JP2010076926A - クレーンの回動支持機構および回動部材支持方法 - Google Patents
クレーンの回動支持機構および回動部材支持方法 Download PDFInfo
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Abstract
【解決手段】ライブマスト4の端部に設けられたピン部材41と、ライブマスト4の端部に設けられ、かつ、ピン部材41の軸心を支点にしてライブマスト4に対し相対回転可能な固定用部材44と、支持部22に形成されたピン部材挿入用の溝24と、ピン部材41が溝24に挿入された状態で、固定用部材44を支持部22に固定する固定手段47とを備える。
【選択図】図4
Description
支持部の端部に設けられたピン部材と、支持部の端部に設けられ、かつ、ピン部材の軸心を支点にして支持部に対し相対回転可能な固定用部材と、回動部材の端部に形成されたピン部材挿入用の溝と、ピン部材にピン部材挿入用の溝が挿入された状態で、固定用部材を回動部材の端部に固定する固定手段とを備えることもできる。
また、本発明によるクレーンの回動部材支持方法は、クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動部材支持方法であって、回動部材の端部には、ピン部材が設けられるとともに、ピン部材の軸心を支点にして回動部材に対し相対回転可能に固定用部材が設けられ、ピン部材を支持部に形成されたピン部材挿入用の溝に挿入する工程と、ピン部材がピン部材挿入用の溝に挿入された状態で、固定用部材を支持部に固定する工程とを含むことを特徴とする。
支持部の端部には、ピン部材が設けられるとともに、ピン部材の軸心を支点にして支持部に対し相対回転可能に固定用部材が設けられ、回動部材の端部に形成されたピン部材挿入用の溝をピン部材に挿入する工程と、ピン部材にピン部材挿入用の溝が挿入された状態で、固定用部材を回動部材の端部に固定する工程とを含むこともできる。
図1は、本発明の実施の形態に係る回動支持機構を有するクレーンの側面図である。
クローラクレーンは走行体1と、走行体1上に旋回可能に搭載された旋回体2と、旋回体2の前部に前後方向に回動可能に軸支されたブーム3とを有する。ブーム3の後方には旋回体2の上方を通って前後方向に回動可能にライブマスト4が軸支されている。
(1)ライブマスト4の板部材42,43の端部に支持ピン41を貫通して設けるとともに、板部材42,43に対して相対回転可能にブラケット44を設け、メインフレーム20の上端面の溝24に支持ピン41を挿入し、この状態で離脱防止ピン47を介してブラケット44をメインフレーム20に固定するようにした。これによりメインフレーム20に支持ピン挿入用の穴部を設ける必要がないので、支持ピン挿入のためのライブマスト4とメインフレーム20との微妙な位置合わせが不要であり、ライブマスト4の取付が容易である。
(3)溝24の最下部、つまり奥部に支持ピン41が位置決めされた状態で離脱防止ピン47を打設するので、ブラケット44の固定のためのピン穴25,45の位置合わせが容易である。
(4)ピン着脱用シリンダを設ける必要がないので、その分、ライブマスト基端部の周囲のスペースを節約でき、構成も簡素化できる。すなわちライブマスト4の支持ピン41は作業負荷を受けるため、径が太くなりやすく手動で押し込むことは困難である。このため、支持ピン41を穴部に挿入する場合には、ピン着脱用シリンダを用いて支持ピン41を挿入する必要があるが、本実施の形態では、支持ピン41を穴部ではなく溝部24に挿入するので、ピン着脱用シリンダを設ける必要がない。
20 メインフレーム
24 溝
41 支持ピン
42,43 板部材
44 ブラケット
47 離脱防止ピン
Claims (5)
- クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動支持機構であって、
前記回動部材の端部に設けられたピン部材と、
前記回動部材の端部に設けられ、かつ、前記ピン部材の軸心を支点にして前記回動部材に対し相対回転可能な固定用部材と、
前記支持部に形成されたピン部材挿入用の溝と、
前記ピン部材が前記ピン部材挿入用の溝に挿入された状態で、前記固定用部材を前記支持部に固定する固定手段とを備えることを特徴とするクレーンの回動支持機構。 - クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動支持機構であって、
前記支持部の端部に設けられたピン部材と、
前記支持部の端部に設けられ、かつ、前記ピン部材の軸心を支点にして前記支持部に対し相対回転可能な固定用部材と、
前記回動部材の端部に形成されたピン部材挿入用の溝と、
前記ピン部材に前記ピン部材挿入用の溝が挿入された状態で、前記固定用部材を前記回動部材の端部に固定する固定手段とを備えることを特徴とするクレーンの回動支持機構。 - 請求項1または2に記載のクレーンの回動支持機構において、
前記固定手段は、前記ピン部材が前記ピン部材挿入用の溝の奥部に挿入された状態で、前記固定用部材を前記支持部に固定可能であることを特徴とするクレーンの回動支持機構。 - クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動部材支持方法であって、
前記回動部材の端部には、ピン部材が設けられるとともに、前記ピン部材の軸心を支点にして前記回動部材に対し相対回転可能に固定用部材が設けられ、
前記ピン部材を前記支持部に形成されたピン部材挿入用の溝に挿入する工程と、
前記ピン部材が前記ピン部材挿入用の溝に挿入された状態で、前記固定用部材を前記支持部に固定する工程とを含むことを特徴とするクレーンの回動部材支持方法。 - クレーン本体に設けられた回動部材支持用の支持部にて、回動部材を回動可能に軸支するクレーンの回動部材支持方法であって、
前記支持部の端部には、ピン部材が設けられるとともに、前記ピン部材の軸心を支点にして前記支持部に対し相対回転可能に固定用部材が設けられ、
前記回動部材の端部に形成されたピン部材挿入用の溝を前記ピン部材に挿入する工程と、
前記ピン部材に前記ピン部材挿入用の溝が挿入された状態で、前記固定部材を前記回動部材の端部に固定する工程とを含むことを特徴とするクレーンの回動部材支持方法。
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JP2008249876A JP5188349B2 (ja) | 2008-09-29 | 2008-09-29 | クレーンの回動支持機構および回動部材支持方法 |
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JP2016222378A (ja) * | 2015-05-28 | 2016-12-28 | 日立住友重機械建機クレーン株式会社 | クレーン |
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JPS5345668U (ja) * | 1976-09-22 | 1978-04-18 | ||
DE3102687A1 (de) * | 1981-01-28 | 1982-10-07 | Blohm + Voss Ag, 2000 Hamburg | Ladevorrichtung |
JPS6019591U (ja) * | 1983-07-19 | 1985-02-09 | 日立建機株式会社 | ブ−ムの連結装置 |
JPS60122792U (ja) * | 1984-01-27 | 1985-08-19 | 日立建機株式会社 | 大型建設機械におけるブ−ムフ−ト用取付ピン構造 |
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