JP2010084087A - 硬質表面用酸性洗浄剤 - Google Patents

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敏博 柳沼
Akira Takeda
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Abstract

【課題】 強酸を用いない酸性洗浄剤であって、人体への安全性、洗浄性、スケール除去性、石鹸スカム除去性、及び優れた消臭・除菌効果、を備える硬質表面用酸性洗浄剤を提供する。
【解決手段】 下記(a)〜(d)成分を含有するとともに、pHが4以下で、25℃の粘度が20mPa・s以上200mPa・s以下であることを特徴とする、硬質表面用酸性洗浄剤とする。
(a)グリシン型両性界面活性剤
(b)乳酸
(c)ノニオン界面活性剤
(d)ヒドロキシアルキルセルロース又はキサンタンガム
【選択図】なし

Description

本発明は、トイレや浴室の硬質な床面、壁面等に用いられる酸性洗浄剤に関し、より詳しくは、人体への安全性及び洗浄性に優れ、消臭効果、除菌効果が高く、スケール(無機質汚れ)除去性、石鹸スカム除去性に優れる、硬質表面用酸性洗浄剤に関する。
トイレや浴室等の床面や壁面には、しばしばタイル等の硬質な材料が用いられる。この場合、タイル表面には、水道水中に含まれるカルシウム、マグネシウムに起因するスケールや、石鹸スカムと人体の排泄物に起因する有機物質とが複合した強固な無機有機複合汚れが付くことが知られている。このような汚れ中に微生物が繁殖すると、アンモニア、トリメチルアミン、アセトアルデヒド等による悪臭の元となる。
このような汚れを除去するため、従来においては、塩酸等の強酸を用いた酸性の洗浄剤が用いられていた。しかしながら、強酸でタイルを洗浄した場合、タイルの目地を傷める虞があり、強酸洗浄剤に替わる洗浄剤が求められていた。
例えば、特許文献1〜4において、上記強酸洗浄剤の代替えとして、有機酸を用いた洗浄剤が提案されている。また、この場合において、洗浄剤中には界面活性剤を含有させることについても提案されている。一方、特許文献5、6には、洗浄効果及び消臭効果を改良した消臭洗浄剤が開示されている。
特開2005−97511号公報 特開2003−183697号公報 特開昭63−90600号公報 特開昭51−71302号公報 特開平9−137194号公報 特開2003−105385号公報
特許文献1〜6に開示された洗浄剤によれば、タイル目地等に対する損傷を防ぐことができ、且つ、ある程度の洗浄効果や消臭効果を得ることもできる。しかしながら、洗浄性、スケールや石鹸スカムの除去性、人体への安全性、消臭性、及び除菌性等、洗浄剤として必要とされる種々の性能をすべて満たすことを鑑みると、上記従来の洗浄剤にあっては改良の余地が十二分にあった。一方で、上記諸特性すべてを満たそうと、種々の成分を混合したとしても、各成分同士の相性等によって、洗浄剤としての性能に悪影響を及ぼす場合があり、硬質表面用酸性洗浄剤として最適な成分が見出されていなかった。
そこで本発明は、強酸を用いない酸性洗浄剤であって、人体への安全性、洗浄性、スケール除去性、石鹸スカム除去性、及び優れた消臭・除菌効果、を備える硬質表面用酸性洗浄剤を提供することを課題とする。
本発明者は、洗浄剤に要求される上記諸特性を一つ一つ検討することで、洗浄剤に含まれる最適な成分、及び最適な物性パラメータを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、下記(a)〜(d)成分を含有するとともに、pHが4以下で、25℃の粘度が20mPa・s以上200mPa・s以下であることを特徴とする、硬質表面用酸性洗浄剤を提供して前記課題を解決するものである。
(a)グリシン型両性界面活性剤
(b)乳酸
(c)ノニオン界面活性剤
(d)ヒドロキシアルキルセルロース又はキサンタンガム
本発明において、硬質表面用酸性洗浄剤を全体基準として、(a)グリシン型両性界面活性剤を1質量%以上20質量%以下、(b)乳酸を1質量%以上20質量%以下、(c)ノニオン界面活性剤を1質量%以上20質量%以下、及び、(d)ヒドロキシアルキルセルロース又はキサンタンガムを0.1質量%以上5質量%以下となる割合で含有することが好ましい。(a)〜(d)成分の含有量をこのような範囲とすることで、消臭・除菌効果、スケール・石鹸スカム除去効果、洗浄効果をより高めることができる。
本発明の硬質表面用酸性洗浄剤によれば、洗浄の際タイル等の目地を傷めることがなく、且つ、人体への安全性、洗浄性、スケール除去性、石鹸スカム除去性、及び優れた消臭・除菌効果を兼ね備える。また、洗浄後においても、洗浄剤に含まれる成分が硬質表面に残存することで、優れた消臭・除菌効果を持続することができる。さらに、下水管に滞留する悪臭が室内に漂流するのを防止することもできる。一方で、地球環境への影響を考えた場合、本発明の硬質表面用酸性洗浄剤は、植物の発酵により生産される乳酸を用いており、安全性が高く、生分解性に優れた環境に優しい洗浄剤ともいえる。また、このような発酵乳酸を適用する場合、従来においては発酵乳酸が高価格であったため、硬質表面用酸性洗浄剤への適用検討が不十分であったのだが、技術の進歩やニーズの変化によって発酵乳酸の価格が低下し、洗浄剤成分として検討する価値が出てきた。そこで、本発明に適用したところ、グリシン型両性界面活性剤と発酵乳酸とが相互作用して、除菌性について相乗効果が得られることがわかった。すなわち、本発明によれば、上記効果の他、成分の含有量が低濃度であっても除菌性に優れた洗浄剤とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下に示す実施形態は例示であり、本発明は以下の実施形態に限定されない。
<硬質表面用酸性洗浄剤>
本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤は、(a)グリシン型両性界面活性剤、(b)乳酸、(c)ノニオン界面活性剤、及び(d)ヒドロキシアルキルセルロース又はキサンタンガム、を必須成分とし、これらを水に添加してなる。また、pH、粘度が所定範囲内にあることを必須とする。以下、詳しく説明する。
((a)グリシン型両性界面活性剤)
本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤には、消臭・除菌成分として機能する、グリシン型両性界面活性剤(以下、「(a)成分」ということがある。)が含有される。
本発明に適用可能なグリシン型両性界面活性剤の具体例としては、例えば、アルキルアミノエチルグリシン及びその塩酸塩や、アルキルジ(アミノエチル)グリシン及びその塩酸塩等が挙げられる。これらグリシン型両性界面活性剤は一種のみを用いてもよく、複数を混合して用いてもよい。
本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤における(a)成分の含有量は、洗浄剤全体に対して、1質量%以上20質量%以下、好ましくは2質量%以上18質量%以下、より好ましくは、5質量%以上15質量%以下である。(a)成分がこのような範囲で洗浄剤に含有されることで、十分な消臭効果、除菌効果を得ることができる。
((b)乳酸)
本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤には、スケール除去成分として機能する、乳酸(以下、「(b)成分」ということがある。)が含有される。これは、植物の発酵によって得られる乳酸であることが好ましい。乳酸は人体への影響が少なく、且つ、生分解性であり、地球環境への負荷が少ない。
本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤における(b)成分の含有量は、洗浄剤全体に対して、1質量%以上20質量%以下、好ましくは2質量%以上18質量%以下、より好ましくは、5質量%以上15質量%以下である。(b)成分がこのような範囲で洗浄剤に含有されることで、十分なスケール除去効果を得ることができる。
((c)ノニオン界面活性剤)
本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤には、洗浄成分として機能する、ノニオン界面活性剤(以下、「(c)成分」ということがある。)が含有される。ノニオン界面活性剤は、上記(b)成分である乳酸と相乗的に作用する。
本発明に適用可能なノニオン界面活性剤の具体例としては、例えば、ポリオキシアルキレンエーテル類、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル類、ソルビタン脂肪酸エステル類、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル類、ショ糖脂肪酸エステル類、脂肪酸アルカノールアミド類等が挙げられる。この中でも、高い洗浄効果が得られることから、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル類、ショ糖脂肪酸エステル類が好ましく、特にポリオキシアルキレンアルキルエーテル類が好ましい。これらは、一種のみを用いてもよく、複数を混合して用いてもよい。
本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤における(c)成分の含有量は、洗浄剤全体に対して、1質量%以上20質量%以下、好ましくは2質量%以上18質量%以下、より好ましくは、5質量%以上15質量%以下である。(c)成分がこのような範囲で洗浄剤に含有されることで、十分な洗浄効果を得ることができる。
((d)ヒドロキシアルキルセルロース又はキサンタンガム)
上記成分に加え、本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤には、粘度調整成分として機能する、増粘剤成分が含有される。増粘剤成分としては、下記pH4以下の溶媒中で経時による粘度低下の少ないヒドロキシアルキルセルロース、又はキサンタンガム(以下、「(d)成分」ということがある。)が好ましい。(d)成分は、ヒドロキシセルロース、キサンタンガム、及びヒドロキシセルロースとキサンタンガムの混合物、を含むものとする。
(d)成分を添加することで、本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤の粘度が調整される。本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤において、(d)成分は、洗浄剤全体に対して、0.5質量%以上5質量%以下含有され、且つ、25℃における硬質表面用酸性洗浄剤の粘度が20mPa・s以上200mPa・s以下となるように添加される。硬質表面用酸性洗浄剤の粘度は、この中でも、50mPa・s以上150mPa・s以下であることが好ましい。粘度が20mPa・s未満の場合、垂直面塗布時において洗浄剤が垂れ落ちてしまい、洗浄性が低下してしまう虞がある。一方で、粘度が200mPa・sより大きくなると、容器から取り出し難いうえ、均一に塗布することが困難となる場合があり、作業性に劣る虞がある。
本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤は、少なくとも上記(a)〜(d)成分を溶媒としての水と混合してなる。このとき、硬質表面用酸性洗浄剤のpHが4以下となるように調整される。硬質表面用酸性洗浄剤のpHの下限は2以上であることが好ましい。
また、上記(a)〜(d)成分は、それぞれ互いに悪影響を及ぼすことがなく、硬質表面用酸性洗浄剤としての種々の性能(人体への安全性、洗浄性、スケール除去性、石鹸スカム除去性、及び優れた消臭・除菌効果)を両立することができる。また、(a)成分と(b)成分とを組み合わせることで、低濃度での除菌が可能となり、除菌性につき相乗効果が期待できる。これは、(a)グリシン型両性界面活性剤と(b)乳酸との除菌メカニズムが異なるためである。
本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤には、上記(a)〜(d)成分の他に、本発明の効果を損なわない範囲で、公知の洗浄剤、脱臭剤に配合され得る添加剤を添加してもよい。添加剤としては、例えば、香料、色素、酸化防止剤、及び防腐剤等が挙げられる。
本発明にかかる硬質表面用酸性洗浄剤は、上記(a)〜(d)成分、水、及びその他添加剤を、固形分含有量が3質量%以上60質量%以下程度となるように配合し、一般に用いられ得るミキサー等を用いて均一に混合することにより製造される。
以下、実施例に従って、本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
下記(a)〜(d)成分と、水とを、表1に記載された量(質量%)にて配合し、混合して硬質表面用酸性洗浄剤を調整した。
(a)成分(消臭・除菌成分):アルキルジ(アミノエチル)グリシン、日油社製、商品名「ニッサンアノンLG−R」
(b)成分(スケール除去成分):乳酸(濃度88%)、ピューラック・ジャパン社製、商品名「PURAC HS88」
(c)成分(洗浄成分):ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、花王社製、商品名「エマルゲンLS−110」
(d)成分(酸安定性増粘剤成分):ヒドロキシプロピルメチルセルロース、信越化学工業社製、商品名「メトローズ90SH4000」
得られた洗浄剤の、除菌性、消臭性、洗浄性、カルシウムスケール除去性、及び石鹸スカム除去性について、下記試験にて評価した。
(1)除菌性試験
花壇の土200gを純水200g中に投入し、分散させた。放置後、上澄みを、JIS P3801に準ずる定量濾紙5種Aを用いて濾過し、濾液を供試菌とした。この供試菌における生菌数をBiosan Laboratories社製「サニチェック」を用いて測定した結果、生菌数は105個/mlであった。一方0.1mlの供試菌を、コンラージ棒を用いて清浄なシャーレ(外径6.6cm)の上面に塗布し、1時間乾燥して培地を作製した。次いで、上記培地に、得られた洗浄剤を0.1ml塗布した。これを、25℃の条件下、5分放置後、栄研化学社製「ぺたんチェック」を用いて、10cmあたりの生菌数を調べた。
(2)消臭試験
悪臭物質として、アンモニア、トリメチルアミン、及びアセトアルデヒドを用い、別々に試験を行った。容積300mlの三角フラスコに得られた洗浄剤を1ml入れ、シリンジを用いて、初期濃度が100ppmとなるように各悪臭物質を正確に注入し、密栓した。これを25℃の条件下、30分間静置し、消臭処理を行った。その後、ガス検知管を用いて、悪臭物質の濃度を測定し、下記式により、消臭率を算出した。
消臭率(%)=[(初期濃度−処理後の濃度)/(初期濃度)]×100
(3)洗浄試験
白色磁器タイルの表面に、JIS K3362に準ずる標準汚れ(牛脂49%、大豆油49%、及びカーボンブラック2%からなる動・植物油)を付着させ、試験を行った。上記磁器タイルの表面に汚れを均一に塗布し、25℃の条件下、24時間放置した。その後、余分な汚垢を拭き取り、汚れ付着面全体に、得られた洗浄剤を10ml塗布した。これを2分間放置した後、得られた洗浄剤30mlを含浸させた白パッドが装着されたウォッシャビリティテスターを用い、汚れ付着面を25回往復させ、洗浄処理を行った。
汚れを付着させる前における磁器タイルの明度Lと、汚れが付着しているときの磁器タイルの明度Lと、洗浄処理後の磁器タイルの明度Lとを用い、下記式により、洗浄率を算出した。
洗浄率(%)=(L−L)/(L−L)×100
(4)カルシウムスケール除去試験
100mlの洗浄剤組成物中に、大理石(炭酸カルシウム)ブロック(20×20×20mm、22g)を浸漬し、25℃の条件下、15分間放置した。その後、水洗、乾燥し、大理石ブロックの重量を測定し、重量減少分(g)をカルシウムスケール除去能力とした。
(5)石鹸スカム除去試験
磁器タイルの表面に、ステアリン酸カルシウム分散液(20%エタノール懸濁液)を1mlスポットした。室温で乾燥後、180℃のオーブンに入れてステアリン酸カルシウム(融点179℃)を溶解した。磁器タイルをオーブンから取り出し、室温まで冷却し、石鹸スカム試験片とした。得られた洗浄液10mlを含浸させた白パッドが装着されたウォッシャビリティテスターを用い、石鹸スカムの除去具合を目視にて判定した。
優秀:石鹸スカムが完全に取れている。
良好:石鹸スカムがほぼ(80%)取れている。
普通:石鹸スカムが残っている(50%)。
不良:石鹸スカムがほとんど取れていない。
評価結果を表1に示す。
Figure 2010084087
表1から、以下のことが明らかとなった。すなわち、
比較例1は、消臭・除菌成分としての(a)成分を含有しない組成物を用いた例であり、生菌数が43個と多く、除菌効果が得られなかった。また、トリメチルアミンが全く消臭されず、アンモニア、アセトアルデヒドの消臭率も十分ではなかった。また、比較例2はスケール除去成分である(b)成分を含有しない組成物を用いた例であり、カルシウムスケール除去能力が無く、石鹸スカム除去性も不良であった。さらに、比較例3は、洗浄成分である(c)成分を含有しない組成物を用いた例であり、洗浄率が著しく劣っていた。
一方、本発明の硬質表面用酸性洗浄剤にかかる実施例1〜5は、除菌効果、消臭効果、洗浄効果、スケール除去効果、及び石鹸スカム除去効果に優れていた。以上のことから、本発明の硬質表面用酸性洗浄剤は、浴室内の浴槽、床面、壁面、排水トラップ等、また、台所及び洗面台の排水口等や、家庭用、公衆用及び仮設用のトイレ室内の便器、床面、壁面等の洗浄剤として好適に用いられ得ることがわかった。
以上、現時点において、もっとも、実践的であり、かつ、好ましいと思われる実施形態に関連して本発明を説明したが、本発明は、本願明細書中に開示された実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲および明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う硬質表面用酸性洗浄剤もまた本発明の技術的範囲に包含されるものとして理解されなければならない。

Claims (2)

  1. 下記(a)〜(d)成分を含有するとともに、pHが4以下で、25℃の粘度が20mPa・s以上200mPa・s以下であることを特徴とする、硬質表面用酸性洗浄剤。
    (a)グリシン型両性界面活性剤
    (b)乳酸
    (c)ノニオン界面活性剤
    (d)ヒドロキシアルキルセルロース又はキサンタンガム
  2. 前記硬質表面用酸性洗浄剤全体を基準として、前記(a)〜(d)成分を、
    (a)グリシン型両性界面活性剤を1質量%以上20質量%以下、
    (b)乳酸を1質量%以上20質量%以下、
    (c)ノニオン界面活性剤を1質量%以上20質量%以下、及び、
    (d)ヒドロキシアルキルセルロース又はキサンタンガムを0.1質量%以上5質量%以下、
    含有する、請求項1に記載の硬質表面用酸性洗浄剤。
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