JP2010088565A - ブラシロール - Google Patents

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Abstract

【課題】被洗浄面に対して均一な力で洗浄を行うことができると共に、製造コストを低減できるブラシロールを提供する。
【解決手段】チャンネルブラシ1はブラシ片によって形成されるブラシ部2と、帯状体3及び芯線8とにより形成されてある。チャンネルブラシ1は、ブラシ片を中央部から折り込んで、芯線8及び帯状体3にて、挟み付けるようにして形成されてあり、帯状体3は、断面が概コの字状に形成されてある。また、帯状体3の側面9は、カシメていない部分9aとカシメ部9bとが交互に連続的に存在するように形成されてある。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロール軸の外周面に、多数本のチャンネルブラシを、軸方向に着脱自在に取付けたブラシロールに関するものである。
従来より、鋼板やアルミ板等の研磨仕上げに使用されるブラシロールには、ロール軸外周面への毛材の植設方法としてチャンネルブラシを使用した幾つかの形式のものがある。例えば、チャンネルブラシは金属製で横断面コ字形をした直線状の長尺のチャンネルをベース部材とし、芯線を押し付けてU字形に2つ折りした毛材を、チャンネルの溝内の全長に亘って嵌め込んだ構造のものがある(特許文献1)。また、チャンネルブラシの毛材の巾の広い部分と狭い部分とを交互に形成したものがある(特許文献2)。さらに、チャンネルブラシの毛材の毛丈をカットした部分とカットしない部分とが交互に形成されたものがある(特許文献3)。
特開2000−245531号公報 実開昭63−61926号公報 実開昭64−10227号公報
上記特許文献1のブラシロールでは、隣り合うチャンネルブラシ間に隙間が発生するので、被洗浄面に対して均一な力で洗浄を行うことが難しかった。また、特許文献2及び3に記載のブラシロールは、チャンネルブラシをロール軸に巻きつけるものであるため、毛材の先端部が広がり、金属製のチャンネルも変形する。そのため、毛材の密度が低くなると共に、製造コストがかかるものであった。特に、特許文献3に記載のチャンネルブラシは、毛材をカットする手間がかかり、製造コストが高くなっていた。
本発明は上記点に鑑み、被洗浄面に対して均一な力で洗浄を行うことができると共に、製造コストを低減できるブラシロールを提供することを目的とする。
請求項1の発明では、筒状ロールの外周面に、その軸方向と略並列状に、多数本の直線状のチャンネルブラシを着脱自在に取り付けたブラシロールにおいて、前記チャンネルブラシは、ブラシ片と、帯状体と、芯線とを備え、前記ブラシ片を上面から視た場合に、長手方向に対して、略卵型のブラシ部と、該ブラシ部が無いカシメ部とが交互に連続して形成されてあることを特徴としている。したがって、カシメ部の上方にはブラシ部が存在しないので、複数のチャンネルブラシを並列に配置させた場合にブラシ部の密度を高くすることができ、被洗浄面に対して均一な洗浄を行うことができる。また、略卵型のブラシ部は、ブラシ片が長手方向に逃げることがない為、高密度のブラシ片を略卵型に形成することができる。したがって、毛腰の強いブラシ部を形成することができる。
請求項2の発明では、請求項1のブラシロールにおいて、チャンネルブラシの帯状体は、上部から下部に亘って帯状にカシメ部が形成されてあることを特徴としている。したがって、帯状体の形状を、カシメ部がある部分とカシメ部がない部分とが交互に連続する形状とすることができるので、複数のチャンネルブラシを並列に配置させた場合にブラシ部の密度を高くすることができ、被洗浄面に対して均一な洗浄を行うことができる。
請求項3の発明では、請求項1又は2のブラシロールにおいて、チャンネルブラシは、ブラシ片の先端部が、ブラシロールの回転方向に対して、前部が低く、後部が高くなるようにして傾斜面が形成されてあることを特徴としている。したがって、被洗浄面に対してブラシ片の傾斜面が接触することになるので、接触面積が多くなり、洗浄効果を増大させることができる。
請求項4の発明では、請求項1〜3のいずれかのブラシロールにおいて、複数のチャンネルブラシの側面側において、各々のブラシ部に対して各々のカシメ部が互いに隣接するように配置されてあることを特徴としている。したがって、ブラシ部の密度をさらに高くすることができ、被洗浄面に対して均一な洗浄を行うことができる。
請求項5の発明では、請求項1〜4のいずれかのブラシロールにおいて、並列に配置された複数のチャンネルブラシの帯状体同士を取り付け部材を介して一体的に連結させてブラシユニットとし、該ブラシユニットを筒状ロールの外周面に着脱自在に取り付けてあることを特徴としている。したがって、あらかじめチャンネルブラシをブラシユニットにしておくことによって、筒状ロールの外周面への取り付け及び取り外しを容易に行うことができる。
請求項1、2及び4の発明では、ブラシ部の密度を高くすることができ、被洗浄面に対して均一な洗浄を行うことができると共に、チャンネルブラシの製造が容易なことから、ブラシロールの製造コストを低減させることができる。また、チャンネルブラシを筒状ロールに巻きつけるものではないため、ブラシ部の先端部が広がることはなく、チャンネルブラシの帯状体も変形することはないことから、ブラシ部の密度が低くなることがない。さらに、略卵型のブラシ部は、ブラシ片が長手方向に逃げることがない為、高密度のブラシ片を略卵型に形成することができる。したがって、毛腰の強いブラシ部を形成することができる。また、請求項3の発明では被洗浄面に対してブラシ片の傾斜面が接触することになるので、接触面積が多くなり、洗浄効果を増大させることができる。さらに、請求項5の発明では、筒状ロールの外周面への取り付け及び取り外しを容易に行うことができることから、製造コストを低減させることができると共に、チャンネルブラシが擦り減った時の取り替え作業を容易に行うことができる。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1(a)は本発明のブラシロールに使用するチャンネルブラシの第1実施形態を示す斜視図であり、図1(d)はA−A断面図である。チャンネルブラシ1はブラシ片によって形成されるブラシ部2と、帯状体3及び芯線8とにより形成されてある。チャンネルブラシ1は、ブラシ片を中央部から折り込んで、芯線8及び帯状体3にて、挟み付けるようにして形成されてあり、帯状体3は、断面が概コの字状に形成されてある。また、帯状体3の側面9は、カシメていない部分9aとカシメ部9bとが交互に連続的に存在するように形成されてある。ここで、カシメ部9bは、上部から下部に亘って帯状に形成されてあり、カシメ部9bの上方にはブラシ片が存在しない構成となっている。
図1(b)は上記チャンネルブラシ1の平面図であり、図1(c)は同正面図である。ブラシ部2は、上面から視た場合に、略卵型状で、カシメ部9bによって分離されたものが複数形成される構成となっている。このように構成することによって、略卵型のブラシ部2は、ブラシ片が長手方向に逃げることがない為、高密度のブラシ片を略卵型に形成することができる。したがって、毛腰の強いブラシ部2を形成することができるのである。尚、帯状体3の材質には、鋼板、SUS板、アルミ板等が使用されてある。
図2は、二連ブラシユニットを示す平面図である。図2に示す二連ブラシユニット50は、取り付け穴5aが形成された取り付け金具5に、図1で示したチャンネルブラシ1が並列に配置された構成を有するものである。ここで、チャンネルブラシ1の側面側において、各々のブラシ部2に対して各々のカシメ部9bが互いに隣接するように配置されてある。したがって、ブラシ部2の密度を高くすることができ、被洗浄面に対して均一な洗浄を行うことができる。尚、図2に示すように、ブラシ部2とカシメ部9b及びブラシ部2同士が接触する位置まで各々のチャンネルブラシ1を嵌め合わせる構成とすれば、ブラシ部2の密度をより高くすることができる。また、二連ブラシユニット50は、2本のチャンネルブラシ1を並列に配置したものであるが、3本以上の複数のチャンネルブラシ1を並列に配置する構成の形態も本発明に含まれる。
図3は、チャンネルブラシの製作状態を示す斜視図である。ここで、19は縦ロール、20は基台、29は横ロールである。まず、断面が概コの字形状の長尺な帯状体3に対して、所定長さのブラシ部2の中央部が直交するように、帯状体3の上部に設置し、縦ロール19を使用して、芯線8にてブラシ部2を挟み付けると共に、芯線8を帯状体3の概コの字形状の内部に押し込む。次に、帯状体3の両側に形成された横ロール29を使用して、帯状体3を両側から加締める。その結果、中央部が帯状体3と芯線8に挟み付けられて折り込まれたブラシ部2を有するチャンネルブラシが形成される。さらに、図示しないカシメ部形成装置によって、前述したカシメ部9bが形成され、図1で示したチャンネルブラシ1が製作されるのである。
図4は、本発明のブラシロールの端面図であり、図5はブラシロールの縦断面図である。ブラシロール100は、筒状ロール101の外周面に、多数本の二連ブラシユニット50を、並列状に密接状態で、且つ、ロール軸に対して約7度傾けた状態で、着脱自在に螺止した構成を備えている。二連ブラシユニット50は、2本のチャンネルブラシ1、1を、取付金具によって並列状に合体させた形態を備えている。尚、ブラシロール100の回転軸102は、筒状ロール101の両端に各々取付けられる端面盤103に組付けている。二連ブラシユニット50を用いることによって、筒状ロール101の外周面への多数本のチャンネルブラシの着脱は、作業能率を向上させることができる。尚、二連ブラシユニット50は三連以上の複数本を結合したものでも適用可能である。
図6は、上述したブラシロール100のブラシ部2を拡大した図である。この図に示すように、個々のブラシ片20の先端部が、矢印で示すブラシロールの回転方向に対して、前部20aが低く、後部20bが高くなるようにして傾斜面が形成されてある。したがって、被洗浄面に対してブラシ片20の傾斜面が接触することになるので、接触面積が大きくなり、洗浄効果を増大させることができる。
尚、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の実施形態をとることができることは言うまでもない。
本発明のブラシロールは、筒状ロールの外周面にチャンネルブラシを着脱自在に取付けたものであって、鋼板やアルミ板等の研磨仕上げ或いは樹脂板の表面仕上げに使用する。
本発明に使用するチャンネルブラシの第1実施形態を示す図。 二連ブラシユニットを示す平面図。 チャンネルブラシの製作状態を示す斜視図。 本発明のブラシロールの端面図。 本発明のブラシロールの縦断面図。 ブラシ部の拡大図。
符号の説明
1 チャンネルブラシ
2 ブラシ部
3 帯状体
8 芯線
9 側面
9a カシメていない部分
9b カシメ部
50 二連チャンネルブラシユニット
100 ブラシロール
101 筒状ロール
102 回転軸
103 端面盤

Claims (5)

  1. 筒状ロールの外周面に、その軸方向と略並列状に、多数本の直線状のチャンネルブラシを着脱自在に取り付けたブラシロールにおいて、前記チャンネルブラシは、ブラシ片と、帯状体と、芯線とを備え、前記ブラシ片を上面から視た場合に、長手方向に対して、略卵型のブラシ部と、該ブラシ部が無いカシメ部とが交互に連続して形成されてあることを特徴とするブラシロール。
  2. チャンネルブラシの帯状体は、上部から下部に亘って帯状にカシメ部が形成されてあることを特徴とする請求項1に記載のブラシロール。
  3. チャンネルブラシは、ブラシ片の先端部が、ブラシロールの回転方向に対して、前部が低く、後部が高くなるようにして傾斜面が形成されてあることを特徴とする請求項1又は2に記載のブラシロール。
  4. 複数のチャンネルブラシの側面側において、各々のブラシ部に対して各々のカシメ部が互いに隣接するように配置されてあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のブラシロール。
  5. 並列に配置された複数のチャンネルブラシの帯状体同士を取り付け部材を介して一体的に連結させてブラシユニットとし、該ブラシユニットを筒状ロールの外周面に着脱自在に取り付けてあることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のブラシロール。
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