JP2010081893A - 農作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な整地作業ができる農作業機を提供する。
【解決手段】農作業機1は、耕耘体と、耕耘体の耕耘深さに応じて傾斜角度が変化する整地体21と備える。整地体21の左右方向端部には、整地体21の左右方向端部から斜め前外側方に向って突出する展開作業状態および整地体21上に位置する折畳非作業状態となる延長整地体31を回動可能に設ける。整地体21の傾斜角度の減少により展開作業状態の延長整地体31の外端側が下動して整地体21より下方に位置する構成である。延長整地体31は、展開作業状態時において側面視で水平方向に対する傾斜角度が異なる複数の接地面51,52,53を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、適切な整地作業ができる農作業機に関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に記載された農作業機が知られている。
この従来の農作業機は、所定方向に回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、耕耘体の後方で水平方向に対して傾斜した前高後低の傾斜姿勢で整地作業をし耕耘体の耕耘深さに応じて傾斜角度が変化する整地体と、整地体の左右方向端部に回動可能に設けられ一方向への回動により整地体の左右方向端部から斜め前外側方に向って突出する展開作業状態となり他方向への回動により整地体上に位置する折畳非作業状態となる延長整地体とを備え、この延長整地体は、下方に向って凸の円弧板状に形成されている。
特開2006−204163号公報(図2)
しかしながら、上記従来の農作業機では、延長整地体は下方に向って凸の円弧板状に形成されているため、延長整地体が線状に圃場面に接することとなり、適切な整地作業ができないおそれがある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、適切な整地作業ができる農作業機を提供することを目的とする。
請求項1記載の農作業機は、所定方向に回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の後方で水平方向に対して傾斜した前高後低の傾斜姿勢で整地作業をし、前記耕耘体の耕耘深さに応じて傾斜角度が変化する整地体と、この整地体の左右方向端部に回動可能に設けられ、一方向への回動により前記整地体の左右方向端部から斜め前外側方に向って突出する展開作業状態となり、他方向への回動により前記整地体上に位置する折畳非作業状態となる延長整地体とを備え、前記整地体の傾斜角度の減少により前記展開作業状態の延長整地体の外端側が前記整地体より下方に位置する構成になっており、前記延長整地体は、展開作業状態時において側面視で水平方向に対する傾斜角度が異なる複数の接地面を有するものである。
請求項2記載の農作業機は、請求項1記載の農作業機において、延長整地体は、展開作業状態時において側面視で水平方向に対する傾斜角度が異なる少なくとも3つの接地面を有するものである。
請求項3記載の農作業機は、請求項1または2記載の農作業機において、整地体の傾斜角度が最大値に設定された状態では、展開作業状態の延長整地体の外端側が前記整地体の下端より上方に位置するものである。
請求項4記載の農作業機は、請求項1ないし3のいずれか一記載の農作業機において、展開作業状態の延長整地体の外端下限位置が調整可能であるものである。
請求項5記載の農作業機は、請求項4記載の農作業機において、整地体は、左右方向端部に被当接部を有し、 延長整地体は、前記被当接部に当接する回動調整可能な当接部を有し、前記当接部の回動調整により展開作業状態の延長整地体の外端下限位置が調整可能であるものである。
請求項1に係る発明によれば、延長整地体は展開作業状態時において側面視で水平方向に対する傾斜角度が異なる複数の接地面を有するため、整地体の傾斜角度が変化しても延長整地体の接地面が圃場面に略面状に接することとなり、適切な整地作業ができる。
請求項2に係る発明によれば、延長整地体は展開作業状態時において側面視で水平方向に対する傾斜角度が異なる少なくとも3つの接地面を有するため、より適切な整地作業ができる。
請求項3に係る発明によれば、整地体の傾斜角度を最大値に設定することにより、展開作業状態の延長整地体の外端側を整地体の下端より上方に位置させることができる。
請求項4に係る発明によれば、展開作業状態の延長整地体の外端下限位置が調整可能であるため、圃場の土質に対応でき、より適切な整地作業ができる。
請求項5に係る発明によれば、延長整地体の当接部の回動調整によって展開作業状態の延長整地体の外端下限位置を容易に調整できる。
本発明の農作業機の一実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2において、1は農作業機で、この農作業機1は、例えば圃場を走行可能な走行車であるトラクタの後部に連結されトラクタの走行により畑等の圃場を進行方向である前方に移動しながら耕耘整地作業をする耕耘整地装置等である。
農作業機1は、トラクタの3点リンク部(作業機昇降装置)に脱着可能に連結される機体2を備えている。
機体2は左右方向長手状で略円筒状のフレームパイプ等の主フレーム部3を有し、この主フレーム部3の長手方向中央部にはギアボックス部4が設けられている。ギアボックス部4には略前後方向の入力軸5がベアリング(図示せず)を介して回転可能に設けられ、この入力軸5の前端側がトラクタのPTO軸にユニバーサルジョイントおよび伝動シャフト等を介して接続される。入力軸の後端側にはベベルギア等を介して左右方向の伝動シャフトが接続され、この伝動シャフトは主フレーム部3内に回転可能に配設されている。また、機体2は走行車連結部である3点連結部6を有し、この3点連結部6がトラクタの3点リンク部に連結される。
また、機体2の主フレーム部3の長手方向一端部である左端部には、上下方向にやや長手状で箱状の伝動ケース部であるチェーンケース部7の上部が取り付けられ、このチェーンケース部7内には主フレーム部3内の伝動シャフトから動力を受けるチェーンおよびスプロケット(図示せず)が配設されている。主フレーム部3の長手方向他端部である右端部には、上下方向にやや長手状で板状の支持フレーム部であるブラケット部8の上部が取り付けられている。
そして、左右に互いに離間対向するチェーンケース部7の下部とブラケット部8の下部との間には、所定方向に回転しながら耕耘作業をするロータリ式の耕耘体11が回転可能に設けられている。この耕耘体11は、機体2の左端部を構成するチェーンケース部7内のチェーンから動力を受けて回転する左右方向の回転軸である耕耘軸12と、この耕耘軸12に取り付けられ軸方向および周方向に間隔をおいて並び耕耘軸12とともに回転して耕耘作業をする複数の耕耘爪13とを有している。耕耘軸12は、軸方向一端部である左端部がチェーンケース部7の下部にて回転可能に支持され、軸方向他端部である右端部がブラケット部8の下部にて回転可能に支持されている。
また、耕耘体11の上方部は上方に向って凸の略円弧板状のカバー部である上方カバー部15にて覆われ、耕耘体11の左右両側方には左右の側方カバー部16が配設されている。
そして、機体2の上方カバー部15の後端部には、耕耘体11の後方で水平方向に対して傾斜した前高後低の傾斜姿勢で整地作業をし耕耘体11の耕耘深さAに応じて水平方向に対する傾斜姿勢の傾斜角度αが変化する略板状の整地体(均平板)21が左右方向の軸部22を中心として上下回動可能に設けられている。つまり、整地体21の前端部である上端部が機体2の上方カバー部15の後端部に左右方向の軸部22を中心として回動可能に取り付けられている。
整地体21は、整地作業をする左右方向長手状の本体板部23と、この本体板部23の左右方向両端部に設けられた左右の側板部24とを有している。本体板部23は、前端付近(上端付近)では上方に向って凸となるように湾曲状に曲げられ、後端付近(下端付近)では下方に向って凸となるように湾曲状に曲げられている。また、整地作業時における整地体21の接地圧は接地圧調整手段26により調整可能となっている。
なお、整地体21の傾斜角度αは、本体板部23の前後端側を除く中間部における平面状の作用面23aと水平面とがなす角度である。この傾斜角度αは耕耘深さAに応じて整地体21が上下回動することにより変化する。
また、整地体21の左右方向両端部には、一方向である開方向への回動(回動角度は例えば略180度)により整地体21の左右方向端部から斜め前外側方に向って突出する展開作業状態となり、他方向である閉方向への回動(回動角度は例えば略180度)により整地体21上に位置する折畳非作業状態となる略板状でやや長手状の延長整地体(延長均平板)31が前高後低の傾斜状の軸部(回動支点である回動中心軸線X)32を中心として回動可能に設けられている。つまり、各延長整地体31の基端部である内端部が、整地体21の左右方向端部の被取付部33に軸部32を中心として回動可能に取り付けられている。
そして、耕耘体11の耕耘深さAに応じて整地体21が上方回動して整地体21の傾斜角度αが減少すると、展開作業状態の延長整地体31の外端側が下動して整地体21の下端より下方に位置する構成になっている。
図2には整地体21の傾斜角度αが最大値(略90度)に設定された状態つまり整地体21の下限状態である非作業状態が示され、この状態では、展開作業状態の延長整地体31の外端側が非作業状態(起立状態)の整地体21の下端より上方に位置している。なお、整地体21の傾斜角度αに拘わらず、展開作業状態の延長整地体31の外端側は、側面視で整地体21の後端側より前方に位置する。
ここで、延長整地体31は、例えば略板状で整地作業をする本体板部36と、この本体板部36に固着された取付板部37と、この取付板部37に固着されたばね受部38とを有している。
取付板部37は、軸部32を介して整地体21の被取付部33に回動可能に取り付けられている。また、延長整地体31を展開作業状態および折畳非作業状態に保持するための付勢手段としての弾性体であるばね(例えば略円筒状の引張ばね)40の一端部が延長整地体31のばね受部38の取り付けられ、このばね40の他端部が整地体21のばね受部39に取り付けられている。つまり、整地体21と延長整地体31との間には、延長整地体31を付勢して展開作業状態および折畳非作業状態に保持するためのばね40が配設されている。このばね40は、支点越えにより延長整地体31を展開作業状態側に付勢する状態と延長整地体31を折畳非作業状態側に付勢する状態とに切り換わる。
また、図1、図8ないし図11に示されるように、取付板部37には、略4角形状で板状をなす展開側の当接部(調整板)41が取付具であるボルト42を介して回動調整可能に取り付けられている。
当接部41は、延長整地体31の展開作業状態時に整地体21の左右方向端部の被当接部30に当接し、延長整地体31の開方向への回動を規制する。整地体21の被当接部30は側板部24にて構成されている。当接部41の4つの各辺部の略中央には、取付板部37に突設された突部であるピン43と係合する凹部44が形成されている。
そして、取付板部37に対して当接部41を回動調整してピン43と係合する凹部44を変えることにより、展開作業状態の延長整地体31の外端下限位置が4段階に調整可能である。つまり図8ないし図11に示すように、取付板部37に対して当接部41を90度回動させる毎に、延長整地体31の整地体21に対する回動角度が4段階に変化し、展開作業状態の延長整地体31の外端下限位置が変わる。
また、取付板部37には、延長整地体31の折畳非作業状態時に整地体21の上面に当接し延長整地体31の閉方向への回動を規制する折畳側の当接部46が一体に膨出状に設けられている。
また一方、本体板部36は、図2の2点鎖線で示されるように、整地体21の傾斜角度αが最大値に設定された状態での延長整地体31の展開作業状態時において、側面視で水平方向に対する前高後低の傾斜角度βがそれぞれ異なる複数、3つの接地面、すなわち例えば少なくとも第1接地面51、第2接地面52および第3接地面53を有している。つまり、本体板部36は、耕耘体11の耕耘深さAが変化しても延長整地体31が常に圃場面に略面状に接するように、側面視で前高後低の傾斜姿勢の傾斜角度βが異なる複数の接地面51,52,53を有している。第2接地面52の傾斜角度βが第1接地面51の傾斜角度βより大きく、第3接地面53の傾斜角度βが第2接地面52の傾斜角度βより大きい。
なお、各接地面51,52,53の傾斜角度βは、整地体21の傾斜角度αが最大値に設定された状態(整地体21の非作業状態)での延長整地体31の展開作業状態時において、側面視で接地面51,52,53の外端縁と水平面とがなす角度である。この傾斜角度βは整地体21の傾斜角度αの変化に応じて変化する。
各接地面51,52,53は、整地体21の長手方向に沿った長手状に形成されている。そして、第1接地面51の長手方向に沿った前端に第2接地面52が一体に設けられ、第2接地面52の長手方向に沿った前端に第3接地面53が一体に設けられている。
また、第1接地面51の長手方向に沿った後端には、整地体21の長手方向に沿った長手状に形成され、整地体21の傾斜角度αが最大値に設定された状態での延長整地体31の展開作業状態時において側面視で水平方向に対して前低後高の傾斜姿勢となる後補助面54が一体に設けられている。さらに、第3接地面53の長手方向に沿った前端には、整地体21の長手方向に沿った長手状に形成され、傾斜角度βが第3接地面53の傾斜角度βよりも大きい前補助面55が一体に設けられている。
つまり、本体板部36は、4本の各折曲線に沿って略同じ角度で折り曲げられ全体として下方に向って凸状のもので、折曲線を介して互いに連設され外端側ほど幅広の帯状をなす複数の面である5つの面51,52,53,54,55にて構成されている。本体板部36は、平面視で内端側から外端側に向って徐々に幅が広がる略扇板状に形成されている。
次に、上記農作業機1の作用等を説明する。
図3(a)および(b)には、図2と同じ作業開始前の状態であって、整地体21の傾斜角度αが最大値に設定された非作業状態が示されている。この状態では、展開作業状態の延長整地体31の外端側が、非作業状態の整地体21の下端より上方に位置している。
なお、作業者は、作業開始前に、予め、圃場の土質等に応じて、延長整地体31の取付板部37に対して当接部41を回動調整して展開作業状態の延長整地体31の外端下限位置を調整しておく(図8ないし図11参照)。
そして、作業者は、土質、圃場状態或いは作業目的等に適した耕耘深さAで耕耘整地作業を行う。
例えば図4(a)および(b)に示す状態では、展開作業状態の延長整地体31の第1接地面51が、水平な圃場面に略沿った略水平面状となって作業状態の整地体21の下端と略同じ高さに位置している。そして、この耕耘深さの場合、延長整地体31は、図4(c)に示す状態で整地作業をし、略水平面状の第1接地面51にて圃場面が平らに均される。
また、図5(a)および(b)に示す状態では、展開作業状態の延長整地体31の外端側が作業状態の整地体21の下端より若干下方に位置するものの、第1接地面51が略水平面状となって作業状態の整地体21の下端と略同じ高さに位置している。そして、この耕耘深さの場合、図4の場合と同様、延長整地体31は、図5(c)に示す状態で整地作業をし、略水平面状の第1接地面51にて圃場面が平らに均される。
さらに、図6(a)および(b)に示す状態では、展開作業状態の延長整地体31の外端側が作業状態の整地体21の下端より下方に位置し、延長整地体31が外端側ほど下方に位置する傾斜状となっている。
そして、この耕耘深さの場合、延長整地体31は、土圧を受けることによりばね40の付勢力に抗して軸部32を中心として上方に回動するため、図6(c)に示す状態となって整地作業をし、略水平面状の第2接地面52にて圃場面が平らに均される。つまり、延長整地体31が土圧によって浮き上がることにより、第2接地面52が略水平面状となって作業状態の整地体21の下端と略同じ高さに位置し、この略水平面状の第2接地面52にて圃場面が平らに均される。
また、図7(a)および(b)に示す状態では、展開作業状態の延長整地体31の外端側が作業状態の整地体21の下端よりさらに下方に位置し、延長整地体31が外端側ほど下方に位置する図6よりも大きく傾斜した傾斜状となっている。
そして、この耕耘深さの場合、延長整地体31は、土圧を受けることによりばね40の付勢力に抗して軸部32を中心として上方に回動するため、図7(c)に示す状態となって整地作業をし、略水平面状の第3接地面53にて圃場面が平らに均される。つまり、延長整地体31が土圧によって浮き上がることにより、第3接地面53が略水平面状となって作業状態の整地体21の下端と略同じ高さに位置し、この略水平面状の第3接地面53にて圃場面が平らに均される。
このように耕耘体11の耕耘深さが深くなるに従って、延長整地体31の作用面が第1接地面51、第2接地面52および第3接地面53へと順次切り換わるため、延長整地体31による整地性が低下することがない。
そして、このような農作業機1によれば、延長整地体31は展開作業状態時において側面視で水平方向に対する傾斜角度βが異なる複数の接地面51,52,53を有するため、耕耘体11の耕耘深さAに応じて整地体21の傾斜角度αが変化しても、複数の接地面51,52,53のうちのいずれか1つが略水平面状になって圃場面に略面状に接することとなり、適切な整地作業ができ、よって例えばチェーンケース部7およびブラケット部8の後方にできる圃場の溝や山を適切に均平にできる。
また、延長整地体31の当接部41の回動調整によって展開作業状態の延長整地体31の外端下限位置を容易に調整できるため、圃場の土質に適切に対応でき、より一層適切な整地作業ができる。
さらに、延長整地体31は整地体21の左右方向端部から斜め前外側方に向って突出する展開作業状態となって整地作業をするため、土が耕耘体11側つまり整地体21側に流動されつつ押し付けられ、隣の作業後の整地面との境界に段がつきにくく、また土量の変化に対しても適切に対応でき、圃場面が波打つようなこともない。
なお、延長整地体31は、傾斜角度βが異なる3つの接地面51,52,53を有する構成には限定されず、例えば傾斜角度βが異なる2つの接地面、或いは4つの以上の接地面を有する構成でもよい。
また、展開作業状態の延長整地体31の外端下限位置が4段階に調整可能なものには限定されず、例えば調整板等の当接部41を有さず、ボルト等で延長整地体31の外端下限位置を無段階に調整できるようにしてもよい。
さらに、機体2の上方カバー部15の後端部に整地体21を設けた構成には限定されず、例えば上方カバー部15の後端部にゴム板を介して整地体21を設けた構成、上方カバー部15の後端部に第1整地体を上下回動可能に設け、この第1整地体の後端部に第2整地体として整地体21を上下回動可能に設けた構成等でもよい。
本発明の一実施の形態に係る農作業機の平面図である。 同上農作業機の側面図である。 同上農作業機の非作業状態時の図であり、(a)が側面図で、(b)が背面図である。 同上農作業機の第1作業状態時の図であり、(a)が側面図で、(b)が背面図で、(c)が延長整地体の作業状態を示す斜め前外側方からみた図である。 同上農作業機の第2作業状態時の図であり、(a)が側面図で、(b)が背面図で、(c)が延長整地体の作業状態を示す斜め前外側方からみた図である。 同上農作業機の第3作業状態時の図であり、(a)が側面図で、(b)が背面図で、(c)が延長整地体の作業状態を示す斜め前外側方からみた図である。 同上農作業機の第4作業状態時の図であり、(a)が側面図で、(b)が背面図で、(c)が延長整地体の作業状態を示す斜め前外側方からみた図である。 同上農作業機の延長整地体を示す第1の正面図である。 同上延長整地体を示す第2の正面図である。 同上延長整地体を示す第3の正面図である。 同上延長整地体を示す第4の正面図である。
符号の説明
1 農作業機
11 耕耘体
21 整地体
30 被当接部
31 延長整地体
41 当接部
51 接地面である第1接地面
52 接地面である第2接地面
53 接地面である第3接地面
A 耕耘体の耕耘深さ
α 整地体の傾斜角度
β 接地面の傾斜角度

Claims (5)

  1. 所定方向に回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、
    この耕耘体の後方で水平方向に対して傾斜した前高後低の傾斜姿勢で整地作業をし、前記耕耘体の耕耘深さに応じて傾斜角度が変化する整地体と、
    この整地体の左右方向端部に回動可能に設けられ、一方向への回動により前記整地体の左右方向端部から斜め前外側方に向って突出する展開作業状態となり、他方向への回動により前記整地体上に位置する折畳非作業状態となる延長整地体とを備え、
    前記整地体の傾斜角度の減少により前記展開作業状態の延長整地体の外端側が前記整地体より下方に位置する構成になっており、
    前記延長整地体は、展開作業状態時において側面視で水平方向に対する傾斜角度が異なる複数の接地面を有する
    ことを特徴とする農作業機。
  2. 延長整地体は、展開作業状態時において側面視で水平方向に対する傾斜角度が異なる少なくとも3つの接地面を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の農作業機。
  3. 整地体の傾斜角度が最大値に設定された状態では、展開作業状態の延長整地体の外端側が前記整地体の下端より上方に位置する
    ことを特徴とする請求項1または2記載の農作業機。
  4. 展開作業状態の延長整地体の外端下限位置が調整可能である
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一記載の農作業機。
  5. 整地体は、左右方向端部に被当接部を有し、
    延長整地体は、前記被当接部に当接する回動調整可能な当接部を有し、
    前記当接部の回動調整により展開作業状態の延長整地体の外端下限位置が調整可能である
    ことを特徴とする請求項4記載の農作業機。
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