JP2010079573A - 車線逸脱防止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自車両の前方を撮像した時に車線の認識ができなくても、自車両の車線逸脱判定を行うことができる車線逸脱防止装置を提供する。
【解決手段】 車線逸脱防止装置1は、自車両の右側方を撮像する右側方カメラ3と、自車両の左側方を撮像する左側方カメラ4と、ECU5とを備えている。ECU5は、側方カメラ3,4で取得された撮像画像に基づいて、自車両が走行する走行路の車線(白線)を認識し、自車両が白線を逸脱するかどうかを判定する。具体的には、ECU5は、撮像画像に基づいて、自車両の前側部位及び後側部位と白線とにより作り出される逸脱判定用面積Sと、自車両の前側部位から白線までの距離Lと、自車両の後側部位から白線までの距離Lとを求め、逸脱判定用面積Sが基準面積Sよりも小さく、且つ距離Lが距離Lよりも短いときに、自車両が白線を逸脱する可能性が高いと判定する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自車両の車線逸脱を防止するための車線逸脱防止装置に関するものである。
従来の車線逸脱防止装置としては、例えば特許文献1に記載されているように、CCDカメラにより車両前方を撮影し、その撮像信号に基づいて道路上の白線(車線)を抽出した上で、自車両の車線逸脱を防止する支援を行うようにしたものが知られている。
特開2006−240353号公報
しかしながら、上記従来技術においては、例えば雨や逆光等といった悪天候等の影響によってCCDカメラ(前方カメラ)による車線の抽出が行えなくなると、車線逸脱判定を行うことができなくなる。
本発明の目的は、自車両の前方を撮像した時に車線の認識ができなくても、自車両の車線逸脱判定を行うことができる車線逸脱防止装置を提供することである。
本発明は、自車両の車線逸脱を防止するための車線逸脱防止装置において、自車両の側方を撮像する撮像手段と、撮像手段により取得された撮像画像に基づいて自車両の側方の車線を認識し、認識された車線に対する自車両の向きと、自車両と認識された車線とで作り出される逸脱判定用面積とを求める判定指標取得手段と、自車両の向きが認識された車線と交差する方向であると共に逸脱判定用面積が基準面積よりも小さいかどうかを判断し、自車両の向きが認識された車線と交差する方向であると共に逸脱判定用面積が基準面積よりも小さいと判断されたときに、自車両が認識された車線を逸脱すると判定する逸脱判定手段とを備えることを特徴とするものである。
このように本発明の車線逸脱防止装置においては、自車両の側方を撮像し、その撮像画像に基づいて自車両の側方の車線を認識し、その認識された車線(以下、認識車線)に対する自車両の向きと、自車両と認識車線とで作り出される逸脱判定用面積とを求める。ここで、自車両の向きが真っ直ぐであれば、自車両が認識車線を逸脱することは無い。また、たとえ自車両の向きが認識車線と交差する方向であっても、自車両と認識車線とで作り出される逸脱判定用面積が基準面積よりも大きければ、直ちに自車両が認識車線を逸脱することは無い。そこで、自車両の向きが認識車線と交差する方向であると共に逸脱判定用面積が基準面積よりも小さいと判断されたときに、自車両が認識車線を逸脱すると判定する。これにより、自車両の前方を撮像した時に車線の認識ができなくても、自車両の車線逸脱判定を行うことができる。
好ましくは、判定指標取得手段は、自車両の前側部位から認識された車線までの距離と自車両の後側部位から認識された車線までの距離とに基づいて、認識された車線に対する自車両の向きを求めると共に、自車両の前側部位及び後側部位と認識された車線とで作り出される逸脱判定用面積を求める。この場合には、認識車線に対する自車両の向きを容易に且つ確実に求めることができると共に、自車両の車線逸脱判定に適切な逸脱判定用面積を得ることができる。
また、好ましくは、自車両の車速を検出する車速検出手段を更に備え、判定指標取得手段は、自車両の車速に基づいて、現在から将来までの自車両の向き及び逸脱判定用面積を予測する。このように現在から将来までの自車両の向き及び逸脱判定用面積を予測するので、自車両の車線逸脱判定を早い段階で行うことができる。
さらに、好ましくは、自車両の操舵方向を検出する操舵方向検出手段と、基準面積を設定する基準面積設定手段と、認識された車線側に操舵が行われたことが操舵方向検出手段により検出されたときは、基準面積を大きくし、認識された車線の反対側に操舵が行われたことが操舵方向検出手段により検出されたときは、基準面積を小さくする基準面積変更手段とを更に備える。認識車線側に操舵が行われたときは基準面積を大きくすることにより、自車両が認識車線を逸脱すると判定されやすくなるため、車線逸脱防止支援の開始タイミングを早くすることができる。一方、認識車線の反対側に操舵が行われたときは基準面積を小さくすることにより、自車両が認識車線を逸脱すると判定されにくくなるため、車線逸脱防止支援の開始タイミングを遅くすることができる。
本発明によれば、自車両の前方を撮像した時に車線の認識ができなくても、自車両の車線逸脱判定を行うことができる。これにより、悪天候等の状況下においても信頼性の高い車線逸脱防止支援を実施することが可能となる。
以下、本発明に係わる車線逸脱防止装置の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係わる車線逸脱防止装置の第1実施形態の概略構成を示すブロック図である。同図において、本実施形態の車線逸脱防止装置1は、車両の車線逸脱を防止するための装置であり、車両に搭載されている。
車線逸脱防止装置1は、前方カメラ2と、右側方カメラ3と、左側方カメラ4と、ECU(Electronic Control Unit)5と、警報器6とを備えている。
前方カメラ2は、例えばルームミラーに取り付けられ、自車両の前方を撮像して前方の撮像画像を取得する。右側方カメラ3は、例えば右サイドミラーに取り付けられ、自車両の右側方を撮像して右側方の撮像画像を取得する。左側方カメラ4は、例えば左サイドミラーに取り付けられ、自車両の左側方を撮像して左側方の撮像画像を取得する。
ECU5は、CPU、ROMやRAM等のメモリ、入出力回路等により構成されている。ECU5は、画像処理部7と、車線逸脱判定部8と、逸脱防止支援部9とを有している。
画像処理部7は、前方カメラ2、右側方カメラ3及び左側方カメラ4で取得された撮像画像に対して二値化や特徴抽出等の画像処理を施し、画像データを得る。
車線逸脱判定部8は、画像処理部7で得られた画像データに基づいて、自車両が走行する走行路の車線(白線)を認識し、自車両が白線を逸脱する可能性があるかどうかを判定する。
具体的には、車線逸脱判定部8は、通常は前方カメラ2による撮像画像から得られた画像データに基づいて白線を認識するが、当該画像データを基にして白線を認識することができないときは、右側方カメラ3及び左側方カメラ4による撮像画像から得られた画像データに基づいて白線を認識する。なお、白線を認識できるかどうかの判断は、例えば画像データの輝度値を用いて行う。
逸脱防止支援部9は、車線逸脱判定部8により自車両が白線を逸脱する可能性があると判定されたときに、まず警報器6より警報音を発生させ、更にその警報にも拘わらず、ドライバーが適切な逸脱回避操作を行わない場合には、車線逸脱を防止するように操舵機構(図示せず)を制御する。
図2は、車線逸脱判定部8により実行される車線逸脱判定処理手順の詳細を示すフローチャートである。本フローチャートは、右側方カメラ3による撮像画像から得られた画像データを用いて右車線(右白線)逸脱を判定する処理の手順を示したものである。
同図において、まず画像処理部7で得られた画像データに基づいて、自車両の右前側部位及び右後側部位と右白線とにより作り出される逸脱判定用面積S(図3及び図4参照)と、自車両の右前側部位から右白線までの距離L(同図参照)と、自車両の右後側部位から右白線までの距離L(同図参照)とを求める(手順S51)。
逸脱判定用面積Sは、図3及び図4に示すように、自車両の右前側部位から右白線まで車線幅方向に結んだ前側仮想線と、自車両の右後側部位から右白線まで車線幅方向に結んだ後側仮想線と、自車両と、右白線とで囲まれた領域の面積である。また、自車両から右白線までの距離L,Lから、右白線に対する自車両の向きが得られることとなる。このとき、距離Lが距離Lよりも短い場合は、自車両の向きは右白線に対して交差する方向となる(図4参照)。
なお、右側方カメラ3及び左側方カメラ4の設置位置は予め分かっているため、右側方カメラ3及び左側方カメラ4の数が1つずつであっても、上記の逸脱判定用面積S及び距離L,Lは画像データから容易に求めることができる。
続いて、逸脱判定用面積Sが予め設定された基準面積S(図3参照)よりも小さいかどうかを判断する(手順S52)。逸脱判定用面積Sが基準面積Sよりも小さいと判断されたときは、自車両の右前側部位から右白線までの距離Lが自車両の右後側部位から右白線までの距離Lよりも短いかどうかを判断する(手順S53)。
距離Lが距離Lよりも短いと判断されたときは、例えば逸脱判定用面積Sが基準面積Sよりも小さく且つ距離Lが距離Lよりも短いと最初に判断されてから所定時間が経過したかどうかを判断し(手順S54)、所定時間が経過していないと判断されたときは、手順S51に戻る。一方、所定時間が経過したと判断されたときは、自車両が右白線を逸脱する可能性が高いと判定する(手順S55)。
手順S52において逸脱判定用面積Sが基準面積Sよりも小さくないと判断されたとき、手順S53において距離Lが距離Lよりも短くないと判断されたときは、自車両が右白線を逸脱しないと判定する(手順S56)。
このような処理手順により、図3に示すように、逸脱判定用面積Sが基準面積Sよりも大きい場合には、自車両Pが右白線HRを逸脱しないと判定されることとなる。一方、図4に示すように、逸脱判定用面積Sが基準面積Sよりも小さく、且つ自車両Pの右前側部位から右白線HRまでの距離Lが自車両Pの右後側部位から右白線HRまでの距離Lよりも短いという状態が所定時間続いた場合には、自車両Pが右白線HRを逸脱する可能性が高いと判定されることとなる。
なお、左側方カメラ4による撮像画像から得られた画像データを用いて左車線(左白線)逸脱を判定する処理についても、上記と同等の手順によって行うことができる。
以上において、画像処理部7及び車線逸脱判定部8の上記手順S51は、撮像手段3,4により取得された撮像画像に基づいて自車両の側方の車線を認識し、認識された車線に対する自車両の向きと、自車両と認識された車線とで作り出される逸脱判定用面積とを求める判定指標取得手段を構成する。車線逸脱判定部8の上記手順S52〜S55は、自車両の向きが認識された車線と交差する方向であると共に逸脱判定用面積が基準面積よりも小さいかどうかを判断し、自車両の向きが認識された車線と交差する方向であると共に逸脱判定用面積が基準面積よりも小さいと判断されたときに、自車両が認識された車線を逸脱すると判定する逸脱判定手段を構成する。
以上のように本実施形態にあっては、右側方カメラ3及び左側方カメラ4により自車両の側方を撮像して、自車両の側方の白線を認識し、自車両と白線とにより作り出される逸脱判定用面積Sが基準面積Sよりも小さく、且つ自車両の前側部位から白線までの距離Lが自車両の後側部位から白線までの距離Lよりも短いときは、自車両が当該白線を逸脱する可能性が高いと判定する。これにより、例えば雨や逆光等といった悪天候等の影響によって前方カメラ2による撮像画像に基づいて白線を認識できなくても、自車両の車線逸脱判定を確実に行うことができる。また、自車両から白線までの距離のみに基づいて逸脱判定を行う方法に比べて、ロバスト性の高い判定指標が得られることとなる。その結果、信頼性の高い車線逸脱防止支援を実現することが可能となる。
図5は、本発明に係わる車線逸脱防止装置の第2実施形態の概略構成を示すブロック図である。図中、第1実施形態と同一または同等の要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
同図において、本実施形態の車線逸脱防止装置10は、上記第1実施形態の構成に加え、自車両の車速を検出する車速センサ11を備えている。また、ECU5は、上記第1実施形態における車線逸脱判定部8に代えて、車線逸脱判定部12を有している。
図6は、車線逸脱判定部12により実行される車線逸脱判定処理手順の詳細を示すフローチャートであり、図2に示すフローチャートに相当するものである。
同図において、手順S51が実行された後、手順S51の処理結果と車速センサ11で検出された車速とに基づいて、現在から将来までの逸脱判定用面積S、自車両の右前側部位から右白線までの距離L及び自車両の右後側部位から右白線までの距離Lを予測する(手順S58)。
続いて、予測された逸脱判定用面積Sが基準面積Sよりも小さく、且つ予測された距離Lが予測された距離Lよりも短いかどうかを判断する(手順S59)。予測された逸脱判定用面積Sが基準面積Sよりも小さく、且つ予測された距離Lが予測された距離Lよりも短いと判断されたときは、自車両が右白線を逸脱する可能性が高いと判定する(手順S55)。
以上において、画像処理部7及び車線逸脱判定部12の上記手順S51,S58は、撮像手段3,4により取得された撮像画像に基づいて自車両の側方の車線を認識し、認識された車線に対する自車両の向きと、自車両と認識された車線とで作り出される逸脱判定用面積とを求める判定指標取得手段を構成する。車線逸脱判定部12の上記手順S59,S55は、自車両の向きが認識された車線と交差する方向であると共に逸脱判定用面積が基準面積よりも小さいかどうかを判断し、自車両の向きが認識された車線と交差する方向であると共に逸脱判定用面積が基準面積よりも小さいと判断されたときに、自車両が認識された車線を逸脱すると判定する逸脱判定手段を構成する。
このような本実施形態においては、自車両が白線を逸脱する可能性が高いかどうかを早い段階で推定することができる。従って、より信頼性の高い車線逸脱防止支援を実現することが可能となる。
図7は、本発明に係わる車線逸脱防止装置の第3実施形態の概略構成を示すブロック図である。図中、第1及び第2実施形態と同一または同等の要素には同じ符号を付し、その説明を省略する。
同図において、本実施形態の車線逸脱防止装置20は、上記第2実施形態の構成に加え、自車両のハンドルの操舵角度及び方向を検出する操舵角センサ21を備えている。また、ECU5は、上記第1実施形態における車線逸脱判定部8に代えて、車線逸脱判定部22を有している。
図8は、車線逸脱判定部22により実行される車線逸脱判定処理手順の詳細を示すフローチャートであり、図2に示すフローチャートに相当するものである。
同図において、まず車速センサ11の検出値に基づいて、基準面積Sを初期設定する(手順S61)。このとき、車速センサ11で検出された車速が高くなるほど、基準面積Sを大きくするように設定する。なお、基準面積Sは、予め決められた固定値であっても良い。
続いて、操舵角センサ21の検出値に基づいて、ハンドルが右側に切られているかどうかを判断し(手順S62)、ハンドルが右側に切られていると判断されたときは、基準面積Sを大きくする(手順S63)。このとき、基準面積Sの増加量としては、固定値であっても良いし、車速センサ11で検出された車速に応じた値であっても良い。
一方、ハンドルが右側に切られていないと判断されたときは、同様に操舵角センサ21の検出値に基づいて、ハンドルが左側に切られているかどうかを判断する(手順S64)。ハンドルが左側に切られていると判断されたときは、基準面積Sを小さくする(手順S65)。このとき、基準面積Sの減少量としては、固定値であっても良いし、車速センサ11で検出された車速に応じた値であっても良い。
手順S63,S65が実行された後、上述した手順S51〜S56を実行する。また、手順S62,S64においてハンドルが右側にも左側に切られていないと判断されたときは、そのまま上述した手順S51〜S56を実行する。
このようにハンドルが右側に切られているときは、基準面積Sを大きくするので、自車両が右白線を逸脱すると判定されやすくなる。このため、自車両の右前側部位から右白線までの距離Lが自車両の右後側部位から右白線までの距離Lよりも短くなると、自車両が右白線を逸脱する可能性が高いと早く判定されるようになるため、警報器6より警報音を発生させるタイミングが早くなる。これにより、ドライバーは、直ちに逸脱回避操作を行うことができる。一方、ハンドルが左側に切られているときは、基準面積Sを小さくするので、自車両が右白線を逸脱すると判定されにくくなる。このため、警報器6より警報音を発生させるタイミングが遅くなるため、ドライバーが感じる煩わしさを軽減することができる。
また、上述したように車速センサ11で検出された車速に応じて基準面積Sを初期設定する場合には、自車両の車速が高くなるほど基準面積Sが大きくなるため、結果的に自車両が右白線を逸脱すると判定されやすくなる。
なお、左側方カメラ4による撮像画像から得られた画像データを用いて左車線(左白線)逸脱を判定する処理についても、上記と同等の手順によって行うことができる。
以上において、車線逸脱判定部22の上記手順S61は、基準面積を設定する基準面積設定手段を構成する。車線逸脱判定部22の上記手順S62〜S65は、認識された車線側に操舵が行われたことが操舵方向検出手段21により検出されたときは、基準面積を大きくし、認識された車線の反対側に操舵が行われたことが操舵方向検出手段21により検出されたときは、基準面積を小さくする基準面積変更手段を構成する。
このように本実施形態においては、ハンドルの操舵方向に応じて基準面積Sを変更するようにしたので、自車両の走行方向を早めに推定して、自車両の車線逸脱判定を行うことができる。従って、よりドライバーの運転感覚に合った車線逸脱防止支援を実現することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態では、右側方カメラ3及び左側方カメラ4の数を1つずつとしたが、右側方カメラ3及び左側方カメラ4を2つずつ使用することにより、上記の逸脱判定用面積S、自車両から白線までの距離L,距離Lをより高精度に求めることが可能となる。
本発明に係わる車線逸脱防止装置の第1実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した車線逸脱判定部により実行される車線逸脱判定処理手順の詳細を示すフローチャートである。 自車両が右白線を逸脱しないと判定される状態を示す概念図である。 自車両が右白線を逸脱すると判定される状態を示す概念図である。 本発明に係わる車線逸脱防止装置の第2実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図5に示した車線逸脱判定部により実行される車線逸脱判定処理手順の詳細を示すフローチャートである。 本発明に係わる車線逸脱防止装置の第3実施形態の概略構成を示すブロック図である。 図7に示した車線逸脱判定部により実行される車線逸脱判定処理手順の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
1…車線逸脱防止装置、3…右側方カメラ(撮像手段)、4…左側方カメラ(撮像手段)、5…ECU、7…画像処理部(判定指標取得手段)、8…車線逸脱判定部(判定指標取得手段、逸脱判定手段)、10…車線逸脱防止装置、11…車速センサ(車速検出手段)、12…車線逸脱判定部(判定指標取得手段、逸脱判定手段)、20…車線逸脱防止装置、21…操舵角センサ(操舵方向検出手段)、22…車線逸脱判定部(判定指標取得手段、逸脱判定手段、基準面積設定手段、基準面積変更手段)。

Claims (4)

  1. 自車両の車線逸脱を防止するための車線逸脱防止装置において、
    前記自車両の側方を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により取得された撮像画像に基づいて前記自車両の側方の車線を認識し、前記認識された車線に対する前記自車両の向きと、前記自車両と前記認識された車線とで作り出される逸脱判定用面積とを求める判定指標取得手段と、
    前記自車両の向きが前記認識された車線と交差する方向であると共に前記逸脱判定用面積が基準面積よりも小さいかどうかを判断し、前記自車両の向きが前記認識された車線と交差する方向であると共に前記逸脱判定用面積が前記基準面積よりも小さいと判断されたときに、前記自車両が前記認識された車線を逸脱すると判定する逸脱判定手段とを備えることを特徴とする車線逸脱防止装置。
  2. 前記判定指標取得手段は、前記自車両の前側部位から前記認識された車線までの距離と前記自車両の後側部位から前記認識された車線までの距離とに基づいて、前記認識された車線に対する前記自車両の向きを求めると共に、前記自車両の前側部位及び後側部位と前記認識された車線とで作り出される前記逸脱判定用面積を求めることを特徴とする請求項1記載の車線逸脱防止装置。
  3. 前記自車両の車速を検出する車速検出手段を更に備え、
    前記判定指標取得手段は、前記自車両の車速に基づいて、現在から将来までの前記自車両の向き及び前記逸脱判定用面積を予測することを特徴とする請求項1または2記載の車線逸脱防止装置。
  4. 前記自車両の操舵方向を検出する操舵方向検出手段と、
    前記基準面積を設定する基準面積設定手段と、
    前記認識された車線側に操舵が行われたことが前記操舵方向検出手段により検出されたときは、前記基準面積を大きくし、前記認識された車線の反対側に操舵が行われたことが前記操舵方向検出手段により検出されたときは、前記基準面積を小さくする基準面積変更手段とを更に備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の車線逸脱防止装置。
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