JP2010085003A - 空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーシング2内に配設されたターボファン17により前面側から吸い込んだ空気を半径方向に吹き出し、該空気をケーシング2に設けられている吹き出し口7,9から該吹き出し口7,9に配設されている複数枚の縦ルーバ27,28を介して室内へと吹き出す空気調和機1において、縦ルーバ27のうち、吹き出し口7の長手方向のターボファン17から吹き出される空調風Aの方向と縦ルーバ27との交差角が大きくなる一側部位または両側部位に配設されている縦ルーバ27Bの吹き出し方向長さL2が、吹き出し口7の中央部位に配設されている縦ルーバ27Aの吹き出し方向長さL1よりも長くされている。
【選択図】図2
Description
すなわち、本発明にかかる空気調和機は、ケーシング内に配設されたターボファンを介して、前記ケーシングの前面側から吸い込んだ空気を半径方向に吹き出し、該空気を前記ケーシングに設けられている吹き出し口から該吹き出し口に配設されている複数枚の縦ルーバにより整流して室内へと吹き出す空気調和機において、前記縦ルーバのうち、前記吹き出し口の長手方向の少なくとも前記ターボファンから吹き出される空調風の方向と前記縦ルーバとの交差角が大きくなる一側部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さが、前記吹き出し口の中央部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さよりも長くされていることを特徴とする。
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について、図1ないし図4を用いて説明する。
図1には、本発明の第1実施形態に係る空気調和機のターボファンの回転中心を通る縦断面図が示され、図2には、そのターボファンおよび上部吹き出し口側の縦ルーバの配設位置付近における縦断面図が示されている。空気調和機1としては、上下2方向吹き出しタイプの床置き形空気調和機の例が示されており、該空気調和機1は、ベース3と前面パネル4とによって構成された横長長方形状のケーシング2を備えている。
空気調和機1の運転開始によりターボファン17が回転されると、室内の空気が吸い込み口5から吸い込みグリル6を介してケーシング2内に吸い込まれる。この空気は、エアーフィルタ11で塵埃が除去された後、室内熱交換器12を通過する過程で冷媒と熱交換されることによって冷却または加熱され、その下流側に設けられているベルマウス14により案内されてベル形状の吸い込み口16からターボファン17に吸い込まれる。
上部吹き出し口7は、水平方向に長くされており、ターボファン17から上部吹き出し口7に向って吹き出される空調風Aの角度は、上部吹き出し口7の長手方向位置によって異なる。縦ルーバ27は、この空調風Aの向きを整流し、上部吹き出し口7に対して直角方向前方、あるいは左方向または右方向に向けて吹き出すように機能する。この際、ターボファン17から吹き出される空調風Aの吹き出し角度の関係から、上部吹き出し口7の長手方向の両側部位に配設されている縦ルーバ27Bの整流効果を高くしないと、長手方向において均一な整流効果が得られない。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態では、上記した第1実施形態に対して、縦ルーバ27のうち、上部吹き出し口7の長手方向の少なくともターボファン17から吹き出される空調風Aの方向と縦ルーバ27との交差角が大きくなる一側部位に配設されている縦ルーバ27Bのみの吹き出し方向長さを長くしている点が異なる。その他の点については、第1実施形態と同様であるので説明は省略する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。
上記第1および第2実施形態では、上部吹き出し口7に配設されている縦ルーバ27について、中央部位に配設される縦ルーバ27Aと、両側部位または空調風Aの方向と縦ルーバ27との交差角が大きくなる一側部位に配設される縦ルーバ27Bとの吹き出し方向長さL1,L2を異なる長さとし、下部吹き出し口9に配設されている複数枚の縦ルーバ28については、すべて同一長さのルーバとしている。これは、導風路24の距離が導風路23の距離に比べて長く、縦ルーバ28とターボファン17との間に一定の距離を確保できることから、縦ルーバ28の吹き出し方向長さを縦ルーバ27Bの長さよりも若干長めに設定し、全体として整流効果を高めるようにするためである。
2 ケーシング
7 上部吹き出し口
9 下部吹き出し口
17 ターボファン
27 縦ルーバ
27A 中央部位に配設される縦ルーバ
27B 一側部位または両側部位に配設される縦ルーバ
28 縦ルーバ
L1 縦ルーバ27Aの長さ
L2 縦ルーバ27Bの長さ
Claims (6)
- ケーシング内に配設されたターボファンを介して、前記ケーシングの前面側から吸い込んだ空気を半径方向に吹き出し、該空気を前記ケーシングに設けられている吹き出し口から該吹き出し口に配設されている複数枚の縦ルーバにより整流して室内へと吹き出す空気調和機において、
前記縦ルーバのうち、前記吹き出し口の長手方向の少なくとも前記ターボファンから吹き出される空調風の方向と前記縦ルーバとの交差角が大きくなる一側部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さが、前記吹き出し口の中央部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さよりも長くされていることを特徴とする空気調和機。 - ケーシング内に配設されたターボファンを介して、前記ケーシングの前面側から吸い込んだ空気を半径方向に吹き出し、該空気を前記ケーシングに設けられている吹き出し口から該吹き出し口に配設されている複数枚の縦ルーバにより整流して室内へと吹き出す空気調和機において、
前記縦ルーバのうち、前記吹き出し口の長手方向の両側部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さが、前記吹き出し口の中央部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さよりも長くされていることを特徴とする空気調和機。 - 前記吹き出し口の長手方向の前記一側部位または前記両側部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さが、前記吹き出し口の中央部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さに対して数枚毎に段階的に長くされていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
- 前記吹き出し口の長手方向の前記一側部位または前記両側部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さが、前記吹き出し口の中央部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さに対して中央部位から前記一側部位側または前記両側部位側にかけて漸次長くされていることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和機。
- 前記吹き出し口が、前記ケーシングの上部および下部の2箇所に設けられ、少なくとも上部吹き出し口の長手方向の前記一側部位または前記両側部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さが、該上部吹き出し口の中央部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さよりも長くされていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の空気調和機。
- 前記下部吹き出し口の長手方向の前記一側部位または前記両側部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さが、該下部吹き出し口の中央部位に配設されている前記縦ルーバの吹き出し方向長さよりも長くされていることを特徴とする請求項5に記載の空気調和機。
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CN105222305A (zh) * | 2015-10-16 | 2016-01-06 | 珠海格力电器股份有限公司 | 风机组件及安装有该风机组件的空调 |
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-
2008
- 2008-09-30 JP JP2008254091A patent/JP5112239B2/ja not_active Expired - Fee Related
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