JP2010075348A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】複雑な装置、システムを用いることなく不正行為を検出するとともに、不正行為者に不正行為を検知した事実を気づかれることなくホールスタッフに当該事実を報知し、不正行為者を店外への逃亡前に確実に取り押さえること。
【解決手段】 遊技機1において、図示しない、不正を検知する検知手段と、前記検知手段から出力があると不正報知指令を出力する判定手段と、前記不正報知指令に基づき正面の遊技者からは目視できない位置および報知態様で不正報知光を放射することにより不正報知する報知手段2を備えた遊技機。
【選択図】図1

Description

本発明は、遊技機において、不正を検知する検知手段と、前記検知手段から出力があると不正報知指令を出力する判定手段と、前記不正報知指令に基づき正面の遊技者からは目視できない位置および報知態様で不正報知光を放射することにより不正報知する報知手段を備えた遊技機に関するものである。
従来より、一部の遊技者により、磁石や電波を用いたり、または、盤面を叩く、ワイヤーを用いるといった様々な不正行為が行われ、これを取り締まる防犯システムの導入がホール運営上重要な問題となっていた。
このような事態に鑑み、従来の第1の遊技機においては、図10に示されるように、遊技機本体に配設されている赤外線送信装置Tから、遊技機の上方に配設された赤外線受信装置Rに不正を検知したパルスパターンが伝送されると、警告灯Lを点灯させることにより、不正行為が行われていることを報知するものであった。
特開2001−000714
また、従来の第2の遊技機においては、図11に示されるように、各遊技機本体に配設された検出ユニットSによって検出された検出情報を、赤外線通信ユニットIUおよび島中継ユニットRUを介してパーソナルコンピュータPCによって集中管理するものであった。
特開2002−210185
しかしながら、上記従来の第1の遊技機においては、図10に示されるように、前記赤外線送信装置Tから前記赤外線受信装置Rに不正を検知したことを示すパルスパターンが伝送された際に、遊技機の上方に配設された警告灯Lを点灯させるものであるため、不正を検出したという事実を、ホールスタッフに報知するのみならず、近くの遊技者やその遊技機において遊技をしている遊技者本人にもその事実を知られてしまうものであった。
すなわち、このことは不正行為を行った遊技者本人に不正が発覚したことを知らしめることになり、その後、当該遊技者が不正行為を継続することを防止する抑止力の効果はあったとしても、逆に、かかる報知行為が当該遊技者の店外への逃亡の契機ともなり、不正行為を行った遊技者を確実に取り押さえることができないという問題があった。
また、上記従来の第2の遊技機においては、図11に示されるように、各パチンコにおける検出情報を前記パーソナルコンピュータで集中管理するため、前記赤外線通信ユニットIUおよび島中継ユニットRU等の情報の伝送を実現する通信用の部材を新たに別途設けることが必要であり、このことは部品点数の増加につながるとともに、各パチンコ機、各部材との間の互換性の問題や、複雑なシステムを導入しなければならないという問題につながるものであった。さらには、かかるシステムにおいては、当然に集中管理室に人員を割くことが前提となっており、集中管理室に担当者が不在の場合には、前記システムが有名無実化するとともに、また、担当者が集中管理室に駐在していた場合であっても、担当者からホールスタッフへの連絡が遅れるようなことがあっては、せっかく不正行為を検出していたとしてもこれを有効に取り締まることができないという問題があった。
そこで本発明者らは、遊技機において、不正を検知する検知手段と、前記検知手段から出力があると不正報知指令を出力する判定手段と、前記不正報知指令に基づき正面の遊技者に気付かれないように不正報知するという本発明の技術的思想に着眼して、さらに研究開発を重ねた結果、複雑な装置、システムを用いることなく不正行為を検出するとともに、不正行為者に不正行為を検知した事実を気づかれることなくホールスタッフに当該事実を報知することができ、その結果、不正行為者を店外への逃亡前に確実に取り押さえることができるという目的を達成する本発明に到達した。
本発明(請求項1に記載の第1発明)の遊技機は、
遊技機において、
不正を検知する検知手段と、
前記検知手段から出力があると不正報知指令を出力する判定手段と、
前記不正報知指令に基づき正面の遊技者からは目視できない位置および報知態様で不正報知光を放射することにより不正報知する報知手段を備えた
ものである。
本発明(請求項2に記載の第2発明)の遊技機は、
前記第1発明において
前記報知手段を正面の遊技者から直接的に目視できないようにする視界遮断部を備えた
ものである。
本発明(請求項3に記載の第3発明)の遊技機は、
前記第1発明または第2発明において、
前記報知手段が、正面の遊技者から直接的に目視できないように遊技機の任意の窪み部に配設されている
ものである。
本発明(請求項4に記載の第4発明)の遊技機は、
前記第1発明ないし第3発明において、
前記報知手段が、遊技機側面の一部に配設されている
ものである。
本発明(請求項5に記載の第5発明)の遊技機は、
前記第1発明ないし第3発明において、
前記報知手段が、遊技機上面の一部に配設されている
ものである。
本発明(請求項6に記載の第6発明)の遊技機は、
前記第1発明ないし前記第3発明において、
前記報知手段が、遊技機の複数箇所に配設されている
ものである。
本発明(請求項7に記載の第7発明)の遊技機は、
前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、
前記報知手段が、遊技機の盤面内の装飾部に配設されている
ものである。
本発明(請求項8に記載の第8発明)の遊技機は、
前記第1発明ないし第7発明のいずれかにおいて、
前記報知手段が、表示面が配設される開口部に近づくに従い、対抗間距離が減少する部屋の一部に発光源が配設されている
ものである。
本発明(請求項9に記載の第9発明)の遊技機は、
前記第8発明において、
前記報知手段の前記表示面の下流側の部位の対抗間距離が、前記開口部の対抗間距離より大きく設定されている
ものである。
本発明(請求項10に記載の第10発明)の遊技機は、
前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、
前記報知手段に対する別系統の電源またはおよび別系統の出力手段を備えた
ものである。
上記構成より成る第1発明の遊技機は、遊技機において、不正を検知する検知手段と、前記検知手段から出力があると不正報知指令を出力する判定手段と、前記不正報知指令に基づき正面の遊技者からは目視できない位置および報知態様で不正報知光を放射することにより不正報知する報知手段を備えたので、複雑な装置、システムを用いることなく不正行為を検出するとともに、不正行為者に不正行為を検知した事実を気づかれることなくホールスタッフに当該事実を報知することができ、その結果、不正行為者を店外への逃亡前に確実に取り押さえることができるという効果を奏する。
上記構成より成る第2発明の遊技機は、前記第1発明において前記報知手段を正面の遊技者から直接的に目視できないようにする視界遮断部を備えたので、当該視界遮断部により不正行為をしている者には不正行為を検知した事実を気づかれることなく、ホールスタッフに当該事実を報知することができ、その結果、不正行為者へ逃亡の契機を与えることなく不正行為者を店外への逃亡前に確実に取り押さえることができるという効果を奏する。また、当該視界遮断部を設けることにより、遊技機形状および遊技盤形状がいかなる態様であろうとも、これに拘束されることなく報知手段を正面の遊技者から目視できないようにすることができ、汎用性のあるものとすることができるという効果を奏する。
上記構成より成る第3発明の遊技機は、前記第1発明または第2発明において、前記報知手段が、正面の遊技者から直接的に目視できないように遊技機の任意の窪み部に配設されているので、前記視界遮断部等の別部材を用いることなく、前記窪み部を有効活用し、不正行為をしている者には不正行為を検知した事実を気づかれることなく、ホールスタッフに当該事実を報知することができ、その結果、不正行為者へ逃亡の契機を与えることなく不正行為者を店外への逃亡前に確実に取り押さえることができるという効果を奏する。
上記構成より成る第4発明の遊技機は、前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、前記報知手段が、遊技機側面の一部に配設されているので、正面の遊技者からは当該報知手段を目視するのが困難であり、不正行為者に不正検知事実を知られることがないとともに、通路を巡回するホールスタッフに当該事実を報知することが可能となり、その結果、不正行為者へ逃亡の契機を与えることなく不正行為者を店外への逃亡前に確実に取り押さえることができるという効果を奏する。
上記構成より成る第5発明の遊技機は、前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、前記報知手段が、遊技機上面の一部に配設されているので、遊技機の形状その他の縛りによって遊技機側面に当該報知手段を設けることができない場合にも対応できるとともに、高い位置に配設されることによって、遊技者からはさらに当該報知手段を目視することが困難となり、逆に、通路を巡回するホールスタッフにはさらに当該報知手段の確認が容易となるという効果を奏する。
上記構成より成る第6発明の遊技機は、前記第1発明ないし前記第3発明において、前記報知手段が、遊技機の複数箇所に配設されているので、仮に一箇所報知手段が何らかの手段によって覆い隠されるような行為が行われたとしても、残りの他の箇所に配設された報知手段が有効に機能するため、このような場合にも通路を巡回するホールスタッフに不正を検知した事実を報知することが可能となり、その結果、あらかじめ対策を講じて万全であると信じ油断している不正行為者を店外への逃亡前に確実に取り押さえることができるという効果を奏する。
上記構成より成る第7発明の遊技機は、前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、前記報知手段が、遊技機の盤面内の装飾部に配設されているので、遊技盤面内の装飾部を有効利用した不正報知が可能となるという効果を奏する。
上記構成より成る第8発明の遊技機は、対抗間距離が徐々に減する部屋の最も対抗間距離が小さな開口部に前記表示面を配設するものであるので、不正行為の放射時において、拡散する放射を抑制するという効果を奏する。
上記構成より成る第9発明の遊技機は、前記表示面の下流側の部位の対抗間距離を、開口部のそれより大きく設定されているので、不正行為の放射時において前記表示面の下流側の部位に前記表示面からの放射が映らないようにするという効果を奏する。
上記構成より成る第10発明の遊技機は、前記第1発明ないし第3発明のいずれかにおいて、前記報知手段に対する別系統の電源またはおよび別系統の出力手段を備えたので、仮に何らかの手段によって報知手段の主電源への接続が切断された場合等においても、別系統の電源により独立して有効に機能するため、このような場合にも通路を巡回するホールスタッフに不正を検知した事実を報知することが可能となり、その結果、あらかじめ対策を講じて万全であると信じ油断している不正行為者を店外への逃亡前に確実に取り押さえることができるという効果を奏する。
以下本発明の最良の実施の形態につき実施例に基づき、図面を用いて説明する。
本第1実施例の遊技機は、図1ないし図5に示されるように、遊技機1において、図示しない、不正を検知する検知手段と、前記検知手段から出力があると不正報知指令を出力する判定手段と、前記不正報知指令に基づき正面の遊技者からは目視できない位置および報知態様で不正報知光を放射することにより不正報知する報知手段2を備えているものである。
また、前記不正検知手段および判定手段は、振動センサにより所定の振幅より大きな振動を検知したり、ピアノ線その他の異物が遊技機本体内に挿入されたことを検知したり、遊技球の通過時間の変化を検知したり、必要に応じて、その他の検知手段および方法によって検知した出力に基づき、不正判定を行い、不正と判定した時には不正指令を出力するものである。
前記遊技機1の前面枠3には、図3ないし図5に示されるように、その右側下方に遊技者が遊技球を打ち出すための操作ハンドル33が配設され、また、その遊技領域を覆うとともに、遊技者が打ち出した遊技球の行方を追うための、すなわち、遊技状態を視認可能とするためのガラス窓4が配設されている。また、遊技機の正面の一部である前記前面枠3の上端部には、前方方向へ突出形成されている突出形成部30が配設され、その両側側方には、中央方向に向かって緩やかに傾斜した傾斜部31、32が配設されている。
前記傾斜部31は、図1および図2においてその要部を示すように、前記傾斜部31の傾斜面310の一部には、報知手段2と、当該報知手段2の表示面20を遊技者が目視できないように覆う逆L字状の断面形状の視界遮断部材5が配設されている。すなわち、遊技者が位置する遊技盤面の前方方向に対しては、当該視界遮断部材5によって前記表示面20を覆い隠すことになるが、遊技盤面の側方に対しては開放されている状態となる。
前記報知手段2は、図2に示されるように、開口部に近づくに従い、対向間距離が減少するハの字状の鏡面仕上げされた部屋21内の底部に、白色光を放射する通常時点灯用の白色光LED22(赤および青の2色混合、または三原色の発光ダイオード)と、不正行為時に赤色光を放射する不正時点灯用の赤色光LED23とが配設され、前記開口部には、前記表示面20を構成する透明クリアプレート24が配設されている。
なお、赤色光LED23の代わりに、白色光LED22を用いて、前面に赤色クリアプレート(図中破線で示す25)を配設して、赤色光を放射する実施形態も採用し得る。
前記報知手段2の表示面20の下流側の部位26の対向間距離Lが、前記開口部の対向間距離mより大きく設定されるとともに、前記部屋21の中立軸に対する傾斜角αより、前記表示面20の下流側の部位26の中立軸に対する傾斜角βが大きく設定されているので、前記表示面20からの放射が前記表示面20の下流側の部位26に映らないように構成されている。
前記報知手段2の表示面20には、図6において示すフローチャートの手順に従って、通常状態においては、白色光を放射させるとともに、図示しない前記検知手段によって遊技者による何らかの不正行為が検出され、前記判定手段によって不正行為が判定され、不正報知指令が出力された場合には、赤色光を放射させ、不正行為があったことを報知する構成となっている。
以下上記構成より成る本第1実施例の遊技機の作用・効果について説明する。
上記構成より成る本第1実施例の遊技機1において、不正行為を試みる遊技者が、何らかの不正行為を現に行い、図示しない検知手段により当該行為が検知されると、当該検知手段の出力情報に基づき前記判定手段が不正行為があったことを判定すると、報知手段2に対して不正報知指令を出す。かかる不正報知指令に従って、前記報知手段2は、その表示面20に通常状態を示す白色光から切り替え赤色光を放射させるものである。
上記作用を奏する第1実施例の遊技機は、ほとんどの遊技機においてその報知手段2の表示面20に白色の光が点灯している中で、不正行為が行われている遊技機の報知手段2の表示面20に表示された赤色光の放射が浮き彫りとなり、店内を巡回するホールスタッフが、複数台の遊技機が並んで配設されている中から瞬時に不正行為が行われている台を把握することが可能となるという効果を奏する。
また、第1実施例の遊技機は、上述したように、前記報知手段2およびその表示面20と前方の遊技者との間に前記視界遮断部材5が配設されていることにより、不正行為を行っている遊技者本人は、前記報知手段2の表示面20に表示された赤色光を確認することができないため、自分が行っている不正行為が検知されているという事実を知りえず、不正行為者の店外への逃亡前にホールスタッフが当該不正行為者を取り押さえることが可能となるという効果を奏する。
本第2実施例の遊技機は、図7(A)ないし(C)に示されるように、前記視界遮断部材5の代わりに窪み部6を形成して、別途に視界遮断部材を付加することなく遊技機本体の一部の形状を変更することにより、遊技機本体によって視界遮断部を構成するようにした報知手段を配設する点が、上述の第1実施例との主な相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
本第2実施例の遊技機1は、図7(A)ないし(C)に示すように、上述の第1実施例と同様に、前面枠3の上方に突出形成された突出部30と、その側方に形成された傾斜部31が配設され、当該傾斜部31の垂直側面311に遊技機側面の一部の形状の設計変更として内側に窪んだ窪み部6が形成され、当該窪み部6の底面に報知手段2の表示面20が位置するよう上述の第1実施例と同様の構成より成る報知手段が配設されているものである。
上記構成より成る本第2実施例の遊技機1において、不正行為を試みる遊技者が、何らかの不正行為を現に行い、図示しない検知手段により当該行為が検知されると、当該検知手段の出力情報に基づき前記判定手段が前記窪み部6に配設された報知手段2に対して報知指令を出力する。かかる報知指令に従って、報知手段2は、前記窪み部6の底面に位置する表示面20に青色光から切り替え赤色光を点灯放射させるものである。
なお、青色LEDは、窒化ガリウム(GaN)を材料とする青色の光を発光するダイオードを用いる。
上記作用を奏する第2実施例の遊技機は、店内を巡回するホールスタッフが複数台の遊技機が並んで配設されている中から瞬時に不正行為が行われている台を把握することが可能となるとともに、前記表示面20が前記窪み部6の底面に配設されていることにより、遊技機の前に座って不正行為を行っている遊技者本人は、前記報知部材2の前記表示面20を直接視認することができないため、自分が行っている不正行為が検知されているという事実を知りえず、不正行為者の店外への逃亡前にホールスタッフが当該不正行為者を取り押さえることが可能となるという効果を奏する。
本第2実施例の遊技機は、青色LEDを用いたので、複数のLEDを組み合わせることにより白色を実現する高価な白色LEDを採用する場合に比べて、コストダウンを実現するという効果を奏する。
また、本第2実施例の遊技機は、遊技機本体の一部の形状の設計変更により不正行為者に気づかれることなく不正報知が可能となるので、安価に不正報知を実現するという効果を奏する。
本第3実施例の遊技機は、図8(A)ないし(C)および図9に示されるように、報知手段を遊技機の側面にではなく遊技機の上面に配設する点が、上述の第1実施例および第2実施例との主な相違点であり、以下相違点を中心に説明する。
図8(A)ないし(C)に示すように、本第3実施例の遊技機1は、前面枠3の上方において前方に突出形成された突出部30が配設され、当該突出部30の上面31の一部に、報知手段2が配設され、その表示面20が遊技機の右側方を向くように配設されているものである。また、その表示面20は、報知手段2のカモフラージュ用の装飾表示部が配設された側壁21、上面22および前記突出部30の上面31に囲まれているとともに、上述の第1実施例と同様の構成より成る報知手段の閉口端24に対向する開口端23から若干内方(図中左方)に入り込んだ位置に配設されているものである。
本第3実施例に置いては、図9に示されるように前記報知手段2の上面22には、太陽電池7が配設され、かかる太陽電池の出力により、検知手段、判定手段、LEDが駆動されるように構成されている。
上記構成より成る本第3実施例の遊技機1において、上記第1実施例同様、不正行為を試みる遊技者が、何らかの不正行為を現に行い、図示しない検知手段により当該行為が検知されると、当該検知手段の出力情報に基づき前記判定手段が前記突出部30の上面31に配設された報知手段2に対して報知指令を出力する。かかる報知指令に従って、報知手段2は、前記開口端23から若干内方に入り込んだ位置に配設されている表示面20に白色光から切り替え赤色光を放射させるものである。
上記作用を奏する第3実施例の遊技機は、店内を巡回するホールスタッフが複数台の遊技機が並んで配設されている中から瞬時に不正行為が行われている台を把握することが可能となるとともに、前記表示面20が前記開口端23から若干内方に入り込んだ位置に配設されていることにより、遊技機の前に座って不正行為を行っている遊技者本人は、前記報知手段2の前記表示面20を報知手段2の側壁21等によって視界を遮られ、直接視認することができないため、自分が行っている不正行為が検知されているという事実を知りえず、不正行為者の店外への逃亡前にホールスタッフが当該不正行為者を取り押さえることが可能となるという効果を奏するものである。また、後付けされた前記報知手段2の遊技者の方向を向いた側壁21部分に配設された装飾表示部において動画表示を行うため、遊技機に装飾表示部が新設されているという印象を遊技者に与え、効果的にカモフラージュして違和感なく不正報知を可能にするという効果を奏するものである。
また、本第3実施例の遊技機は、太陽電池7によりLEDが駆動されるものであるため、不正行為者が不正行為が発覚せぬよう電源との接続を切断したとしても、独立に報知することが可能になるという効果を奏する。
上述の実施例は、説明のために例示したもので、本発明としてはそれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲、発明の詳細な説明および図面の記載から当業者が認識することができる本発明の技術的思想に反しない限り、変更および付加が可能である。
なお、前記報知手段2の表示面20に表示する態様としては、一例として、通常状態の場合には白色の光を点灯させ、不正行為を検知した場合に赤色の光を点灯させる例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、必要に応じて、赤色の点灯ではなく、赤色の点滅とする場合や、不正行為を検知した場合のみ光を点灯もしくは点滅させる場合、また、単純に単色光を点灯させるのみならず、各種の不正行為に対応した色を点灯させる場合、さらには、色のみならず、文字情報を表示する場合等その他の態様にも適用可能なものである。
また、上述の実施例に置いては、コストメリットの観点より発光源として発光ダイオード(LED)を用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、エレクトロルミネッセンス(EL)や蛍光表示装置などの発光素子を採用することが可能である。
さらに、前記報知手段2の表示面20の配設方向について、一例として、遊技盤の右側にその表示面20が向くよう配設する例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、左側にその表示面20が向くよう配設する場合や片側のみならず両側に表示する態様その他の態様にも適用可能なものである。
さらに、遊技機1台に対し報知手段2を遊技機の側面または上面に1つ配設する例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、遊技機の側面および上面または装飾部その他の位置に複数個配設する場合その他の態様にも適用可能なものである。
遊技機において、不正を検知する検知手段と、前記検知手段から出力があると不正報知指令を出力する判定手段と、前記不正報知指令に基づき正面の遊技者からは目視できない位置および報知態様で不正報知光を放射することにより不正報知する報知手段を備え、複雑な装置、システムを用いることなく不正行為を検出するとともに、不正行為者に不正行為を検知した事実を気づかれることなくホールスタッフに当該事実を報知し、その結果、不正行為者を店外への逃亡前に確実に取り押さえるという用途に適用できる。
本発明の第1実施例の遊技機の要部を示す正面図、上面図および側面図である。 本第1実施例の遊技機の報知手段を示す説明図である。 本第1実施例の遊技機の全体を示す正面図である。 本第1実施例の遊技機の全体を示す上面図である。 本第1実施例の遊技機の全体を示す側面図である。 本第1実施例の遊技機の不正報知の流れを示すフローチャートである。 本第2実施例の遊技機の要部を示す正面図、上面図および側面図である。 本第3実施例の遊技機の全体を示す正面図、上面図および側面図である。 本第3実施例の遊技機の別系統の電源を用いた報知手段を示す説明図である。 従来の第1の遊技機の構成を示す説明図である。 従来の第2の遊技機の構成を示す説明図である。
符号の説明
1 遊技機
2 報知手段
3 前面枠
4 ガラス窓
20 表示面
30 突出部

Claims (10)

  1. 遊技機において、
    不正を検知する検知手段と、
    前記検知手段から不正検知出力が出力されると不正報知指令を出力する判定手段と、
    前記不正報知指令に基づき正面の遊技者からは目視できない位置および報知態様で不正報知光を放射することにより不正報知する報知手段を備えた
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1において、
    前記報知手段の放射面を正面の遊技者から直接的に目視できないように包囲遮蔽する視界遮蔽部を備えた
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記報知手段が、正面の遊技者から直接的に目視できないように遊技機の盤面に平行な方向における窪み部内に配設されている
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記報知手段が、遊技機側面の一部に配設されている
    ことを特徴とする遊技機。
  5. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記報知手段が、遊技機上面の一部に配設されている
    ことを特徴とする遊技機。
  6. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記報知手段が、遊技機の複数箇所に配設されている
    ことを特徴とする遊技機。
  7. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記報知手段が、遊技機の盤面内の装飾部に配設されている
    ことを特徴とする遊技機。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれかにおいて、
    前記報知手段が、表示面が配設される開口部に近づくに従い、対抗間距離が減少する部屋の一部に発光源が配設されている
    ことを特徴とする遊技機。
  9. 請求項8において、
    前記報知手段の前記表示面の下流側の部位の対抗間距離が、前記開口部の対抗間距離より大きく設定されている
    ことを特徴とする遊技機。
  10. 請求項1ないし請求項3のいずれかにおいて、
    前記報知手段に対する別系統の電源またはおよび別系統の出力手段を備えた
    ことを特徴とする遊技機。
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