JP2013111276A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】水封トラップ部を大きくすることなく、ドラムの高速回転時にも外槽内の水蒸気が液体供給ユニットに入り込むことを抑制できるドラム式洗濯機を提供する。
【解決手段】ドラム式洗濯機は、洗濯物を収容し得るドラムと、ドラムが内部に配置された外槽2と、外槽2内に水を含む液体を供給する液体供給ユニットと、液体供給ユニットと外槽2とを繋ぐ流路に設けられ、水を貯留する貯水室82が形成された水封トラップ部81と、を有しており、水封トラップ部81の下流側が、外槽2の底壁2bに形成された給水口2aに接続されている。
【選択図】図15

Description

本発明は、ドラム式洗濯機に関する。
ドラム式洗濯機は、洗濯物を収容し得るドラムと、このドラムが内部に配置された外槽とを備えており、ドラムは、水平又は当該ドラムの開口部側が高くなるように傾斜した回転軸を中心に回転可能となっている。
ドラム式洗濯機の筐体内の上部空間には、外槽内に水を洗剤等と共に供給する液体供給ユニットが設けられている。この液体供給ユニットは、外槽内と連通する流出口を有する洗剤ケースと、洗剤ケースに対して引出し可能に配置される洗剤投入部と、洗剤投入部に水を供給する給水部とを備えている。
給水部は、洗剤ケースの上側に配置されており、散水孔が設けられた底壁を備えている。水は給水部の散水孔から洗剤投入部に流下し、洗剤を洗剤ケースに流し込む。そして、洗剤と共に水が洗剤ケースの流出口から供給管を経て外槽内に供給される。
ところで、比較的高温の水を用いる洗濯時や乾燥運転時には、外槽内に水蒸気が多量に発生するため、外槽内の水蒸気が供給管を逆流して液体供給ユニットの流出口に入り込み、液体供給ユニットを介して水蒸気や結露した水がドラム式洗濯機の外部に漏れる虞がある。この問題を解決するために、液体供給ユニットの流出口と外槽とを繋ぐ流路に、水を貯留する貯水室が形成された水封トラップ部を設け、当該水封トラップ部に貯留された水により外槽内の水蒸気が液体供給ユニットの流出口に入り込むことを抑制したドラム式洗濯機が知られている(特許文献1参照)。
特開2007−167391号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載のドラム式洗濯機においては、水封トラップ部の出口に接続された注水管が、外槽の側壁に設けられた給水口に接続されている。
したがって、脱水時にドラムが高速回転すると、当該ドラムの側壁の半径方向外方に存在するエアが遠心力により加圧され、加圧されたエアにより水封トラップ部に貯留された水が排出されてしまって、外槽内の水蒸気が液体供給ユニットに入り込む虞がある。このため、脱水時のドラムの回転速度が制限されることにもなる。
一方、水封トラップ部に貯留された水が排出されることを抑制するために、貯水室の深さを大きくしたのでは、水封トラップ部は、高さ寸法が大きくなってしまうと共に、水封トラップ部の占有スペースが増大してレイアウト上配置困難となる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、水封トラップ部を大きくすることなく、ドラムの高速回転時にも外槽内の水蒸気が液体供給ユニットに入り込むことを抑制することができるドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のドラム式洗濯機は、洗濯物を収容し得るドラムと、前記ドラムが内部に配置された外槽と、前記外槽内に水を含む液体を供給する液体供給ユニットと、前記液体供給ユニットと前記外槽とを繋ぐ流路に設けられ、水を貯留する貯水室が形成された水封トラップ部と、を有し、前記水封トラップ部の下流側を前記外槽の底壁に形成された給水口に接続したことを特徴とする。
本発明によれば、水封トラップ部を大きくすることなく、ドラムの高速回転時にも外槽内の水蒸気が液体供給ユニットに入り込むことを抑制することができるドラム式洗濯機を提供できる。
本発明の一実施形態に係るドラム式洗濯機の外観を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 図1に示されるドラム式洗濯機の内部の構造を示す側面図である。 図1に示されるドラム式洗濯機の内部の構造を示す斜視図である。 図1(b)のIV−IV線に沿う縦断面図である。 液体供給ユニットの拡大斜視図である。 液体供給ユニットの外観を示す拡大図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 洗剤ボックスを洗剤ケースとシャワーケースとの間に装着する様子を示す斜視図である。 洗剤ケースとシャワーケースとの分解斜視図である。 洗剤ボックスの外観を示す拡大図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は側面図である。 シャワーケースの拡大斜視図であり、(a)は右手前側上方から見た斜視図、(b)は右奥側下方から見た斜視図である。 シャワーケースの本体部の平面図である。 シャワーケースの本体部の斜視図である。 図11のXIII−XIII線に沿う平面で切断したシャワーケースの本体部の斜視図である。 水封トラップ部が取付けられた外槽を後方上方から見た斜視図である。 図14に示す水封トラップ部のカバーを取り外した状態を示す斜視図である。 排水の逆流防止部周辺の一部断面斜視図である。 逆流防止部のシール体を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は縦断面図である。 回転軸の軸受を支持する軸受支持部周辺の拡大断面図である。 回転軸の軸受を支持する変形例に係る軸受支持部周辺の拡大断面図である。 (a)は側板をその表面に垂直な方向において外側から見た図、(b)は、(a)に示す側板の斜視図である。 (a)は比較例に係る側板をその表面に垂直な方向において外側から見た図、(b)は、(a)に示す比較例に係る側板の斜視図である。 洗濯容量の異なる別のドラム式洗濯機の縦断面図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るドラム式洗濯機の外観を示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。図2は、図1に示されるドラム式洗濯機の内部の構造を示す側面図である。図3は、図1に示されるドラム式洗濯機の内部の構造を示す斜視図である。図4は、図1(b)のIV−IV線に沿う縦断面図である。なお、説明を明確にするため、図1に示すように前後左右上下の方向を設定する。
<全体構成>
図1に示すように、ドラム式洗濯機Sは、外郭が鋼板と樹脂成型品とを組み合わせて構成された筐体1を有している。筐体1は、ベース1fを備えており、左右の側板1a,1b、前面カバー1c、背面カバー(ウラ板)1d(図4参照)、及び上面カバー1eがベース1fの上方に取り付けられて、箱状の筐体1が形成されている。
前面カバー1cの略中央には、衣類等の洗濯物をドラム3(図2参照)内に出し入れする投入口1g(図4参照)が形成されており、投入口1gを介して洗濯物を出し入れする際に開閉されるドア7が、ヒンジ機構(図示せず)により開閉可能に取り付けられている。ドア7の右側には、ドア7のロック機構(図示せず)を解除するための取っ手7aが設けられている。取っ手7aを手前に引くことで、ロック機構が外れてドア7が開き、ドア7を前面カバー1cに押し付けることでロックされて閉じるようになっている。
筐体1の上部には、電源スイッチ、操作スイッチ、コース設定ダイヤル、表示器等を備えた操作パネル6が設けられている。操作パネル6の左側には、洗剤、仕上剤等を投入するための引出し式の洗剤ボックス(洗剤投入部)12が配置されている。
図2に示すように、ドラム式洗濯機Sは、筐体1内に、洗濯物を収容し得る内槽としてのドラム3を備える。ドラム3は、当該ドラム3に結合された回転軸65(図4も参照)を中心に回転可能である。ドラム3の前側端面には、洗濯物を出し入れするための開口部3a(図4も参照)が形成されており、この開口部3aの半径方向外側には、ドラム3と一体の流体バランサ3b(図4も参照)が設けられている。
ドラム3に結合された回転軸65は、ここでは水平に設定されている。但し、開口部3a側が高くなるようにドラム3の回転中心軸が傾斜させられてもよい。なお、図2では、ドラム式洗濯機Sの左の側板1a、背面カバー1d(図4参照)、及び上面カバー1eが外された状態が示されている(図3も同様)。
また、図2及び図3に示すように、ドラム式洗濯機Sは、ドラム3が内部に配置され水を溜める有底円筒形状の外槽(槽)2を、ドラム3と同軸上に備えており、外槽2は、筐体1に支持されている。外槽2の背面側中央には、回転軸65を回転駆動するためのモータ4が取り付けられており、回転軸65は、外槽2を貫通し、ドラム3と結合している。
外槽2は、下側をベース1fに固定されたダンパ5で防振支持されている。外槽2の底壁2b(図14参照)の上部左側には、外槽2内に向かう水、洗剤、仕上剤等を含む液体が流入する入口83aを有する水封トラップ部81が設けられている。
筐体1内の上部左側には、外槽2内に水、洗剤、仕上剤等を含む液体を供給する液体供給ユニット10が設けられている。液体供給ユニット10の流出口14と水封トラップ部81の入口83aとは、供給管20で接続されている。供給管20は、例えば、ゴム製の蛇腹管であり、可撓性を有している。
外槽2の最下部には、排水口67(図16参照)が設けられている。排水口67は、排水管68(図16参照)を介して排水ポンプ(図示せず)に接続されており、外槽2内の洗濯水は、排水口67から排水管68を経て機外へ排出されるように構成されている。
また、筐体1の背面の上部左側には、水道栓からの給水ホース接続口8が設けられている。給水ホース接続口8は給水弁装置9に連結されており、給水弁装置9は、第1電磁弁9a及び第2電磁弁9bを含んでいる。第1電磁弁9a及び第2電磁弁9bは、それぞれホース21,22を介して液体供給ユニット10に接続されている。
図4に示すように、外槽2の前側端部には、外槽カバー66が取り付けられている。外槽カバー66の前側端面には開口部66aが設けられており、ドア7を閉じることで外槽2が水封されるようになっている。ベース1fは、外槽2を支持するダンパ5の下部に設けられた接続部5aが固定される固定部材1hを備えている。
次に、液体供給ユニット10について説明する。
<液体供給ユニット>
図5は、液体供給ユニットの拡大斜視図である。図6は、液体供給ユニットの外観を示す拡大図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。図7は、洗剤ボックスを洗剤ケースとシャワーケースとの間に装着する様子を示す斜視図である。
図5及び図6に示すように、液体供給ユニット10は、洗剤ケース11と、洗剤ボックス12と、シャワーケース(給水部)13とを備えており、例えば樹脂製である。洗剤ケース11の底面には、外槽2内と連通する流出口14(図6(b)参照)が形成されており、この流出口14に供給管20(図2、図3参照)が接続されている。洗剤ボックス12のトレイ部22(図7参照)は、洗剤ケース11の前面開口部15(図7参照)から引出し可能に、洗剤ケース11内に配置される。シャワーケース13は、ホース21,22(図3参照)を経て送られる水を、洗剤ボックス12の上面にシャワーのごとく供給するように構成されている。
図7に示すように、洗剤ボックス12は、洗剤ケース11の前面に開口された前面開口部15を通して、洗剤ケース11内に装着される。洗剤ボックス12は、洗剤ケース11の前面開口部15を閉止可能な扉部21と、扉部21の後面から後方に延伸し洗剤等が投入される部分であるトレイ部22とを備えている。扉部21の前面には、使用者が指を入れて洗剤ボックス12の出し入れ操作を行うための操作部23が形成されている。トレイ部22の上部の左右両側部には、前後方向に延びる左右一対のフランジ形状のガイド24,24が形成されており、洗剤ボックス12は、ガイド24,24により、洗剤ケース11とシャワーケース13との間で支持される。
<洗剤ケース>
図8は、洗剤ケースとシャワーケースとの分解斜視図である。
図8に示すように、洗剤ケース11には、上面に開口された上面開口部16が形成されている。シャワーケース13は、上面開口部16を覆うようにして、洗剤ケース11の上側に取り付けられる。このとき、洗剤ケース11の上部の左右両外側面に設けられた複数の爪部18がシャワーケース13の左右両外側面に設けられた複数の係合孔17にそれぞれ係合し、シャワーケース13は洗剤ケース11にねじ部材19により固定される。そして、洗剤ケース11及びシャワーケース13は、図示しない構造部材を介して筐体1に固定される。
洗剤ケース11は、外槽2(図3参照)との干渉を防ぐために底面が斜めにカットされており、正面(前方)から見ると右側が浅く、左側が深くなっている(洗剤ボックス12も同様)。洗剤ケース11の後側壁面には切欠部31が設けられており、シャワーケース13を洗剤ケース11にセットすると、シャワーケース13の流入部42(図10(b)参照)が切欠部31に嵌合するように構成されている。
洗剤ケース11の底面は、右奥側から手前側に向かい低くなった傾斜面32と、左手前側から奥側に向かい低くなった傾斜面33とを備えている。傾斜面33の奥側の低くなった部分は、洗剤ケース11の底面で最も低い位置であり、ここに流出口14(図2参照)が形成されている。このような構成によれば、洗剤ボックス12を引き出した状態で洗剤ケース11の前側底面上に洗剤を落下させてしまったとしても、給水された水が傾斜面32に沿って洗剤ケース11の前側底面に送られた後、洗剤と共に傾斜面33に沿って流出口14に向けて送られるため、落下した洗剤がその位置に残留して堆積してしまうことが回避される。
洗剤ケース11の左右両内側面には、前後方向に延びる左右一対の段状のガイドレール34,34(右側のガイドレールは図示せず)が形成されている。そして、ガイドレール34,34上に洗剤ボックス12のガイド24,24の下面が載り、洗剤ボックス12の下方向と左右方向の位置決めを行い、洗剤ボックス12を洗剤ケース11に対してスムーズに出し入れできるように構成されている。
<洗剤ボックス>
図9は、洗剤ボックスの外観を示す拡大図であり、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。
図9に示すように、洗剤ボックス12のトレイ部22には、本洗い用の洗剤投入室25、本洗い用の洗剤投入室25とは別に設けられた前洗い用の洗剤投入室26、及び仕上剤投入室27が、それぞれ洗剤ボックス12の引出し方向における奥側から手前側に向けて並行して延在させられて形成されている。本洗い用の洗剤投入室25は、本洗いに使用される洗剤(ここでは粉末洗剤、以下同様)を投入するための投入室であり、前洗い用の洗剤投入室26は、前洗いを行うコースを選択した場合に前洗いに使用される洗剤を投入するための投入室である。仕上剤投入室27は、最終のすすぎにおいて使用され洗濯物を柔軟に仕上げるための仕上剤(液体)を投入するための投入室である。
本洗い用の洗剤投入室25及び前洗い用の洗剤投入室26は、上部と奥側が開口した箱状を呈しており、その底面は手前が高く、奥側が低い傾斜面となっている。本洗い用の洗剤投入室25及び前洗い用の洗剤投入室26における洗剤や水が流出する奥側端縁25a,26aのやや手前側には、それぞれ異物通過防止柵25b,26bが設けられている。また、洗剤ボックス12の奥側上部には、幅方向(左右方向)に延伸する変形抑制用の補強リブ25c,26cが設けられている。
仕上剤投入室27は、上部が開口した箱状を呈している。仕上剤投入室27の奥側底面には、奥側が隔壁27bで区切られた仕上剤流出室27cが形成されており、この仕上剤流出室27cにサイホン28が備えられている。サイホン28は、仕上剤流出室27cに立設されたサイホンパイプ(図示せず)と、これに被せられるサイホンキャップ28aとから構成されている。仕上剤流出室27cからの仕上剤や水は、サイホンパイプに連通する流出口(図示せず)を経て奥側端縁27aから流出するように構成されている。
仕上剤投入室27は、洗剤ボックス12の引出し方向に直交する幅方向において、左側に設けられた本洗い用の洗剤投入室25と右側に設けられた前洗い用の洗剤投入室26との間に形成されている。このように構成すれば、後記するように、給水弁装置9における2つの電磁弁9a、9bを使用して、投入室25〜27に向けての3方向の給水の切替えを良好に実現できる。
仕上剤投入室27の手前側端縁27dは、本洗い用の洗剤投入室25の手前側端縁25d及び前洗い用の洗剤投入室26の手前側端縁26dよりも奥側に設定されている。また、洗剤ボックス12には、本洗い用の洗剤投入室25の手前側と前洗い用の洗剤投入室26の手前側とを区画する隔壁29が、仕上剤投入室27の手前側端壁の外面から手前側に向けて延在して形成されている。
このように構成すれば、3つの投入室25〜27の手前側端縁を概ね同一に揃えた場合と比較して、本洗い用の洗剤投入室25の手前側の開口幅W1、前洗い用の洗剤投入室26の手前側の開口幅W2を広く確保することができる。また、隔壁29を仕上剤投入室27の手前側端壁の外面から手前側に向けて延在させたので、開口幅W1、W2の両方をバランス良く広げることができる。更に、広い開口幅W1,W2を有する領域の奥行き寸法L1も、必要に応じて適宜設定することが可能となり、例えば開口幅W1,W2と同程度に設定することが好ましい。
<シャワーケース>
図10は、シャワーケースの拡大斜視図であり、(a)は右手前側上方から見た斜視図、(b)は右奥側下方から見た斜視図である。図11は、シャワーケースの本体部の平面図である。図12は、シャワーケースの本体部の斜視図である。図13は、図11のXIII−XIII線に沿う平面で切断したシャワーケースの本体部の斜視図である。
図10及び図11に示すように、シャワーケース13は、散水孔45a,46a,47aが形成された底壁41cを備えた箱状の本体部41aの上側に、板状のカバー部材41bが覆うように取り付けられて構成されている。そして、このシャワーケース13は、薄型箱状の給水室41と、給水室41の奥側端部から下方に延伸され給水室41と一体に形成された流入部42とを有している。
流入部42は、内部を隔壁41d(図11参照)で仕切られ2室に分かれており、各室にはホース21,22(図3参照)がそれぞれ接続される流入口43,44が開設されている。
給水室41は、内部を隔壁41e(図11参照)で仕切られ3室に分かれており、本洗い用給水室45と、前洗い用給水室46と、仕上剤用給水室47とを備えている。本洗い用給水室45は、シャワーケース13の左側に形成されて、洗剤ボックス12の本洗い用の洗剤投入室25の上方に位置しており、底面に複数の散水孔45aが開設されている。前洗い用給水室46は、シャワーケース13の右側に形成されて、洗剤ボックス12の前洗い用の洗剤投入室26の上方に位置しており、底面に複数の散水孔46aが開設されている。仕上剤用給水室47は、シャワーケース13の幅方向中央寄りに形成されて、洗剤ボックス12の仕上剤投入室27の上方に位置しており、底面に複数の散水孔47aが開設されている。なお、洗剤ボックス12において洗剤が溜まり易い箇所の上方に位置する散水孔45a,46a,47aの内径は、他の箇所よりも大きく設定されている。
第1電磁弁9a(図3参照)がオン(開)されると、給水ホース接続口8から第1電磁弁9aを通って送られる水は、流入口43から流入部42に流入した後、P方向(図10(a)及び図11参照)に向けて吐出されて、本洗い用給水室45に送られるように構成されている。また、第2電磁弁9b(図3参照)がオン(開)されると、給水ホース接続口8から第2電磁弁9bを通って送られる水は、流入口44から流入部42に流入した後、Q方向に向けて吐出されて、前洗い用給水室46に送られるように構成されている。一方、第1電磁弁9a及び第2電磁弁9bが同時にオン(開)されると、給水ホース接続口8から両電磁弁9a,9bを通って送られる水は、それぞれ、流入口43及び流入口44から流入部42に流入した後、P方向及びQ方向に向けて同時に吐出され、両者が衝突して流れの向きがP方向とQ方向との中間に相当するR方向(前方)に変えられて、仕上剤用給水室47に送られるように構成されている。このように、2つの電磁弁9a、9bを使用して3方向の給水の切替えが可能となっている。
シャワーケース13の下面の左右両側部には、前後方向に延びる左右一対のガイド規制部48,48が形成されている。そして、ガイド規制部48,48の下に洗剤ボックス12のガイド24,24が位置され、洗剤ボックス12の上方向の位置決めを行うと共に、上方向移動を規制している。
ここで、給水停止時にシャワーケース13内に水が残存したまま時間が経過すると、シャワーケース13内においてカビが生じる虞がある。この対策として、本実施形態では、図11〜図13に示すように、シャワーケース13の底壁41cの上面に、複数の散水孔45a,46aのうちの少なくとも2つ以上を連結する凹溝45b,46bがそれぞれ形成されている。
このように構成すれば、シャワーケース13内に残存する水は、凹溝45b,46bに流入して表面張力により凝集し、凹溝45b,46bに連結される散水孔45a,46aから排出される。これにより、シャワーケース13内の残水量を低減することができ、シャワーケース13内におけるカビの発生を抑制することが可能となる。
また、凹溝45b,46bは、複数の散水孔45a,46aのうちの比較的大きい内径を有する散水孔45a1,46a1に繋がるように形成することが好ましい。このようにすれば、凝集した水分が散水孔45a1,46a1から自重で落下し易くなる。なお、仕上剤用給水室47の底壁41cには、図面上把握が困難であるが僅かに水平面に対して傾斜した傾斜面が形成されており、これにより、仕上剤用給水室47内の残水量を低減するように構成されている。
次に、水封トラップ部周辺の構造について説明する。
<水封トラップ部周辺構造>
図14は、水封トラップ部が取付けられた外槽を後方上方から見た斜視図である。図15は、図14に示す水封トラップ部のカバーを取り外した状態を示す斜視図である。
図14及び図15に示すように、水を貯留する貯水室82(図15参照)が形成された水封トラップ部81が、液体供給ユニット10(図3参照)と外槽2とを繋ぐ流路に設けられている。水封トラップ部81は、本体部83と、本体部83を液密に覆うカバー84とを備えており、本体部83とカバー84とが熱溶着や接着等により結合されることにより、内部に貯水室82が形成されている。
水封トラップ部81の下流側は、外槽2の底壁2bに形成された給水口2aに接続されている。ここでは、水封トラップ部81の本体部83は、供給管20に接続される入口83aと、外槽2の底壁2bに形成された給水口2aに接続される出口83bとを有している。つまり、水封トラップ部81の出口83bが、外槽2の給水口2aに直接接続されているが、これに限定されるものではなく、図示しない接続管を介して外槽2の給水口2aに接続されていてもよい。
本体部83内に形成された貯水室82は、本体部83の上壁から下方に垂下する仕切り板83cにより、入口83aの下流側の通路、仕切り板83cと本体部83の下壁との間の通路、及び出口83bの上流側の通路からなる略U字形状の通路を形成している。したがって、給水停止時には、貯水室82に水が貯留された状態となり、仕切り板83cと本体部83の下壁との間の通路が水で満たされて水蒸気を封止するようになっている。
前記したように、本実施形態は、液体供給ユニット10と外槽2とを繋ぐ流路に設けられ水を貯留する貯水室82が形成された水封トラップ部81を有しており、水封トラップ部81の下流側が、外槽2の底壁2bに形成された給水口2aに接続されている。
このような構成によれば、脱水時にドラム3が高速回転して当該ドラム3の側壁の半径方向外方に生じる加圧されたエアは、外槽2の底壁2bに形成された給水口2aには殆ど入り込むことはない。したがって、水封トラップ部81の貯水室82に貯留された水が排出されてしまうことはなく、貯留された水による封止機能は確実に保持される。
しかも、貯水室82の深さを大きくせずに貯水室82に貯留された水の排出を抑制できるため、水封トラップ部81の寸法が増大することもない。
すなわち、水封トラップ部81を大きくすることなく、ドラム3の高速回転時にも外槽2内の水蒸気が液体供給ユニット10に入り込むことを抑制することができるドラム式洗濯機Sを提供できる。
さらに、水封トラップ部81の出口83bから流出する水、洗剤、漂白剤等を含む液体は、外槽2の底壁2bに形成された給水口2aから外槽2の下方部分に直接導かれる。したがって、外槽2内に水、洗剤、漂白剤等を含む液体を供給する際に当該液体がドラム3内に流入することを防止することができる。これにより、洗剤や漂白剤の高濃度の液体(原液)が直接洗濯物に触れることによる色落ちや色むらの発生を防止することができる。
次に、排水の逆流防止部の構造について説明する。
<排水の逆流防止部>
図16は、排水の逆流防止部周辺の一部断面斜視図である。図17は、逆流防止部のシール体を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は縦断面図である。
図16に示すように、外槽2の下部に設けられた排水口67に繋がる流路に、外部から外槽2の排水口67への水の逆流を防止するための逆流防止部85が設けられている。すなわち、逆流防止部85は、排水ポンプ(図示せず)の上流側に接続された排水管68と、外槽2の排水口67との間の流路に配置されている。
逆流防止部85は、水が通過する孔部86aが形成された仕切り部86と、孔部86aの下方に配置され水に浮いて孔部86aを閉塞可能な球状のシール体87と、孔部86aの下方に形成されシール体87を収容するシール体収容室88とを備えている。シール体87は、シール体収容室88において自在に移動可能となっている。
排水管68は、例えば、ゴム製の蛇腹管であり、可撓性を有している。ここでは、逆流防止部85のシール体収容室88の壁部、及び仕切り部86は、ゴム製であり、排水管68に一体に形成されている。
図17に示すように、シール体87は、相互に組み合わされる、例えば樹脂製の略半球殻形状の第1の部材87aと第2の部材87bとを有している。第1の部材87aと第2の部材87bとは、それぞれの開口端同士が熱溶着や接着等により接合されており、内部に浮力を生じさせる空間を形成している。
ここで、外部から逆流防止部85に水が流れ込み、シール体87が水に浮いて孔部86aを閉塞する場合に、第1の部材87aと第2の部材87bとの接合面87cは、シール体収容室88内で自由な姿勢を取り得る場合には、孔部86aの端縁に接触する可能性がある。この場合、接合面87cの外表面は必ずしも理想的な球面形状に形成されていないため、孔部86aとシール体87との間に隙間が生じ、この隙間を通って外槽2の排水口67へ水が逆流する虞がある。
この対策として、本実施形態では、第2の部材87bの単位体積当たりの平均質量は、第1の部材87aのそれよりも大きく設定されている。具体的には、第2の部材87bの内部に、例えば金属製のウエイト89がねじ締結等により固定されている。但し、第2の部材87bの平均質量を第1の部材87aよりも大きくする方法は、これに限定されるものではなく、例えば、第2の部材87bの少なくとも一部の肉厚を第1の部材87aよりも大きくしてもよい。なお、第2の部材87bの底部は平坦に形成されており、浮揚時以外には、第2の部材87bの底部がシール体収容室88の下壁に安定的に着座するようになっている。
このような構成によれば、シール体87が水に浮いて孔部86aを閉塞する場合に、シール体87は、常に第1の部材87aが上で第2の部材87bが下に位置する姿勢を取る。したがって、第1の部材87aと第2の部材87bとの接合面87cが孔部86aの端縁に接触することはなく、これにより、孔部86aとシール体87との間に隙間が生じて外槽2の排水口67へ外部から水が逆流することを確実に防止することができる。
次に、回転軸65の軸受の周辺構造について説明する。
<回転軸の軸受の周辺構造>
図18は、回転軸の軸受を支持する軸受支持部周辺の拡大断面図である。
図18に示すように、外槽2を貫通する回転軸65は、モータ4(図4参照、以下同様)からの回転駆動力が入力される軸スプライン部65cが形成された軸部65aと、軸部65aの前部に設けられドラム3(図4参照、以下同様)にねじ締結等により結合される取付フランジ65bとを備えている。ここでは、モータ4の回転駆動力は、軸スプライン部65cに直接入力されるように構成されているが、これに限定されるものではなく、例えばプーリ及びベルト等の駆動力伝達部材を介して入力されてもよい。
回転軸65の外周面側には、一対の軸受69が配置されており、当該軸受69を支持する軸受支持部70が、外槽2に固定されている。軸受支持部70は、円筒形状部70aと、円筒形状部70aから半径方向外方に延出された円盤形状のフランジ部70bとを備えており、フランジ部70bが外槽2の背面にねじ締結等により固定されている。軸受69は、ここではボールベアリングである。
また、軸受69のドラム3側に、当該軸受69を覆うシール部73が配置されており、このシール部73は、外周面側が軸受支持部70に接触すると共に、内周面側が回転軸65に接触している。シール部73は、外槽2と回転軸65との間をシールするものであるが、モータ4のロストルク(モータ負荷)の低減やシール部73の磨耗防止のために、軸受支持部70及び回転軸65に対するシール部73の接触圧(締め代)を小さくしている。このため、長期使用によりシール部73と軸受69との間の空間に湿気が侵入し、水が溜まることにより、軸受69が錆びてしまう虞がある。この対策として、シール付きの軸受を使用することも考えられるが、シール付きの軸受は高価であるため、ここでは、シール部73自体に、湿気を外槽2の外部に逃がす経路73aが設けられている。
図19は、回転軸の軸受を支持する変形例に係る軸受支持部周辺の拡大断面図である。
図19に示す変形例に係る軸受支持部72は、円筒形状部72aと、円筒形状部72aから半径方向外方に延出された円盤形状のフランジ部72bとを備えており、フランジ部72bが外槽2に一体にインサート成形されている。ここで、外槽2は、例えばPP(ポリプロピレン)等の樹脂から成形されている。
変形例に係る軸受支持部72では、フランジ部72bが外槽2に一体にインサート成形されているため、図18と同じシール部73を使用することができない。そこで、湿気を逃がす経路を備えていない通常のシール部74を使用し、当該シール部74、回転軸65及び軸受69で囲まれる空間75から外槽2の外部に連通する連通孔76が、軸受支持部72に設けられている。なお、連通孔76の個数は、1つ以上あればよく、適宜設定することができる。
このような構成によれば、軸受支持部72のフランジ部72bが外槽2に一体にインサート成形されている場合でも、連通孔76により空間75から湿気を逃がすことができ、軸受69が錆びることを抑制することができる。しかも、フランジ部72bが外槽2に一体にインサート成形されているため、フランジ部72bと外槽2との締結力が向上する。これにより、軸受支持部72のフランジ部72bを軽量化することができると共に、ねじ締結の必要が無いために、ねじ部材、及びねじ締結作業を削減することができ、コスト低減の効果がある。
次に、筐体1の側板1a,1bの絞り形状について説明する。
<側板の絞り形状>
図20(a)は、側板をその表面に垂直な方向において外側から見た図、図20(b)は、図20(a)に示す側板の斜視図である。なお、図20(a)(b)を参照した説明においては、「右」及び「左」の方向は、側板をその表面に垂直な方向において外から見た場合の方向を示している。
ドラム式洗濯機Sの側板1a,1bは、鋼板から構成されており、通常、例えば脱水時の振動を抑制するために、剛性を上げるための凹凸を有する絞り形状が形成されているが、さらなる剛性の向上が要請されている。
そこで、本実施形態では、図20に示すように、側板1a,1bは、筐体1の内側へそれぞれ凹む、菱形を呈する第1凹部77、第1凹部77の上方に形成される山形を呈する第2凹部78、及び第1凹部77の下方に形成される谷形を呈する第3凹部79を備えている。ここでは、第1凹部77、第2凹部78、及び第3凹部79の間の間隔は同一に設定されている。
第1凹部77は、左側端から中央に向かって上方へ傾斜して延伸する左上傾斜壁部77aと、右側端から中央に向かって上方へ傾斜して延伸する右上傾斜壁部77bと、左側端から中央に向かって下方へ傾斜して延伸する左下傾斜壁部77cと、右側端から中央に向かって下方へ傾斜して延伸する右下傾斜壁部77dと、左上傾斜壁部77a、右上傾斜壁部77b、左下傾斜壁部77c、及び右下傾斜壁部77dにより囲まれた底部77eと、を有している。そして、左上傾斜壁部77aと右上傾斜壁部77bとが成す角度α1、及び左下傾斜壁部77cと右下傾斜壁部77dとが成す角度α2は、左上傾斜壁部と左下傾斜壁部とが成す角度β1、及び右上傾斜壁部77bと右下傾斜壁部77dとが成す角度β2よりも大きく設定されている。
また、第2凹部78は、左側端から中央に向かって上方へ傾斜して延伸する左上傾斜凹部78aと、右側端から中央に向かって上方へ傾斜して延伸する右上傾斜凹部78bとを有しており、第3凹部79は、左側端から中央に向かって下方へ傾斜して延伸する左下傾斜凹部79aと、右側端から中央に向かって下方へ傾斜して延伸する右下傾斜凹部79bとを有している。そして、左上傾斜凹部78aと右上傾斜凹部78bとが成す角度α3、及び左下傾斜凹部79aと右下傾斜凹部79bとが成す角度α4は、左上傾斜壁部77aと左下傾斜壁部77cとが成す角度β1、及び右上傾斜壁部77bと右下傾斜壁部77dとが成す角度β2よりも大きく設定されている。角度α3,α4は、第1凹部77に対向する側に形成される角度である。また、ここでは、α1=α2=α3=α4、β1=β2に設定されている。
図21(a)は、比較例に係る側板をその表面に垂直な方向において外側から見た図、図21(b)は、図21(a)に示す比較例に係る側板の斜視図である。
図21に示すように、比較例に係る側板1iは、筐体1の内側へそれぞれ凹む、環状を呈する同心の2つの第1凹部80a,80bと、第1凹部80a,80bの上方に同心に形成される円弧状の第2凹部80cと、第1凹部80a,80bの下方に同心に形成される円弧状の第3凹部80dとを備えている。
本実施形態の側板1a,1bの中央に筐体1の内側へ向かう垂直荷重を付加した場合の最大変形量は、同様の条件下における図21に示す比較例に係る側板1iの場合の最大変形量に対して、約17%低減するという結果が得られた。また、本実施形態の側板1a,1bは、別の比較例としての縦方向(鉛直方向)に延伸する複数(例えば4つ)の凹部が形成された側板(図示せず)よりも、最大変形量はさらに顕著に低減するという結果が得られた。
このような本実施形態の構成によれば、筐体1の側板1a,1bの最大変形量を低減でき、筐体1の剛性が向上する。したがって、例えば脱水時の振動を抑制することが可能となる。
次に、洗濯容量に応じた可変構造について説明する。
<洗濯容量に応じた可変構造>
図22は、洗濯容量の異なる別のドラム式洗濯機の縦断面図である。
図22に示すドラム式洗濯機Saは、図4に示すドラム式洗濯機Sよりも洗濯容量が小さいものである。具体的には、ドラム式洗濯機Saは、洗濯容量に応じてドラム3(図4参照)よりも軸方向の長さが短いドラム103(径方向寸法は同じ)と、外槽カバー66(図4参照)よりも軸方向の長さが短い外槽カバー166(径方向寸法は同じ)と、背面カバー1d(図4参照)よりも軸方向の長さが短い背面カバー101d(径方向寸法は同じ)とを備えている。なお、外槽カバー66の軸方向の長さが短くなる分だけ外槽2の位置が前方に移動するが、外槽2を支持するダンパ5の下部に設けられた接続部5aの固定部材1hに対するねじ部材等による固定位置をずらすことによって対応可能である。
外槽2、ベース1f等の他の部品は、ドラム式洗濯機Sの部品が共通して使用可能に構成されている。したがって、外槽2、ベース1f等は、変更しなくても済むため、新たな金型を製作する必要がなくなる。また、背面カバー1dと背面カバー101dとは、絞りの深さによって簡単に調整可能である。
すなわち、本実施形態のドラム式洗濯機S,Saにおいて、ドラム3,103は、ドラム式洗濯機S,Saの洗濯容量に応じて、軸方向の長さが異なる複数種類のドラムを有するドラム群の中から選択されて設置されており、外槽カバー66,166及び背面カバー1d、101dは、軸方向の長さが異なる複数種類の外槽カバーを有する外槽カバー群、及び軸方向の長さが異なる複数種類の背面カバーを有する背面カバー群の中から、洗濯容量の小さい場合の軸方向の長さが洗濯容量の大きい場合の軸方向の長さよりも短くなるように、それぞれ選択されて設置されている。
このような構成によれば、ドラム3,103、外槽カバー66,166及び背面カバー1d、101dを変更することにより、洗濯容量の異なるドラム式洗濯機S,Saを構成することができる。したがって、洗濯容量の小さいドラム式洗濯機Saは、洗濯容量の大きいドラム式洗濯機Sよりも、奥行き寸法(前後方向寸法)を小さくしてコンパクト化することができる。しかも、このような洗濯容量に応じた可変構造によれば、洗濯容量を容易に変更できると共に、変更したときの投資費用を低減できる。
次に、前記のように構成されたドラム式洗濯機Sの作用について説明する。
<ドラム式洗濯機の作用>
洗濯時に、使用者は、まず洗剤ボックス12の扉部21の操作部23を持って手前側に引くと、洗剤ボックス12のトレイ部22が、洗剤ケース11の前面開口部15から引き出される(図1及び図7参照)。
続いて、使用者は、洗剤を本洗い用の洗剤投入室25に投入する。前洗いを行うコースを選択した場合には、同様にして使用者は、前洗い用の洗剤投入室26にも洗剤を投入する。以下、前洗いが行われる場合について説明する。なお、必要に応じて漂白剤が洗剤に加えて投入される。更に、使用者は、仕上剤投入室27に仕上剤を投入する。洗剤及び仕上剤の投入が終了すると、使用者は、洗剤ボックス12の扉部21を奥側に押し込んで、トレイ部22を洗剤ケース11内に収納する。
洗い工程が開始されると、まず前洗いが行われる。すなわち、給水弁装置9の第2電磁弁9bがオン(開)され(図3参照)、給水ホース接続口8からの水はシャワーケース13内においてQ方向に送られて、前洗い用給水室46に流入する(図11参照)。水は前洗い用給水室46の底壁に開設された複数の散水孔46aから洗剤ボックス12の前洗い用の洗剤投入室26に流下して万遍なく散水され、そこにある洗剤を洗剤ケース11に流し込む。そして、洗剤と共に水が洗剤ケース11の流出口14を経て、供給管20を通り、水封トラップ部81(図15参照)を介して、外槽2の給水口2aから外槽2内に供給される(図15参照)。
水封トラップ部81の出口83bから流出する水、洗剤、漂白剤等を含む液体は、外槽2の底壁2bに形成された給水口2aから外槽2の下方部分に直接導かれるため、当該液体がドラム3内に流入することはない。これにより、洗剤や漂白剤の高濃度の液体(原液)が直接洗濯物に触れることによる色落ちや色むらの発生が防止される。
外槽2内に規定の水位まで給水されて洗濯水が溜まると、ドラム式洗濯機Sは、モータ4によりドラム3を回転させて、洗濯物の前洗いを開始する。
比較的高温の水を用いて洗濯する場合には、外槽2内に水蒸気が多量に発生するが、水封トラップ部81の貯水室82に貯留された水により、外槽2内の水蒸気が液体供給ユニット10の流出口14に入り込むことが抑制される。
前洗いが終了すると、ドラム式洗濯機Sは、排水弁(図示せず)を開いて、外槽2内の洗濯水を排水し、ドラム3を回転させて遠心脱水する。
脱水時にドラム3が高速回転して当該ドラム3の側壁の半径方向外方に存在するエアが加圧されるが、この加圧されたエアは、外槽2の底壁2bに形成された給水口2aには殆ど入り込むことはない。このため、水封トラップ部81の貯水室82に貯留された水が排出されることがなく、封止機能は確実に保持される。
また、本実施形態では、筐体1の側板1a,1bに剛性を向上させる絞り形状(第1凹部77、第2凹部78、及び第3凹部79)が形成されているため(図20参照)、脱水時の振動が抑制される。
続いて、本洗いが行われる。すなわち、給水弁装置9の第1電磁弁9aがオン(開)され(図3参照)、給水ホース接続口8からの水はシャワーケース13内においてP方向に送られて、本洗い用給水室45に流入する(図11参照)。水は本洗い用給水室45の底壁に開設された複数の散水孔45aから洗剤ボックス12の本洗い用の洗剤投入室25に流下して万遍なく散水され、そこにある洗剤を洗剤ケース11に流し込む。そして、洗剤と共に水が洗剤ケース11の流出口14を経て、供給管20を通り、水封トラップ部81を介して、外槽2の給水口2aから外槽2内に供給される。
外槽2内に規定の水位まで給水されて洗濯水が溜まると、ドラム式洗濯機Sは、モータ4によりドラム3を回転させて、洗濯物の本洗いを開始する。本洗いが終了すると、ドラム式洗濯機Sは、排水弁(図示せず)を開いて、外槽2内の洗濯水を排水し、ドラム3を回転させて遠心脱水する。本洗い及び本洗い後の脱水における作用は、前記した前洗い及び前洗い後の脱水における作用と概ね同様である。
続いて、すすぎ工程が行われる。まず、例えば給水弁装置9の第1電磁弁9aがオン(開)されて(図3参照)、給水ホース接続口8からの水は、洗剤ボックス12の本洗い用の洗剤投入室25、洗剤ケース11を経て、外槽2内に供給される。なお、このとき、本洗い用の洗剤投入室25内の洗剤は、既に流されていて存在しない。
外槽2内に規定の水位まで給水されて洗濯水が溜まると、ドラム式洗濯機Sは、モータ4によりドラム3を回転させて、洗濯物のすすぎを開始する。すすぎは、通常2〜3回行われる。
そして、最終のすすぎにおいて、給水弁装置9の第1電磁弁9a及び第2電磁弁9bが同時にオン(開)され(図3参照)、給水ホース接続口8からの水は、シャワーケース13内においてR方向に送られて、仕上剤用給水室47に流入する(図11参照)。ここで、第1電磁弁9a及び第2電磁弁9bを同時にオン(開)させた場合、P方向に吐出される水とQ方向に吐出される水とが衝突して流れの向きがR方向(前方)に変えられる。この場合、水がP方向又はQ方向に多少流れたとしても、本洗い用の洗剤投入室25や前洗い用の洗剤投入室26の中に入れてあった洗剤は既に水と共に流された後なので、問題が生じることはない。
水は仕上剤用給水室47の底壁に開設された複数の散水孔47aから洗剤ボックス12の仕上剤投入室27に流下して万遍なく散水される。仕上剤投入室27内に収容した仕上剤を水で薄めて水位を高めることにより、サイホン作用によって仕上剤と共に水がサイホン28のサイホンパイプから流出して、洗剤ケース11に流し込まれる。そして、仕上剤と共に水が洗剤ケース11の流出口14を経て、供給管20を通り、水封トラップ部81を介して、外槽2の給水口2aから外槽2内に供給される。
すすぎ工程が終了すると、ドラム式洗濯機Sは、外槽2内の洗濯水を排水して、ドラム3を回転させて遠心脱水し、洗濯を終了する。
ここで、逆流防止部85の作用により、外部から外槽2の排水口67への水の逆流が防止される。本実施形態では、シール体87は、常に第1の部材87aが上で第2の部材87bが下に位置する姿勢を取った状態で、シール体87が水に浮いて孔部86aを閉塞する。このため、シール体87の接合面87cが孔部86aの端縁に接触して隙間が生じることはなく、外槽2の排水口67へ外部から水が逆流することが確実に防止される。
また、回転軸65に設置された軸受69を支持する軸受支持部72に、シール部74、回転軸65及び軸受69で囲まれる空間75から外槽2の外部に連通する連通孔76を設けた構成(図19参照)によれば、連通孔76により空間75から湿気を逃がすことができ、軸受69が錆びることが抑制される。
また、洗濯終了後にシャワーケース13内に残存する水は、凹溝45b,46bを経て散水孔45a,46aから排出されるため、シャワーケース13内の残水量を低減することができ、カビの発生が抑制される。
以上、本発明について、実施形態に基づいて説明したが、本発明は、前記実施形態に記載した構成に限定されるものではなく、実施形態に記載した構成を適宜組み合わせ乃至選択することを含め、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
例えば、前記した実施形態では、乾燥機能を備えていないドラム式洗濯機S,Saについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、乾燥機能を備えたドラム式洗濯機にも適用可能である。
1 筐体
1a,1b 側板
1c 前面カバー
1d,101d 背面カバー
1e 上面カバー
1f ベース
1g 投入口
2 外槽
2a 給水口
2b 底壁
3,103 ドラム
4 モータ
10 液体供給ユニット
11 洗剤ケース
12 洗剤ボックス(洗剤投入部)
13 シャワーケース(給水部)
14 流出口
20 供給管
41c 底壁
45b,46b 凹溝
45a,46a 散水孔
65 回転軸
66,166 外槽カバー
67 排水口
69 軸受
72 軸受支持部
74 シール部
75 空間
76 連通孔
77 第1凹部
77a 左上傾斜壁部
77b 右上傾斜壁部
77c 左下傾斜壁部
77d 右下傾斜壁部
78 第2凹部
78a 左上傾斜凹部
78b 右上傾斜凹部
79 第3凹部
79a 左下傾斜凹部
79b 右下傾斜凹部
81 水封トラップ部
82 貯水室
83a 入口
83b 出口
85 逆流防止部
86a 孔部
87 シール体
S,Sa ドラム式洗濯機

Claims (7)

  1. 洗濯物を収容し得るドラムと、
    前記ドラムが内部に配置された外槽と、
    前記外槽内に水を含む液体を供給する液体供給ユニットと、
    前記液体供給ユニットと前記外槽とを繋ぐ流路に設けられ、水を貯留する貯水室が形成された水封トラップ部と、を有し、
    前記水封トラップ部の下流側を前記外槽の底壁に形成された給水口に接続したことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 前記液体供給ユニットに接続される供給管を有し、
    前記水封トラップ部は、前記供給管に接続される入口と、前記外槽の前記給水口に接続される出口とを有することを特徴とする請求項1に記載のドラム式洗濯機。
  3. 前記液体供給ユニットは、前記外槽内と連通する流出口を有する洗剤ケースと、前記洗剤ケースに対して引出し可能に配置される洗剤投入部と、前記洗剤投入部に水を供給する給水部と、を備え、
    前記給水部は、複数の散水孔が開設された底壁を有しており、
    前記底壁の上面に、前記散水孔の少なくとも2つ以上を連結する凹溝を形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドラム式洗濯機。
  4. 前記外槽の下部に設けられた排水口に繋がる流路に設けられ、外部から前記外槽の前記排水口への水の逆流を防止するための逆流防止部を有し、
    前記逆流防止部は、水が通過する孔部と、前記孔部の下方に配置され水に浮いて前記孔部を閉塞可能な球状のシール体とを備え、
    前記シール体は、相互に組み合わされる、第1の部材、及び前記第1の部材よりも単位体積当たりの平均質量が大きい第2の部材を有しており、
    前記第1の部材と前記第2の部材との組合わせ面は、前記孔部の閉塞時に前記孔部の開口縁から離隔する位置に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。
  5. 前記外槽を貫通し、前記ドラムに結合される回転軸と、
    前記外槽の背面側に設けられ前記回転軸を回転駆動するモータと、
    前記回転軸の外周面側に配置された軸受と、
    前記外槽に設置され前記軸受を支持する軸受支持部と、
    外周面側が前記軸受支持部に接触すると共に内周面側が前記回転軸に接触し、前記軸受の前記ドラム側を覆うシール部と、を有し、
    前記シール部、前記回転軸及び前記軸受で囲まれる空間から前記外槽の外部に連通する連通孔を、前記軸受支持部に設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。
  6. 洗濯物を出し入れする投入口を有する前面カバー、左右の側板、背面カバー及び上面カバーを備え前記外槽を支持する筐体と、
    前記外槽の前記前面カバー側の端部に取り付けられ、前記前面カバー側に開口部が設けられた外槽カバーと、を有し
    前記ドラムは、前記ドラム式洗濯機の洗濯容量に応じて、軸方向の長さが異なる複数種類のドラムを有するドラム群の中から選択されて設置されており、
    前記外槽カバー及び前記背面カバーは、前記軸方向の長さが異なる複数種類の外槽カバーを有する外槽カバー群、及び前記軸方向の長さが異なる複数種類の背面カバーを有する背面カバー群の中から、前記洗濯容量の小さい場合の前記軸方向の長さが前記洗濯容量の大きい場合の前記軸方向の長さよりも短くなるように、それぞれ選択されて設置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。
  7. 洗濯物を出し入れする投入口を有する前面カバー、左右の側板、背面カバー及び上面カバーを備え前記外槽を支持する筐体を有し、
    前記側板は、前記筐体の内側へそれぞれ凹む、第1凹部、前記第1凹部の上方に形成される第2凹部、及び前記第1凹部の下方に形成される第3凹部を備え、
    前記第1凹部は、左側端から中央に向かって上方へ傾斜して延伸する左上傾斜壁部と、右側端から中央に向かって上方へ傾斜して延伸する右上傾斜壁部と、前記左側端から中央に向かって下方へ傾斜して延伸する左下傾斜壁部と、前記右側端から中央に向かって下方へ傾斜して延伸する右下傾斜壁部と、前記左上傾斜壁部、前記右上傾斜壁部、前記左下傾斜壁部、及び前記右下傾斜壁部により囲まれた底部と、を有し、
    前記左上傾斜壁部と前記右上傾斜壁部とが成す角度、及び前記左下傾斜壁部と前記右下傾斜壁部とが成す角度は、前記左上傾斜壁部と前記左下傾斜壁部とが成す角度、及び前記右上傾斜壁部と前記右下傾斜壁部とが成す角度よりも大きく、
    前記第2凹部は、左側端から中央に向かって上方へ傾斜して延伸する左上傾斜凹部と、右側端から中央に向かって上方へ傾斜して延伸する右上傾斜凹部とを有し、
    前記第3凹部は、左側端から中央に向かって下方へ傾斜して延伸する左下傾斜凹部と、右側端から中央に向かって下方へ傾斜して延伸する右下傾斜凹部とを有し、
    前記左上傾斜凹部と前記右上傾斜凹部とが成す角度、及び前記左下傾斜凹部と前記右下傾斜凹部とが成す角度は、前記左上傾斜壁部と前記左下傾斜壁部とが成す角度、及び前記右上傾斜壁部と前記右下傾斜壁部とが成す角度よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のドラム式洗濯機。
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