JP2010084659A - 自動車の制御方法及びその装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動停止の際にエンジン18を、その後の再始動時にクランキングを開始するときに必要なトルクが最小となるようなクランク角位置で停止させるとともに、ジェネレータ20は、そのロータ20a及びステータ20bの相対位置関係が最大トルクを発生するような位置で停止させる。エンジン18のクランキングトルクが最小となる位置とジェネレータ20の最大トルク発生位置とが対応するように、両者を組み付ける。
【選択図】 図9
Description
図1は、本発明に係る制御システムを搭載したハイブリッド自動車10(HEV)の動力系統を概略的に示している。図において、太い実線は動力の伝達経路を示し、細い実線は電力の伝達経路を示している。また、一点鎖線は信号の伝達経路を示している。
さらに、コントロールユニット50は、所定の条件下で実行するエンジン18の再始動の際に、ジェネレータ20のモータ作動によってクランキングを開始した後に気筒18c内の燃料を燃焼させて、エンジンを再始動するか(以下、「通常始動」という)、クランキングを開始するのと同時若しくはそれ以前に、所定の気筒18c内の燃料を燃焼させてエンジンを再始動するか(以下、「迅速始動」という)を使い分けるようになっている。
以下に、コントロールユニット50によるエンジン18の自動停止、始動制御の概要を図6に示すフローに沿って説明する。まず、スタート後のステップS1で各センサからの信号を読込み、これに基づいて車両負荷とバッテリ16のSOCとを算出する(ステップS2)。続いてステップS3ではエンジン18の運転中か否かを判定し、運転中であればステップS4に進む一方、運転中でない、即ち停止している場合は後述のステップS9に進む。
上述したようにこの実施形態ではエンジン18を自動停止させた後に再始動する際に、通常の始動態様とより迅速な始動態様を使い分けるようにしているが、迅速始動をすると僅かながらエミッションが悪化するきらいがあり、常に行うことは好ましくない。この点、一般的にエンジンにおいては図7に模式的に示すように、気筒のポンプ仕事等によってクランキングトルクの大きさが1回転中において変化するものであり、それが最も小さなクランク角位置でエンジン18を停止させておけば、その後の再始動を迅速に行う上で有利になる。
18 エンジン
18c 気筒
20 ジェネレータ(モータ)
50 コントロールユニット(エンジン停止位置制御手段、検出手段、モータ停止 位置制御手段、再始動制御手段、始動態様選択手段)
θ1 ジェネレータの第1回転角(モータの第1位置)
θ5 ジェネレータの第5回転角(モータの第2位置)
Claims (8)
- 自動車のエンジンを所定の停止条件が成立すれば自動停止させる一方、その後、所定の再始動条件が成立すれば、モータによりクランキングして再始動させる、制御方法であって、
前記再始動時のクランキング開始トルクが最小となるように、前記自動停止の際のエンジンのクランク角位置を調整する第1工程と、
前記自動停止の際に、エンジンと連動するモータのロータ及びステータの相対的な位置関係を検出する第2工程と、
前記第2工程により検出したロータ及びステータの相対位置関係に基づいてモータを、最大トルクを発生する位置で停止させる第3工程と、
を有することを特徴とする自動車の制御方法。 - モータによるクランキングを開始した後に気筒の燃焼を開始して、エンジンを再始動する第4工程を有し、
第1工程では、前記気筒が上死点又は下死点のいずれかで停止するように、エンジンのクランク角位置を調整する、請求項1記載の自動車の制御方法。 - モータによるクランキングを開始するのと同時若しくはそれ以前に、少なくとも膨張行程で停止している気筒の燃焼を開始して、エンジンを再始動する第5工程を有し、
第1工程では、前記気筒が膨張行程中盤の所定範囲で停止するようにエンジンのクランク角位置を調整する、請求項1に記載の自動車の制御方法。 - モータによるクランキングを開始した後に気筒の燃焼を開始して、エンジンを再始動する第4工程と、クランキングの開始と同時若しくはそれ以前に、少なくとも膨張行程で停止している気筒の燃焼を開始して、エンジンを再始動する第5工程と、のいずれかを選択可能であり、
前記モータは、最大トルクを発生する位置が複数あって、そのうちの少なくとも1つの第1位置が前記気筒の上死点又は下死点のいずれかに対応するとともに、これとは別の少なくとも1つの第2位置が前記気筒の膨張行程中盤の所定範囲に対応するように、エンジンに連結されており、
エンジンの自動停止前に予め、再始動時に前記第4工程及び第5工程のいずれを行うか選択する第6工程を有し、
第1工程と第3工程とが同じ工程であって、この工程では、前記第6工程にて第4工程を選択した場合は、モータを前記第1位置に停止するように制御して前記気筒を上死点又は下死点のいずれかで停止させる一方、第5工程を選択した場合は、モータを前記第2位置に停止するように制御して前記気筒を膨張行程中盤の所定範囲に停止させる、請求項1に記載の自動車の制御方法。 - 自動車のエンジンを所定の停止条件が成立すれば自動停止させる一方、その後、所定の再始動条件が成立すれば、モータによりクランキングして再始動させるようにした制御装置であって、
前記再始動時のクランキング開始トルクが最小となるように、前記自動停止の際のエンジンのクランク角位置を調整するエンジン停止位置制御手段と、
前記自動停止の際に、エンジンと連動するモータのロータ及びステータの相対的な位置関係を検出する検出手段と、
前記検出手段により検出されたロータ及びステータの相対位置関係に基づいてモータを、最大トルクを発生する位置で停止させるモータ停止位置制御手段と、
を備えることを特徴とする自動車の制御装置。 - モータによるクランキングを開始した後に気筒の燃焼を開始して、エンジンを再始動する再始動制御手段を備え、
エンジン停止位置制御手段は、エンジンの自動停止時に、前記気筒が上死点又は下死点のいずれかで停止するように、エンジンのクランク角位置を調整するものである、請求項5記載の自動車の制御装置。 - モータによるクランキングを開始するのと同時若しくはそれ以前に、少なくとも膨張行程で停止している気筒の燃焼を開始して、エンジンを再始動する再始動制御手段を備え、
エンジン停止位置制御手段は、エンジンの自動停止時に、前記気筒が膨張行程中盤の所定範囲で停止するようにエンジンのクランク角位置を調整するものである、請求項5に記載の自動車の制御装置。 - モータによるクランキングを開始した後に気筒の燃焼を開始して、エンジンを再始動する通常始動と、クランキングの開始と同時若しくはそれ以前に、少なくとも膨張行程で停止している気筒の燃焼を開始して、エンジンを再始動する迅速始動と、のいずれかを選択的に行う再始動制御手段を備え、
前記モータは、最大トルクを発生する位置が複数あって、そのうちの少なくとも1つの第1位置が前記気筒の上死点又は下死点のいずれかに対応するとともに、これとは別の少なくとも1つの第2位置が前記気筒の膨張行程中盤の所定範囲に対応するように、エンジンに連結されており、
エンジンの自動停止前に予め、再始動時に前記再始動制御手段により前記通常始動及び迅速始動のいずれを行わせるか選択する始動態様選択手段をさらに備え、
エンジン停止位置制御手段がモータ停止位置制御手段により構成され、この手段は、前記始動態様決定手段により通常始動が選択された場合は、モータを前記第1位置に停止するように制御して前記気筒を上死点又は下死点のいずれかで停止させる一方、迅速始動が選択された場合は、モータを前記第2位置に停止するように制御して前記気筒を膨張行程中盤の所定範囲で停止させるものである、請求項5に記載の自動車の制御装置。
Priority Applications (1)
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JP2008255394A JP2010084659A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 自動車の制御方法及びその装置 |
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JP2008255394A JP2010084659A (ja) | 2008-09-30 | 2008-09-30 | 自動車の制御方法及びその装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2010084659A true JP2010084659A (ja) | 2010-04-15 |
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Family Applications (1)
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2008
- 2008-09-30 JP JP2008255394A patent/JP2010084659A/ja active Pending
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