JP2010081647A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】感度の高いアンテナを有する情報処理装置を提供すること。
【解決手段】表示面の背面が金属筐体3Bで覆われた表示部3と、前記金属筐体の一部に設けられた切り欠き部37内に配設されたアンテナモジュール35と、前記アンテナモジュールを覆うように前記切り欠き部に設けられた非金属部材のカバー41、61とを備える。
【選択図】図34

Description

本発明は、情報処理装置に関し、特に、本体に対して表示部が折り畳み可能な情報処理装置に関するものである。
近年、ノート型パーソナルコンピュータまたはモバイルコンピュータ等と呼ばれる携帯型の情報処理装置が数多く製品化されている。このような情報処理装置においては、本体と表示部を備えており、この表示部は本体に対してヒンジを介して開閉できるようになっている。そして、最近では、アンテナ等を備え、情報処理装置間でデータ等のやり取りを行うことができるようになっている。
図47は、従来の情報処理装置であるアンテナ等を備えたコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す斜視図である。このコンピュータ400は、金属筐体を有する本体410に対して金属筐体を有する表示部420が開閉自在に取り付けられている。そして、アンテナ430が本体410の側面にて旋回可能に配置されている。このような構成において、アンテナ430を使用する場合は、アンテナ430を旋回させて図のように本体410に対して立ち上げ、アンテナ430を使用しない場合は、アンテナ430を旋回させて本体410に対して略平行となるようにする。
特開平10―163733号公報 特開2000−13047号公報 特開平6−85530号公報 登録実用新案第3062482号公報
上述した従来のコンピュータ400では、金属筐体がアンテナ感度に悪影響を与えるため、アンテナ430は本体410の側面に飛び出るように配置されている。従って、アンテナ430に物等が引っ掛かり易く、アンテナ430等を破損さるおそれがあるという問題があった。また、本体410等のデザインとマッチしにくいという欠点もあった。
図48は、従来の別の情報処理装置であるアンテナ等を備えたコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す斜視図である。このコンピュータ500は、本体510に対して表示部520が開閉自在に取り付けられている。そして、アンテナ530が本体510の側面に内蔵されている。
このような構成のコンピュータ500によれば、上記問題点等を解消することはできるが、使用者から見て左方向及び前方向からくる電波は本体510内を通ってアンテナ530に達するため、途中で内蔵電子部品により電波が障害を受け易く、アンテナ530の感度低下を引き起こすという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、感度の高いアンテナを有する情報処理装置を提供することができるようにするものである。
本発明の一側面の第1の情報処理装置は、表示面が非金属筐体で覆われ、背面が金属筐体で覆われた表示部と、前記金属筐体の一辺の一部に設けられた切り欠き部内に配設されたアンテナ部材と、前記アンテナ部材を覆うように前記切り欠き部に設けられた非金属部材のカバーとを備える。
前記切り欠き部の少なくとも三辺は、前記表示部の同一面に設けるようにすることができる。
本体部を備え、前記表示部は、前記本体部の一側部と前記表示部の一側部とが軸支持されることで前記本体部に対して開閉可能に構成され、前記アンテナ部材は、前記表示部の前記一側部と対向する他側部に設けられた前記切り欠き部に配設されているようにすることができる。
前記アンテナ部材は、前記表示部から少なくとも一部が突出するように配設されているようにすることができる。
突出した前記アンテナ部材を覆うように前記表示部の側面に設けられた側面カバーをさらに備えるようにすることができる。
前記アンテナ部材は、前記アンテナ部材の給電口側の端部から前記切り欠き部の両端部のうち、当該給電口に近い方の端部までの距離が、前記アンテナ部材の給電口側とは反対側の端部から前記切り欠き部の両端部のうち当該給電口に遠い方の端部までの距離よりも小さくなるように配設されているようにすることができる。
信号の送信時に点灯又は点滅する発光手段をさらに備え、前記側面カバーが前記発光手段を覆うように配置されているようにすることができる。
信号の受信部に点灯又は点滅する発光手段をさらに備え、前記側面カバーが前記発光手段を覆うように配置されているようにすることができる。
前記アンテナ部材を載置したアンテナ基板と、前記アンテナ基板上に配置された発光ダイオードとをさらに備え、前記側面カバーが前記発光ダイオードを覆うように配置されている。
本発明の一側面の第1の情報処理装置においては、表示部の表示面が非金属筐体で覆われ、表示部の背面が金属筐体で覆われ、アンテナ部材が、金属筐体の一辺の一部に設けられた切り欠き部内に配設され、カバーが、アンテナ部材を覆うように切り欠き部に設けられ、そのカバーは、非金属部材とされる。
本発明の一側面の第2の情報処理装置は、表示面が非金属筐体で覆われ、背面が電磁波シールド加工処理された筐体で覆われた表示部と、前記電磁波シールド加工処理された筐体の一辺の一部に設けられた切り欠き部内に配設されたアンテナ部材と、前記アンテナ部材を覆うように前記切り欠き部に設けられた非金属部材のカバーとを備える。
前記切り欠き部の少なくとも三辺は、前記表示部の同一面に設けるようにすることができる。
本体部を備え、前記表示部は、前記本体部の一側部と前記表示部の一側部とが軸支持されることで前記本体部に対して開閉可能に構成され、前記アンテナ部材は、前記表示部の前記一側部と対向する他側部に設けられた前記切り欠き部に配設されているようにすることができる。
前記アンテナ部材は、前記表示部の一側部側面から少なくとも一部が突出するように配設されているようにすることができる。
突出した前記アンテナ部材を覆うように前記一側部側面に設けられた側面カバーを備えるようにすることができる。
前記アンテナ部材は、前記アンテナ部材の給電口側の端部から前記切り欠き部の両端部のうち当該給電口に近い方の端部までの距離が、前記アンテナ部材の給電口側とは反対側の端部から前記切り欠き部の両端部のうち当該給電口に遠い方の端部までの距離よりも小さくなるように配設されているようにすることができる。
本発明の一側面の第2の情報処理装置においては、表示部の表示面が非金属筐体で覆われ、表示部の背面が電磁波シールド加工処理された筐体で覆われ、アンテナ部材が、電磁波シールド加工処理された筐体の一辺の一部に設けられた切り欠き部内に配設され、カバーがアンテナ部材を覆うように切り欠き部に設けられ、そのカバーは、非金属部材とされる。
本発明の一側面によれば、アンテナを金属筐体に設けられた切り欠き部に配設しているので、電波は金属筐体に遮られることなく確実にアンテナに受信され、あるいはアンテナから発信させることができ、常に正確なデータ等を確実かつ迅速に受発信することができる。
本発明の情報処理装置の第1の実施の形態である本体に対して開閉可能な表示部を有する携帯型のコンピュータを示す斜視図である。 図1のコンピュータの表示部を本体に対して略180度開いたときの平面図である。 図1のコンピュータの表示部を本体に対して閉じたときの表示部側から見た平面図である。 図3のコンピュータの本体側から見た平面図である。 図3のコンピュータの前側面図である。 図3のコンピュータの後側面図である。 図3のコンピュータの右側面図である。 図3のコンピュータの左側面図である。 図1のコンピュータのヒンジの詳細を示す側面図及び平面図である。 図1のコンピュータのヒンジの詳細を示す側面図及び平面図である。 図1のバッテリパックを装着したコンピュータを机上面に載置し、本体に対して表示部を開いたときの様子を示す第1の一部断面側面図である。 図1のバッテリパックを装着したコンピュータを机上面に載置し、本体に対して表示部を開いたときの様子を示す第2の一部断面側面図である。 図1のバッテリパックを装着したコンピュータを机上面に載置し、本体に対して表示部を開いたときの様子を示す第3の一部断面側面図である。 図1のバッテリパックを装着したコンピュータを机上面に載置し、本体に対して表示部を開いたときの様子を示す第4の一部断面側面図である。 従来の情報処理装置であるコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す斜視図である。 図15のコンピュータの側面図である。 従来の情報処理装置である別のコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す斜視図である。 図17のコンピュータの側面図である。 図1のコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す側面図である。 従来の情報処理装置であるコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す斜視図である。 図20のコンピュータの側面図である。 図20のコンピュータの問題点を示す斜視図である。 図20のコンピュータの問題点を示す側面図である。 図1の表示部の前面を覆っている非金属筐体を取り外したときの表示部の内部構造を示す図である。 図1のアンテナモジュールの周辺部を表示部の外側から見た図、表示部の内側から見た図及びA−A線断面図である。 図1のコンピュータのバッテリパックの例を示す平面図、側面図及び右側面図である。 図1のコンピュータのバッテリパックの例を示す斜視図である。 図1のコンピュータにバッテリパックを装着する前を示す平面図である。 図1のコンピュータにバッテリパックを装着した後を示す平面図である。 図1のコンピュータにバッテリパックを装着する前を示す側面図である。 図1のコンピュータにバッテリパックを装着した後を示す側面図である。 本発明の情報処理装置の第2の実施の形態である携帯型のコンピュータを示す斜視図である。 図32のコンピュータの表示部を本体に対して閉じたときの表示部側から見た平面図である。 図33の表示部、アンテナカバー、及び発光用透明部等の配置状態を示す図である。 LED導光レンズユニットとアンテナカバー及び発光用透明部の配置状態を示す概略断面図である。 表示部に設けられている切り欠き部を、表示部の表示面側であるLCD側から見た概略図である。 アンテナカバーを示す概略斜視図である。 図37のアンテナカバーを図において矢印方向から見た概略図である。 図36の切り欠き部に、図37のアンテナカバーを配置し、さらに、このアンテナカバーにLED導光レンズユニットが設けられた状態を示す概略図である。 (a)LED導光レンズユニットを示す概略図である。(b)(a)の概略平面図である。(c)(a)の概略右側面図である。 基板にLED及びBTアンテナ等を配置した状態を示す概略図である。 図41の基板を図37のアンテナカバーに配置し、そして、このアンテナカバーを図36の切り欠き部に配置した状態を示す概略図である。 図42の基板、LED導光レンズユニット、BTアンテナ、アンテナカバー等の配置を示す概略平面図である。 図42の上部にアンテナカバーを配置した状態を、図42の反対側であるLCD側から見た状態を示す概略図である。 第2の実施の形態に係る携帯用のコンピュータの変形例を示す概略断面図である。 第2の実施の形態に係る携帯用のコンピュータの変形例を示す概略斜視図である。 従来の情報処理装置であるアンテナ等を備えたコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す斜視図である。 従来の別の情報処理装置であるアンテナ等を備えたコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の情報処理装置の第1の実施の形態である本体に対して開閉可能な表示部を有する携帯型のコンピュータを示す斜視図である。図2は、図1のコンピュータの表示部を本体に対して略180度開いたときの平面図、図3〜図8は、その表示部を本体に対して閉じたときの表示部側から見た平面図、本体側から見た平面図、前側面図、後側面図、右側面図、左側面図である。
このコンピュータ100は、本体2と表示部3が、後で詳述するA領域とB領域で囲むヒンジ(第1開閉機構部)1A,(第2開閉機構部)1Bにより矢印R方向に開閉(折り畳み)可能となるように構成されている。そして、本体2のヒンジ1A,1B間に設けられているバッテリ収納部2aに、後で詳述するバッテリパックが着脱可能に収納されるようになっている。尚、以下では、本体2と表示部3の対向面をそれぞれ上面及び前面、反対面をそれぞれ下面及び後面という。
図1及び図2に示すように、本体2の上面は、キーボード11、その他のポインティングディバイス12等が配置され、プラスチック等の非金属筐体2Aで覆われ、図4に示すように、本体2の下面は、内蔵されている冷却ファンの吸気孔21、一対の脚部22、バッテリパックをバッテリ収納部2aから取り外すためのスライド式取り外しレバー23等が配置され、マグネシウム合金やアルミニウム合金等の金属筐体2Bで覆われている。
また、図1及び図2に示すように、表示部3の前面は、例えば液晶表示装置(LCD)31等が配置され、プラスチック等の非金属筐体3Aで覆われ、図3に示すように、表示部3の後面は、後で詳述するアンテナを覆うアンテナカバー41を除く全面がマグネシウム合金やアルミニウム合金等の金属筐体3Bで覆われている。また、表示部3の後面のヒンジ1A,1B近傍には、後面より若干突出しており、表示部3の端部が机上面と擦れて傷付くのを防止するための一対のプロテクタ42が配置されている。
図1及び図5に示すように、本体2の前側面には、一対のスピーカ51が配置され、表示部3の前側面には、アンテナを覆うアンテナカバー61や表示部3の前面に突き出ているツメ32と本体2の上面に設けられている孔部13とのロックを解除するスライドレバー62等が配置されている。図6に示すように、本体2の後側面のバッテリ収納部2a内には、バッテリパックを電気的及び機械的に接続するバッテリコネクタ71、72等が配置されている。
図1及び図7に示すように、本体2の右側面には、ヘッドフォン端子81、ジョグダイヤル82、PCMCIA(Personal Computer Memory Card International Association)規格のPC(Personal Computer)カードに対応したPCカードスロット83、4ピン対応のIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)1394端子84、モジュラージャック用のモデム端子85等が配置されている。
ジョグダイヤル82は、側面の一部が本体2の右側面から突き出て配置されていると共に、上面の一部が本体2の上面からキーボード11のキーと同一高さになるように突き出て配置されている。ここでジョグダイヤル82とは、ダイヤルの回転操作及び押圧操作によってシステムセッティングや各種アプリケーションソフトウェアにおける種々の機能を容易に実現し得る操作性の優れたユーザインターフェースである。このジョグダイヤル82は、図1及び図2に示すように平目模様の円板状操作つまみ82aによる矢印a方向又はb方向への回転操作に対応して所定の処理を実行すると共に、矢印c方向への押圧操作に対応して所定の処理を実行するようになされている。
図1及び図8に示すように、本体2の左側面には、メモリカードであるメモリスティックに対応したメモリスティックスロット91、USB(Universal Serial Bus)端子92、外部ディスプレイ用コネクタ93、排気孔94、外部電源コネクタ95等が配置されている。
尚、本体2の上面のメモリスティックスロット91に対応した部分には、透明板14が嵌め込まれており、メモリスティックスロット91に挿入されたメモリスティックのラベルを本体2の上面側から透明板14を介して確認することができるようになっている。
図9(A)、(B)は、本体2の非金属筐体2A及び表示部3の非金属筐体3Bを取り外した状態でのヒンジ(第1開閉機構部)1Aの詳細を左側から見た側面図及びその平面図である。このヒンジ1Aは、表示部3のLCD31の表示面に対して略垂直方向に突出するように、表示部3の金属筐体3Bの一側端部にネジ止め固定された突出部101と、この突出部101の略先端部を回転可能に支持するように、本体2の一側端部にネジ止め固定された支持部102で構成されている。
突出部101は、表示部3の開閉時の強度及びその強度を保持するために、機械的に強度の大きい材料、例えば鉄系の材料であるステンレス(SUS)等で略L字型に形成されている。この突出部101の一端が表示部3の一側端部にネジ止め固定され、他端が支持部102に回転可能に支持されている。
支持部102は、機械的な強度を保持する強度保持部103と、突出部101を連結する連結部104で構成されている。強度保持部103は、表示部3の開閉時の強度及びその開閉動作を保つために、機械的な強度の大きい材料、例えば鉄系の材料であるステンレス(SUS)等で略L字型に形成されている。連結部104は、強度保持部103に軸支持されたシャフト104aと、このシャフト104aに挿入されるストッパー104b及びワッシャバネ104c等を有しており、突出部101の他端はシャフト104aに嵌め込まれ、ストッパー104bとワッシャバネ104c等により一体的に連結されている。
図10(A)、(B)は、本体2の非金属筐体2A及び表示部3の非金属筐体3Bを取り外した状態でのヒンジ(第2開閉機構部)1Bの詳細を示す平面図及びそれを右側から見た側面図である。このヒンジ1Bは、表示部3のLCD31の表示面に対して略垂直方向に突出するように、表示部3の他側端部にネジ止め固定された突出部111と、この突出部111の略先端部を回転可能に支持するように、本体2の他側端部にネジ止め固定された支持部112で構成されている。
突出部111と支持部112はヒンジ1Aの突出部101と支持部102と基本的には略同一の構成となっているが、支持部112を構成する連結部114の中心部は、配線等を通すために中空に形成されている点で異なる構成となっている。
このような構成のヒンジ1A、1Bにより、突出部101、111は支持部102、112に対して図1のR方向に回転することができる。そして、表示部3側には突出部101、111のみを備えればよいので、特に表示部3の下部内部、即ちLCD31の下方の空間部を有効利用することができる。
図11〜図14は、バッテリパックを装着したコンピュータ100を机上面に載置し、本体2に対して表示部3を開いたときの様子を示す一部断面側面図である。
図11に示すように、コンピュータ100を例えば机上面に載置したときは、一対の脚部22によりコンピュータ100の後部が前部よりも持ち上げられた状態、即ちコンピュータ100が手前に傾斜した状態となっている。このとき、一対の脚部22の底面には例えばゴム板22aが貼られているので、コンピュータ100は机上面にて滑らずに安定することになる。
この状態から、図12に示すように、スライドレバー62をスライドすることにより表示部3の前面に突き出ているツメ32をスライドさせ、本体2の上面に設けられている孔部13とのロックを解除して表示部3を本体2に対して展開する。このとき、表示部3の後部は突出部101、111の長さ分だけ支持部102、112からオフセットされているので、本体2の後部に沿って旋回することになる。さらに、一対の脚部22により本体2の後部が机上面から持ち上げられているので、表示部3を本体2に対して90度を超えて開いても、表示部3の後部が机上面に当接することはなく、スムーズな展開が可能となる。
そして、図13に示すように、表示部3のLCD31が使用者にとって見易い角度位置まで表示部3を本体2に対して展開する。
ここで、図15は、従来の情報処理装置であるコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す斜視図、図16は、その側面図である。このコンピュータ500は、本体510に対して表示部520が、本体510の略中央部に設けられた凸部531と、表示部520の略中央部に設けられ、凸部531とかみ合う凹部532とにより構成されるヒンジ530を介して開閉自在に取り付けられている。
図17は、従来の情報処理装置である別のコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す斜視図、図18は、その側面図である。
このコンピュータ600は、本体610に対して表示部620が一対のヒンジ630を介して開閉自在に取り付けられている。そして、バッテリパック640が一対のヒンジ630間に着脱可能に配置されている。
これらのコンピュータ500、600を机上面に置いて使用する場合、使用者は本体510、610上のキーボード511、611と表示部520、620上の画面521、621との間で視線を移動させることになる。ここで、いずれのコンピュータ500、600も本体510、610及び表示部520、620の幅をa、画面521、621の幅をb、キーボード511、611の幅をc、画面521、621の下部の基板等を収納配置可能な表示部520、620の領域の距離をdと同一にした場合を考える。尚、ヒンジ630の中心軸630aと画面621の下端621aとの距離をd2とする。
すると、使用者の視線の最小移動角度α1、α2、即ちキーボード511、611の上端511a、611aと視点Eと画面521、621の下端521a、621aとのなす角度、及び使用者の視線の最大移動角度β1、β2、即ちキーボード511、611の下端511b、611bと視点Eと画面521、621の上端521b、621bとのなす角度は、ヒンジ530、630の中心軸530a、630aの相対的な位置関係に大きく影響されることが分かる。
即ち、上記コンピュータ500、600のヒンジ530、630の中心軸530a、630aは本体510、610外部の上側であって画面521、621の延長線上に平行となるように配置された構造のため、画面521、621は基板等を収納配置可能な領域の距離dを隔てた位置に配設されることになり、使用者の視線の最小移動角度α1、α2及び最大移動角度β1、β2も共に大きくなってしまう。このため、特に長時間の使用においては使用者は疲労が蓄積し易く、作業効率が悪化するという問題があった。
一方、図19は、本実施形態のコンピュータ100の本体2及び表示部3の幅をa、LCD31の幅をb、キーボード11の幅をc、LCD31の下部の基板等を収納配置可能な表示部3の領域の距離をdとして、図29及び図31に示す従来のコンピュータ500、600に対応させて示す側面図である。このとき、表示部3は本体2内部に配設されたヒンジ1A、1Bの中心軸1a、1bから径方向に突き出る突出部101、111と直角になるように配設されているので、表示部3の後部は本体2の後部に回り込み、LCD31はキーボード11に近づくことになる。つまり、本実施形態のコンピュータ100のヒンジ1A、1Bの中心軸1a、1bとLCD31の下端31aとの距離d0は、LCD31の下部の基板等を収納配置可能な表示部3の領域の距離dよりも小さくなる。
従って、本実施形態のコンピュータ100における使用者の視線の最小移動角度α0、即ちキーボード11の上端11aと視点EとLCD31の下端31aとのなす角度、及び使用者の視線の最大移動角度β0、即ちキーボード11の下端11bと視点EとLCD31の上端31bとのなす角度は、従来のコンピュータ500、600における使用者の視線の最小移動角度α1、α2及び最大移動角度β1、β2よりも小さくなる。このため、使用時の目の移動距離が短くなり、特に長時間の使用においても使用者は疲労しづらくなるので、作業効率を向上させることができる。
さらに、図14に示すように、表示部3を本体2に対して展開すると、表示部3と本体2を略水平にすることができる。このとき、表示部3の後部から僅かに突出したプロテクタ42が表示部3の後部を保護しているので、机上面との擦れによる傷付きを防止することができる。
以上のような構成のコンピュータ100は、さらに以下のような効果を奏する。図20は、従来の情報処理装置であるコンピュータの表示部を本体に対して開いた状態を示す斜視図、図21は、その側面図である。このコンピュータ400は、本体410に対して表示部420が一対のヒンジ430を介して開閉自在に取り付けられている。そして、バッテリパック440が一対のヒンジ430間に着脱可能に配置されている。
このコンピュータ400は、本体410の前部下面に設けられている脚部411と、バッテリパック440の下面に設けられている脚部441とにより机上面等との間に隙間をあけて載置され、本体410の下面に設けられている図示しない吸気孔から内蔵電子部品の冷却用空気を取り入れるようになっている。
このような従来のコンピュータ400の表示部420を本体410に対して開いた状態で展示販売する場合、通常はバッテリパック440の盗難防止のためバッテリパック440を取り外している。ところが、表示部420の下端はヒンジ430の外周に沿って開閉するため、図22に示すように、本体410と表示部420の間にはバッテリパック440が抜けた穴440aがあいてしまい、見栄えが悪くなるという欠点があった。
しかし、本実施形態のコンピュータ100では、図13に示すように、バッテリパックが抜けたバッテリ収納部2aは、本体2の上面を覆うプラスチック等の非金属筐体2Aのひさし部分2AAで隠されているので、従来のように穴があくようなことはなく、見栄えを良くすることができる。
また、従来のコンピュータ400のバッテリパック440を取り外してAC電源でコンピュータ400を使用する場合、図23に示すように、コンピュータ400は、本体410の前部下面に設けられている脚部411と、本体410の後部下面とで支えられることになる。このため、本体410の下面に設けられている吸気孔が机上面等により半ば塞がれてしまい、内蔵電子部品の冷却を十分に行うことができなくなるという問題があった。
しかし、本実施形態のコンピュータ100では、図13に示すように、バッテリパックを取り外してAC電源でコンピュータ100を使用する場合、本体2に設けられた一対の脚部22により本体2の下面の吸気孔21と机上面との隙間は確保されるので、従来のように吸気孔を塞ぐようなことはなく、電子部品の冷却を十分に行うことができる。
さらに、従来のコンピュータ400は、図23に示すように、本体410が表示部420側に沈み込むように傾斜してしまうので、表示部420の展開側にひっくり返り易くなり、表示部420の開閉がスムーズにできなくなるという欠点があった。
しかし、本実施形態のコンピュータ100では、図13に示すように、バッテリパックの非装着時にも一対の脚部22によりコンピュータ100が支えられているので、本体2は机上面に対して安定に保たれており、バッテリパックの非装着時の表示部3の開閉はバッテリパックの装着時と何ら変わりなく行うことができる。
図24は、表示部3の前面を覆っている非金属筐体3Aを取り外したときの表示部3の内部構造を示す図である。
LCD31の下側にはLCD31の光源用回路(インバータ回路)33が配置され、左側にはLCD31の駆動回路34が配置され、上側にはアンテナモジュール35が配置され、右側には送受信モジュール36が配置されている。
上述したように、表示部3側にはヒンジ1A、1Bの突出部101、111のみを備えればよいので、特に表示部3の下部内部、即ちLCD31の下方の空間部を有効利用することができる。そこで、従来は光源用回路(インバータ回路)をLCDの右側に配置していたが、本実施形態ではLCD31の下側に光源用回路(インバータ回路)33を配置し、LCD31の右側には送受信モジュール36を配置すると共に、感度の点から好ましい送受信モジュール36の近傍となるLCD31の上側にアンテナモジュール35を配置してBluetoothに対応することができるようになる。
ここで、Bluetooth(以下BTという)は、日欧米5社が1998年5月に標準化活動を開始した近距離無線通信技術の呼称であって、BT方式では、最大データ伝送速度を1Mビット/秒(実効的には721kビット/秒)、最大伝送距離を10mとする。そして、ユーザが無免許で利用可能な2.4GHz体のISM(Industrial Scientific)帯に、帯域幅1MHzのチャンネル79個設定し、一秒間に1600回チャンネルを切り換える周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術で電波を送信する。
このBT対応機器は、周波数ホッピング・パターンを決定するマスターと、その通信相手であるスレーブに分かれる。マスターは、一度に7台のスレーブと同時に通信することができる。マスターとスレーブを加えて最大8台の機器で構成するサブネットをピコネットと呼ぶ。ピコネット内のスレーブは、同時に2つ以上のピコネットのスレーブになることができる。
図25(A)、(B)、(C)は、アンテナモジュール35の周辺部を表示部3の後面側から見た図、表示部3の前面側から見た図及びA−A線断面図である。このアンテナモジュール35は、BT通信のためのBTアンテナ35a及び送受信モジュール36とのコネクタ35bが基板35cに搭載された構成となっている。
アンテナモジュール35は携帯性や美観性等の観点から表示部3に内蔵するようにしているが、表示部3の後面は金属筐体3Bで覆われているため、BTアンテナ35aを金属筐体3Bで完全に覆ってしまうと電波の送受信に支障をきたす。そこで、BTアンテナ35aが表示部3の上部となるように、かつ金属筐体3Bの上側端部UPから僅かに突き出るようにアンテナモジュール35を配置し、このBTアンテナ35aの突き出し部分を含むアンテナモジュール35をプラスチック等の非金属部材で成るアンテナカバー61で覆うようにしている。尚、BTアンテナ35a全体が金属筐体3Bの上側端部上部から突き出るようにアンテナモジュール35を配置してもよい。上部に突出させたことによって、表示部の左右側方向の電波送受信の特性が良くなる。
さらに、BTアンテナ35aの感度向上のために金属筐体3Bにおけるアンテナモジュール35の配置部分に切り欠き部37を設けている。この切り欠き部37は、図25(A)で見て左側の切り欠き部37の部位とBTアンテナ35aの高感度側、即ち給電口35aaとは反対側との距離d1が、図25(A)で見て右側の切り欠き部37の部位とBTアンテナ35aの給電口35aaとの距離d2よりも大きくなるように設けられている。そして、この切り欠き部37は、プラスチック等の非金属部材で成るアンテナカバー41で覆うようにしている。
尚、アンテナモジュール35における基板35cに対するBTアンテナ35aの配置方向は、本実施形態では図25(C)に示すように、表示部3の外側を向くように配置したが、表示部3の内側を向くように配置してもよい。
送受信モジュール36は、図24に示すように、アンテナモジュール35の給電口35aaと電気的に導通しているコネクタ35bに接続されるRF処理部36a及び本体2内のマイクロコンピュータに接続されるベースバンド処理部36bが基板36cに搭載された構成となっている。
BT通信による送信データは、マイクロコンピュータの処理で生成された後、ベースバンド処理部36bに渡される。ベースバンド処理部36bは、マイクロコンピュータから渡されたデータをBT通信用のパケットに変換する。この時、エラー訂正検出用のコードを加えたり、通信用の各種データを加えたりする。ベースバンド処理部36bで生成されたデータが、RF処理部36aに渡されると、送信用のアナログデータに変換される。
RF処理部36aでは、渡されたデジタルデータを変調し、2.4GHz帯の無線電波にのせ、BTアンテナ35aから送出する。搬送波は、周波数ホッピングにより、スロット(データのひとかたまり)ごとに違う周波数が選ばれる。
一方、BTアンテナ35aで受信した信号は、RF処理部36aで復調されデジタルデータに変換された後、ベースバンド処理部36bでエラーチェックなどが行われる。その後、マイクロコンピュータに渡され、対応した処理が実行される。
図26(A)、(B)、(C)は、バッテリパックの例を示す平面図、側面図及び右側面図である。このバッテリパック200は、例えばリチウムイオン2次電池等がケース201に内蔵された構成となっている。上述したように本体2の下面に設けられた吸気孔21前に空間を確保することができ、本体2のバッテリ収納部2aは従来の倍以上の大きさとすることができるので、ケース201も従来の倍以上の大きさで例えばプラスチック成形され、ケース201の中に従来の倍以上の複数の電池セル、例えば従来は1列であったものが2列で配置されている。
このようなバッテリパック200は、ヒンジ1Aとヒンジ1Bの間にガイドされながら挿入され、本体2に対して機械的、電気的に接続されるようになっている。バッテリパック200と本体2には、ガイド機構と接続機構が形成されており、これらにより着脱可能となっている。
即ち、図26及び図27に示すように、ケース201の外側には、一対の取付部202、電気接続端子203及び一対の溝204が形成されている。各取付部202は、ケース201の本体2との当接面側に突出して設けられている。電気接続端子203は、ケース201の本体2との当接面側であって各取付部202の間に突出して設けられている。各溝204は、ケース201の左端と右端にそれぞれ水平方向Nに沿って形成されている。
これに対して、図27に示すように、本体2のバッテリ収納部2a内の後端部には、各取付部202及び電気接続端子203に対応する凹状のバッテリコネクタ71、72が形成されている。さらに、本体2のバッテリ収納部2a内の後端部の両側であって脚部22のほぼ上部には、各溝204が挿入可能な一対の突出部73が形成されている。
そして、図28及び図30に示すように、バッテリパック200の当接面側を本体2のバッテリ収納部2aに向けて移動させ、バッテリパック200の一対の溝204に本体2の一対の突出部73を挿入する。これにより、バッテリパック200は突出部73に沿ってバッテリ収納部2a内を水平に移動することができる。
そして、図29及び図31に示すように、バッテリパック200の一対の取付部202及び電気接続端子203を本体2のバッテリコネクタ71、72に嵌め込む。これにより、バッテリパック200は本体2側に確実に電気的にかつ機械的に着脱可能に固定される。
このように、溝204と突出部73によりバッテリパック200を案内できるので、バッテリパック200の電気接続端子203をバッテリコネクタ72に対し装着あるいは取り外す際の応力による電気接続端子203の破損を防止することができる。そして、バッテリパック200が本体2に装着された状態で、駆動電源がバッテリパック200から電気接続端子203とバッテリコネクタ72を介して本体2へ供給される。
ここで、上述したガイド機構は、バッテリパック200の両端部に各々形成された溝204と、バッテリパック200の両端部と対向する本体2の各面に各々形成された突出部73との組み合わせによって構成したが、これら各溝204と突出部73との位置関係は、逆に配置しても勿論構わない。即ち、バッテリパック200の両端部と対向する本体2の各面に溝204と同様の溝を各々形成し、バッテリパック200の両端部に突出部73と同様の突出部を各々形成してもよい。
図32は、本発明の情報処理装置の第2の実施の形態にかかる携帯型のコンピュータ700を示す斜視図である。本実施の形態に係る携帯型のコンピュータ700は、上述の第1の実施の形態にかかるコンピュータ100等と異なり、アンテナカバー61等の部分に発光手段であるLED導光レンズユニット800が設けられている。このLED導光レンズユニット800は、発光ダイオードであるLED900を備えている。
しかしながら、その他の構成の多くは、第1の実施の形態に係る携帯型のコンピュータ100等と同様である。このため、以下、第1の実施の形態と異なる構成を中心に説明し、同様の構成は、同一の符号を付する等して説明を省略する。
本実施の形態に係る携帯型のコンピュータ700は、図32に示すように、上述の第1の実施の形態の携帯型のコンピュータ100等と異なり、側面カバーであるアンテナカバー61には、一部に透明な部材からなる発光用透明部61aが形成されている。
この発光用透明部61aに対応してアンテナカバー61内には、LED導光レンズユニット800が配置されているため、このLED導光レンズユニット800の発光が発光用透明部61aを通して携帯用のコンピュータ700の外部に発散するようになっている。
ところで、このLED導光レンズユニット800は、上述のBT方式の通信が行われている際には、LED900が発光するようになっている。具体的には、アンテナカバー61内にLED導光レンズユニット800と近接して配置されているBTアンテナ35aが信号を受信する間やBTアンテナ35aが信号を発信する間には、その間、LED導光レンズユニット800のLED900が点灯又は点滅状態となる。
したがって、この携帯用のコンピュータ700を使用する使用者は、LED導光レンズユニット800のLED900が点灯又は点滅している場合は、BTアンテナ35aが信号を発信又は受信中であることがわかると共に、LED導光レンズユニット800を通信状態の良い方向に向ければ、その近傍にあるBTアンテナ35aも同時に通信状態が良い方向にむくことになる。このため、使用者が無線通信の志向性を把握し易くなる。
また、周囲が暗い環境で、他人が自己のコンピュータ等を用い、この携帯用のコンピュータ700に無線通信の信号を発信する場合、点灯又は点滅している携帯用のコンピュータ700のLED900を有するLED導光レンズユニット800に向けて信号を発信すれば良好にBT方式の近距離無線通信ができることになる。
さらに、通信状態が悪い場合は、LED導光レンズユニット800のLED900が点灯又は点滅しないため、受信又は送信感度を使用者が容易に把握できることになる。そして、デザイン的にも極めて良好になる。
このように優れた作用・効果等を有する第2の実施の形態に係る携帯用のコンピュータ700のLED導光レンズユニット800、BTアンテナ35a、発光用透明部61a、アンテナカバー61等について、以下、詳細に説明する。
図33は、図32のアンテナカバー61に設けられている発光用透明部61aの配置状態を表示部3の外側から見た図である。図33に示すように発光用透明部61aは、表示部3の表示面側である内側及び外側からでも容易に認識することができるようにアンテナカバー61に配置されている。
したがって、表示部3を本体2に向かって倒した場合でも、BT方式の無線信号をBTアンテナ35aが受信し、LED導光レンズユニット800のLED900が点灯又は点滅したときは、使用者は容易にこの点灯又は点滅を視認することができることになる。
図34は、図33の表示部3、金属筐体3B、側面カバーであるアンテナカバー61、同じく側面カバーであるアンテナカバー41及び発光用透明部61a等の配置状態を示す図である。また、図35は、LED導光レンズユニット800とアンテナカバー61及び発光用透明部61aの配置状態を示す概略断面図である。
図35に示すように、LED光が発散されるLED導光レンズユニット800のドーム状レンズ810は、発光用透明部61aの図において直下に配置されている。したがって、ドーム状レンズ810から発散されたLED光は、無駄無く発光用透明部61aから外部に発散されることになる。
図36は、表示部3の金属筐体3Bに設けられている切り欠き部37を、表示部3の表示面側であるLCD31側から見た図である。
上述のように、表示部3の金属筐体3Bに切り欠き部37を設けることにより、この部分に配置されるBTアンテナ35aの感度が向上することになる。また、この切り欠き部37には、図37に示すプラスチック等でなるアンテナカバー41が配置されることになる。
このアンテナカバー41の図において矢印方向から見たのが図38である。図37及び図38に示すようにアンテナカバー41には、アンテナカバー切り欠き部41aが形成され、後述のように、アンテナカバー切り欠き部41aからドーム状レンズ810やBTアンテナ35a等が突出するように配置される。
図39は、図36の切り欠き部37に、図37のアンテナカバー41を配置し、さらに、このアンテナカバー41にLED900を未装着の状態で、LED導光レンズユニット800が設けられた状態を示す図である。このとき、このLED導光レンズユニット800は、そのドーム状レンズ810が、アンテナカバー切り欠き部41aから図において上方に突出するように配置される。
図40(a)(b)(c)は、図39に示すLED導光レンズユニット800を示す図である。図40(a)に示すように、LED導光レンズユニット800は、LEDが配置されるホルダ部830とドーム状レンズ810とを有している。また、このドーム状レンズ810の図において直下にはLEDの光を散乱させ、ドーム状レンズ810からLED光を万遍なく発散させるための散乱部820が設けられている。
散乱部820は、連続した山形が形成されているため、この山形の斜面等によってLED光が散乱され、一点に集中しないようになっている。そして、この散乱部820の下部には、後述する基板35cに設けられたLED900が、図40(a)及び(c)に示すように配置されることになる。
図41は、アンテナ基板である基板35cにLED900及びBTアンテナ35a等を配置した状態を示す図である。
図41に示すように基板35cには、LED900に電気を供給するLED用電源35dが接続されている。したがって、LED900には、この基板35cを介して電気が供給されることになる。
また、この基板35cには、給電口35aaに電気を供給する給電口コネクタ35eも接続されている。したがって、BTアンテナ35aの給電口35aaにも、この基板35cを介して電気が供給されるようになっている。
図42は、図41に示す基板35cにLED導光レンズユニット800等を配置した状態で、この基板35cを図37のアンテナカバー41に配置し、そして、このアンテナカバー41を図36の切り欠き部37に配置した状態を示す図である。
さらに、この図42は、このような状態を表示部3の金属筐体3Bの外側から見た図である。図42に示すようにアンテナカバー41のアンテナカバー切り欠き部41aからLED導光レンズユニット800の一部、基板35cの一部、そして、基板35cに配置されたBTアンテナ35aが図において上方に突出して形成される。
特に、BTアンテナ35cが突出して形成されているため、表示部3の金属筐体3Bによって無線信号の送受信に支障をきたすことなく感度良く無線信号を送受信することができることになる。
図43は、図42のアンテナカバー41、BTアンテナ35a,LED導光レンズユニット800、基板35c等の配置状態を示す概略平面図である。すなわち、図43は、表示部3の上端に取り付けられるアンテナカバー61が、未装着の状態を、表示部3の上端部側から見た図である。
図44は、図42に示す表示部3の上端部にアンテナカバー61を配置した状態である。すなわち、図44は、表示部3の前面を覆っている非金属筐体3Aを取り外し、アンテナカバー61を配置した状態を、図42の反対側であるLCD31側から見た状態を示す図である。そして、この状態を表示部3の外側から見ると図34に示すようになる。
以上のように本実施の形態に係る携帯用のコンピュータ700によれば、BT方式の無線信号を感度良く送受信できる。また、無線信号の送受信中は、アンテナカバー61の発光用透明部61aが点灯又は点滅するので、通信感度が明確に把握できる。そして、この発光用透明部61aに近接してBTアンテナ35cが配置されているので、使用者がBTアンテナ35cの配置部分を容易に認識でき、電波の志向性を把握し易い。また、暗い環境でも、通信の相手方は、点灯又は点滅している方向に発信すれば受信し易いことが分かるので、通信を円滑に行うことができる。
(第2の実施の形態の変形例)
図45及び図46は、上述の第2の実施の形態に係る携帯用のコンピュータ700の変形例を示す図である。
本変形例は、第2の実施の形態と異なり、アンテナカバー61に発光用透明部61aは形成されず、その代わりに、発光用切り欠き部61bが形成されている。したがって、この発光用切り欠き部61bから、図46に示すようにLED導光レンズユニット800のドーム状レンズ810が露出している。
ところで、上述の各実施の形態では、金属筐体の一部に切り欠きを設けた場合について説明したが、金属筐体に換えて非金属部材の内面に電磁波のシールド加工処理が施された筐体を用いてもよい。電磁波シールド加工処理方法には、導電性塗料を塗布する方法、金属メッキをする方法、金属を蒸着する方法、金属箔を展着する方法等がある。また、携帯型のパーソナルコンピュータを一例にしているが、これに限らず他の種類の情報処理装置、例えば携帯型の情報端末や携帯電話、無線機のような情報処理装置であっても同様に適用することができる。
1A ヒンジ, 1B ヒンジ, 2 本体, 3 表示部, 3A,3B 金属筐体, 22 脚部, 31 LCD, 33 光源用回路, 35 アンテナモジュール, 35a BTアンテナ, 35c 基板, 35d LED電源, 35e 給電口コネクタ, 37 切り欠き部, 41 アンテナカバー, 41a アンテナカバー切り欠き部, 61 アンテナカバー, 61a 発光用透明部, 61b 発光用切り欠き部, 100, 700 携帯型のコンピュータ, 101, 111 突出部, 102, 112 支持部, 200 バッテリパック, 800 LED導光レンズユニット, 810 ドーム状レンズ, 820 散乱部, 830 ホルダ部, 900 LED

Claims (15)

  1. 表示面が非金属筐体で覆われ、背面が金属筐体で覆われた表示部と、
    前記金属筐体の一辺の一部に設けられた切り欠き部内に配設されたアンテナ部材と、
    前記アンテナ部材を覆うように前記切り欠き部に設けられた非金属部材のカバーと
    を備える情報処理装置。
  2. 前記切り欠き部の少なくとも三辺は、前記表示部の同一面に設ける
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 本体部を備え、
    前記表示部は、前記本体部の一側部と前記表示部の一側部とが軸支持されることで前記本体部に対して開閉可能に構成され、
    前記アンテナ部材は、前記表示部の前記一側部と対向する他側部に設けられた前記切り欠き部に配設されている
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記アンテナ部材は、
    前記表示部から少なくとも一部が突出するように配設されている
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 突出した前記アンテナ部材を覆うように前記表示部の側面に設けられた側面カバーを備える
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記アンテナ部材は、
    前記アンテナ部材の給電口側の端部から前記切り欠き部の両端部のうち、当該給電口に近い方の端部までの距離が、前記アンテナ部材の給電口側とは反対側の端部から前記切り欠き部の両端部のうち当該給電口に遠い方の端部までの距離よりも小さくなるように配設されている
    請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 信号の送信時に点灯又は点滅する発光手段をさらに備え、
    前記側面カバーが前記発光手段を覆うように配置されている
    請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 信号の受信部に点灯又は点滅する発光手段をさらに備え、
    前記側面カバーが前記発光手段を覆うように配置されている
    請求項5に記載の情報処理装置。
  9. 前記アンテナ部材を載置したアンテナ基板と、
    前記アンテナ基板上に配置された発光ダイオードと
    をさらに備え、
    前記側面カバーが前記発光ダイオードを覆うように配置されている
    請求項5に記載の情報処理装置。
  10. 表示面が非金属筐体で覆われ、背面が電磁波シールド加工処理された筐体で覆われた表示部と、
    前記電磁波シールド加工処理された筐体の一辺の一部に設けられた切り欠き部内に配設されたアンテナ部材と、
    前記アンテナ部材を覆うように前記切り欠き部に設けられた非金属部材のカバーと
    を備える情報処理装置。
  11. 前記切り欠き部の少なくとも三辺は、前記表示部の同一面に設ける
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 本体部を備え、
    前記表示部は、前記本体部の一側部と前記表示部の一側部とが軸支持されることで前記本体部に対して開閉可能に構成され、
    前記アンテナ部材は、前記表示部の前記一側部と対向する他側部に設けられた前記切り欠き部に配設されている
    請求項10に記載の情報処理装置。
  13. 前記アンテナ部材は、
    前記表示部の一側部側面から少なくとも一部が突出するように配設されている
    請求項10に記載の情報処理装置。
  14. 突出した前記アンテナ部材を覆うように前記一側部側面に設けられた側面カバーをさらに備える
    請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記アンテナ部材は、
    前記アンテナ部材の給電口側の端部から前記切り欠き部の両端部のうち当該給電口に近い方の端部までの距離が、前記アンテナ部材の給電口側とは反対側の端部から前記切り欠き部の両端部のうち当該給電口に遠い方の端部までの距離よりも小さくなるように配設されている
    請求項10に記載の情報処理装置。
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