JP2010076216A - 印刷装置および印刷方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】印刷装置は、第1のインクを吐出可能な第1のノズルが複数配列された第1のノズル列と、第2のインクを吐出可能な第2のノズルが複数配列された第2のノズル列とが、前記副走査方向に沿って対面して配置された印刷ヘッドを備えている。印刷装置は、印刷媒体の主走査方向に沿った端部領域に対するドットの形成時に、印刷ヘッドの副走査量を端部領域以外の領域における副走査量よりも減ずるとともに、該減じた副走査量を補うように、第1のノズル列内における第1のノズルグループの配置およびノズルの構成、並びに、第2のノズル列内における第2のノズルグループの配置およびノズルの構成を、印刷ヘッドの主走査毎に変化させる端部処理を行う。
【選択図】図16
Description
第1のインクを吐出可能な第1のノズルが複数配列された第1のノズル列と、第2のインクを吐出可能な第2のノズルが複数配列された第2のノズル列とが、前記副走査方向に沿って対面して配置された印刷ヘッドと、
前記第1のノズル列のうち実際に使用する第1のノズルからなる第1のノズルグループを、前記第2のノズル列のうち実際に使用する第2のノズルからなる第2のノズルグループよりも前記副走査方向に向かって先に配置し、前記印刷ヘッドを主走査および副走査させながら前記第1のインクを前記第2のインクよりも同一印刷位置に対して先行して吐出させて前記印刷媒体にドットを形成するドット形成部とを備え、
前記ドット形成部は、前記印刷媒体の前記主走査方向に沿った端部領域に対するドットの形成時に、前記印刷ヘッドの副走査量を前記端部領域以外の領域における副走査量よりも減ずるとともに、該減じた副走査量を補うように、前記第1のノズル列内における前記第1のノズルグループの配置およびノズル構成、並びに、前記第2のノズル列内における前記第2のノズルグループの配置およびノズル構成を、前記印刷ヘッドの主走査毎に変化させる端部処理を行う印刷装置。
A.第1実施例:
A−1.印刷システムの概略構成:
A−2.コンピュータとプリンタの構成:
A−3.ディザマスクによるノズル配置制御:
A−4.印刷処理:
A−5.ハーフトーン処理:
A−6.端部処理:
B.第2実施例:
C.第3実施例:
D.第4実施例:
E.第5実施例:
F.第6実施例:
G.第7実施例:
H.変形例:
A−1.印刷システムの概略構成:
図1は、本発明の一実施例としての印刷システム10の概略構成を示す図である。図示するように、本実施例の印刷システム10は、コンピュータ100と、コンピュータ100の制御の下で実際に画像を印刷するプリンタ200とから構成されている。印刷システム10は、全体が一体となって広義の印刷装置として機能する。
図4は、コンピュータ100の概略構成を示す図である。コンピュータ100は、CPU102を中心に、ROM104やRAM106などを、バス116で互いに接続することによって構成された周知のコンピュータである。
図6には、印刷領域に応じてノズル位置を変化させる様子を示した。図6(a)には、カラー単独領域A1を印刷する際のノズルの配置を示し、図6(b)には、特殊光沢領域A2を印刷する際のノズルの配置を示している。図中、黒丸は、メタリックインクを吐出可能なノズルのうち、実際に使用するノズルを示しており、ハッチングを付した丸印は、カラーインクを吐出可能なノズルのうち、実際に使用するノズルを示している。また、白丸は実際には使用しないノズルを示している。これらの図に示すように、印刷ヘッド241には、メタリックインクを吐出可能なノズルを有するノズル列と、カラーインクを吐出可能なノズルを有するノズル列とが、それぞれ副走査方向に略対面して配置されている。
印刷対象の領域に応じて実際に使用するノズルの配置を可変させる制御は、プリンタドライバ24によるハーフトーン処理時に、特殊なディザマスク(特殊ディザマスクD2)を特殊光沢領域A2に対して適用することで実現される。かかる原理を以下、詳細に説明する。
図12は、本実施例のコンピュータ100が実行する印刷処理のフローチャートである。この印刷処理は、ハードウェアとしてのCPU102がプリンタドライバ24として用意されたプログラムを実行することにより行なわれる。この印刷処理を開始すると、コンピュータ100は、まず、カラー単独領域A1と特殊光沢領域A2とを含むRGB形式の画像データをアプリケーションプログラム20から入力する(ステップS100)。上述したように、この画像データには、特殊光沢領域A2の範囲が範囲情報として付加されている。
以上説明した印刷処理のうち、ステップS300で実行されるハーフトーン処理の詳細について、以下、詳しく説明する。
図13は、ハーフトーン処理ルーチンを示すフローチャートである。このハーフトーン処理は、C、M、Y、K、Sの各色毎に行われる処理である。図示するように、この処理を開始すると、まず、コンピュータ100は、着目画素の階調データを読み込む処理を行なう(ステップS302)。着目画素の初期位置は、画像データの左上隅である。なお、上述したように、メタリック色のハーフトーン処理時には、メタリック色の階調データは、一律に25%であるものとする。
(2)大ドットの記録率Lが閾値よりも小さければ、大ドットの記録率Lと中ドットの記録率Mとの和(L+M)を、閾値と比較する。この結果、この和(L+M)が閾値よりも大きければ、着目画素に中ドットを形成すると決定する。
(3)上記和(L+M)が閾値よりも小さければ、大ドットの記録率と中ドットの記録率と小ドットの記録率との和(L+M+S)を、閾値と比較する。この結果、この和(L+M+S)が閾値よりも大きければ、着目画素に小ドットを形成すると決定する。一方、この和(L+M+S)が閾値よりも小さければ、着目画素にドットを形成しないと決定する。
続いて、プリンタ200の端部処理モジュール262によって実行される端部処理について説明する。以下では、説明の簡単のため、印刷媒体の端部は、特殊光沢領域A2であることとする。
続いて、端部処理の他の実施例をいくつか説明する。
図17は、第2実施例以降の実施例において端部処理を行わない場合のノズル列の移動の様子を示す図である。この図に示すように、第2実施例以降の実施例では、メタリックインク吐出用とカラーインク吐出用とで、それぞれ、10本のノズルを使用する。また、主走査毎に、紙送り量を「5」として副走査が行われる。
図19は、第3実施例の端部処理におけるノズル列の移動の様子とノズル構成の変化の様子を示している。図示するように、本実施例では、1,3,4回目の主走査の後に行われる副走査の紙送り量は「0」とした。つまり、これらの回の後に行われる主走査は、前回の主走査と同じラインに対して行われることになる。そして、このような副走査を行うこととした上で、ノズル構成の変化の順序を、第2実施例の順序から適宜入れ替えている。具体的には、第2実施例の2回目の主走査で形成すべきドット(図18参照)を、本実施例では1回目の主走査で形成するようにノズルを構成する。また、第2実施例の4回目の主走査で形成すべきドットを本実施例では2回目の主走査で形成するようにノズルを構成する。更に、第2実施例の1回目の主走査で形成すべきドットを、本実施例では3回目の主走査で形成ようにノズルを構成し、第2実施例の3回目で主走査で形成すべきドットを、本実施例では4回目の主走査で形成するようにノズルを構成する。
図20は、第4実施例の端部処理におけるノズル列の移動の様子とノズル構成の変化の様子を示している。本実施例では、更に、端部処理時における紙送り量を削減するために、第3実施例の7回目の主走査(図19参照)で形成すべきドットを3回目の主走査で形成するようにノズルを構成した。こうすることで、印刷媒体を印刷ヘッド241の更に奥深くまで進入させて印刷を開始することができる。
図21は、第5実施例の端部処理におけるノズル列の移動の様子とノズル構成の変化の様子を示している。第4実施例では、図20に示したように、3回目の主走査で、7番から16番のノズルがメタリックインク吐出用に割り当てられ、2番から6番のノズルがカラーインク吐出用に割り当てられる。これに対して、本実施例では、第4実施例の3回目の主走査で形成されるドットを2回の主走査に形成されるようにノズル構成を分離する。具体的には、3回目の主走査では、1番から6番のノズルを不使用とすることで、メタリックドットのみを形成することとし、第4実施例の8回目の主走査と9回目の主走査の間に主走査を1回追加し(すなわち、本実施例の9回目の主走査)、かかる主走査時に、3回目の主走査で形成されるべきカラードットを、1番から5番のノズルによって形成する。このように、本実施例では、端部処理時に行われる主走査の回数を増加させることにより、メタリックドットの形成に先だって、一部のカラードットが形成されてしまうことを防止することができる。
図22は、第6実施例の端部処理におけるノズル列の移動の様子とノズル構成の変化の様子を示している。図22には、印刷媒体を最も奥深く印刷ヘッド241に挿入させることが可能なノズル列の移動の様子とノズル構成の変化の様子を示している。本実施例によれば、図22に示すようなノズル配置および紙送り量で端部処理を行うことで、印刷媒体を最も奥深く印刷ヘッド241に挿入して印刷を開始することができる。
図23は、第7実施例の端部処理におけるノズル列の移動の様子とノズル構成の変化の様子を示している。第6実施例では、印刷媒体を最も奥深く印刷ヘッド241に挿入させることが可能なノズル列の移動の様子とノズル構成の変化を示したが、図22に示したように、第6実施例の3回目の主走査と4回目の主走査とでは、5回目および6回目の主走査時におけるメタリックドットに先だって、カラードットが形成されてしまう。そこで、本実施例では、これらの主走査時において形成されるべきカラードットの一部を、第6実施例の8回目の主走査と9回目の主走査の間に新たに追加した2回の主走査(すなわち、本実施例の9回目と10回目の主走査)で形成する。ただし、3回目の主走査と4回目の主走査の最も上端のカラードットについては、2回の副走査が行われた後の9回目と10回目の主走査では形成することが不可能であるため、元の主走査時(3,4回目の主走査時)に形成する。このような手法によって端部処理を行うことで、カラードットが先に形成されてしまうことをなるべく抑制しつつ、印刷媒体を最も奥深く印刷ヘッド241に挿入させて印刷を開始することが可能になる。
以上、本発明の種々の実施例について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。例えば、以下のような変形が可能である。
上述した第1実施例では、図7に示したように、2×2の局所領域が、左上、左下、右上、右下の順で埋められるよう、埋め順が設定されている。これに対して、第2実施例では、2×2の局所領域が、左上、右下、右上、左下の順で埋められるよう、埋め順を設定する。メタリックノズルの数やカラーノズルの数、オーバラップ数、ノズルピッチ、紙送り量、双方向印刷の各印刷条件は、第1実施例と同様である。
上述した第1実施例では、先行ノズルグループと後行ノズルグループとをそれぞれ7本ずつ均等に分けて印刷を行った。これに対して本変形例では、先行ノズルグループと後行ノズルグループの本数を非均等に分けて印刷を行う。具体的には、先行ノズルグループに含まれるノズルを4本、後行ノズルグループに含まれるノズルを10本とした。オーバラップ数、ノズルピッチ、紙送り量、双方向印刷の各印刷条件は、第1実施例と同様である。
上述した実施例では、埋め順が、2×2のサイズの局所領域内に設定されている。これに対して、本変形例では、2×4のサイズの局所領域に埋め順を設定する。
第3変形例では、2×4のサイズの局所領域に埋め順を設定した。これに対して、本変形例では、4×2のサイズの局所領域に対して埋め順を設定する。
・バンド単位での形態の変化ができるだけ少なく、
・メタリックドットとカラードットとが均等に分散されており、
・隣接する画素位置になるべく連続してドットが形成されないパターン
であることが好ましい。このような観点で、図27に示した3種類のパターンを見ると、図27(b)は、パターンの変化が大きく、図27(c)は、連続した2つのドットによって縦縞が生じているため、図27(a)に示したパターンが最も画質的に有利なパターンであると考えることができる。
上述した第1実施例では、等間隔の紙送り量でノズルが副走査方向に移動する例を示した。これに対して本変形例では、紙送り量を主走査毎に変化させる例を示す。
上述した実施例では、組織的ディザ法によるハーフトーン処理時に、特殊なディザマスク(特殊ディザマスクD2)を用いることにより、印刷ヘッド241のノズル列を先行ノズルグループと後行ノズルグループとに分離して印刷を行っている。これに対して、誤差拡散法によるハーフトーン処理によっても、ノズル列を先行ノズルグループと後行ノズルグループとに分離することが可能である。
(1)着目画素の階調データに処理済み画素から分配された誤差を加算。
(2)誤差加算後の階調データと所定の閾値(=127)とを比較して2値化。
(3)2値化後の値(0または255)と本来の階調データとの誤差算出。
(4)誤差を所定の比率で周辺の未処理画素に分配。
(5)次の画素に処理対象を移動。
という手順でハーフトーン処理が行われる。本変形例では、カラー単独領域A1について、このような手順でハーフトーン処理を行うこととする。
上述した実施例では、コンピュータ100とプリンタ200とによって構成される印刷システム10において印刷を行っている。これに対して、プリンタ200自体が、画像データをデジタルカメラや各種メモリカードから入力して印刷を行うこととしてもよい。つまり、プリンタ200の制御回路260内のCPUが、上述した印刷処理およびハーフトーン処理と同等の処理を実行することで印刷を行ってもよい。
上述した実施例では、印刷媒体として、白色の印刷用紙が用いられることを想定している。そのため、メタリックインクを先に印刷してから、カラーインクの印刷を行っている。これに対して、透明のフィルムが印刷媒体として用いられ、このフィルムが印刷面の逆側から鑑賞される場合を想定すると、カラーインクの印刷を、メタリックインクの印刷に先立って行うことが好ましい。この場合、図8に示したカラーインク用の特殊ディザマスクD2aをメタリック用に転用し、図11に示したメタリックインク用の特殊ディザマスクD2bをカラー用に転用すればよい。こうすれば、先行ノズルグループがカラーインクを吐出するノズルによって構成され、後行ノズルグループがメタリックインクを吐出するノズルによって構成されることになる。
上述した実施例では、メタリックインクとカラーインクとを用いて印刷を行っている。これに対して、メタリックインクに代えて、ホワイトインクや透明インクを用いてもよい。透明インクを印刷面の保護や艶出しの目的で利用する場合には、カラーインクが先に印刷された後に透明インクが印刷される必要がある。この場合においては、先行ノズルグループがカラーインクを吐出するノズルによって構成され、後行ノズルグループが透明インクを吐出するノズルによって構成されるように、特殊ディザマスクD2に閾値を配置する。具体的には、図8に示したカラーインク用の特殊ディザマスクD2aを透明インク用に転用し、図11に示したメタリックインク用の特殊ディザマスクD2bをカラーインク用に転用すればよい。
上述した実施例では、図6(b)に示したように、先行ノズルグループと後行ノズルグループとは、それぞれ、副走査方向における位置が完全に分離している。これに対して、図29に示すように、先行ノズルグループと後行ノズルグループとは、副走査方向における位置が一部重複していてもよい。また、図30に示すように、先行ノズルグループと後行ノズルグループとの間に、不使用のノズルが介在することとしてもよい。また、上述した実施例では、メタリックインクを吐出する各ノズルの副走査方向の位置と、カラーインクを吐出する各ノズルの副走査方向の位置とがすべて一致している。これに対して、メタリックインクを吐出する各ノズルとカラーインクを吐出する各ノズルとは、図31に示すように、副走査方向における位置がずれていてもよい。各ノズルが、図29〜31に示すような配置をとる場合においても、上述した実施例で示した原理に従って特殊ディザマスクを生成することで、特殊光沢領域A2の印刷時に使用するノズルを、先行ノズルグループと後行ノズルグループとに分けて印刷することが可能である。
20…アプリケーションプログラム
22…ビデオドライバ
24…プリンタドライバ
40…画像取得モジュール
42…色変換モジュール
44…ハーフトーンモジュール
45…領域判別モジュール
46…印刷データ出力モジュール
100…コンピュータ
102…CPU
104…ROM
106…RAM
108…周辺機器インタフェース
109…ディスクコントローラ
110…ネットワークインターフェースカード
112…ビデオインターフェース
114…ディスプレイ
116…バス
118…ハードディスク
120…デジタルカメラ
122…カラースキャナ
200…プリンタ
230…キャリッジモータ
231…駆動ベルト
232…プーリ
233…摺動軸
234…位置検出センサ
235…紙送りモータ
236…プラテン
240…キャリッジ
241…印刷ヘッド
242…メタリックインク用カートリッジ
243…カラーインク用カートリッジ
256…操作パネル
260…制御回路
262…端部処理モジュール
300…通信回線
310…記憶装置
Claims (9)
- 印刷ヘッドを印刷媒体に対して該印刷媒体の幅方向たる主走査方向と該主走査方向に交差する副走査方向とに相対的に駆動して印刷を行う印刷装置であって、
第1のインクを吐出可能な第1のノズルが複数配列された第1のノズル列と、第2のインクを吐出可能な第2のノズルが複数配列された第2のノズル列とが、前記副走査方向に沿って対面して配置された印刷ヘッドと、
前記第1のノズル列のうち実際に使用する第1のノズルからなる第1のノズルグループを、前記第2のノズル列のうち実際に使用する第2のノズルからなる第2のノズルグループよりも前記副走査方向に向かって先に配置し、前記印刷ヘッドを主走査および副走査させながら前記第1のインクを前記第2のインクよりも同一印刷位置に対して先行して吐出させて前記印刷媒体にドットを形成するドット形成部とを備え、
前記ドット形成部は、前記印刷媒体の前記主走査方向に沿った端部領域に対するドットの形成時に、前記印刷ヘッドの副走査量を前記端部領域以外の領域における副走査量よりも減ずるとともに、該減じた副走査量を補うように、前記第1のノズル列内における前記第1のノズルグループの配置およびノズル構成、並びに、前記第2のノズル列内における前記第2のノズルグループの配置およびノズル構成を、前記印刷ヘッドの主走査毎に変化させる端部処理を行う
印刷装置。 - 請求項1に記載の印刷装置であって、
前記ドット形成部は、前記印刷媒体の前記主走査方向に沿った端部領域に対するドットの形成時に、前記第1のノズルグループと前記第2のノズルグループとの先後関係を保ちつつ前記端部処理を行う
印刷装置。 - 請求項2に記載の印刷装置であって、
前記ドット形成部は、前記第1のノズルグループと前記第2のノズルグループとの境界を、前記第1のノズル列内および前記第2のノズル列内において、前記端部領域の最端部側から、該最端部側の反対側に向けて移動させることで、前記減じた副走査量の補償を行う
印刷装置。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記ドット形成部は、前記端部処理時において減じる副走査量の合計分、前記ドットの形成に先立ち、予め、前記印刷ヘッドを前記副走査方向に移動させる
印刷装置。 - 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記第1のインクは、前記印刷媒体の表面に印刷された後の光学特性が反射角依存性を有する特殊光沢インクである
印刷装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の印刷装置であって、
前記第1のインクは、メタリック感を発現する顔料を含有するインクである
印刷装置。 - 印刷ヘッドを印刷媒体の幅方向たる主走査方向と該主走査方向に交差する副走査方向とに相対的に駆動して印刷を行う印刷方法であって、
前記印刷ヘッドには、第1のインクを吐出可能な第1のノズルが複数配列された第1のノズル列と、第2のインクを吐出可能な第2のノズルが複数配列された第2のノズル列とが、前記副走査方向に沿って対面して配置されており、
前記第1のノズル列のうち実際に使用する第1のノズルからなる第1のノズルグループを、前記第2のノズル列のうち実際に使用する第2のノズルからなる第2のノズルグループよりも前記副走査方向に向かって先に配置し、前記印刷ヘッドを主走査および副走査させながら前記第1のインクを前記第2のインクよりも同一印刷位置に対して先行して吐出させて前記印刷媒体にドットを形成し、
前記印刷媒体の前記主走査方向に沿った端部領域に対するドットの形成時には、前記印刷ヘッドの副走査量を前記端部領域以外の領域における副走査量よりも減ずるとともに、該減じた副走査量を補うように、前記第1のノズル列内における前記第1のノズルグループの配置およびノズル構成、並びに、前記第2のノズル列内における前記第2のノズルグループの配置およびノズル構成を、前記印刷ヘッドの主走査毎に変化させる
印刷方法。 - 印刷ヘッドを印刷媒体の幅方向たる主走査方向と該主走査方向に交差する副走査方向とに相対的に駆動して印刷を行うためのコンピュータプログラムであって、
前記印刷ヘッドには、第1のインクを吐出可能な第1のノズルが複数配列された第1のノズル列と、第2のインクを吐出可能な第2のノズルが複数配列された第2のノズル列とが、前記副走査方向に沿って対面して配置されており、
前記第1のノズル列のうち実際に使用する第1のノズルからなる第1のノズルグループを、前記第2のノズル列のうち実際に使用する第2のノズルからなる第2のノズルグループよりも前記副走査方向に向かって先に配置し、前記印刷ヘッドを主走査および副走査させながら前記第1のインクを前記第2のインクよりも同一印刷位置に対して先行して吐出させて前記印刷媒体にドットを形成する機能と、
前記印刷媒体の前記主走査方向に沿った端部領域に対するドットの形成時に、前記印刷ヘッドの副走査量を前記端部領域以外の領域における副走査量よりも減ずるとともに、該減じた副走査量を補うように、前記第1のノズル列内における前記第1のノズルグループの配置およびノズル構成、並びに、前記第2のノズル列内における前記第2のノズルグループの配置およびノズル構成を、前記印刷ヘッドの主走査毎に変化させる機能と
をコンピュータに実現させるコンピュータプログラム。 - 請求項8に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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