JP2010080412A - 電力用ガス遮断器 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動源にコイルばねを用いたガス遮断器において、遮断ばねの駆動力増加に伴うソレノイド負荷を低減しながら高速遮断を可能にし、構成部品の共通化又は標準化を図る。
【解決手段】
接地容器103内に設けられ、固定接触子29aと可動接触子29bとを有する接点29と、遮断ばね26と投入ばね28の蓄勢力により接点を開閉して電力の遮断と投入を切り換え、かつ、遮断ばねの蓄勢力をソレノイド201と遮断トリガ14aとで保持又は開放する引外し制御機構とを備えた電力用ガス遮断器において、引外し制御機構には、遮断トリガを付勢するための復帰ばね15a、15bをソレノイドに対応して設けると共に、復帰ばねは、遮断器の投入保持状態でのばね力が遮断終了位置でのばね力よりも小さく、かつ、遮断トリガの変位に対して非線形に増大する特性を有するように構成している。
【選択図】図5

Description

本発明は、電力用ガス遮断器に係り、特に、変電所や開閉所などにおいて使用する、高電圧仕様に好適な電力用ガス遮断器に関する。
変電所や開閉所に設けられる電力用ガス遮断器(以下、単に「遮断器」とも称す)であって、遮断や投入の駆動源として、所謂、ばね操作機構の一例が、以下の特許文献1に記載されている。この特許文献1に記載の遮断器では、遮断および投入の駆動源として、特に、コイルばねを使用しており、遮断ばねの駆動力を引外し制御機構の部品同士の係合で保持し、遮断指令が入力されると、ソレノイドが駆動して部品の係合が解除され、もって、遮断動作を行う。なお、ソレノイドが押圧する遮断トリガには、復帰ばねが取り付けられており、常に、遮断トリガを付勢する構造となっている。
特開2007−323989号公報
上記特許文献1に記載されたガス遮断器は、その構造から、2サイクル遮断のような高速遮断には対応可能であるが、しかしながら、大容量化に対する配慮が不足していた。即ち、高速遮断のために駆動源の遮断ばねのばね力を増加させると、引外し制御機構の各レバーに作用する荷重が増加し、遮断トリガを押圧するソレノイドの負荷も増加してしまう。そのため、遮断動作時の遮断トリガの係合解除時間が遅延してしまい、高速化が図れなくなる恐れがあった。これに対し、一般的には、ソレノイドの磁気回路の改良によって吸引力を増加させて対応することが行われるが、しかしながら、これによれば、ソレノイドの種類が増加してしまい、そのため、部品の共通化あるいは標準化が図れないという課題があった。
本発明は、上述した従来技術の課題に鑑みて達成されたものであり、その目的は、駆動源にばねを用いたガス遮断器において、遮断トリガの負荷を低減することにより、当該遮断器を構成するソレノイドなどの共通化又は標準化を図り、もって、遮断器の設計製作の工数を低減することである。
上記目的を解決するため、本発明によれば、接地容器内に設けられ、固定接触子と可動接触子とを有する接点と、遮断ばねと投入ばねの蓄勢力により前記接点を開閉して電力の遮断と投入を切り換え、かつ、前記遮断ばねの蓄勢力をソレノイドと遮断トリガとで保持又は開放する引外し制御機構とを備えた電力用ガス遮断器において、前記引外し制御機構には、前記遮断トリガを付勢するための復帰ばねを前記ソレノイドに対応して設けると共に、当該復帰ばねは、遮断器の投入保持状態でのばね力が遮断終了位置でのばね力よりも小さく、かつ、前記遮断トリガの変位に対して非線形に増大する特性を有するように構成した電力用ガス遮断器が提供される。
即ち、遮断トリガに作用する復帰ばね力を投入保持状態で最小とすると共に、遮断終了状態では最大になるようにするが、必要な高速化を図るため、前記遮断トリガが前記レバーとの係合から解除された後の、前記遮断トリガの回転中に、遮断トリガの回転に伴って、復帰ばねの力が非線形に増大するように構成する。これにより、特に、駆動源にばねを用いたガス遮断器において、遮断トリガの負荷を低減することにより、当該遮断器を構成するソレノイドなどの共通化又は標準化を図り、もって、遮断器の設計製作の工数を低減することが可能となる。
更に、本発明によれば、前述の復帰ばねを実現するための具体的な構成として、前記復帰ばねを少なくとも二つ以上の圧縮コイルばねで構成し、前記遮断器の投入保持状態において、前記二つ以上の圧縮コイルばねの一方の復帰ばねの一端が、前記遮断トリガを押圧し、その他方の復帰ばねの一端が、前記遮断トリガを付勢しない位置に配置する、あるいは、前記遮断器の遮断状態において、前記復帰ばねが前記遮断トリガを押圧する位置に、少なくとも二本の復帰ばねを配置し、あるいは、前記復帰ばねを、自由長の異なる二本の圧縮コイルばねを同心円状で組合せて構成し、あるいは、前記復帰ばねを、ピッチが異なる1本の圧縮コイルばねで構成し、あるいは、前記復帰ばねを、前記遮断トリガを押圧する可動端から固定端に至るまで、そのコイル平均径が増加する円錐コイルばねで構成してもよい。
上述した本発明によれば、特に、駆動源にコイルばねを用いるガス遮断器において、遮断器の大容量化にともなうソレノイドの負荷増加に対して、投入保持状態のソレノイドの負荷を低減し、高速遮断を実現することができ、同時に、ソレノイドの共通化、標準化を図って遮断器の設計製作の工数を低減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、添付の図1乃至図10を用いながら詳細に説明する。
まず、図1により、本発明になるガス遮断器100の正面図を示す。ガス遮断器100は、架台105上に設置された円筒形の接地容器103を含んでおり、当該円筒形の接地容器103の内部には、例えば、SFガス(六弗化硫黄ガス)などの絶縁性のガスが、規定の圧力で封入されている。また、この接地容器103の軸方向中間部からは、斜め上方にブッシング101、102が突き出ている。なお、これらのブッシング101、102の内部には、例えば、変電所や開閉所内の電線を電気的に接続して電路を構成する導体が、それぞれ収納されている。
また、上記の架台105の側部には、当該ガス遮断器100の遮断や投入の駆動源としてのばね操作機構を収納する、所謂、操作箱104が取り付けられている。一方、上記接地容器103の内部には、固定接触子29bと可動接触子29aとを有する接点29が配設されている。そして、当該可動接触子29aにはロッド32が接続されており、当該ロッド32は、上記操作箱104内のリンク31と機械的に接続されている。なお、当該操作箱104の内部には、ばね操作機構の主軸4が配設されており、この主軸4にはリンク31の一端が固定されている。
続いて、上記図1にその概略構成を示したガス遮断器100の、特に、その操作箱104の内部に収容されるばね操作機構の詳細について、添付の図2を参照しながら説明する。
まず、図2には、符号400により、ばね操作機構の全体を示しており、このばね操作機構400は、図に破線で区分して示しているように、その概略構成として、図示のように、上記の主軸4(図1を参照)と共に、遮断ばね26を有する遮断操作部403と、カム軸2及び投入ばね28を有する投入操作部404と、投入ばね28の駆動力を保持開放する投入制御機構402と、遮断ばね26の駆動力を保持開放する引外し制御機構401とから構成されている。
続いて、やはり上記の図2を参照しながら、上述した投入操作部404の詳細な構造を説明する。即ち、操作箱104を構成する筐体1内には、回転軸2が回転自在に支持されており、この回転軸2の一端には、カム3が取り付けられており、更に、このカム3にはローラ18が取り付けられている。また、この回転軸2の他端には、大歯車52が取り付けられている。更に、この大歯車52の中間部には、投入ばね28を含む投入ばねリンク27の一端が、回動自在に取り付けられている。そして、この投入ばねリンク27の他端部には、ばね受35が取り付けられており、もって、投入ばね28の一端側を保持している。なお、この投入ばね28は、上記投入ばねリンク27の外側に配置されており、そして、上記ばね受35の反対側が筐体1によって保持されている。また、上記の大歯車52には、小歯車51が噛合っており、もって、投入ばね28を蓄勢する際には、図示を略した電動機から駆動力が伝達され、即ち、小歯車51が駆動側、そして、大歯車52が従動側となって、上記投入ばね28を圧縮していく構造となっている。
次に、やはり上記の図2を参照しながら、上述した投入制御部402の構造について説明する。この投入制御部402では、上記投入操作部404のカム3に取り付けられたローラ18に係合可能に、投入ラッチ19が設けられている。なお、この投入ラッチ19は、図示のように、外略「V」字形状をしており、かつ、その屈曲部に軸19aを貫通することにより、回動自在に取り付けられている。そして、この投入ラッチ19の「V」字形の一端には上記カム3のローラ28に係合するための係合部19bが形成されており、かつ、その他端には上述したローラ21が取り付けられている。また、上記投入ラッチ19の「V」字形の他端側には、上記軸19aとの中間部において、その一端が筐体1に固定された復帰ばね20が取り付けられている。
そして、投入トリガ22が、その一端部が上記ローラ21に当接が可能となるように、配置されている。即ち、この投入トリガ22は折れ曲がった形に形成されており、かつ、その折れ曲がり部には、軸22aを貫通することによって、回動自在に取り付けられている。なお、この軸22aは筐体1に対して回転自在に支持されている。また、この投入トリガ22は、上記ローラ21と当接する側とは反対側にも伸びており(即ち、トリガ22b)、そして、当該トリガ22bは、投入ソレノイド301のプランジャ311が当接可能な位置に配置されている。
次に、上述した遮断操作部403の詳細な構造について、やはり、上記の図2を用いて説明する。この遮断操作部403では、図からも明らかなように、主軸4には外形略「Y」字状の主レバー5の中間部が取り付けられており、当該主レバー5の二つの端部には、それぞれ、ローラ6、7が取り付けられている。また、上記主レバー5の残りの端部には、遮断ばねリンク25の一端が、ピン25aを介して、回動自在に取り付けられている。そして、この遮断ばねリンク25は、上記筐体1を貫通して筐体の外部に伸びており、その他端には、フランジ34が取り付けられており、当該フランジと筐体1との間には、当該遮断ばね26を保持している。即ち、遮断ばねリンク25の外周に配置された遮断ばね26は、その一端をフランジ34で保持されると共に、その他端は筐体1で保持されている。
そして、上記遮断操作部403に隣り合って、引外し制御機構401が配置されて、この引外し制御機構401の詳細構造についても、上記図2を用いて説明する。即ち、この引外し制御機構401では、上記筐体1に固定した軸8aには、中間部が折れ曲がった形状の遮断ラッチ8が取り付けられている。即ち、当該遮断ラッチ8は、その中間部に軸8aを貫通し、もって、回動自在になっている。また、この遮断ラッチ8の一端部には、係合部8bが形成されており、当該係合部8bは、上述した遮断操作部403を構成する主レバー5の一端に設けたローラ7に係合している。また、当該遮断ラッチ8の他端部には、ローラ10が取り付けられている。そして、上記の軸8aと遮断ラッチ8の係合部8bとの中間部には、遮断ラッチ8を元の位置に復帰させるための復帰ばね9の一端部が取り付けられている。この復帰ばね9の他端部は、筐体1に固定されている。
更に、上記遮断ラッチ8の一端に設けられたローラ10と係合可能に、第2遮断ラッチ11が配置されている。なお、この第2遮断ラッチ11の中間部には、上記筐体1に固定された小筐体61に支持された軸11aが貫通され、もって、第2遮断ラッチ11は回動自在に取り付けられている。また、図からも明らかなように、第2遮断ラッチ11は、その中央部(上記軸11aの貫通部)で折れ曲がった形状に形成されており、更に、第2遮断ラッチ11における軸11aとローラ13との中間部には、その一端が小筐体61に固定された第2遮断ラッチ11を元の位置に復帰させるための復帰ばね12の他端が、取り付けられている。そして、ローラ10と係合する係合部11bとは反対側の第2遮断ラッチ11の端部には、ローラ13が取り付けられている。そして、このローラ13と係合可能に、略「L」字形状をした遮断トリガ14aが、その先端部をローラ13に当接するように配置されている。なお、この遮断トリガ14aの先端部は、その端部に曲面を含んだ平面で形成されている。
そして、上記遮断トリガ14aの略「L」字の角部には、軸14cが取り付けられており、この軸14cは、小筐体61に対して回動自在に支持されており、更に、第1トリガレバー14bが、上記遮断トリガ14aに直交して取り付けられている。そして、この第1トリガレバー14bに当接可能に、引外し用ソレノイド201のプランジャ211が配置されている。なお、上記遮断トリガ14aの中間部には、一端が小筐体61に固定されて遮断トリガ14を元に位置に復帰させるための復帰ばね15が、取り付けられている。
次に、以上のように構成したばね操作機構400の動作原理について、上記の図2、更には、図3及び図4を含めて参照しながら説明する。即ち、これら図2から図4に変化するに従って、順次、その接点の開閉動作が進行するものとして説明する。
初めに、図2に示した投入状態から、図3に示す遮断状態へ移行する動作について述べる。
この投入状態において、遮断器に対して遮断指令が入力されると、引外し制御部401の引外し用ソレノイド201が励磁され、もって、プランジャ211が上方に突出し、そして、この突出したプランジャ211が、第1トリガレバーレバー14bを押圧する(図中の矢印を参照)。その結果、遮断トリガ14aと第2遮断ラッチ11との係合が外れる。
遮断トリガ14aとの係合が外れた第2遮断ラッチ11は、回動自由となり、遮断ラッチ8のローラ10からの押圧により、軸11aを中心として反時計回りに回転する(図中の矢印を参照)。すると、遮断ラッチ8が回動自由となり、そして、主レバー5のローラ7からの押圧により、遮断ラッチ8が軸8aを中心として反時計回りに回転する(図中の矢印を参照)。これにより、遮断ラッチ8の係合部8bが移動して、主レバー5が回動自由となり、即ち、それまで圧縮状態にあった遮断ばね26の規制が外れることから、当該遮断ばね26が放勢され、もって、主レバー5が反時計回りに回転する(図中の矢印を参照)。すると、これに伴い、リンク31、32も駆動され、即ち、可動接触子29aが固定接触子29bから離れて接点を開く。そして、当該遮断ばね26が放勢しきると、遮断動作が終了する。なお、この時、主レバー5の端部のローラ6は、図3に示すように、カム3の外周面にほぼ当接して止まる。
次に、添付の図3の遮断状態から図4に示す投入状態に移る動作について、以下に説明する。まず、図3に示す遮断状態において投入指令が入力されると、投入用ソレノイド301が励磁される。すると、投入用ソレノイド301のプランジャ311が下方向に突出し、投入トリガ22を押圧する。これにより、投入トリガ22が反時計回りに回動し、投入ラッチ19のローラ21と投入トリガ22との係合が解除される。
上記ローラ21と投入トリガ22との係合の解除により、それまで回動が規制されていた投入レバー19が回動自由になり、そして、カム3のローラ18からの押圧力により、投入ラッチ19が反時計回りに回動する(図中の矢印を参照)。これにより、投入ラッチ19とカム3のローラ18との係合が解除されることとなる。
そして、この投入ラッチ19とカム3のローラ18との係合の解除により、カム3の回動の規制がなくなることから、投入ばね28のばね力が放勢され、もって、投入ばねリンク27が下方に移動し、同時に、大歯車52とカム3とが、回転軸2を中心に反時計回りに回転する(図中の矢印を参照)。また、カム3の回動に伴い、当該カム3の外周面に当接しているローラ6の働きにより、主レバー5が時計回りに回動させる(図中の矢印を参照)。
その後、カム3が略半回転すると、その最大曲率半径部分で、カム3の外周面が主レバー5のローラ6に当接することとなる。このとき、主レバー5に接続した遮断ばねリンク25が上昇しながら遮断ばね26をほぼ元の位置まで圧縮する。
一方、投入ばね28が放勢しきると、接点29が投入される。なお、この投入動作の終了時には、引外し制御機構401を構成する各レバー8、11、14は、それぞれ、その復帰ばね9、12、15の力により元の位置に復帰する。これにより、遮断ばね力26が保持される。なお、この投入動作が終了した状態が、図4に示される。この状態では、遮断指令が入力されると、即座に遮断動作が可能となる。
ここで、投入動作が終了した後において、投入ばね28を蓄勢する動作について、添付の図4を参照しながら説明する。なお、図において、遮断器が投入ばね28の放勢完了を検知すると、図示を略した電動機が起動し、小歯車51を時計回りに回転させる。すると、これと噛合う大歯車52が反時計回りに回動する(図中の矢印を参照)。これに伴い、投入ばねリンク27が反時計回りに揺動しなら、投入ばね28を圧縮する。この大歯車52が約180゜回転すると(例えば、上記図2を参照)、図示を略したリミットスイッチの指令により、上記電動機が停止する。この時、圧縮された投入ばね28の駆動力により、大歯車52がさらに反時計回りに回転しようとするが、しかしながら、大歯車52と同軸のカム3のローラ18が投入レバー19に、そして、投入レバー19のローラ21が投入トリガ22に、それぞれ係合するので(例えば、上記図2を参照)、カム3および大歯車52の回動が阻止され、もって、投入ばね28のばね力が保持される。これにより、再び、上記図2に示すように、即ち、接点が投入状態で、かつ、遮断ばね26及び投入ばね28が圧縮された初期状態に戻る。
続いて、以下には、本発明において、遮断器を構成するトリガやソレノイドなどの共通化又は標準化を図ることを目的とした、遮断トリガの負荷を低減するための工夫について説明を加える。なお、この工夫は、特に、ガス遮断器の操作箱104の内部に収容されるばね操作機構において、特に、その引外し制御機構401を構成する、引外し用ソレノイド201、第2遮断ラッチ11、遮断トリガ14、遮断トリガ用の復帰ばね15を含むものであり、以下、引外し制御機構と言う。
<実施例1>
まず、本発明の第1の実施例(実施例1)について、添付の図5乃至図7を用いながら、以下に詳細に説明する。なお、添付の図5には、遮断器の投入時における引外し制御機構の状態を、図6には、遮断時における状態を、それぞれ、拡大して示している。また、添付の図7には、当該引外し制御機構における、遮断トリガ14の回転角度と復帰ばね力との関係を示している。
図5及び図6からも明らかなように、本実施例では、上記引外し制御機構を構成する復帰ばね15は、二本の復帰ばね15a、15bにより構成されている。なお、これらの復帰ばねは、その一端を小筐体61に固定されている。図5に示す投入時の保持状態では、一方の復帰ばね15aは遮断トリガ14を付勢しているが、しかしながら、他方の復帰ばね15bは遮断トリガ14とは接していない。そして、この状態から、遮断動作で遮断トリガ14が反時計回りに回転すると、遮断トリガ14は、まず、復帰ばね15aを圧縮し、その途中から、更に、復帰ばね15bをも圧縮していく。そして、図6に示す遮断状態では、遮断トリガ14は、これら両方の復帰ばね15を圧縮した状態になる。
ここで、上記復帰ばね15の役割は、投入動作終了時において、第2遮断ラッチ11の復帰に続き、遮断トリガ14を元の位置に復帰させることである。特に、上記の図6において、遮断トリガ14の復帰動作中に、当該遮断トリガ14に作用する力関係については、負荷としての、遮断トリガの軸14cと小筐体61との摩擦トルクTcと、駆動力としての、復帰ばね15のばね力がある。なお、第2遮断ラッチ11のローラ13が遮断トリガ14に接してはいるが、しかしながら、その押圧力は第2遮断ラッチ11の復帰ばね12の分力しか作用しないため、遮断トリガ14の復帰動作にほとんど影響しておらず、ここでは考慮しなくてよい。
一般的に、摩擦トルクTcは、復帰ばね15による駆動トルクより小さいが、特に、当該復帰ばね15のばね力が弱い場合には、遮断トリガを元の位置に復帰させる駆動トルクが少なくなる。その結果、遮断トリガ14の復帰が遅れてしまい、場合によっては、投入動作終了時の第2遮断ラッチ11のローラ13と遮断トリガ14との係合が失敗し、もって、誤動作の遮断動作に至る可能性がある。一方、当該復帰ばね15のばね力が強すぎる場合にも、遮断トリガ14が元の位置に復帰した後にも揺動が続き、そのため、投入動作終了時の第2遮断ラッチ11のローラ13との係合が失敗する可能性がある。そのため、発明者等は、復帰ばねのばね力を調整する必要があることを認識した。
上述した復帰ばねのばね力の調整に関し、添付の図7により、遮断トリガ14の回転角度と復帰ばね力との間の関係について示す。
遮断器の投入状態では、遮断トリガ14の回転角度ゼロ(0)である。従来技術では、復帰ばね15を、ただ1本の線形ばねで構成することが通常であった。これに対し、上述したように、本発明によれば、当該復帰ばね15を、二本の復帰ばね15a、15bで構成するため、上記図7に示すように、一方の復帰ばね15aのばね力を、従来技術の1本の線形ばねだけのばね力よりも低減させることが出来る。そして、遮断動作時においては、プランジャ211により遮断トリガ14が押圧され、もって、第2遮断ラッチ11のローラ13との係合が外れる瞬間において、遮断トリガ14が、他方の復帰ばね15bをも押圧していく。なお、これら二本の復帰ばねのばね定数については、15aの定数よりも15bを大きくしておくことが好ましい(15aの定数<15bの定数)。そして、遮断終了時の状態では、これら二本の復帰ばね力が作用して、もって、従来技術でのばね力を上回るように構成されている。
かかる実施例1になる復帰ばね15によれば、遮断動作開始時において、上記遮断トリガ14に作用する力が、上記図5に示されている。即ち、図示のように、ソレノイド201の負荷F211は、プランジャの摩擦を無視すると、第2遮断ラッチ11のローラ13と遮断トリガ14との摩擦力μ・F13、軸14cと小筐体61との摩擦トルクT、復帰ばね15aのばね力F15aの和となる。
ところで、従来技術では、既述のように、遮断トリガの復帰を速くするために遮断状態で復帰ばね力を増加させると、これにより投入保持状態での復帰ばね力も増加するため、ソレノイド201の負荷が増加してしまう。これに対し、本発明の実施例によれば、復帰ばねを二本(複数)とし、かつ、投入保持状態では一方の復帰ばね15aのばね力のみが作用するようにしたため、従来技術と比較し、ソレノイド201の負荷を低減することができ、もって、遮断動作の高速化が可能となる。また、特に、投入動作の終了時における遮断トリガ14の復帰についても、上述した二本の復帰ばねのばね力により、従来技術の場合とほぼ同等の時間で、復帰動作が可能となる。
以上のように、本実施例では、遮断トリガ14の復帰ばねを二本(複数)のばねで構成し、かつ、一方の復帰ばね15aが常に遮断トリガ14を押圧し、他方の復帰ばね15bが遮断動作中に遮断トリガ14を押圧するように構成したことにより、投入動作終了時における第2遮断ラッチ11のローラ13と遮断トリガ14との安定した係合動作と共に、遮断動作開始時におけるソレノイドの負荷低減による高速動作との、両立を図ることが可能となる。
<実施例2>
次に、本発明の第2の実施例(実施例2)について、添付の図8に示す。なお、この実施例では、復帰ばね15を3本の圧縮コイルばね15a、15b、15cで構成すると共に、これらの圧縮コイルばねを(長さを)、投入保持状態では1本の復帰ばね15aのみが遮断トリガ14を押圧し、他の2本の復帰ばね15b、15cは遮断トリガ14を押圧しないように構成する。
上述した実施例2における遮断トリガ14の回転角度と復帰ばね力との関係を、添付の図9に示す。なお、これら復帰ばねのばね定数は、15aの定数よりも、15b、15cの定数を大きくしておくことが好ましい(定数15a<定数15b又は定数15c)。また、15b,15cのばね定数は、すべて同一でもよく、又は、異なっていてもよい。即ち、本実施例においても、遮断動作による遮断トリガの回転で復帰ばね15b、15cを順に圧縮していくように構成することにより、投入保持状態での復帰ばね力を低減可能となり、もって、上記実施例1と同様の効果が得られる。
また、上記復帰ばねの本数を更に増加させて、かつ、投入保持状態では1本の復帰ばねのみが遮断トリガを押圧するように構成することによれば、やはり、上記の実施例と同様の効果が得られることは、当業者であれば明らかであろう。
<実施例3>
更に、本発明の第3の実施例(実施例3)について、添付の図10に示す。なお、この実施例3になる構造も、上記実施例1と同様に、二本の復帰ばね15a、15bを組み合わせたものであるが、但し、これらを同心で組み合わせた構造である点で上記実施例1とは異なる。なお、この実施例3になる構造では、外側の復帰ばね15aと内側の復帰ばね15bの自由長を変えることにより、遮断トリガ14の回転に伴うばね力の変化を、上記図7に示した復帰ばねと同様に、非線形性を持たせることが可能である。そして、この実施例3によっても、上記実施例1と同様の効果を奏すると共に、更には、当該複数のばねを同心状に配置することにより、当該復帰ばねの占有体積を、更に低減することが可能となる。
<実施例4、実施例5>
加えて、本発明の第4の実施例(実施例4)を、添付の図11に、そして、本発明の第5の実施例(実施例5)を、添付の図12に示す。これらの実施例では、図からも明らかなように、復帰ばね15を1本のばねのみで構成しているが、実施例4(図11を参照)では、当該ばねのピッチを不等にすることにより、ばね力と遮断トリガとの回転角に非線形性を持たせている。また、実施例5(図12を参照)では、当該螺旋状のばねが遮断トリガ14に接する一端と、これとは反対側の小筐体61に固定する固定端との間で、当該コイルの平均径を増加させる、所謂、円錐状のばねを採用することにより、ばね力と遮断トリガの回転角との関係に、上述した非線形性を持たせている。
なお、これらの実施例における、遮断トリガ14の回転角度と復帰ばね力との関係の一例を、添付の図13に示す。即ち、遮断動作における遮断トリガ14の回転初期では、そのばね力は、線形のばね定数を保つが、しかしながら、ある所定の回転角度を超えると、ばねの素線同士が接着して有効巻数が減少し、ばね定数が増加していく。なお、このように構成した実施例4及び実施例5によっても、上記実施例1と同様の効果を発揮することは明らかであり、かつ、1本の復帰ばねのみで構成できることから、上記実施例3と同様に、その占有体積をより低減することが可能となる。
なお、上記の各実施例においては、遮断トリガ14を元の位置に復帰するための手段として、特に、コイル状のばねを利用したものについて述べたが、しかしながら、本発明は、これのみに限定されることなく、上述した機能を達成すればよく、その他の手段を使用することが出来ることは、当業者であれば明らかであろう。
なお,本発明の各実施例において、引外し制御機構は、第1遮断ラッチ、第2遮断ラッチ、遮断トリガの、所謂、3段構成としているが、しかしながら、本発明はこれに限られず、例えば、第2遮断ラッチを省略し、もって、第1遮断ラッチのローラが直接遮断トリガに当接する構成としても良い。
本発明の一実施の形態になる電力用ガス遮断器の全体概観図である。 上記図1に示した電力用ガス遮断器を構成するばね操作機構の、特に、初期状態における構造を説明する図である。 上記図1に示した電力用ガス遮断器を構成するばね操作機構の、特に、遮断状態における構造を説明する図である。 上記図1に示した電力用ガス遮断器を構成するばね操作機構の、特に、投入状態における構造を説明する図である。 上記電力用ガス遮断器のばね操作機構において、その特徴となる引外し制御機構の、第1の実施例(実施例1)になる構造とその動作を説明する図である。 上記電力用ガス遮断器のばね操作機構において、その特徴となる引外し制御機構の、第1の実施例(実施例1)になる構造とその動作を説明する図である。 上記第1の実施例(実施例1)になる引外し制御機構における遮断トリガと復帰ばね力との変化を示す図である。 上記電力用ガス遮断器のばね操作機構において、その特徴となる引外し制御機構の、第2の実施例(実施例2)になる構造とその動作を説明する図である。 上記第2の実施例(実施例2)になる引外し制御機構における遮断トリガと復帰ばね力との変化を示す図である。 上記電力用ガス遮断器のばね操作機構において、その特徴となる引外し制御機構の、第3の実施例(実施例3)になる構造とその動作を説明する図である。 上記電力用ガス遮断器のばね操作機構において、その特徴となる引外し制御機構の、第4の実施例(実施例4)になる構造とその動作を説明する図である。 上記電力用ガス遮断器のばね操作機構において、その特徴となる引外し制御機構の、第5の実施例(実施例5)になる構造とその動作を説明する図である。 上記第4と5の実施例(実施例4と5)になる引外し制御機構における遮断トリガと復帰ばね力との変化を示す図である。
符号の説明
1…筐体、2…カム軸、3…カム、5…主レバー、14…遮断トリガ、15…復帰ばね、26…遮断ばね、28…投入ばね、61…小筐体、103…接地容器、201…引外しソレノイド、400…ばね操作機構、401…遮断制御機構、402…投入制御機構、403…遮断操作部、404…投入操作部。

Claims (8)

  1. 接地容器内に設けられ、固定接触子と可動接触子とを有する接点と、
    遮断ばねと投入ばねの蓄勢力により前記接点を開閉して電力の遮断と投入を切り換え、かつ、前記遮断ばねの蓄勢力をソレノイドと遮断トリガとで保持又は開放する引外し制御機構とを備えた電力用ガス遮断器において、
    前記引外し制御機構には、前記遮断トリガを付勢するための復帰ばねを前記ソレノイドに対応して設けると共に、当該復帰ばねは、遮断器の投入保持状態でのばね力が遮断終了位置でのばね力よりも小さく、かつ、前記遮断トリガの変位に対して非線形に増大する特性を有するように構成したことを特徴とする電力用ガス遮断器。
  2. 前記請求項1に記載の電力用ガス遮断器において、前記復帰ばねを、前記遮断トリガの遮断動作時での移動に伴い、ばね定数が非線形に増加するように構成したことを特徴とする電力用ガス遮断器。
  3. 前記請求項1に記載の電力用ガス遮断器において、前記引外し制御機構は、投入保持状態において前記遮断トリガと係合するレバーを備えており、そして、前記遮断器の遮断動作において、前記遮断トリガが前記レバーとの係合から解除された後の、前記遮断トリガの回転中に、前記復帰ばねのばね定数が増大するように構成したことを特徴とする電力用ガス遮断器。
  4. 前記請求項1に記載の電力用ガス遮断器において、前記復帰ばねを少なくとも二つ以上の圧縮コイルばねで構成し、前記遮断器の投入保持状態において、前記二つ以上の圧縮コイルばねの一方の復帰ばねの一端が、前記遮断トリガを押圧し、その他方の復帰ばねの一端が、前記遮断トリガを付勢しない位置に配置されたことを特徴とする電力用ガス遮断器。
  5. 前記請求項1に記載の電力用ガス遮断器において、前記遮断器の遮断状態において、前記復帰ばねが前記遮断トリガを押圧する位置に、少なくとも二本の復帰ばねを配置したことを特徴とする電力用ガス遮断器。
  6. 前記請求項1に記載の電力用ガス遮断器において、前記復帰ばねを、自由長の異なる二本の圧縮コイルばねを同心円状で組合せて構成し、前記遮断器の投入保持状態において、一方のばねの一端が前記遮断トリガを押圧し、他方のばねの一端が前記トリガを付勢しない位置に配置したことを特徴とする電力用ガス遮断器。
  7. 前記請求項1に記載の電力用ガス遮断器において、前記復帰ばねを、ピッチが異なる1本の圧縮コイルばねで構成したことを特徴とする電力用ガス遮断器。
  8. 前記請求項1に記載の電力用ガス遮断器において、前記復帰ばねを、前記遮断トリガを押圧する可動端から固定端に至るまで、そのコイル平均径が増加する円錐コイルばねで構成したことを特徴とする電力用ガス遮断器。
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