JP5876857B2 - 携帯用情報機器 - Google Patents

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本発明は、いわゆるドロップダウンヒンジによって上部筐体と下部筐体とを開閉可能に連結した携帯用情報機器に関する。
可搬性を有する携帯用情報機器は、通常、手に把持した状態や机の上に載置した状態で使用される。例えば、ノートブック型パーソナルコンピュータ(ラップトップパソコン)の場合には、キーボードを設けた下部筐体を机の上面等に載置して使用されることが一般的であり、この状態でディスプレイを有する上部筐体の開閉も行われる。この種のラップトップパソコンでは、下部筐体の底面にゴム材料等で形成された脚部(クッション部)を設け、机上での安定性を確保している(例えば、特許文献1参照)。
図8(A)及び図8(B)に示すように、このような多くのラップトップパソコン100では、基体となる下部筐体102に対して蓋体となる上部筐体104をヒンジ106によって開閉可能に連結している。一般的な構造のヒンジ106は、下部筐体102の上面後端部で上部筐体104を回動可能に支持する構造であり、机の上面等での上部筐体104の開閉を円滑に行うことができる。
これに対して、上部筐体104の開き角度を180度により近づけた大きな角度まで回動させること等を目的として、図9(A)及び図9(B)に示すように、上部筐体104の開き動作時にその後端部を後方へと突出させながら下降させることで該上部筐体104の回動角度を稼ぐ構造のヒンジ(ドロップダウンヒンジ108)を採用したラップトップパソコン110も提案されている。
特開2008−83887号公報
ドロップダウンヒンジ108を採用したラップトップパソコン110の場合、上部筐体104の開き動作時にその後端部が後方へと突出しつつ下降する。このため、ラップトップパソコン110を机の上面等に載置した状態で上部筐体104を開き操作した場合、その開き角度がある程度以上となると上部筐体104の後端部が机に当たってこれを擦ってしまう。そうすると、上部筐体104の円滑な開き操作を行うことが難しくなる場合があり、後端部での塗装剥がれを生じる可能性もある。
また、ラップトップパソコン110のディスプレイがタッチパネル機能を有する場合には、上部筐体104を机の上面で180度位置まで開き、ディスプレイを鉛直上方に向けた水平姿勢で使用される場合もある。ところが、このような開き動作時、上部筐体104の後端部は、120〜130度位置程度で一旦机に当接した後、再び机から離間するといった安定しない挙動を示すことになる。そうすると、上部筐体104の開き角度の推移によってラップトップパソコン110の後端側が机の上で上下に浮き沈みし、操作感や質感が低下することになる。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、上部筐体の塗装剥がれを防止しつつ、高い操作感を得ることができる携帯用情報機器を提供することを目的とする。
本発明に係る携帯用情報機器は、下部筐体の後端部に上部筐体をヒンジによって開閉可能に連結すると共に、前記ヒンジは、前記上部筐体が前記下部筐体に対して閉じられた状態から開かれた場合に、該上部筐体の後端部が後方へと突出しながら下降する構造である携帯用情報機器であって、前記上部筐体の後端部に、前記ヒンジの回転軸心を中心とする円弧形状の外面を有する突出部を設けたことを特徴とする。
このような構成によれば、いわゆるドロップダウンヒンジ構造のヒンジによって上部筐体を開き動作させた場合であっても、円弧形状の外面を有する突出部が机の上面等を円滑に滑り、上部筐体自体が机の上面等で擦られることが防止されるため、円滑な開き操作が確保され、上部筐体の塗装剥がれが防止される。しかも、突出部はその外面がヒンジの回転軸心を中心とする円弧形状で形成されているため、上部筐体の開き角度の推移による当該携帯用情報機器の不安定な浮き沈みが発生しないため、その挙動が安定し、高い操作感と質感を得ることができる。
前記突出部は、前記円弧形状の外面が前記上部筐体の外面から膨出するように設けられているとよい。そうすると、上部筐体を180度程度まで大きく開き操作した場合であっても、円弧形状の外面を机の上面上で円滑に滑らせることができ、上部筐体の塗装剥がれや、当該携帯用情報機器の不安定な浮き沈みをより確実に防止できる。
また、前記突出部は、前記円弧形状の外面から連続し、前記上部筐体の後端面の後方へと突出した受け面を有してもよい。そうすると、開き動作時に上部筐体の後端部が机の上面等を擦ることをより確実に防止できる。
前記突出部は、前記ヒンジと重なる位置に設けられていることが好ましい。そうすると、突出部が外観上大きく目立つことがなく、意匠性も向上する。
前記上部筐体には、タッチパネル機能を有するディスプレイが設けられており、前記ヒンジは、前記上部筐体と前記下部筐体とを、前記上部筐体を閉じて該上部筐体と前記下部筐体とが重なって互いに平行する0度位置から、前記上部筐体を開いて該上部筐体と前記下部筐体とが隣り合って互いに平行する180度位置まで回動可能に連結している構成としてもよい。ディスプレイがタッチパネル機能を有する場合、上部筐体を180度位置まで開いた使用方法が行われることが多くあるため、上記の突出部を設けることは特に有効となる。
本発明によれば、いわゆるドロップダウンヒンジ構造のヒンジによって上部筐体を開き動作させた場合であっても、突出部を設けたことにより、上部筐体の塗装剥がれが防止され、しかも開き操作時の挙動が安定するため、高い操作感と質感を得ることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯用情報機器であるラップトップパソコンの斜視図である。 図2は、図1に示すラップトップパソコンのヒンジ付近を拡大した斜視図である。 図3は、図1に示すラップトップパソコンのヒンジ付近を拡大し、底面側から見た斜視図である。 図4は、上部筐体の開き角度を0度位置とした状態でのラップトップパソコンの後端部を拡大した側面図である。 図5は、図4に示すラップトップパソコンの上部筐体を開き操作して120度位置とした場合の後端部を拡大した側面図である。 図6は、図5に示すラップトップパソコンの上部筐体を開き操作して155度位置とした場合の後端部を拡大した側面図である。 図7は、図6に示すラップトップパソコンの上部筐体を開き操作して180度位置とした場合の後端部を拡大した側面図である。 図8は、一般的なヒンジ構造を用いたラップトップパソコンの後端側の一例を示す側面図であり、図8(A)は、上部筐体を閉じた状態を示す図であり、図8(B)は、上部筐体を開いた状態を示す図である。 図9は、ドロップダウンヒンジ構造を用いたラップトップパソコンの後端側の一例を示す側面図であり、図9(A)は、上部筐体を閉じた状態を示す図であり、図9(B)は、上部筐体を開いた状態を示す図である。
以下、本発明に係る携帯用情報機器について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る携帯用情報機器であるラップトップパソコン10の斜視図であり、上部筐体12を下部筐体14に閉じた状態とし、ヒンジ16が設けられた後方側から俯瞰した図である。ラップトップパソコン10は、下部筐体14の後端部にヒンジ16によって上部筐体12を開閉可能に連結したノートブック型パーソナルコンピュータである。本発明は、ラップトップパソコン10以外にも、携帯電話、スマートフォン、又は電子手帳等、下部筐体に対して上部筐体を開閉可能に構成した機器であれば好適に使用可能である。
以下、図1に示すようにラップトップパソコン10の上部筐体12を閉じた姿勢を基準とし、図1における奥側を前側(前方)、手前側を後側(後方)と呼び、ラップトップパソコン10の厚み方向を上下方向、幅方向を左右方向と呼んで説明する。
図1に示すように、ラップトップパソコン10は、基体となる下部筐体14に対し、左右一対のヒンジ16,16によって開閉可能に連結された蓋体である上部筐体12を備える。ラップトップパソコン10では、下部筐体14の上面にキーボード18が設けられ、上部筐体12にディスプレイ20が設けられている(図5参照)。ディスプレイ20は、例えば、タッチパネル機能を有する液晶ディスプレイである。
図2は、図1に示すラップトップパソコン10のヒンジ16付近を拡大した斜視図であり、図3は、図1に示すラップトップパソコン10のヒンジ16付近を拡大し、底面側から見た斜視図である。また、図4は、上部筐体12の開き角度を0度位置とした状態でのラップトップパソコン10の後端部を拡大した側面図である。図5〜図7は、図4に示すラップトップパソコン10の上部筐体12を開き操作した場合の後端部を拡大した側面図であり、図5は、120度位置を示し、図6は、155度位置を示し、図7は、180度位置を示している。
図2及び図3に示すように、ヒンジ16は、上部筐体12の開き角度を、全閉位置である0度位置から全開位置である180度位置まで回動可能なドロップダウンヒンジである。すなわち、ヒンジ16は、上部筐体12の開き動作時にその後端部が後方へと突出しながら下降することで上部筐体12の回動角度を大きく取ることができる構造を有する(図5〜図7も参照)。
本実施形態では、説明の便宜上、ヒンジ16を介した上部筐体12の下部筐体14に対する角度位置について、上部筐体12を下部筐体14に対して完全に閉じた状態とし、上部筐体12と下部筐体14とが重なって互いに並行する姿勢、つまりディスプレイ20とキーボード18が対面した姿勢を0度位置(図1及び図4参照)と呼ぶ。そして、この0度位置を基準として、上部筐体12を開きながら回動させる方向で角度を刻みながら説明するものとする。従って、上部筐体12を下部筐体14に対して完全に開いた状態とし、上部筐体12と下部筐体14とが隣り合って互いに平行する姿勢、つまりディスプレイ20とキーボード18が同一方向(上方)を向いて互いに平行した姿勢を180度位置(図7参照)と呼ぶ。
なお、0度位置及び180度位置については、上部筐体12、下部筐体14、又はヒンジ16の構造により、角度数字の示す正確な角度位置から多少ずれた角度位置となることも当然生じるものであり、これらのずれた角度位置も含めて、本実施形態では全閉位置を0度位置、全開位置を180度位置と呼んで説明している。
図1及び図2に示すように、上部筐体12の後端部において、左右一対のヒンジ16,16と重なる位置には、該上部筐体12の外面(上面)12aから上方及び後方へと突出した左右一対の突出部(脚部)22,22が設けられている。
図2及び図3に示すように、突出部22は、ヒンジ16の幅寸法と略同一の幅寸法を有し、上部筐体12の後端部をその外面12aから後端面12bまで回り込む形状の突起であり、ゴム材料や樹脂材料等によって形成されている。突出部22は、円弧形状の外面(接地部)22aと、外面22aから連続する受け面(当接部)22bとを備える。外面22aは、上部筐体12の外面12aから上方へと膨出するように形成されている。受け面22bは、外面22aから後方へと連続して上部筐体12の後端角部を回り込むように形成され、上部筐体12の後端面12bから後方へと突出している。
図4〜図7に示すように、突出部22の外面22aは、ヒンジ16の回転軸16aの回転中心(回転軸心O)を中心とする円Cに沿った円弧形状の曲面である。つまり、円Cは、回転軸16aの同心円となっており、外面22aはこの同心円上の円弧形状を有する。受け面22bは、図4から明らかなように、外面22aから連続した円弧形状の曲面であり、外面22aよりも小さな曲率半径で構成されている。
次に、以上のように構成されるラップトップパソコン10における上部筐体12の開き動作、及びこの開き動作時の突出部22の作用について説明する。
ここでは、ラップトップパソコン10を机24の上面に載置して上部筐体12の開き動作を行う場合を例として説明する。
先ず、図4に示す0度位置では、上部筐体12が閉じられて下部筐体14の上に重なっており、突出部22の外面22aは、ヒンジ16の回転軸心Oを中心とする円C上にある。この状態では、ラップトップパソコン10は、下部筐体14の底面に設けられた脚部26によって机24上に載置されている。
図4に示す0度位置から上部筐体12を把持して開き動作させると、この開き動作と連動してドロップダウンヒンジであるヒンジ16により、上部筐体12の後端部が後方へと突出しつつ下降する。そうすると、ラップトップパソコン10では、図5に示す120度位置において、上部筐体12の後端面12bから後方に突出している突出部22の受け面22bが机24の上面に当接し始める。突出部22の外面22aは、円Cに沿った円弧形状を有するため、この状態でも外面22aは円C上にある。
図5に示す120度位置から上部筐体12をさらに開き動作させると、上部筐体12の後端部が、ヒンジ16によって後方へと突出しつつさらに下降するため、この後端部に設けられた突出部22も後方へと突出しつつさらに下降する。これにより、円弧形状の受け面22bが机24の上面を円滑に擦りつつ、ラップトップパソコン10(下部筐体14)の後端側が前端側を支点として机24上から次第に持ち上がる(図6参照)。
そして、図6に示す155度位置において、突出部22は、今度は、受け面22bから連続した外面22aによって机24の上面に当接し始める。ここで、突出部22の外面22aは、ヒンジ16の回転軸心Oを中心とする円Cに沿った円弧形状を有する。このため、図6に示すように外面22aが机24の上面に一旦当接すると、その後は、ヒンジ16による上部筐体12のさらなる開き動作がなされても、突出部22は机24に当接している外面22aがヒンジ16の回転軸16aの回転軌跡と同心円の円C上を移動することになる。従って、図6に示す155度位置から図7に示す180度位置までの間は、ラップトップパソコン10(下部筐体14)の後端部の机24上からの高さ位置は常に一定に保持されることになる。
このように、ラップトップパソコン10では、上部筐体12を開き動作させた場合、先ず、図5に示す120度位置で突出部22の受け面22bが机24の上面に当接し始め、この120度位置から図6に示す155度位置までは上部筐体12の開き動作と連動してラップトップパソコン10の後端部が机24上から次第に持ち上がる。続いて、図6に示す155度位置で今度は突出部22の外面22aが机24の上面に当接し始めるため、その後の180度位置(図7参照)までの間は、ラップトップパソコン10の机24上からの高さ位置が一定に保持される。また、このような開き動作の間、机24の上面に対しては上部筐体12自体が当接することはなく、突出部22のみが当接し続けることになる。なお、180度位置から上部筐体12を閉じ動作させた場合には、上記開き動作と反対の挙動を示すことになる。
以上のように、本実施形態に係る携帯用情報機器であるラップトップパソコン10によれば、下部筐体14の後端部に上部筐体12をヒンジ16によって開閉可能に連結すると共に、ヒンジ16は、上部筐体12が下部筐体14に対して閉じられた状態から開かれた場合に、該上部筐体12の後端部が後方へと突出しながら下降する構造からなり、上部筐体12の後端部には、ヒンジ16の回転軸心Oを中心とする円弧形状の外面22aを有する突出部22を設けている。
従って、ラップトップパソコン10では、いわゆるドロップダウンヒンジ構造からなるヒンジ16によって上部筐体12を開き動作させた場合であっても、円弧形状の外面22aを有する突出部22が机24の上面を円滑に滑り、上部筐体12自体が机24の上面で擦られることが防止されるため、円滑な開き操作が確保され、上部筐体12の塗装剥がれが防止される。
しかも、ラップトップパソコン10では、突出部22を設けたことにより、所定の当接開始角度(本実施形態では120度位置)で突出部22が机24の上面に当たり始めると、その後は開き角度の増加に応じてラップトップパソコン10の後端部が次第に上方へと持ち上がる。そして、外面22aが机24の上面に当たり始める安定角度(本実施形態では155度位置)以降は、該外面22aがヒンジ16の回転軸心Oを中心とする円弧形状で形成されているため、ラップトップパソコン10が上下動することがなく、その高さ位置が一定に保持されることになる。このように、ラップトップパソコン10では、ヒンジ16の回転軸心Oを中心とする円弧形状の外面22aを有する突出部22を設けたことにより、上部筐体12の開き角度の推移によるラップトップパソコン10の不安定な浮き沈みが発生せず、その挙動が安定するため、高い操作感と質感を得ることができる。勿論、上記の当接開始角度や安定角度は、本発明が適用される携帯用情報機器の仕様等に応じて適宜設計変更可能であり、またヒンジ16による上部筐体12の開閉角度範囲も適宜設計変更可能である。
ラップトップパソコン10では、例えば、図5に示すように、上部筐体12をある程度の角度位置まで開いた状態で、ディスプレイ20に対するタッチ操作を行う場合であっても、机24に着地する後端側の支点が脚部26よりも後方側に移動した突出部22となっているため、上部筐体12が後方に倒れにくいという利点がある。また、図6及び図7に示すように、突出部22の外面22aが机24上に着地した安定角度域(本実施形態では155〜180度位置)では、外面22aを形成する円弧が机24上に安定して着地しているため、ディスプレイ20へのタッチ操作時の安定性が高い。さらに、ラップトップパソコン10では、突出部22が机24に当たり始める当接開始角度(図5参照)以降では、その後端側が上方に持ち上げられるため、キーボード18の操作性が向上し、下部筐体14の底面側からの放熱性も向上する。
ラップトップパソコン10では、突出部22は、円弧形状の外面22aが上部筐体12の外面12aから膨出するように設けられている。このため、上部筐体12を180度程度まで大きく開き操作した場合であっても、円弧形状の外面22aを机24の上面上で円滑に滑らせることができ、上部筐体12の塗装剥がれや、当該ラップトップパソコン10の浮き沈みをより確実に防止できる。また、突出部22には、円弧形状の外面22aから連続し、上部筐体12の後端面12bの後方へと突出した受け面22bが設けられているため、開き動作時に上部筐体12の後端部が机24の上面を擦ることを確実に防止できる。
図1〜図3に示すように、ラップトップパソコン10では、突出部22をヒンジ16と重なる位置に設けている。これにより、突出部22が外観上大きく目立つことがなく、意匠性も高い。勿論、突出部22は、ヒンジ16と対応しない位置に設けてもよく、またその設置数や幅寸法は適宜設計変更可能である。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10,100,110 ラップトップパソコン
12,104 上部筐体
12a,22a 外面
12b 後端面
14,102 下部筐体
16,106 ヒンジ
16a 回転軸
18 キーボード
20 ディスプレイ
22 突出部
22b 受け面
24 机
26 脚部
108 ドロップダウンヒンジ

Claims (5)

  1. 下部筐体の後端部に上部筐体をヒンジによって開閉可能に連結すると共に、前記ヒンジは、前記上部筐体が前記下部筐体に対して閉じられた状態から開かれた場合に、該上部筐体の後端部が後方へと突出しながら下降する構造である携帯用情報機器であって、
    前記上部筐体の後端部に、前記ヒンジの回転軸心を中心とする円弧形状の外面を有する突出部を設けたことを特徴とする携帯用情報機器。
  2. 請求項1記載の携帯用情報機器において、
    前記突出部は、前記円弧形状の外面が前記上部筐体の外面から膨出するように設けられていることを特徴とする携帯用情報機器。
  3. 請求項2記載の携帯用情報機器において、
    前記突出部は、前記円弧形状の外面から連続し、前記上部筐体の後端面の後方へと突出した受け面を有することを特徴とする携帯用情報機器。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯用情報機器において、
    前記突出部は、前記ヒンジと重なる位置に設けられていることを特徴とする携帯用情報機器。
  5. 請求項1記載の携帯用情報機器において、
    前記上部筐体には、タッチパネル機能を有するディスプレイが設けられており、
    前記ヒンジは、前記上部筐体と前記下部筐体とを、前記上部筐体を閉じて該上部筐体と前記下部筐体とが重なって互いに平行する0度位置から、前記上部筐体を開いて該上部筐体と前記下部筐体とが隣り合って互いに平行する180度位置まで回動可能に連結していることを特徴とする携帯用情報機器。
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