JP2010087739A - Rfidシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】RFIDシステムに関し、通信エリア内に新たなRFIDタグが加わっても、読み取り効率の低下を抑えることを目的とする。
【解決手段】RFIDシステム1は、識別情報25bを記憶保持するRFIDタグ2a〜2iと、RFIDタグ2a〜2iそれぞれから識別情報25bを読み取るリーダライタ3とを備え、RFIDタグ2a〜2iは、識別情報25bの読み取りを完了したか否かの情報を保持する読み取り完了フラグ25aと、読み取り完了フラグ25aを初期化したか否かの情報を保持する補助フラグ24と、読み取り完了フラグ25aまたは補助フラグ24を操作する制御部26とを有し、リーダライタ3は、読み取り完了フラグ25aを補助フラグ24の情報に基づいて初期化させる補助リセット命令をRFIDタグ2a〜2iに対して発信する補助リセット命令発信部36を有している構成としている。
【選択図】図1

Description

本発明は、RFIDシステムに関する。
近年、所定の識別情報を記憶保持しているRFID(Radio Frequency IDentification)タグが広く利用され、このRFIDタグを管理物品に装着するなどして、生産、物流、物品などの管理を行うRFIDシステムが提案されている。RFIDシステムは、複数のRFIDタグと、これらのRFIDタグの識別情報を読み取るリーダライタとを備えている。
従来のRFIDシステムでは、RFIDタグの内部に読み取り完了フラグを有し、リーダライタに識別情報を読み取られたRFIDタグは読み取り完了フラグをセットして以降の読み取り命令に対しては非応答にしていた。これにより、リーダライタは、RFIDタグからの応答がなくなるまで読み取り処理を行い、通信エリア内にあるすべてのRFIDタグの識別情報を読み取っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−238381号公報
従来のRFIDシステムでは、RFIDタグの読み取り完了フラグが初期状態では未定となっているため、リーダライタは、通信エリア内に存在するRFIDタグに対して読み取り完了フラグを確定させるために初期化命令を発信していた。しかしながら、RFIDタグが移動している管理物品に装着され、通信エリア内に新たなRFIDタグが加わった場合には、再初期化が必要となる。この再初期化が行われた場合には読み取り完了フラグも初期化されるため、すでに読み取りが完了しているRFIDタグも、再度、読み取られることになる。このため、読み取り効率が低下するという課題があった。
そこで本発明は、所定の通信エリア内に新たなRFIDタグが加わっても、読み取り効率の低下を抑えることを目的とする。
この目的を達成するために本発明のRFIDシステムは、識別情報を記憶保持する複数のRFIDタグと、複数のRFIDタグそれぞれから識別情報を読み取るリーダライタとを備え、複数のRFIDタグそれぞれは、識別情報の読み取りを完了したか否かの情報を保持する読み取り完了フラグと、読み取り完了フラグを初期化したか否かの情報を保持する補助フラグと、読み取り完了フラグまたは補助フラグを操作する制御部とを有し、リーダライタは、読み取り完了フラグを補助フラグの情報に基づいて初期化させる補助リセット命令を複数のRFIDタグに対して発信する補助リセット命令発信部を有していることを特徴とする。このような構成により、初期の目的を達成するものである。
以上のように本発明のRFIDシステムは、識別情報を記憶保持する複数のRFIDタグと、複数のRFIDタグそれぞれから識別情報を読み取るリーダライタとを備え、複数のRFIDタグそれぞれは、識別情報の読み取りを完了したか否かの情報を保持する読み取り完了フラグと、読み取り完了フラグを初期化したか否かの情報を保持する補助フラグと、読み取り完了フラグまたは補助フラグを操作する制御部とを有し、リーダライタは、読み取り完了フラグを補助フラグの情報に基づいて初期化させる補助リセット命令を複数のRFIDタグに対して発信する補助リセット命令発信部を有している構成としたので、補助リセット命令を用いることで初期化されていないRFIDタグの読み取り完了フラグのみ初期化させることが可能となる。このため、通信エリア内に新たなRFIDタグが加わっても、複数のRFIDタグのうち、すでに初期化したRFIDタグの読み取り完了フラグを初期化することなく新たなRFIDタグの読み取り完了フラグのみ初期化でき、すでに読み取りを完了しているRFIDタグを重複して読み取ることはなくなる。これにより、読み取り効率の低下を抑えることができる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態)
まず、図1を参照しながら、本発明の実施の形態におけるRFIDシステム1の全体構成および動作について説明する。
図1は本発明の実施の形態におけるRFIDシステム1の概要図である。ここでは管理物品4として、例えば、倉庫に保管管理されている製品を例にして説明する。倉庫では、不特定の場所から多数の管理物品4がパレットなどに積載されフォークリフトにより搬入される。また、多数の管理物品4が不特定の場所に向けて出荷されるので、管理が非常に煩雑となる。
そこで本実施の形態では、図1に示すように、各管理物品4それぞれにRFIDタグ2a〜2iが取り付けられ、リーダライタ3で読み取るなどしてRFIDシステム1で管理されている。
このように、RFIDシステム1は、RFIDタグ2a〜2iとリーダライタ3とを備えている。以下の説明で理解を容易にするために、複数のRFIDタグ2a、2b、2c、2d、2e、2f、2g、2h、2i、・・・をRFIDタグ2として説明する。また、本実施の形態では、RFIDタグ2の数を9個として説明するが、この数に限定されるものではない。
各管理物品4それぞれに取り付けられたRFIDタグ2には、管理物品4ごとの識別情報(例えば、商品名、製品番号、製造日、出荷日など)が記憶されており、これにより、「商品名Aの製品番号Bが現在どこにあるのか」が、管理されるようになっている。
その管理を行うのが図1に示すリーダライタ3で、このリーダライタ3は、送受信部31、アンテナ3aを介してRFIDタグ2と交信し、RFIDタグ2のタグ回路部20bに記憶保持されている識別情報25bをタグアンテナ部20aを介して読み取り、管理するようになっている。なお、リーダライタ3を別の場所に設置されている管理装置(図示せず)と接続し、使用するようにしてもよい。これにより、管理物品4を大量に効率よく管理することができる。
次に、RFIDタグ2は、タグアンテナ部20aとタグアンテナ部20aを介してリーダライタ3と通信するタグ回路部20bとを備え、タグ回路部20bは、送受信部21、区分割当部22、乱数生成部23、補助フラグ24、メモリ部25、制御部26を有している。
送受信部21は、リーダライタ3から質問信号(各種の命令)を受信し、応答信号を返信する。これにより、各種の命令(例えば、初期化などのリセット命令、補助リセット命令、読み取り命令)や識別情報25bなどの送受信を行う。
区分割当部22は、リーダライタ3からタグアンテナ部20a、送受信部21を介して受信する後述するQ値(タイムスロット数を指定する値)と呼ばれる所定の値に基づいて、通信時間を時分割した複数のタイムスロットのいずれか1つを自機器に割り当てる。例えば、タイムスロットが8つある場合、「0」から「7」までのうちの1つを後述する乱数生成部23により生成される乱数の値に基づいて自機器に割り当てる。
乱数生成部23は、タイムスロットを割り当てるときに使用する乱数を発生する。また、乱数生成部23は、リーダライタ3側での認証処理用の乱数も生成する。
補助フラグ24は、読み取り完了フラグ25aの操作情報を所定時間だけ保持するフラグである。この補助フラグ24の設定については後述する。
メモリ部25には、読み取り完了フラグ25a、識別情報25b、乱数情報25c、スロットカウンタ情報25dなどが記憶されている。識別情報25bには、管理物品4の識別情報(例えば、商品名、製品番号、製造日、出荷日など)を記憶する。乱数情報25cには、乱数生成部23により生成される乱数を一時記憶する。そして、スロットカウンタ情報25dには、自機器に割り当てしたタイムスロットの番号(値)を一時記憶する。
制御部26は、中央処理装置(CPU)、各種プログラムや制御プログラムを記憶するリードオンリメモリ(ROM)、データなどを一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)を備え、各部の回路を制御する。制御部26では、リーダライタ3により識別情報25bが正常に読み取られたときに、読み取り完了フラグ25aを読み取り完了にセットする。また、制御部26は、リーダライタ3からタグアンテナ部20aおよび送受信部21を介してリセット命令、補助リセット命令が受信されたときに、補助フラグ24をセットする。さらに、制御部26は、読み取り完了フラグ25aがセットされたときに、補助フラグ24をセットする。
次に、リーダライタ3は、上記したRFIDタグ2から識別情報25bを読み取るために、以下のように構成されている。
すなわち、リーダライタ3は、送受信部31、区分数指定部32、衝突数取得部33、メモリ部34、制御部35、補助リセット命令発信部36を備えている。
送受信部31は、アンテナ3aを介して、RFIDタグ2と各種の命令や識別情報25bなどの送受信を行う。
区分数指定部32は、タイムスロットの数を指定する。規格(例えば、EPC Class−1 Generation2規格)などにより、タイムスロット数は2(Qは正の整数)で表記され、QはQ値と呼ばれている。EPC Class−1 Generation2規格では、Qは0以上でかつ15以下と定められている。
衝突数取得部33は、各タイムスロットで2つ以上のRFIDタグ2が応答して衝突が発生した場合、衝突数(コリジョン数)を「1」としてカウントする。この衝突数の累計に基づいて、区分割当部22は次のラウンドで設定されるタイムスロットの数を更新する。
メモリ部34には、各RFIDタグ2からアンテナ3a、送受信部31を介して取得された識別情報34aが記憶されている。
制御部35は、中央処理装置(CPU)、各種プログラムや制御プログラムを記憶するリードオンリメモリ(ROM)、データなどを一時記憶するランダムアクセスメモリ(RAM)を備え、各部の回路を制御する。
補助リセット命令発信部36は、送受信部31、アンテナ3aを介してRFIDタグ2に補助フラグ24の保持情報に基づいて識別情報25bを初期化させる補助リセット命令を発信する。この補助リセット命令の詳細は後述する。
次に、図2〜図6を参照しながら、RFIDシステム1の動作について説明する。
図2は本発明の実施の形態におけるRFIDシステム1の比較例の動作を示す概要図、図3は同RFIDシステム1の比較例の他の動作を示す概要図、図4は同RFIDシステム1におけるRFIDタグの補助フラグ24の動作を説明する概念図、図5は同RFIDシステム1の初期化前の動作の概要図、図6は同RFIDシステム1の初期化後の動作の概要図である。
まず、本実施の形態の理解を助けるために、図1〜図3を用いて本実施の形態との比較例の動作について説明する。リーダライタ3は、通信エリア内にある読み取るべきRFIDタグ2a〜2fの識別情報25bを読み取る。
図2に示すように、リーダライタ3からアンテナ3aを介して初期化命令であるSELECTコマンドが発信されると、P方向に移動するRFIDタグ2a〜2iのうち、通信エリア100内にあるRFIDタグ2a〜2fが初期化される。図2中では、この初期化命令により、RFIDタグ2a〜2fの読み取り完了フラグ25aが読み取り未完了である「A」にセットされる。このとき、通信エリア100の外にあるRFIDタグ2g〜2iは初期化されない。
次に、Queryコマンドが発信され、タイムスロット数のQ値を指定する。例えば、Q値を「3」とする。これにより、リーダライタ3は、1つのラウンドを8つのタイムスロットで構成し、ラウンド内でのタグ応答がなくなるまで、RFIDタグ2a〜2fの識別情報25bの収集処理を繰り返す。
RFIDタグ2a〜2fでは、タグアンテナ部20a、送受信部21を介して、Queryコマンドを受信すると乱数生成部23によりQueryコマンドの含まれるQ値(タイムスロット数)に応じて、8つあるタイムスロットのうちの1つを自機器に割り当てる。具体的には、乱数生成部23で生成した「0」から「7」までのうちの1つの値を割り当てし、メモリ部25にスロットカウンタ情報25dとして一時記憶する。ここでは、例えば、RFIDタグ2a〜2fそれぞれのスロットカウンタ情報25dが、「2」「1」「3」「0」「5」「2」となったとする。このスロットカウンタ情報25dにより、8つあるタイムスロットの何番目でタグ応答を行うかを制御することができる。
また、RFIDタグ2a〜2fは、スロットカウンタ情報25dが「0」のものだけが、認証用の所定の情報、ここでは、16進数の乱数(RN16)を生成し、送信する。上記の例では、RFIDタグ2dのスロットカウンタ情報25dが「0」であるため、RFIDタグ2dが16進数の乱数(RN16)を生成して送信する。この乱数は、乱数情報25cとしてメモリ部25に一時記憶される。この乱数は、例えば、「0xA12B」であったとする。
リーダライタ3は、アンテナ3a、送受信部31を介して、RFIDタグ2dから乱数を受信し、乱数が正常に読み出せた場合に衝突が発生していないと判断する。そして、受信した乱数の値「0xA12B」を引数とするAckコマンドをRFIDタグ2dに送信する。
RFIDタグ2a〜2fはAckコマンドを受信し、値「0xA12B」と同じ乱数をメモリ部25に記憶しているか否かをそれぞれが判断する。ここで、RFIDタグ2dのみがメモリ部25に乱数情報25cとして値「0xA12B」を記憶しているので、RFIDタグ2dはメモリ部25内に記憶している識別情報25bを送受信部21を介してリーダライタ3に送信する。これにより、RFIDタグ2a〜2fから1つのタグが選択される。
リーダライタ3は、選択したRFIDタグ2dの識別情報25bを送受信部31で受信し、メモリ部34に受信した識別情報25bを識別情報34aとして記憶する。
このようにして、リーダライタ3は、タイムスロットの1番目に割り当てたRFIDタグ2dの識別情報25bを読み取る。一方、RFIDタグ2dは、リーダライタ3により識別情報25bが正常に読み取られると、制御部26により、メモリ部25の読み取り完了フラグ25aを読み取り完了である「B」にセットする。これにより、RFIDタグ2dは、制御部26により、リーダライタ3から発信される以降の読み取り命令に対しては非応答に制御される。
次に、リーダライタ3は、QueryRepコマンドを発信する共に、タイムスロットの番号を1つ進め、「2」にする。
非応答に制御されるRFIDタグ2dを除き、QueryRepコマンドを受信したRFIDタグ2a〜2cとRFIDタグ2e、2fは、メモリ部25のスロットカウンタ情報25dの値を1つ減らす。これにより、RFIDタグ2a〜2cとRFIDタグ2e、2fでは、それぞれのスロットカウンタ情報25dが、「1」「0」「2」「4」「1」となる。
この結果、タイムスロットの2番目ではRFIDタグ2bが応答する。リーダライタ3は、RFIDタグ2bの識別情報25bを取得した後、QueryRepコマンドを発信する共に、タイムスロットの番号を1つ進め、「3」にする。RFIDタグ2bは読み取り完了フラグ25aを読み取り完了である「B」にセットし、RFIDタグ2dと同様に、リーダライタ3から発信される以降の読み取り命令に対しては非応答に制御されている。
次に、RFIDタグ2a、2c、2e、2fが、QueryRepコマンドを受信し、メモリ部25のスロットカウンタ情報25dの値を1つ減らす。これにより、RFIDタグ2a、2c、2e、2fでは、それぞれのスロットカウンタ情報25dが、「0」「1」「3」「0」となる。タイムスロットの3番目では、RFIDタグ2a、2fのスロットカウンタ情報25dが「0」になっているので、図2に示すように、RFIDタグ2a、2fが応答し、識別情報25bを送受信部21を介してリーダライタ3に送信する。
このとき、リーダライタ3は、RFIDタグ2a、2fそれぞれから所定の情報である乱数(RN16)を受信するが、衝突により正常に読み取りができない。このことから、衝突数取得部33は、衝突があったと判断し、NAKコマンドを発信すると共に、衝突数をカウントする内部カウンタ(図示せず)を1つ増やす。これにより、RFIDタグ2a、2fそれぞれは、識別情報25bを送受信部21を介してリーダライタ3に送信せず、以降の読み取り命令も受け付ける。すなわち、RFIDタグ2a、2fそれぞれは、読み取り完了フラグ25aを読み取り未完了のままとし、セットしない。
RFIDタグ2a、2fは、QueryRepコマンドによりスロットカウンタ情報25dを最大値となる所定の値、例えば、16進数で「7FFF」となる「32767」に設定する。これにより、同一のラウンド内でのQueryRepコマンドによりスロットカウンタ情報25dが「0」になって、再度応答するのを防止している。
そして、リーダライタ3はタイムスロットの番号を1つ進めて、「4」にする。タイムスロット「4」において、QueryRepコマンドの発信により、RFIDタグ2a、2c、2e、2fのスロットカウンタ情報25dは、それぞれ「32767」「0」「2」「32767」となる。これにより、上記同様に、RFIDタグ2cが応答する。以降、同様にして、タイムスロット「6」で、RFIDタグ2eが応答する。そして、タイムスロットの番号が「8」まで進むと1回目のラウンドが終了する。
しかし、まだ、RFIDタグ2a、2fの読み取りが残っているため、2回目のラウンドを実行する。1回目のラウンドと同様に8つのタイムスロットのいずれかにRFIDタグ2a、2fを、再度、割り当てる。そして、リーダライタ3は、例えば、タイムスロットの「2」、「4」でRFIDタグ2a、2fの識別情報25bを取得する。
次に、リーダライタ3は、本当に、衝突などにより読み取るべきRFIDタグ2が通信エリア100内に残っていないかを確かめるため、3回目のラウンドを実行し、8つのタイムスロットのすべてにおいてタグ応答がなければ、RFIDタグ2の読み取り処理を終了する。
さて、RFIDシステム1の動作の概要が理解されたところで、本実施の形態の特徴点について説明する。
図2および図3に示すように、RFIDタグ2はP方向に移動しているため、RFIDタグ2a〜2fの読み取り処理を実行している間に、図3に示すように、通信エリア100内に新たなRFIDタグ2g〜2iが加わってきたとする。この場合、RFIDタグ2g〜2iの読み取り完了フラグ25aは初期状態で未定であるため、初期化が必要である。
新たに加わったRFIDタグ2g〜2iを初期化すると、通信エリア100内にあるすべてのRFIDタグ2が一緒に初期化されるため、すでに読み取りが完了しているRFIDタグ2dの読み取り完了フラグ25aも初期化される。これにより、すでに読み取りが完了したRFIDタグ2dも再度の読み取りが行われることになり、読み取り効率が低下するという問題があった。
そこで本実施の形態では、通信エリア100内に新たなRFIDタグが加わっても、読み取り効率の低下を抑えることを目的とし、RFIDシステム1は、識別情報25bを記憶保持するRFIDタグ2a〜2iと、RFIDタグ2a〜2iそれぞれから識別情報25bを読み取るリーダライタ3とを備え、RFIDタグ2a〜2iは、識別情報25bの読み取りを完了したか否かの情報を保持する読み取り完了フラグ25aと、読み取り完了フラグ25aを初期化したか否かの情報を保持する補助フラグ24と、読み取り完了フラグ25aまたは補助フラグ24を操作する制御部26とを有し、リーダライタ3は、読み取り完了フラグ25aを補助フラグ24の情報に基づいて初期化させる補助リセット命令をRFIDタグ2a〜2iに対して発信する補助リセット命令発信部36を有している構成としている。
制御部26は、読み取り完了フラグ25aを読み取り未完了に初期化したときに、補助フラグ24を初期化を示す情報に操作する構成にしている。また、制御部26は、補助フラグ24が非初期化を示す情報の場合に、補助リセット命令により読み取り完了フラグ25aを初期化する構成としている。
これにより、補助リセット命令を用いることでRFIDタグ2g〜2iの読み取り完了フラグ25aのみ初期化させることが可能となる。このため、通信エリア100内に新たなRFIDタグ2g〜2i(図3)が加わっても、RFIDタグ2a、2d、2fとRFIDタグ2g〜2iのうち、すでに初期化したRFIDタグ2a、2d、2fの読み取り完了フラグ25aを初期化することなく新たなRFIDタグ2g〜2iの読み取り完了フラグ25aのみ初期化でき、すでに読み取りを完了しているRFIDタグ2dを重複して読み取ることはなくなる。これにより、読み取り効率の低下を抑えることができる。
なお、通常の初期化命令(SELECTコマンドなど)を受信した場合には、読み取り完了フラグ25aは読み取り未完了の状態に強制的に操作され、補助フラグ24は非初期化を示す情報に強制的に操作される。
この補助フラグ24は、初期化を示す情報に操作されてから所定時間が経過したときに非初期化を示す情報に切り替る構成としている。
例えば、補助フラグ24は、図4に示すように、時間Tで初期化を示す情報(例えば、「1」の情報)に操作されると、時間Tから所定の時定数に基づいて電圧101が徐々に減衰し、時間Tになったところで電圧がVaとなり、閾値Vaとの比較処理により、非初期化を示す情報に切り替る。
このように、補助フラグ24は、所定時間(T−T)は情報(例えば、「1」の情報)を保持するように動作する。この所定時間としては、RFIDタグ2を読み取るのに十分な時間を設定すればよく、例えば、1(秒)程度にする。また、所定の時定数は、例えば、コンデンサCと抵抗Rによって形成される時定数CRに従って電圧101を減少させる。
このように、補助フラグ24では、所定時間のみ初期化を示す情報を保持し、所定時間が経過すると非初期化を示す情報に切り替る構成としたので、他の場所に設置されているリーダライタ3で、再度、読み取り完了フラグ25aを初期化して識別情報25bを読み取ることができる。
また、制御部26は、読み取り完了フラグ25aの情報を読み取り未完了から読み取り完了に操作したとき、補助フラグ24を初期化を示す情報に操作する構成にしている。これにより、補助フラグ24が所定時間を経過して非初期化を示す情報に切り替っても、読み取り完了直後は、再度、初期化を示す情報に操作することができ、読み取りを完了しているRFIDタグ2を重複して読み取ることはなくなる。これにより、読み取り効率の低下を抑えることができる。
以下、図5および図6を参照しながら、RFIDシステム1の動作について説明する。
図5に示すように、初期化前の状態において、リーダライタ3のアンテナ3aから補助リセット命令が発信されると、通信エリア100内に存在するRFIDタグ2a、2d、2fとRFIDタグ2g〜2iのうち、RFIDタグ2g〜2iの制御部26により読み取り完了フラグ25aが読み取り未完了に操作され、補助フラグ24が初期化を示す情報に操作される。
これにより、図6に示すように、初期化後の状態になり、RFIDタグ2g〜2iの読み取り完了フラグ25aが読み取り未完了である「A」に初期化される。例えば、補助フラグ24が、読み取り未完了情報として、「1」にセットされる。なお、補助フラグ24では、所定時間が経過すると、自動的にフラグが「0」にリセットされる。
この後、リーダライタ3は、アンテナ3aを介して、RFIDタグ2e、2d、2fとRFIDタグ2g〜2iに対してQueryコマンドを発信し、タイムスロットの割り当てと識別情報25bを取得する。そして、リーダライタ3は、以降QueryRepコマンドなどの読み取り命令を順次発信して、RFIDタグ2e、2fとRFIDタグ2g〜2iの識別情報25bを取得する。
以上のように本実施の形態によれば、RFIDシステム1は、識別情報25bを記憶保持するRFIDタグ2a〜2iと、RFIDタグ2a〜2iそれぞれから識別情報25bを読み取るリーダライタ3とを備え、RFIDタグ2a〜2iは、識別情報25bの読み取りを完了したか否かの情報を保持する読み取り完了フラグ25aと、読み取り完了フラグ25aを初期化したか否かの情報を保持する補助フラグ24と、読み取り完了フラグ25aまたは補助フラグ24を操作する制御部26とを有し、リーダライタ3は、読み取り完了フラグ25aを補助フラグ24の情報に基づいて初期化させる補助リセット命令をRFIDタグ2a〜2iに対して発信する補助リセット命令発信部36を有している構成としている。
これにより、補助リセット命令を用いることでRFIDタグ2g〜2iの読み取り完了フラグ25aのみ初期化させることが可能となる。このため、通信エリア100内に新たなRFIDタグ2g〜2i(図3)が加わっても、RFIDタグ2a、2d、2fとRFIDタグ2g〜2iのうち、すでに初期化したRFIDタグ2a、2d、2fの読み取り完了フラグ25aを初期化することなく新たなRFIDタグ2g〜2iの読み取り完了フラグ25aのみ初期化でき、すでに読み取りを完了しているRFIDタグ2dを重複して読み取ることはなくなる。これにより、読み取り効率の低下を抑えることができる。
以上のように本発明によれば、RFIDタグは、識別情報の読み取りを完了したか否かの情報を保持する読み取り完了フラグと、読み取り完了フラグを初期化したか否かの情報を保持する補助フラグと、読み取り完了フラグまたは補助フラグを操作する制御部とを有し、リーダライタは、読み取り完了フラグを補助フラグの情報に基づいて初期化させる補助リセット命令をRFIDタグに対して発信する補助リセット命令発信部を有している構成としたので、補助リセット命令を用いることで初期化されていないRFIDタグの読み取り完了フラグのみ初期化させることが可能となる。
このため、通信エリア内に新たなRFIDタグが加わっても、複数のRFIDタグのうち、すでに初期化したRFIDタグの読み取り完了フラグを初期化することなく新たなRFIDタグの読み取り完了フラグのみ初期化でき、すでに読み取りを完了しているRFIDタグを重複して読み取ることはなくなる。これにより、読み取り効率の低下を抑えることが可能なRFIDシステムとして有用である。
本発明の実施の形態におけるRFIDシステムの概要図 同RFIDシステムの比較例の動作を示す概要図 同RFIDシステムの比較例の他の動作を示す概要図 同RFIDシステムにおけるRFIDタグの補助フラグの動作を説明する概念図 同RFIDシステムの初期化前の動作の概要図 同RFIDシステムの初期化後の動作の概要図
符号の説明
1 RFIDシステム
2a〜2i RFIDタグ
3 リーダライタ
3a アンテナ
4 管理物品
20a タグアンテナ部
20b タグ回路部
21,31 送受信部
22 区分割当部
23 乱数生成部
24 補助フラグ
25,34 メモリ部
25a 読み取り完了フラグ
25b,34a 識別情報
25c 乱数情報
25d スロットカウンタ情報
26,35 制御部
32 区分数指定部
33 衝突数取得部
36 補助リセット命令発信部
100 通信エリア

Claims (5)

  1. 識別情報を記憶保持する複数のRFIDタグと、前記複数のRFIDタグそれぞれから前記識別情報を読み取るリーダライタとを備え、
    前記複数のRFIDタグそれぞれは、前記識別情報の読み取りを完了したか否かの情報を保持する読み取り完了フラグと、前記読み取り完了フラグを初期化したか否かの情報を保持する補助フラグと、前記読み取り完了フラグまたは前記補助フラグを操作する制御部とを有し、
    前記リーダライタは、前記読み取り完了フラグを前記補助フラグの情報に基づいて初期化させる補助リセット命令を前記複数のRFIDタグに対して発信する補助リセット命令発信部を有していることを特徴とするRFIDシステム。
  2. 前記制御部は、前記読み取り完了フラグを読み取り未完了に初期化したときに、前記補助フラグを初期化を示す情報に操作する構成にしたことを特徴とする請求項1に記載のRFIDシステム。
  3. 前記制御部は、前記補助フラグが非初期化を示す情報の場合、前記補助リセット命令により前記読み取り完了フラグを初期化する構成としたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のRFIDシステム。
  4. 前記制御部は、前記読み取り完了フラグの情報を読み取り未完了から読み取り完了に操作したとき、前記補助フラグを初期化を示す情報に操作する構成にしたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のRFIDシステム。
  5. 前記補助フラグの情報は、初期化を示す情報に操作されてから所定時間が経過したときに非初期化を示す情報に切り替る構成としたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のRFIDシステム。
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