JP2010087777A - 着信データ通知システム、ネットワーク機器、及び着信データ通知方法 - Google Patents

着信データ通知システム、ネットワーク機器、及び着信データ通知方法 Download PDF

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Abstract

【課題】FAXデータを受信した場合に、受信した旨を通知することが可能な着信データ通知システム、ネットワーク機器、及び着信データ通知方法を提供する。
【解決手段】受信装置11(ファクシミリ装置など)にてFAXデータや留守番電話音声(着信データ4)を受信した場合、着信データは端末装置31に対して送信される。端末装置31にて着信データを受信した場合、はじめに、インターネット網3を介してサーバ51に着信データ4が送信され、サーバ51に記憶される。次いでサーバ51より、クライアント71に対して、自身が着信データを記憶している旨を通知する為の着信通知が送信される。着信通知を受信したクライアント71では、サーバ51にアクセスすることにより、着信データを参照することが可能となる。これにより、受信装置11にて故障等が発生した場合でも、確実に着信データを保持可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は着信データ通知システム、ネットワーク機器、及び着信データ通知方法に関する。そしてより詳細には、着信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データをネットワーク機器にて受信し、着信データをサーバにバックアップするとともに、クライアントに着信データが着信された旨を通知する着信データ通知システム、ネットワーク機器、及び着信データ通知方法に関する。
従来、オフィスにおいて共通のFAX機器が複数の者により使用される状況において、FAX機器において受信したデータをネットワーク経由でサーバにアップロードし、アップロードしたデータが特定の者より閲覧可能となるファクシミリ通信データ保管方式が提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、わざわざFAX機器に近づくことなく、受信したデータを確認することが可能となる。
特開2002−232633号公報
しかしながら上述の方式では、FAX機器がデータを受信したタイミングが不明であるので、周期的にサーバにアクセスし、受信したデータの有無を確認する必要があるという問題点があった。
本発明は上述の問題点を解決するためになされたものであり、FAX機器がデータを受信した場合に、受信した旨を通知することが可能な着信データ通知システム、ネットワーク機器、及び着信データ通知方法を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決する為に、請求項1に係る発明の着信データ通知システムは、送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信し転送する受信装置と、前記受信装置より転送された前記着信データを受信するネットワーク機器と、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信しバックアップするサーバとから構成され、前記ネットワーク機器及び前記サーバのうち少なくとも一方より、クライアントに対して、前記着信データを着信した旨が通知される着信データ通知システムであって、前記受信装置は、前記着信データを受信する装置受信手段と、前記装置受信手段にて受信された前記着信データを送信する装置送信手段とを備え、前記ネットワーク機器は、前記装置送信手段にて送信された前記着信データを受信する第一機器受信手段と、前記第一機器受信手段にて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信手段とを備え、前記サーバは、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信する第一サーバ受信手段と、前記第一サーバ受信手段にて受信された前記着信データを記憶するサーバ記憶手段と、前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第一サーバ送信手段と、前記第一サーバ送信手段にて送信された前記着信通知に応じ、前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二サーバ受信手段と、前記第二サーバ受信手段にて前記取得要求通知が受信された場合に、前記サーバ記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第二サーバ送信手段とを備え、前記クライアントは、前記第一サーバ送信手段にて送信された前記着信通知を受信する第一クライアント受信手段と、前記第一クライアント受信手段にて受信された前記着信通知に含まれている前記所在情報にて特定される前記記憶場所より前記着信データを受信するために前記取得要求通知を送信する第一クライアント送信手段と、前記第一クライアント送信手段にて前記取得要求通知が送信された後、前記着信データを受信する第二クライアント受信手段とを備えている。
また、請求項2に係る発明の着信データ通知システムは、請求項1に記載の発明の構成に加えて、前記ネットワーク機器は、前記第一機器受信手段にて前記着信データが受信され、前記第一機器送信手段にて前記着信データが前記サーバに送信された場合に、前記サーバにおける前記着信データの受信の可否を判断する受信可否判断手段と、前記受信可否判断手段にて、前記着信データを前記サーバが受信していないと判断された場合に、前記着信データを記憶する機器記憶手段と、前記機器記憶手段に前記着信データが記憶された後、前記着信通知を前記クライアントに対して送信する第二機器送信手段と前記第二機器送信手段にて送信された前記着信通知に応じ、前記クライアントより前記取得要求通知を受信する第二機器受信手段と、前記第二機器受信手段にて前記取得要求通知が受信された場合に、前記機器記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第三機器送信手段とを備えている。
また、請求項3に係る発明の着信データ通知システムは、請求項1又は2に記載の発明の構成に加えて、前記着信通知には、前記着信データの発信相手先を特定する為の情報である相手先特定情報、及び前記着信データが受信された日時を特定する為の情報である着信日時特定情報のうち少なくともいずれかが含まれていることを特徴とする。
また、請求項4に係る発明の着信データ通知システムは、請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記ネットワーク機器は、前記受信可否判断手段にて前記サーバが前記着信データを受信していないと判断された場合に、前記サーバにおいて前記着信データの受信が可能な状態となったか否かを監視する機器監視手段を備え、前記第一機器送信手段は、前記機器監視手段にて、前記着信データの受信が可能な状態となったと判断された場合に、前記サーバに対して前記着信データを送信することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明の着信データ通知システムは、請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記ネットワーク機器は、前記機器記憶手段に記憶されている前記着信データを暗号化する機器暗号化手段を備え、前記第三機器送信手段は、前記機器暗号化手段にて暗号化された前記着信データである暗号化着信データを送信し、前記クライアントは、前記第二クライアント受信手段にて前記暗号化着信データを受信した場合に、前記暗号化着信データを復号化するクライアント復号化手段を備えたことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明の着信データ通知システムは、請求項5に記載の発明の構成に加えて、前記ネットワーク機器は、VoIP(Voice over IP)データを中継する為のVPN(Virtual Private Network)ルータとして機能し、前記機器暗号化手段は、VPNの機能により前記着信データを暗号化することを特徴とする。
また、請求項7に係る発明の着信データ通知システムは、送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信するネットワーク機器と、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信しバックアップするサーバとから構成され、前記ネットワーク機器及び前記サーバのうち少なくとも一方より、クライアントに対して、前記着信データを着信した旨が通知される着信データ通知システムであって、前記ネットワーク機器は、前記着信データを受信する第一機器受信手段と、前記第一機器受信手段にて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信手段とを備え、前記サーバは、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信する第一サーバ受信手段と、前記第一サーバ受信手段にて受信された前記着信データを記憶するサーバ記憶手段と、前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第一サーバ送信手段と、前記第一サーバ送信手段にて送信された前記着信通知に応じ、前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二サーバ受信手段と、前記第二サーバ受信手段にて前記取得要求通知が受信された場合に、前記サーバ記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第二サーバ送信手段とを備え、前記クライアントは、前記第一サーバ送信手段にて送信された前記着信通知を受信する第一クライアント受信手段と、前記第一クライアント受信手段にて受信された前記着信通知に含まれている前記所在情報にて特定される前記記憶場所より前記着信データを受信するために前記取得要求通知を送信する第一クライアント送信手段と、前記第一クライアント送信手段にて前記取得要求通知が送信された後、前記着信データを受信する第二クライアント受信手段とを備えている。
また、請求項8に係る発明のネットワーク機器は、送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信し転送する受信装置より、前記着信データを受信し、前記着信データをサーバにバックアップするとともに、クライアントに前記着信データが着信された旨を通知するネットワーク機器であって、前記着信データを受信する第一機器受信手段と、前記第一機器受信手段にて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信手段と前記サーバにおける前記着信データの受信の可否を判断する受信可否判断手段と、前記受信可否判断手段にて、前記着信データを前記サーバが受信していないと判断された場合に、前記着信データを記憶する機器記憶手段と、前記機器記憶手段に前記着信データが記憶された後、前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第二機器送信手段と、前記第二機器送信手段にて送信された前記着信通知に応じて前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二機器受信手段と、前記第二機器受信手段にて前記取得要求通知が受信された場合に、前記機器記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第三機器送信手段とを備えている。
また、請求項9に係る発明のネットワーク機器は、請求項8に記載の発明の構成に加えて、前記着信通知には、前記着信データの発信相手先を特定する為の情報である相手先特定情報、及び前記着信データが受信された日時を特定する為の情報である着信日時情報のうち少なくともいずれかが含まれていることを特徴とする。
また、請求項10に係る発明のネットワーク機器は、請求項8又は9に記載の発明の構成に加えて、前記受信可否判断手段にて前記サーバが前記着信データを受信していないと判断された場合に、前記サーバにおいて前記着信データの受信が可能な状態となったか否かを監視する機器監視手段を備え、前記第一機器送信手段は、前記機器監視手段にて、前記着信データの受信が可能な状態となったと判断された場合に、前記サーバに対して前記着信データを送信することを特徴とする。
また、請求項11に係る発明のネットワーク機器は、請求項8乃至10のいずれかに記載の発明の構成に加えて、前記機器記憶手段に記憶されている前記着信データを暗号化する機器暗号化手段を備え、前記第三機器送信手段は、前記機器暗号化手段にて暗号化された前記着信データである暗号化着信データを送信することを特徴とする。
また、請求項12に係る発明のネットワーク機器は、請求項11に記載の発明の構成に加えて、前記ネットワーク機器は、VoIP(Voice over IP)データを中継する為のVPN(Virtual Private Network)ルータとして機能し、前記機器暗号化手段は、VPNの機能により前記着信データを暗号化することを特徴とする。
また、請求項13に係る発明のネットワーク機器は、送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信し、前記着信データをサーバにバックアップするとともに、クライアントに前記着信データが着信された旨を通知するネットワーク機器であって、前記着信データを受信する第一機器受信手段と、前記第一機器受信手段にて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信手段と前記サーバにおける前記着信データの受信の可否を判断する受信可否判断手段と、前記受信可否判断手段にて、前記着信データを前記サーバが受信していないと判断された場合に、前記着信データを記憶する機器記憶手段と、前記機器記憶手段に前記着信データが記憶された後、前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第二機器送信手段と、前記第二機器送信手段にて送信された前記着信通知に応じて前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二機器受信手段と、前記第二機器受信手段にて前記取得要求通知が受信された場合に、前記機器記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第三機器送信手段とを備えている。
また、請求項14に係る発明の着信データ通知方法は、送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信し転送する受信装置、前記受信装置より転送された前記着信データを受信するネットワーク機器、及び前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信しバックアップするサーバにおいて実行され、前記ネットワーク機器及び前記サーバのうち少なくとも一方より、クライアントに対して、前記着信データを着信した旨が通知される着信データ通知方法であって、前記受信装置が、前記着信データを受信する装置受信ステップと、前記受信装置が、前記装置受信手段にて受信された前記着信データを送信する装置送信ステップと、前記ネットワーク機器が、前記装置送信ステップにて送信された前記着信データを受信する第一機器受信ステップと、前記ネットワーク機器が、前記第一機器受信ステップにて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信ステップと前記サーバが、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信する第一サーバ受信ステップと、前記サーバが、前記第一サーバ受信ステップにて受信された前記着信データを記憶するサーバ記憶手段と、前記サーバが、前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第一サーバ送信ステップと、前記サーバが、前記第一サーバ送信ステップにて送信された前記着信通知に応じ、前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二サーバ受信ステップと、前記サーバが、前記第二サーバ受信ステップにて前記取得要求通知が受信された場合に、前記サーバ記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第二サーバ送信ステップと前記クライアントが、前記第一サーバ送信ステップにて送信された前記着信通知を受信する第一クライアント受信ステップと、前記クライアントが、前記第一クライアント受信ステップにて受信された前記着信通知に含まれている前記所在情報にて特定される前記記憶場所より前記着信データを受信するために前記取得要求通知を送信する第一クライアント送信ステップと、前記クライアントが、前記第一クライアント送信ステップにて前記取得要求通知が送信された後、前記着信データを受信する第二クライアント受信ステップとを備えている。
また、請求項15に係る発明の着信データ通知方法は、送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信するネットワーク機器、及び前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信しバックアップするサーバにおいて実行され、前記ネットワーク機器及び前記サーバのうち少なくとも一方より、クライアントに対して、前記着信データを着信した旨が通知される着信データ通知方法であって、前記ネットワーク機器が、前記着信データを受信する第一機器受信ステップと、前記ネットワーク機器が、前記第一機器受信ステップにて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信ステップと、前記サーバが、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信する第一サーバ受信ステップと、前記サーバが、前記第一サーバ受信ステップにて受信された前記着信データを記憶するサーバ記憶手段と、前記サーバが、前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第一サーバ送信ステップと、前記サーバが、前記第一サーバ送信ステップにて送信された前記着信通知に応じ、前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二サーバ受信ステップと、前記サーバが、前記第二サーバ受信ステップにて前記取得要求通知が受信された場合に、前記サーバ記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第二サーバ送信ステップと前記クライアントが、前記第一サーバ送信ステップにて送信された前記着信通知を受信する第一クライアント受信ステップと、前記クライアントが、前記第一クライアント受信ステップにて受信された前記着信通知に含まれている前記所在情報にて特定される前記記憶場所より前記着信データを受信するために前記取得要求通知を送信する第一クライアント送信ステップと、前記クライアントが、前記第一クライアント送信ステップにて前記取得要求通知が送信された後、前記着信データを受信する第二クライアント受信ステップとを備えている。
請求項1に係る発明の着信データ通知システムでは、着信データはサーバにバックアップされるので、着信データを着信する着信機器が故障した場合であっても、着信データを確実に保持することが可能となる。またクライアントでは、サーバより着信データを取得することが可能となる。
また、請求項2に係る発明の着信データ通知システムでは、請求項1に記載の発明の効果に加えて、サーバがダウンしており、着信データをバックアップできない状態であっても、ネットワーク機器が着信データを記憶することによって、確実に着信データを保持することが可能となる。またクライアントでは、ネットワーク機器より着信データを取得することが可能となる。
また、請求項3に係る発明の着信データ通知システムでは、請求項1又は2に記載の発明の効果に加えて、着信データの発信相手先の情報と着信日時の情報とを着信通知とともにクライアントに対して送信することが可能となる。これによりクライアントでは、着信データの存在とともに、着信データの発信相手先と着信日時とを特定することが可能となる。
また、請求項4に係る発明の着信データ通知システムでは、請求項2に記載の発明の効果に加えて、サーバに対する着信データのアップロードが失敗した場合、ネットワーク機器は、サーバのヘルスチェックを行う。そしてサーバが復帰した場合に、着信データをサーバに対して送信する。これにより、サーバにて一時的な故障等が発生していたり、通信回線が一時的に使用不可能となっていた場合であっても、確実にサーバに着信データをアップロードすることが可能となる。
また、請求項5に係る発明の着信データ通知システムでは、請求項2に記載の発明の効果に加えて、着信データは暗号化された状態でネットワーク機器よりクライアントに送信されるので、着信データの秘匿性を高めることが可能となる。
また、請求項6に係る発明の着信データ通知システムでは、請求項5に記載の発明の効果に加えて、VPNの機能を使用して着信データを暗号化する。これにより、サーバ、ネットワーク機器、及びクライアントが接続されるネットワークの形態に依存されず、暗号化した暗号化着信データの通信が可能となる。また、ネットワーク内での着信データの秘匿性をさらに高めることが可能となる
また、請求項7に係る発明の着信データ通知システムでは、送信元端末より直接着信データを受信可能であるので、別途着信データを受信する為の受信装置が不要となる。
また、請求項8に係る発明のネットワーク機器では、サーバがダウンしており、着信データをバックアップできない状態であっても、ネットワーク機器が着信データを記憶することによって、確実に着信データを保持することが可能となる。またクライアントでは、ネットワーク機器より着信データを取得することが可能となる。
また、請求項9に係る発明のネットワーク機器では、請求項8に記載の発明の効果に加えて、着信データの発信相手先の情報と着信日時の情報とを着信通知とともにクライアントに対して送信することが可能となる。これによりクライアントでは、着信データの存在とともに、着信データの発信相手先と着信日時とを特定することが可能となる。
また、請求項10に係る発明のネットワーク機器では、請求項8又は9に記載の発明の効果に加えて、サーバに対する着信データのアップロードが失敗した場合、ネットワーク機器は、サーバのヘルスチェックを行う。そしてサーバが復帰した場合に、着信データをサーバに対して送信する。これにより、サーバにて一時的な故障等が発生していたり、通信回線が一時的に使用不可能となっていた場合であっても、確実にサーバに着信データをアップロードすることが可能となる。
また、請求項11に係る発明のネットワーク機器では、請求項8乃至10のいずれかに記載の発明の効果に加えて、着信データは暗号化された状態でネットワーク機器よりクライアントに送信されるので、着信データの秘匿性を高めることが可能となる。
また、請求項12に係る発明のネットワーク機器では、請求項11に記載の発明の効果に加えて、VPNの機能を使用して着信データを暗号化する。これにより、サーバ、ネットワーク機器、及びクライアントが接続されるネットワークの形態に依存されず、暗号化した暗号化着信データの通信が可能となる。また、ネットワーク内での着信データの秘匿性をさらに高めることが可能となる
また、請求項13に係る発明のネットワーク機器では、送信元端末より直接着信データを着信可能であるので、別途着信データを受信する為の受信装置が不要となる。
また、請求項14に係る発明の着信データ通知方法では、着信データはサーバにバックアップされるので、着信データを着信する着信機器が故障した場合であっても、着信データを確実に保持することが可能となる。またクライアントでは、サーバより着信データを取得することが可能となる。
また、請求項15に係る発明の着信データ通知方法では、着信データはサーバにバックアップされるので、着信データを着信する着信機器が故障した場合であっても、着信データを確実に保持することが可能となる。またクライアントでは、サーバより着信データを取得することが可能となる。さらに、ネットワーク機器が送信元端末より直接着信データを着信可能であるので、別途着信データを受信する為の受信装置が不要となる。
以下、本発明の着信データ通知システム、ネットワーク機器、及び着信データ通知方法の実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、これらの図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、特に特定的な記載がない限り、それのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例である。
はじめに、図1及び図2を参照し、本発明の着信データ通知システム1のシステム構成について説明する。図1は、着信データ通知システム1のシステム構成を示す模式図である。図1に示すように、着信データ通知システム1は、受信装置11、端末装置31、サーバ51、及びクライアント71から構成されている。
端末装置31は、インターネット網3及び受信装置11に接続されている。端末装置31は、ネットワークを流れるデータの中継処理を行う、所謂ルータやブリッジとしての機能を有する装置である。また端末装置31は、受信装置11にて着信されたFAX原稿(受信信号を復調し、原稿を復元したもの)や留守番電話音声を、受信装置11より受信することが可能となっている。そして、受信したFAX原稿や留守番電話音声は、クライアント71にて参照可能なデータフォーマット(画像データ、音声データ等、以下「着信データ」という。)に変換される。また端末装置31は、インターネット網3を介し、同様にインターネット網3に接続されているサーバ51及びクライアント71との間で通信を行うことが可能となっている。
受信装置11は、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network、以下「PSTN網」という。)2及び端末装置31に接続されている。受信装置11は、PSTN網2を介し、自身宛てに送信されたFAX原稿や留守番電話音声を着信することが可能となっている。また受信装置11は、端末装置31からの要求に応じ、受信したFAX原稿や留守番電話音声を端末装置31に対して送信することが可能となっている。受信装置11としては、例えばファクシミリ装置が使用可能である。
サーバ51は、インターネット網3に接続されている。サーバ51は、インターネット網3を介し、同様にインターネット網3に接続されている端末装置31及びクライアント71との間で通信を行うことが可能となっている。
クライアント71は、インターネット網3と接続可能となっている。接続方法は特に限定されず、有線ケーブルにより接続されてもよいし、無線電波によりアクセスポイント(図示外)と通信を行うことによって、インターネット網3と接続されてもよい。クライアント71は、インターネット網3と接続された状態で、インターネット網3に接続されている端末装置31及びサーバ51との間で通信を行うことが可能となっている。クライアント71としては、例えば携帯電話やPCが使用可能である。
着信データ通知システム1において実行される、受信装置11にてFAX原稿や留守番電話音声が受信された場合の処理概要について説明する。受信装置11がPSTN網2を介してFAX原稿や留守番電話音声を着信した場合、はじめに端末装置31により、受信装置11にて着信されたFAX原稿や留守番電話音声が取得される。次いで端末装置31では、受信したFAX原稿や留守番電話音声が着信データ4に変換される。そして端末装置31は、インターネット網3を介して着信データ4をサーバ51に送信する。サーバ51では、端末装置31より受信した着信データ4をHDD55(図5参照、後述)に記憶し保存する。また、サーバ51のHDD55に記憶された着信データ4は、インターネット網3を介してクライアント71より取得可能となる。これにより、受信装置11にて受信された着信データ4をサーバ51にバックアップすることが可能となるので、受信装置11に故障が発生したような場合であっても、安全に着信データ4を保持することが可能となる。またクライアント71は、受信装置11にて着信されたFAX原稿や留守番電話音声の着信データ4を、サーバ51を介して取得することが可能となる。
ここで図2に示すように、サーバ51の故障などの理由で、サーバ51が端末装置31からの着信データ4を受信できないような状態となった場合を想定する。このような場合、端末装置31は、着信データ4を、自身が備える記憶装置40(図3参照、後述)に記憶して保存する。また、端末装置31に記憶された着信データ4は、インターネット網3を介してクライアント71より取得可能となる。これにより、サーバ51に着信データ4をバックアップできないような場合であっても、端末装置31にて着信データ4を記憶させるすることが可能となるので、安全に着信データ4を保持することが可能となる。またクライアント71は、サーバ51に着信データ4がバックアップできないような場合であっても、受信装置11にて着信されたFAX原稿や留守番電話音声の着信データ4を、端末装置31を介して取得することが可能となる。
図3を参照し、端末装置31の電気的構成について説明する。図3は、端末装置31の電気的構成を示す模式図である。図3に示すように、端末装置31は、端末装置31にて実行される各処理の制御を司るCPU32、CPU32にて実行されるプログラムやパラメータ、設定値等が記憶される不揮発性記憶素子であるROM33、CPU32が処理を実行する為に必要となる一時的な記憶領域を提供する為の揮発性記憶素子であるRAM34、各種テーブルや着信データが記憶される記憶装置40(メモリーカードなど)が設けらていている。そして、CPU32よりROM33、RAM34、及び記憶装置40の記憶領域にアクセスすることが可能なように、CPU32とROM33、RAM34、及び記憶装置40とは、バス39を介して電気的に接続されている。
端末装置31は、イーサネット(登録商標)インタフェース(イーサネット(登録商標)I/F)35を備えている。そしてイーサネット(登録商標)I/F35には、WANポート36、LANポート37がそれぞれ電気的に接続されている。WANポート36は、インターネット網3(図1参照)と接続し、インターネット網3を介した通信を行うために設けられている。またLANポート37は、受信装置11と接続し、受信装置11と通信を行うために設けられている。そして、CPU32より出力される各種データをインターネット網3及び受信装置11に対して送信することが可能なように、また、インターネット網3及び受信装置11より受信した各種データをCPU32にて認識することが可能なように、CPU32とイーサネット(登録商標)I/F35とはバス39を介して電気的に接続されている。
端末装置31は、PSTN網と接続する為のアナログ電話回線用インタフェース(Foreign Exchange Office/Foreign Exchange Station、FXO/FXS)38を備えている。そして、CPU32より出力される各種データをPSTN網に対して送信することが可能なように、また、PSTN網より受信した各種データをCPU32にて認識することが可能なように、CPU32とFXO/FXS38とは、バス39を介して電気的に接続されている。
上述のように本実施の形態では、端末装置31は、イーサネット(登録商標)I/F35及びFXO/FXS38の両方を備えることにより、インターネット網3並びに受信装置11を介した通信、及び、PSTN網2を介した通信の両方が実行可能となっている。このような構成とすることにより、端末装置31が直接PSTN網2と接続され、PSTN網2を介してFAX原稿や留守番電話音声を直接受信する構成(変形例(図16、図17)参照、後述)であっても、上述の構成の端末装置31が使用可能となる。なお、図1のシステム構成にて示されるように、端末装置31に受信装置11が接続され、端末装置31は受信装置11よりFAX原稿や留守番電話音声を受信する構成である場合には、端末装置31はFXO/FXS38を備えない構成であってもかまわない。
図4を参照し、受信装置11の電気的構成について説明する。図4は、受信装置11の電気的構成を示す模式図である。図4に示すように、受信装置11は、受信装置11にて実行される各処理の制御を司るCPU12、CPU12にて実行されるプログラムやパラメータ、設定値等が記憶される不揮発性記憶素子であるROM13、CPU12が処理を実行する為に必要となる一時的な記憶領域を提供する為の揮発性記憶素子であるRAM14が設けられている。そして、CPU12よりROM13及びRAM14の記憶領域にアクセスすることが可能なように、CPU12とROM13、及びRAM14とはバス22を介して電気的に接続されている。
受信装置11は、共通の入出力制御(インピーダンス変換、タイミング制御等)を行うための入出力部23を備えている。そして入出力部23はバス22を介してCPU12と電気的に接続されている。また受信装置11は、外部からの指示を入力する為の操作部16、及び、所望の像を表示させることが可能な表示部19を備えており、其々入出力部23と電気的に接続されている。これにより、其々のインタフェースからの入力信号をCPU12にて認識することが可能となっている。また、CPU12より其々のインタフェースを制御することが可能となっている。
受信装置11は、イーサネット(登録商標)I/F20を備えている。そしてイーサネット(登録商標)I/F20には、LANポート23が電気的に接続されている。LANポート23は、端末装置31と接続し、端末装置31との通信を行うために設けられている。そして、CPU12より出力される各種データを端末装置31に対して送信することが可能なように、また、端末装置31より受信した各種データをCPU12にて認識することが可能なように、CPU12とイーサネット(登録商標)I/F20とは電気的に接続されている。
受信装置11は、PSTN網2と接続する為のFXO/FXS21を備えている。そして、CPU12より出力される各種データをPSTN網2に対して送信することが可能なように、また、PSTN網2より受信した各種データをCPU12にて認識することが可能なように、CPU12とFXS/FXO21とはバス22を介して電気的に接続されている。
受信装置11は、所望のデータを印刷して出力するための印刷部15を備えている。そして、CPU12より出力されるデータに基づいて印刷処理を行うことが可能なように、CPU12と印刷部15とはバス22を介して電気的に接続されている。
図5を参照し、サーバ51の電気的構成について説明する。図5は、サーバ51の電気的構成を示す模式図である。図5に示すように、サーバ51は、サーバ51にて実行される各処理の制御を司るCPU52、BIOS等が記憶される不揮発性記憶素子であるROM53、CPU52が処理を実行する為に必要となる一時的な記憶領域を提供する為の揮発性記憶素子であるRAM54、プログラムや各種テーブル、及び、着信データ等が記憶される記憶素子であるハードディスク(HDD)55を備えている。そして、CPU52よりROM53、RAM54、及びHDD55の記憶領域にアクセスすることが可能なように、CPU52と、ROM53、RAM54、及びHDD55とはバス60を介して電気的に接続されている。
サーバ51は、共通の入出力制御(インピーダンス変換、タイミング制御等)を行うための入出力部58を備えている。そして入出力部58とCPU52とはバス60を介して電気的に接続されている。またサーバ51は、ユーザからの入力操作を受け付けるためのキーボード56、所望の映像を表示させることが可能なディスプレイ57を備えており、其々入出力部58と電気的に接続されている。これにより、キーボード56からの入力信号をCPU52にて認識することが可能となっている。また、CPU52よりディスプレイ57に所望の映像を表示させることが可能となっている。
またサーバ51は、イーサネット(登録商標)I/F59を備えている。そしてイーサネット(登録商標)I/F59には、LANポート61が電気的に接続されている。LANポート61は、インターネット網3を介して端末装置31やクライアント71との通信を行うために設けられている。そして、CPU52より出力される各種データをインターネット網3に対して送信することが可能なように、また、インターネット網3を介して受信した各種データをCPU52にて認識することが可能なように、CPU52とイーサネット(登録商標)I/F59とはバス60を介して電気的に接続されている。
図6を参照し、クライアント71の電気的構成について説明する。図6は、クライアント71の電気的構成を示す模式図である。図6に示すように、クライアント71は、クライアント71にて実行される各処理の制御を司るCPU72、CPU72にて実行されるプログラムやパラメータ、設定値等が記憶される不揮発性記憶素子であるROM73、CPU72が処理を実行する為に必要となる一時的な記憶領域を提供する為の揮発性記憶素子であるRAM74、及び、受信した着信データが記憶される記憶装置75(フラッシュメモリなど)が設けられている。そして、CPU72よりROM73、RAM74、及び記憶装置75の記憶領域にアクセスすることが可能なように、CPU72とROM73、RAM74、及び記憶装置75とはバス82を介して電気的に接続されている。
クライアント71は、共通の入出力制御(インピーダンス変換、タイミング制御等)を行うための入出力部80を備えている。そして入出力部80はバス82を介してCPU72と電気的に接続されている。またクライアント71は、外部からの指示を入力する為の操作部76、音声を入力する為のマイク77、音声を出力する為のスピーカ78、及び、所望の像を表示させることが可能な表示部79を備えており、其々入出力部80と電気的に接続されている。これにより、其々のインタフェースからの入力信号をCPU72にて認識することが可能となっている。また、CPU72より其々のインタフェースを制御することが可能となっている。
クライアント71は、インターネット網3と接続し、インターネット網3を介して通信を行うための通信I/F81を備えている。そして、CPU72より出力される各種データを、インターネット網3を介して端末装置31やサーバ51に対して送信することが可能なように、また、インターネット網3を介して受信された各種データをCPU72にて認識することが可能なように、CPU72とイーサネット(登録商標)I/F81とは電気的に接続されている。
図7〜図9を参照し、端末装置31が備える記憶装置40の記憶領域の詳細について説明する。図7は、記憶装置40に設けられている各種記憶領域を示している。図8は、着信データテーブル記憶エリア401に記憶されている受信データテーブルを示している。図9は、通知先テーブル記憶エリア402に記憶されている通知先テーブルを示している。
図7を参照し、記憶装置40の記憶領域の詳細について説明する。図7に示すように、記憶装置40には、受信装置11より受信したFAX原稿や留守番電話音声の着信データに関連する情報が記憶される着信データテーブル記憶エリア401、クライアント71のアドレス等が記憶される通知先テーブル記憶エリア402、端末装置31のCPU32にて使用されるプログラムが記憶されるプログラム記憶エリア403、着信データが記憶される着信データ記憶エリア404、及びその他の記憶エリアが設けられている。
図8を参照し、着信データテーブル記憶エリア401に記憶されている着信データテーブルの詳細について説明する。着信データテーブルには、端末装置31が受信装置11より受信したFAX原稿や留守番電話音声の着信データに関連する情報が記憶される。図8に示すように、着信データテーブルには、着信日時、送信元番号、区分、及びデータ名の各情報項目に対応する情報が記憶される。着信日時としては、受信装置11にてFAX原稿や留守番電話音声が着信された場合の着信日時が記憶される。送信元番号としては、FAX原稿や留守番電話音声の送信元の電話番号が記憶される。区部としては、着信データがFAXデータであるか留守番電話音声データであるかの区分が記憶される。データ名としては、着信データに付加されたファイル名が記憶される。なおこれらの情報は、FAX原稿や留守番電話音声とともに受信装置11より受信することにより得られる。
図8に示す例では、例えば、「2008年8月27日 10:20:30」に受信装置11し、送信元の電話番号が「052−xxx−yyyy」であり、区分が「留守番電話音声データ」であり、着信データのファイル名が「xxx.mp3」である着信データが記憶されていることを示している。
図9を参照し、通知先テーブル記憶エリア402に記憶されている通知先テーブルの詳細について説明する。通知先テーブルには、クライアント71の連絡先の情報が記憶されており、端末装置31が着信データをクライアント71に対して送信する場合に参照される。
図9に示すように、通知先テーブルには、通知先アドレス、及び端末区分の各情報項目に対応する情報が所定のグループ(内線グループなど)毎に記憶される。通知先アドレスとしては、クライアント71のアドレスが記憶される。端末区分としては、クライアント71がPCであるか携帯電話であるかの区分が記憶される。端末装置31では、着信通知(詳細後述)、及び着信データがクライアント71に対して送信される場合、通知先テーブルに記憶されている通知先アドレスが参照される。そして、記憶されている通知先アドレスのクライアント71に対して着信データが送信される。
図9に示す例では、例えば、通知先アドレスが「userA@brother.co.jp」であり、端末区分が「PC」であるクライアント71の情報が記憶されている。
図10に示すフローチャートを参照し、受信装置11にて実行される受信装置処理について説明する。図10は、受信装置処理のフローチャートである。受信装置処理では、受信装置11がPSTN網2を介してFAX原稿や留守番電話音声を受信した場合に、FAX原稿や留守番電話音声を端末装置31に対して送信する処理が実行される。受信装置処理は、受信装置11がFAX原稿や留守番電話音声を検出した場合に、CPU12により起動され実行される。
図10に示すように、FAX原稿や留守番電話音声が検出され処理が開始されると、はじめに、検出されたFAX原稿や留守番電話音声を受信する(S11)。次いで、FAX原稿や留守番電話音声を受信した旨を端末装置31に対して通知する為の受信通知が、端末装置31に対して送信される(S13)。
一方、端末装置31において上述の受信通知が受信された場合には、受信装置11に対して、FAX原稿や留守番電話音声の受信を要求する為の通知である送信依頼通知が返信される(S23、図11参照、後述)。受信装置11では、端末装置31より返信された送信依頼通知が受信される(S15)。
送信依頼通知を受信した受信装置11では、端末装置31よりFAX原稿や留守番電話音声の取得が要求されているものと判断される。そこで、S11にて受信したFAX原稿や留守番電話音声を、端末装置31に対して送信する(S17)。また併せて、FAX原稿や留守番電話音声を着信した着信日時、FAX原稿や留守番電話音声の送信元番号、FAX原稿や留守番電話音声の宛先番号(自身の電話番号)、区分、及びデータ名の情報(以下「着信データ関連情報」という。)が端末装置31に対して送信される。そして受信装置処理は終了する。以上の処理により、受信装置11にて着信されたFAX原稿や留守番電話音声が端末装置31に対して送信される。
図11及び図12に示すフローチャートを参照し、端末装置31にて実行される各種処理について説明する。図11は、アップロード処理のフローチャートである。図12は、着信データ送信処理のフローチャートである。アップロード処理は、受信装置11より送信された受信通知を検出した場合、CPU32により起動され実行される。着信データ送信処理は、クライアント71より送信された取得要求通知を検出した場合、CPU32により起動され実行される。
図11を参照し、アップロード処理について説明する。アップロード処理では、受信装置11よりFAX原稿や留守番電話音声を受信し、これを着信データに変換する。そして、サーバ51に対して着信データをアップロードする処理が実行される。S13(図10参照)にて受信装置11より送信された受信通知が検出された場合、図11に示すように、はじめに、検出された受信通知を受信する(S21)。これにより、端末装置31では、受信装置11がFAX原稿や留守番電話音声を着信した状態であると判断される。
次いで、通知されたFAX原稿や留守番電話音声を受信装置11より受信する為に、受信装置11に対して、FAX原稿や留守番電話音声の送信を要求する為の送信依頼通知が送信される(S23)。
ここで、受信装置11において上述の送信依頼通知が受信された場合、これに応じてFAX原稿や留守番電話音声を返信する処理が実行される(S17、図10参照)。端末装置31では、受信装置11より送信されたFAX原稿や留守番電話音声が受信される(S25)。受信されたFAX原稿や留守番電話音声は、着信データに変換される。また併せて、着信データ関連情報が受信される。変換された着信データ、及び受信された着信データ関連情報は、RAM14に一時的に保存される。
受信装置11よりFAX原稿や留守番電話音声を受信し、着信データに変換した後、着信データをサーバ51にアップロードする為の処理が実行される(S27〜S39)。はじめに、インターネット網3を介し、サーバ51に対して着信データを送信する(S27)。次いで、送信した着信データがサーバ51に到達し、サーバ51のHDD55に記憶され、アップロードが成功したかどうかが判断される(S29)。サーバ51へのアップロードが成功したと判断された場合(S29:YES)、アップロード処理では以下特段の処理を行うことなく処理が終了する。一方、サーバ51へのアップロードに失敗したと判断された場合(S29:NO)、RAM14に記憶された状態となっている着信データは記憶装置40の着信データ記憶エリア404に記憶される。また着信データ関連情報は、記憶装置40の着信データテーブル記憶エリア401に記憶される(S31)。
なお、アップロードが成功したか否かの判断を行う方法としては、例えばACK信号/NACK信号を用いた方法が使用可能である。具体的には、サーバ51にて着信データが正常に記憶された場合、ACK信号が端末装置31に対して返信される。一方、着信データが正常に記憶されなかった場合、NACK信号が返信される。端末装置31では、サーバ51よりACK信号を受信した場合に、着信データのアップロードが成功したものと判断する。また、NACK信号を受信した場合や、ACK/NACK信号のいずれも受信しなかった場合には、着信データのアップロードが失敗したものと判断する。
アップロードに失敗したと判断された場合には、次いでクライアント71に対し、着信データを記憶した旨を通知する為の着信通知がインターネット網3を介して送信される(S35)。この着信通知には、着信データが記憶されている記憶場所(端末装置31の記憶装置40中着信データ記憶エリア404)を特定する為の情報である所在情報が少なくとも付加される。これによりクライアント71は、端末装置31の記憶装置40の着信データ記憶エリア404に着信データが記憶されていることを認識することが可能となる。
着信通知を送信する際には、通知先テーブル記憶エリア402に記憶されている全ての通知先アドレスがあて宛とされる。着信通知としては、具体的には、着信データを受信した旨を通知する内容が記載されたメールがクライアント71に対して送信されてもよい。また、着信データを受信した旨を通知する内容が記載されたインスタントメッセージが送信されてもよい。
次いで、サーバ51がアップロード可能な状態に復帰したか否かを監視するためのヘルスチェック処理が実行される(S37)。ヘルスチェックにより、サーバ51がアップロード可能な状態に復帰したと判断された場合には(S39:YES)、S27に戻り、着信データをサーバ51にアップロードする為の処理が実行される。一方、サーバ51がアップロード可能な状態に復帰しない状態では(S39:NO)、S37に戻り、継続してヘルスチェックが実行される。
ここでヘルスチェックの方法としては、例えばPINGコマンドを使用する方法が使用可能である。具体的には、サーバ51のIPアドレスに対してPINGコマンドを送信し、これに対してREPLYが返信された場合、サーバ51がアップロード可能な状態に復帰したものと判断する。また例えば、サーバ51に対してアップロード可能な状態か否かを問い合わせるための問合せ通知を送信する。そしてこれに対する応答を検出した場合に、サーバ51がアップロード可能な状態に復帰したものと判断する方法も使用可能である。
以上説明したように、端末装置31では、受信装置11よりFAX原稿や留守番電話音声を受信した場合、サーバ51にFAX原稿や留守番電話音声の着信データを送信する。サーバ51では、着信データがHDD55に記憶されるので、受信装置11にて故障等が発生した場合であっても、着信データを安全に保持することが可能となる。
また端末装置31は、サーバ51が着信データを受信できないような状態であると判断した場合には、自身の記憶装置40の着信データ記憶エリア404に着信データを保存する。これにより、サーバ51に着信データをアップロードできない場合であっても、着信データを安全に保持することが可能となる。さらに端末装置31は、所在情報が少なくとも付加された着信通知をクライアント71に対して送付する。これによりクライアント71は、着信データが記憶されている記憶場所を特定することが可能となる。
さらに端末装置31は、クライアント71を特定し、着信通知を送信する。これにより、着信データの取得を望むクライアント71に対して着信データが記憶された旨を通知することが可能となる。
図12を参照し、着信データ送信処理について説明する。着信データ送信処理は、S35(図11参照)において送信された着信通知に応じてクライアント71より送信される取得要求通知を検出した場合に開始される処理である。着信データ送信処理では、クライアント71からの着信データの取得要求に応じ、着信データ記憶エリア404に記憶された状態の着信データをクライアント71に対して送信する。
なお、端末装置31には、クライアント71との通信時における通信データを暗号化/復号化するか否かの設定情報(以下「暗号化設定情報」という。)があらかじめ設定されている。端末装置31では、暗号化設定情報において暗号化を行う旨の設定がなされている場合には、着信データは暗号化され、クライアント71に対して送信される。また、クライアント71より受信した取得要求通知は暗号化されているので、復号化することにより認識可能となる。
ここで暗号化/復号化の具体的な方法は特に限定されず、従来周知の暗号化手法を使用することが可能である。例えば、VPN(Virtual Private Network)を利用して端末装置31とクライアント71との間で通信が行われる場合には、VPNの機能を使用して通信データの暗号化/復号化を行うことが可能である。
図12に示すように、取得要求通知を検出した場合、はじめに、暗号化設定情報が参照され、取得要求通知を復号化するか否かが判断される(S53)。復号化を行う旨の設定がなされている場合は(S53:YES)、検出された取得要求通知は復号化される(S55)。そして復号化された取得要求通知が受信される(S56)。一方、復号化を行う旨の設定がなされていない場合には(S53:NO)、検出された取得要求通知はそのまま受信される(S56)。
次いで、クライアント71に対して送信する着信データの暗号化の有無が判断される(S57)。暗号化設定情報にて暗号化を行う旨の設定がなされている場合には(S57:YES)、着信データ記憶エリア404に記憶されている着信データは暗号化され(S59)、暗号化された着信データ(「暗号化着信データ」)は、取得要求通知を送信したクライアント71に対して送信される(S61)。そして着信データ送信処理は終了される。一方、暗号化設定情報にて暗号化を行わない旨の設定がなされている場合には(S57:NO)、着信データ記憶エリア404に記憶されている着信データは暗号化されることなく、取得要求通知を送信したクライアント71に対して送信される(S61)。そして着信データ送信処理は終了される。
以上説明したように、端末装置31では、クライアント71から取得要求通知を受信した場合には、着信データ記憶エリア404に記憶されている着信データをクライアント71に対して返信する。これにより、クライアント71にて着信データを参照することが可能となる。また、クライアント71との通信時における通信データを暗号化することが可能となるので、通信データの秘匿性を高めることが可能となる。
図13及び図14を参照し、サーバ51にて実行される各処理について説明する。図13は、着信データ記憶処理のフローチャートである。図14は、着信データ送信処理のフローチャートである。着信データ記憶処理は、端末装置31より送信された着信データを検出した場合に、CPU52により起動され実行される。着信データ送信処理は、クライアント71より送信された取得要求通知を検出した場合に、CPU52により起動され実行される。
図13のフローチャートを参照し、着信データ記憶処理について説明する。着信データ記憶処理では、受信した着信データを記憶する処理が実行される。図13に示すように、着信データ記憶処理では、はじめに、検出された着信データを受信する(S71)。次いで、受信された着信データがHDD55に記憶される(S73)。次いでクライアント71に対して、着信通知が送信される(S75)。この着信通知には、サーバ51のHDD55を特定する為の所在情報が少なくとも付加される。これにより、着信通知を受信したクライアント71は、サーバ51のHDD55に着信データが記憶されていることを認識することが可能となる。
なお、サーバ51が着信データを送信するクライアント71を特定する方法としては、例えば、端末装置31の記憶装置40中通知先テーブル記憶エリア402に記憶されている通知先テーブルが参照される。そして、記憶されている通知先アドレスの全てをクライアント71のアドレスとして決定してもよい。また例えば、HDD55には、端末装置31の通知先テーブル記憶エリア402に記憶されている通知先テーブルと同一のテーブルが記憶されていてもよい。この場合、HDD55に記憶されているテーブルが参照されることによって、クライアント71のアドレスが決定される。
図14を参照し、着信データ送信処理について説明する。着信データ送信処理では、クライアント71より取得要求通知を受信した場合に、クライアント71に対して着信データを送信する処理が実行される。図14に示すように、クライアント71より送信された取得要求通知が検出された場合、はじめに、検出された取得要求通知を受信する(S81)。次いで、取得要求通知を送信したクライアント71に対し、HDD55に記憶されている着信データを送信する(S83)。そして着信データ送信処理は終了する。
以上説明したように、サーバ51は、端末装置31より着信データを受信した場合、受信した着信データをHDD55に記憶する。これにより、FAX原稿や留守番電話音声を着信した受信装置11にて故障等が発生した場合であっても、安全に着信データを保持することが可能となる。また、着信データを受信してHDD55に記憶した後、クライアント71に対して着信通知を送信するので、クライアント71では、着信データが記憶されている場所を特定することが可能となる。さらにサーバ51は、クライアント71より送信された取得要求通知に応じ、HDD55に記憶されている着信データをクライアント71に対して送信する。これによりクライアント71は着信データを取得することが可能となる。
図15を参照し、クライアント71にて実行される各処理について説明する。図15は、クライアント処理のフローチャートである。クライアント処理は、端末装置31又はサーバ51より送信される着信通知を検出した場合に、CPU72により起動され実行される。クライアント処理では、端末装置31又はサーバ51より着信通知を受信した場合に、着信データを受信する為の処理が実行される。
なお、クライアント71には、端末装置31との通信時における通信データを暗号化するか否かの設定情報(以下「暗号化設定情報」という。)があらかじめ設定されている。クライアント71では、暗号化設定情報において暗号化を行う旨の設定がなされている場合には、端末装置31に対して送信される取得要求通知は暗号化され送信される。また、端末装置31より受信した着信データは暗号化されているので、復号化することにより認識可能となる。なお、サーバ51との通信時における通信データには、暗号化は行われない。
既述のように、端末装置31又はサーバ51にて着信データが記憶された場合、クライアント71に対して着信通知が送信される(S35(図11参照)、S75(図13参照))。クライアント71にてこの着信通知が検出された場合、はじめに検出された着信通知を受信する(S91)。次いで、着信データを取得する為の取得要求通知を送信する送信先を特定する為に、着信通知に付加されている所在情報が参照される(S93)。
所在情報にて特定される着信データの記憶場所がサーバ51のHDD55である場合(S93:YES)、サーバ51とクライアント71との間の通信データに暗号化を行う必要はない。そこで、特定されたサーバ51に対し、暗号化を行わない状態で取得要求通知を送信する(S109)。この取得要求通知に対し、サーバ51は着信データを返信するので(S83、図14参照)、クライアント71では返信された着信データを受信する(S111)。そして受信した着信データを記憶装置75に記憶して(S113)、クライアント処理は終了される。
一方、所在情報にて特定される着信データの記憶場所が端末装置31の記憶装置40である場合(S93:NO)、はじめに、暗号化設定情報が参照され、端末装置31に対して送信する取得要求通知を暗号化するか否かが判断される(S97)。暗号化を行う旨の設定がなされている場合は(S97:YES)、取得要求通知は暗号化され(S99)、暗号化された取得要求通知は、着信通知を送信した端末装置31に対して送信される(S101)。一方、暗号化を行う旨の設定がなされていない場合には(S97:NO)、取得要求通知は暗号化されず、そのまま端末装置31に対して送信される(S101)。
ここで、取得要求通知を受信したサーバ51又は端末装置31は、着信データを返信する。クライアント71では、この着信データを検出した場合、暗号化設定情報が参照され、着信データを復号化するか否かが判断される(S105)。復号化を行う旨の設定がなされている場合には(S105:YES)、検出された着信データは復号化される(S107)。そして復号化された着信データが受信される(S108)。一方、復号化を行わない旨の設定がなされていない場合には(S105:NO)、検出された着信データはそのまま受信される(S108)。そして受信した着信データを記憶装置75に記憶して(S113)、クライアント処理は終了する。
以上説明したように、クライアント処理では、クライアント71は着信通知を受信した場合、端末装置31又はサーバ51に対して取得要求通知を送信することによって、着信データを取得することが可能となる。また、端末装置31との通信時における通信データを暗号化することが可能となるので、通信データの秘匿性を高めることが可能となる。
なお、図1における端末装置31が本発明の「ネットワーク機器」に相当し、図11のS25の処理を行うCPU12が本発明の「第一機器受信手段」に相当し、S27の処理を行うCPU12が本発明の「第一機器送信手段」に相当する。図13のS71の処理を行うCPU52が本発明の「第一サーバ受信手段」に相当する。図5のHDD55が本発明の「サーバ記憶手段」に相当する。図13のS75の処理を行うCPU52が本発明の「第一サーバ送信手段」に相当する。図14のS81の処理を行うCPU52が本発明の「第二サーバ受信手段」に相当し、S83の処理を行うCPU52が本発明の「第二サーバ送信手段」に相当する。図15のS91の処理を行うCPU72が本発明の「第一クライアント受信手段」に相当し、S109、及びS101の処理を行うCPU72が本発明の「第一クライアント送信手段」に相当し、S113の処理を行うCPU72が本発明の「第二クライアント受信手段」に相当する。
図11のS29の処理を行うCPU12が本発明の「受信可否判断手段」に相当する。図7の着信データ記憶エリア404が本発明の「機器記憶手段」に相当し、図11のS35の処理を行うCPU12が本発明の「第二機器送信手段」に相当する。図12のS56の処理を行うCPU12が本発明の「第二機器受信手段」に相当し、S61の処理を行うCPU12が本発明の「第三機器送信手段」に相当する。図11のS37の処理を行うCPU12が本発明の「機器監視手段」に相当する。図12のS59の処理を行うCPU12が本発明の「機器暗号化手段」に相当する。図15のS107の処理を行うCPU72が本発明の「クライアント復号化手段」に相当する。
なお本発明は上述の実施の形態の内容に限定されず、種々の変更が可能である。上述の実施の形態では、着信通知に所在情報のみ付加される構成としたが、本発明はこの構成に限定されない。例えば、着信通知に着信データ関連情報(FAX原稿や留守番電話音声を着信した着信日時、FAX原稿や留守番電話音声の送信元番号、FAX原稿や留守番電話音声の宛先番号(受信装置11の電話番号)、区分、及びデータ名)を付加する構成としてもよい。これによりクライアント71は、着信通知を受信した場合、着信データが記憶されている場所の情報とともに、着信データ関連情報を認識することが可能となる。
上述の実施の形態では、サーバ51とクライアント71との間の通信データは暗号化/復号化を行わない構成としたが、本発明はこの構成に限定されない。従って、サーバ51とクライアント71との間の通信データに関しても、端末装置31とクライアント71との間の通信データと同様、暗号化/復号化を行ってもよい。
上述の実施の形態では、端末装置31において、受信装置11より受信したFAX原稿や留守番電話音声がクライアント71にて参照可能なデータフォーマットである着信データに変換されていた。しかしながら本発明はこの構成に限定されない。例えば、受信装置11、サーバ51、及びクライアント71においてFAX原稿や留守番電話音声が着信データに変換される構成であってもよい。
上述の実施の形態では、受信装置11がFAX原稿や留守番電話音声を着信し、このFAX原稿や留守番電話音声を、端末装置31が受信装置11より受信する構成であった。しかしながら本発明は上述の構成に限定されない。以下、本発明の変形例について説明する。
図16及び図17を参照し、本発明の変形例について説明する。図16は、変形例における着信データ通知システム1のシステム構成を示している。図17は、変形例における端末装置31にて実行されるアップロード処理のフローチャートである。なお、端末装置31を除く構成は、上述の実施の形態と同様であるので、説明を省略する。
図16を参照し、変形例における着信データ通知システム1のシステム構成について説明する。図16に示すように、着信データ通知システム1は、端末装置31、サーバ51、及びクライアント71から構成されている。
端末装置31は、インターネット網3及びPSTN網2に接続されている。端末装置31は、ネットワークを流れるデータの中継処理を行うとともに、PSTN網2を介し、自身宛てに送信されたFAX原稿や留守番電話音声を着信することが可能となっている。その他の機能については、上述の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
図17のフローチャートを参照し、端末装置31のCPUにて実行されるアップロード処理について説明する。アップロード処理は、端末装置31にてFAX原稿や留守番電話音声を検出した場合に、端末装置31のCPUにより起動され実行される。
図17に示すように、アップロード処理では、はじめに、検出されたFAX原稿や留守番電話音声を受信する(S125)。そして、受信したFAX原稿や留守番電話音声が着信データに変換される。また併せて、着信データ関連情報を取得する。次いで、着信データをサーバ51にアップロードする為の処理が実行される(S127〜S139)。はじめに、インターネット網3を介し、サーバ51に対して着信データを送信する(S127)。次いで、送信した着信データがサーバ51に到達し、サーバ51のHDD55に記憶され、アップロードが成功したかどうかが判断される(S129)。サーバ51へのアップロードが成功したと判断された場合(S129:YES)、アップロード処理では以下特段の処理を行うことなく処理を終了する。一方、サーバ51へのアップロードに失敗したと判断された場合(S129:NO)、着信データは記憶装置40の着信データ記憶エリア404に記憶される。また着信データ関連情報は、記憶装置40の着信データテーブル記憶エリア401に記憶される(S131)。
次いでクライアント71に対し、着信通知がインターネット網3を介して送信される(S135)。次いで、サーバ51がアップロード可能な状態に復帰したか否かを監視するためのヘルスチェック処理が実行される(S137)。ヘルスチェックにより、サーバ51がアップロード可能な状態に復帰したと判断された場合には(S139:YES)、S127に戻り、着信データをサーバ51にアップロードする為の処理が実行される。一方、サーバ51がアップロード可能な状態に復帰しない状態では(S139:NO)、S37に戻り、継続してヘルスチェックが実行される。
以上説明したように、本発明の変形例では、端末装置31がFAX原稿や留守番電話音声を受信することが可能となっているので、システム内に別途受信装置を設ける必要がなくなる。これにより、システムの構成をシンプルにすることができるとともに、受信装置に要する費用を削減することが可能となる。
着信データ通知システム1のシステム構成を示す模式図である。 着信データ通知システム1のシステム構成を示す模式図である。 端末装置31の電気的構成を示す模式図である。 受信装置11の電気的構成を示す模式図である。 サーバ51の電気的構成を示す模式図である。 クライアント71の電気的構成を示す模式図である。 記憶装置40に設けられている各種記憶領域を示している。 着信データテーブル記憶エリア401に記憶されている受信データテーブルを示している。 通知先テーブル記憶エリア402に記憶されている通知先テーブルを示している。 受信装置処理のフローチャートである。 アップロード処理のフローチャートである。 着信データ送信処理のフローチャートである。 着信データ記憶処理のフローチャートである。 着信データ送信処理のフローチャートである。 クライアント処理のフローチャートである。 変形例における着信データ通知システム1のシステム構成を示す模式図である。 変形例におけるアップロード処理のフローチャートである。
符号の説明
1 着信データ通知システム
4 着信データ
11 受信装置
12 CPU
15 印刷部
31 端末装置
32 CPU
40 記憶装置
51 サーバ
52 CPU
71 クライアント
75 記憶装置
76 操作部
77 マイク
78 スピーカ
79 表示部
80 入出力部
82 バス
404 着信データ記憶エリア

Claims (15)

  1. 送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信し転送する受信装置と、前記受信装置より転送された前記着信データを受信するネットワーク機器と、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信しバックアップするサーバとから構成され、前記ネットワーク機器及び前記サーバのうち少なくとも一方より、クライアントに対して、前記着信データを着信した旨が通知される着信データ通知システムであって、
    前記受信装置は、
    前記着信データを受信する装置受信手段と、
    前記装置受信手段にて受信された前記着信データを送信する装置送信手段と
    を備え、
    前記ネットワーク機器は、
    前記装置送信手段にて送信された前記着信データを受信する第一機器受信手段と、
    前記第一機器受信手段にて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信手段と
    を備え、
    前記サーバは、
    前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信する第一サーバ受信手段と、
    前記第一サーバ受信手段にて受信された前記着信データを記憶するサーバ記憶手段と、
    前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第一サーバ送信手段と、
    前記第一サーバ送信手段にて送信された前記着信通知に応じ、前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二サーバ受信手段と、
    前記第二サーバ受信手段にて前記取得要求通知が受信された場合に、前記サーバ記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第二サーバ送信手段と
    を備え、
    前記クライアントは、
    前記第一サーバ送信手段にて送信された前記着信通知を受信する第一クライアント受信手段と、
    前記第一クライアント受信手段にて受信された前記着信通知に含まれている前記所在情報にて特定される前記記憶場所より前記着信データを受信するために前記取得要求通知を送信する第一クライアント送信手段と、
    前記第一クライアント送信手段にて前記取得要求通知が送信された後、前記着信データを受信する第二クライアント受信手段と
    を備えたことを特徴とする着信データ通知システム。
  2. 前記ネットワーク機器は、
    前記第一機器受信手段にて前記着信データが受信され、前記第一機器送信手段にて前記着信データが前記サーバに送信された場合に、前記サーバにおける前記着信データの受信の可否を判断する受信可否判断手段と、
    前記受信可否判断手段にて、前記着信データを前記サーバが受信していないと判断された場合に、前記着信データを記憶する機器記憶手段と、
    前記機器記憶手段に前記着信データが記憶された後、前記着信通知を前記クライアントに対して送信する第二機器送信手段と
    前記第二機器送信手段にて送信された前記着信通知に応じ、前記クライアントより前記取得要求通知を受信する第二機器受信手段と、
    前記第二機器受信手段にて前記取得要求通知が受信された場合に、前記機器記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第三機器送信手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の着信データ通知システム。
  3. 前記着信通知には、前記着信データの発信相手先を特定する為の情報である相手先特定情報、及び前記着信データが受信された日時を特定する為の情報である着信日時特定情報のうち少なくともいずれかが含まれていることを特徴とする請求項1又は2に記載の着信データ通知システム。
  4. 前記ネットワーク機器は、
    前記受信可否判断手段にて前記サーバが前記着信データを受信していないと判断された場合に、前記サーバにおいて前記着信データの受信が可能な状態となったか否かを監視する機器監視手段を備え、
    前記第一機器送信手段は、
    前記機器監視手段にて、前記着信データの受信が可能な状態となったと判断された場合に、前記サーバに対して前記着信データを送信することを特徴とする請求項2に記載の着信データ通知システム。
  5. 前記ネットワーク機器は、
    前記機器記憶手段に記憶されている前記着信データを暗号化する機器暗号化手段を備え、
    前記第三機器送信手段は、
    前記機器暗号化手段にて暗号化された前記着信データである暗号化着信データを送信し、
    前記クライアントは、
    前記第二クライアント受信手段にて前記暗号化着信データを受信した場合に、前記暗号化着信データを復号化するクライアント復号化手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の着信データ通知システム。
  6. 前記ネットワーク機器は、VoIP(Voice over IP)データを中継する為のVPN(Virtual Private Network)ルータとして機能し、
    前記機器暗号化手段は、
    VPNの機能により前記着信データを暗号化することを特徴とする請求項5に記載の着信データ通知システム。
  7. 送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信するネットワーク機器と、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信しバックアップするサーバとから構成され、前記ネットワーク機器及び前記サーバのうち少なくとも一方より、クライアントに対して、前記着信データを着信した旨が通知される着信データ通知システムであって、
    前記ネットワーク機器は、
    前記着信データを受信する第一機器受信手段と、
    前記第一機器受信手段にて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信手段と
    を備え、
    前記サーバは、
    前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信する第一サーバ受信手段と、
    前記第一サーバ受信手段にて受信された前記着信データを記憶するサーバ記憶手段と、
    前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第一サーバ送信手段と、
    前記第一サーバ送信手段にて送信された前記着信通知に応じ、前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二サーバ受信手段と、
    前記第二サーバ受信手段にて前記取得要求通知が受信された場合に、前記サーバ記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第二サーバ送信手段と
    を備え、
    前記クライアントは、
    前記第一サーバ送信手段にて送信された前記着信通知を受信する第一クライアント受信手段と、
    前記第一クライアント受信手段にて受信された前記着信通知に含まれている前記所在情報にて特定される前記記憶場所より前記着信データを受信するために前記取得要求通知を送信する第一クライアント送信手段と、
    前記第一クライアント送信手段にて前記取得要求通知が送信された後、前記着信データを受信する第二クライアント受信手段と
    を備えたことを特徴とする着信データ通知システム。
  8. 送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信し転送する受信装置より、前記着信データを受信し、前記着信データをサーバにバックアップするとともに、クライアントに前記着信データが着信された旨を通知するネットワーク機器であって、
    前記着信データを受信する第一機器受信手段と、
    前記第一機器受信手段にて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信手段と
    前記サーバにおける前記着信データの受信の可否を判断する受信可否判断手段と、
    前記受信可否判断手段にて、前記着信データを前記サーバが受信していないと判断された場合に、前記着信データを記憶する機器記憶手段と、
    前記機器記憶手段に前記着信データが記憶された後、前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第二機器送信手段と、
    前記第二機器送信手段にて送信された前記着信通知に応じて前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二機器受信手段と、
    前記第二機器受信手段にて前記取得要求通知が受信された場合に、前記機器記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第三機器送信手段と
    を備えたネットワーク機器。
  9. 前記着信通知には、前記着信データの発信相手先を特定する為の情報である相手先特定情報、及び前記着信データが受信された日時を特定する為の情報である着信日時情報のうち少なくともいずれかが含まれていることを特徴とする請求項8に記載のネットワーク機器。
  10. 前記受信可否判断手段にて前記サーバが前記着信データを受信していないと判断された場合に、前記サーバにおいて前記着信データの受信が可能な状態となったか否かを監視する機器監視手段を備え、
    前記第一機器送信手段は、
    前記機器監視手段にて、前記着信データの受信が可能な状態となったと判断された場合に、前記サーバに対して前記着信データを送信することを特徴とする請求項8又は9に記載のネットワーク機器。
  11. 前記機器記憶手段に記憶されている前記着信データを暗号化する機器暗号化手段を備え、
    前記第三機器送信手段は、
    前記機器暗号化手段にて暗号化された前記着信データである暗号化着信データを送信することを特徴とする請求項8乃至10のいずれかに記載のネットワーク機器。
  12. 前記ネットワーク機器は、VoIP(Voice over IP)データを中継する為のVPN(Virtual Private Network)ルータとして機能し、
    前記機器暗号化手段は、
    VPNの機能により前記着信データを暗号化することを特徴とする請求項11に記載のネットワーク機器。
  13. 送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信し、前記着信データをサーバにバックアップするとともに、クライアントに前記着信データが着信された旨を通知するネットワーク機器であって、
    前記着信データを受信する第一機器受信手段と、
    前記第一機器受信手段にて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信手段と
    前記サーバにおける前記着信データの受信の可否を判断する受信可否判断手段と、
    前記受信可否判断手段にて、前記着信データを前記サーバが受信していないと判断された場合に、前記着信データを記憶する機器記憶手段と、
    前記機器記憶手段に前記着信データが記憶された後、前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第二機器送信手段と、
    前記第二機器送信手段にて送信された前記着信通知に応じて前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二機器受信手段と、
    前記第二機器受信手段にて前記取得要求通知が受信された場合に、前記機器記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第三機器送信手段と
    を備えたネットワーク機器。
  14. 送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信し転送する受信装置、前記受信装置より転送された前記着信データを受信するネットワーク機器、及び前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信しバックアップするサーバにおいて実行され、前記ネットワーク機器及び前記サーバのうち少なくとも一方より、クライアントに対して、前記着信データを着信した旨が通知される着信データ通知方法であって、
    前記受信装置が、前記着信データを受信する装置受信ステップと、
    前記受信装置が、前記装置受信手段にて受信された前記着信データを送信する装置送信ステップと、
    前記ネットワーク機器が、前記装置送信ステップにて送信された前記着信データを受信する第一機器受信ステップと、
    前記ネットワーク機器が、前記第一機器受信ステップにて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信ステップと、
    前記サーバが、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信する第一サーバ受信ステップと、
    前記サーバが、前記第一サーバ受信ステップにて受信された前記着信データを記憶するサーバ記憶手段と、
    前記サーバが、前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第一サーバ送信ステップと、
    前記サーバが、前記第一サーバ送信ステップにて送信された前記着信通知に応じ、前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二サーバ受信ステップと、
    前記サーバが、前記第二サーバ受信ステップにて前記取得要求通知が受信された場合に、前記サーバ記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第二サーバ送信ステップと、
    前記クライアントが、前記第一サーバ送信ステップにて送信された前記着信通知を受信する第一クライアント受信ステップと、
    前記クライアントが、前記第一クライアント受信ステップにて受信された前記着信通知に含まれている前記所在情報にて特定される前記記憶場所より前記着信データを受信するために前記取得要求通知を送信する第一クライアント送信ステップと、
    前記クライアントが、前記第一クライアント送信ステップにて前記取得要求通知が送信された後、前記着信データを受信する第二クライアント受信ステップと
    を備えたことを特徴とする着信データ通知方法。
  15. 送信端末より送信されたFAXや留守番電話音声のデータである着信データを受信するネットワーク機器、及び、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信しバックアップするサーバにおいて実行され、前記ネットワーク機器及び前記サーバのうち少なくとも一方より、クライアントに対して、前記着信データを着信した旨が通知される着信データ通知方法であって、
    前記ネットワーク機器が、前記着信データを受信する第一機器受信ステップと、
    前記ネットワーク機器が、前記第一機器受信ステップにて受信された前記着信データを前記サーバに送信する第一機器送信ステップと、
    前記サーバが、前記ネットワーク機器より送信された前記着信データを受信する第一サーバ受信ステップと、
    前記サーバが、前記第一サーバ受信ステップにて受信された前記着信データを記憶するサーバ記憶手段と、
    前記サーバが、前記着信データが記憶されたことを通知するための着信通知であって、前記着信データの記憶場所を特定する為の情報である所在情報を少なくとも含む着信通知を前記クライアントに対して送信する第一サーバ送信ステップと、
    前記サーバが、前記第一サーバ送信ステップにて送信された前記着信通知に応じ、前記クライアントより送信される通知であって、前記着信データの取得を要求する為の通知である取得要求通知を受信する第二サーバ受信ステップと、
    前記サーバが、前記第二サーバ受信ステップにて前記取得要求通知が受信された場合に、前記サーバ記憶手段に記憶されている前記着信データを前記クライアントに対して送信する第二サーバ送信ステップと
    前記クライアントが、前記第一サーバ送信ステップにて送信された前記着信通知を受信する第一クライアント受信ステップと、
    前記クライアントが、前記第一クライアント受信ステップにて受信された前記着信通知に含まれている前記所在情報にて特定される前記記憶場所より前記着信データを受信するために前記取得要求通知を送信する第一クライアント送信ステップと、
    前記クライアントが、前記第一クライアント送信ステップにて前記取得要求通知が送信された後、前記着信データを受信する第二クライアント受信ステップと
    を備えたことを特徴とする着信データ通知方法。
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