JP2010081733A - 印刷装置及び電圧制御装置 - Google Patents

印刷装置及び電圧制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010081733A
JP2010081733A JP2008247309A JP2008247309A JP2010081733A JP 2010081733 A JP2010081733 A JP 2010081733A JP 2008247309 A JP2008247309 A JP 2008247309A JP 2008247309 A JP2008247309 A JP 2008247309A JP 2010081733 A JP2010081733 A JP 2010081733A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
motor
current
power supply
node
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008247309A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5582596B2 (ja
Inventor
Takashi Miyazawa
隆志 宮沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mimaki Engineering Co Ltd
Original Assignee
Mimaki Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mimaki Engineering Co Ltd filed Critical Mimaki Engineering Co Ltd
Priority to JP2008247309A priority Critical patent/JP5582596B2/ja
Publication of JP2010081733A publication Critical patent/JP2010081733A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5582596B2 publication Critical patent/JP5582596B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Abstract

【課題】モータの逆起電力の影響を、適切な方法で抑える。
【解決手段】印刷装置であって、キャリッジに動力を与えるモータへの供給電圧を制御する電圧制御部20を備え、電圧制御部20はモータ電源間ノード110の電圧が定電圧電源22の出力電圧よりも上昇することを検知する電圧上昇検知部104と、モータ電源間ノード110の電圧が定電圧電源22の出力電圧よりも上昇したことを電圧上昇検知部104が検知した場合に電流を流すスイッチ108と、スイッチ108が電流を流す場合に、当該電流を消費する電流消費部106とを有し、電圧上昇検知部104は、モータ電源間ノード110の電圧を一方の端子に受けるコンデンサC2と、コンデンサC2の他方の端子の電圧の変動を検知するコンパレータU1Aとを有し、スイッチ108は、コンパレータU1Aの出力に応じて開閉する。
【選択図】図2

Description

本発明は、印刷装置及び電圧制御装置に関する。
従来、モータの動力により駆動する様々な装置が知られている。このような装置としては、例えば、インクジェットヘッド等の印刷ヘッドを移動させるキャリッジをサーボモータ等のモータで繰り返し駆動する印刷装置が知られている。このような印刷装置は、例えば、キャリッジを駆動することにより、所定の主走査方向へ印刷ヘッドを往復運動させて、印刷を行う。
このようなモータを用いる構成においては、モータの減速時に、逆起電力が生じる。また、モータの逆起電力は、モータの駆動回路(モータドライバー回路)等を通して、電源装置に戻される場合がある。しかし、モータの逆起電力が電源装置に戻ってきてしまうと、例えば電圧の異常上昇が発生し、電源装置等の回路の誤動作の原因となるおそれがある。また、制御素子へ過電圧がかかり、故障の原因となるおそれもある。
これに対しては、例えば、負荷ラインにブリーダ抵抗を付けて電力消費させる方法や、負荷ラインにバリスタ等のサージアブソーバを付けて対応する方法も考えられる。しかし、このような方法では、例えば、常時無駄な電力消費が発生することとなる。
更には、ブリーダ抵抗を用いる方法では、例えば、十分な電力消費をさせるために大きなワット数の電力抵抗が必要となり、回路構成の規模が大きくなって装置が大型化してしまい、また、コストの大きな増大の原因となるおそれもある。また、バリスタを使用する方法では、例えば電源電圧等に合わせた回路構成に応じてバリスタの電圧値を変更することが必要となる。そのため、回路構成によっては、要求される電圧値に適合する品種がない場合もある。
また、従来、ツェナーダイオードのツェナー電圧を利用して逆起電力を検出し、逆起電力を除去する構成も知られている(例えば、特許文献1参照。)。しかし、ツェナーダイオードのツェナー電圧は、素子間のばらつきが大きい。例えば、一般的なもので、ツェナー電圧のばらつきは、10%程度ある。そのため、この場合、回路を確実に動作させようとすると、電圧設定が困難になるおそれがある。また、例えば電圧設定の微調整が難しくなるおそれもある。更には、ツェナーダイオードを使った検出回路では、任意の電圧が設定しにくいという問題も生じる。
そのため、従来、モータの逆起電力の影響を、より適切な方法で抑えることが求められていた。そこで、本発明は、上記の課題を解決できる印刷装置及び電圧制御装置を提供することを目的とする。
特開平6−343291号公報
上記の課題を解決するために、本発明は、以下の構成を有する。
(構成1)印刷を行う印刷装置であって、印刷ヘッドと、印刷ヘッドを移動させるキャリッジと、キャリッジに動力を与えるモータと、定電圧電源からモータへ供給される電力の電圧を制御する電圧制御部とを備え、電圧制御部は、定電圧電源とモータとの間のノードであるモータ電源間ノードの電圧が定電圧電源の出力電圧よりも上昇することを検知する電圧上昇検知部と、定電圧電源とモータとを結ぶ経路とは別に経路に設けられており、モータ電源間ノードの電圧が定電圧電源の出力電圧よりも上昇したことを電圧上昇検知部が検知した場合に電流を流すスイッチと、スイッチが電流を流す場合に、当該電流を消費する電流消費部とを有し、電圧上昇検知部は、モータ電源間ノードの電圧を一方の端子に受けるコンデンサと、コンデンサの他方の端子の電圧の変動を検知する電圧変動検知素子とを有し、スイッチは、電圧変動検知素子の出力に応じて開閉することにより、モータ電源間ノードの電圧が定電圧電源の出力電圧よりも上昇した場合に電流を流す。電圧上昇検知部は、例えば、所定のオフセット電圧分以上モータ電源間ノードの電圧が定電圧電源の出力電圧よりも高くなった場合に、モータ電源間ノードの電圧が定電圧電源の出力電圧よりも上昇したことを検知する。
このように構成すれば、例えば、逆起電力による電圧の上昇を適切に検出できる。また、逆起電力を消費する専用回路である電流消費部を設けることにより、逆起電力による電圧上昇を一定のレベル以下に適切に抑えることができる。これにより、例えば、電源装置等の回路の誤動作や、制御素子の過電圧を適切に防止できる。更には、逆起電力が発生した場合にのみ作動する回路構造とすることにより、動的に必要なときにだけ、電流を消費することが可能になる。これにより、消費電力を適切に抑えることができる。
また、この構成において、電圧変動検知素子は、モータ電源間ノードと、コンデンサを介して、ACカップリングしている。そのため、定電圧電源の出力電圧に依存しない構成により、逆起電力による電圧の上昇を適切に検出できる。また、これにより、モータ電源間ノードの電圧に変化が合った場合にのみ、回路を動作させることが可能となる。
また、この構成において、回路の応答速度及び動作開始電圧は、コンデンサの容量や、その周囲に設ける抵抗等により任意に設定できる。そのため、例えば電圧設定が困難になるということはなく、高い自由で回路を設計できる。また、逆起電力により電圧の上昇を、電圧上昇の比率により検出するため、例えば電圧設定用の素子の特性ばらつきや誤差がある場合でも、全体を高い作動精度で動作させることが可能となる。例えば、電圧設定用の素子の誤差が±20%あったとしても、電圧の上昇を適切に検出することが可能である。
ここで、この構成において、モータは、例えばDCモータである。モータは、サーボモータであってよい。また、電流消費部は、例えば抵抗により、電流を消費する。電流消費部は、並列に電流を流す複数の抵抗を有することが好ましい。この抵抗としては、例えば面実装品の電力抵抗を好適に用いることができる。電流消費部は、抵抗以外の構成により、電流を消費してもよい。
コンデンサは、一方の端子に、例えば抵抗等の他の素子を介して、モータ電源間ノードの電圧を受けてもよい。また、コンデンサは、モータ電源間ノードの電圧をそのまま受けるのではなく、例えば、モータ電源間ノードの電圧を分圧した電圧を受けることにより、一方の端子に、モータ電源間ノードの電圧を受けてもよい。
(構成2)電圧変動検知素子は、コンデンサの他方の端子の電圧と、予め設定された基準電圧とを比較するコンパレータである。このように構成すれば、例えば、コンデンサの他方の端子の電圧の変化を適切に検知できる。また、これにより、例えば、逆起電力による電圧の上昇を適切に検出できる。
(構成3)電流消費部は、ヒータを有し、スイッチを介して受け取る電流の消費に応じてヒータが発生する熱により、印刷装置で用いられる媒体を加熱する。
このように構成すれば、電流消費部において消費する電力を有効に利用できる。電流消費部による消費電力は、例えば、ヒータの消費電力の一部として利用される。この場合、電流消費部へ電流が流れないタイミングにおいて、ヒータは、例えば、他の電源から受け取る電力に応じて媒体を加熱してもよい。
(構成4)印刷装置は、紫外線の照射により硬化する紫外線照射型のインクを用いる印刷装置であり、電流消費部は、スイッチを介して受け取る電流を充電する充電器と、印刷装置で用いられる媒体上のインクへ紫外線を照射する光源とを有し、充電器に充電された電流の消費に応じて光源が発生する紫外線により、インクを硬化させる。
このように構成すれば、電流消費部において消費する電力を有効に利用できる。また、充電器を用いることにより、例えば、モータの動作タイミングによらず、適切なタイミングで紫外線を照射できる。電流消費部による消費電力は、例えば、光源の消費電力の一部として利用されてもよい。この場合、光源は、例えば、他の電源から更に電流を受け取ってもよい。
(構成5)定電圧電源からモータへ供給される電力の電圧を制御する電圧制御装置であって、定電圧電源とモータとの間のノードであるモータ電源間ノードの電圧が定電圧電源の出力電圧よりも上昇することを検知する電圧上昇検知部と、定電圧電源とモータとを結ぶ経路とは別に経路に設けられており、モータ電源間ノードの電圧が定電圧電源の出力電圧よりも上昇したことを電圧上昇検知部が検知した場合に電流を流すスイッチと、スイッチが電流を流す場合に、当該電流を消費する電流消費部とを備え、電圧上昇検知部は、モータ電源間ノードの電圧を一方の端子に受けるコンデンサと、コンデンサの他方の端子の電圧の変動を検知する電圧変動検知素子とを有し、スイッチは、電圧変動検知素子の出力に応じて開閉することにより、モータ電源間ノードの電圧が定電圧電源の出力電圧よりも上昇した場合に電流を流す。
このように構成すれば、例えば、構成1と同様の効果を得ることができる。また、印刷装置以外の各種装置においても、同様の効果を得ることができる。例えば、印刷装置以外の各種装置においても、モータの逆起電力の影響を、適切な方法で抑えることができる。
本発明によれば、モータの逆起電力の影響を、適切な方法で抑えることができる。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る印刷装置10の構成の一例を示す。本例において、印刷装置10は、媒体50に対して印刷を行うインクジェットプリンタであり、印刷ヘッド12、キャリッジ14、モータ16、メイン回路基板18、電圧制御部20、及び定電圧電源22を備える。
印刷ヘッド12は、媒体50へインク滴を吐出するインクジェットヘッドである。キャリッジ14は、印刷ヘッド12を移動させるヘッド駆動装置であり、モータ16の動力に応じて所定の主走査方向へ印刷ヘッド12を往復運動させることにより、印刷ヘッド12にスキャン動作を行わせる。
モータ16は、例えばサーボモータ等のDCモータであり、メイン回路基板18及び電圧制御部20を介して定電圧電源22から受け取る電力に応じて、キャリッジ14に動力を与える。メイン回路基板18は、印刷装置10の動作を制御するLSI等の電子部品が実装された回路基板である。また、本例において、メイン回路基板18は、電圧制御部20を介して定電圧電源22から受け取る電力を、予め設定されたシーケンスに従ってモータ16へ伝える。これにより、メイン回路基板18は、モータ16の動作を制御する。また、モータ16の動作を制御することにより、印刷ヘッド12のスキャン動作を制御する。
電圧制御部20は、定電圧電源22からモータ16へ供給される電力の電圧を制御する電圧制御装置であり、メイン回路基板18と定電圧電源22との間に設けられる。また、本例において、電圧制御部20は、例えば、メイン回路基板18がモータ16を減速させる場合に、モータ16の逆起電力による電圧の上昇を検知する。そして、電圧の上昇を検知した場合にモータ16への電力供給とは別の経路で電流を消費することにより、この電圧の過度の上昇を防ぐ。これにより、電圧制御部20は、モータ16の定電圧電源22等の回路の誤動作や、制御素子の過電圧を防止する。電圧制御部20の構成については、後に詳しく説明する。
定電圧電源22は、モータ16駆動用の電力を供給する直流電源である。定電圧電源22は、例えば交流電力を直流電力へ変換する電源であってよい。本例において、定電圧電源22は、42Vの電源であり、42Vの電圧の電力を、電圧制御部20及びメイン回路基板18を介して、モータ16へ供給する。定電圧電源22は、スイッチング電源であってよい。
本例によれば、モータ16の動力により、印刷ヘッド12にスキャン動作を行わせることができる。また、これにより、媒体50に対する印刷を適切に行わせることができる。
図2は、電圧制御部20の構成の一例を示す回路図である。本例において、電圧制御部20は、接続部102、電圧上昇検知部104、スイッチ108、及び電流消費部106を有する。尚、電圧制御部20は、図中に+5Vと示した箇所において、5Vの定電圧電源と接続されている。また、電圧制御部20は、図中に下向きの三角形で示した箇所において、接地されている。
接続部102は、定電圧電源22とメイン回路基板18とを接続する部分であり、コネクタCN1、及びダイオードD1を有する。コネクタCN1は、メイン回路基板18と接続されるコネクタであり、定電圧電源22から供給される電力を、メイン回路基板18へ伝える。また、本例において、コネクタCN1は、更に、5Vの電力を、メイン回路基板18へ供給する。
ダイオードD1は、モータ16(図1参照)及びメイン回路基板18と定電圧電源22との間を分離する素子であり、定電圧電源22からメイン回路基板18へ至る42Vの電力の供給経路において、カソードをメイン回路基板18側に向けた順方向に設けられる。これにより、ダイオードD1は、電流の逆流を防止する。また、これにより、電圧上昇の影響が定電圧電源22に及ぶことを防ぐ。
電圧上昇検知部104は、定電圧電源22とモータ16との間のノードであるモータ電源間ノード110の電圧の上昇を検知する回路であり、モータ電源間ノード110の電圧が定電圧電源22の出力電圧よりも上昇することを検知する。尚、本例において、モータ電源間ノード110は、電圧制御部20に対してモータ16側にあるメイン回路基板18と定電圧電源22との間のノードである。
また、本例において、電圧上昇検知部104は、コンデンサC2、コンパレータU1A、コンデンサC1、ツェナーダイオードD2、及び複数の抵抗R20〜R25を有する。コンデンサC2は、モータ電源間ノード110の電圧を一方の端子に受ける。また、コンデンサC2の他方の端子は、抵抗26を介して、コンパレータU1Aの(+)端子と接続される。これにより、コンデンサC2は、コンパレータU1Aの一方の入力と、モータ電源間ノード110とをACカップリングさせる。
コンパレータU1Aは、電圧変動検知素子の一例の電圧比較器である。本例において、コンパレータU1Aは、抵抗R24と抵抗R25とにより分圧された基準電圧(以下、Vref1とする)を、(−)端子に受ける。また、抵抗R26を介してコンデンサC2と接続されている(+)端子に、更に、抵抗R23と抵抗R20とにより分圧された基準電圧(以下、Vref2とする)を受ける。
また、基準電圧Vref1は、Vref2に対し、コンパレータU1Aのオフセット電圧(Vos)分をわずかに上回る電圧値に設定されている。そのため、コンデンサC2を介してモータ電源間ノード110の電圧変動の影響を受けない通常の状態において、コンパレータU1Aは、L信号(0V)を出力する。
また、例えばモータ16の逆起電力の影響でモータ電源間ノード110の電圧が上昇した場合、コンデンサC2及び抵抗R26を介して、電圧の変動成分がコンパレータU1Aの(+)端子に伝えられる。この場合、モータ電源間ノード110の電圧が上昇し始めると、コンパレータU1Aの(+)端子の電圧も、上昇し始める。そして、(+)端子の電圧が(−)端子の電圧Vref2を上回ると、コンパレータU1Aは、出力を反転させ、H信号(5V)を出力する。
このように、本例において、電圧上昇検知部104のコンパレータU1Aは、モータ電源間ノード110の電圧の変化に応じて、出力を反転させる。そのため、本例によれば、例えば、モータ16の逆起電力によるモータ電源間ノード110の電圧の上昇を適切に検知できる。
尚、電圧上昇検知部104において、他の素子は、コンパレータU1Aを安定して動作させるための素子である。例えば、抵抗R21は、コンパレータU1Aの出力を(+)端子へ帰還させることにより、回路にヒステリシスを持たせて、過敏なスイッチ動作を抑制する。抵抗R22は、コンパレータU1Aの出力のプルアップ抵抗である。ツェナーダイオードD2は、コンパレータU1Aの入力端子を保護する。
スイッチ108は、定電圧電源22とモータ16とを結ぶ経路とは別に経路に設けられており、コンパレータU1Aの出力に応じて電流経路を開閉する。本例において、スイッチ108は、コンパレータU1Aの出力をゲート端子(G)に受けるN型のMOSFETQ1により構成されている。また、MOSFETQ1のドレイン端子(D)は、電流消費部106の下流側に接続され、ソース端子(S)は接地されている。
この構成により、スイッチ108は、コンパレータU1Aの出力がH信号の場合にONになり、電流消費部106に電流を流す。また、これにより、スイッチ108は、モータ電源間ノード110の電圧が上昇し、定電圧電源22の出力電圧よりも上昇した場合に、コンパレータU1Aの出力に応じて、電流消費部106に電流を流す。
尚、スイッチ108は、例えばMOSFETQ1以外の素子で構成することも可能である。例えば、スイッチ108を、バイポーラトランジスタやリレー等により構成することも可能である。
電流消費部106は、モータ16の逆起電力を消費する専用回路である。本例において、電流消費部106は、抵抗により電流を消費する回路である。電流消費部106の電流方向上流側は、モータ電源間ノード110に接続され、下流側は、スイッチ108を介して接地されている。これにより、電流消費部106は、スイッチ108がONになって電流を流す場合にのみ、電流を消費する。
尚、モータ電源間ノード110の電圧が上昇して電流消費部106及びスイッチ108に電流が流れた場合、その後、電流消費部106が電流を消費すると、モータ電源間ノード110の電圧は降下する。これにより、コンパレータU1Aの(+)端子及び(−)端子に入力される電圧は、通常の状態に戻る。また、これに応じて、コンパレータU1Aの出力は、L信号に戻り、スイッチ108をOFFにする。そのため、モータ電源間ノード110の電圧が上昇していない状態においては、スイッチ108がOFFになっており、電流消費部106に電流が流れない。
本例によれば、逆起電力を消費する専用回路である電流消費部106を設けることにより、逆起電力による電圧上昇を一定のレベル以下に適切に抑えることができる。これにより、例えば、電圧の上昇による回路の誤動作や、制御素子の過電圧を適切に防止できる。
また、本例において、電圧上昇検知部104においてモータ電源間ノード110の電圧を監視するコンパレータU1Aは、コンデンサC2及び抵抗R2を介したACカップリングにより、モータ電源間ノード110の電圧の変動を検知する。そのため、定電圧電源22の出力電圧に依存しない構成により、逆起電力による電圧の上昇を適切に検出できる。これにより、モータ電源間ノード110の電圧に変化が合った場合にのみ、電流消費部106を動作させることが可能となる。また、例えば定電圧電源22の定格電圧が変わったとしても、作動電圧を調整する必要がない。
更には、本例において、回路の応答速度は、例えば、コンデンサC2の容量と抵抗R26の抵抗値との乗数により、任意に設定できる。また、動作開始電圧は、例えば、コンデンサC2、及び抵抗R20、R23、R26により任意に設定できる。そのため、本例によれば、例えば、高い自由で回路を設計できる。
また、逆起電力により電圧の上昇を、電圧上昇の比率により検出するため、例えば電圧設定用の素子に特性ばらつきや誤差がある場合でも、全体を高い作動精度で動作させることが可能となる。例えば、電圧設定用の素子の誤差が±20%あったとしても、電圧の上昇を適切に検出することが可能である。例えば、電圧制御部20からメイン回路基板18へ出力される電源電圧が逆起電力により+4V以上上昇した場合にスイッチ108をONにして電流消費部106へ電流を流そうとする場合、電圧設定用の素子の誤差が±20%あったとしても、電源電圧に対する+3.2〜4.8V程度の上昇を適切に検出できる。
また、本例によれば、必要な場合にのみ電流消費部106で電流を消費する構成により、電力消費を適切に抑えることができる。例えば、定電圧電源22の出力電圧が+42Vである場合、逆起電力による電圧の上昇をブリーダ抵抗による静的な方式で抑えようとすると、例えば、常時、42V×0.24A=10W程度の電力が消費されてしまうことになる。これに対し、本例によれば、例えば標準的なプリント動作を行う場合において、約1〜2W程度に消費電力を抑えることができる。
図3は、電流消費部106の構成の一例を示す。本例において、電流消費部106は、抵抗部302及び点灯表示部304を有する。抵抗部302は、電流消費用の抵抗が並べられた部分であり、並列に電流を流す複数の抵抗R2〜R19を有する。抵抗R2〜R19の電流方向上流側は、モータ電源間ノード110に接続されており、下流側は、スイッチ108に接続されている。これにより、スイッチ108がONになった場合、抵抗R2〜R19は、モータ電源間ノード110からの電流を流し、消費する。抵抗R2〜R19は、例えば、合計で0.5A程度(例えば0.4〜0.6A)の電流を流すことが好ましい。
尚、抵抗R2〜R19としては、例えば、基板に敷き詰めて配置された面実装品の電力抵抗を好適に用いることができる。このように構成すれば、抵抗R2〜R19の実装面積を適切に低減できる。
本例によれば、スイッチ108がONになった場合に、モータ電源間ノード110から流れる電流を適切に消費できる。また、これにより、例えばモータ16(図1参照)の逆起電力が発生した場合に、モータ電源間ノード110の電圧の上昇を適切に抑えることができる。
点灯表示部304は、電流消費部106の動作状態を示す表示部である。本例において、点灯表示部304は、抵抗R32及び発光ダイオードD5を有する。抵抗R32及び発光ダイオードD5は、モータ電源間ノード110とスイッチ108との間において、抵抗R32を電流方向上流側にして直列に接続される。
これにより、抵抗R32は、発光ダイオードD5に流れる電流値を決める。発光ダイオードD5に流れる電流値は、4mA程度(例えば3〜5mA)とすることが好ましい。また、発光ダイオードD5は、抵抗32を介して流れる電流に応じて発光する。
この構成により、スイッチ108がONになり、抵抗部302が電流を消費する場合に、発光ダイオードD5は点灯する。また、回路の異常時には、例えばスイッチ108が電流を流し続けるのに応じて、発光ダイオードD5は、常時点灯する。本例によれば、電流消費部106の動作状態を適切に表示できる。
ここで、本発明の変形例において、電流消費部106は、単に抵抗により電流を消費するのではなく、印刷装置10の動作に必要な構成により、電流を消費してもよい。例えば、電流消費部106は、電流を消費する構成として、ヒータを有してもよい。この場合、電流消費部106は、スイッチ108を介して受け取る電流の消費に応じてヒータが発生する熱により、媒体50(図1参照)を加熱する。また、例えば印刷装置10において紫外線照射型のインクを用いる場合、電流消費部106は、電流を消費する構成として、例えば、スイッチを介して受け取る電流を充電する充電器と、インクへ紫外線を照射する光源とを有してもよい。この場合、電流消費部106は、例えば、充電器に充電された電流の消費に応じて光源が発生する紫外線により、インクを硬化させる。
これらのように構成すれば、電流消費部106において消費する電力を有効に利用できる。電流消費部106による消費電力は、例えば、ヒータ又は光源の消費電力の一部として利用されてもよい。この場合、電流消費部へ電流が流れないタイミングにおいて、ヒータ又は光源は、例えば、他の電源から受け取る電力に応じて動作してもよい。
図4は、電圧制御部20の動作の一例を示す波形図である。印刷装置10において、メイン回路基板18は、モータ16に駆動と停止を繰り返させることにより、印刷ヘッド12にスキャン動作を行わせる。そのため、モータの速度波形は、一定周期毎に減速動作が行われる波形となる。
また、電圧制御部20からメイン回路基板18へ出力される電源電圧となるモータ電源間ノード110の電圧は、モータ16の減速動作時において、逆起電力の影響を受ける。そのため、例えば電流消費部106による電流消費を行わないとすると、電源電圧は、波形中に斜線部402で示したように上昇する。
これに対し、本例においては、モータ16の逆起電力が発生した場合、電圧上昇検知部104は、スイッチ108を構成するMOSFETQ1のゲート電圧をHレベルに設定し、スイッチ108をONにする。また、これに応じて、電流消費部106は、電流を消費する。これにより、電源電圧の上昇は、波形において斜線部402を除いた部分までに抑えられる。
そのため、本例によれば、例えば、モータ16の逆起電力の影響を適切に抑え、逆起電力による電圧上昇を一定のレベル以下に適切に抑えることができる。また、これにより、電源電圧上昇による回路の誤動作や、制御素子の過電圧を防止できる。
以上、本発明を実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
本発明は、例えば印刷装置に好適に利用できる。
本発明の一実施形態に係る印刷装置10の構成の一例を示す図である。 電圧制御部20の構成の一例を示す回路図である。 電流消費部106の構成の一例を示す図である。 電圧制御部20の動作の一例を示す波形図である。
符号の説明
10・・・印刷装置、12・・・印刷ヘッド、14・・・キャリッジ、16・・・モータ、18・・・メイン回路基板、20・・・電圧制御部、22・・・定電圧電源、50・・・媒体、102・・・接続部、104・・・電圧上昇検知部、106・・・電流消費部、108・・・スイッチ、110・・・モータ電源間ノード、302・・・抵抗部、304・・・点灯表示部、402・・・斜線部

Claims (5)

  1. 印刷を行う印刷装置であって、
    印刷ヘッドと、
    前記印刷ヘッドを移動させるキャリッジと、
    前記キャリッジに動力を与えるモータと、
    定電圧電源から前記モータへ供給される電力の電圧を制御する電圧制御部と
    を備え、
    前記電圧制御部は、
    前記定電圧電源と前記モータとの間のノードであるモータ電源間ノードの電圧が前記定電圧電源の出力電圧よりも上昇することを検知する電圧上昇検知部と、
    前記定電圧電源と前記モータとを結ぶ経路とは別に経路に設けられており、前記モータ電源間ノードの電圧が前記定電圧電源の出力電圧よりも上昇したことを前記電圧上昇検知部が検知した場合に電流を流すスイッチと、
    前記スイッチが電流を流す場合に、当該電流を消費する電流消費部と
    を有し、
    前記電圧上昇検知部は、
    前記モータ電源間ノードの電圧を一方の端子に受けるコンデンサと、
    前記コンデンサの他方の端子の電圧の変動を検知する電圧変動検知素子と
    を有し、
    前記スイッチは、前記電圧変動検知素子の出力に応じて開閉することにより、前記モータ電源間ノードの電圧が前記定電圧電源の出力電圧よりも上昇した場合に電流を流すこと
    を特徴とする印刷装置。
  2. 前記電圧変動検知素子は、前記コンデンサの前記他方の端子の電圧と、予め設定された基準電圧とを比較するコンパレータであることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記電流消費部は、ヒータを有し、前記スイッチを介して受け取る電流の消費に応じて前記ヒータが発生する熱により、前記印刷装置で用いられる媒体を加熱することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. 前記印刷装置は、紫外線の照射により硬化する紫外線照射型のインクを用いる印刷装置であり、
    前記電流消費部は、前記スイッチを介して受け取る電流を充電する充電器と、前記印刷装置で用いられる媒体上の前記インクへ紫外線を照射する光源とを有し、前記充電器に充電された消費に応じて前記光源が発生する紫外線により、前記インクを硬化させることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の印刷装置。
  5. 定電圧電源からモータへ供給される電力の電圧を制御する電圧制御装置であって、
    前記定電圧電源と前記モータとの間のノードであるモータ電源間ノードの電圧が前記定電圧電源の出力電圧よりも上昇することを検知する電圧上昇検知部と、
    前記定電圧電源と前記モータとを結ぶ経路とは別に経路に設けられており、前記モータ電源間ノードの電圧が前記定電圧電源の出力電圧よりも上昇したことを前記電圧上昇検知部が検知した場合に電流を流すスイッチと、
    前記スイッチが電流を流す場合に、当該電流を消費する電流消費部と
    を備え、
    前記電圧上昇検知部は、
    前記モータ電源間ノードの電圧を一方の端子に受けるコンデンサと、
    前記コンデンサの他方の端子の電圧の変動を検知する電圧変動検知素子と
    を有し、
    前記スイッチは、前記電圧変動検知素子の出力に応じて開閉することにより、前記モータ電源間ノードの電圧が前記定電圧電源の出力電圧よりも上昇した場合に電流を流すことを特徴とする電圧制御装置。
JP2008247309A 2008-09-26 2008-09-26 印刷装置及び電圧制御装置 Active JP5582596B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008247309A JP5582596B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 印刷装置及び電圧制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008247309A JP5582596B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 印刷装置及び電圧制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010081733A true JP2010081733A (ja) 2010-04-08
JP5582596B2 JP5582596B2 (ja) 2014-09-03

Family

ID=42211522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008247309A Active JP5582596B2 (ja) 2008-09-26 2008-09-26 印刷装置及び電圧制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5582596B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014149423A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Konica Minolta Inc 画像形成装置およびその制御方法
CN104007631A (zh) * 2013-02-26 2014-08-27 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置
JP2018200403A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US10892692B2 (en) 2017-07-25 2021-01-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Back electromotive force controllers
EP4220919A1 (en) 2022-02-01 2023-08-02 OMRON Corporation Power supply circuit and motor device

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61277389A (ja) * 1985-05-30 1986-12-08 Nec Corp トランジスタインバ−タの回生電力吸収方式
JPH05111272A (ja) * 1991-10-15 1993-04-30 Brother Ind Ltd モータ駆動回路
JPH05141337A (ja) * 1991-05-01 1993-06-08 Toyota Motor Corp 内燃機関の失火検出装置
JP2005278348A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Kyocera Mita Corp Dcモータの回生エネルギー利用装置
JP2006020372A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Meidensha Corp バッテリ車の制御装置
JP2006159499A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61277389A (ja) * 1985-05-30 1986-12-08 Nec Corp トランジスタインバ−タの回生電力吸収方式
JPH05141337A (ja) * 1991-05-01 1993-06-08 Toyota Motor Corp 内燃機関の失火検出装置
JPH05111272A (ja) * 1991-10-15 1993-04-30 Brother Ind Ltd モータ駆動回路
JP2005278348A (ja) * 2004-03-25 2005-10-06 Kyocera Mita Corp Dcモータの回生エネルギー利用装置
JP2006020372A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Meidensha Corp バッテリ車の制御装置
JP2006159499A (ja) * 2004-12-03 2006-06-22 Konica Minolta Medical & Graphic Inc インクジェット記録装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014149423A (ja) * 2013-02-01 2014-08-21 Konica Minolta Inc 画像形成装置およびその制御方法
US9052660B2 (en) 2013-02-01 2015-06-09 Konica Minolta, Inc. Image forming apparatus detecting occurrence of jam
CN104007631A (zh) * 2013-02-26 2014-08-27 京瓷办公信息系统株式会社 图像形成装置
JP2014164200A (ja) * 2013-02-26 2014-09-08 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2018200403A (ja) * 2017-05-26 2018-12-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置
US10892692B2 (en) 2017-07-25 2021-01-12 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Back electromotive force controllers
EP4220919A1 (en) 2022-02-01 2023-08-02 OMRON Corporation Power supply circuit and motor device
KR20230117661A (ko) 2022-02-01 2023-08-08 오므론 가부시키가이샤 전원 회로 및 모터 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP5582596B2 (ja) 2014-09-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4912067B2 (ja) 半導体集積回路およびそれを備えた電子機器
JP5582596B2 (ja) 印刷装置及び電圧制御装置
KR102145165B1 (ko) 스위칭 레귤레이터 및 전자 기기
US7221858B2 (en) Pulse-width modulation motor speed control circuit
US8487576B2 (en) Load drive control device and load drive control method
JP4356977B2 (ja) 電源装置及び該電源装置を備える記録装置
JP5301976B2 (ja) 車両用灯具の制御装置
JP4366351B2 (ja) 電源制御回路、電子機器及び記録装置
US9423743B2 (en) Unit checking device, unit, and image forming apparatus
KR20080086078A (ko) 잉크젯 화상형성장치의 잉크 레벨 검출장치 및 그 제어방법
US7410231B2 (en) Pen voltage regulator for inkjet printers
JP2009055078A (ja) 負荷駆動回路
US20110204792A1 (en) Curcuit arrangement and method for operating an oled
EP2136461B1 (en) Driving circuitry and an integrated circuit for use therein
JP5615490B2 (ja) 印刷装置
US8942011B2 (en) Power supply apparatus and image forming apparatus
JP2013179823A (ja) 電力供給装置及び記録装置
JP2007062264A (ja) 記録装置
JP2012014009A (ja) 電磁アクチュエータ検査装置及び画像形成装置
JP6455170B2 (ja) 電源装置、及び、プリンター
US7896453B2 (en) Recording apparatus
JP2007316811A (ja) 直流電源装置
JP2010157477A (ja) Led点灯制御装置、その装置を用いた記録装置、及びled点灯制御方法
US8664799B2 (en) Apparatus including power supply circuit
JP2005198357A (ja) 突入電流防止回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110902

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131030

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140709

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5582596

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250