JP2010080598A - スペーサ治具およびそれを用いた鉄心の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】変圧器、リアクトルなどに用いられる電磁機器鉄心の製造時の作業性が向上されるスペーサ治具およびそれを用いた鉄心の製造方法を提供する。
【解決手段】スペーサ治具100は、一つの鋼板積層ユニットおよび他の鋼板積層ユニットを組合わせて鉄心を組立てる際に使用される。スペーサ治具100は、スペーサ部を有する第1板状材料110と、スペーサ部以外の領域で第1板状材料110と重なり合って積層される第2板状材料120とを備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、変圧器、リアクトルなどに用いられる電磁機器鉄心の製造過程で使用されるスペーサ治具に関し、特に、複数枚の磁性鋼板を積層して製造される鉄心の製造過程で使用されるスペーサ治具、および、そのスペーサ治具を用いた鉄心の製造方法に関する。
従来の電磁機器鉄心に関して、鉄心の突合せ接合部に欠損部が存在しない接合方法によって、振動および騒音の原因を回避した電磁機器鉄心を開示した先行文献として特許文献1がある。特許文献1に記載の電磁機器鉄心は、斜め方向に切断された方向性珪素鋼帯の切断部を角形の窓を形成するように突合せ接合されることによって組立てられる。1枚または複数枚の積層ユニットの接合部は、角形の窓の各コーナ位置を起点とし、方向性珪素鋼帯の長手方向に対して45°前後の傾斜角に形成される。積層方向に隣接する上層および下層の積層ユニットの接合部の傾斜角が互いに異なる傾斜角となるように、積層ユニットを順次積層することにより電磁機器鉄心が構成されている。この積層は一般に、数百ミリの高さにブロック積みした対向する1組の積層ユニットを先にコイルの周りに配置し、残りの対向する鉄心(鋼帯)を1ユニット(1枚または数枚の鋼帯)ずつ作業者が挿入している。
特開2002−343646号公報
上述のように、鉄心を製造する方法として、まず、一方の積層ユニットを構成する磁性鋼板と他方の積層ユニットを構成する磁性鋼板とを順次交互に積み重ねることにより、両者を接合する方法が考えられる。また、一方の積層ユニットを先に作製し、その後、その積層ユニットの磁性鋼板間に他方の積層ユニットを構成する磁性鋼板を挿入する方法が考えられる。この場合、挿入される磁性鋼板の張り出し部が長くなると、その張り出し部の自重による垂れが発生する。この垂れ量にはばらつきがあり、さらに、張り出し部に反りなどもある。そのため、張り出し部の積層方向のピッチは不均一になりやすい。よって、一度に多くの磁性鋼板から構成される積層ユニットを相互に差し込むことができず、1枚ずつまたは2,3枚ずつ磁性鋼板を積上げなければならないため、鉄心の組立(挿入)作業に多大の時間がかかっていた。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたものであって、製造時の作業性が向上されるスペーサ治具およびそれを用いた鉄心の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係るスペーサ治具は、一つの鋼板積層ユニットおよび他の鋼板積層ユニットを組合わせて鉄心を組立てる際に使用される。この鉄心を構成する各鋼板積層ユニットは、第1磁性鋼板の端面より第2磁性鋼板が突出して、接合部となる張り出し部を形成するように、上記第1および第2磁性鋼板が繰り返し積層されることにより形成される。このような積層により形成される、上記一つの鋼板積層ユニットの上記張り出し部と上記他の鋼板積層ユニットの上記張り出し部とを互いに挟み合わせて接合することにより、鉄心を組立てる。
本発明に係るスペーサ治具は、スペーサ部を有する第1板状材料と、スペーサ部以外の領域で第1板状材料と重なり合って積層される第2板状材料とを備えている。スペーサ部は、上記一つの鋼板積層ユニットにおける、第1磁性鋼板を挟んで隣り合って積層される第2磁性鋼板の間に形成される隙間の間隔を確保するように、上記隙間に挿入される。また、本発明のスペーサ治具は、上記挿入の際、上記隙間への挿入開始点となる角部を有している。
上記第2板状材料は、上記一つの鋼板積層ユニットにおける上記第2磁性鋼板の積層される位置に対応して配置される。また、上記第1板状材料の上記スペーサ部が上記角部から連続して張り出すように、上記スペーサ部位外の領域において上記第1板状材料と重ねられて積層される。
本発明によれば、スペーサ治具を用いることにより、鋼板積層ユニットの接合部において、互いに組み合わせる隙間を確保することにより、ブロック状の鋼板積層ユニット単位で組合わせて接合することができるようになり、製造時の作業性が向上される。
以下、本発明の実施の形態に係るスペーサ治具、および、それを用いた鉄心の製造方法について、図面に基づいて説明する。
本発明のスペーサ治具が適用される鉄心について
まず、スペーサ治具の実施の形態を説明する前提として、当該スペーサ冶具を適用して組立てられる鉄心について、図1〜6を参照して説明する。図1は、変圧器の鉄心構造を示す図である。図1に示すように、変圧器10は、2つの鉄心15と、コイル21とを含む。鉄心15は、閉磁気回路を形成する環状の形状を有する。鉄心15は、略矩形の額縁形状を有する。コイル21は、2つの鉄心15に巻回されている。
鉄心15は、本発明の第1鋼板積層ユニットを構成する一対のヨーク(yoke)鉄心11,12と、第2鋼板積層ユニットを構成する一対のレグ(leg)鉄心13,14とを含む。ヨーク鉄心11とヨーク鉄心12とは、互いに間隔を隔てて平行に配置されている。レグ鉄心13とレグ鉄心14とは、互いに間隔を隔てて平行に配置されている。ヨーク鉄心11は、隣接するレグ鉄心13,14と、ヨーク鉄心12は、隣接するレグ鉄心13,14と、それぞれ互いに接合されている。ヨーク鉄心11,12およびレグ鉄心13,14は、環状の形状を有する鉄心15の周回方向に帯状に延びる形状を有する。
2つの鉄心15は、各鉄心のレグ鉄心14同士が隣り合うように配置されている。その隣り合って配置されたレグ鉄心14にコイル21が巻回されている。図示されていないが、コイル21は、高圧巻線と低圧巻線とを含む。
鉄心15の大きさについて一例を挙げれば、レグ鉄心13,14の長さは、1000mm以上6000mm以下であり、幅は、200mm以上400mm以下である。ヨーク鉄心11,12の長さは、700mm以上1500mm以下であり、幅は、200mm以上400mm以下である。レグ鉄心13,14およびヨーク鉄心11,12の高さは、1000mm以上2000mm以下である。
なお、変圧器は、図1中に示すタイプに限られず、たとえば、鉄心が有する一対のレグ鉄心に、それぞれ高圧巻線と低圧巻線とが巻回されるタイプであってもよい。また、2を超える複数の鉄心が配列され、隣り合う鉄心のレグ鉄心にそれぞれコイルが巻回されるタイプであってもよい。一般に、レグ鉄心は、コイルが巻回される鉄心部分であり、ヨーク鉄心は、レグ鉄心間を連結する鉄心部分である。レグ鉄心は、ヨーク鉄心に対して相対的に大きい長さを有する。
図2は、図1中の鉄心を平面的に見て、その半分を示す図である。以下、図に示される部分についてのみ説明するが、残る半分も同様の形状を有する。図2に示すように、ヨーク鉄心11は、複数枚の珪素鋼板41を含む。レグ鉄心13,14はそれぞれ、複数枚の珪素鋼板43を含む。珪素鋼板41,43は、その表面が水平方向に延在するように、鉛直方向に積層されている。珪素鋼板41,43は、たとえば0.2mm以上0.5mm以下の厚みを有する薄板であり、自重によってその表面が撓む程度に柔軟性を有する強磁性体である。
図3は、図2中の2点鎖線IIIで囲まれた位置を拡大して示す図である。図3(A)は斜視図であり、図3(B)は、図3(A)中の矢印Bに示す方向から見た側面図である。図3に示すように、ヨーク鉄心11とレグ鉄心13とは、各鉄心を構成する珪素鋼板41,43同士が挟み合うことにより、互いに接合されている。図3に示す構造について詳細に説明すると、各鉄心を構成する複数枚の珪素鋼板41は、第1磁性鋼板としての珪素鋼板41pと、第2磁性鋼板としての珪素鋼板41qとを含む。珪素鋼板43は、第1磁性鋼板としての珪素鋼板43pと、第2磁性鋼板としての珪素鋼板43qとを含む。珪素鋼板41pと珪素鋼板41qとは、1枚ずつ交互に積層されている。珪素鋼板43pと珪素鋼板43qとは、1枚ずつ交互に積層されている。ヨーク鉄心11とレグ鉄心13との接合位置において、珪素鋼板41qの端部は、珪素鋼板41pの先端よりも突出し、珪素鋼板43qの端部は、珪素鋼板43pの先端よりも突出する。積層方向に隣り合う珪素鋼板41qの間には隙間が形成されている。積層方向に隣り合う珪素鋼板43qの間には隙間が形成されている。ヨーク鉄心11およびレグ鉄心13の相互において、珪素鋼板43qが、珪素鋼板41q間に形成された隙間に挿入されている。なお、鉄心は、図中に示す形態に限られず、複数枚の珪素鋼板41p,43pと複数枚の珪素鋼板41q,43qとが交互に積層されてもよい。
図4は、複数枚の珪素鋼板を積層した積層ユニットの側面図である。図4に示すように、珪素鋼板41pの端部から突出する珪素鋼板41qの張り出し部の長さが長くなると、張り出し部の珪素鋼板の自重によるたわみおよび反りなどが発生しやすくなる。そのため、隣り合う珪素鋼板41qの間に形成される隙間の間隔は、CL1のように広いところと、CL2のように狭いところとができるため不均一となる。
図5は、一般的な鉄心を構成する珪素鋼板の形状を示した図である。図5に示すように、鉄心を構成する第1鋼板積層ユニット12および第2鋼板積層ユニット13、14の接合部は、45°の傾斜角を有している。この状態で、鋼板積層ユニットを互いに挿入して接合しようとすると、挿入線19の線上において同時に挿入しなければならない。隣り合う珪素鋼板41qおよび43qの間に形成される隙間の間隔が,挿入線19の線上のいずれかにおいて不均一となっている場合、鋼板積層ユニットの接合部は、互いに干渉して挿入することができない。
図6は、上述の問題点を解決するための鉄心を構成する珪素鋼板の形状を示した図である。図6に示すように、第1鋼板積層ユニット12および第2鋼板積層ユニット13、14の接合部は、それぞれ45°を中心としてずらせ角αの傾斜角を有している。たとえば、αを5°とする。このようにすることにより、鋼板積層ユニットを互いに移動させて挿入する際、挿入開始点16から挿入が開始される。よって、挿入開始点16において、積層方向に隣り合う珪素鋼板41qおよび43qの間に形成される隙間の間隔を均一にすれば、鋼板積層ユニットを互いに挿入することができる。いったん、挿入が開始されると、後は、第1鋼板積層ユニット12および第2鋼板積層ユニット13、14の接合部が一致するまで挿入することにより鉄心の組み合わせを行なうができる。
スペーサ治具の実施の形態1
以下、本発明の実施の形態におけるスペーサ治具について、図を参照しながら説明する。
図7は、本発明の実施の形態に係るスペーサ治具の側面図であり、図8は同上面図である。図7および図8に示すように、本実施の形態のスペーサ治具100は、底部に底板130を備え、その上部に第1板状材料110および第2板状材料120が繰り返し積層されている。積層の順番および周期は、スペーサ治具100を用いて組立てる鉄心における、接合部となる張り出し部が形成される積層の順番および周期に対応して決められる。図には底板130に張り出し部が形成されている場合を示したが、組立てる鉄心の最下層の磁性鋼板に張り出し部が形成されている場合には、底板130に張り出し部は形成されない。底板130は、一部にコの字形状をしたコの字形状部131を有している。最上層の第1板状材料110または第2板状材料120の上部に天板150が設けられている。天板150には、タップが設けられ、底板130と天板150との間で第1板状材料110および第2板状材料120を押えつける押えねじ160が備えられている。さらに天板150には、その上部に取っ手170が設けられている。図7に示すように、第2板状材料120の端部から突出する第1板状材料110の端部の厚さ方向の角部は、テーパ状に細くしてもよい。このようにすると、複数枚の磁性鋼板を積層した鋼板積層ユニットにスペーサ治具を挿入する際、磁性鋼板の端部の角部にスペーサ治具が引っかからずに挿入することができる。
図9は、図7中のIX−IX線上に沿ったスペーサ治具の断面図であり、図10は、(A)は第1板状材料の上面図、(B)は第2板状材料の上面図、(C)は第1板状材料および第2板状材料を積層した状態の上面図を示したものである。図9に示すように、天板150、第1板状材料110、第2板状材料120および基準ブロック140は、底板130のコの字形状部131内に載置されている。天板150および底板130は、コの字形状部131の側面から水平方向に貫くボルトおよびナットにより連結されている。
図10に示すように、第1板状材料110は、右下方に矩形状の切り欠け部113が形成されている。また、左方には、角部111と図におけるその上方に別の角部112が形成されている。第2板状材料120は、右下方に矩形上の切り欠け部123が形成されている。また、左方には、突出部121および根元部122が形成されている。切り欠け部113と切り欠け部123とは同一の形状を有している。切り欠け部113,123は、基準ブロック140が嵌め込まれて、第1板状材料110および第2板状材料120を積層する際の積層位置の基準となる。
第1板状材料110は、スペーサ部114を有している。第1板状材料110および第2板状材料120は、スペーサ部114以外の領域で重なり合って積層される。スペーサ部114は、第1板状材料110の角部111および第2板状材料120の突出部121の間の区間において、長さL1が最短となるように形成される。一方、第1板状材料110の別の角部112および第2板状材料120の根元部122の間の区間において、長さL2が最長となるように形成される。スペーサ治具100を回動して、鋼板積層ユニットに挿入する際、角部111は、スペーサ治具100を鋼板積層ユニットに挿入し始める挿入開始点となる。別の角部112は、回動軌跡において最大旋回半径上に位置し、スペーサ治具を鋼板積層ユニットの開口端から最も深い位置に挿入した際の先端部となる。
スペーサ治具の実施の形態2
図11は、本発明の実施の形態に係るスペーサ治具の構造を示す上面図である。スペーサ治具200は、スペーサ治具100と構成部品の形状が異なるが、同様の構成を有しているため各構成については説明を省略する。図11に示すように、第1板状材料210は、スペーサ部214を有している。スペーサ部214は、角部211を有している。また、取っ手270の中心でスペーサ治具200を回動させた際に、その回動軌跡と重複する領域上の鋼板積層ユニットの形状に対応するように、角部211から左方に突き出るように連続して形成されている。
鉄心組立ての実施の形態1
以下、本発明の実施の形態においては、図6に示した珪素鋼板の形状に基づいて、スペーサ治具100の使用方法ついて説明するが、珪素鋼板の形状はこれに限られるものではない。
図12は、スペーサ治具を第2鋼板積層ユニットに挿入する方法を示した図である。図12の(A)に示すように、まず、スペーサ冶具100の左勝手となるスペーサ治具100aのスペーサ部の角部111を第2鋼板積層ユニット13に挿入する。この時挿入される角部111は、僅かな突出部となるように形成されているため、挿入の際、剛性が高く、たわむことなく挿入することができる。次に(B)〜(E)に示すように、スペーサ治具100aを第2鋼板積層ユニット13に対し、回動させて挿入開始点16の近傍まで移動させる。すると、スペーサ部114の先端部が挿入開始点16の近傍に配置され、挿入開始点16の近傍において隣り合う珪素鋼板43qの間に形成される隙間の間隔を確保することができる。一般に、鉄心を組合わせる際に、鉄心の周囲に他の部品30などが存在するため、本発明の実施の形態においては、図中の外周側切断部18からではなく、内周側切断部17の近傍からスペーサ治具100aを挿入する例を示した。
図13は、スペーサ治具を第1鋼板積層ユニットに挿入する方法を示した図である。図13(A)に示すように、まず、スペーサ冶具200の左勝手となるスペーサ治具200aのスペーサ部の角部211を第1鋼板積層ユニット12に挿入する。この時挿入される角部211は、僅かな突出部となるように形成されているため、挿入の際、剛性が高く、たわむことなく挿入することができる。次に図13(B)に示すように、スペーサ治具200aを第1鋼板積層ユニット12に対して回動させる。すると、スペーサ部214の先端部が挿入開始点16の近傍に配置され、挿入開始点16の近傍において隣り合う珪素鋼板41qの間に形成される隙間の間隔を確保することができる。本発明の実施の形態においては、スペーサ治具を鋼板積層ユニットに回動させて挿入させたが、回動させることなく相対的に移動させることによって挿入してもよい。
図14は、第1鋼板積層ユニットおよび第2鋼板積層ユニットを互いに挿入開始する際のスペーサ治具の配置を示した図である。図14に示すように、第1鋼板積層ユニット12には、スペーサ治具200a、200bを挿入する。第2鋼板積層ユニット13には、スペーサ治具100a、第2鋼板積層ユニット14には、スペーサ治具100bを挿入する。スペーサ治具100aと100b、スペーサ治具200aと200bは、それぞれ互いに左右対称である。スペーサ治具100a,100bとスペーサ治具200a,200bとは、適用される鋼板積層ユニットおよび配置が異なるため同一形状とはならない。挿入開始点16の近傍に、スペーサ治具100a、100bおよび200a、200bを配置する。このように配置することにより、挿入開始点16の近傍の鋼板積層ユニットにおいて、隣り合う珪素鋼板41qおよび43qの間に形成される隙間の間隔を均一にすることができる。それにより、鋼板積層ユニットを互いに挿入できるようになる。
図15は、スペーサ治具を挿入した鋼板積層ユニットを互いに挿入して組合す方法を示す図である。図15(A)に示すように、まず、第1鋼板積層ユニット12および第2鋼板積層ユニット13を相対的に移動させて、互いの挿入開始点16を接近させる。次に、図15(B)に示すように、挿入開始点16の近傍の第1鋼板積層ユニット12および第2鋼板積層ユニット13の張り出し部を挟み合うように組合わせる。この時、スペーサ治具100aおよびスペーサ治具200aが接するまで、第1鋼板積層ユニット12および第2鋼板積層ユニット13を組合わせる。次に図15(C)に示すように、第1鋼板積層ユニット12からスペーサ治具200aを、第2鋼板積層ユニット13からスペーサ治具100aをそれぞれ取り外す。その後、第1鋼板積層ユニット12および第2鋼板積層ユニット13をさらに組合わせて、図15(D)に示すように、接合部が一致するように組合わせる。
上記のように、スペーサ治具を用いてブロック状の鋼板積層ユニットを互いに組合わせて接合することにより、作業性の向上が図れ、短時間で電磁機器鉄心の製造を行なうことができるようになる。上記の実施の形態では、スペーサ治具100およびスペーサ治具200の両方を使用した場合を示したが、本発明の実施の形態の変形例として、スペーサ治具100または200のどちらか一方のみ使用する場合もありうる。この場合、スペーサ治具を使用した鋼板積層ユニットにおいて、隣り合う張り出し部の間に形成される隙間に間隔が確保されるため、その隙間に磁性鋼板を1枚または2,3枚ずつ容易に挿入することが可能となる。
スペーサ冶具の実施の形態3
図16,17は、本発明の実施の形態に係る、スペーサ冶具および使用方法を示した上面図である。スペーサ冶具300,400は、構成部品の形状が異なるが、前述のスペーサ冶具100,200と同様の構成を有しているため各構成については説明を省略する。図16に示すように、スペーサ冶具300は、スペーサ部314を有している。スペーサ部314は、角部311を有している。この角部311は、スペーサ部314が形成される側に位置する、第2板状材料の端部における両側面の延長線で挟まれる領域よりも外側に形成される。角部311から連続して張り出すように形成されているスペーサ部314が、上記延長線方向に延在するように形成されている。図17に示すように、スペーサ冶具400は、スペーサ部414を有している。スペーサ部414は、角部411を有している。この角部411は、スペーサ部414が形成される側に位置する、第2板状材料の端部における両側面の延長線で挟まれる領域よりも外側に形成される。角部411から連続して張り出すように形成されているスペーサ部414が、上記延長線方向に延在するように形成されている。
鉄心組立ての実施の形態2
図16に示すように、まず、スペーサ冶具300の角部311を第1鋼板積層ユニットに挿入する。次に、スペーサ冶具300を回動させてスペーサ部314を第1鋼板積層ユニットに挿入しつつ、第1鋼板積層ユニットの切断部に沿って移動させる。第1鋼板積層ユニットの外周側切断部において、スペーサ冶具300のスペーサ部314の長手方向が、第1鋼板積層ユニットの長手方向に対して直角となるように配置される。第2鋼板積層ユニットについても、図17に示すように、まず、スペーサ冶具400の角部411を第2鋼板積層ユニットに挿入する。次に、スペーサ冶具400を回動させて、スペーサ部414を第2鋼板積層ユニットに挿入する。第2鋼板積層ユニットの外周側切断部において、スペーサ冶具400のスペーサ部414の長手方向が、第2鋼板積層ユニットの長手方向に対して水平となるように配置される。
図18は、スペーサ冶具を挿入した鋼板積層ユニットを互いに挿入して組合す方法を示す図である。図18(A)に示すように、スペーサ冶具300が挿入された第1鋼板積層ユニット12の長手方向に対して、スペーサ冶具400が挿入された第2鋼板積層ユニット14の長手方向が直角となるように相対的に移動させて近づける。第1鋼板積層ユニット12と第2鋼板積層ユニット14とが挿入開始点16で最初に接する前に、スペーサ冶具300と400とが先に接し始める。この時、スペーサ冶具300の角部311が最初にスペーサ冶具400と接する。角部311は、僅かな突出部となるように形成されているため、挿入の際、剛性が高く、たわむことなく挿入することができる。図18(B)に示すように、挿入開始点16において、第1鋼板積層ユニット12と第2鋼板積層ユニット14とが接し始める際には、スペーサ冶具300と400は、図中のハッチングした領域において、互いのスペーサ部が挟みあうように組み合わされている。さらに第1鋼板積層ユニット12と第2鋼板積層ユニット14を近づけると、図18(C)に示すように、第1鋼板積層ユニットの張り出し部と第2鋼板積層ユニットの張り出し部が互いに挟みあうように組み合わされる。次に、第1鋼板積層ユニット12からスペーサ冶具300を、第2鋼板積層ユニット14からスペーサ冶具400を取り外す。その後、図18(D)に示すように第1鋼板積層ユニット12および第2鋼板積層ユニット14をさらに組合わせて、接合部が一致するように組合わせる。このように、スペーサ冶具300,400を用いることにより、ある程度の高さまで積層されたブロック上の積層ユニットを容易に組合わせることができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
変圧器の鉄心構造を示す図である。 図1中の鉄心を平面的に見て、その半分を示す図である。 図2中の2点鎖線IIIで囲まれた位置を拡大して示す図である。 複数枚の珪素鋼板およびを積層した積層ユニットの側面図である。 一般的な鉄心を構成する珪素鋼板の形状を示した図である。 鉄心を構成する珪素鋼板の形状を示した図である。 本発明の実施の形態に係るスペーサ治具の側面図である。 同実施の形態に係るスペーサ治具の上面図である。 図7中のIX−IX線上に沿ったスペーサ治具の断面図である。 (A)は第1板状材料の上面図、(B)は第2板状材料の上面図、(C)は第1板状材料および第2板状材料を積層した状態の上面図を示したものである。 本発明の実施の形態に係るスペーサ治具の構造を示す上面図である。 スペーサ治具を第2鋼板積層ユニットに挿入する方法を示した図である。 スペーサ治具を第1鋼板積層ユニットに挿入する方法を示した図である。 第1鋼板積層ユニットおよび第2鋼板積層ユニットを互いに挿入開始する際のスペーサ治具の配置を示した図である。 スペーサ治具を挿入した鋼板積層ユニットを互いに挿入して組合す方法を示す図である。 本発明の実施の形態に係る、スペーサ冶具および使用方法を示した上面図である。 同実施の形態に係る、スペーサ冶具および使用方法を示した上面図である。 スペーサ冶具を挿入した鋼板積層ユニットを互いに挿入して組合す方法を示す図である。
符号の説明
10 変圧器、11,12 ヨーク鉄心(第1鋼板積層ユニット)、13,14 レグ鉄心(第2鋼板積層ユニット)、15 鉄心、16 挿入開始点、17 内周側切断部、18 外周側切断部、19 挿入線、21 コイル、30 部品、41,41p,41q,43,43p,43q 珪素鋼板、100,100a,100b,200,200a,200b,300,400 スペーサ治具、110,210 第1板状材料、111,211,311,411 角部、112 別の角部、113,123 切り欠け部、114,214,314,414 スペーサ部、120 第2板状材料、121 突出部、122 根元部、130 底板、131,231 コの字形状部、140,240 基準ブロック、150,250 天板、160,260 押えねじ、170,270 取っ手。

Claims (10)

  1. 第1磁性鋼板の端面より第2磁性鋼板が突出して、接合部となる張り出し部を形成するように、該第1および第2磁性鋼板が繰り返し積層されて各々形成される、一つの鋼板積層ユニットおよび他の鋼板積層ユニットを、該一つの鋼板積層ユニットの前記張り出し部と該他の鋼板積層ユニットの前記張り出し部とを互いに挟み合わせて接合することにより鉄心を組立てる際に使用されるスペーサ治具であって、
    スペーサ部を有する第1板状材料と、
    前記スペーサ部以外の領域で前記第1板状材料と重なり合って積層される第2板状材料とを備え、
    前記スペーサ部は、前記一つの鋼板積層ユニットにおける、前記第1磁性鋼板を挟んで隣り合って積層される前記第2磁性鋼板の間に形成される隙間の間隔を確保するように、該隙間に挿入されるとともに、該挿入の際、前記隙間への挿入開始端となる角部を有し、
    前記第2板状材料は、前記一つの鋼板積層ユニットにおける前記第2磁性鋼板の積層される位置に対応して配置されるとともに、前記第1板状材料の前記スペーサ部が前記角部から連続して張り出すように、前記スペーサ部以外の領域において前記第1板状材料と重ねられて積層される、スペーサ治具。
  2. 前記スペーサ治具を前記一つの鋼板積層ユニットに挿入する際、前記スペーサ治具を回動して挿入するものであって、その回動軌跡と重複する領域上の鋼板積層ユニットの形状に対応するように、前記第1板状材料の前記スペーサ部が前記角部から連続して形成されている、請求項1に記載のスペーサ治具。
  3. 前記回動軌跡において前記スペーサ部のうちの最大旋回半径となる位置に別の角部を有し、該別の角部が前記隙間の開口端から最も深い位置に挿入される、請求項2に記載のスペーサ治具。
  4. 前記角部が、前記スペーサ部が形成される側に位置する、前記第2板状材料の端部における両側面の延長線で挟まれる領域よりも外側に形成され、
    前記スペーサ部が、前記延長線方向に延在するように形成される、請求項3に記載のスペーサ冶具。
  5. 前記第1板状材料の前記スペーサ部における厚さ方向の角部をテーパ状に細くした、請求項1から4のいずれかに記載のスペーサ治具。
  6. 積層された前記第1板状材料および前記第2板状材料の上方に載置される天板と、
    前記第1板状材料および前記第2板状材料の下方に配置され、一部が略コの字形状に形成され、前記コの字形状部の内側に前記第1板状材料、前記第2板状材料および前記天板を載置する底板と、
    前記天板および前記底板を連結するねじと、
    前記天板に設けられ、前記第1板状材料および前記第2板状材料を前記底板に押し付ける押えねじと
    をさらに備える、請求項1から5のいずれかに記載のスペーサ治具。
  7. 前記天板の上方に取っ手を設けた、請求項1から6のいずれかに記載のスペーサ治具。
  8. 請求項1に記載のスペーサ治具を用いて、請求項1における前記一つの鋼板積層ユニットに対応する第1鋼板積層ユニットと、第2鋼板積層ユニットとを相互に接合することにより、鉄心を製造する方法であって、
    前記スペーサ部の前記挿入開始端を、前記第1鋼板積層ユニットに挿入する工程と、
    前記スペーサ治具を前記第1鋼板積層ユニットに対して相対的に移動させて、前記スペーサ部を前記第1鋼板積層ユニットに挿入する工程と、
    前記スペーサ治具を前記第1鋼板積層ユニットに挿入した状態で、前記第1鋼板積層ユニットおよび前記第2鋼板積層ユニットを相対的に移動させることにより、互いの前記張り出し部の端部同士を互いに積層させる工程と、
    前記スペーサ治具を前記第1鋼板積層ユニットから取り外す工程と、
    前記第1鋼板積層ユニットおよび前記第2鋼板積層ユニットを相対的に移動させ、相互の前記張り出し部の互いに対応する領域同士が重なるように積層させる工程と
    を備える、鉄心の製造方法。
  9. 前記第2鋼板積層ユニットについても、請求項1の前記一つの鋼板積層ユニットに対応させた場合の、請求項1に記載の構成を有する他のスペーサ治具を用いて、前記第1鋼板積層ユニットと同様の工程を経ることにより、前記第1鋼板積層ユニットと前記第2鋼板積層ユニットとを相互に接合する、請求項8に記載の鉄心の製造方法。
  10. 前記スペーサ部を前記第1鋼板積層ユニットまたは第2鋼板積層ユニットに挿入する工程において、前記スペーサ治具を回動して挿入する、請求項8または9に記載の鉄心の製造方法。
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