JP2010079462A - サーバ装置、クライアント装置、サーバベースコンピューティングシステムおよびプログラム - Google Patents

サーバ装置、クライアント装置、サーバベースコンピューティングシステムおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】サーバベースコンピューティングシステムにおいて、アプリケーションプログラムの実行の際に頻繁に変化する画面データについて、クライアント装置を使用する場所や時間帯が変化してもキャッシュメモリを効率的に使用してクライアント装置での表示を高速化する。
【解決手段】サーバ装置が、クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを、画面キャッシュ優先度テーブルとして画面キャッシュと共に記憶して管理し、クライアント装置の画面キャッシュと同期を取るように制御する。クライアント装置は、画面情報の優先度に応じて画面キャッシュ内の削除データを決定し削除する。
【選択図】 図9

Description

本発明は、アプリケーションプログラムを動作させるサーバ装置に対してサービス要求を行なうクライアント装置と、クライアント装置からのサービス要求に基づいてアプリケーションプログラムを動作させるサーバ装置とが、ネットワークを介して相互に接続可能に構成されたサーバベースコンピューティング(Server Based Computing)システムに関する。
サーバベースコンピューティングシステムにおいては、サーバ装置はクライアント装置用のアプリケーションプログラムを実行して表示データを作成し、これをクライアント装置に送る。クライアント装置では、使用者のキーやマウス装置等の操作情報を、ネットワークを介してサーバ装置へ送り、前記サーバ装置側で作成されたクライアント装置用の表示データを受け取って表示する。クライアント装置は、ネットワーク機器、表示装置、マウス装置やキーボード等の入力装置を備えているだけでよく、データをクライアント装置内に持たないためハードディスク等の記憶装置が不要であり、アプリケーションプログラムの実行を行なわないためクライアント装置に必要となる処理の負荷は軽い。
しかし、クライアント装置は、サーバ装置から送信される画面の表示データを待つため、頻繁に表示される画面データがクライアント装置のメモリ上のキャッシュに無い場合、画面の表示に通常より長い時間がかかっていた。そこで、クライアント装置またはサーバ装置から頻繁に使用される画面をクライアント装置のキャッシュに事前に登録し、登録した画面はクライアント装置のキャッシュから削除されないようにキャッシュを管理することで、頻繁に使用される画面はクライアント装置のキャッシュから読み込むようにし、ネットワークのトラフィックを軽減して画面の表示の高速化を図っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−251373号公報
特許文献1の方法では、サーバ装置側でキャッシュ指定を行う画面データを画面単位で前もって選択してから登録しておく必要がある。そして、クライアント装置におけるキャッシュデータの削除処理を、サーバ装置側で設定した削除する、しないのフラグに従って行っていた。その結果、削除出来ないキャッシュデータが多い場合には、新たなキャッシュデータを登録しづらくなり、削除できるキャッシュデータが多い場合には、メモリ確保のためのキャッシュ削除後に、使用できるキャッシュデータが少なくなってしまうので、キャッシュの利用効率が悪いといった問題があった。
特に、Webページを閲覧するためのアプリケーションプログラムの実行においては、様々なURL(Uniform Resource Locator)を参照して様々な画面データを表示するので、このような頻繁に変化する画面データを限られたメモリ容量内で効率よく自動的にキャッシュし、効率よくキャッシュデータを利用して表示を高速化することが求められていた。
また、クライアント装置には携帯型のものがあり、使用者がクライアント装置を持って様々な場所に移動して、例えば午前中は本社でA業務とB業務、午後は支社に移動してC業務というように様々な業務に使用することがあるが、このような利用形態においてもキャッシュデータがヒットする確率を上げることが求められていた。
本発明の目的は、アプリケーションプログラムの実行の際に頻繁に変化する画面データについて、クライアント装置を使用する場所や時間帯が変化してもキャッシュメモリを効率的に使用してクライアント装置での表示を高速化することである。
請求項1に記載のサーバ装置は、ネットワークを介したクライアント装置からのサービス要求に基づいてプログラムを動作させ、前記サービス要求に対応する画面情報を前記クライアント装置へ送信するサーバ装置であって、前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして前記クライアント装置別に記憶する画面キャッシュ記憶手段と、前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に記憶する優先度テーブル記憶手段と、前記クライアント装置から操作データを受信する受信手段と、受信した前記操作データに従って前記プログラムを実行し画面情報を生成するプログラム実行手段と、前記画面情報に画面情報の識別子を付加した画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段と、前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを生成する優先度テーブル生成手段と、前記画面情報が画面キャッシュに存在しない場合は、前記画面情報に前記画面情報の識別子と該識別子に対応した前記優先度テーブル生成手段によって生成された画面キャッシュ優先度テーブルの優先度とを付加してクライアント装置へ送信する送信手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載のサーバ装置は、前記優先度テーブル記憶手段は、前記画面キャッシュ優先度テーブルのデータを日付別に記憶し、前記優先度テーブル生成手段は、当日の処理に先立って、前々日の前記画面キャッシュ優先度テーブルのデータと前日の前記画面キャッシュ優先度テーブルのデータの使用頻度を合計した合計値により優先度を付ける、ことを特徴としている。
請求項3に記載のクライアント装置は、ネットワークを介して接続されたサーバ装置へサービス要求を行い、そのサービス要求に対応したプログラムの動作に従った画面情報を受信するクライアント装置であって、前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして記憶する画面キャッシュ記憶手段と、前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして記憶する優先度テーブル記憶手段と、前記サーバ装置へ操作データを送信する送信手段と、前記サーバ装置から前記画面情報と前記画面情報の識別子と前記画面情報の優先度とを受信する受信手段と、受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、前記画面情報に前記画面情報の識別子を付加した前記画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段と、受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、受信した前記画面情報の優先度に従って、前記画面情報の識別子毎に優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを追加し、この追加する際に、前記画面キャッシュのデータを生成するための記憶容量が不十分の場合は、優先度の低い順に前記画面キャッシュのデータを削除すると共に、前記画面キャッシュ優先度テーブルの対応するデータを削除する優先度テーブル更新手段と、受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在する場合は、前記画面情報の識別子に該当する前記画面情報を前記画面キャッシュから抽出して表示し、受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在しない場合は、受信した前記画面情報を表示する表示手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項4に記載のクライアント装置は、前記優先度テーブル更新手段は、当該クライアント装置の場所または時間帯が変化した際に、前記画面キャッシュ優先度テーブルのデータの優先度を最も低い値に設定することを特徴としている。
請求項5に記載のサーバベースコンピューティングシステムは、プログラムを動作させるサーバ装置に対してサービス要求を行なうクライアント装置と、クライアント装置からのサービス要求に基づいてプログラムを動作させるサーバ装置とが、ネットワークを介して相互に接続可能に構成されたサーバベースコンピューティングシステムにおいて、前記サーバ装置は、前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして前記クライアント装置別に記憶する画面キャッシュ記憶手段と、前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に記憶する優先度テーブル記憶手段と、前記クライアント装置から操作データを受信する受信手段と、受信した前記操作データに従って前記プログラムを実行し画面情報を生成するプログラム実行手段と、前記画面情報に画面情報の識別子を付加した画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段と、前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを生成する優先度テーブル生成手段と、前記画面情報が画面キャッシュに存在しない場合は、前記画面情報に前記画面情報の識別子と該識別子に対応した前記優先度テーブル生成手段によって生成された画面キャッシュ優先度テーブルの優先度とを付加してクライアント装置へ送信する送信手段と、を備え、前記クライアント装置は、前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして記憶する画面キャッシュ記憶手段と、前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして記憶する優先度テーブル記憶手段と、前記サーバ装置へ操作データを送信する送信手段と、前記サーバ装置から前記画面情報と前記画面情報の識別子と前記画面情報の優先度とを受信する受信手段と、受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、前記画面情報に前記画面情報の識別子を付加した前記画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段と、受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、受信した前記画面情報の優先度に従って、前記画面情報の識別子毎に優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを追加し、この追加する際に、前記画面キャッシュのデータを生成するための記憶容量が不十分の場合は、優先度の低い順に前記画面キャッシュのデータを削除すると共に、前記画面キャッシュ優先度テーブルの対応するデータを削除する優先度テーブル更新手段と、受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在する場合は、前記画面情報の識別子に該当する前記画面情報を前記画面キャッシュから抽出して表示し、受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在しない場合は、受信した前記画面情報を表示する表示手段と、を備えたことを特徴としている。
請求項6に記載のサーバ装置のプログラムは、ネットワークを介したクライアント装置からのサービス要求に基づいてプログラムを動作させ、前記サービス要求に対応する画面情報を前記クライアント装置へ送信するサーバ装置のコンピュータを、前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして前記クライアント装置別に記憶する画面キャッシュ記憶手段、前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に記憶する優先度テーブル記憶手段、前記クライアント装置から操作データを受信する受信手段、受信した前記操作データに従って前記プログラムを実行し画面情報を生成するプログラム実行手段、前記画面情報に画面情報の識別子を付加した画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段、前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを生成する優先度テーブル生成手段、前記画面情報が画面キャッシュに存在しない場合は、前記画面情報に前記画面情報の識別子と該識別子に対応した前記優先度テーブル生成手段によって生成された画面キャッシュ優先度テーブルの優先度とを付加してクライアント装置へ送信する送信手段、として機能させることを特徴としている。
請求項7に記載のクライアント装置のプログラムは、ネットワークを介して接続されたサーバ装置へサービス要求を行い、そのサービス要求に対応したプログラムの動作に従った画面情報を受信するクライアント装置のコンピュータを、前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして記憶する画面キャッシュ記憶手段、前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして記憶する優先度テーブル記憶手段、前記サーバ装置へ操作データを送信する送信手段、前記サーバ装置から前記画面情報と前記画面情報の識別子と前記画面情報の優先度とを受信する受信手段、受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、前記画面情報に前記画面情報の識別子を付加した前記画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段、受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、受信した前記画面情報の優先度に従って、前記画面情報の識別子毎に優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを追加し、この追加する際に、前記画面キャッシュのデータを生成するための記憶容量が不十分の場合は、優先度の低い順に前記画面キャッシュのデータを削除すると共に、前記画面キャッシュ優先度テーブルの対応するデータを削除する優先度テーブル更新手段、受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在する場合は、前記画面情報の識別子に該当する前記画面情報を前記画面キャッシュから抽出して表示し、受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在しない場合は、受信した前記画面情報を表示する表示手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、アプリケーションプログラムの実行の際に頻繁に変化する画面データについて、クライアント装置を使用する場所や時間帯が変化しても、クライアント装置での表示の高速化が可能になると共に、キャッシュメモリを効率的に使用することが可能になる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。まず、本実施形態における構成について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るサーバベースコンピューティングシステムの全体構成を示すブロック図である。
このサーバベースコンピューティングシステムは、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)からなるネットワーク3上に接続されたサーバ装置1および複数のクライアント装置2を備える。クライアント装置2はシンクライアント(thin client)とも呼ばれる。
サーバ装置1は、文書作成処理プログラム,表計算処理プログラム,プレゼン資料作成プログラム,メール処理プログラム,インターネット接続処理プログラム、Webブラウザなど、複数のアプリケーションプログラムを有し、当該サーバ装置1に接続されたクライアント装置2からの操作入力(入力イベント)信号に応じて起動しその処理を実行する。
このサーバ装置1において、クライアント装置2からの操作入力信号に応じたアプリケーションプログラムの実行に伴い、クライアント装置2用のフレームバッファ14aのアクセス元のクライアント装置2用の領域上に生成された表示出力用の画面データは、圧縮処理された後アクセス元のクライアント装置2へ送信(転送)される。
そして、クライアント装置2では、前記サーバ装置1から転送された描画データがその圧縮を解凍されてフレームバッファ25に展開され、表示部に表示される。つまり、このサーバベースコンピューティングシステムにおける各クライアント装置2は、何れもキーボード及びマウスなどのユーザ操作に応じた入力機能とLCD表示部及びプリンタなどへの出力機能を主要な機能として有し、少なくとも前記サーバ装置1が有している各種のアプリケーション機能やデータファイルの管理機能を一切持っていない。
図2は、本実施形態に係るサーバ装置1の主要部構成を示すブロック図である。サーバ装置1は、コンピュータとしてのCPU11を備え、このCPU11には、バス12を介してROM13、RAM14、フレームバッファRAM15、表示装置16が接続される。
また、CPU11には、バス12を介してキーボード,マウスなどの入力装置17、ハードディスクなどの外部記憶装置18、クライアント装置2,…との通信I/F(インターフェイス)19が接続される。
CPU11は、ROM13に予め記憶されているシステムプログラムや種々のアプリケーションプログラムに従ってRAM14を作業用メモリとし回路各部の動作を制御するもので、入力装置17からのキー入力信号や通信I/F19を介して受信されるクライアント装置2からのユーザ操作(入力イベント)に応じた処理指令信号などに応じて前記種々のプログラムが起動・実行される。
このサーバ装置1において、クライアント装置2からの入力イベント信号に応じて起動・実行されるアプリケーションプログラムに従い生成された種々のデータは、例えばそのユーザIDに対応付けられて外部記憶装置18に記憶され、また表示用の画面データは、RAM14内の端末用フレームバッファ14aを使用してクライアント装置2別に生成されると共に、圧縮処理された後、通信I/F19からアクセス元のクライアント装置2へ転送されて表示出力される。
なお、当該サーバ装置1自身の表示装置16にて表示させるための描画データは、フレームバッファRAM15上に生成される。
クライアント装置2における画面構成部品データの表示を高速化するために、RAM14内に画面キャッシュ14bと画面キャッシュ優先度テーブル14cとを収納する。
図3は、本実施形態に係るクライアント装置2の主要部構成を示すブロック図である。クライアント装置2は、コンピュータとしてのCPU21を備え、このCPU21には、バス22を介してROM23、RAM24、フレームバッファRAM25が接続される。そして、このフレームバッファRAM25に書き込まれた画面データが表示装置26に出力されて表示される。
また、CPU21には、バス22を介してキーボード,マウス,マイク,光センサなどの入力装置27、ハードディスクなどの外部記憶装置28、前記サーバ装置1との通信I/F(インターフェイス)29が接続される。さらに、RFID読取装置30を備え、クライアント装置2が使用される場所における場所情報を、クライアント装置2を使用する場所にRFID(Radio Frequency Identification)のタグをおいておき、そのタグをクライアント装置2のRFID読取装置30が認識して取得することにより場所の特定を行う。
CPU21は、ROM23に予め記憶されているシステムプログラムに従ってRAM24を作業用メモリとし回路各部の動作を制御するもので、入力装置27からのキー入力信号や通信I/F29を介して受信されるサーバ装置1からのアプリケーション応答信号,転送描画データなどに応じて前記システムプログラムが起動され実行される。
このクライアント装置2において、前記サーバ装置1におけるアプリケーションプログラムを実行させて生成した種々のデータは、適宜、外部記憶装置28に読み込ませて記憶させ、また生成転送された表示用の画面データは、その圧縮が解凍された後に、フレームバッファRAM25に書き込まれ表示装置26に表示出力される。
通常の場合、1画面に表示する画面データは、複数の画面構成部品データから構成されており、それぞれの画面構成部品データ毎に表示する。
クライアント装置2における画面構成部品データの表示を高速化するために、RAM24内に画面キャッシュ24bと画面キャッシュ優先度テーブル24cとを収納する。クライアント装置2の画面キャッシュ24bは、サーバ装置1の画面キャッシュ14bと同期を取るように管理される。クライアント装置2の画面キャッシュ24bの大きさは、クライアント装置2の利用状況に合わせて予め設定しておく。
次に、本実施形態において使用するデータについて説明する。
図4は、サーバ装置1のRAM14、及びクライアント装置2のRAM24に記憶される時間帯テーブルの一例を示す図である。任意に設定した時間範囲毎に時間帯名が付されている。
図5は、サーバ装置1のRAM14、及びクライアント装置2のRAM24に記憶される画面構成部品データの画面キャッシュ14b、24bの一例を示す図である。画面構成部品データ毎に画面構成部品データ(キャッシュデータ)を識別するための識別子を付し、識別子とキャッシュデータとは、ポインタによりリンクされている。サーバ装置1の画面キャッシュ14bは、クライアント用フレームバッファRAM14aと同様にクライアント装置2別に管理される。
画面構成部品データの識別子は、例えばMD5(Message Digest 5)のようなハッシュ関数を用いて、画面構成部品データを元に固定長の「ハッシュ値」を発生させてその画面構成部品データに固有の識別子とする。
まず、サーバ装置1が画面構成部品データを作成して画面キャッシュ14bに登録し、クライアント装置2へ送信する。クライアント装置2が受信した画面構成部品データを画面キャッシュ24bに登録する。登録した画面構成部品データの削除は、クライアント装置2の管理により削除する画面構成部品データを決定し、削除した画面構成部品データの識別子をサーバ装置1へ通知することにより、サーバ装置1側とクライアント装置2側の画面キャッシュの同期を取る。
図6は、サーバ装置1のRAM14に記憶される画面キャッシュ優先度テーブル14cの一例を示す図である。
時間帯と場所別に画面構成部品データの識別子であるハッシュ値が登録され、識別子毎に使用頻度と優先順位が記録される。(A)は時間帯が「TimeG1」、場所名が「100」に属する識別子、(B)は時間帯が「TimeG1」、場所名が「200」に属する識別子、(C)は時間帯が「TimeG2」、場所名が「100」に属する識別子、(D)は時間帯が「TimeG3」、場所名が「400」に属する識別子、(E)は時間帯が「TimeG4」、場所名が「100」に属する識別子、を示す。
図7は、クライアント装置2のRAM24に記憶される画面キャッシュ優先度テーブル24cの一例を示す図である。画面構成部品データの識別子であるハッシュ値が登録され、識別子毎に優先順位が記録される。
次に、本実施形態におけるサーバ装置1の動作について説明する。
図9は、サーバ装置1において実行される画面データ送信制御処理の詳細を示すフローチャートである。サーバ装置1が、画面キャッシュ14bと画面キャッシュ優先度テーブル14cとを使用して、作成した画面構成部品データをクライアント装置2へ送信するまでの手順を示している。
まず、ステップS01では、サービス要求をしてきたクライアント装置2がRFID読取装置30により取得した場所情報を、クライアント装置2より受信しておく。次に、作成した画面構成部品データの内、クライアント装置2へ送信すべき画面構成部品データがあるかどうかを判別する。送信すべき画面構成部品データが無くなると(ステップS02:No)、画面データ送信制御処理を終了する。
クライアント装置2へ送信すべき画面構成部品データがある場合(ステップS02:Yes)は、ステップS03で、送信すべき画面構成部品データが既に画面キャッシュ14bに存在するかどうかを確認する。
確認の結果、送信すべき画面構成部品データが画面構成部品データの画面キャッシュ14bに存在しない場合(ステップS03:No)には、送信すべき画面構成部品データに識別子を付加して画面構成部品データの画面キャッシュ14bに登録し(ステップS04)、送信すべき画面構成部品データが画面構成部品データの画面キャッシュ14bに存在する場合(ステップS03:Yes)には、次のステップに進む。
ステップS05では、現在の時刻と図4の時間帯テーブルにより時間帯名を決定し、ステップS01で取得した場所情報によりクライアント装置2の場所を決定する。
ステップS06では、図6の画面キャッシュ優先度テーブル14cにおける使用頻度を更新する。決定した場所と時間帯に該当し、送信すべき画面構成部品データの識別子が一致するデータの使用頻度の値に1を加算する。
次に、後述の優先順位計算処理サブルーチンにより図6の画面キャッシュ優先度テーブル14cにおける優先順位を更新する(ステップS07)。そして、後述の画面データ送信処理サブルーチンにより画面構成部品データ、識別子、優先順位または、識別子、優先順位をクライアント装置2へ送信し(ステップS08)、ステップS02へ戻って、ステップS02以降の処理を繰り返す.
図10は、サーバ装置1において実行されるサブルーチン「優先順位計算処理」の詳細を示すフローチャートである。
画面キャッシュ優先度テーブル14cの例として、図6の(A)を参照する。すなわち、クライアント装置2の場所が「100」で時間帯名が「TimeG1」であり、識別子の値が「ハッシュ値1」、「ハッシュ値2」、「ハッシュ値3」、「ハッシュ値4」の順に並んだデータが優先順位計算処理の対象となるものとする。
まず、ステップS21では、場所が「100」で時間帯名が「TimeG1」のデータを抽出する。その結果、識別子の値が「ハッシュ値1」、「ハッシュ値2」、「ハッシュ値3」、「ハッシュ値4」の順に並んだデータが抽出される。
次に、抽出したデータの使用頻度の値を比較して、使用頻度の高い順にデータを並び替える(ステップS22)。使用頻度の高い順に並んだデータに、1から昇順に優先順位を付加する(ステップS23)。その結果、識別子の値が「ハッシュ値3」、「ハッシュ値1」、「ハッシュ値2」、「ハッシュ値4」の順に並ぶので、画面キャッシュ優先度テーブル14cを更新する(ステップS24)。
図11は、サーバ装置1において実行されるサブルーチン「画面データ送信処理」の詳細を示すフローチャートである。まず、ステップS31で、送信しようとする画面構成部品データが画面キャッシュ14bに存在するかどうかを確認する。画面構成部品データが画面キャッシュ14bに存在する場合(ステップS31:Yes)には、識別子と優先順位だけをクライアント装置2へ送信する(ステップS32)。
そして、画面構成部品データが画面キャッシュ14bに存在しない場合には(ステップS31:No)、画面構成部品データを圧縮して送信用の画面構成部品データに変換し(ステップS33)、送信用の画面構成部品データに識別子と優先度とを付加してクライアント装置2へ送信するする(ステップS34)。
サーバ装置1における画面キャッシュ14bは、クライアント装置2の画面キャッシュ24bと同様に登録するだけだと容量が不足してくるので、クライアント装置2の画面キャッシュ24bと同期を取りながら不要なデータを削除する必要がある。
図12は、サーバ装置1において実行されるキャッシュ削除処理の詳細を示すフローチャートである。サーバ装置1は、クライアント装置2から削除するキャッシュデータの識別子を受信したら(ステップS41)、該当する識別子のキャッシュデータを検索して(ステップS42)、画面キャッシュ14bから該当する識別子のキャッシュデータを削除する(ステップS43)。
これにより、クライアント装置2の画面キャッシュ24bのキャッシュデータを削除するタイミングにあわせて、サーバ装置1の画面キャッシュ14bが、クライアント装置2の画面キャッシュ24bと同一内容に保たれる。画面キャッシュ優先度テーブル14cの優先順位の決定方法として、当日分だけでなく前々日分と前日分とを反映させることもできる。
画面キャッシュ優先度テーブル準備処理は、最初の時間帯になる前にサーバ装置1が行う。これにより、前々日分と前日分のデータの使用頻度が当日の開始前に反映されるようになる。なお、前々日分と前日分に限らず、過去3日分、あるいは過去1週間分または過去1カ月分のデータを反映するようにしてもよい。
図13は、サーバ装置1において実行される画面キャッシュ優先度テーブル準備処理の詳細を示すフローチャートである。
図8にこの処理で使用する、サーバ装置1の画面キャッシュ優先度テーブル準備処理における、画面キャッシュ優先度テーブル14cの内容の一例を示す。すなわち、クライアント装置2の場所が「100」で時間帯名が「TimeG1」であり、識別子の値が「ハッシュ値1」、「ハッシュ値2」、「ハッシュ値3」、「ハッシュ値4」の順に並んだデータが優先順位計算処理の対象となるものとする。
まず、画面キャッシュ優先度テーブル14cの前日分のデータである図8の(A)と前々日分のデータである図8の(B)とをワークメモリに読み込む(ステップS51)。次に、前日分のデータと前々日分のデータの使用頻度を加算する。その結果、図8の(C)のデータになる(ステップS53)。
ここで、使用頻度の多い順にデータを並び替え、並び替えた順序に従って優先順位を1から昇順に付加する。その結果、図8の(D)のデータになる(ステップS55)。ステップS52に戻り、ステップS53〜S55までの処理を残りの場所・時間帯がなくなるまで繰り返す。
次に、本実施形態におけるクライアント装置2の動作について説明する。
図14は、クライアント装置2において実行される画面表示処理の詳細を示すフローチャートである。クライアント装置2が、サーバ装置1から画面構成部品データ、識別子、優先順位を受信して、画面キャッシュ24bと画面キャッシュ優先度テーブル24cとを使用して、画面構成部品データを表示するまでの手順を示している。
まず、ステップC01では、サーバ装置1からの画面データの送信を待ち、送信された画面構成部品データ、識別子、優先順位を受信する。受信したデータが識別子と優先順位だけだった場合(ステップC02:Yes)は、該当する識別子のキャッシュデータを画面キャッシュ24bから抽出して(ステップC03)、画面キャッシュ優先度テーブル24cの使用頻度の値に1を加算して更新し(ステップC04)、抽出したキャッシュデータをフレームバッファRAM25に書き出して表示装置26に表示する(ステップC05)。
ステップC02で、受信したデータが識別子と優先順位だけではない場合(ステップC12:No)は、新たに登録すべき画面構成部品データを受信しているので、画面キャッシュ24bに書き出すための空き領域があるかを確認する(ステップC06)。
ステップC06で、空き領域が無い場合(ステップC06:No)は、領域を確保する必要があるので、後述の削除データ決定処理サブルーチンにより削除するキャッシュデータを決定し(ステップC07)、削除を決定された優先度の低いキャッシュデータを識別子をキーとして画面キャッシュ24bから削除する(ステップC08)。
そして、サーバ装置1の画面キャッシュ14bと同期を取るために、削除したキャッシュデータの識別子をサーバ装置1へ送信する(ステップC09)。
次に、受信した画面構成部品データを解凍して識別子と共に画面キャッシュ24bに登録し(ステップC10)、識別子と優先順位を画面キャッシュ優先度テーブル24dに記録(ステップC11)した後、受信した画面構成部品データを表示装置26に表示する(ステップC12)。
ステップC06で、空き領域が有る場合(ステップC06:Yes)は、領域を確保する必要がないので、ステップC10以降の処理を行う。
図15は、クライアント装置2において実行されるサブルーチン「削除データ決定処理」の詳細を示すフローチャートである。
まず、ステップC21で、書き出そうとする画面構成部品データの容量を元に、必要な領域の容量を設定する。次に、これから削除する画面構成部品データを優先度の低い順に決定するために、最初の削除する候補として優先順位を最下位に設定する(ステップC22)。
設定された優先順位の描画データを削除予定のリストに登録する(ステップC23)。次に、削除予定の描画データの容量を加算してゆき、削除予定の容量の合計を求める(ステップC24)。そして、必要な領域の容量と削除予定の容量とを比較して領域が確保できたかどうかを確認する(ステップC25)。
ステップC25で、領域が確保できた場合(ステップC25:Yes)は、処理を終了するが、まだ領域が確保できない場合(ステップC25:No)は、削除する候補の優先度を一つ上げてステップC23以降の処理を繰り返す。
クライアント装置2が携帯型の場合、時間によって場所が変わる可能性がある。そのため、所定の時間毎にクライアント装置2の場所と現在の時間帯とを確認する必要がある。
図16は、クライアント装置2において実行される場所時間帯変化対応処理の詳細を示すフローチャートである。クライアント装置2は、処理を開始する時と場所が変化した時に、場所情報をRAM24に記憶しておく。そして時間帯の変化を、現時刻と図4の時間帯テーブルとを照合することにより所定の時間毎に監視しておく。
まず、ステップC31で、RFID読取装置30で読み取った場所情報と記憶しておいた場所情報とを比較して、場所情報の変化を確認する。次に、現時刻と図4の時間帯テーブルとを照合することにより、時間帯の変化を確認する(ステップC32)。
そして、場所情報または時間帯が変化した場合は(ステップC33:Yes)、画面キャッシュ優先度テーブル24cの優先順位の値を最下位(最も大きな値)に設定する(ステップC34)。
以上説明したように、サーバ装置1は、画面キャッシュ14bと画面キャッシュ優先度テーブル14cを制御し、クライアント装置2は、画面キャッシュ24bと画面キャッシュ優先度テーブル24cを制御して、サーバ装置1とクライアント装置2とが連携することにより、クライアント装置2を使用する場所や時間帯が変化しても、クライアント装置2での表示の高速化が可能になると共に、キャッシュメモリを効率的に使用することが可能になる。
前記実施形態において記載したサーバ装置1、クライアント装置2の処理、すなわち図9乃至16のフローチャートに示す各処理は、何れもコンピュータが読み取り可能なプログラムとして、外部記憶装置18、外部記憶装置28に記憶されている。なお、これらのプログラムは、半導体メモリ(ROM、RAM等)、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光ディスク(CD−ROM、DVD等)の記録媒体に記憶してもよく、更に、プログラムの一部若しくは全部をサーバ装置1やクライアント装置2に備えられた記録媒体に記憶し、ネットワーク3を介して受信して読み取る構成にしてもよい。
なお、本発明は、以上に述べた実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の構成または形状を取ることができる。
本発明の実施形態に係るサーバベースコンピューティングシステムの全体構成を示すブロック図。 本実施形態に係るサーバ装置1の主要部構成を示すブロック図。 本実施形態に係るクライアント装置2の主要部構成を示すブロック図。 サーバ装置1のRAM14、及びクライアント装置2のRAM24に記憶される時間帯テーブルの一例を示す図。 サーバ装置1のRAM14、及びクライアント装置2のRAM24に記憶される画面キャッシュ14b、24bの一例を示す図。 サーバ装置1のRAM14に記憶される画面キャッシュ優先度テーブル14cの一例を示す図。 クライアント装置2のRAM24に記憶される画面キャッシュ優先度テーブル24cの一例を示す図。 サーバ装置1の画面キャッシュ優先度テーブル準備処理における、画面キャッシュ優先度テーブル14cの内容の一例を示す図。 サーバ装置1において実行される画面データ送信制御処理の詳細を示すフローチャート。 サーバ装置1において実行されるサブルーチン「優先順位計算処理」の詳細を示すフローチャート。 サーバ装置1において実行されるサブルーチン「画面データ送信処理」の詳細を示すフローチャート。 サーバ装置1において実行されるキャッシュ削除処理の詳細を示すフローチャート。 サーバ装置1において実行される画面キャッシュ優先度テーブル準備処理の詳細を示すフローチャート。 クライアント装置2において実行される画面表示処理の詳細を示すフローチャート。 クライアント装置2において実行されるサブルーチン「削除データ決定処理」の詳細を示すフローチャート。 クライアント装置2において実行される場所時間帯変化対応処理の詳細を示すフローチャート。
符号の説明
1 …サーバ装置
2 …クライアント装置
3 …通信ネットワーク
11、21…CPU
12、22…バス
13、23…ROM
14、24…RAM
14a…クライアント用フレームバッファ
14b、24b…画面キャッシュ
14c、24c…画面キャッシュ優先度テーブル
15、25…フレームバッファRAM
16、26…表示装置
17、27…入力装置
18、28…外部記憶装置
19、29…通信I/F
30…RFID読取装置

Claims (7)

  1. ネットワークを介したクライアント装置からのサービス要求に基づいてプログラムを動作させ、前記サービス要求に対応する画面情報を前記クライアント装置へ送信するサーバ装置であって、
    前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして前記クライアント装置別に記憶する画面キャッシュ記憶手段と、
    前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に記憶する優先度テーブル記憶手段と、
    前記クライアント装置から操作データを受信する受信手段と、
    受信した前記操作データに従って前記プログラムを実行し画面情報を生成するプログラム実行手段と、
    前記画面情報に画面情報の識別子を付加した画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段と、
    前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを生成する優先度テーブル生成手段と、
    前記画面情報が画面キャッシュに存在しない場合は、前記画面情報に前記画面情報の識別子と該識別子に対応した前記優先度テーブル生成手段によって生成された画面キャッシュ優先度テーブルの優先度とを付加してクライアント装置へ送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバ装置。
  2. 前記優先度テーブル記憶手段は、前記画面キャッシュ優先度テーブルのデータを日付別に記憶し、
    前記優先度テーブル生成手段は、当日の処理に先立って、前々日の前記画面キャッシュ優先度テーブルのデータと前日の前記画面キャッシュ優先度テーブルのデータの使用頻度を合計した合計値により優先度を付ける、
    ことを特徴とする請求項1に記載のサーバ装置。
  3. ネットワークを介して接続されたサーバ装置へサービス要求を行い、そのサービス要求に対応したプログラムの動作に従った画面情報を受信するクライアント装置であって、
    前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして記憶する画面キャッシュ記憶手段と、
    前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして記憶する優先度テーブル記憶手段と、
    前記サーバ装置へ操作データを送信する送信手段と、
    前記サーバ装置から前記画面情報と前記画面情報の識別子と前記画面情報の優先度とを受信する受信手段と、
    受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、前記画面情報に前記画面情報の識別子を付加した前記画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段と、
    受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、受信した前記画面情報の優先度に従って、前記画面情報の識別子毎に優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを追加し、この追加する際に、前記画面キャッシュのデータを生成するための記憶容量が不十分の場合は、優先度の低い順に前記画面キャッシュのデータを削除すると共に、前記画面キャッシュ優先度テーブルの対応するデータを削除する優先度テーブル更新手段と、
    受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在する場合は、前記画面情報の識別子に該当する前記画面情報を前記画面キャッシュから抽出して表示し、受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在しない場合は、受信した前記画面情報を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とするクライアント装置。
  4. 前記優先度テーブル更新手段は、当該クライアント装置の場所または時間帯が変化した際に、前記画面キャッシュ優先度テーブルのデータの優先度を最も低い値に設定する
    ことを特徴とする請求項3に記載のクライアント装置。
  5. プログラムを動作させるサーバ装置に対してサービス要求を行なうクライアント装置と、クライアント装置からのサービス要求に基づいてプログラムを動作させるサーバ装置とが、ネットワークを介して相互に接続可能に構成されたサーバベースコンピューティングシステムにおいて、
    前記サーバ装置は、
    前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして前記クライアント装置別に記憶する画面キャッシュ記憶手段と、
    前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に記憶する優先度テーブル記憶手段と、
    前記クライアント装置から操作データを受信する受信手段と、
    受信した前記操作データに従って前記プログラムを実行し画面情報を生成するプログラム実行手段と、
    前記画面情報に画面情報の識別子を付加した画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段と、
    前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを生成する優先度テーブル生成手段と、
    前記画面情報が画面キャッシュに存在しない場合は、前記画面情報に前記画面情報の識別子と該識別子に対応した前記優先度テーブル生成手段によって生成された画面キャッシュ優先度テーブルの優先度とを付加してクライアント装置へ送信する送信手段と、
    を備え、
    前記クライアント装置は、
    前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして記憶する画面キャッシュ記憶手段と、
    前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして記憶する優先度テーブル記憶手段と、
    前記サーバ装置へ操作データを送信する送信手段と、
    前記サーバ装置から前記画面情報と前記画面情報の識別子と前記画面情報の優先度とを受信する受信手段と、
    受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、前記画面情報に前記画面情報の識別子を付加した前記画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段と、
    受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、受信した前記画面情報の優先度に従って、前記画面情報の識別子毎に優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを追加し、この追加する際に、前記画面キャッシュのデータを生成するための記憶容量が不十分の場合は、優先度の低い順に前記画面キャッシュのデータを削除すると共に、前記画面キャッシュ優先度テーブルの対応するデータを削除する優先度テーブル更新手段と、
    受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在する場合は、前記画面情報の識別子に該当する前記画面情報を前記画面キャッシュから抽出して表示し、受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在しない場合は、受信した前記画面情報を表示する表示手段と、
    を備えたことを特徴とするサーバベースコンピューティングシステム。
  6. ネットワークを介したクライアント装置からのサービス要求に基づいてプログラムを動作させ、前記サービス要求に対応する画面情報を前記クライアント装置へ送信するサーバ装置のコンピュータを、
    前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして前記クライアント装置別に記憶する画面キャッシュ記憶手段、
    前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に記憶する優先度テーブル記憶手段、
    前記クライアント装置から操作データを受信する受信手段、
    受信した前記操作データに従って前記プログラムを実行し画面情報を生成するプログラム実行手段、
    前記画面情報に画面情報の識別子を付加した画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段、
    前記クライアント装置の使用場所と使用時間帯別に前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを生成する優先度テーブル生成手段、
    前記画面情報が画面キャッシュに存在しない場合は、前記画面情報に前記画面情報の識別子と該識別子に対応した前記優先度テーブル生成手段によって生成された画面キャッシュ優先度テーブルの優先度とを付加してクライアント装置へ送信する送信手段、
    として機能させるためのプログラム。
  7. ネットワークを介して接続されたサーバ装置へサービス要求を行い、そのサービス要求に対応したプログラムの動作に従った画面情報を受信するクライアント装置のコンピュータを、
    前記画面情報の識別子毎に前記画面情報を画面キャッシュとして記憶する画面キャッシュ記憶手段、
    前記画面情報の識別子毎に使用頻度に応じた優先度を付けたデータを画面キャッシュ優先度テーブルとして記憶する優先度テーブル記憶手段、
    前記サーバ装置へ操作データを送信する送信手段、
    前記サーバ装置から前記画面情報と前記画面情報の識別子と前記画面情報の優先度とを受信する受信手段、
    受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、前記画面情報に前記画面情報の識別子を付加した前記画面キャッシュのデータを生成する画面キャッシュ生成手段、
    受信した前記画面情報の識別子が新規ならば、受信した前記画面情報の優先度に従って、前記画面情報の識別子毎に優先度を付けた画面キャッシュ優先度テーブルのデータを追加し、この追加する際に、前記画面キャッシュのデータを生成するための記憶容量が不十分の場合は、優先度の低い順に前記画面キャッシュのデータを削除すると共に、前記画面キャッシュ優先度テーブルの対応するデータを削除する優先度テーブル更新手段、
    受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在する場合は、前記画面情報の識別子に該当する前記画面情報を前記画面キャッシュから抽出して表示し、受信した前記画面情報の識別子が前記画面キャッシュに存在しない場合は、受信した前記画面情報を表示する表示手段、
    として機能させるためのプログラム。
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