向して配され、筐体2の底部を形成する脚台25とを含む。脚台25の底部下面の角隅部から下方に向けて略円柱形状の脚部251が突出し、脚部251は洗濯機1を床面上で支持する。
正面板21は、円板状のドアを取り囲む第1化粧板213及び第1化粧板213の下方に配設される第2化粧板214を含む。第1化粧板213は、その上部に配設される操作パネル211と、洗剤や柔軟剤等を投入するための投入口を閉塞するための開閉式のカバー215とを含む。操作パネル211は、使用者に洗濯機1の運転モード等を知らせるための表示窓216や洗濯機1に所定の動作を指示するための操作ボタン217を含む。
図2は、洗濯機1の斜視図であり、図2に示される洗濯機1のドア212は開かれている。図2と併せて、図1を参照しつつ、洗濯機1の構造について更に説明する。
図2に示される如く、ドア212は、左右に回動可能に形成される。ドア212を開くと、正面板21に向けて斜め上方に開口した洗濯槽3が現れる。使用者はドア212を開いて、筐体2の内部に配設された洗濯槽3内に洗濯物を投入可能となる。ドア212は、環状の外輪部121と、外輪部121の内側に取り付けられる透明の窓部122と外輪部121の内面に帖着される環状のパッキン123とを含む。正面板21は、外輪部121と相補的な形状をなす環状の第1凹部124と、第1凹部124の内側に形成されるとともに窓部122が嵌まり込む環状の第2凹部125とを備える。ドア212が閉じられたとき、第1凹部124と外輪部121がパッキン123を圧縮し、洗濯槽3の開口部を閉塞するシールを形成する。
図1及び図2に示されるように、左右の側面板23には、正面板21から背面板22に向けて延びる絞り部231が示されている。図1及び図2に示される側面板23の略全面に亘って、凹状に形成された絞り部231が複数形成され、これら絞り部231は、水平方向に延びている。洗濯機1の奥行方向の寸法は、一般的に、室内に配設されるときのレイアウトの観点から、高さ寸法よりも短くされる。このため、水平方向に絞り部231を延設することにより、各絞り部の長さを短くすることができ、側面板23の剛性及び/又は共振周波数を高めることが可能となる。
側面板23は、正面板21と接続される縁部の近傍に1つの把持部232、背面板22と接続される縁部の近傍に一対の把持部232を備える。把持部232は、例えば、内方に窪む矩形状領域として形成され、洗濯機1を持ち上げて、搬送するときに用いられる。側面板23は更に、注意シール等の各種シールを帖着するための凹部233を含む。正面板21及び背面板22の下縁に接続されるとともに正面板21と背面板22との間で延びる底板25とを含む。
図3は、洗濯機1の概略的な展開斜視図である。図3と併せて、図1及び図2を参照しつつ、洗濯機1の構造について更に説明する。
洗濯機1は、略縦長直方体形状をなすフレーム20と、フレーム20の内部に配設されるドラムユニット30及びヒートポンプユニット40とを含む。背面板22、側面板23、天板24及び脚台25それぞれは、フレーム20の一部を構成する。正面側に位置する左右一対の側面板23の縁からは、取付板218が延びる。取付板218は、下方から上方に向けて背面方向に傾斜する。取付板218は、ドラムユニット30の正面側の面を固定するために用いられる。
ドラムユニット30は、図2に関連して示された一端有底円筒形状の洗濯槽3の他、洗濯槽3を取り囲むとともに洗濯液及び/又は水を蓄える水槽、洗濯槽3を回転させるためのモータ(図示せず)、脚台25に接続されるとともに洗濯槽3を支持するダンパー付脚部31を備える。洗濯槽3は、水槽内で回転し、洗濯槽3内に投入された洗濯物に対して洗濯作業を実行する。ドラムユニット30は、ダンパー付き脚部31を用いて、脚台25に接続される他、天板24の下面に沿って左右の側面板23の間で延びるフレーム部材241にも接続される。上述の如く、ドラムユニット30は、背面側に傾斜する取付板218に固定されるので、正面側から背面側に向けて延びる洗濯槽3の回転軸は、正面側に向かって上方に傾斜することとなる。
ヒートポンプユニット40は、洗濯機1内で暖気された空気を作り出すために配設される。
第1化粧板213は、取付板218を覆うようにフレーム20に固定される。このとき、第1化粧板213に回動可能に取り付けられたドア212は、取付板218の略中央に形成された円形の開口部219に対して、略同心となる。図3において、ドア212が、第1化粧板213側に配設されているように示されているが、ドア212は、正面板21の一部を構成する取付板218に回動可能に接続される。第2化粧板214は、取付板218と脚台25との間の略矩形状の開口部を塞ぐようにフレーム20に取り付けられる。第1化粧板213、第2化粧板214及び取付板218は、正面板21を形成する。
図4は、洗濯機1の側面板23に形成された絞り部231を示す。図4(a)は、洗濯機1の側面図であり、図4(b)は、図4(a)に示されるA−A線上の絞り部231の断面形状を示す。図4(c)は、絞り部231の端部における水平方向の断面図である。図4と併せて、図1及び図2を参照しつつ、絞り部231について説明する。
図4に示される如く、水平方向に延びる複数の絞り部231は、側面板23の略全面に亘って形成される。これら絞り部231は互いに平行に併設される。絞り部231の数は、特に限定されるものではないが、例えば、8本以上12本以下の数の絞り部231を側面板23に形成することが好ましい。このような範囲の数の絞り部231を形成することにより、標準的な洗濯機1の側面板23の略全面に亘って、適切な幅寸法を有する絞り部231を形成することができる。これにより、側面板23に適切な剛性や振動抑制特性を与えることが可能となる。より好ましい絞り部231の数は、例えば、10本又は11本である。このような本数の絞り部231を形成することにより、側面板23に与えられる剛性や振動抑制特性を更に高めることができる。
互いに隣接する絞り部231の間には、水平方向に延びる非絞り部230が現れる。非絞り部230の幅寸法T(上下方向の高さ寸法)は、絞り部231の幅寸法Pよりも小さくされることが好ましい。例えば、絞り部231の幅寸法Pを約50mmとするとき、非絞り部230の幅寸法は約25mm以下とすることができる。このようにして、非絞り部231の幅寸法を短くすることにより、絞り部231を数多く形成することができる。絞り部231は、例えば、プレス加工等により形成することができ、非絞り部230の幅寸法は、プレス加工を実行する工作機械が可能な限り、短くされることが好ましい。プレス加工(絞り加工)によって形成される絞り部231の矩形断面の深さ寸法Qは、鋼板を用いて形成された側面板23の板厚寸法が、例えば、約0.6mmであるとき、約3.5mmとすることができる。
絞り部231の端部は、正面板21及び/又は背面板22にできるだけ近接させることが好ましい。例えば、鉛直方向に延びる背面板22と、背面板22に対して直角方向に延びる絞り部231の端部との距離Sは、絞り部231の幅寸法Pよりも短くされ、例えば、約25mmとすることができる。尚、図4(c)に示される如く、絞り部231の端部は、水平方向の断面(絞り部231の延出方向に沿う断面)において、弧状輪郭をなすことが好ましい。これにより、絞り部231の深さが徐々に増大することとなるので、プレス加工時における側面板23の不必要な変形(反りやねじれなど)を抑制することが可能となる。
図5は、洗濯機1の側面板23に形成された絞り部231の他の例を示す。図5(a)は、洗濯機1の側面図であり、図5(b)は、図5(a)に示されるB−B線上の絞り部231の断面形状を示す。図5と併せて、図1及び図2を参照しつつ、絞り部231について説明する。尚、以下の説明において、図5に示される絞り部231の特徴のうち、図4に関連して説明された絞り部231と異なる特徴が示され、共通する特徴に関する説明は省略される。
図5に示される洗濯機1の絞り部231は、弧状の輪郭形状をなす断面を備える。絞り部231の弧状断面の曲率Rは、例えば、約90mmとすることができ、弧状断面の最大深さ寸法Qを約3.5mmとすることができる。これにより、絞り部231の深さが徐々に増大することとなるので、プレス加工時における側面板23の不必要な変形を抑制することが可能となる。また、プレス加工により絞り部を形成する場合、比較的低い型締め力で絞り部231を形成することができるので、プレス加工機への設備投資を抑制することができる。加えて、絞り部231の面全体が塑性変形することになるので、側面板23全体の剛性を高めることが可能となる。
図6は、洗濯機1の側面板23に形成された絞り部231の他の例を示す。図6(a)は、洗濯機1の側面図であり、図6(b)は、図6(a)に示されるC−C線上の絞り部231の断面形状を示す。図6と併せて、図1及び図2を参照しつつ、絞り部231について説明する。尚、以下の説明において、図6に示される絞り部231の特徴のうち、図4及び図5に関連して説明された絞り部231と異なる特徴が示され、共通する特徴に関する説明は省略される。
図6に示される絞り部231の端部は、円弧形状に形成される。図4及び図5に関連して説明されたように、絞り部231の幅寸法を約50mmとするとき、絞り部231の端部の曲率半径Vは、約25mmとされる。図6に示される絞り部231の最大深さ寸法Qは、図5に関連して説明された絞り部231と同様に、約3.5mmとすることができる。
図7は、洗濯機1の側面板23に形成された絞り部231の他の例を示す。図7(a)は、洗濯機1の側面図であり、図7(b)は、図7(a)に示されるD−D線上の絞り部231の断面形状を示す。図7と併せて、図1乃至図3を参照しつつ、絞り部231について説明する。尚、以下の説明において、図7に示される絞り部231の特徴のうち、図4乃至図6に関連して説明された絞り部231と異なる特徴が示され、共通する特徴に関する説明は省略される。
洗濯機1の正面板21は、図3に示される取付板218に対応する位置に存する第1領域26と、第2化粧版214により形成される第2領域27と、操作パネル211により形成される第3領域28とを含む。第1領域26は、取付板218と同様に、下方から上方に向けて、背面板22側に傾斜する。第1領域26は、図1乃至図3に示される如く、洗濯槽3の開口部を閉塞するためのドア212が取り付けられる。第2領域27は、背面板22と平行に鉛直方向に延びる。第3領域28は、第1領域26と同様に背面板22に向けて傾斜するが、第1領域26よりも背面板22に向けて一層の傾斜をなしている。第1領域26と略等しい高さ位置に存する絞り部231aの正面板21に近接して形成される端部の縁は、第1領域26に沿うように(好ましくは、第1領域26に対して平行に)傾斜して延びる。第2領域27と略等しい高さ位置に存する絞り部231bの正面板21に近接して形成される端部の縁は、第2領域27に沿うように(好ましくは、第2領域27に対して平行に)鉛直方向に延びる。第3領域28と略等しい高さ位置に存する絞り部231cの正面板21に近接して形成される端部の縁は、第3領域28に沿うように(好ましくは、第3領域28に対して平行に)傾斜して延びる。一方、各絞り部231の背面側の端部の縁は、背面板22に沿うように、いずれも鉛直方向に延びている。このように、絞り部231の端部の輪郭線が、側面板23の外郭形状(外縁輪郭)に沿うように形成されることにより、正面板21及び/又は背面板から絞り部231までの距離を略一定にすることができ、好適な振動抑制効果を得ることが可能となる。
図7に示される絞り部231は、図5及び図6に示される絞り部231と同様に、例えば、約50mmの幅寸法Pとすることができ、最大深さ寸法Qを約3.5mmの円弧断面とすることができる。
図8及び図9は、絞り部231の様々な断面形状の例を示す。図4乃至図7に関連して説明された絞り部231は、1段の絞り加工により形成されていたが、図8(a)及び図8(b)に示される如く、所定深さの1段目の絞り部231dの幅方向中央領域に更に深い2段目の絞り部231eを形成してもよい。2段目の絞り部231eは、1段目の絞り部231dの延出方向に沿って延びる。図8(a)に示される絞り部231は、矩形断面を有する絞り部231d,231eを組み合わせたものであり、図8(b)に示される絞り部231は、半円形断面を有する絞り部231d,231eを組み合わせたものである。尚、矩形断面を有する絞り部231d又は231eと半円形断面を有する231e又は231dとを組み合わせて、絞り部231を形成することも可能である。
絞り部231の他の断面形状として、図9(a)及び図9(b)に示される如く、所定深さの絞り領域231dの幅方向中央領域に側面板23の外面方向に隆起した突条231fを形成してもよい。突条231fは、絞り領域231dの延出方向に沿って延びる。図9(a)に示される絞り部231は、矩形断面を有する絞り領域231dと突条231fとを組み合わせたものであり、図9(b)に示される絞り部231は、半円形断面を有する絞り領域231dと突条231fとを組み合わせたものである。尚、矩形断面を有する絞り領域231dと半円形断面を有する突条231fとを組み合わせて、絞り部231を形成してもよいし、或いは、半円形断面を有する絞り領域231dと矩形断面を有する突条231fとを組み合わせて、絞り部231を形成してもよい。
図10及び図11は、正面板21から背面板22に向かって延びる絞り部231として、床面に対して斜め方向に延びる絞り部231が形成された側面板23を備える洗濯機1の側面図である。図10及び図11と併せて、図3を参照しつつ、絞り部231について更に説明する。
図4乃至図7に関連して説明された絞り部231は、水平方向(即ち、床面Fに対して平行な方向)に延出していたが、図10及び図11に示される如く、絞り部231は、床面Fに対して所定の角度θを以って傾斜してもよい。図10に示される絞り部231は、正面板21から背面板22に向けて上方に傾斜して延出し、図11に示される絞り部231は、正面板21から背面板22に向けて下方に傾斜して延出する。このような絞り部231を形成することにより、絞り部231は、重力方向に作用する外力に対しても一定の剛性を示すとともに、図3に示されるドラムユニット30から取付板218を介して側面板23に伝達される振動に起因する力に対しても、一定の剛性を示すことができる。特に、図11に示される絞り部231のように、ドラムユニット30の取付位置に対応する正面板21の第1領域26に近接して一端部を配設し、この端部から第1領域26に対して直角方向に絞り部231を延設させる(正面板21に向けて上方に傾斜して延出させる)ことにより、絞り部231は、ドラムユニット30から伝達される振動に起因する力に対して、大きな剛性を示すことができる。
図10及び図11に示される絞り部231に対して、図4乃至図9に関連して説明された絞り部231の端部形状、幅方向の断面形状、絞り部231の延出方向における絞り部231の端部の断面形状や絞り部231の配設間隔、絞り部231の幅寸法等を好適に適用可能である。
図12は、正面板21から背面板22に向かって延びる絞り部231として、図4乃至図7に関連して説明された水平方向に延びる絞り部231と、図11に関連して説明された絞り部231とを組み合わせた形状の絞り部231を有する側面板23を備える洗濯機1の側面図である。
図12に示される絞り部231は、水平方向に延びる水平絞り領域231gと、斜め方向に延びる斜め絞り領域231hを含む。斜め絞り領域231hの端部は、正面板21の近傍に形成される。水平絞り領域231gの端部は背面板22の近傍に形成される。絞り領域231g,231hは、側面板23の奥行方向略中央位置で接続され、延出方向が変化する接続部231iを形成する。最も上方に位置する接続部231iと最も下方に位置する接続部231iを結ぶ直線Lは、側面板23の奥行方向における中央領域を横切るように延設する。最も上方に位置する接続部231iと最も下方に位置する接続部231iの間に存する絞り部231の接続部231iは、直線Lに沿うように形成される。延出方向の変化部に当たる接続部231iは、特に、面剛性が高いため、このように側面板23の中央領域を横切る直線Lに沿って、接続部231iを整列させることにより、鉛直方向の力に対して、高い剛性を示すことができる。また、図12に示される側面板23は、3つの把持部232を備える。把持部232を互いに結ぶ線は、略直角三角形状の領域Tを形成するが、接続部231iが沿う直線Lは、領域Tの頂点を通過し領域Tを二分するように背面板22から正面板21に向けて下方斜めに延びる(即ち、背面壁22と接続する側面板23の縁部近傍に配設されるとともに上方に位置する把持部232から正面壁21側及び背面壁23側に配設される一対の把持部232の間を横切るように延びる)。これにより洗濯機1を持ち上げるときに生ずる側面板23に加わる力に対して、特に、高い剛性を示すことができ、側面板23の変形を効果的に抑制することが可能となる。
図12に示される絞り部231に対して、図4乃至図9に関連して説明された絞り部231の端部形状、幅方向の断面形状、絞り部231の延出方向における絞り部231の端部の断面形状や絞り部231の配設間隔、絞り部231の幅寸法や絞り部の傾斜角度等を好適に適用可能である。
図13は、正面板21から背面板22に向かって延びる絞り部231として、図4乃至図7に関連して説明された水平方向に延びる絞り部231と、図11に関連して説明された絞り部231とを組み合わせた形状の絞り部231を有する側面板23を備える洗濯機1の側面図である。
図13に示される絞り部231は、水平方向に延びる水平絞り領域231gと、斜め方向に延びる斜め絞り領域231hを含む。斜め絞り領域231hの端部は、背面板22の近傍に形成される。水平絞り領域231gの端部は正面板21の近傍に形成される。絞り領域231g,231hは、側面板23の奥行方向略中央位置で接続され、延出方向が変化する接続部231iを形成する。最も上方に位置する接続部231iと最も下方に位置する接続部231iを結ぶ直線Lに沿って、他の接続部231iは整列する。直線Lは、正面板21から背面板22に向けて若干傾斜しながら下方に延びる。延出方向の変化部に当たる接続部231iは、特に、面剛性が高いため、直線Lに沿って、接続部231iを整列させることにより、鉛直方向の力に対して、高い剛性を示すことができる。
図13に示される絞り部231に対して、図4乃至図9に関連して説明された絞り部231の端部形状、幅方向の断面形状、絞り部231の延出方向における絞り部231の端部の断面形状や絞り部231の配設間隔、絞り部231の幅寸法や絞り部の傾斜角度等を好適に適用可能である。
(試験例)
厚さ0.6mmの鋼板を2枚用意し、洗濯機に取り付けられる側面板の形状(鉛直方向に長い略長方形状)に加工するとともに絞り加工を施し、共振周波数を測定した。一方の鋼板には、水平方向に延びる絞り部を11本形成し、他方の鋼板には鉛直方向に延びる絞り部を4本形成した。水平方向に延びる絞り部の深さ寸法は3.5mmであり、鉛直方向に延びる絞り部の深さ寸法は1mmであった。表1は、これら鋼板の共振周波数を示す。
Figure 2010088875
表1に示される如く、水平方向に延びる絞り部を形成した側面板の共振点の方が、鉛直方向に延びる絞り部を形成した側面板の共振点より大きい。このことは、絞り部の本数、深さ寸法や絞り部の長さ寸法が共振周波数に影響を与えることを示している。上述の如く、洗濯機の奥行寸法は、一般的に、高さ寸法よりも小さいので、水平方向に延びる絞り部を形成する方が、短い寸法であって且つ側面板の互いに対向する一対の縁部間で連続的に延びる絞り部を数多く形成することが可能であり、このことが共振周波数の増加に大きく貢献しているものと考えられる。
図14は、上記の表1において、共振周波数の測定がなされた側面板を洗濯機に搭載し、図3に示されたドラムユニット30の洗濯槽を回転させたときの側面板中央領域の振幅の変化を示すグラフである。図14のグラフの横軸は、洗濯槽の回転数を示し、縦軸は側面板中央領域の振幅を示す。
図14に示される如く、鉛直方向に延びる絞り部を備える側面板の振幅は、洗濯槽の回転数が1000rpmを超えると、急激に増加し始めた。一方、水平方向に延びる絞り部を備える側面板の振幅は、1600rpmに至るまで、顕著な増加傾向を示さなかった。
1600rpmの洗濯槽の回転は、脱水作業に好適に使用可能な速度であるが、表1に示される共振周波数(1次共振点)の値と、図14に示される1600rpmの回転数に向かっての急激な増加とを比較すると、鉛直方向に延びる絞り部を備える側面板は、1600rpmの洗濯槽の回転に対して、共振していることが分かる。したがって、鉛直方向に延びる絞り部を備える側面板を用いた洗濯機において、1600rpmの回転数での洗濯槽の回転は、騒音及び/又は寿命の観点から好ましくないものといえる。一方、水平方向に延びる絞り部を備える側面板では、このような問題は生じない。したがって、高い回転数で洗濯槽を回転させることができ、脱水工程の時間短縮を図ることが可能となる。また、側面板を形成する板材(例えば、鋼板)の板厚を低減することができ、洗濯機の軽量化や使用される材料の削減による省資源化を図ることができる。
図15は、鉛直方向に加えられる外力に対する鉛直方向に延びる絞り部を備える側面板23の剛性と、水平方向に延びる絞り部を備える側面板23の剛性とを比較する数値計算の結果である。図15(a)は、鉛直方向に延びる絞り部を備える側面板23に対する数値計算結果を示し、図15(b)は、水平方向に延びる絞り部を備える側面板23に対する数値計算結果を示す。
図15に示される数値計算において、フレーム20の上面の中央の点Pを荷重点としている。図15に示される計算では、点Pにおいて、700Nの荷重を与えている。図15(a)に示されるように、鉛直方向に延びる絞り部を備える側面板23では、高いレベルで変位する領域(大きな変位を示す領域)が現れるのに対し、図15(b)に示されるように、水平方向に延びる絞り部を備える側面板23では、高いレベルで変位する領域は現れない。また、変位を示す領域の面積も、鉛直方向に延びる絞り部を備える側面板23と比べて、水平方向に延びる絞り部を備える側面板23の方が小さいことが分かる。このことから、水平方向に延びる絞り部を形成する方が、鉛直方向に加わる外力に対して、高い剛性を示すということができる。
本発明は、上記したドラム式洗濯機の他、パルセータ方式の洗濯機や攪拌式洗濯機など各種の洗濯機に好適に利用される。
1・・・・・洗濯機
2・・・・・筐体
21・・・・正面板
212・・・ドア
22・・・・背面板
23・・・・側面板
230・・・非絞り部
231・・・絞り部
231g・・水平絞り領域
231h・・斜め絞り領域
231i・・接続部
3・・・・・洗濯槽

Claims (12)

  1. 正面板、該正面板に対向する背面板及び前記正面板と前記背面板との間で延びる2つの側面板を含む筐体と、
    前記正面板、前記背面板及び前記側面板で囲まれる空間内に収容されるとともに前記正面板から前記背面板に向けて延びる回転軸周りに回転する洗濯槽と、を備え、
    前記側面板は、前記正面板から前記背面板に向けて延びる複数の凹状の絞り部を含むことを特徴とする洗濯機。
  2. 前記絞り部は、水平方向に延びる水平絞り領域を含むことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  3. 前記絞り部は、斜め方向に延びる斜め絞り領域を含むことを特徴とする請求項1又は2記載の洗濯機。
  4. 前記絞り部は、水平方向に延びる水平絞り領域と、該水平絞り領域と接続されるとともに斜め方向に延びる斜め絞り領域を含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の洗濯機。
  5. 前記洗濯槽は、前記正面板に向けて斜め上方に開口し、
    前記回転軸は、前記正面板に向けて上方に傾斜し、
    前記斜め絞り領域は、前記正面板に向けて上方に傾斜して延びることを特徴とする請求項3又は4記載の洗濯機。
  6. 前記洗濯槽の開口部を閉塞可能に形成されるとともに前記正面板に開閉自在に取り付けられるドアを更に備え、
    前記正面板は、上方に向けて前記背面板側に傾斜する第1領域を含み、
    前記ドアは、前記第1領域に取り付けられ、
    前記斜め絞り領域の端部は、前記第1領域の近傍に形成されることを特徴とする請求項5記載の洗濯機。
  7. 前記水平絞り領域と前記斜め絞り領域との接続部が、前記側面板の中央領域を横切るように延びる直線に沿って形成されることを特徴とする請求項4記載の洗濯機。
  8. 前記絞り部の上下幅は、前記絞り部間の非絞り部の上下幅より大きくされることを特徴とする1乃至7いずれか1項に記載の洗濯機。
  9. 前記絞り部の鉛直方向の断面形状は、略円弧形状をなすことを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の洗濯機。
  10. 前記絞り部の端部の形状は、円弧形状をなすことを特徴とする請求項1乃至9いずれか1項に記載の洗濯機。
  11. 前記絞り部の端部の形状は、前記側面板の外郭形状に沿うことを特徴とする請求項1乃至9いずれか1項に記載の洗濯機。
  12. 前記側面板は、第1の把持部と、該第1の把持部よりも前記背面板側に配設される第2の把持部とを更に含み、
    前記接続部が沿う前記直線が、前記第1の把持部と前記第2の把持部の間を横切るように延設することを特徴とする請求項7記載の洗濯機。
JP2009209886A 2008-09-12 2009-09-11 洗濯機 Active JP4961461B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009209886A JP4961461B2 (ja) 2008-09-12 2009-09-11 洗濯機

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008234636 2008-09-12
JP2008234636 2008-09-12
JP2009209886A JP4961461B2 (ja) 2008-09-12 2009-09-11 洗濯機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010088875A true JP2010088875A (ja) 2010-04-22
JP4961461B2 JP4961461B2 (ja) 2012-06-27

Family

ID=41343339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009209886A Active JP4961461B2 (ja) 2008-09-12 2009-09-11 洗濯機

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP2163676A3 (ja)
JP (1) JP4961461B2 (ja)
CN (2) CN201538899U (ja)
RU (1) RU2427677C2 (ja)
TW (1) TW201026924A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012111323A1 (ja) * 2011-02-16 2012-08-23 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯機
JP2013034759A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Toshiba Corp 洗濯機
JP2013111276A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Hitachi Appliances Inc ドラム式洗濯機
JP2016163635A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102012204559A1 (de) * 2012-03-22 2013-09-26 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Haushaltsgerät mit einem Prägemuster
JP6546873B2 (ja) * 2016-04-13 2019-07-17 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 ドラム式洗濯乾燥機
CN106283544B (zh) * 2016-09-19 2018-09-28 珠海格力电器股份有限公司 边板压筋分布优化方法、边板以及具有该边板的洗衣机
JP2020146367A (ja) * 2019-03-15 2020-09-17 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070159034A1 (en) * 2006-01-10 2007-07-12 Miele & Cie. Kg Housing for a front-loading laundry appliance
JP2007195859A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Sanyo Electric Co Ltd ドラム式洗濯機
JP2007301178A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Toshiba Corp 洗濯乾燥機

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8226335U1 (de) * 1982-09-18 1983-02-17 Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt Gehaeuse fuer haushaltsgeraete
DE9405986U1 (de) * 1994-04-11 1994-06-09 Bosch Siemens Hausgeraete Schrankförmiges Gehäuse für ein Haushaltgerät
US8056172B2 (en) * 2004-05-24 2011-11-15 Whirlpool Corporation Appliance panel with increased natural frequency
DE102006004349B3 (de) * 2006-01-30 2007-01-25 Miele & Cie. Kg Gehäuse für ein Haushaltgerät mit Lärmdämmung

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20070159034A1 (en) * 2006-01-10 2007-07-12 Miele & Cie. Kg Housing for a front-loading laundry appliance
JP2007195859A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Sanyo Electric Co Ltd ドラム式洗濯機
JP2007301178A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Toshiba Corp 洗濯乾燥機

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2012111323A1 (ja) * 2011-02-16 2012-08-23 パナソニック株式会社 ドラム式洗濯機
JP2012165938A (ja) * 2011-02-16 2012-09-06 Panasonic Corp ドラム式洗濯機
JP2013034759A (ja) * 2011-08-10 2013-02-21 Toshiba Corp 洗濯機
JP2013111276A (ja) * 2011-11-29 2013-06-10 Hitachi Appliances Inc ドラム式洗濯機
JP2016163635A (ja) * 2015-03-06 2016-09-08 東芝ライフスタイル株式会社 洗濯機

Also Published As

Publication number Publication date
RU2009134163A (ru) 2011-03-20
CN101671936A (zh) 2010-03-17
TW201026924A (en) 2010-07-16
EP2163676A3 (en) 2011-12-07
CN201538899U (zh) 2010-08-04
CN101671936B (zh) 2012-06-06
EP2163676A2 (en) 2010-03-17
JP4961461B2 (ja) 2012-06-27
RU2427677C2 (ru) 2011-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4961461B2 (ja) 洗濯機
US20110227462A1 (en) Household appliance having an embossed wall
US20040107738A1 (en) Washing machine and cabinet thereof
US9951453B2 (en) Washing machine and method of manufacturing washing tub being provided therein
AU2006245085A1 (en) Drum type washing machine
JP2008173445A (ja) 刺繍ミシンのミシンアーム構造
JP5659842B2 (ja) ドラム式洗濯機
CN104278474A (zh) 滚筒式洗衣机
JP5730004B2 (ja) 洗濯機
WO2016101839A1 (zh) 洗衣机
JP2007050059A (ja) 洗濯機パルセータ及びこれを備える洗濯機
JP4865841B2 (ja) ドラム式洗濯機
JP4350117B2 (ja) ドラム式洗濯機
KR20030062484A (ko) 드럼 세탁기의 도어 장착구조
KR20120136800A (ko) 착탈식 리프터를 구비한 드럼세탁기
JP2012170680A (ja) ドラム式洗濯機
CN205597793U (zh) 一种震荡式多级食品加工机
CN111705475A (zh) 一种洗衣机侧板结构
US11629447B2 (en) Drum-type washing apparatus
JPH01209097A (ja) 洗濯機
KR20030055968A (ko) 세탁기의 저수조
KR100463546B1 (ko) 세탁기의 공진 방지 구조
US20030115913A1 (en) Washing machine with an improved water tub
WO2022267091A1 (zh) 衣物处理设备
CN112111947A (zh) 一种滚筒洗衣机

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100325

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110928

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111220

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120216

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120313

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120326

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150330

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4961461

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150