JP2009037409A - 印刷データ蓄積装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザが印刷した際の印刷データを蓄積し、再印刷や他のユーザの印刷時に効率的に印刷を行なうことのできる印刷データ蓄積装置を提供する。
【解決手段】オリジナル文書を印刷可能な形式にした印刷データ実体を蓄積するとともに、印刷要求を受け付けた場合に、当該印刷要求で指定されたオリジナル文書に対応する印刷データ実体を提供する印刷データ蓄積装置であって、印刷データ実体にそれぞれ一意な印刷データIDを付与して蓄積する印刷データ管理手段と、過去の印刷要求の内容を対応する印刷データ実体の印刷データIDと紐付けて管理する印刷要求管理手段と、受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索して該当する印刷データ実体の蓄積の有無を判別する検索手段と、該当する印刷データ実体が蓄積されていない場合に該当する印刷データ実体を取得して蓄積する保存手段と、印刷要求の要求元に該当する印刷データ実体を送信する送信手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷システムにおける印刷データ蓄積装置に関する。
主に情報セキュリティの保護の面から、印刷時のデータを蓄積し、保管する商品が開発されている。
また、印刷時のデータに識別子を与え、それをメール等でユーザへ返信し、再度印刷する際にその識別子を指定させることにより、再印刷を効率的に行う方法が提案されている。
更に、特許文献1には、印刷時のデータを印刷時のジョブのデータとともに保管し、ファイル名、ファイルサイズ、ページ数等に基づいて合致するデータをユーザが検索できるようにすることにより、印刷時のデータの再利用を効率的に行なえるようにした技術が開示されている。
特開2004−112066号公報
しかしながら、上述した、印刷時のデータに与えた識別子を再度印刷する際に指定させるものでは、通常の印刷とは異なる操作を行なわなければならず、操作が煩雑であるとともに、識別子を知らせるメール等を破棄してしまった場合等には印刷時のデータを用いた印刷が行なえないという問題があった。また、メール等で識別子の通知を受けたユーザあるいはそのユーザからメールの転送等を受けた者しか再印刷時の効率化が図れないという問題があった。
一方、特許文献1に示される印刷時のジョブのデータにより印刷時のデータをユーザが検索できるようにしたものでは、印刷時に検索条件の入力等の操作が必要となり、通常の印刷とは異なる操作を行なわなければならず、操作が煩雑であるという問題があった。
その結果、いずれの場合も、再印刷の処理が効率的に行なえないという問題があった。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、ユーザが印刷した際の印刷データを蓄積し、再印刷や他のユーザの印刷時に効率的に印刷を行なうことのできる印刷データ蓄積装置を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、オリジナル文書を印刷可能な形式にした印刷データ実体を蓄積するとともに、印刷要求を受け付けた場合に、当該印刷要求で指定されたオリジナル文書に対応する印刷データ実体を提供する印刷データ蓄積装置であって、印刷データ実体にそれぞれ一意な印刷データIDを付与して蓄積する印刷データ管理手段と、過去の印刷要求の内容を対応する印刷データ実体の印刷データIDと紐付けて管理する印刷要求管理手段と、受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索して該当する印刷データ実体の蓄積の有無を判別する検索手段と、該当する印刷データ実体が蓄積されていない場合に該当する印刷データ実体を取得して蓄積する保存手段と、印刷要求の要求元に該当する印刷データ実体を送信する送信手段とを備える印刷データ蓄積装置を要旨としている。
また、請求項2に記載されるように、請求項1に記載の印刷データ蓄積装置において、上記印刷要求にはオリジナル文書を特定するオリジナル文書IDが含まれ、上記検索手段は、印刷要求に含まれるオリジナル文書IDを基に該当する印刷データ実体の蓄積の有無を判別するようにすることができる。
また、請求項3に記載されるように、請求項2に記載の印刷データ蓄積装置において、上記印刷データ管理手段は、それぞれの印刷データ実体が生成された日時情報を保持し、上記検索手段は、受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索する際に、印刷データ実体が生成された日時より後にオリジナル文書が変更されたかどうかを確認し、変更されていないと判断される場合に印刷データ実体が蓄積されていると判別するようにすることができる。
また、請求項4に記載されるように、請求項2または3のいずれか一項に記載の印刷データ蓄積装置において、上記印刷要求には印刷時の設定内容を示す印刷属性が含まれ、上記検索手段は、受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索する際に、印刷属性が一致する場合に印刷データ実体が蓄積されていると判別するようにすることができる。
また、請求項5に記載されるように、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の印刷データ蓄積装置において、受け付けた印刷要求で指定されたオリジナル文書を取得して蓄積する手段を備えるようにすることができる。
また、請求項6に記載されるように、オリジナル文書を印刷可能な形式にした印刷データ実体を蓄積するとともに、印刷要求を受け付けた場合に、当該印刷要求で指定されたオリジナル文書に対応する印刷データ実体を提供する印刷データ蓄積制御方法であって、印刷データ実体にそれぞれ一意な印刷データIDを付与して蓄積する工程と、過去の印刷要求の内容を対応する印刷データ実体の印刷データIDと紐付けて管理する工程と、受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索して該当する印刷データ実体の蓄積の有無を判別する工程と、該当する印刷データ実体が蓄積されていない場合に該当する印刷データ実体を取得して蓄積する工程と、印刷要求の要求元に該当する印刷データ実体を送信する工程とを備える印刷データ蓄積制御方法として構成することができる。
また、請求項7に記載されるように、オリジナル文書を印刷可能な形式にした印刷データ実体を蓄積するとともに、印刷要求を受け付けた場合に、当該印刷要求で指定されたオリジナル文書に対応する印刷データ実体を提供する印刷データ蓄積装置の制御プログラムであって、当該印刷データ蓄積装置を構成するコンピュータを、印刷データ実体にそれぞれ一意な印刷データIDを付与して蓄積する手段、過去の印刷要求の内容を対応する印刷データ実体の印刷データIDと紐付けて管理する手段、受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索して該当する印刷データ実体の蓄積の有無を判別する手段、該当する印刷データ実体が蓄積されていない場合に該当する印刷データ実体を取得して蓄積する手段、印刷要求の要求元に該当する印刷データ実体を送信する手段、として機能させる印刷データ蓄積制御プログラムとして構成することができる。
本発明の印刷データ蓄積装置にあっては、通常の印刷の操作により、ユーザが過去に同じオリジナル文書を印刷したことがあれば、印刷データ実体を再度蓄積する必要がなく、蓄積のための処理の削減、蓄積のためのメディアサイズの削減、再利用による処理の高速化等により、効率的に印刷を行なうことができる。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<システム構成>
図1は本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。
図1において、クライアント1と、サーバ装置3と、印刷装置4と、印刷データ蓄積装置5とが、通信路2を介して接続されている。
クライアント1は、ユーザの使用するPC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)、携帯電話等の情報端末である。
通信路2は、USB等のシリアル通信回線やEthernet(登録商標)等のネットワークである。なお、通信路2は全部もしくは一部が有線通信もしくは無線通信のいずれかで行なわれるものでもよい。
サーバ装置3は、印刷対象となることのあるオリジナル文書実体を保持する任意の装置である。オリジナル文書実体とは、ワードプロセッサや表計算ソフト等によるアプリケーションデータ(ドキュメントファイル)である。なお、オリジナル文書実体はクライアント1に保持される場合もある。
印刷装置4は、MFP(Multi Function Printer)等の用紙への印刷機能を有する装置である。なお、印刷装置4としては、2つのタイプがあり、クライアント1もしくは自装置のオペレーションパネルから印刷要求を受け取った際に印刷データ蓄積装置5から印刷データを取得して印刷を行なうタイプと、印刷データを伴った印刷要求を印刷データ蓄積装置5から受け取って印刷を行なうタイプとがある。
印刷データ蓄積装置5は、本発明を適用した装置であり、印刷装置4とは別に配置されることを想定しているが、印刷装置4と一体に構成されていてもよい。
印刷データ蓄積装置5は、データ保持部として、印刷要求管理テーブル501と、印刷データ管理テーブル502と、印刷データ蓄積部503と、オリジナル文書蓄積部504とを備えている。なお、オリジナル文書蓄積部504は後述する動作例4において使用するが、その他の動作例では必須の構成ではない。
印刷要求管理テーブル501は、受信した印刷要求データを管理するテーブルである。印刷要求管理テーブル501は、印刷要求データを識別する「印刷要求ID」フィールドと、印刷対象であるアプリケーションデータ等のオリジナル文書を識別する「オリジナル文書ID」フィールドと、印刷要求データに含まれる集約印刷、両面印刷、カラー/白黒印刷等の「印刷属性」フィールドと、印刷要求を処理した日時を示す「タイムスタンプ」フィールドとを含んでいる。印刷要求IDは印刷データ蓄積装置5内で一意であればどのようなものでもよい。オリジナル文書IDとしてはファイル名を用いることができ、ウェブ上にある文書の場合はURL(Uniform Resource Locator)を用いることもできる。
印刷データ管理テーブル502は、印刷データ蓄積部503に蓄積されている印刷データ実体を管理するためのテーブルである。印刷データ実体とは、オリジナル文書をプリンタが印刷できるように変換したデータのビット列であり、PDL(Page Description Language)等の形式で記述されたものである。なお、通常PDLと呼ばれている形式以外でも、印刷可能であればどのような形式であってもよい。例えば、Adobe社のPostscriptやPDF、HP(Hewlett-Packard)社のPCL(Printer Control Language)等でもよい。PDFの場合は、オリジナル文書と印刷データ実体とは実質的に同じものになる。
印刷データ管理テーブル502は、印刷データ実体を識別する「印刷データID」と、その印刷データ実体の印刷を行なった印刷要求を識別する「印刷要求ID」フィールドと、印刷データ実体の生成を行なった日時を示す「タイムスタンプ」フィールドとを含んでいる。印刷データIDは印刷データ蓄積装置5内で一意であればどのようなものでもよい。例えば、ハードディスク上のファイル名やハッシュが利用できる。あるいは複数の印刷データ蓄積装置同士を連携するためにグローバルなIDを利用してもよい。この場合は印刷データIDとしてURI(Uniformed Resource Indicator)等が利用できる。印刷要求IDは印刷要求毎に異なるものであり、同じ印刷データ実体を用いて複数回の印刷を行なった場合、印刷要求毎の複数の値を持つことになる。
印刷データ蓄積部503は、印刷データ実体を蓄積するメディアである。具体的にはハードディスク等のメディアで構成される。RAM(Random Access Memory)やフラッシュメモリ等のメディアでもよい。
オリジナル文書蓄積部504は、オリジナル文書実体を蓄積するメディアである。具体的にはハードディスク等のメディアで構成される。RAMやフラッシュメモリ等のメディアでもよい。
そして、印刷データ管理テーブル502のレコードと印刷データ蓄積部503の印刷データ実体は印刷データIDによって紐付けられる。また、印刷要求管理テーブル501のレコードと印刷データ管理テーブル502のレコードが印刷要求IDにより紐付けられることで、印刷要求データと印刷データ実体とが紐付けられる。なお、オリジナル文書蓄積部504が設けられる場合は、印刷要求管理テーブル501のレコードとオリジナル文書蓄積部504のオリジナル文書実体はオリジナル文書IDによって紐付けられる。
また、印刷データ蓄積装置5は、機能部として、印刷要求受信部51と、印刷データ検索・確認部52と、印刷データ保存部53と、印刷要求保存部54と、オリジナル文書保存部55と、印刷データ送信部56とを備えている。なお、オリジナル文書保存部55は後述する動作例4において使用するが、その他の動作例では必須の構成ではない。これらの機能部は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェア上で実行されるソフトウェア(コンピュータプログラム)によって実現されるものである。
印刷要求受信部51は、クライアント1もしくは印刷装置4から印刷要求データを受信する機能を有している。
印刷データ検索・確認部52は、印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDをキーに、印刷データ蓄積装置5内に蓄積されている印刷データ実体を印刷要求管理テーブル501から検索するとともに、オリジナル文書の更新日時から更新の有無を確認する機能を有している。
印刷データ保存部53は、新たに取得(生成する場合を含む)した印刷データ実体を印刷データ蓄積部503に保存するとともに、印刷データ管理テーブル502に管理用データを保存する機能を有している。
印刷要求保存部54は、受信した印刷要求データの管理用データを印刷要求管理テーブル501および印刷データ管理テーブル502に保存する機能を有している。
オリジナル文書保存部55は、取得したオリジナル文書をオリジナル文書蓄積部504に保存する機能を有している。
印刷データ送信部56は、蓄積されている印刷データ実体もしくは新たに取得した印刷データ実体を要求元のクライアント1もしくは印刷装置4に送信する機能を有している。
<第1の動作例>
第1の動作例は基本的な動作例を示すものである。
図2は第1の動作例を示すフローチャートである。なお、フロー中の処理の順序は入れ替えても機能する組み合わせが多数存在するので、ここで挙げる順序のみに限定されるものではない。
図2において、処理を開始し(ステップS101)、ユーザがクライアント1から印刷装置4に印刷を指示し、これを受けた印刷装置4が印刷データ蓄積装置5に印刷データ取得のための印刷要求を送信(転送)してくるか、ユーザがクライアント1から印刷データ蓄積装置5に直接に印刷要求を送信してくると、その印刷要求は印刷データ蓄積装置5の印刷要求受信部51により受信される(ステップS102)。印刷要求データには、少なくともオリジナル文書IDが含まれている他、両面印刷やカラー印刷の指定といった印刷属性が含まれていてもよい。
次いで、印刷データ検索・確認部52は、印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDをキーとして、印刷データ蓄積部503に蓄積されている印刷データ実体を印刷要求管理テーブル501から検索する(ステップS103)。
次いで、検索結果から印刷要求の対象となるオリジナル文書の印刷データ実体が蓄積されているか否か判断するが(ステップS104)、新たなオリジナル文書についての印刷要求である場合には印刷データ実体が蓄積されていないものと判断され(ステップS104のNo)、印刷データ保存部53は印刷データ実体を取得し、印刷データ蓄積部503に蓄積する(ステップS105)。現在主流である印刷方法では、印刷要求に続いて印刷データ実体が送られることが多いので、この場合における印刷データ実体の取得は単に送られてくる印刷データ実体を印刷データ蓄積部503に保存するのみである。印刷データ実体が送られてこない場合、印刷データ保存部53は印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDからオリジナル文書を取得し、必要に応じて印刷データ実体を生成して取得する。PDF等のようにオリジナル文書が印刷データ実体と実質的に同一のものである場合には印刷データ実体の生成(変換)は不要である。また、印刷データ実体の生成は印刷データ蓄積装置5内で行なうほか、他のサーバ装置等に依頼して行なってもよい。
例えば、オリジナル文書IDとしてURLが使われていて、それが「http://somewhere/document」である場合には、印刷データ保存部53はウェブ上にある当該URLのサイトにアクセスしてオリジナル文書を取得し、必要に応じて印刷データ実体を生成して取得する。オリジナル文書の取得の際にはHTTP(Hyper Text Transfer Protocol)等が使われる。
印刷データ保存部53は取得した印刷データ実体を印刷データ蓄積部503に蓄積する際には、印刷データ実体の場所を示す印刷データIDを割り当て、この印刷データIDを印刷データ管理テーブル502に保存する。この印刷データIDはメディアにより自動的に割り当てられる場合もあるが、明示的にファイル名やURL等を割り振って指定してもよい。
一方、ユーザが過去に印刷したオリジナル文書を再度印刷しようとした場合には、印刷データ実体が蓄積されていると判断され(ステップS104のYes)、この場合は新たに印刷データ実体の取得・蓄積は行わない。
次いで、印刷要求保存部54は割り当てた印刷要求IDと、印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDおよび印刷属性と、タイムスタンプとを印刷要求管理テーブル501に保存する(ステップS106)。印刷要求IDはリレーショナルデータベース等の機能により自動的に割り振られる場合もあるが、明示的にURI等を生成して割り振ってもよい。また、この際、印刷要求保存部54は印刷データ管理テーブル502の対応するレコード(検索で発見されたレコードもしくは新規に生成したレコード)の印刷要求IDに新たな印刷要求IDを保存(検索で発見されたレコードの場合は追加保存)する。その結果、印刷要求管理テーブル501のレコードと印刷データ管理テーブル502のレコードは紐付けられる。
次いで、印刷データ送信部56は印刷装置4に印刷データ実体を送信して印刷を行なわせ(ステップS107)、処理を終了する(ステップS108)。
このように動作することにより、ユーザが過去に同じオリジナル文書を印刷したことがあれば、ユーザは特別な操作を行なう必要がないとともに、印刷データ蓄積装置5は印刷データ実体を再度蓄積する必要がなく、蓄積のための処理の削減、蓄積のためのメディアサイズの削減、再利用による処理の高速化等の効果を得ることができる。
<第2の動作例>
第2の動作例はオリジナル文書が更新されているか否かの判断を行なうことにより、オリジナル文書との同期を行なえるようにしたものである。すなわち、従来の印刷データ蓄積装置では印刷したデータのみを蓄積の対象にしており、元のアプリケーションデータ(ワードプロセッサやスプレッドシートの文書、あるいはウェブページ等)が変化しないことを前提としている。従って、ユーザが元のアプリケーションデータを編集した場合、過去の印刷データを再利用すると内容が異なってしまうという問題がある。そこで、元のアプリケーションデータの更新状態を考慮して、印刷データの再利用を行うようにしている。
図3は第2の動作例を示すフローチャートである。なお、フロー中の処理の順序は入れ替えても機能する組み合わせが多数存在するので、ここで挙げる順序のみに限定されるものではない。
図3において、処理を開始し(ステップS201)、ユーザがクライアント1から印刷装置4に印刷を指示し、これを受けた印刷装置4が印刷データ蓄積装置5に印刷データ取得のための印刷要求を送信(転送)してくるか、ユーザがクライアント1から印刷データ蓄積装置5に直接に印刷要求を送信してくると、その印刷要求は印刷データ蓄積装置5の印刷要求受信部51により受信される(ステップS202)。印刷要求データには、少なくともオリジナル文書IDが含まれている他、両面印刷やカラー印刷の指定といった印刷属性が含まれていてもよい。
次いで、印刷データ検索・確認部52は、印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDをキーとして、印刷データ蓄積部503に蓄積されている印刷データ実体を印刷要求管理テーブル501から検索する(ステップS203)。
次いで、検索結果から印刷要求の対象となるオリジナル文書の印刷データ実体が蓄積されているか否か判断するが(ステップS204)、新たなオリジナル文書についての印刷要求である場合には印刷データ実体が蓄積されていないものと判断され(ステップS204のNo)、印刷データ保存部53は印刷データ実体を取得し、印刷データ蓄積部503に蓄積する(ステップS205)。現在主流である印刷方法では、印刷要求に続いて印刷データ実体が送られることが多いので、この場合における印刷データ実体の取得は単に送られてくる印刷データ実体を印刷データ蓄積部503に保存するのみである。印刷データ実体が送られてこない場合、印刷データ保存部53は印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDからオリジナル文書を取得し、必要に応じて印刷データ実体を生成して取得する。PDF等のようにオリジナル文書が印刷データ実体と実質的に同一のものである場合には印刷データ実体の生成(変換)は不要である。また、印刷データ実体の生成は印刷データ蓄積装置5内で行なうほか、他のサーバ装置等に依頼して行なってもよい。
印刷データ保存部53は取得した印刷データ実体を印刷データ蓄積部503に蓄積する際には、印刷データ実体の場所を示す印刷データIDを割り当て、この印刷データIDを印刷データ管理テーブル502に保存する。この印刷データIDはメディアにより自動的に割り当てられる場合もあるが、明示的にファイル名やURL等を割り振って指定してもよい。また、印刷データ実体を取得して蓄積した場合は、印刷データ管理テーブル502のタイムスタンプにその処理の日時も記録する。
一方、ユーザが過去に印刷したオリジナル文書を再度印刷しようとした場合には、印刷データ実体が蓄積されていると判断される(ステップS204のYes)。この場合、印刷データ検索・確認部52はオリジナル文書IDに基づいてオリジナル文書にアクセスしてオリジナル文書の更新日時(タイムスタンプ)を確認し(ステップS206)、オリジナル文書が更新されているか否か判断する(ステップS207)。すなわち、印刷データ検索・確認部52は、オリジナル文書の更新日時と検索により特定した印刷データ実体のタイムスタンプ(印刷データ管理テーブル502の対応するレコードのタイムスタンプ)を比較することで、更新されているか否か判断する。オリジナル文書の更新日時が印刷データ管理テーブル502の対応するレコードのタイムスタンプよりも前であれば更新されていないと判断でき、後であれば更新されていると判断できる。
オリジナル文書の更新日時は、具体的には、ディスク上あるいはネットワーク上のファイルであれば、OS(Operating System)が用意する更新日時や作成日時の取得機能により取得することができる。また、オリジナル文書や印刷データ実体がウェブ上にある場合は、HTTPプロトコルのLast−Modifiedヘッダを利用して確認することが可能である。データの取得までを同時に行うのであればHTTPプロトコルのIf−Modified−Sinceヘッダを利用することもできる。
そして、オリジナル文書が更新されていた場合は(ステップS207のYes)、オリジナル文書と蓄積された印刷データ実体の内容が異なる可能性があるため、印刷データ実体が蓄積されていなかった場合と同様に印刷データ実体を取得し蓄積する(ステップS205)。
オリジナル文書が更新されていなかった場合は(ステップS207のNo)、新たに印刷データ実体の取得・蓄積は行わない。
次いで、印刷要求保存部54は割り当てた印刷要求IDと、印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDおよび印刷属性と、タイムスタンプとを印刷要求管理テーブル501に保存する(ステップS208)。印刷要求IDはリレーショナルデータベース等の機能により自動的に割り振られる場合もあるが、明示的にURI等を生成して割り振ってもよい。また、この際、印刷要求保存部54は印刷データ管理テーブル502の対応するレコード(検索で発見されたレコードもしくは新規に生成したレコード)の印刷要求IDに新たな印刷要求IDを保存(検索で発見されたレコードの場合は追加保存)する。その結果、印刷要求管理テーブル501のレコードと印刷データ管理テーブル502のレコードは紐付けられる。
次いで、印刷データ送信部56は印刷装置4に印刷データ実体を送信して印刷を行なわせ(ステップS209)、処理を終了する(ステップS210)。
このように動作することにより、ユーザが過去に同じオリジナル文書を印刷したことがあれば、ユーザは特別な操作を行なう必要がないとともに、印刷データ蓄積装置5は印刷データ実体を再度蓄積する必要がなく、蓄積のための処理の削減、蓄積のためのメディアサイズの削減、再利用による処理の高速化などの効果を得ることができ、かつオリジナル文書が編集により更新されている場合は、印刷データ実体も最新の内容に更新することができ、オリジナル文書との同期が保証される。
<第3の動作例>
第3の動作例はオリジナル文書IDの他に印刷属性を考慮して検索を行なうことにより、ユーザの設定に合致した印刷を行なえるようにしたものである。
図4は第3の動作例を示すフローチャートである。なお、フロー中の処理の順序は入れ替えても機能する組み合わせが多数存在するので、ここで挙げる順序のみに限定されるものではない。また、図3に示した更新日時の確認(ステップS206、S207)を伴うようにしてもよい。
図4において、処理を開始し(ステップS301)、ユーザがクライアント1から印刷装置4に印刷を指示し、これを受けた印刷装置4が印刷データ蓄積装置5に印刷データ取得のための印刷要求を送信(転送)してくるか、ユーザがクライアント1から印刷データ蓄積装置5に直接に印刷要求を送信してくると、その印刷要求は印刷データ蓄積装置5の印刷要求受信部51により受信される(ステップS302)。印刷要求データには、少なくともオリジナル文書IDが含まれている他、両面印刷やカラー印刷の指定といった印刷属性が含まれているものとする。
次いで、印刷データ検索・確認部52は、印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDだけではなく、印刷要求に含まれる印刷属性との組み合わせをいわゆる複合キーとして、印刷データ蓄積部503に蓄積されている印刷データ実体を印刷要求管理テーブル501から検索する(ステップS303)。例えば、受信した印刷要求データに「オリジナル文書ID」と「集約(2 in 1)」(「2 in 1」は2ページ分を1ページに集約印刷することを意味)の印刷属性が含まれている場合、「オリジナル文書ID」と「集約(2 in 1)」をキーとして、蓄積された印刷データ実体をAND検索する。すなわち、「オリジナル文書ID」が同じものが見つかった場合、続いて印刷属性が「集約(2 in 1)」であるか否かを確認する。
次いで、検索結果から印刷要求の対象となるオリジナル文書の印刷データ実体が蓄積されているか否か判断するが(ステップS304)、新たなオリジナル文書あるいは印刷属性の異なる印刷要求である場合には印刷データ実体が蓄積されていないものと判断され(ステップS304のNo)、印刷データ保存部53は印刷データ実体を取得し、印刷データ蓄積部503に蓄積する(ステップS305)。現在主流である印刷方法では、印刷要求に続いて印刷データ実体が送られることが多いので、この場合における印刷データ実体の取得は単に送られてくる印刷データ実体を印刷データ蓄積部503に保存するのみである。印刷データ実体が送られてこない場合、印刷データ保存部53は印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDからオリジナル文書を取得し、必要に応じて印刷データ実体を生成して取得する。PDF等のようにオリジナル文書が印刷データ実体と実質的に同一のものである場合には印刷データ実体の生成(変換)は不要である。また、印刷データ実体の生成は印刷データ蓄積装置5内で行なうほか、他のサーバ装置等に依頼して行なってもよい。
印刷データ保存部53は取得した印刷データ実体を印刷データ蓄積部503に蓄積する際には、印刷データ実体の場所を示す印刷データIDを割り当て、この印刷データIDを印刷データ管理テーブル502に保存する。この印刷データIDはメディアにより自動的に割り当てられる場合もあるが、明示的にファイル名やURL等を割り振って指定してもよい。
一方、ユーザが過去に印刷したオリジナル文書であって印刷属性が同じものを再度印刷しようとした場合には、印刷データ実体が蓄積されていると判断され(ステップS304のYes)、この場合は新たに印刷データ実体の取得・蓄積は行わない。
次いで、印刷要求保存部54は割り当てた印刷要求IDと、印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDおよび印刷属性と、タイムスタンプとを印刷要求管理テーブル501に保存する(ステップS306)。印刷要求IDはリレーショナルデータベース等の機能により自動的に割り振られる場合もあるが、明示的にURI等を生成して割り振ってもよい。また、この際、印刷要求保存部54は印刷データ管理テーブル502の対応するレコード(検索で発見されたレコードもしくは新規に生成したレコード)の印刷要求IDに新たな印刷要求IDを保存(検索で発見されたレコードの場合は追加保存)する。その結果、印刷要求管理テーブル501のレコードと印刷データ管理テーブル502のレコードは紐付けられる。
次いで、印刷データ送信部56は印刷装置4に印刷データ実体を送信して印刷を行なわせ(ステップS307)、処理を終了する(ステップS308)。
印刷の際には、両面やカラー等の様々な設定変更がユーザによりなされ、一般にPDL等の印刷データ実体はこのような設定が印刷データ内に含まれているため、オリジナル文書IDだけを検索キーにした場合には印刷結果が異なってしまう可能性がある。しかし、上述したように、オリジナル文書IDと印刷属性とを複合して検索することにより、印刷設定と印刷データ実体との相違をなくすことができ、ユーザの意図した印刷結果を得ることができる。
<第4の動作例>
第4の動作例はオリジナル文書実体についても印刷データ蓄積装置5内に蓄積を行なうことにより、オリジナル文書実体の破棄や改変に対しても復旧を行なえるようにしたものである。
図5は第4の動作例を示すフローチャートである。なお、フロー中の処理の順序は入れ替えても機能する組み合わせが多数存在するので、ここで挙げる順序のみに限定されるものではない。また、図3に示した更新日時の確認(ステップS206、S207)や図4に示した印刷属性との複合キーによる検索(ステップS303、S304)を伴うようにしてもよい。
図5において、処理を開始し(ステップS401)、ユーザがクライアント1から印刷装置4に印刷を指示し、これを受けた印刷装置4が印刷データ蓄積装置5に印刷データ取得のための印刷要求を送信(転送)してくるか、ユーザがクライアント1から印刷データ蓄積装置5に直接に印刷要求を送信してくると、その印刷要求は印刷データ蓄積装置5の印刷要求受信部51により受信される(ステップS402)。印刷要求データには、少なくともオリジナル文書IDが含まれている他、両面印刷やカラー印刷の指定といった印刷属性が含まれていてもよい。
次いで、印刷データ検索・確認部52は、印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDをキーとして、印刷データ蓄積部503に蓄積されている印刷データ実体を印刷要求管理テーブル501から検索する(ステップS403)。
次いで、検索結果から印刷要求の対象となるオリジナル文書の印刷データ実体が蓄積されているか否か判断するが(ステップS404)、新たなオリジナル文書についての印刷要求である場合には印刷データ実体が蓄積されていないものと判断され(ステップS404のNo)、印刷データ保存部53は印刷データ実体を取得し、印刷データ蓄積部503に蓄積する(ステップS405)。現在主流である印刷方法では、印刷要求に続いて印刷データ実体が送られることが多いので、この場合における印刷データ実体の取得は単に送られてくる印刷データ実体を印刷データ蓄積部503に保存するのみである。印刷データ実体が送られてこない場合、印刷データ保存部53は印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDからオリジナル文書を取得し、必要に応じて印刷データ実体を生成して取得する。PDF等のようにオリジナル文書が印刷データ実体と実質的に同一のものである場合には印刷データ実体の生成(変換)は不要である。また、印刷データ実体の生成は印刷データ蓄積装置5内で行なうほか、他のサーバ装置等に依頼して行なってもよい。
印刷データ保存部53は取得した印刷データ実体を印刷データ蓄積部503に蓄積する際には、印刷データ実体の場所を示す印刷データIDを割り当て、この印刷データIDを印刷データ管理テーブル502に保存する。この印刷データIDはメディアにより自動的に割り当てられる場合もあるが、明示的にファイル名やURL等を割り振って指定してもよい。
印刷データ実体を取得・蓄積した後、オリジナル文書保存部55はオリジナル文書を取得し、オリジナル文書蓄積部504に蓄積する(ステップS406)。なお、PDF等のようにオリジナル文書が印刷データ実体と実質的に同一のものである場合には重ねてオリジナル文書の取得・蓄積を行う必要はない。
オリジナル文書の取得と蓄積は、オリジナル文書IDで示されるオリジナル文書実体にアクセスすることで行う。例えば、オリジナル文書IDがファイル名である場合には、そのファイルにアクセスし、OSの提供する機能を用いてファイルコピーを行い、取得・蓄積を行なう。また、オリジナル文書IDがURLであり、ウェブ上でHTTPプロトコルで提供されているときは、HTTPプロトコルを用いてオリジナル文書にアクセスし、取得・蓄積を行なう。
一方、ユーザが過去に印刷したオリジナル文書を再度印刷しようとした場合には、印刷データ実体が蓄積されていると判断され(ステップS404のYes)、この場合は新たに印刷データ実体およびオリジナル文書の取得・蓄積は行わない。
次いで、印刷要求保存部54は割り当てた印刷要求IDと、印刷要求データに含まれるオリジナル文書IDおよび印刷属性と、タイムスタンプとを印刷要求管理テーブル501に保存する(ステップS407)。印刷要求IDはリレーショナルデータベース等の機能により自動的に割り振られる場合もあるが、明示的にURI等を生成して割り振ってもよい。また、この際、印刷要求保存部54は印刷データ管理テーブル502の対応するレコード(検索で発見されたレコードもしくは新規に生成したレコード)の印刷要求IDに新たな印刷要求IDを保存(検索で発見されたレコードの場合は追加保存)する。その結果、印刷要求管理テーブル501のレコードと印刷データ管理テーブル502のレコードは紐付けられる。
次いで、印刷データ送信部56は印刷装置4に印刷データ実体を送信して印刷を行なわせ(ステップS408)、処理を終了する(ステップS409)。
このように、印刷データ実体とオリジナル文書実体を同時に蓄積することにより、オリジナル文書が編集されたり削除されていても、再度、印刷データ実体を様々な設定で復元することが可能になる。
<総括>
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。 第1の動作例を示すフローチャートである。 第2の動作例を示すフローチャートである。 第3の動作例を示すフローチャートである。 第4の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 クライアント
2 通信路
3 サーバ装置
4 印刷装置
5 印刷データ蓄積装置
51 印刷要求受信部
52 印刷データ検索・確認部
53 印刷データ保存部
54 印刷要求保存部
55 オリジナル文書保存部
56 印刷データ送信部
501 印刷要求管理テーブル
502 印刷データ管理テーブル
503 印刷データ蓄積部
504 オリジナル文書蓄積部

Claims (7)

  1. オリジナル文書を印刷可能な形式にした印刷データ実体を蓄積するとともに、印刷要求を受け付けた場合に、当該印刷要求で指定されたオリジナル文書に対応する印刷データ実体を提供する印刷データ蓄積装置であって、
    印刷データ実体にそれぞれ一意な印刷データIDを付与して蓄積する印刷データ管理手段と、
    過去の印刷要求の内容を対応する印刷データ実体の印刷データIDと紐付けて管理する印刷要求管理手段と、
    受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索して該当する印刷データ実体の蓄積の有無を判別する検索手段と、
    該当する印刷データ実体が蓄積されていない場合に該当する印刷データ実体を取得して蓄積する保存手段と、
    印刷要求の要求元に該当する印刷データ実体を送信する送信手段とを備えたことを特徴とする印刷データ蓄積装置。
  2. 請求項1に記載の印刷データ蓄積装置において、
    上記印刷要求にはオリジナル文書を特定するオリジナル文書IDが含まれ、
    上記検索手段は、印刷要求に含まれるオリジナル文書IDを基に該当する印刷データ実体の蓄積の有無を判別することを特徴とする印刷データ蓄積装置。
  3. 請求項2に記載の印刷データ蓄積装置において、
    上記印刷データ管理手段は、それぞれの印刷データ実体が生成された日時情報を保持し、
    上記検索手段は、受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索する際に、印刷データ実体が生成された日時より後にオリジナル文書が変更されたかどうかを確認し、変更されていないと判断される場合に印刷データ実体が蓄積されていると判別することを特徴とする印刷データ蓄積装置。
  4. 請求項2または3のいずれか一項に記載の印刷データ蓄積装置において、
    上記印刷要求には印刷時の設定内容を示す印刷属性が含まれ、
    上記検索手段は、受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索する際に、印刷属性が一致する場合に印刷データ実体が蓄積されていると判別することを特徴とする印刷データ蓄積装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の印刷データ蓄積装置において、
    受け付けた印刷要求で指定されたオリジナル文書を取得して蓄積する手段を備えたことを特徴とする印刷データ蓄積装置。
  6. オリジナル文書を印刷可能な形式にした印刷データ実体を蓄積するとともに、印刷要求を受け付けた場合に、当該印刷要求で指定されたオリジナル文書に対応する印刷データ実体を提供する印刷データ蓄積制御方法であって、
    印刷データ実体にそれぞれ一意な印刷データIDを付与して蓄積する工程と、
    過去の印刷要求の内容を対応する印刷データ実体の印刷データIDと紐付けて管理する工程と、
    受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索して該当する印刷データ実体の蓄積の有無を判別する工程と、
    該当する印刷データ実体が蓄積されていない場合に該当する印刷データ実体を取得して蓄積する工程と、
    印刷要求の要求元に該当する印刷データ実体を送信する工程とを備えたことを特徴とする印刷データ蓄積制御方法。
  7. オリジナル文書を印刷可能な形式にした印刷データ実体を蓄積するとともに、印刷要求を受け付けた場合に、当該印刷要求で指定されたオリジナル文書に対応する印刷データ実体を提供する印刷データ蓄積装置の制御プログラムであって、
    当該印刷データ蓄積装置を構成するコンピュータを、
    印刷データ実体にそれぞれ一意な印刷データIDを付与して蓄積する手段、
    過去の印刷要求の内容を対応する印刷データ実体の印刷データIDと紐付けて管理する手段、
    受け付けた印刷要求に基づき過去の印刷要求の内容を検索して該当する印刷データ実体の蓄積の有無を判別する手段、
    該当する印刷データ実体が蓄積されていない場合に該当する印刷データ実体を取得して蓄積する手段、
    印刷要求の要求元に該当する印刷データ実体を送信する手段、
    として機能させる印刷データ蓄積制御プログラム。
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