JP2010081659A - 電動機及びそれを用いた電動圧縮機 - Google Patents

電動機及びそれを用いた電動圧縮機 Download PDF

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Bunshiro Kira
文史郎 吉良
Ryoichi Takahata
良一 高畑
Shinichi Wakui
真一 湧井
Satoshi Kikuchi
菊地  聡
Masaharu Senoo
正治 妹尾
Keiji Noma
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Abstract

【課題】本発明は、固定子鉄心の振動を有効に分散させて騒音の外部への伝播を低減できる電動機を提供することにある。
【解決手段】本発明は、固定子鉄心14のフレーム2との面接触部(19,37,38T)を周方向に複数形成すると共に、面接触部の数が固定子鉄心14のティース17の数とは異なるように形成し、かつ前記固定子鉄心14を鋼板積層方向に少なくとも2分割して第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bとで構成し、隣接する第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bの前記フレームへの面接触部(19,37,38T)を周方向の異なる位置に位置させたのである。
【選択図】図2

Description

本発明は永久磁石式電動機や誘導電動機等の電動機及びそれを用いた電動圧縮機に係り、特に外部に伝わる振動騒音を低減するのに好適な電動機及びそれを用いた電動圧縮機に関する。
一般に、電動機は運転時における回転子と固定子との間の電磁力の相互作用により固定子鉄心に振動が発生し、この振動が外部に伝わって騒音を発生させている。
このような固定子鉄心に発生する振動の外部への伝播を抑制するために、固定子鉄心のフレームへの接触面積を少なくすると共に、固定子鉄心のフレームへの接触部の位置を回転軸に対し非対称とすることで、固定子巻線への通電時に周期的に固定子鉄心に発生する振動をフレームに伝わりにくくすることが、例えば特許文献1に開示のように、既に提案されている。
特開2005−245101号公報
上記特許文献1に開示の技術によれば、固定子鉄心のフレームへの接触部の位置が固定子鉄心の積層方向の一端から他端に亘って連続して位置するため、振動が十分に分散されず、振動抑制効果としては不充分であった。
本発明の目的は、固定子鉄心の振動を有効に分散させて騒音の外部への伝播を低減できる電動機を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、固定子鉄心のフレームとの面接触部を周方向に複数形成すると共に、面接触部の数が固定子鉄心のティースの数とは異なるように形成し、かつ前記固定子鉄心を鋼板積層方向に少なくとも2分割して第1固定子鉄心と第2固定子鉄心とで構成し、隣接する第1固定子鉄心と第2固定子鉄心の前記フレームへの面接触部を周方向の異なる位置に位置させたのである。
以上説明したように、固定子鉄心のフレームとの面接触部を周方向に複数形成し、面接触部の数が固定子鉄心のティースの数とは異なるように形成することで、固定子巻線への通電時に周期的に固定子鉄心に発生する振動をフレームに伝わりにくくできる。その上で、2分割した隣接する第1固定子鉄心と第2固定子鉄心の前記フレームへの面接触部を周方向の異なる位置に位置させることで、固定子鉄心に発生する振動を効率よく分散させることができる。
このように、周期的に固定子鉄心に発生する振動をフレームに伝わりにくくすると共に、固定子鉄心の振動を有効に分散させることができるので、騒音の外部への伝播を低減できる電動機を得ることができるのである。
以下本発明による電動機を用いた電動圧縮機の第1の実施の形態を、図1〜図3を用いて説明する。
電動圧縮機1は、縦型の筒状のフレーム2と上蓋3及び下蓋4とで形成された密閉空間内に設置された電動機5と圧縮機6とで構成されている。
前記電動機5は、縦型に配置された回転軸7に固定された回転子8と、この回転子8の外径側に隙間を介して位置しフレーム2の内側に固定された固定子9とを有し、回転子8の極数と固定子9のスロット数との比を、2:3とした4極の永久磁石式電動機である。回転軸7は、滑り軸受よりなる上側軸受10と、ボール軸受からなる下側軸受11を介して前記フレーム2に支持されている。
前記回転子8は、電磁鋼板を回転軸方向に積層して形成した回転子鉄心12と、この回転子鉄心12の外径側に回転軸方向に形成した挿入孔に装着した複数の永久磁石13より構成されている。
前記固定子9は、電磁鋼板を積層した固定子鉄心14と、この固定子鉄心14に装着された固定子巻線15とで構成され、さらに固定子鉄心14は、環状の継鉄16と、この継鉄16の内径側から回転軸7の軸心に向って突出させ周方向に等間隔で形成した複数のティース17とで形成されている。そして、前記固定子巻線15は、これらティース17に集中巻されティース17間に形成されたスロット内に装着されて3相構成をしている。
環状の継鉄16の外周部で前記ティース17と対向する位置には、積層方向に亘って夫々切欠き部18を設けてフレーム2との非接触部を形成しており、ティース17から継鉄16を経由してフレーム2へ伝播する振動を抑制している。そして、環状の継鉄16の外周部に、積層方向に亘ってフレーム2との面接触部19と、隣接する切欠き部18間を切り取って積層方向に亘る非面接触部20を形成し、これら面接触部19と非面接触部20とを周方向に交互に配置している。したがって、非面接触部20は、回転軸7に対して非対称位置に形成されることになる。
電動機5は、4極6スロットであり、スロットピッチ(ティースピッチ)は電気角で120度である。
このように形成された固定子鉄心14を、図2に示すように、電磁鋼板の積層方向に等分に2分割して第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bを構成し、これら第1固定子鉄心14A及び第2固定子鉄心14Bを焼き嵌めや圧入によってフレーム2に装着する。その結果、固定子鉄心14の面接触部19のみがフレーム2に接触することになる。
また、第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bをフレーム2に装着する際に、第1固定子鉄心14Aの面接触部19と第2固定子鉄心14Bの面接触部19とが積層方向に重ならないように周方向にずらして異なる位置に位置させることが重要である。本実施の形態においては、第1固定子鉄心14Aの面接触部19と第2固定子鉄心14Bの面接触部19とがスロットピッチ分(4極6スロットであるので、機械角60度に相当)、異なる位置にズレることになる。このように構成することで、隣接する第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bとは電磁鋼板の積層方向の断面が異なることになる。
一方、圧縮機6は、スクロール式であり、上側軸受10を支持しフレーム2の内側に固定された固定部材21に設けられた固定スクロール部材22と、回転軸7の上端に形成されたクランク軸23に係合して旋回駆動される旋回スクロール部材24から構成されている。固定スクロール部材22は、端板25と、この端板25から下向きに延在して直立する渦巻状ラップ26とを有し、旋回スクロール部材24は、端板27と、この端板27から上向きに延在されて直立する渦巻状ラップ28を有し、これら渦巻状ラップ26,28を上下方向から噛合わせることで、渦巻状の圧縮室29を形成している。
そして圧縮室29の外周部には吸入口30が連結され、圧縮室29の内周部には吐出口31が形成され、さらに、フレーム2には吐出パイプ32が設けられている。
上記構成の圧縮機6は、回転軸7の回転に伴うクランク軸23の偏心回転により旋回スクロール部材28が固定スクロール部材26内を偏心回転し、その結果、圧縮室29の容積を外周部から内周部に至るにしたがって次第に縮小することで吸入口30から導入された流体、例えば空気を吐出口31に向って圧縮している。吐出口31から吐出された圧縮空気は、固定部材21に設けた図示しないガス通路を通って固定部材21の下方に至り、そこから吐出パイプ32を経由して電動圧縮機1の外部に排出される。
このほか、回転軸7には、内部に油孔33が全長に亘って形成されており、回転によりフレーム2の下部の下蓋4に溜められている潤滑油を、上側軸受10や下側軸受11に供給している。さらに、フレーム2には、電動機5に電力を供給する端子34が設けられている。
上述のように構成した電動圧縮機1を運転した場合、固定子9のティース17に発生した電磁加振力(振動)は、継鉄16を介してフレーム2に伝達されるが、ティース17に対向する継鉄16には切欠き部18があるので、ここからフレーム2への振動の伝播はなくなる。また、継鉄16のフレーム2との面接触部19が全周に亘ってないこと、隣接する第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bとは電磁鋼板の積層方向の断面が異なって断面の外周部が周方向にずれていることから面接触部19が第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bとで電磁鋼板の積層方向(軸方向)に対して重なっていない(変化している)こと、さらに、面接触部19の面積が第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bとで等しいことで、電流通電時に固定子鉄心14に周期的に発生する振動が第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bを介して均等にフレーム2側に分散されて伝わり、集中的な振動の伝達がなくなるので、全体的に振動騒音の外部への伝達を抑制することができる。
因みに、本実施の形態による電動圧縮機1を、120度通電PWMインバータで運転した際の騒音を測定した結果、図4に示す結果となった。
図4(A)は各周波数成分での騒音測定結果を示し、図4(B)は騒音のオーバーオール(OA)値を示したものである。
測定した本発明品である電動圧縮機1は、圧縮冷媒としてR410Aを用いた冷凍能力が公称2.2〜2.8kWである。騒音の測定点は、電動機5の軸方向中央位置で電動機5から水平方向に1m離れた位置である。騒音レベルは、比較のために、特許文献1に示す構成の本実施の形態と同じ仕様の電動圧縮機の測定結果を従来品として併記した。
騒音測定結果によれば、図4(A)に示すように、周波数成分が200Hz,250Hzでは、本発明品の騒音が従来品よりも大きくなっているが、それ以上高い周波数領域については本発明品が、いずれも従来品に比べて騒音が小さくなっていた。
また、電動圧縮機としての騒音は、従来品が72.5dBであるのに対し本発明品は70.6dBとなり、1.9dB低減されていることが分かった。
次に、本発明による第2の実施の形態を、図5を用いて説明する。尚、図1及び図2と同一符号は同一構成部品を示し、適用される電動圧縮機は図3と同じであるので、再度の詳細な説明は省略する。
本実施の形態において、第1の実施の形態と異なる構成は、電動機5の固定子鉄心14の形状である。即ち、第1の実施の形態において電磁鋼板の積層方向に等分に2分割した第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bのうち、第1固定子鉄心14Aを第1固定子鉄心第1群14A1と第1固定子鉄心第2群14A2とに電磁鋼板の積層方向にさらに等分に2分割し、これら第1固定子鉄心第1群14A1と第1固定子鉄心第2群14A2とで第2固定子鉄心14Bを挟み込むように積層したのである。勿論、第1固定子鉄心第1群14A1と第1固定子鉄心第2群14A2からなる第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bの面接触部19は、電磁鋼板の積層方向(軸方向)に対して重なっていない(変化している)こと、さらに、面接触部19の面積が第1固定子鉄心第1群14A1と第1固定子鉄心第2群14A2からなる第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bとで等しくしていることは第1の実施の形態と同じである。
本実施の形態によれば、第1固定子鉄心14Aの累計積層厚さが第2固定子鉄心14Bと同じであるにも拘らず、第1の実施の形態に比べて面接触部19がさらに細かく分散されるので、ティース17に発生した電磁加振力がフレーム2に対して集中的に伝達されることがなくなり、全体的に振動騒音の外部への伝達を抑制することができる。
図6は、本発明による第3の実施の形態を示すものである。尚、図1,図2及び図5と同一符号は同一構成部品を示し、適用される電動圧縮機は図3と同じであるので、再度の詳細な説明は省略する。
本実施の形態は、第2の実施の形態における固定子鉄心14をさらに変形したもので、第1の実施の形態において電磁鋼板の積層方向に等分に2分割した第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bのうち、第1の固定子鉄心14を第1固定子鉄心第1群14A1,第1固定子鉄心第2群14A2,第1固定子鉄心第3群14A3とに電磁鋼板の積層方向に等分に3分割すると共に、第2固定子鉄心14Bを第2固定子鉄心第1群14B1と第2固定子鉄心第2群14B2とに電磁鋼板の積層方向に等分に2分割したのである。そして、第1固定子鉄心第1群14A1と第1固定子鉄心第3群14A3とが積層端部に位置するように、これらを交互に積層して固定子鉄心14を構成したのである。
勿論、第1固定子鉄心第1群14A1,第1固定子鉄心第2群14A2,第1固定子鉄心第3群14A3からなる第1固定子鉄心14Aと、第2固定子鉄心第1群14B1と第2固定子鉄心第2群14B2とからなる第2固定子鉄心14Bの面接触部19は、電磁鋼板の積層方向(軸方向)に対して重なっていない(変化している)こと、さらに、面接触部19の面積が第1固定子鉄心第1群14A1,第1固定子鉄心第2群14A2,第1固定子鉄心第3群14A3からなる第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心第1群14B1と第2固定子鉄心第2群14B2とからなる第2固定子鉄心14Bとで等しくしていることは第1及び第2の実施の形態と同じである。
本実施の形態によれば、第2の実施の形態に比べて面接触部19を、軸方向(電磁鋼板の積層方向)及び周方向にさらに細かく分散させることができるので、ティース17からフレーム2に対して集中的な振動の伝達が少なくなり、全体的に振動騒音の外部への伝達をさらに抑制することができる。
図7(A)及び図7(B)は、第1の実施の形態をさらに変形した第4の実施の形態を示すものである。そして、図1及び図2と同一符号は同一構成部品を示し、適用される電動圧縮機は図3と同じであるので、再度の詳細な説明は省略する。
本実施の形態において、第1の実施の形態と異なる構成は、固定子鉄心14のティース17が環状の継鉄16につながる根元部に振動抑制スリット35A,35Bを設けたのである。そして、この振動抑制スリット35A,35Bは、継鉄16の外周側に形成した面接触部19側から非面接触部20側に向けて切り込まれており、この切り込み方向が、第1固定子鉄心14Aと第2固定子鉄心14Bを積層時に逆向きとなるようにしている。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態の効果を奏するほか、ティース17に発生した電磁加振力が振動抑制スリット35A,35Bにより吸振されるので、継鉄16を経由してフレーム2に伝わる振動を低減させることができる。
図8(A)及び図8(B)は、本発明による第5の実施の形態を示すもので、第4の実施の形態を変形させた例である。したがって、図7(A)及び図7(B)と同一符号は同一構成部品を示し、適用される電動圧縮機は図3と同じであるので、再度の詳細な説明は省略する。
本実施の形態において、第4の実施の形態と異なる構成は、固定子鉄心14のティース17が環状の継鉄16につながる根元部に閉ざされた振動抑制スリット36を設けたのである。そして、この振動抑制スリット36は、ティース17と継鉄16との間の磁束の流れに沿う方向に傾斜させて形成したのである。
本実施の形態によれば、第4の実施の形態と同等の効果を奏するほか、第4の実施の形態に比べてティース17と継鉄16との間の有効磁束の流れを妨げることがなくなるので、電動機の特性を低下させることがなくなる。
図9(A)及び図9(B)は、本発明による第6の実施の形態を示すものである。そして、図1及び図2と同一符号は同一構成部品を示し、適用される電動圧縮機は図3と同じであるので、再度の詳細な説明は省略する。
本実施の形態において第1の実施の形態と異なる構成は、継鉄16の外周部の面接触部37と非面接触部38の形状である。即ち、面接触部37には、電磁鋼板の積層方向に亘る凹部37Gを周方向に複数(2つ)形成し、非面接触部38には、前記凹部37Gに対向する位置に電磁鋼板の積層方向に亘ってフレーム2と接触する凸部38Tを周方向に複数(2つ)形成したのである。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態に比べて、電磁加振力が継鉄16の外周部に不均一に伝わると共に、複数の凹部37Gや凸部38Tによってフレーム2へ伝わる振動がさらに細かく分散されるので、振動の外部への伝播をより効果的に低減することができる。
このように、本発明による各実施の形態によれば、周期的に固定子鉄心14に発生する振動をフレーム2に伝わりにくくすると共に、固定子鉄心14の振動を有効に分散させることができるので、騒音の外部への伝播を低減できる電動機5を得ることができると共に、それを用いた電動圧縮機1を得ることができる。
ところで、上記各実施の形態において、電動機5として回転子8の極数と固定子9のスロット数との比が2:3の4極の永久磁石式電動機を一例に説明したが、本発明はこの種電動機に限定されるものではなく、回転子8の極数と固定子9のスロット数との比及び極数が異なる永久磁石式電動機や巻線型の回転子を有する電動機にも適用できるのは云うまでもない。さらに、固定子鉄心14のフレーム2への面接触部19,37の数も各実施の形態に限定されるものではなく、また、固定子巻線15も集中巻によるものに限定されるものではない。
本発明による第1の実施の形態による電動機の第1固定子鉄心の断面図。 本発明による第1の実施の形態による電動機の第2固定子鉄心の断面図。 図1に示す固定子鉄心を積層した斜視図。 図1に示す電動機を用いた電動圧縮機を示す縦断面図 図3に示す電動圧縮機の各周波数成分での騒音測定結果を示す棒グラフ。 図3に示す電動圧縮機の騒音のオーバーオール(OA)値を示す表。 本発明による第2の実施の形態による電動機を示す図2相当図。 本発明による第3の実施の形態による電動機を示す図2相当図。 本発明による第4の実施の形態による電動機の第1固定子鉄心の図1相当図。 本発明による第4の実施の形態による電動機の第2固定子鉄心の図1相当図。 本発明による第5の実施の形態による電動機の第1固定子鉄心の図1相当図。 本発明による第5の実施の形態による電動機の第2固定子鉄心の図1相当図。 本発明による第6の実施の形態による電動機の第1固定子鉄心の図1相当図。 本発明による第6の実施の形態による電動機の第2固定子鉄心の図1相当図。
符号の説明
1…電動圧縮機、2…フレーム、3…上蓋、4…下蓋、5…電動機、6…圧縮機、7…回転軸、8…回転子、9…固定子、10…上側軸受、11…下側軸受、12…回転子鉄心、13…永久磁石、14…固定子鉄心、14A…第1固定子鉄心、14B…第2固定子鉄心、14A1…第1固定子鉄心第1群、14A2…第1固定子鉄心第2群,14A3…第1固定子鉄心第3群、14B1…第2固定子鉄心第1群、14B2…第2固定子鉄心第2群、15…固定子巻線、16…継鉄、17…ティース、18…切欠き部、19,37…面接触部、20,38…非面接触部、21…固定部材、22…固定スクロール部材、23…クランク軸、24…旋回スクロール部材、25,27…端板、26…渦巻状ラップ、28…渦巻状ラップ、29…圧縮室、30…吸入口、31…吐出口、32…吐出パイプ、33…油孔、34…端子、35A,35B,36…振動抑制スリット、37G…凹部、38T…凸部。

Claims (10)

  1. フレームに軸受を介して回転自在に支持された回転子と、この回転子の外径側に隙間を介して配置され前記フレームに保持される固定子とを備え、この固定子が、電磁鋼板を積層して構成した固定子鉄心と、この固定子鉄心に装着された固定子巻線とを備え、前記固定子鉄心が、前記フレームに外周面を面接触して保持される環状の継鉄と、この継鉄の内径側に周方向に等間隔で形成した複数のティースとを備え、この固定子鉄心の隣接するティース間に形成されたスロット内に前記固定子巻線が装着されている電動機において、前記固定子鉄心の前記フレームとの面接触部が周方向に複数形成すると共に、前記固定子鉄心を鋼板積層方向に少なくとも2分割して第1固定子鉄心と第2固定子鉄心とで構成し、隣接する第1固定子鉄心と第2固定子鉄心の前記フレームへの面接触部を周方向の異なる位置に位置させたことを特徴とする電動機。
  2. フレームに軸受を介して回転自在に支持された回転子と、この回転子の外径側に隙間を介して配置され前記フレームに保持される固定子とを備え、この固定子が、電磁鋼板を積層して構成した固定子鉄心と、この固定子鉄心に装着された固定子巻線とを備え、前記固定子鉄心が、前記フレームに外周面を面接触して保持される環状の継鉄と、この継鉄の内径側に周方向に等間隔で形成した複数のティースとを備え、この固定子鉄心の隣接するティース間に形成されたスロット内に前記固定子巻線が装着されている電動機において、前記固定子鉄心を鋼板積層方向に少なくとも2分割して第1固定子鉄心と第2固定子鉄心とで構成し、前記第1固定子鉄心と第2固定子鉄心は前記継鉄の前記フレームとの面接触部が周方向に複数形成されていると共に、隣接する第1固定子鉄心と第2固定子鉄心の断面が異なるようにし、かつ、第1固定子鉄心と第2固定子鉄心の前記フレームへの面接触部の接触面積を等しくしたことを特徴とする電動機。
  3. フレームに軸受を介して回転自在に支持された回転子と、この回転子の外径側に隙間を介して配置され前記フレームに保持される固定子とを備え、この固定子が、電磁鋼板を積層して構成した固定子鉄心と、この固定子鉄心に装着された固定子巻線とを備え、前記固定子鉄心が、前記フレームに外周面を面接触して保持される環状の継鉄と、この継鉄の内径側に周方向に等間隔で形成した複数のティースとを備え、この固定子鉄心の隣接するティース間に形成されたスロット内に前記固定子巻線が装着されている電動機において、前記固定子鉄心を鋼板積層方向に少なくとも2分割して第1固定子鉄心と第2固定子鉄心とで構成し、前記第1固定子鉄心と第2固定子鉄心は前記継鉄の前記フレームとの面接触部が周方向に複数形成されていると共に、隣接する第1固定子鉄心と第2固定子鉄心の断面の外周部を異なるようにし、かつ、第1固定子鉄心と第2固定子鉄心の前記フレームへの面接触部の接触面積を等しくしたことを特徴とする電動機。
  4. フレームに軸受を介して回転自在に支持された回転子と、この回転子の外径側に隙間を介して配置され前記フレームに保持される固定子とを備え、この固定子が、電磁鋼板を積層して構成した固定子鉄心と、この固定子鉄心に装着された固定子巻線とを備え、前記固定子鉄心が、前記フレームに外周面を面接触して保持される環状の継鉄と、この継鉄の内径側に周方向に等間隔で形成した複数のティースとを備え、この固定子鉄心の隣接するティース間に形成されたスロット内に前記固定子巻線が装着されている電動機において、前記継鉄の外周部に前記フレームとの面接触部と非面接触部とを周方向に複数形成すると共に、前記固定子鉄心を鋼板積層方向に少なくとも2分割して第1固定子鉄心と第2固定子鉄心とで構成し、隣接する第1固定子鉄心と第2固定子鉄心の前記フレームへの面接触部を周方向の異なる位置に位置させ、かつ、前記ティースの根元部に振動抑制スリットを設けたことを特徴とする電動機。
  5. 前記振動抑制スリットは、面接触部側から非面接触部側に向けて切り込まれており、この切り込み方向が、前記第1固定子鉄心と第2固定子鉄心とで逆向きとなるように積層されていることを特徴とする請求項4記載の電動機。
  6. 前記振動抑制スリットは、前記ティースと前記継鉄との間に流れる磁束に沿う方向に形成されたスリットであることを特徴とする請求項4記載の電動機。
  7. 前記固定子巻線は、前記ティースに集中巻で装着されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の電動機。
  8. 前記回転子は、電磁鋼板を積層して形成した回転子鉄心に複数の永久磁石を鋼板積層方向に装着して構成されていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の電動機。
  9. 前記第1固定子鉄心と第2固定子鉄心とは、鋼板積層方向に夫々複数分割されていると共に、分割された前記第1固定子鉄心と第2固定子鉄心の累計積層厚が等しいことを特徴とする請求項1,2,3,4,5又は6記載の電動機。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の電動機を動力として用いたことを特徴とする電動圧縮機。
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