JP2002506300A - 対象物の多次元電子識別 - Google Patents

対象物の多次元電子識別

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JP2002506300A
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マーシュ,マイケル,ジョン,カミル
ハドソン,トレバー,メレディス
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トロリー スキャン (プロプリエタリー) リミッテッド
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Abstract

(57)【要約】 予め定めた読取りボリュームを通過する複数のランダムに配置された、対象物をベースとするトランスポンダ(18、20、22)を識別するための識別システムが提供される。読取り装置(10)は、それぞれ異なる偏極を有する複数の問合せ及びエネルギー付与フィールド(29)を前記読取りボリューム内に順次送信するように配置されたマルチ送受信アンテナアレイ(12、14、16)を備えている。各トランスポンダ(12、14、16)は、前記問合せ及びエネルギー付与フィールドの少なくとも1つによって給電されるように配置され、かつ、各トランスポンダは、トランスポンダ(20)の識別信号の送信成功又は不成功を記録し、その記録を当該トランスポンダへの給電がない状態で保持するように構成された短期記憶モジュール(30)を含む。この短期記憶モジュールは、前記読取りボリューム内でエネルギー付与フィールドの1つによる前記トランスポンダへの給電の予想される中断よりも長い保持時間を有する。最小の記憶保持時間は、典型的には、問合せサイクルの間に前記問合せ及びエネルギー付与フィールド(29)の全てを1つずつ順次送信するために要する時間である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 本発明は、対象物(オブジェクト)の多次元電子識別に関する。
【0002】 無線周波数識別システムにおいては、識別すべき物品に取り付けられるトラン
スポンダの形をした複数の対象物の識別性(identity)を読み取り、識別情報をデ
ィスプレイ又はコンピュータ・ネットワークに伝送するために、読取り装置(rea
der)が一般に使用されている。この読取り装置とトランスポンダとの間の通信は
電磁的手段によって行われ、これによって読取り装置と照準の合わないトランス
ポンダでも識別される。常に、複数のトランスポンダはランダムに方向づけられ
ているので、単一のエネルギー偏極を持つ単一の読取り装置がトランスポンダの
全てを検出することは不可能である。単一の読取り装置の放射パターンには、反
射面等からの干渉パターンに起因するヌル(null)又はデッドゾーンも発生する。
【0003】 偏極の相違とヌル又はデッドゾーンに関わる問題は、一般に、エネルギー付与
フィールドにより、通常はそのようなエネルギー付与フィールドが存在する間、
トランスポンダが給電されるという受動型トランスポンダシステムの場合に発生
する。これは、トランスポンダが一旦成功裏に識別されると効果的に不能動化さ
れ、読取りボリューム内の他のトランスポンダからの送信と干渉しないようにす
るシステムの場合に、一層顕著である。このタイプのトランスポンダシステムは
、米国特許第5,751,570号、米国特許第5,124,699号、及びマーシュ他に付与され
た南アフリカ特許第93/6267号に記述されている。
【0004】 マーシュ他に付与された米国特許第5,519,381号には、1つの問合せボリュー ムにおける複数のトランスポンダに給電するために、異なる周波数で少なくとも
2つの異なる問合せ信号を同時に使用するシステムが記述されている。当該異な
る周波数は異なる角度から放射されてもよく、それによって、デッドスポット及
び偏極を補償することができる。ハインリヒ他に付与された米国特許第5,850,18
1号は、ランダムに選択された周波数で電磁フィールドをパルス化することによ り、複数のトラスポンダに変換された電力を供給するシステムについて述べてい
る。その電磁フィールドは、切替工程で生ずるスペクトルノイズを抑制するため
に、周波数変更の間、短時間停止される。複数のトランスポンダは、パルス間で
周波数が切替えられる間、各トランスポンダの作動電圧のレベルを維持するため
にエネルギーの蓄えを使用する。
【0005】 生産コストを低減するためには、トランスポンダの電子部品を単一の集積回路
に組み込む必要がある。その結果、トランスポンダは、エネルギー付与フィール
ドを解除した状態で搭載(オンボード)されるエネルギー貯蔵容量を制限してき
た。貯蔵キャパシタのようなオンボード電源がない場合は、そのようなトランス
ポンダは揮発性を持ち、次の読取りセッションの開始に際してエネルギー付与フ
ィールドが再構築されたとき、特にエネルギー付与フィールドの再構築が先の読
取りセッションの後比較的早く行われたときでさえ、電力をリセットしてしまう
。このため、多重問合せフィールドが利用されている場合は1つのトランスポン ダが誤って何度も読み取られる可能性がある。
【0006】 発明の概要 本発明の第1の態様は、予め定められた読取りゾーンを有する少なくとも1つ
の読取り装置と複数の対象物とを備えた識別システムであって、 前記読取り装置は、前記読取りゾーンに第1の問合せ及びエネルギー付与フィ
ールドを送信する第1の送信手段と、少なくとも1つの対象物からの識別信号を
受信して識別するように構成された受信手段とを含み、 各対象物は前記エネルギー付与フィールドによって給電されるように構成され
、記憶手段と、対象物それ自体を識別する識別信号を前記読取り装置へ送信する
ように構成された送信手段とを含み、前記記憶手段は、前記識別信号の送信成功
又は不成功を記録し、その記録を、前記読取りゾーン内で前記エネルギー付与フ
ィールドによる前記対象物への給電の予想される中断のいずれよりも長い時間、
前記対象物への給電がない状態で保持するように構成される。
【0007】 本発明の好ましい形態では、前記読取り装置は、第2の問合せ及びエネルギー
付与フィールドを送信する第2の送信手段と、問合せサイクル中に前記第1及び
第2の問合せフィールドを順次送信する循環手段とを含み、前記給電の予想され
る中断は、前記問合せサイクル中、前記対象物が給電されない最大可能時間に相
当する。
【0008】 好都合な例では、前記読取り装置が少なくとも3つの送信手段を含む。これら
の送信手段は、少なくとも3つの対応する問合せ及びエネルギー付与フィールド
を、識別すべき複数の対象物が含まれる予め定めたボリュームに送信する。送信
は、当該ボリューム内の対象物の可能な向きと位置の全てをカバーするのに十分
な、種々の偏極軸及び/又は読取り位置を用いて、前記問合せ及びエネルギー付
与フィールドの全てを1つずつ順次送信するために要する時間を含む問合せサイ
クルの時間周期で行われる。
【0009】 一般的に、前記対象物は、問合せ及びエネルギー付与フィールドを受信してい
る間、給電されるだけの受動型トランスポンダである。
【0010】 有利な例において、前記送信手段は、方向付けられ且つ偏極した複数の送信ア
ンテナと、予め定められた周波数の搬送波信号で前記送信アンテナを順次付勢す
るために前記送信アンテナに接続された少なくとも1つの送信機とを具備し、前
記受信手段は、同様に方向付けられ且つ偏極した複数の整合受信アンテナと、前
記複数の対象物からの識別信号を受信するように前記複数の受信アンテナに接続
された少なくとも1つの受信機とを含み、前記読取り装置は、入ってくる識別信
号を処理し復号化するためのプロセッサ手段を備えている。
【0011】 前記循環手段は、好ましくは、前記送信機を前記送信アンテナ間で順次切替え
る第1切替手段と、前記受信機を前記受信アンテナ間で順次切替える第2切替手
段と、前記第1及び第2切替手段を一斉に操作する切替制御ユニットを含み、い
かなる瞬間でも、整合した送信アンテナと受信アンテナが同様に偏極した信号を
送受信するように操作可能である。
【0012】 本発明は、読取り装置により複数の対象物を識別する方法にも及ぶものであり
、この方法は、 問合せサイクルの間、対象物への給電及び問合せをするために、前記読取り装
置から第1の問合せ及びエネルギー付与フィールドを送ること、 前記第1の問合せフィールドに応答して、少なくとも1つの対象物から識別信
号を送信すること、 前記読取り装置で前記識別信号を受信し、該信号が正確に受信されたかどうか
を決定すること、及び 前記対象物においてその識別信号の送信成功又は不成功を記録し、その記録を
前記対象物への給電の予想される中断のどれよりも長い期間、前記対象物への給
電がない状態で保持すること を含む。
【0013】 上記方法は、好ましくは、前記読取り装置から前記第1の問合せ及びエネルギ
ー付与フィールドを送ることにより、前記問合せ及びエネルギー付与サイクルを
開始するステップと、前記問合せサイクル中いかなる問合せフィールドによって
も前記対象物が給電されない最大可能時間に相当する、前記給電の予想される中
断の時間周期で、前記読取り装置から第2の問合せ及びエネルギー付与フィール
ドを送るステップとを含む。
【0014】 有利な例では、識別すべき複数の対象物が含まれる予め定めたボリュームに多
重問合せフィールドが送信される。送信は、当該ボリューム内の対象物の可能な
向きと位置の全てをカバーするのに十分な、種々の偏極軸及び/又は読取り位置
を用いて、前記問合せ及びエネルギー付与フィールドの全てを1つずつ順次送信
するために要する時間を少なくとも含む最大可能時間周期で行われる。
【0015】 前記方法は、少なくとも前記問合せサイクルの期間中、送信成功を保存した記
録を使用して前記識別信号の次の送信を阻止するステップと、前記問合せサイク
ルの期間中、送信不成功を保存した記録を使用して前記識別信号の次の送信を許
可するステップとを含む。
【0016】 好都合には、前記問合せフィールドは、前記問合せ及びエネルギー付与サイク
ルの間、順次循環され、各対象物は、エネルギー付与フィールドによってエネル
ギー付与されている間、給電されるだけであり、前記記憶手段は、送信成功の記
録を保持する限り、前記問合せサイクル中に受信するその後の問合せフィールド
によって再充電されるように構成されている。
【0017】 本発明の別の観点によれば、予め定められた読取りゾーンを有する少なくとも
1つの読取り装置と複数の対象物ベースのトランスポンダとを備えた識別システ
ムのための受動型トランスポンダが提供される。このトランスポンダは、前記読
取り装置からの複数のエネルギー付与フィールドのうちの少なくとも1つによっ
て、問合せサイクルの間に給電され且つ問合されるように構成されると共に、リ
セット可能な短期記憶手段と、トランスポンダそれ自体を識別するための識別信
号を前記読取り装置へ送信するように構成された送信手段とを含み、前記記憶手
段は、前記識別信号の送信成功又は送信不成功を記録し、その記録を、前記問合
せサイクル中、前記読取りゾーン内の前記対象物への給電の予想される中断のど
れよりも長い時間、エネルギー付与フィールドを介する前記対象物への給電がな
い状態で保持するように構成されている。
【0018】 前記短期記憶手段は、好ましくは、前記識別信号の送信成功を記録し、少なく
とも前記問合せサイクルの持続している間、前記識別信号の次の送信を阻止する
ためにその記録を保持するように作動する。
【0019】 前記トランスポンダは、好都合には、給電及び問合せフィールドを受信してい
る間だけ前記トランスポンダを作動させる給電信号を生成するためのオンボード
給電手段を含む。
【0020】 前記トランスポンダは、一般的には、前記短期記憶手段に接続された制御論理
回路を含み、前記短期記憶手段は、前記制御論理回路からのメモリ設定信号に応
答し、前記制御論理手段は、前記短期記憶手段からのメモリ状態信号に応答し、
前記メモリ設定信号は、前記識別信号の送信成功に応じて前記制御論理回路によ
って生成され、前記メモリ状態信号は、前記制御論理回路を介して、前記期間、
前記トランスポンダが前記識別信号を引き続いて送信するのを阻止するように構
成される。
【0021】 前記短期記憶手段は、前記期間に比例した所定の時定数を有するRC回路と、
前記RC回路からの信号を入力し且つ前記メモリ状態信号を出力するコンパレー
タ手段とを含み、前記メモリ状態信号は、前記RC回路からの信号がある基準値
以下に下がったとき状態を変更するように構成される。
【0022】 前記メモリ設定信号は、好都合には、問合せサイクル中、前記トランスポンダ
が問合せ信号を介して給電される毎に生成され、少なくとも、前記トランスポン
ダへの給電がなくなると直ちに開始する期間中、前記識別信号の送信を阻止する
ものとする。
【0023】 前記制御論理回路は、一般的には、前記メモリ状態信号に応答するラッチ手段
を含み、該ラッチ手段は、前記識別信号の送信成功に応答して前記メモリ設定信
号を生成するように構成され、且つ前記メモリ状態信号が短期メモリのセット状
態を示している間、前記トランスポンダの出力を不能にするように構成される。
【0024】 実施の形態 図1は、3つの八木アンテナ12、14及び16を備えた読取り装置又はイン
タロゲータ10を示している。これらのアンテナは、異なる方向に向けられたト
ランスポンダ18、20及び22が、前記アンテナの少なくとも1つの実効読取
り範囲又はエネルギー付与フィールド内に入るように、配置されている。アンテ
ナ12は水平方向に偏極し、且つX軸24に沿って配置され、アンテナ14は水
平方向に偏極し、且つY軸26に沿って配置され、アンテナ16は垂直方向に偏
極し、且つY軸26に沿って配置されている。Z軸28は、この書面に垂直に伸
びている。トランスポンダ18はX軸24に沿って、トランスポンダ20はY軸
26に沿って、トランスポンダ22はZ軸28に沿って、それぞれ置かれている
。アンテナ12の実効問合せフィールド又は読取り範囲は、楕円形の軌跡29で
表わされる。実効読取り範囲は、読取りアンテナ12に対して正確なアンテナ偏
極を持ついかなるトランスポンダも、その回路への供給電力として十分なエネル
ギーを集めることができる範囲として定義される。従って、トランスポンダ18
は、アンテナ14によって放射されたエネルギー付与フィールドからエネルギー
を受け取る。同様に、トランスポンダ20はアンテナ12から、トランスポンダ
22はアンテナ16から受け取る。これらのアンテナの位置関係、アンテナの偏
極、そしてアンテナの数も、トランスポンダを用いる特定の応用に依存する。上
記3つのアンテナは、3つの問合せフィールドを発生するように配置され、それ
らの組合せにより、トランスポンダを通過させる所定の3次元問合せボリューム
を規定する。
【0025】 読取り装置10は、3つのアンテナ12、14、16の相互間で問合せフィー
ルドを循環させる。各アンテナは、それ自体の送信器及び受信器を持つことがで
きる。或いは、読取り装置が、アンテナ間の切替を行うRFスイッチを用いるこ
とができる。電磁フィールドの周波数は各アンテナで同一であるのが好ましいが
、各アンテナで異なっていてもよい。読取りサイクルの長さは、各トランスポン
ダ内の短期記憶素子の記憶保持時間によって決められる。
【0026】 図2は、このような短期記憶素子30の概略回路図を示している。トランスポ
ンダが十分長い時間給電されないと、キャパシタCは電荷を持たない。トランス
ポンダへの給電が始められたとき、キャパシタCにかかる電圧はVrefより低いの
で、メモリ状態信号としてのコンパレータU1の出力32はL(低)である。供
給電力の増大に伴い、入力切替制御ライン34上のメモリ設定信号が上昇してい
く。メモリ状態信号がLのとき、トランスポンダロジック(論理回路)35は、
トランスポンダが保存したデータを送信可能とする。また、トランスポンダロジ
ック35は、制御ライン34上のメモリ設定信号をH(高)に保持する。
【0027】 トランスポンダは、そのプロトコルに従って自身のコードを送信する。トラン
スポンダが自身の識別信号を成功裏に送信した場合、及び/又は読取り装置がそ
れを成功裏に読取った場合、トランスポンダは自身のプロトコルによって定義さ
れた方法を用いて非応答状態に置かれる。トランスポンダロジック35は、前記
メモリ設定信号を低くすることにより、レジスタR1を介してトランジスタQ1
をオンにする。このため、キャパシタCは、トランジスタQ1、ダイオードD1
及びレジスタR2を介して充電される。キャパシタCは、ダイオードD1及びト
ランジスタQ1を介して、電圧V+より電圧降下分低い電圧に充電される。これ
はVrefよりも高いので、コンパレータU1の出力が生ずる。この出力32で示さ
れるメモリ状態信号は高いので、トランスポンダロジック35は蓄積されたデー
タの送信を不可とする。
【0028】 電力が短時間除かれると、トランスポンダ回路は機能を停止する。キャパシタ
Cは、レジスタR3によって徐々に放電される。キャパシタCの電圧が依然とし
てVrefより高い状態で、電力が再び供給されたとき、出力32は依然としてHで
、トランスポンダロジック35は、トランスポンダがデータを送信するのを不可
としている。また、トランスポンダロジック35は、入力制御ライン34上のメ
モリ設定信号を低くすることでキャパシタCを再び充電する。しかしながら、キ
ャパシタCの電圧がVref以下に落ちた後に電力が再供給されたときは、メモリ状
態信号が低いので、トランスポンダロジック35はトランスポンダのデータを再
度送信可能とする。メモリ設定信号が高く保持されることで、キャパシタCは再
び充電されなくなる。
【0029】 キャパシタC及びレジスタR3の時定数は、Vrefになるまで放電するのに読取
りサイクル時間よりも長い時間、通常2秒かかるように設定されているが、例え
ば5秒以内にVref以下まで放電したならば、再びトランスポンダからの読取りが
可能になる。キャパシタCは5pFの標準値を持ち、レジスタR3はITΩの値 を持つ。損失FETトランジスタのようなIC等価抵抗素子を用いるのが適切で
あろう。読取りサイクルの時間は、読取り装置又はインタロゲータ10が全問合
せサイクルを通じて循環するのに要する時間であり、全問合せサイクルにおいて
は、3つのアンテナ12、14及び16の全てが、相互に異なる向きに配置され
た複数のトランスポンダを通過するような問合せボリュームをカバーするように
順次作動する。キャパシタCの小さな値は、キャパシタCが比較的小さい領域を
占めていることを意味する。それ故、短期記憶素子全体をトランスポンダ回路の
他の部分と共に単一の集積回路に集積することができる。
【0030】 図3は、読取り装置からのエネルギー付与又は問合せフィールドの循環する信
号波形を示す。波形12Aは、アンテナ12のエネルギー付与フィールドを示し
、波形14Aは、アンテナ14のエネルギー付与フィールドを示し、波形16A
は、アンテナ16のエネルギー付与フィールドを示している。エネルギー付与フ
ィールドは、初めにアンテナ12を起動する。時間Tcyc/3後、アンテナ12をオ
フにしてアンテナ14を起動し、更に時間2Tcyc/3後、アンテナ14をオフにし てアンテナ16を起動し、その後、再びアンテナ12を起動する。こうして循環
が行われる。読取り装置が全アンテナを循環する時間は、Tcycで与えられる。波
形18Aは、トランスポンダ18を作動させる動作電圧を示す。このトランスポ
ンダ18は、アンテナ14のエネルギー付与フィールドからエネルギーを第1に
受け取るように位置決めされている。符号40で示すように、アンテナ14のエ
ネルギー付与フィールド14A1が生起すると、トランスポンダ18のアンテナ
はエネルギー付与フィールドからエネルギーを集め、エネルギー付与フィールド
を整流して平滑化し、このトランスポンダの動作電圧41を生成する。符号42
で示すように、アンテナ14のエネルギー付与フィールドがなくなると、トラン
スポンダ18の動作電圧41は直ちにゼロに落ちる。
【0031】 波形18Bは、トランスポンダ18用のキャパシタCにおける電圧を示してい
る。キャパシタCは充電されていないので、トランスポンダ18は初め応答状態
にあり、そのデータを読取り装置に送信できる。符号44の時点でトランスポン
ダ18は読取り装置によって成功裏に読取られ、非応答状態になる。キャパシタ
Cは充電され、その結果、このトランスポンダはデータを前記読取り装置に送信
できない。46で、動作電圧がゼロに落ちると、キャパシタCは時定数R3Cに
よって決定される速度で放電を始める。前記読取り装置が他の2つのアンテナ1
6及び12を通って循環してから、トランスポンダ18には波形14A2を介し
て電力が再び供給される。キャパシタCにおける電圧は依然としてVrefよりも高
い。48において、動作電圧が上昇することにより、キャパシタCは再び充電さ
れる。このようにして、前記トランスポンダは非応答状態で維持される。もし、
エネルギー付与フィールドがTcycよりも長い時間除外されているなら、キャパシ
タCは、更に放電を続け、その電圧がVref以下にまで低下する。破線で示すよう
に、時間Tcyc+T2の時点である符号49の時点でVref以下になる。その後にエネ ルギー付与フィールドが再び加えられると、このトランスポンダはそのデータを
再び送信可能になっている。符号49Aで示すように、R3Cの出力電圧よりも
Vrefの方が高いからである。Tcycすなわち読取りサイクル時間は、各問合せパル
スの持続時間が1秒であることから、一般的に3秒である。
【0032】 図面において、Tretは応答装置の記憶保持時間である。これは、符号46の時
点、すなわち、アンテナ14の第1エネルギー付与フィールドが解除されて、ト
ランスポンダ18の動作電圧41がゼロに低下する時点で開始し、時軸上の点4
9まで続く。この例では、Tret = 2/3Tcyc + T2である。より一般的には、N個の
異なるアンテナから順次送信されているN個の問合せフィールドの場合、各問い 合わせフィールドは互いに重複せず、同一時間Tだけ継続するならば、サイクル
時間Tcyc =nTであり、理論上の最小保持時間Tret = T (n-1) である。時間が同
一でない場合は、理論上の最小保持時間は、より短い持続時間を有する問合せフ
ィールドの最小送信時間分短い総サイクル時間と等しくなる。回路素子の値の変
動や温度変化等を許容するために、時間T2のような付加時間を理論上の最小記憶
保持時間に加えて、短期メモリの時定数が計算される。より一般的に表現すれば
、許容される最小保持時間は、少なくとも、トランスポンダが読取りゾーンを通
過するときに問合せサイクル内のどの問合せフィールドもトランスポンダに電力
を供給しない最大可能時間である。この実施例では、この不能動化されたトラン
スポンダに再び送信を許可するのに充分なキャパシタCの放電時間は、一般に3.
5秒から5秒の範囲である。
【0033】 上述した3つのアンテナを持つ読取り装置は、スーパーマーケットのトロリー
の内容物を読取るというような利用に適している。スーパーマーケットのトロリ
ーでは、購入された各製品がトランスポンダを組み込んでいる。精算カウンタで
は、このトロリーは、図1に示した方法で、3つ又はそれ以上の問合せフィール
ドを発生させるように配置された3本又はそれ以上のアンテナによって生成され
た問合せボリュームの中を通過させられる。一般的に、3つのフィールドは相互
に直角である。このトロリーの中にランダムに並べられたトランスポンダは、一
般的にはX軸、Y軸、Z軸のいずれともそれぞれ整合していないが、偏極した信
号の1つを受信するのに最適な整合軸を必ず有している。更に詳細には、各アン
テナの整合軸は、このトランスポンダによって受信される特定の偏極した問合せ
信号を決定する主ベクトルにより、X軸、Y軸、Z軸の各ベクトルに分解できる
。多くの場合、特に、あるトランスポンダが2以上の問合せフィールドに接近す
るか或いはトランスポンダが2以上の問合せフィールドに応答するような対角線
方向を持つ場合、短期記憶素子30がなければ、当該トランスポンダは、1回の
問合せサイクル中に2度読取られる可能性がある。このように、この短期記憶素
子30は、ある特定のサイクル中に1つのトランスポンダが種々の問合せフィー
ルドによってエネルギーを付与されたりエネルギーを除去されたとしても、その
特定のサイクル中にそのトランスポンダが1度だけ読取られることを確実にして
いる。
【0034】 図4に示すように、金属製の箱型トラック50の内部を走査するための使用例
では、金属壁により反射されたエネルギー信号と本来のエネルギー信号とが干渉
して、トラック50内に低エネルギーゾーンを生じさせる。アンテナ52及び5
4はそれぞれ、低エネルギーゾーン56及び58を持つ。これらのゾーンは、ア
ンテナの位置に依存し、異なる位置に配置されたアンテナに対して異なるものと
なる。この読取り中に異なるアンテナの組を切り替えていくことで、1回の読取
りサイクルを完了するのに要する時間が前記短期記憶素子の記憶保持期間よりも
短い限り、この読取り装置は、このトラックの全内容物をエネルギー付与フィー
ルドで充分に解明できる。また、このシステムは、1つの読取り装置自体の範囲
よりも大きいボリュームを占めている複数の物品を、そのボリュームの外側周囲
に複数の読取りアンテナを置き、その読取り装置が1つの読取りサイクル内で全
てのアンテナから走査することにより、読取るのに用いることができる。
【0035】 そのボリュームを囲むこれらのアンテナは、そのボリュームの周囲で走査して
もよく、また、そのボリューム内でランダムに方向付けられた複数のトランスポ
ンダを効果的にカバーするため、予め定められたパスに沿って回転又は移動して
もよい。極端な例だが、単一の送信/受信アンテナ又は送信/受信アンテナの1
組をそのボリュームの周囲で走査するか、或いはその逆に走査してもよい。
【0036】 図5を参照すると、代表的な読取り装置又はインタロゲータ10のブロック図
が示されている。送信アンテナ12Bと受信アンテナ12Cは、向き及び偏極が
同じであり、送信アンテナ14B及び16Bとそれぞれ対応する受信アンテナ1
4C及び16Cもまた同様である。送信器62は、915 MHzの標準動作周波数 で搬送波信号を与える。送信器62の出力は、送信スイッチ64により送信器ア
ンテナ12B、14B及び16Bとの間で切り換えられる。そのスイッチがセッ
トされるアンテナは、電磁問合せ又はエネルギー付与フィールドとしての搬送波
信号を放射し、この電磁問合せ又はエネルギー付与フィールドは、アンテナに関
連するトランスポンダの向きに従って、トランスポンダ18、20及び22のう
ちの1つ以上を起動するために用いられる。トランスポンダは、後方散乱変調を
用いて通信するが、その変調信号は、どのアンテナが放射中であるかにより、対
応する受信アンテナ12C、14C、16Cのうちの1つによって受信される。
受信スイッチ66は、受信信号を受信アンテナから受信器68へ送る。この受信
器は受信信号をプロセッサ70に送り、該プロセッサは入ってきたデータを復号
化する。スイッチ制御ユニット72はプロセッサ70によって制御され、更に、
送信スイッチ64と受信スイッチ66の両方を同時に制御するように構成されて
いる。従って、送信スイッチ64が送信アンテナ12Bを介して送信するように
セットされると、受信スイッチ66は、対応する受信アンテナ12Cが受信器に
接続されるように同時にセットされる。復号化されたデータは、プロセッサ70
により、通信リンク74を介してコンピュータ75へ送信される。
【0037】 図6は、標準的なトランスポンダ20の概略ブロック図である。トランスポン
ダのデータ又はコードは、データメモリモジュール80に格納される。アンテナ
82は、エネルギー付与フィールド29からエネルギーを集める。無線周波数(R
F)モジュール84は、集められたエネルギーを整流し、キャパシタ86を用いて
フィルタリングすることで、エネルギー付与フィールドが作動している時間、ト
ランスポンダ回路にDC動作電圧を与える。キャパシタは約5pFの値を持つが、 この値は小さいため、エネルギーフィールドが除去された後トランスポンダを起
動し続けることができない。トランスポンダが読取り装置に接近すると、ツェナ
ーダイオード88或いは同様な素子から成る過電圧保護装置が動作電圧を制限す
る。発振器90は、トランスポンダ回路にクロック信号92を与える。
【0038】 トランスポンダに最初にパワーが供給されると、「読取り成功」ラッチ94が
クリアされ、メモリ設定信号34Aを生じさせる。短期記憶素子30内のキャパ
シタCの電圧はゼロで、メモリ状態信号32AがLであるから、「読取り成功」
ラッチ94はクリアされた状態を維持する。「読取り成功」ラッチ94の出力は
Lであり、ラッチ94からのエネーブル信号99により、マンチェスタ・エンコ
ーダ98の出力が可能化される。
【0039】 擬似乱数発生器100は、ランダムな遅延時間を計る。この遅延時間が終わる
と、擬似乱数発生器100はトリガ信号102を制御ロジック35へ送る。これ
により、制御ロジックは、次のようにしてトランスポンダのデータ送信を始める
。すなわち、制御ロジック35は、移動クロック信号104をデータメモリ80
に送信し、データメモリ80は、その内部からデータ106を順次出力する。マ
ンチェスタ・エンコーダ98では、データ106とクロック信号92との排他的
論理和が演算される。このマンチェスタ・エンコーダ98の出力は、変調器10
8を駆動する。変調器108は、アンテナの負荷を変化させることにより、マン
チェスタ・エンコーダでコード化されたトランスポンダデータで、アンテナから
の後方散乱を変調させる。全てのトランスポンダデータが送信されると、制御ロ
ジック35は移動クロック104を停止する。
【0040】 読取り装置10は、このトランスポンダの識別データを成功裏に受信してデコ
ードできると、読取りが成功したことをプロトコルを用いて前記トランスポンダ
に送信する。或いは、この読取り装置からの「割込み」信号がないことにより、
トランスポンダ識別信号が成功裏に送信されたことを「伝える」ようにしてもよ
い。こうして識別信号が成功裏に送信且つ受信されたことにより、「読取り成功
」ラッチ94がセットされる。この「読取り成功」ラッチ94のセットによって
、メモリ設定信号34AがLになるので、キャパシタCが充電される。「読取り
成功」ラッチ94の出力が生ずることにより、マンチェスタ・エンコーダの出力
を不可とし、前記トランスポンダがそのデータを再度送信することを阻止する。
【0041】 エネルギー付与フィールドが短時間除去された後再び供給されるならば、「読
取り成功」ラッチ94の前記状態は失われる。しかしながら、短期記憶素子30
のキャパシタCはまだ充電されている。前記パワーが再び供給されたとき、キャ
パシタCの電荷により、メモリ状態信号32Aが発生して、「読取り成功」ラッ
チ94をセットする。これで「読取り成功」ラッチ94の出力が生じ、マンチェ
スタ・エンコーダの出力を不可とし、前記トランスポンダがそのデータを送信す
ることを阻止する。また、メモリ設定信号34AがLになるので、キャパシタC
は再び充電される。こうしてトランスポンダに対する電力供給を短時間除去する
ことができ、かつ、このトランスポンダは成功裏に読取りされたことを「覚えて
いる」。
【0042】 本発明の主な利点の1つは、エネルギー付与フィールドから全てのエネルギー
を導出し、そのエネルギー付与フィールドによってエネルギーを与えられる時間
作動するだけの受動型トランスポンダの寸法上の利点が保持されることである。
その結果、前記キャパシタ86は、前記トランスポンダがエネルギーを与えられ
ている時間、単にDC電圧を供給する平滑機能を実行するだけの大きさに縮小さ
れる。前記短期メモリの記憶条件も、1回の問合せサイクルの間、短期メモリが
成功裏に読取られたかどうかさえ記憶すればよい程度まで減少される。その問合
せサイクルの間、この短期メモリは、前記トランスポンダが、このタイプのトラ
ンスポンダと関連付けられたパワーオン・リセット信号に応答するのを、効果的
に阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 読取り装置と、この読取り装置から送られた問合せフィールド内にあって相互
に異なる方向に向けられた3つのトランスポンダとを示す図。
【図2】 各トランスポンダの一部分を形成している短期記憶素子の回路図。
【図3】 複数の問合せサイクルと一のトランスポンダにおける短期記憶素子からの代表
的応答とを示す一連の信号波形図。
【図4】 本発明の方法を用いてトラックの内部を走査するときにヌルを回避する方法を
示す図。
【図5】 本発明の読取り装置の概略ブロック図。
【図6】 本発明のトランスポンダの概略ブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ハドソン,トレバー,メレディス 南アフリカ,2194,ランドバーグ,ランド パークエクステンション 4,6 スラン グコップ アベニュー Fターム(参考) 5B035 BB09 CA11 CA23 5B058 CA17 5B072 CC06 CC39 5J070 AD02 AF03 AK15 BC06 【要約の続き】 (29)の全てを1つずつ順次送信するために要する時 間である。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の読取りゾーンを規定する少なくとも1つの読取り装置と複数の対象物と
    を備えた識別システムであって、 前記読取り装置は、前記読取りゾーンに第1の問合せ及びエネルギー付与フィ
    ールドを送信する第1の送信手段と、少なくとも1つの対象物からの識別信号を
    受信して識別するように構成された受信手段とを含み、 各対象物は、前記エネルギー付与フィールドによって給電されるように構成さ
    れると共に、記憶手段と、対象物それ自体を識別する識別信号を前記読取り装置
    へ送信するように構成された送信手段とを含み、前記記憶手段は、前記識別信号
    の送信成功又は不成功を記録し、その記録を、前記読取りゾーン内における前記
    エネルギー付与フィールドによる前記対象物への給電の予想される中断のいずれ
    よりも長い時間、前記対象物への給電がない状態で保持するように構成されてい
    ることを特徴とする識別システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の識別システムにおいて、前記読取り装置は、第2の問合せ及び
    エネルギー付与フィールドを送信する第2の送信手段と、問合せサイクルの間、 前記第1及び第2の問合せフィールドを順次送信する循環手段とを含み、前記 給電の予想される中断は、前記問合せサイクル中に前記対象物が給電されない最
    大可能時間に相当することを特徴とする識別システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の識別システムにおいて、前記読取り装置は少なくとも3つの送
    信手段を含み、これらの送信手段は、前記問合せサイクルの間、識別すべき複数
    の対象物が含まれる予め定めたボリュームの中に、少なくとも3つの夫々対応す
    る問合せ及びエネルギー付与フィールドを、当該ボリューム内の対象物の可能な
    向きと位置の全てをカバーするのに十分な、互いに異なる複数の偏極軸及び/又
    は読取り位置を用いて、前記問合せ及びエネルギー付与フィールドの全てを1つ
    ずつ順次送信するために要する時間を含む問合せサイクルの時間周期で、送信す
    るように構成されていることを特徴とする識別システム。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3記載の識別システムにおいて、前記対象物は、問合せ及びエネ
    ルギー付与フィールドを受信している間給電されるだけの受動型トランスポンダ
    であることを特徴とする識別システム。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれか記載の識別システムにおいて、前記送信手段は、方
    向付けられ且つ偏極した複数の送信アンテナと、予め定められた周波数の搬送波
    信号で前記送信アンテナを順次付勢するために前記送信アンテナに接続された少
    なくとも1つの送信機とを具備し、前記受信手段は、同様に方向付けられ且つ偏
    極した複数の整合受信アンテナと、前記複数の対象物からの識別信号を受信する
    ように前記複数の受信アンテナに接続された少なくとも1つの受信機とを含み、
    前記読取り装置は、入ってくる識別信号を処理し復号化するためのプロセッサ手
    段を備えていることを特徴とする識別システム。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の識別システムにおいて、前記循環手段は、前記送信機を前記送
    信アンテナ間で順次切替える第1切替手段と、前記受信機を前記受信アンテナ間
    で順次切替える第2切替手段と、前記第1及び第2切替手段を一斉に操作する切
    替制御ユニットを含み、いかなる瞬間でも、整合した送信アンテナと受信アンテ
    ナが同様に偏極した信号を送受信するように操作可能であることを特徴とする識
    別システム。
  7. 【請求項7】 読取り装置により複数の対象物を識別する方法であって、 1回の問合せサイクルの間に、対象物への給電及び問合せをするために、前記
    読取り装置から第1の問合せ及びエネルギー付与フィールドを送ること、 前記第1の問合せフィールドに応答して、少なくとも1つの対象物から識別信
    号を送信すること、 前記読取り装置で前記識別信号を受信し、該信号が正確に受信されたかどうか
    を決定すること、及び 前記対象物においてその識別信号の送信成功又は不成功を記録し、その記録を
    前記対象物への給電の予想される中断のいずれよりも長い時間、前記対象物への
    給電がない状態で保持すること を含む方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の方法において、前記読取り装置から前記第1の問合せ及びエネ
    ルギー付与フィールドを送ることにより、前記問合せ及びエネルギー付与サイク
    ルを開始するステップと、前記問合せサイクル中いかなる問合せフィールドによ
    っても前記対象物が給電されない最大可能時間に相当する、前記給電の予想され
    る中断の時間周期で、前記読取り装置から第2の問合せ及びエネルギー付与フィ
    ールドを送るステップとを含む方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の方法において、多重問合せフィールドが、識別すべき複数の対
    象物が含まれる予め定めたボリューム内に当該ボリューム内の対象物の可能な向
    きと位置の全てを事実上カバーするのに十分な、種々の偏極軸及び/又は読取り
    位置を用いて、少なくとも前記問合せ及びエネルギー付与フィールドの全てを1
    つずつ順次送信するために要する時間を少なくとも含む最大可能時間周期で、送
    信されることを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 請求項7乃至9のいずれか記載の方法において、少なくとも前記問合せサイク
    ルが持続している間、前記保存した送信成功の記録を使用して前記識別信号の次
    の送信を阻止するステップと、前記問合せサイクルの間、前記保存した送信不成
    功の記録を使用して前記識別信号の次の送信を許可するステップとを含む方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の方法において、前記複数の問合せフィールドは、前記問合せ
    及びエネルギー付与サイクルの間順次循環され、各対象物は、エネルギー付与フ
    ィールドによってエネルギー付与されている間、給電されるだけであり、前記記
    憶手段は、前記送信成功の記録を保持する限り、前記問合せサイクル中に受信す
    るその後の問合せフィールドによって再充電されるように構成されている方法。
  12. 【請求項12】 予め定められた読取りゾーンを有する少なくとも1つの読取り装置と複数の対
    象物ベースのトランスポンダとを備えた識別システムのための受動型トランスポ
    ンダであって、前記読取り装置からの複数のエネルギー付与フィールドのうちの
    少なくとも1つによって、問合せサイクルの間に給電され且つ問合されるように
    構成されると共に、リセット可能な短期記憶手段と、トランスポンダそれ自体を
    識別するための識別信号を前記読取り装置へ送信するように構成された送信手段
    とを含み、前記記憶手段は、前記識別信号の送信成功又は送信不成功を記録し、
    その記録を、前記問合せサイクル中、前記読取りゾーン内の前記対象物への給電
    の予想される中断のいずれよりも長い時間、エネルギー付与フィールドを介する
    前記対象物への給電がない状態で保持するように構成されているトランスポンダ
  13. 【請求項13】 請求項12記載のトランスポンダにおいて、前記短期記憶手段は、前記識別信
    号の送信成功を記録し、少なくとも前記問合せサイクルの持続している間、前記
    識別信号の次の送信を阻止するためにその記録を保持するように作動するトラン
    スポンダ。
  14. 【請求項14】 請求項12又は13記載のトランスポンダにおいて、給電及び問合せフィール
    ドを受信する期間だけ前記トランスポンダを作動させる給電信号を生成するため
    のオンボード給電手段を含むトランスポンダ。
  15. 【請求項15】 請求項14記載のトランスポンダにおいて、前記短期記憶手段に接続された制
    御論理回路を含み、前記短期記憶手段は、前記制御論理回路からのメモリ設定信
    号に応答し、前記制御論理手段は、前記短期記憶手段からのメモリ状態信号に応
    答し、前記メモリ設定信号は、前記識別信号の送信成功に応じて前記制御論理回
    路によって生成され、前記メモリ状態信号は、前記制御論理回路を介して、前記
    期間、前記トランスポンダが前記識別信号を引き続いて送信するのを阻止するよ
    うに構成されるトランスポンダ。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のトランスポンダにおいて、前記短期記憶手段は、前記期間に
    比例した所定の時定数を有するRC回路と、前記RC回路からの信号を入力し且
    つ前記メモリ状態信号を出力するコンパレータ手段とを含み、前記メモリ状態信
    号は、前記RC回路からの信号がある基準値以下に下がったとき状態を変更する
    ように構成されるトランスポンダ。
  17. 【請求項17】 請求項15又は16記載のトランスポンダにおいて、前記メモリ設定信号は、
    問合せサイクル中、前記トランスポンダが問合せ信号を介して給電される毎に生
    成され、少なくとも、前記トランスポンダへの給電がなくなると直ちに開始する
    期間中、前記識別信号の送信を阻止するものとするトランスポンダ。
  18. 【請求項18】 請求項17記載のトランスポンダにおいて、前記制御論理回路は、前記メモリ
    状態信号に応答するラッチ手段を含み、該ラッチ手段は、前記識別信号の送信成
    功に応答して前記メモリ設定信号を生成するように構成され、且つ前記メモリ状
    態信号が短期メモリのセット状態を示している間、前記トランスポンダの出力を
    不能にするように構成されるトランスポンダ。
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