JP4070739B2 - 無段変速機 - Google Patents

無段変速機 Download PDF

Info

Publication number
JP4070739B2
JP4070739B2 JP2004101086A JP2004101086A JP4070739B2 JP 4070739 B2 JP4070739 B2 JP 4070739B2 JP 2004101086 A JP2004101086 A JP 2004101086A JP 2004101086 A JP2004101086 A JP 2004101086A JP 4070739 B2 JP4070739 B2 JP 4070739B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
motor
variable transmission
continuously variable
predetermined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004101086A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005282804A (ja
Inventor
徹也 泉
礼徳 仁平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JATCO Ltd
Original Assignee
JATCO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JATCO Ltd filed Critical JATCO Ltd
Priority to JP2004101086A priority Critical patent/JP4070739B2/ja
Priority to US11/085,001 priority patent/US7354377B2/en
Publication of JP2005282804A publication Critical patent/JP2005282804A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4070739B2 publication Critical patent/JP4070739B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members
    • F16H61/66254Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling
    • F16H61/66259Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members controlling of shifting being influenced by a signal derived from the engine and the main coupling using electrical or electronical sensing or control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/68Inputs being a function of gearing status
    • F16H59/72Inputs being a function of gearing status dependent on oil characteristics, e.g. temperature, viscosity
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H61/00Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
    • F16H61/66Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings
    • F16H61/662Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing specially adapted for continuously variable gearings with endless flexible members

Description

本発明は、無段変速機に関するものである。
従来、無段変速機には、変速制御弁を駆動するステップモータが設置される(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−263475号公報
通常ステップモータは冷却性を鑑みて、無段変速機の作動油が貯留されるオイルパン内に設置されて、作動油に浸った状態で使用される。したがって、ステップモータの発熱は、作動油により吸熱され、ステップモータは一定の温度範囲に維持される。
しかしながら、ステップモータからの放熱量を極力少なくするのが、ユニット自体の耐久性や作動油の劣化にとっては有利である。
本発明の目的は、変速制御弁のステップモータからの放熱を減少させ、無段変速機を提供することである。
本発明の第1の発明は、油圧に応動してプーリ比が連続的に変化するプライマリプーリおよびセカンダリプーリと、前記プライマリプーリと前記セカンダリプーリと間に掛け渡されるベルトと、調圧した油圧を前記プライマリプーリおよび前記セカンダリプーリへ供給する変速制御弁と、運転状態に基づいて前記変速制御弁を駆動するモータと、このモータを制御する変速制御手段とを備える無段変速機において、車両のエンジンの回転速度を検出する回転速度検出手段と、前記車両の停車時間を検出する停車時間検出手段と、前記作動油の温度を検出する油温検出手段と、前記油温検出手段の異常を判定する異常判定手段と、を備え、前記変速制御手段は、前記エンジンが所定回転以上で車両が第1所定時間以上停車した状態で、前記作動油の油温が第1所定温度以上、または前記異常判定手段が前記油温検出手段の異常を判定した場合に前記モータへの通電を中止する。
第2の発明は、第1の発明において、前記変速制御手段が、前記作動油の油温が前記第1所定温度以上、または前記異常検出手段が前記油温検出手段の異常を判定してから、第2所定時間経過後に前記モータへの通電を中止する。
第3の発明は、第2の発明において、前記無段変速機のシフトレンジを検出するシフトレンジ検出手段と、前記変速制御弁に作動油を供給するオイルポンプを備え、前記変速制御手段は、前記作動油の油温が前記第1所定温度以上、または前記異常判定手段が前記油温検出手段の異常を判定し、シフトレンジがニュートラルレンジ以外の場合に、前記プライマリプーリおよび前記セカンダリプーリへ供給する油圧を増圧し、前記第2所定時間より長い第3所定時間経過後に前記プライマリプーリおよび前記セカンダリプーリへ供給する油圧の増圧を中止するように前記オイルポンプを制御し、シフトレンジがニュートラルの場合には、前記油圧の増圧を行わない。
第4の発明は、第3の発明において、前記変速制御手段が、前記第3所定時間経過後、さらに第4所定時間経過してから前記モータへの通電を再開する。
第5の発明は、第4の発明において、前記変速制御手段が、前記モータへの通電再開後、第5所定時間経過後に前記モータを駆動する。
第6の発明は、第1から第3のいずれか一つの発明において、前記変速制御手段が、前記無段変速機の作動油の油温が前記第1所定温度より低い第2所定温度未満、かつ前記異常検出手段が前記油温検出手段の状態を正常と判定した場合には、前記モータへの通電を再開する。
第1の発明では、エンジンが所定回転以上の車両が第1所定時間以上停車した状態で、作動油の油温が第1所定温度以上、または異常判定手段が前記油温検出手段の異常を判定した場合に前記モータへの通電を中止するため、前記モータからの放熱を減少させることができる。
第2の発明では、作動油の油温が前記第1所定温度以上、または異常検出手段が前記油温検出手段の異常を判定してから第2所定時間経過後にモータへの通電を中止するため、モータへの通電を確実に行うことができる。
第3の発明では、作動油の油温が第1所定温度以上、または異常判定手段が前記油温検出手段の異常を判定し、シフトレンジがニュートラルレンジ以外の場合に、プライマリプーリおよびセカンダリプーリへ供給する油圧を増圧し、第2所定時間より長い第3所定時間経過後にプライマリプーリおよびセカンダリプーリへ供給する油圧の増圧を中止するようにオイルポンプを制御し、シフトレンジがニュートラルの場合には、油圧の増圧を行わないため、シフトレンジがNレンジ以外の場合には通電停止時に両プーリへの供給圧が増圧されており、通電停止時のノイズによる油圧の低下が生じても油圧がベルトの滑りを生じる程度まで減圧することがない。
第4の発明では、油圧の増圧を中止した後にモータへの通電を停止するので、通常の油圧の状態でモータへの再通電を行うことができる。
第5の発明では、モータへの通電再開後、第5所定時間経過後にモータを駆動するため、モータの駆動制御を安定的に行うことができる。
第6の発明では、無段変速機の作動油の油温が第1所定温度より低い第2所定温度未満、かつ異常検出手段が油温検出手段の状態を正常と判定した場合には、モータへの通電を再開するため、通電停止条件が不成立となった場合には、迅速にモータへの再通電を実施することができる。
図1は無段変速機の概略構成を示し、図2はその油圧制御回路を示す。変速機構部10は、プライマリプーリ1とセカンダリプーリ2の間にVベルト3を掛け渡して構成され、プライマリプーリ1は、図示しない動力源の出力軸と一体に回転する固定プーリ4と、これに対向する可動プーリ5とでV字状のプーリ溝を形成し、可動プーリ5の背面に油圧を作用させて可動プーリ5を軸方向に変位させる第1シリンダ室8を備えている。
セカンダリプーリ2は、駆動輪に接続する出力軸と一体に回転する固定プーリ7と、これに対向する可動プーリ6とでV字状のプーリ溝を形成している。可動プーリ6は図示しないリターンスプリングでプーリ溝の溝幅を狭める方向に付勢されるとともに、その背面に油圧を作用させて可動プーリ6を軸方向に変位させる第2シリンダ室9を備えている。
変速機構部10は、CVTコントロールユニット(変速制御手段)11からの信号に基づいて油圧コントロールバルブ20により制御される。第2シリンダ室9には油圧コントロールバルブ20からライン圧が常時供給される。油圧コントロールバルブ20はさらに変速制御弁13を備え、ライン圧を元圧として調圧された油圧を第1シリンダ室8に供給するようになっている。なお、第1シリンダ室8の受圧面積は第2シリンダ室9の受圧面積よりも大きく設定されている。
第1シリンダ室8にかかる油圧が、変速制御弁13により制御されてプライマリプーリ1の溝幅を変える一方、第2シリンダ室9へはライン圧が供給されて、Vベルト3に対する挟持圧力を制御して変速が行なわれ、Vベルト3と各プーリ1、2との接触摩擦力に応じて、駆動力の伝達がなされる。これを回転速度でみると、プライマリプーリ1の溝幅を広げて、Vベルト3の接触半径が小でセカンダリプーリ2側の接触半径が大のプーリ比Lowのときには、変速比が大きくなってエンジン側回転速度が減速されて車軸側へ出力されることとなる。逆のプーリ比Hiでは小さな変速比で出力される。この間、プライマリプーリ1とセカンダリプーリ2の接触半径比に対応して変速比が連続的に変化する。
油圧コントロールバルブ20では、油圧ポンプ21からの油圧をライン圧レギュレータ12で調圧したライン圧が、上述のように、第2シリンダ室9へ常時供給されるとともに、変速制御弁13へ供給される。第1シリンダ室8への油圧はライン圧を元圧として変速制御弁13がステップモータ14で駆動されることにより制御される。油圧コントロールバルブ20は、さらにライン圧ソレノイド15、プレッシャモディファイヤ16、パイロット弁17を備える。ここでステップモータ14は、オイルパン30の油面の上部に設置され、ステップモータ14の冷却は、オイルパン30内に貯留した作動油により行われず、オイルパン30に戻ってきた作動油がステップモータ14に上部から降りかかることで行われる。
CVTコントロールユニット11は、ハイブリッドコントロールユニットからの入力トルク指令および入力回転速度指令に基づいて必要なライン圧を求め、これに対応したデューティ比信号を油圧指令としてライン圧ソレノイド15へ出力するとともに、変速指令をステップモータ14へ出力する。ステップモータ14は直線変位を出力とするよう構成され、例えば200ステップの範囲内で目標の変速比に対応して20〜170ステップの位置が選択されるようになっている。
ライン圧ソレノイド15は、パイロット弁17からの油圧をCVTコントロールユニット11からのデューティ比信号に応じてプレッシャモディファイヤ16側へ供給し、ライン圧レギュレータ12は油圧ポンプ21からの油圧をプレッシャモディファイヤ16から出力される油圧に応じたライン圧に設定する。ライン圧はこうして必要な伝達駆動力の大きさに応じて所定の範囲で変化されて出力される。ここでは、CVTコントロールユニット11が変速制御手段を構成し、ライン圧ソレノイド15、プレッシャモディファイヤ16、パイロット弁17およびライン圧レギュレータ12がライン圧制御手段を構成する。
変速制御弁13はプライマリプーリ1の可動プーリ5とステップモータ14間に掛け渡された変速リンク18の変位に応じてスプール13aが駆動され、ライン圧レギュレータ12からのライン圧を調整して第1シリンダ室8へ供給する。溝幅がステップモータ14の位置に対応した幅になると、可動プーリ5と連動した変速リンク18の変位により第1シリンダ室8への油圧供給が停止する。これにより、プライマリプーリ1の溝幅が可変制御されて所定の変速比が得られる。
CVTコントロールユニット11へは、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2の入力、出力回転速度Npri、Nsecを検出する第1回転速度センサ6および第2回転速度センサ7が接続され、これらの検出信号に基づいて変速機構部10における実変速比が求められる。
さらにCVTコントロールユニット11には、車両の停車時間を計測するタイマー機能を備える(停車時間検出手段)とともに、車速を検出する車速センサ23、プライマリプーリ1の回転速度を検出する回転速度センサ(回転速度検出手段)24、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ25、無段変速機の油温を検出する油温センサ(油温検出手段)26、エンジンの回転速度を検出する回転速度センサ27、シフト位置を検出するシフト位置検出センサ(シフトレンジ検出手段)28およびブレーキペダルの操作状態を検出するブレーキ操作検出センサ29の出力が入力され、以下に詳細に説明するステップモータ14の通電停止制御を行う。
ステップモータ14は、前述のように、オイルパン30の油面の上部に、言い換えるとオイルパン30内に貯留した作動油に浸らない位置に設置されており、このためステップモータ14の冷却は、オイルパン30内に貯留した作動油により行われず、オイルパン30に戻ってきた作動油がステップモータ14の上部より降りかかることでのみ行われる。このような冷却方法により通常走行時には十分な冷却が確保されるが、例えばエンジンがアイドル状態で長時間停車しているような状態では、ステップモータ14の冷却は十分ではないため、このような場合に実施されるステップモータ14の通電停止制御について図3のフローチャートを用いて説明する。
この制御は、車両がエンジンが所定回転速度以上のアイドル状態で所定時間(第1所定時間)以上停車している場合に実施される。停車状態の判定基準としては、例えば、エンジンが所定回転速度以上で、ブレーキペダルが踏み込まれ、車速が略0の時に停車状態と判定する。通電停止制御は、CVTコントロールユニット11により制御され、後述の判定条件成立毎に実施される。
まずステップS1で、ステップモータ14の通電停止制御開始の条件が整っているかどうかを判定する。通電停止制御開始判定条件は、例えば以下である。
<ステップモータ通電停止制御開始条件>
1.ステップモータ14の初期化(例えば、変速比を最ロー側に設定すること)が終
了していること
2.車速が3km/h未満であること
3.プライマリプーリ回転速度が200rpm未満であること
4.目標ステップ数が一定であること
5.ステップモータ14への指示ステップ数が目標ステップ数と同じであること
6.アクセル開度が0.5/8未満であること
7.各センサから入力される車速信号、プライマリプーリ回転速度信号、アクセル開
度信号はすべて正常であること
8.ステップモータ14が異常判定中でないこと
9.ステップモータ14が異常状態でないこと
10.油温センサ26が異常、または油温が110℃(第1所定温度)以上であること
のすべての条件が所定時間(例えば、0.5秒)以上維持されている時に開始条件が成立したと判定する。判定条件を時系列的に示した図が図4である。なお、油温センサ26の異常検出方法としては、例えば、エンジン起動時からの運転履歴と油温との関係を予め検出して基準値として記憶しておき、この基準値と、油温検出までのエンジンの運転履歴と油温検出値とから油温センサ26の異常を検出することができる。
開始条件が成立した場合にはステップS2に進み、ステップモータ14の通電停止フラグをオン(通電停止許可)にして、カウントを開始する。さらにシフト位置がニュートラルレンジ以外であればプライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2への供給油圧を増圧する指令信号を油圧ポンプ21に出力する。この制御は、ニュートラルレンジ以外のシフトレンジにシフトがあるときに、ステップモータ14の通電停止制御を実施すると、制御時のノイズの影響によりプライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2への供給油圧が低下し、ベルト滑りが発生する恐れがあり、このベルト滑りを防止するために、予め供給油圧を増圧するようにした制御である。
ステップS3では、ステップモータ14の通電停止制御終了の条件が成立したかどうかを判定する。通電停止制御終了判定条件は、例えば以下である。
<ステップモータ通電停止制御終了条件>
1.車速が5km/h以上であること
2.プライマリプーリ回転速度が500rpm以上であること
3.目標ステップ数が変化したこと
4.ステップモータ14への指示ステップ数が目標ステップ数と同じでないこと
5.アクセル開度が1/8以上であること
6.各センサから入力される車速信号、プライマリプーリ回転速度信号、アクセル開
度信号のいずれかが異常であること
7.ステップモータ14が異常判定中であること
8.ステップモータ14が異常状態であること
9.油温センサ26が正常、または油温が105℃(第2所定温度)未満であること
のいずれかが成立した時に、終了条件が成立したと判定する。
終了条件が成立した場合にはステップS8に進み、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2への供給油圧を増圧する指令信号の出力を中断する。
終了条件が不成立の場合にステップS4に進み、フラグオンからのカウント数が第1所定カウント数(第2所定時間)以上かどうかを判定する。所定カウント数以上であればステップS5に進み、ステップモータ14への通電を中断し、所定カウント数未満であればステップS3に戻る。第1所定カウントになるまで待つことで、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2への供給油圧が確実に増圧させることができる。
ステップS5に続くステップS6では、再び前述のステップモータ14の通電停止制御終了の条件が成立したかどうかを判定する。終了条件が成立した場合にはステップS8に進み、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2への供給油圧を増圧する指令信号の出力を中断し、ステップモータ14への通電を再開する。
終了条件が不成立の場合にステップS7に進み、通電停止フラグオンからのカウント数が第2所定カウント数(第3所定時間)以上かどうかを判定する。第2所定カウント数以上であればステップS8に進み、プライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2への供給油圧を増圧する指令信号の出力を中断する。そして第2所定カウント数に達した後、所定時間(第4所定時間)経過したら、通電停止フラグをオンからオフ(通電停止禁止)に切り換える。第2所定カウント数に達してから、所定時間待って通電停止フラグを切換えることで、増圧したプライマリプーリ1およびセカンダリプーリ2への供給油圧を減圧することができる。
そして通電停止フラグがオフに切り換わってから数パルス経過後に、ステップモータ14を駆動する。通電フラグがオフに切り換わってからステップモータ14を駆動するまでに一定時間(第5所定時間)間隔をあけることで、ステップモータ14の脱調を防止することができる。
ステップS7で所定カウント数未満であればステップS6に戻る。なお、シフトレンジがニュートラルレンジである場合には、前述の油圧増圧制御を行わない。
図5は本発明のステップモータの通電停止制御をタイミングチャートにしたものである。図において、(a)は通電停止終了条件が第2所定カウントに達した時に成立した場合のタイミングチャートであり、(b)は通電停止終了条件が第1所定カウントに達し、第2所定カウントに達するまでに成立した場合のタイミングチャートであり、(c)は通電停止終了条件が第1所定カウントに達する前に成立した場合を示す。
(a)について説明すると、時刻t1でステップモータ14の通電停止制御開始条件が成立し、通電停止フラグがオン(通電停止許可)に切り換わるとともに、シフト位置がニュートラルレンジ以外であれば、プライマリプーリ1とセカンダリプーリ2への供給油圧の増圧を指示する信号を油圧ポンプ21に出力する。さらに時刻t1からの時間を計測するためのカウントが開始される。
時刻t2でカウント数がステップモータ14への通電を停止する基準カウントである第1所定カウント数に達したら、ステップモータ14への通電を停止する。時刻t3でカウント数がステップモータ14への通電を再開する基準カウントである第2所定カウント数に達したら、まずプライマリプーリ1とセカンダリプーリ2への供給油圧の増圧を指示する信号の出力を中止するとともに通電禁止フラグをオフに切り換える。そして所定時間経過した時刻t4でステップモータ14への通電を再開する。一方、ステップモータ14の駆動は、通電再開後、所定時間(数ステップ)経過してから開始される。この通電から駆動までに待ち時間を設けることで、ステップモータ14を適正に制御されることを担保する。なお、(b)、(c)についても通電停止制御禁止条件の成立するタイミングのみ異なり基本的な制御内容は同一である。
このように本発明においては、無段変速機のオイルパン30の油面上部に配置されたステップモータ14の制御において、エンジンがアイドル状態での停車が第1所定時間継続した場合で、無段変速機の油温が第1所定温度以上に上昇し、または油温を検出する油温センサ26が異常であるときにステップモータへの通電を停止するようにしたので、ステップモータ14からの放熱を減少させることができる。
また、通電停止条件が成立してから第2所定経過後に通電を停止するので、油圧の増圧が完了してから通電を停止でき、通電停止時のノイズによる油圧の低下によるベルト滑りを防止できる。
シフトレンジがニュートラルレンジ以外の場合には、通電停止条件成立後にプライマリプーリおよびセカンダリプーリに供給する油圧を増圧するようにしたので、通電停止時のノイズによる油圧の低下によるベルト滑りを防止できる。なお、ニュートラルレンジ選択時には油圧の増圧制御は行わない。
また、車両停止中にニュートラルレンジ以外が選択されている場合には、第2所定時間より長い第3所定時間経過後に、油圧の増圧制御を中止するようにし、増圧した油圧を通常の油圧レベルに戻すようにし、第3所定時間からさらに第4所定時間経過後にステップモータ14の通電を再開するようにしたので、油圧を通常の油圧に減圧した上で、ステップモータ14に通電を行うことができる。
さらにステップモータ14への通電再開から第5所定時間遅れてステップモータ14の駆動を開始するようにしたので、ステップモータの駆動制御を安定的に行うことができる。
本発明を適用した自動変速機は、変速制御弁を移動するステップモータからの放熱を減少させることが可能であり、自動変速機を搭載した車両に有用である。
本発明の無段変速機の概略構成図である。 同じく自動変速機の油圧制御回路図である。 本発明の通電停止制御のフローチャート図である。 通電停止条件を説明する図である。 通電停止制御を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
1 プライマリプーリ
2 セカンダリプーリ
3 Vベルト
4 固定プーリ
5 可動プーリ
6 可動プーリ
7 固定プーリ
8 第1シリンダ室
9 第2シリンダ室
10 変速機構部
11 CVTコントロールユニット
12 ライン圧レギュレータ
13 変速制御弁
14 ステップモータ
15 ライン圧ソレノイド
16 プレッシャモディファイヤ
17 パイロット弁
18 変速リンク
20 油圧コントロールバルブ
21 油圧ポンプ
23 車速センサ
24 回転速度センサ
25 アクセル開度センサ
26 油温センサ
27 回転速度センサ
28 シフト位置センサ
29 ブレーキペダルセンサ

Claims (6)

  1. 油圧に応動してプーリ比が連続的に変化するプライマリプーリおよびセカンダリプーリと、
    前記プライマリプーリと前記セカンダリプーリと間に掛け渡されるベルトと、
    調圧した油圧を前記プライマリプーリおよび前記セカンダリプーリへ供給する変速制御弁と、
    運転状態に基づいて前記変速制御弁を駆動するモータと、
    このモータを制御する変速制御手段とを備える車両の無段変速機において、
    車両のエンジンの回転速度を検出する回転速度検出手段と、
    前記車両の停車時間を検出する停車時間検出手段と、
    前記作動油の温度を検出する油温検出手段と、
    前記油温検出手段の異常を判定する異常判定手段と、を備え、
    前記変速制御手段は、前記エンジンが所定回転以上で車両が第1所定時間以上停車した状態で、前記作動油の油温が第1所定温度以上、または前記異常判定手段が前記油温検出手段の異常を判定した場合に前記モータへの通電を中止することを特徴とする無段変速機。
  2. 前記変速制御手段は、前記作動油の油温が前記第1所定温度以上、または前記異常検出手段が前記油温検出手段の異常を判定してから、第2所定時間経過後に前記モータへの通電を中止することを特徴とする請求項1に記載の無段変速機。
  3. 前記無段変速機のシフトレンジを検出するシフトレンジ検出手段と、
    前記変速制御弁に作動油を供給するオイルポンプを備え、
    前記変速制御手段は、前記作動油の油温が前記第1所定温度以上、または前記異常判定手段が前記油温検出手段の異常を判定し、シフトレンジがニュートラルレンジ以外の場合に、前記プライマリプーリおよび前記セカンダリプーリへ供給する油圧を増圧し、前記第2所定時間より長い第3所定時間経過後に前記プライマリプーリおよび前記セカンダリプーリへ供給する油圧の増圧を中止するように前記オイルポンプを制御し、シフトレンジがニュートラルの場合には、前記油圧の増圧を行わないことを特徴とする請求項2に記載の無段変速機。
  4. 前記変速制御手段は、前記第3所定時間経過後、さらに第4所定時間経過してから前記モータへの通電を再開することを特徴とする請求項3に記載の無段変速機。
  5. 前記変速制御手段は、前記モータへの通電再開後、第5所定時間経過後に前記モータを駆動することを特徴とする請求項4に記載の無段変速機。
  6. 前記変速制御手段は、前記無段変速機の作動油の油温が前記第1所定温度より低い第2所定温度未満、かつ前記異常検出手段が前記油温検出手段の状態を正常と判定した場合には、前記モータへの通電を再開することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載の無段変速機。
JP2004101086A 2004-03-30 2004-03-30 無段変速機 Expired - Lifetime JP4070739B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004101086A JP4070739B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 無段変速機
US11/085,001 US7354377B2 (en) 2004-03-30 2005-03-21 Continuously variable transmission

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004101086A JP4070739B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 無段変速機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005282804A JP2005282804A (ja) 2005-10-13
JP4070739B2 true JP4070739B2 (ja) 2008-04-02

Family

ID=35055096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004101086A Expired - Lifetime JP4070739B2 (ja) 2004-03-30 2004-03-30 無段変速機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7354377B2 (ja)
JP (1) JP4070739B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101294543B1 (ko) 2007-05-23 2013-08-07 기아자동차주식회사 하이브리드 차량에 구비된 오일펌프의 가동 제어 장치

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10222519A1 (de) * 2002-05-22 2003-12-11 Zahnradfabrik Friedrichshafen Automatgetriebe mit einem Variator mit wenigstens zwei Kegelscheibensätzen
DE10222520A1 (de) * 2002-05-22 2003-12-11 Zahnradfabrik Friedrichshafen Automatgetriebe mit wenigstens zwei Kegelscheibensätzen
JP5823362B2 (ja) 2012-09-18 2015-11-25 株式会社東芝 能動消音装置
JP5852554B2 (ja) * 2012-12-21 2016-02-03 本田技研工業株式会社 自動変速機の油圧供給装置
US10545638B2 (en) 2013-09-16 2020-01-28 Evernote Corporation Automatic generation of preferred views for personal content collections
CN103591087B (zh) * 2013-11-18 2017-10-27 中联重科股份有限公司 泵送液压系统的温度控制装置和控制方法、工程机械
US20190017597A1 (en) * 2017-07-11 2019-01-17 Dana Limited Control Methods For Heat Recovery In A Ball-Type Continuously Variable Transmission
CN107897158B (zh) * 2017-12-08 2023-10-13 台州市协丰机械有限公司 电动喷雾器

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5999165A (ja) * 1982-11-30 1984-06-07 Aisin Warner Ltd 車両用無段自動変速機の油圧制御装置
JP3628932B2 (ja) 2000-03-21 2005-03-16 ジヤトコ株式会社 無段変速機の制御装置
JP3964333B2 (ja) * 2003-02-06 2007-08-22 ジヤトコ株式会社 自動変速機の変速油圧装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101294543B1 (ko) 2007-05-23 2013-08-07 기아자동차주식회사 하이브리드 차량에 구비된 오일펌프의 가동 제어 장치

Also Published As

Publication number Publication date
US20050221931A1 (en) 2005-10-06
JP2005282804A (ja) 2005-10-13
US7354377B2 (en) 2008-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3696474B2 (ja) 無段変速機の油圧制御装置
JP5343968B2 (ja) 車両のアイドルストップ制御時における発進摩擦要素の締結圧制御装置
JP4889757B2 (ja) ベルト式無段変速機及びその変速制御方法
US7354377B2 (en) Continuously variable transmission
JP2009014189A (ja) ロックアップクラッチの制御装置
JP2004124959A (ja) 自動変速機の制御装置
JP2007211855A (ja) ベルト式無段変速機の変速制御装置
JP3732817B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP2006200422A (ja) 自動変速機の制御装置
JP4072200B2 (ja) ベルト式無段変速機の制御装置
JP2004125037A (ja) 無段変速機の変速制御装置
US7651422B2 (en) Shift control system in belt-type continuously variable transmission
JP3905445B2 (ja) Vベルト式無段変速機における油圧制御装置
JP6353971B2 (ja) 変速機の制御装置及び変速機の制御方法
JP6446122B2 (ja) 変速機の制御装置及び変速機の制御方法
JP3116808B2 (ja) 無段変速機のフェイルセーフ制御装置
JP4124625B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP2005291395A (ja) 車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置
JP4106792B2 (ja) アイドル停止車両
JP2010180892A (ja) 車両用ベルト式無段変速機の制御装置
JP2004125063A (ja) ベルト式無段変速機の制御装置
JP2008106813A (ja) 車両用ベルト式無段変速機の油圧制御装置
JP4028496B2 (ja) アイドルストップ制御装置
JP2007255625A (ja) ベルト式無段変速機の油圧制御装置
JP2003083430A (ja) ベルト式無段変速機の油圧制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050818

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080115

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4070739

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110125

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120125

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130125

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140125

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140125

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150125

Year of fee payment: 7