JP2010077703A - コアボーリング装置及びこれを用いた貫通孔の穿設方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】切削している途中で、コア体と躯体の間にせん断破壊が発生したり、躯体からコア体が脱落して落下することを防止することが可能なコアボーリング装置及びこれを用いた貫通孔の穿設方法を提供する。
【解決手段】切削ビット12を一端に有し、上床版2を切削する中空筒体状のコアチューブ7と、コアチューブの他端に連結された中空のボーリングロッド14と、ボーリングロッドを回転駆動しつつ下方へ移動させるボーリングマシンと、ボーリングロッドおよびコアチューブにスライド自在に挿通され、先端が上床版のコア体形成箇所20に連結されるインナーロッド17と、インナーロッドの基端に連結され、支持荷重が調整されてコア体の上下位置を保持するクレーンと、クレーンに作用する負荷を検知するロードセル32とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、切削している途中で、コア体と躯体の間にせん断破壊が発生したり、躯体からコア体が脱落して落下することを防止することが可能なコアボーリング装置及びこれを用いた貫通孔の穿設方法に関する。
コアドリルやボーリングマシンを使用して、躯体等から切除片やコアを切り抜く際に、切り抜いたコア等が落下するのを防止する技術として特許文献1や特許文献2が知られている。
特許文献1の「コアドリルにおける落下防止装置」は、コアドリル本体をガイドレールに移動自在に装着し、そのコアドリル本体のシャフトに円筒状のコアビットを有して成るコアドリルにおいて、上記シャフトを中空に形成し、該中空シャフト内に吊杆を挿通させるとともに、該吊杆の上端を上記ガイドレールの上端に支持させ、而して、吊杆の下端にて、切り抜く切除片又はコアサンプル部分を吊持するよう構成している。
特許文献2の「本管のコア回収装置」は、地上側のボーリングマシンに下端に刃を備えたケーシング管の上端を連結して回転させることにより、地中の本管に至るまで掘削形成された取付穴の下端部付近に配装されてなるメタルクラウン中に遊挿されるコア回収装置であって、上記メタルクラウンは、上記本管に貫通孔を穿設する刃を下端に備えた筒状部を有し、上記取付穴中を長筒状の回転ロッドを介し上記ボーリングマシンに連結可能で回転可能となっており、該コア回収装置は、パイプと、該パイプ中に回転自在に挿通されるとともに上記ボーリングマシンに上端が連結可能で回転可能なシャフトと、該シャフトの下端に取り付け固定され該パイプと同等以上の径を有するドリルと、該パイプとドリルとをその軸芯方向に沿って押圧圧接させる押圧装置とを備え、該パイプの下端部はドリルとの押圧圧接により外方へ所要量拡開可能となっており、該シャフトそしてシャフトが挿通された該パイプは、上記メタルクラウンおよびその上記回転ロッドより小径で、それらの中に遊挿される関係にあり、又上記ボーリングマシンは、上記ケーシング管、該シャフト、上記回転ロッドを介し上記メタルクラウンに、選択的に連結可能となっている。
実開平3−54889号公報 特公平3−17035号公報
いずれの背景技術も、吊杆もしくはパイプを、切り抜かれるコア等に連結して、コア等を切り抜いた後に、躯体等から当該コア等が脱落して落下するのを防止するだけであった。
ところで、コア等を切り抜く前の、躯体等を切削している段階で、コア等と躯体等との間でせん断破壊などが生じたり、さらには、切り抜く前にコア等が躯体等から脱落して落下する場合が想定される。
例えば、鉄筋コンクリート製の躯体を切削している途中で、順次鉄筋が切断されていき、残っている鉄筋ではコア等を支持しきれなくなって、これら残りの鉄筋の塑性破壊やせん断破壊を伴って、コア等が脱落したり、脱落しないまでも、コア等を切り抜いた後の貫通孔内面に、破断面を晒して鉄筋が露出する場合などが考えられる。
また、鉄筋をすべて切断し終わった瞬間などに、切削途中のコンクリート部分がせん断破壊してコア等が脱落することも考えられる。
切削途中で、コア等が脱落して落下するような状況では、その衝撃で、貫通孔周囲に欠損が生じたりして、その修復が必要になる場合があるとともに、コア等の脱落側に、落下物が落下するなどのおそれがある。特に、コア等の脱落側からは貫通孔周りの修復をなし得ない現場などでは、欠損箇所に対し何らの補修も行うことができない。また、落下物の回収もなし得ない。
さらに、貫通孔内面に破断面を晒して鉄筋が露出するような状態では、そのまま放置すると、発錆などの問題が生じるとともに、何らかの仕上げを施したくとも、その前処理として鉄筋の当該破断面に対し別の作業を実施する必要があり、きわめて煩雑な作業を余儀なくされる。
本発明は上記従来の課題に鑑みて創案されたものであって、切削している途中で、コア体と躯体の間にせん断破壊が発生したり、躯体からコア体が脱落して落下することを防止することが可能なコアボーリング装置及びこれを用いた貫通孔の穿設方法を提供することを目的とする。
本発明にかかるコアボーリング装置は、鉄筋コンクリート製躯体を下向きもしくは上向きに切削して形成されるコア体を、当該躯体から抜き出して、縦向きの貫通孔を穿設するコアボーリング装置であって、切削ビットを一端に有し、上記躯体を切削する中空筒体状のコアチューブと、該コアチューブの他端に連結された中空のボーリングロッドと、該ボーリングロッドを回転駆動しつつ下方もしくは上方へ移動させるロッド駆動部と、上記ボーリングロッドおよび上記コアチューブにスライド自在に挿通され、先端が上記躯体のコア体形成箇所に連結されるインナーロッドと、該インナーロッドの基端に連結され、支持荷重が調整されて上記コア体の上下位置を保持する支持手段と、該支持手段に作用する負荷を検知する負荷検知手段とを備えたことを特徴とする。
前記インナーロッドの下降移動を規制するストッパが設けられることを特徴とする。
前記コアチューブには、下向きに切削する場合に、前記躯体に対向配置して、該コアチューブの落下を規制する落下規制部が設けられることを特徴とする。
本発明にかかるコアボーリング装置を用いた貫通孔の穿設方法は、上述したコアボーリング装置を用いて前記鉄筋コンクリート製躯体に前記貫通孔を穿設する方法であって、前記躯体のコア体形成箇所に前記インナーロッドを連結した後、該インナーロッドに前記コアチューブおよび前記ボーリングロッドを外挿し、前記切削ビットを該躯体にセットする切削準備工程と、前記ロッド駆動部により、前記ボーリングロッドを回転駆動しつつ下方もしくは上方へ移動させて前記躯体を切削する1次切削工程と、前記コア体と前記躯体との間でせん断破壊の発生が推定される鉄筋位置の手前で切削を中断する切削中断工程と、上記インナーロッドに、前記ストッパを取り付け、前記支持手段を連結するとともに、前記負荷検知手段を装備する盛り替え工程と、切削を再開し、前記負荷検知手段で検知される負荷に応じて上記支持手段の支持荷重を調整しつつ上記躯体に上記コアチューブを貫通させて上記コア体を形成し、その後該コア体を該躯体から抜き出す2次切削工程とを含むことを特徴とする。
前記躯体は、地下に設置されている供用中の水路トンネルの上床版であり、前記切削準備工程の前に、上記上床版を露出させる立坑を形成する立坑形成工程を備えるとともに、前記盛り替え工程で、前記ストッパの取り付け、前記支持手段の連結、並びに前記負荷検知手段の装備に加えて、上記立坑内に、上記水路トンネルの内圧に抗する水圧を生じさせる注水を行うことを特徴とする。
本発明にかかるコアボーリング装置を用いた貫通孔の穿設方法にあっては、切削している途中で、コア体と躯体の間にせん断破壊が発生したり、躯体からコア体が脱落して落下することを防止することができる。
以下に、本発明にかかるコアボーリング装置の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本実施形態にかかるコアボーリング装置の要部側断面図であり、図2は、図1のコアボーリング装置に使用されるボーリングマシン設備の概略構成を示す斜視図である。図1は、鉄筋コンクリート製躯体の切削を完了して、コア体を抜き出す前の状態を示している。
本実施形態では、鉄筋コンクリート製躯体として、ボックスカルバート製の水路トンネル1の上床版2を例示している。上床版2には、上下2段で上側鉄筋3と下側鉄筋4が埋設されている。そして、この上床版2を下向きに切削してコア体5を形成し、このコア体5を上方へ抜き出すことにより、上床版2に縦向きの貫通孔6を穿設する場合を示している。
本実施形態にかかるコアボーリング装置には、上床版2を切削するためのコアチューブ7が備えられる。コアチューブ7は、ドーナツ状のトッププレート8の下面に、当該トッププレート8の外径相当の大きな口径を有する円筒体状のチューブ体9を接合するとともに、トッププレート8の上面に、当該トッププレート8の内径相当の小さな口径で形成された円筒体状の連結筒部10を接合することによって、下向きに開放されるチューブ体9から上向きに開放される連結筒部10にわたって全体として、中空筒体状に構成される。
トッププレート8上面には、周方向に適宜間隔で、連結筒部10外周面と接合されてトッププレート8を補強するリブ11が接合される。
コアチューブ7の下端となるチューブ体9の下端周縁には、その周方向に適宜間隔で、複数の切削ビット12が設けられる。切削ビット12は、連続するリング状であってもよい。切削ビット12は上床版2上面にセットされ、コアチューブ7が回転されつつ下方へ移動されることで、上床版2を切削してコア体5を形成する。
チューブ体9の上下方向長さ寸法は、上床版2の厚さ寸法よりも十分に長く設定される。従って、チューブ体9は上床版2を貫通し、この貫通によって形成されたコア体5が当該チューブ体9の中空内部に納まるようになっている。
コアチューブ7には、上床版2上面に対向配置して、当該コアチューブ7が落下することを規制する落下規制部が設けられる。図示例にあっては、落下規制部は、トッププレート8の外径寸法をチューブ体9の外径寸法よりも大きく設定することによって、チューブ体9の外側に迫り出すトッププレート8の環状迫り出し部13として形成される。落下規制部はこれに限らず、チューブ体9の外周面に、上床版2上面と面するようにして形成した突起であってもよい。
迫り出し部13または突起は、コアチューブ7全周に亘る環状であっても、断続的なものであってもよい。迫り出し部13や突起は、コアチューブ7が上床版2を貫通することを妨げないように、チューブ体9の下端から上床版2の厚さ寸法以上の高さ位置に設けられる。コアチューブ7は、後述するボーリングロッド14がボーリングマシン15から脱落するなどによって落下するような事態が生じた場合、迫り出し部13によって、上床版2で受け止められる。
コアチューブ7の上端である連結筒部10には、中空円筒体状のボーリングロッド14の下端が、ボルト・ナットなどの締結手段により着脱自在に連結される。ボーリングロッド14は、図2に示したボーリングマシン設備16のボーリングマシン15に接続される。
ボーリングマシン15はロッド駆動部であって、周知のように、ボーリングロッド14を回転駆動機構で軸周りに回転駆動しつつ、フィード機構で軸方向に下方移動もしくは上方移動させる。ボーリングマシン15によってボーリングロッド14が回転駆動されつつ下方移動されることで、コアチューブ7の切削ビット12が回転しつつ下降され、これにより上床版2を切削してコア体5が形成される。
ボーリングマシン15には図示しないけれども、フィード機構によるボーリングロッド14のフィードストロークを検出するストロークセンサが設けられていて、本実施形態では、このストロークセンサによる検出値によって、切削開始位置(上床版2上面位置)から現在の切削位置までの切削深さを計測するようになっている。
コアチューブ7のチューブ体9やボーリングロッド14を目視できる施工環境の場合には、切削深さは、これらチューブ体9等の外周面に目盛りを付して、当該目盛りを利用して計測するようにしてもよい。
互いに連結したボーリングロッド14およびコアチューブ7の中空内部には、軸方向に沿って上下にスライド自在にインナーロッド17が挿通される。インナーロッド17は中空筒体状に形成され、その先端には、取付ベースプレート18が設けられる。
取付ベースプレート18は、ケミカルアンカー19を介して、上床版2のコア体形成箇所20に連結される。取付ベースプレート18は、上床版2への接地面積を拡張してコア体5の支持能力を増大するために、細径のインナーロッド17に対し、大きな外形寸法で形成される。取付ベースプレート18上面には、周方向に適宜間隔で、インナーロッド17外周面と接合されて取付ベースプレート18を補強するリブ21が接合される。
インナーロッド17の基端は、その先端が上床版2上面に連結された状態で、ボーリングロッド14の上端から上方へ延出される。インナーロッド17の基端周辺部には、インナーロッド17の中空内部に連通するスイベル22が設けられる。スイベル22は、図2に示したボーリングマシン設備16のボーリングポンプ23に、給水ホース24を介して連結される。ボーリングポンプ23は、ピット25から汲み上げた水wを、ボーリングマシン15による切削箇所へ供給する。
本実施形態では、インナーロッド17の先端に、当該インナーロッド17の中空内部と連通する給水口26が形成され、ボーリングポンプ23で汲み上げられて給水ホース24からスイベル22を介してインナーロッド17へ供給される水wが、当該インナーロッド17の中空内部を経過して、給水口26からコアチューブ7の中空内部へ流出され、流出した水wは、切削ビット12による切削箇所へ流れ込むようになっている。
インナーロッド17の基端周辺部にはさらに、スイベル22下に、ボーリングロッド14上端と対向配置して、インナーロッド17の下降移動を規制する環体状の第1ストッパ27が設けられる。第1ストッパ27は、インナーロッド17に挿通したり、もしくはインナーロッド17を挟むように2つ割りの分割体を結合することで取り付けられる。第1ストッパ27は、環体状でなく、単なる突起であってもよい。
また本実施形態では、ボーリングロッド14からコアチューブ7にわたる中空内部に、第1ストッパ27と同様な機能を奏する第2ストッパ28が設けられる。図示例にあっては第2ストッパ28は、連結筒部10上端に、内向きに突出形成された第1突片28aと、第1突片28aよりも上方のインナーロッド17の中途位置に、第1突片28aと対向配置して、外向きに突出形成された第2突片28bとから構成されている。
インナーロッド17は、その下降移動が生じた場合、第1ストッパ27および第2ストッパ28の第2突片28bの少なくともいずれかがボーリングロッド14上端もしくは第1突片28aに当接して、あるいはこれらが同時に当接して、ボーリングロッド14やコアチューブ7に、ひいては上床版2で受け止められる。
これら第1ストッパ27とボーリングロッド14上端の離隔距離、並びに第1突片28aと第2突片28bの離隔距離は、インナーロッド17の下降移動、すなわちインナーロッド17を連結したコア体形成箇所20(コア体5)が上床版2から分離離脱してもその量を僅かな量に抑えるために、できるだけ短く設定することが好ましい。
インナーロッド17の基端には、支持手段が連結される。支持手段としては、支持荷重の調整が可能なクレーン29やジャッキなど、各種の揚重装置を適用することができる。本実施形態では図2に示すように、クレーン29が例示されていて、インナーロッド17の基端は、ワイヤロープ30を介してクレーンフック31に連結される。クレーン29は、その支持荷重(揚重力)により、ワイヤロープ30に引張力を導入して、ワイヤロープ30下の、コア体5を含むインナーロッド17を支持する。
支持荷重が、例えばコア体5の重量よりも小さいときには、コア体5は下降し、大きいときには引き上げられ、従って、コア体5の重量と一致すれば、当該コア体5の上下位置を一定位置に保持することができる。
ワイヤロープ30には、当該ワイヤロープ30下からクレーンフック31に作用する負荷を検知するために、ワイヤロープ30に加わっている引張力を検知するロードセル32などの負荷検知手段が設けられる。
次に、本発明にかかるコアボーリング装置を用いた貫通孔の穿設方法の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。図3は、本実施形態の方法が適用される供用中の水路トンネル1を示す縦断面図、図4は、施工手順を説明するフローチャート図、図5は、クレーン操作に適用される、切削深さに対する支持荷重の関係を説明するグラフ図、図6は、切削過程で避けるべきコア体5の落下状況を説明する説明図、図7は、穿設された貫通孔6の仕上げ状況を説明する説明図である。
本実施形態では図5に示すように、地中Gに設置されているボックスカルバート型の水路トンネル1の上床版2に、下方に向かって縦向きの貫通孔6を穿設する場合を例にとって説明する。特に、供用中の水路トンネル1を対象とした施工について述べる。
施工に際しては、まず、地表面に坑口コンクリート盤33を構築し、その後当該坑口コンクリート盤33から下方に向かって掘削を行って立坑34を形成し、これにより上床版2を一部露出させる。また、立坑34内周には、上床版2の深さ位置まで、コンクリート製の注水ピット35を構築する。以上により、立坑形成工程を完了する。
次に、露出させた上床版2のコア体形成箇所20に、インナーロッド17の取付ベースプレート18を、ケミカルアンカー19を介して連結する。次いで、切削ビット12を有するコアチューブ7の連結筒部10に、ボーリングロッド14を連結する。互いに連結したコアチューブ7およびボーリングロッド14を、インナーロッド17にその基端側から外挿し、これらコアチューブ7等を上床版2へ吊り降ろして、切削ビット12を上床版2上面にセットする。
坑口コンクリート盤33上方に延出されるボーリングロッド14を、ボーリングマシン15に接続する。また、インナーロッド17にスイベル22を取り付けて、このスイベル22に、ボーリングポンプ23の給水ホース24を接続する。これにより、インナーロッド17は、取付ベースプレート18の上床版2への連結で自立する一方で、コアチューブ7およびボーリングロッド14は、切削ビット12が上床版2上面に接地した状態で、ボーリングマシン15に保持される。
この際、コアチューブ7と取付ベースプレート18を有するインナーロッド17との間には、コアチューブ7が上床版2を貫通するのに妨げとならない十分なクリアランスが確保される。またこのとき、コアチューブ7の迫り出し部13は、上床版2に対し、その上方から対向配置されるとともに、第2ストッパ28の第2突片28bも、第1突片28aに対し、その上方から対向配置される。以上により、切削準備工程が完了する。
次に、図4に示すように、ボーリングマシン15を起動し、ボーリングポンプ23からインナーロッド17を介してコアチューブ7内に水wを供給しながら、ボーリングロッド14およびコアチューブ7を回転駆動しつつ下方へ移動させて、切削ビット12による上床版2の切削を開始する(S1)。切削中は、例えば上記ストロークセンサが連続的に、現在の切削位置、すなわち上床版2を切削した切削深さを検知し(S2)、これを作業員が監視する。
本実施形態では、コア体5と上床版2との間でせん断破壊の発生が推定される鉄筋位置として、下側鉄筋(下筋)4の位置が設定される。当該鉄筋位置は、下側鉄筋4以外の鉄筋位置であってもよい。上床版2に埋設されている下側鉄筋4の深さ位置は、予め知得することができる。あるいは、超音波検査など、各種の方法で調査することができる。切削が下側鉄筋4位置に達しない間(S3:NO)は、切削を継続する(1次切削工程)。
切削が下側鉄筋4位置に達したことがストロークセンサの検出値によって検知されたならば(S3:YES)、作業員が手動などでボーリングマシン15等を停止し、切削を中断する(S4:切削中断工程)。
この切削中断中に、盛り替え作業を行う。盛り替え作業では、インナーロッド17に第1ストッパ27を装着する(S5)。また、立坑34の注水ピット35内に、供用中の水路内圧に抗する水圧を確保するために注水する(S6)。注水する水圧によって、上床版2の切削完了からコア体5の抜き出しの間に、コア体5に作用する水路内圧を相殺することができる。これにより、コア体5が上床版2上方へ浮き上がるなどの不測の事態を防止することができる。
インナーロッド17には、クレーンフック31に掛けたワイヤロープ30を連結する。また、ワイヤーロープ30には、ロードセル32を取り付ける。ロードセル32は、クレーン29側設備として、事前に装備しておいてもよい。
次いで、クレーン29を運転して、ワイヤロープ30下の負荷に応じた支持荷重で、当該ワイヤロープ30に所定の引張力を付与する(S7)。所定の引張力は、支持荷重の調整によってワイヤロープ30に導入され、ロードセル32によって検知される。
所定の引張力は図5に示すように、下側鉄筋4を切断することでワイヤロープ30に発生し得る引張力を考慮して設定される。
具体的には、ワイヤロープ30に加わる引張力に対応させる支持荷重は、切削途中で上床版2から脱落するおそれのあるコア体5(インナーロッド17等を含む)の重量と、注水によって増加した水圧を考慮した水圧考慮分と、再開される切削作業で発生するボーリングマシン15からのスラスト圧を考慮したスラスト圧考慮分とを足し合わせた値に設定される。インナーロッド17等を含むコア体15の重量は予め知得することができる。
これにより、切削再開前において、その後の切削中における上床版2からのコア体5の脱落を防止する支持荷重がクレーン29によってワイヤロープ30に付与される。以上により、盛り替え工程が完了する。
次に、ボーリングマシン15を起動して切削を再開する(S8)。このときには、注水ピット35への注水により、コアチューブ7の中空内部に水wが進入している場合もあるので、ボーリングポンプ23による給水は、必要に応じて行えばよい。切削再開後は、ワイヤロープ30に作用する負荷(引張力)がロードセル32で検知される(S9)ので、作業員はその引張力をチェックしつつクレーン29およびボーリングマシン15を操作して、切削を行っていく。
切削の再開では、再開前に設定したスラスト圧考慮分や水圧考慮分に対し、ワイヤロープ30に実際に作用する引張力がロードセル32で検知されるので、それに応じてクレーン29の支持荷重を調整すればよい。
そして、検知されるワイヤロープ30の引張力を継続的にチェックしながら、所定値であるならば(S10:YES)、そのまま切削を継続し、所定値でない場合(S10:NO)には、クレーン29によって支持荷重を調整する(S11)ことによりロードセル32で検知される引張力を所定値に合わせつつ、切削を継続する。
また同時に、作業員は、ストロークセンサも監視し、ストロークセンサから得られる現在の切削深さと、予め知得している上床版2の厚さとを比較して上床版2を貫通したか否かを判断し、貫通していないとき(S12:NO)は、切削を継続し、貫通したと判断したとき(S12:YES)は、ボーリングマシン15をストップして、切削を停止する(S13)。
図5に示すように、特に、上床版2を貫通し始めてから、貫通完了までの期間については、クレーン29の支持荷重、従ってワイヤロープ30の引張力の調整を行う。
「貫通し始め」の切削深さに達すると、ボーリングマシン15から加わるスラスト圧が減少するとともに、注水ピット35内の水も水路トンネル1に向かって流出し始めるので、ロードセル32で検知される引張力は漸減する。これに応じて、クレーン29の支持荷重を漸減させる調整を行うことで、コア体5と上床版2との間でせん断破壊が生じることを防止できるとともに、たとえせん断破壊が生じても、コア体5の上下位置を一定に保持できる。
このように、ロードセル32によって、ワイヤロープ30に作用する引張力を検知し、検知された引張力に応じてクレーン29による支持荷重を調整してコア体5の上下位置を保持することにより、例えば図6に示すように、下側鉄筋4を切断し始めるまでの間は上床版2側で支持できていたコア体5が、切削途中で、下側鉄筋4の切断開始をきっかけとしてせん断破壊が生じて、上床版2から脱落したり、脱落しないまでも下側鉄筋4が破断してしまうことを防止することができる。したがってまた、脱落等の衝撃に伴って、貫通孔6周りに欠損L等が生じることも防止できる。
また図5に示すように、「貫通完了」時点では、スラスト圧や水圧による負荷はなくなるので、支持荷重がコア体5の重量に相応した値に調整される。
最後に、ボーリングロッド14およびコアチューブ7の引き上げとともに、インナーロッド17を引き上げて、コア体5を上床版2から抜き出すことにより、縦向きの貫通孔6の穿設を完了することができる。以上により、2次切削工程が完了する。
貫通孔6の仕上げは図7に示すように、上床版2上面に係止されるフランジ36aを備えたステップ36b付きの筒状受け枠36を、貫通孔6に挿入設置した上で、フランジ36aに形成したグラウト充填孔36cから、貫通孔6内面と受け枠36との間に、水中不分離硬化型のグラウト37を充填すればよい。
以上説明した本実施形態にかかるコアボーリング装置及びこれを用いた貫通孔の穿設方法にあっては、支持荷重の調整が可能なクレーン29と、クレーン29のクレーンフック31に掛けられたワイヤロープ30に作用する引張力を検知するロードセル32とを備えて、検知される引張力から支持荷重を調整することによりコア体5の上下位置を保持するようにしたので、切削している途中で、コア体5と上床版2の間にせん断破壊が発生したり、さらに上床版2からコア体5が脱落して落下することを防止することができる。
これにより、切削途中でのコア体5の脱落による衝撃で貫通孔6周囲に欠損Lなどが生じることを防止できるとともに、水路トンネル1に落下物が落下するなどの事態を防止することができる。
特に、施工対象箇所が、供用中の水路トンネル1である場合などのように、コア体5の脱落側からは貫通孔6周りの修復をなし得ない場所であって、従って欠損箇所に対し何らの補修も行うことができない、あるいは落下物の回収もなし得ない場合でも、そのような補修や回収の必要性をなくすことができる。
また、貫通孔6内面に破断面を晒して鉄筋が露出するような事態も回避でき、破断面に対する防錆処理などを不要にすることができるとともに、仕上げも円滑に実施することができる。
第1ストッパ27および第2ストッパ28を備えたので、コア体5の脱落に伴って下降移動しようとするインナーロッド17を、ボーリングロッド14やコアチューブ7で受け止めることができ、クレーン29による支持荷重の調整が適切でなかった場合など、不測の事態に対処することができる。
コアチューブ7に迫り出し部13を設けたので、ボーリングロッド14等でインナーロッド17を受け止めた衝撃で、コアチューブ7が落下してしまうことを防止できる。
立坑34内に、水路トンネル1の内圧に抗する水圧を生じさせる注水を行うようにしたので、切削時の圧力平衡を保って、安全に施工することができる。
上記実施形態にあっては、下向き施工について説明したが、図1を逆さまにした態様となる、上向き施工についても適用できることはもちろんである。上向き施工の場合には、インナーロッド17をジャッキなどで下方から支持して実施すればよい。上向き施工の場合には、迫り出し部13は不要である。また、第2ストッパ28については、第2突片28bを第1突片28a上方に設定すればよい。
また、鉄筋コンクリート製躯体は、上記上床版2に限らず、上向きまたは下向きに切削して縦向きの貫通孔6を穿設する対象であれば、どのようなものであってもよい。
本実施形態にかかるコアボーリング装置の要部側断面図である。 図1のコアボーリング装置に使用されるボーリングマシン設備の概略構成を示す斜視図である。 本実施形態にかかるコアボーリング装置を用いた貫通孔の穿設方法が適用される供用中の水路トンネルを示す縦断面図である。 本実施形態にかかるコアボーリング装置を用いた貫通孔の穿設方法の施工手順を説明するフローチャート図である。 図4の施工手順で、クレーン操作に適用される切削深さに対する支持荷重の関係を説明するグラフ図である。 切削過程で避けるべきコア体の落下状況を説明する説明図である。 本実施形態にかかるコアボーリング装置を用いた貫通孔の穿設方法で穿設された貫通孔の仕上げ状況を説明する説明図である。
符号の説明
1 水路トンネル
2 上床版
5 コア体
6 貫通孔
7 コアチューブ
12 切削ビット
13 迫り出し部
14 ボーリングロッド
15 ボーリングマシン
17 インナーロッド
20 コア体形成箇所
27 第1ストッパ
28 第2ストッパ
29 クレーン
32 ロードセル
34 立坑

Claims (5)

  1. 鉄筋コンクリート製躯体を下向きもしくは上向きに切削して形成されるコア体を、当該躯体から抜き出して、縦向きの貫通孔を穿設するコアボーリング装置であって、
    切削ビットを一端に有し、上記躯体を切削する中空筒体状のコアチューブと、
    該コアチューブの他端に連結された中空のボーリングロッドと、
    該ボーリングロッドを回転駆動しつつ下方もしくは上方へ移動させるロッド駆動部と、
    上記ボーリングロッドおよび上記コアチューブにスライド自在に挿通され、先端が上記躯体のコア体形成箇所に連結されるインナーロッドと、
    該インナーロッドの基端に連結され、支持荷重が調整されて上記コア体の上下位置を保持する支持手段と、
    該支持手段に作用する負荷を検知する負荷検知手段とを備えたことを特徴とするコアボーリング装置。
  2. 前記インナーロッドの下降移動を規制するストッパが設けられることを特徴とする請求項1に記載のコアボーリング装置。
  3. 前記コアチューブには、下向きに切削する場合に、前記躯体に対向配置して、該コアチューブの落下を規制する落下規制部が設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のコアボーリング装置。
  4. 請求項2に記載のコアボーリング装置を用いて前記鉄筋コンクリート製躯体に前記貫通孔を穿設する方法であって、
    前記躯体のコア体形成箇所に前記インナーロッドを連結した後、該インナーロッドに前記コアチューブおよび前記ボーリングロッドを外挿し、前記切削ビットを該躯体にセットする切削準備工程と、
    前記ロッド駆動部により、前記ボーリングロッドを回転駆動しつつ下方もしくは上方へ移動させて前記躯体を切削する1次切削工程と、
    前記コア体と前記躯体との間でせん断破壊の発生が推定される鉄筋位置の手前で切削を中断する切削中断工程と、
    上記インナーロッドに、前記ストッパを取り付け、前記支持手段を連結するとともに、前記負荷検知手段を装備する盛り替え工程と、
    切削を再開し、前記負荷検知手段で検知される負荷に応じて上記支持手段の支持荷重を調整しつつ上記躯体に上記コアチューブを貫通させて上記コア体を形成し、その後該コア体を該躯体から抜き出す2次切削工程とを含むことを特徴とするコアボーリング装置を用いた貫通孔の穿設方法。
  5. 前記躯体は、地下に設置されている供用中の水路トンネルの上床版であり、
    前記切削準備工程の前に、上記上床版を露出させる立坑を形成する立坑形成工程を備えるとともに、
    前記盛り替え工程で、前記ストッパの取り付け、前記支持手段の連結、並びに前記負荷検知手段の装備に加えて、上記立坑内に、上記水路トンネルの内圧に抗する水圧を生じさせる注水を行うことを特徴とする請求項4に記載のコアボーリング装置を用いた貫通孔の穿設方法。
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