JP2010078085A - 冷却ファン制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粘性カップリングを用いた冷却ファンについて、回転数の制御性の低下を回避する。
【解決手段】内燃機関1の駆動力を冷却ファンに伝達する粘性カップリング4と、粘性カップリング4に供給する作動油量を電気的に調整する作動油量調整手段6と、を有し、作動油量を調整することにより内燃機関1から伝達される駆動力を制御して冷却ファン回転数を制御する冷却ファンの制御装置8において、粘性カップリング4の入力回転数と出力回転数の比である速度比に上限側及び下限側の制限値を設け、これらの制限値を超えないように速度比を制限して冷却ファン回転数を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、粘性カップリングを介して内燃機関に駆動される冷却ファンの制御に関し、特にカップリング内作動油量を電気的に調整する冷却ファンの制御に関する。
車両用内燃機関の冷却装置として、粘性カップリングを介して内燃機関により駆動される冷却ファンが知られており、特許文献1には、エンジン冷却水温度、実際のファン回転速度、車速、エンジン回転速度、エアコンコンプレッサ内圧、またはエアコンパネルスイッチ等の少なくとも一つに基づいて目標ファン回転速度を設定し、ファン回転速度を電気的に調整する技術が開示されている。
また、ファンの回転に伴って音が発生するため、冷却要求に対して必要以上に高いファン回転速度で回転すると、騒音上問題となる。このような騒音を抑制するため、目標ファン回転数の変化量を制限し、または所定条件でファンDUTYを一時的に停止する技術が特許文献2に開示されている。
特開2006−275110号公報 特開平5−26262号公報
ところで、ファン回転速度は粘性カップリングの速度比、つまりカップリング入側回転速度とカップリング出側回転速度との比、により決まる。この速度比は、主に作動室への作動油の供給量と作動室からの作動油の排出量とのバランスで決まるが、この他にもエンジン回転速度、作動油温等の種々の因子が影響する。
速度比がゼロに近づくと、カップリング内への供給量が少なく、かつ供給量が排出量より少なくなるため、カップリング内の作動油量が不安定となり、結果としてファン回転速度の制御性が低下する。
一方、速度比が1に近づくと、排出量が少なくなり、供給量を減少させてもカップリング内に溜まっている作動油が排出されるまでに時間を要するため、ファン回転速度を低下させる際の応答性が低下する。
このため、例えばアイドル状態においてエアコンのコンプレッサ内圧が高い場合には、エバポレータ雰囲気温度を低下させるためにファン回転速度を高める必要がある。しかし、ファン回転速度を高めることで速度比が1に近づくと、エバポレータ雰囲気温度が低下した際にファン回転速度を低下させようとしても、上記の応答性の低下によって、ファン回転数が低下するまでに時間を要することとなる。このため、ファン回転数が低下するまでは、いわゆる連れまわりによって不必要に高い回転速度となり、騒音が問題となるおそれがある。
そこで、本発明では、上述したファン回転速度の制御性及び応答性の低下を回避し得る冷却ファン制御装置を提供することを目的とする。
本発明の冷却ファン制御装置は、内燃機関の駆動力を冷却ファンに伝達する粘性カップリングと、粘性カップリングに供給する作動油量を電気的に調整する作動油量調整手段と、を有し、作動油量を調整することにより内燃機関から伝達される駆動力を制御して冷却ファン回転数を制御する冷却ファンの制御装置において、粘性カップリングの入力回転数と出力回転数の比である速度比に上限側及び下限側の制限値を設け、これらの制限値を超えないように速度比を制限して冷却ファン回転数を制御する。
本発明によれば、下限側制限値と上限側制限値を、例えば、低速度比側の制御性が低下する領域と高速度比側の制御応答性が低下する領域に入らないように設定することで、制御性と応答性の低下を回避することができる。
以下本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本実施形態のシステムの構成を示す図である。1はエンジン、2はエンジン1の駆動力を車輪に伝達する自動変速機、3は変速機コントローラ(ATCU)、4は粘性カップリングを介してエンジン1により駆動される電制ファンカップリング、5は電制ファンカップリング4の実際の回転数(実ファン回転数)を検出するファン回転センサ、6は作動油量調整手段として電制ファンカップリング4のカップリング内作動油の流れを制御するための電磁コイル、7はエンジンルーム内に設けられ、電磁コイル6に作動・停止指令を送るアンダーフード・スイッチング・モジュール(USM)、8は冷却ファン回転数制御手段及び機関回転数補正手段としてのエンジン・コントロール・モジュール(ECM)、9はエアコンコンプレッサ、10はエアコンコントローラ、11はエアコンコンプレッサ9の内圧を検出するPd圧センサ、12はエバポレータ温度を検出するエバポレータ温度センサ、13は粘性カップリング内の作動油温を検出する油温センサ、14はエンジンルーム内の温度を検出するエンジンルーム内温度センサである。
ECM8は、図示しないアクセル開度センサ、車速センサ、冷却水温センサ、クランク角センサ等の検出信号に基づいて種々の制御を行う。この他に、ファン回転センサ5及びPd圧センサ11からの検出信号等も読み込まれ、電磁コイル6の制御DUTYの演算を行い、CAN通信によりUSM7に送信する。
また、エバポレータ直後温度やエアコンスイッチの状態等が、エアコンコントローラ10からCAN通信により送られ、これに基づいてエアコンコンプレッサ9のクラッチのON/OFF制御や、後述する電制ファンカップリング4とエアコンの協調制御を行う。
図2は、電制ファンカップリング4の粘性カップリングの一例を示す断面図であり、(A)と(B)は、それぞれ後述する油溜まり室26とトルク伝達室27とが遮断された状態と連通した状態を示している。
エンジン1の駆動によって回転する駆動シャフト21に、メインベアリング31を介してボディ34が回転自在に支持されている。ボディ34はカバー22とケース23とで構成されており、その内部はセパレートプレート25によって油溜まり室26とトルク伝達室27とに区画されている。
駆動シャフト21の先端にはディスク24が固定支持されており、このディスク24は、トルク伝達室27内に、トルク伝達室27の内周面との間にトルク伝達間隙を形成するように収納されている。ケース23にはトルク伝達室27と油溜まり室26とを連通する油回収路(図示せず)が設けられている。
セパレートプレート25には、油溜まり室26とトルク伝達室27とを連通する油供給孔25aが設けられている。この油供給孔25aは、板バネ状の弁部材28により開閉され、開いた状態では、油溜まり室26内の作動油がトルク伝達室27へ供給される。トルク伝達室27内の作動油は、トルク伝達室27から排出された後、油回収路を通って油溜まり室26に回収される。
弁部材28は、その一部がネジ等によりケース23に固定されており、駆動シャフト21に近い位置には、磁性体からなるアーマチュア29が取り付けられている。
駆動シャフト21には、コイルベアリング32を介して電磁コイル6が支持されており、電磁コイル6の駆動シャフト21先端側部分には、リング状のループエレメント30がアーマチュア29と対向するように取り付けられている。
電磁コイル6は、磁気コイルを有しており、USM7からのDUTY信号に応じて磁気コイルに通電することで磁力を発生する。
ここで、電制ファンカップリング4のトルク伝達について説明する。
電磁コイル6が磁力を発生する状態では、ループエレメント30を介して伝達される磁力によって、アーマチュア29が板バネの作用に反してループエレメント30側に引きつけられる。このため、図2(B)に示すように、弁部材28がセパレートプレート25から離れて油供給孔25aが開き、油溜まり室26内の作動油がトルク伝達室27に供給される。このトルク伝達室27に供給された作動油によって、駆動シャフト21と一体に回転するディスク24の駆動トルクがケース23に伝達され、ケース23に取り付けられた冷却ファンの回転速度が増す。油溜まり室26からトルク伝達室27への作動油の供給量は、電磁コイル6へのDUTY信号により定まる。
一方、電磁コイル6が磁力を発生しない状態では、弁部材28は板バネの作用によりセパレートプレート25に押しつけられ、図2(A)に示すように油供給孔25aを閉鎖する。この状態では、油溜まり室26からトルク伝達室27への作動油の供給は停止され、トルク伝達室27に作動油がある場合には、この作動油は油溜まり室26へ回収される。このため、駆動シャフト21からディスク24を介したケース23へのトルク伝達率が低下し、冷却ファンの回転速度が低下する。
次に、このような電制ファンカップリング4の制御について説明する。
図3は、本実施形態でECM8が実行するファン制御のフローチャートである。本演算ルーチンは、例えば20ms毎に繰り返し実行する。
ステップS10では、制御状態を次のように判定する。
エンジン停止時(#IGNSW=0)、またはエンジン始動時(#STSW=1)もしくは始動後に予め設定した所定時間STTM#が経過している場合にはモード1(ECPLGMD=1)とする。なお、所定時間STTM#は、例えば10sec程度に設定する。
加速時または減速時である場合には、モード2(ECPLGMD=2)とする。ここでいう加速時とは、例えば40ms間のアクセル開度APOの変化量が予め設定した変化量#DAPO40Aより大きい場合をいい、減速時とは、例えば40[ms]間のアクセル開度APOの変化量が予め設定した変化量#DAPO40Dより小さい場合をいう。なお、#DAPO40A、#DAPO40Dは、加減速状態であることを明確に判別できる値であればよく、例えば4[deg]程度に設定する。
エアコン冷却要求目標ファン回転数TFANSPAC[rpm]の前回値と基本目標ファン回転数TFANSPB[rpm]の前回値との差が、予め設定した所定値#DLTFAN1以上のとき、またはエンジン冷却要求目標ファン回転数TFANSPTW[rpm]の前回値と基本目標ファン回転数TFANSPB[rpm]の前回値との差が、予め設定した所定値#DLTFAN2以上の場合には、モード3(ECPLGMD=3)とする。
なお、エアコン冷却要求目標ファン回転数TFANSPACとは、エアコン作動時におけるファン回転数の目標値であり、エアコンコンデンサの冷却要求等に応じて定まる。エンジン冷却要求目標ファン回転数TFANSPTWとは、機関運転中に冷却水温を所望の値に調整するために必要となるファン回転数である。そして、基本目標ファン回転数TFANSPBは、エアコン冷却要求目標ファン回転数TFANSPACおよびエンジン冷却要求目標ファン回転数TFANSPTWよりも小さい値を設定する。
また、#DLTFAN1、#DLTFAN2は、例えばアイドル状態で400[rpm]とする。
自動変速機2の変速レンジがパーキングレンジ(Pレンジ)となってから、予め設定した所定時間#PTIME経過するまでを、モード4(ECPLGMD=4)とする。
エンジンストール時、またはフェイルセーフ制御中は、モード5(ECPLGMD=5)とする。
上記モード1からモード5のいずれにも該当しない場合には、モード6(ECPLGMD=6)とする。なお、モード6の状態を通常制御状態とする。
ステップS20では、基本目標ファン回転数TFFANSPB[rpm]を算出する。具体的には、クランク角センサで検出したエンジン回転数NE[rpm]を用いて、基本目標ファン回転数テーブルを検索する。基本目標ファン回転数テーブルは、例えば図4に示すように、横軸をエンジン回転数NE、縦軸を基本目標ファン回転数TFANSPBとし、基本目標ファン回転数TFANSPBが、低回転域ではエンジン回転数NEによらず一定値、中高回転域ではエンジン回転数NEの上昇に応じて比例的に大きくなるよう設定する。
なお、低回転域で一定とするのは、ファンカップリングの特性上、作動油を供給しなくてもトルク伝達室27内の空気によってトルクが伝達され、これより低いファン回転数にすることができないためである。
ステップS30では、エンジン冷却要求目標ファン回転数TFANSPTW[rpm]を算出する。具体的には、エンジン冷却水温度TW[℃]及び車速VSP[km/h]からエンジン冷却要求目標ファン回転数マップを検索することで算出する。エンジン冷却要求目標ファン回転数マップは、例えば図5に示すように横軸を車速VSP、縦軸をエンジン冷却要求目標ファン回転数TFANSPTWとし、エンジン冷却水温度TWが高いほどエンジン冷却要求目標ファン回転数TFANSPTWが大きくなるよう設定する。なお、エンジン冷却水温度TWが低い場合には、エンジン冷却要求目標ファン回転数TFANSPTWは上に凸な曲線となり、エンジン冷却水温度TWが高い場合には、低車速域では車速VSPに比例して大きくなり、中高速域では車速によらずほぼ一定値となる。
ステップS40では、エアコンスイッチのON/OFFを判定する。OFFの場合はステップS50に進み、ONの場合はステップS60に進む。
ステップS50では、式(1)によりエアコン冷却要求目標ファン回転数TFANSPAC[rpm]を算出する。
TFANSPAC=TFANSPB ・・・(1)
ステップS60では、コンプレッサ内圧PD[kPA]と車速VSP[km/h]からエアコン冷却要求目標ファン回転数マップを検索することにより、エアコン冷却要求目標ファン回転数TFANSPAC[rpm]を求める。エアコン冷却要求目標ファン回転数マップは、例えば図6のように、横軸を車速VSP、縦軸をエアコン冷却要求目標ファン回転数TFANSPACとし、コンプレッサ内圧PDが高いほど、エアコン冷却要求目標ファン回転数TFANSPACが高くなるよう設定する。なお、コンプレッサ内圧PDが同一の場合には、エアコン冷却要求目標ファン回転数は、上に凸な曲線となっている。
ステップS70では、エンジン冷却要求目標ファン回転数TFANSPTWとエアコン冷却要求目標ファン回転数TFANSPACの高い方を選択し、これを静的目標ファン回転数TFANSPS[rpm]とする。
ステップS80では、次のように動的目標ファン回転数TFANSPD[rpm]を算出する。なお、動的目標ファン回転数TFANSPDは、加速時等のように一時的にファン回転数を制御する場合の目標値である。
まず、制御状態を判定する。そして、制御状態はモード1(ECPLGMD=1)、モード2(ECPLGMD=2)、または、モード4(ECPLGMD=4)かつモード3(ECPLGMD=3)以外、のいずれかの場合には、基本目標ファン回転数TFANSPBを動的目標ファン回転数TFANSPDとする。上記3つの制御状態以外の場合には、静的目標ファン回転数TFANSPSを動的目標ファン回転数TFANSPDとする。
ステップS90では、エンジン回転数NEとプーリ比#PRATIOから、式(2)によりカップリング入力回転数INPREVFN[rpm]を算出する。なお、プーリ比#PRATIOは、エンジン1のクランクシャフトから駆動シャフト21へ駆動力を伝達するためのベルトが掛けまわされる、クランクシャフト側プーリと駆動シャフト21側プーリの径の比である。
INPREVFN=NE×#PRATIO ・・・(2)
ステップS100では、動的目標ファン回転数TFANSPDとカップリング入力回転数INPREVFNから、式(3)により基本目標ファン速度比TFANR0[−]を算出する。
TFANR0=INPREVFN/TFANSPD ・・・(3)
なお、基本目標ファン速度比TFANR0は、ゼロより大かつ1未満とする。
ステップS110では、カップリング内作動油温TOILFAN[℃]を読み込む。このカップリング内作動油温TOILFANは、センサにより直接検出してもよいし、エンジンルーム内温度TEROOM[℃]をカップリング内作動油温TOILFANとみなしてもよい。
ステップS120では、カップリング内作動油温TOILFANで上限制限速度比テーブルを検索することにより、上限制限速度比HLTFANR[−]を算出する。上限制限速度比テーブルは、図7に示すように横軸をカップリング内作動油温TOILFAN、縦軸を上限制限速度比HLTFANRとする。そして、TE1〜TE2[℃]はカップリング内作動油温TOILFANの上昇に伴って上限制限速度比HLTFANRが0.75まで上昇し、TE2〜TE3[℃]では同様に上限制限速度比HLTFANRが0.75から0.85まで上昇し、TE3[℃]以上では上限制限速度比HLTFANRが0.85で一定となるよう設定する。なお、10[℃]以下は上限制限速度比HLTFANRを0.75で一定としてもよい。
上限制限速度比HLTFANRを上記のように設定する理由及びその効果については、後述する。
ステップS130では、フィードバック制御停止フラグ#FBSTOP、基本ファン回転制御フラグ#FFBASE、下限制限速度比LLTFANRを次の(i)〜(iii)のように設定する。なお、ここでいうフィードバック制御は、ファン回転数を目標値に一致させるために行う、電磁コイル6への通電制御である。
(i)式(4)及び式(5)を満たす場合には、フィードバック制御停止フラグ#FBSTOPを1、基本ファン回転制御フラグ#FFBASEを1、下限制限速度比LLTFANRをゼロと設定する。すなわち、作動油の供給を停止する。この場合でも、トルク伝達室27内にある空気によって僅かにトルク伝達は行われるので、ファン回転数はゼロにはならない。
TFANSPB<INPREVFN×#LLTFANR ・・・(4)
TFANSPD=TFANSPB ・・・(5)
#LLTFANR:基本下限制限速度比
(ii)式(4)を満たし、かつ式(5)を満たさない場合には、フィードバック制御停止フラグ#FBSTOPを1、基本ファン回転制御フラグ#FFBASEをゼロ、下限制限速度比LLTFANRを0.25と設定する。
(iii)式(6)を満たす場合には、フィードバック制御停止フラグ#FBSTOPを1、基本ファン回転制御フラグ#FFBASEをゼロ、下限制限速度比LLTFANRを0.25と設定する。
TFANSPB≧INPREVFN×#LLTFANR ・・・(6)
なお、式(4)および式(6)の基本下限制限速度比#LLTFANRは、0.25程度の値にする。このように設定する理由及びその効果については後述する。
ステップS140では、目標ファン速度比TFANR[−]を次の(i)〜(iii)のように設定する。
(i)式(7)を満たす場合には、下限制限速度比LLTFANRを目標ファン速度比TFANRとする。
TFANR0<LLTFANR ・・・(7)
(ii)式(8)を満たす場合には、基本目標ファン速度比TFANR0を目標ファン速度比TFANRとする。
LLTFANR≦TFANR0≦HLTFANR ・・・(8)
(iii)式(9)を満たす場合には、上限制限速度比HLTFANRを目標ファン速度比TFANRとする。
HLTFANR<TFANR0 ・・・(9)
ステップS150では、目標ファン速度比TFANRとカップリング入力回転数INPREVFNから式(10)により第1目標ファン回転数TGFANSP1[rpm]を算出する。
TGFANSP1=TFANR×INPREVFN ・・・(10)
ステップS160では、基本ファン回転制御フラグ#FFBASEの判定を行う。基本ファン回転制御フラグ#FFBASEが1の場合はステップS170に進み、ゼロの場合はステップS180に進む。
ステップS170では、基本目標ファン回転数TFANSPBを目標ファン回転数TGFANSPとする。
ステップS180では、第1目標ファン回転数TGFANSP1を目標ファン回転数TGFANSPとする。
ステップS190では、次のようにエンジン1の目標アイドル回転数を制御する。
制御状態がモード3(ECPLGMD=3)、かつアイドル状態、かつ上限制限速度比HLTFANRが基本目標ファン速度比TFANR0より小さい場合には、上限制限速度比HLTFANRが基本目標ファン速度比TFANR0以上になるまで、目標アイドル回転数を上昇させる。上記以外の場合には、目標アイドル回転数を変更しない。
なお、アイドル回転数の制御は、目標アイドル回転数に応じて図示しないアイドルスピードコントロールバルブ、またはスロットルバルブの開度を制御することによって行う。
ステップS200では、実際のファン回転数(実ファン回転数RFANSP[rpm])を読み込む。具体的には、カップリング内に取り付けてある回転センサの検出信号を読み込む。
ステップS210では、式(11)によりファン回転編ERR[rpm]を算出する。
ERR=TGFANSP−RFANSP ・・・(11)
ステップS220では、PゲインKPGAIN[%/rpm]と、IゲインKIGAIN[%/rpm]を算出する。具体的には、エンジン回転数NEを用いて、図8、図9に示すようなテーブルを検索することにより算出する。
図8はPゲインKPGAIN算出用のテーブルであり、縦軸がPゲインKPGAIN、横軸がエンジン回転数NEである。エンジン回転数NEが高回転になるのにしたがってPゲインKPGAINが小さくなっている。
図9はIゲインKIGAIN算出用のテーブルであり、縦軸がIゲインKIGAIN、横軸がエンジン回転数NEである。IゲインKIGAINは、低回転域では相対的に高い一定値、高回転域では相対的に低い一定値であり、中回転域では、エンジン回転数NEの上昇に応じて相対的に高い値から相対的に低い値まで低下している。
ステップS230では、電磁コイル6の制御DUTYを次のように算出する。まずI分のDUTYであるIDUTYを式(12)により算出する。
IDUTY=ERR×KIGAIN ・・・(12)
なお、IDUTYについては、Lo側I分溜め込み量#LILIMITより大きく、Hi側I分溜め込み量#HILIMITより小さい、という制限を設ける。
次に、式(13)により制御DUTYを算出する。
DUTY=ERR×KPGAIN+IDUTY(前回値)+IDUTY
・・・(13)
ステップS240では、ステップS230で算出した制御DUTYに基づいて電磁コイル6をPWM制御することにより、カップリング内の作動油供給量を制御してファン回転数を制御する。
ここで、基本下限制限速度比#LLTFANRについて説明する。
図10は、駆動シャフト21の回転数を一定とし他場合の、速度比(=ファン回転数/駆動シャフト21の回転数)と制御DUTYとの関係を示す図である。
ファンカップリングには、速度比が小さい領域(図10中の領域(a))では、速度比が小さくなるほど、油溜まり室26からトルク伝達室27への作動油の供給量よりも、トルク伝達室27から油溜まり室26への回収量の方が多くなるという特性がある。すなわち、トルク伝達室27に供給された作動油は、トルク伝達室27に留まることなく回収される。一方、ファンカップリングの構造上、供給量が少なくても、作動油がトルク伝達室27を通過することでわずかな伝達トルクが発生するという特性がある。
このため、図10に示すように、領域(a)では、ファン回転数を目標値に収束させるためのフィードバック制御のフィードバック中心が安定せず、ファン回転数が安定しない。
そこで、ファン回転数の制御性を確保するために、基本下限制限速度比#LLTFANRを、領域(a)の上限である速度比0.25とする。
次に、上限制限速度比HLTFANRについて説明する。
図10の領域(b)では、フィードバック中心が安定し、制御DUTYの変化に対して速度比がほぼ比例的に変化している。これは、作動油の供給量と回収量がほぼ同等になっているためである。しかし、領域(b)よりも速度比が大きい領域では、作動油の回収量が大幅に減少する。このため、制御DUTYを低下させてからトルク伝達室27内の作動油量が減少するまでの応答性が低下する。この応答性の低下と速度比との関係についての実験結果を図11に示す。
図11は、エンジン回転数及び駆動シャフト21の回転数は一定の状態で、制御DUTYを変化させた場合のファン回転数の変化の様子を速度比ごとに示したものである。なお、計測した速度比は、0.80、0.85、0.90、0.95の4種類であり、60sec経過時に制御DUTYをゼロにしている。
速度比0.80〜0.90では、速度比が小さいほど速やかにファン回転数が低下している。これに対して、速度比0.95では、制御DUTYをゼロにした後、TI10を経過してもファン回転数が低下しない。すなわち、DUTY制御中に速度比が0.90を超えると、その後に速度比を低下させようとDUTY制御をしても、ファン回転数が低下するまでには長い時間を要することとなり、実質的に制御不能な状態となる。
このことから、上限制限速度比HLTFANRは0.90以下であればよいが、0.90としてDUTY制御を行っても、オーバーシュートによって速度比0.90を超える場合が想定される。そこで、上限制限速度比HLTFANRを0.85に設定する。
ところで、作動油の供給量と回収量のバランスは、作動油の粘度によって変化する。例えば、車両走行時にエンジン1の発熱等によりエンジンルーム内の温度が上昇すると、作動油は温度上昇して粘度が低下する。粘度が低下するとディスク24に対するケース23のスリップ量が大きくなり、伝達トルクが低下する。一方、冷機始動時のように作動油の粘度が低いと、スリップ量が小さくなり、伝達トルクが大きくなる。このような作動油の粘度の違いが速度比制御に与える影響を、図12に示す。
図12は、図10と同様の図を、相対的に低粘度の場合(実線A)と相対的に高粘度の場合(実線B)について示した図である。なお、実線Aは図10に示した特性である。
図12に示すように、相対的に高粘度の場合は、相対的に低粘度の場合の特性を縦軸方向に圧縮したような特性となり、実質的に制御不能な状態となる速度比が小さくなっている。これは、作動油の粘度が高いために、より小さい速度比から供給量が回収量より少なくなるためである。そこで、図7の上限制限速度比テーブルに示したように、作動油温に応じて上限制限速度比HLTFANRを設定することとする。
上述したように、基本下限制限速度比#LLTFANRは0.25、上限制限速度比HLTFANRは0.85とし、さらに上限制限速度比HLTFANRは作動油温に応じて変化させることとする。これにより、作動油の粘度変化の影響によってファン回転数の制御性が悪化することを回避できる。
次に、図3のフローチャートに従って速度比を制御する場合の、制御領域について図13を参照して説明する。
図13の縦軸はファン回転数、横軸は駆動シャフト21の回転数(インプット回転数)である。図中の破線Aはエンジン冷却要求目標ファン回転数、点Bはアイドル回転かつエアコンスイッチONの場合の要求ファン回転数、実線Cは燃費性能から要求されるファン回転数を示している。燃費性能から要求されるファン回転数とは、作動油の供給を停止した状態でのファン回転数である。すなわち、トルク伝達室27内に空気のみがある状態でのファン回転数である。
速度比0.85を示す実線が、高回転側で傾きが小さくなっているのは、回転数が高まるほどスリップ量が大きくなり、駆動シャフト21の回転上昇に対するファン回転数の上昇が小さくなるからである。
上述したように、基本的には速度比を0.25〜0.85の範囲で制御するので、図13中に斜線を付した領域で制御することとなる。なお、速度比が0.25より大きくても、実線Cより小さい領域は制御範囲には入らない。これは、作動油の供給を停止しても、構造上、ファン回転数は実線Cより低くならないからである。
ところで、アイドル回転かつエアコンスイッチONの場合の要求ファン回転数は、点Bで示すように、速度比0.85とした場合のファン回転数より大きくなる。この場合には、図3のステップS190の処理、すなわち、点Bが速度比0.85以下になるようにアイドル回転数を高める。
以上により本実施形態では、次のような効果を得ることができる。
(1)電制ファンカップリング4の目標ファン速度比TFANRに上限制限速度比HLTFANRと下限制限速度比LLTFANRを設け、これらを超えないように目標ファン速度比TFANRを制限してファン回転数を制御するので、低速度比側の制御不安定化及び高速度比側の応答性悪化を回避することができる。
(2)エアコンスイッチがONの場合等、機関負荷に応じたファン回転数を実現するための速度比が上限制限速度比HLTFANRを超えている場合には、上限制限速度比HLTFANR以下になるまでエンジン回転数を上昇させるので、速度比が高い場合の制御応答性の悪化を防止することができる。また、作動油量を電気的に調整しない従来のファンカップリングでは、エアコンコンプレッサ内圧が一番高い状態に合わせてファン回転数の下限値を設定する必要があったが、本実施形態によれば、エアコンOFF時にはより低いファン回転数を設定することができ、これにより燃費を向上させることができる。
(3)作動油温またはエンジンルーム内温度に応じて上限制限速度比HLTFANRを設定するので、作動油温の変化に伴う粘度変化による制御性の悪化を防止することができる。
(4)エンジン回転数に応じて速度比を制限するので、エンジン回転数の変化による制御性の悪化を防止することができる。
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されるわけではなく、特許請求の範囲に記載の技術的思想の範囲内で様々な変更を成し得ることは言うまでもない。
本実施形態を適用するシステムの構成図である。 (A)、(B)はファンカップリングの断面図である。 本実施形態の冷却ファン回転数制御のフローチャートである。 基本目標ファン回転数テーブルである。 エンジン冷却要求目標ファン回転数マップである。 エアコン冷却要求目標ファン回転数マップである。 上限制限速度比テーブルである。 Pゲインテーブルである。 Iゲインテーブルである。 速度比と制御DUTYとの関係を示す図である。 ファン回転数の制御DUTYに対する応答性について示す図である。 速度比と制御DUTYとの関係を作動油の粘度別に示した図である。 ファン回転数の制御領域を示す図である。
符号の説明
1 エンジン
2 自動変速機
3 変速機コントローラ(ATCU)
4 電制ファンカップリング
5 ファン回転センサ
6 電磁コイル
7 アンダーフード・スイッチング・モジュール(USM)
8 エンジン・コントロール・モジュール(ECM)
9 エアコンコンプレッサ
10 エアコンコントローラ
11 Pd圧センサ
12 エバポレータ温度センサ
13 油温センサ
14 エンジンルーム内温度センサ
21 駆動シャフト
22 カバー
23 ケース
24 ディスク
25 セパレートプレート
26 油溜まり室
27 トルク伝達室
28 弁部材
29 アーマチュア
30 ループエレメント

Claims (6)

  1. 内燃機関から冷却ファンに伝達する駆動力を作動油量に応じて変化させる粘性カップリングと、
    前記粘性カップリングに供給する作動油量を電気的に調整する作動油量調整手段と、
    前記作動油量を調整することにより前記内燃機関から伝達される駆動力を制御して冷却ファン回転数を制御する冷却ファン回転数制御手段と、
    を有する冷却ファンの制御装置において、
    前記冷却ファン回転数制御手段は、前記粘性カップリングの入力回転数と出力回転数の比である速度比に上限側及び下限側の制限値を設け、これらの制限値を超えないように前記速度比を制限して冷却ファン回転数を制御することを特徴とする冷却ファン制御装置。
  2. 前記冷却ファン回転数制御手段は、前記粘性カップリングへの作動油供給量と前記粘性カップリングからの作動油排出量とが略同等となる範囲内で、前記速度比の上限側の制限値及び下限側の制限値を設定することを特徴とする請求項1に記載の冷却ファン制御装置。
  3. 機関低回転時に、機関負荷に応じた冷却ファン回転数を実現するための速度比が上限側制限値を超える場合には、この速度比が上限側制限値以下になるまで機関回転数を上昇させる機関回転数補正手段を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の冷却ファン制御装置。
  4. 前記流体カップリング内の作動油温を検出する作動油温検出手段を備え、
    前記冷却ファン回転数制御手段は前記作動油温に応じて前記速度比の制限値を設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の冷却ファン制御装置。
  5. エンジンルーム内の雰囲気温度を検出する雰囲気温度検出手段を備え、
    前記冷却ファン回転数制御手段は前記エンジンルーム内の雰囲気温度に応じて前記速度比の制限値を設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の冷却ファン制御装置。
  6. 前記冷却ファン回転数制御手段は、機関回転数に応じて速度比を制限することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の冷却ファン制御装置。
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