JP2010075132A - システインが導入された新規ガウシアルシフェラーゼ変異体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】天然のガウシアルシフェラーゼのN−末端から3番目のアミノ酸(Thr)をシステイン(Cys)で置換した蛋白質を含む新規なガウシアルシフェラーゼ変異体を製造する。該変異体酵素は、ZZドメインとの融合蛋白質として発現させた後、プロテアーゼで切断して調製されるため、プロテアーゼで切断した際の酵素側に結合するアミノ酸部分、及び制限酵素サイトに由来するアミノ酸配列を保有する構成よりなる。
【選択図】なし
Description
1.配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質を含むガウシアルシフェラーゼ変異体。
2.(1)ZZドメインにプロテアーゼ切断部位を有するリンカーペプチドを介して配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質を結合させた融合蛋白質を発現させてプロテアーゼで切断する際、配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質側に結合するアミノ酸残基、
(2)上記(1)のリンカーペプチドと配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質を結合させる制限酵素サイト由来のアミノ酸残基、及び
(3)配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質
からなる1記載のガウシアルシフェラーゼ変異体。
ただし1番目と2番目のXaa-Xaaはプロテアーゼで切断する場合に配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質側に結合するアミノ酸残基であり、3番目と4番目のXaa-Xaaは制限酵素サイト由来のアミノ酸残基である。
5.3番目と4番目のXaa-XaaがGlu-Pheである3記載のガウシアルシフェラーゼ変異体。
6.配列番号:3で示される1記載のガウシアルシフェラーゼ変異体。
7.配列番号:4で示される1記載のガウシアルシフェラーゼ変異体。
8.1〜7のいずれかに記載のガウシアルシフェラーゼ変異体にリガンドを結合させた複合体。
9.リガンドがビオチンである8記載の複合体。
10.1〜7のいずれかに記載のガウシアルシフェラーゼ変異体にリガンドを結合させた複合体を用いるリガンドに特異的な物質の測定方法。
11.リガンドがビオチンである10記載の物質の測定方法。
12.1〜7のいずれかに記載のガウシアルシフェラーゼ変異体にリガンドを結合させた複合体を構成成分とするリガンドに特異的な物質を測定するためのキット。
13.リガンドがビオチンである12記載のキット。
ZZドメインと配列番号:1の目的蛋白質の融合蛋白質を水溶性蛋白質として発現させた後、目的蛋白質であるガウシアルシフェラーゼ変異体は、プロテアーゼによって切断されて採取される。ZZドメインと配列番号:1の蛋白質の間に挿入される、プロテアーゼが認識するリンカーペプチドは、特異性が高く容易に入手可能なプロテアーゼで切断できるものであることが好ましい。ヒトレノウイルス3Cプロテアーゼが認識する部位、トロンビンが認識する部位であることが実用的であるが、これに限定されることはない。ヒトレノウイルス3Cプロテアーゼで切断した場合、配列番号:1の蛋白質の側にはGly-Proが結合する。トロンビンで切断した場合、配列番号:1の蛋白質の側にはGly-Serが結合する。
(1)ZZ融合蛋白質発現ベクターpCold-ZZ-P-Xの調製はつぎのとおりである。発現ベクターとしてpColdIIベクター(タカラバイオ社製)を使用した。IgG結合ドメインであるZZドメインをコードするZZ遺伝子は、pEZZ18(アマシャムバイオサイエンス社製)からPCR法により調製した。ZZドメインに目的蛋白質を結合させるリンカーペプチドとしてヒトレノウイルス3Cプロテアーゼ切断認識部位を用いた融合蛋白質発現ベクターpCold-ZZ-P-Xを図1で示した。また、図1におけるTEEからXbaIの間のアミノ酸配列は、配列番号:5に記載されている。
(注)pCold-ZZ-P-Xのpはヒトレノウイルス3Cプロテアーゼの商品名「プレシジョン」に由来する。
(注)pCold-ZZ-P-GL-T3CのGLはガウシアルシフェラーゼ(Gaussia luciferase)に由来するGLであり、T3Cは天然のガウシアルシフェラーゼの3番目のスレオニンがシステインに置換されていることを意味している。
大腸菌においてZZ-P-Cys-ガウシアルシフェラーゼを発現させるために、実施例1で作製した組換えプラスミドpCold-ZZ-P-GL-T3Cを用いた。常法により大腸菌BL21株に導入し、得られた形質転換株をアンピシリン(50μg/ml)を含有する10mlのLB液体培地(水1リットルあたり、バクトトリプトン10g、イーストエクストラクト5g、塩化ナトリウム5g、pH7.2)に植菌し、37℃で18時間培養を行った。次いで、その培養物を新たなLB液体培地400ml×5本(総量2L)に添加して37℃で5時間培養した後、氷水上で冷却して、イソプロピル−β−D(−)−チオガラクトピラノシド(IPTG、和光純薬工業社製)を最終濃度0.2mMになるように培養液に添加し、15℃で17時間培養を行った。培養後、菌体を遠心回収(5,000rpm、5分)し、蛋白質抽出の出発材料とした。
集菌した培養菌体を200mlの50mM Tris-HCl(pH7.6)で懸濁し、氷冷下で超音波破砕処理(ブランソン社製、Sonifier model cycle 250)を3分間、3回行い、その菌体破砕液を10,000rpm(12,000×g)で4℃、20分間遠心した。得られた可溶性画分を、50mM Tris-HCl(pH7.6)で平衡化したニッケルキレートカラム(アマシャムバイオサイエンス社、カラムサイズ:直径2.5×6.5cm)に供しZZ-P-Cys-ガウシアルシフェラーゼを吸着させた。350mlの50mM Tris-HCl(pH7.6)で洗浄後、0.1Mイミダゾール(和光純薬工業社製)によりZZ-P-Cys-ガウシアルシフェラーゼを溶出した。精製蛋白質濃度を、ウシ血清アルブミン(ピアス社製)を標品としてBradford法にもとづく市販のキット(バイオラッド社製)を用いて決定したところ、2Lの培養菌体より102mgのZZ-P-Cys-ガウシアルシフェラーゼを得た。SDS-PAGE分析の結果、純度は95%以上であった。
ニッケルキレートゲルから溶出したZZ-P-Cys-ガウシアルシフェラーゼの一部(34mg)からZZドメイン部位を切断するために、10.5mlのヒトレノウイルス3Cプロテアーゼ切断バッファー(50mM Tris-HCl(pH7.0),150mM 塩化ナトリウム、1mM EDTA, 1mM DTT)にニッケルキレートゲルから溶出したZZ-P-Cys-ガウシアルシフェラーゼ9ml(34mg)を加えて氷上にて5分置き、次いでヒトレノウイルス3Cプロテアーゼ 7.8μl(23.4μg)を加えて静かに混和させ、4℃で18時間反応させた。SDS-PAGEにてZZドメインの切断を確認した後、反応溶液を50mM Tris-HCl(pH7.6)で平衡化したニッケルキレートカラム(直径 0.5×6cm)に供し、吸着せずに溶出したガウシアルシフェラーゼ変異体を回収した。SDS-PAGE分析により、精製したガウシアルシフェラーゼ変異体画分に、切断除去したZZドメインが含まれていないことを確認した。精製したガウシアルシフェラーゼ変異体における活性回収率は92.5%、収量17.6mgを得た。得られたガウシアルシフェラーゼ変異体のアミノ酸配列は配列番号:3に記載されている。
各精製過程画分について、還元状態で、12%ポリアクリルアミドゲルを用いたSDS-PAGEによる分析を行った。各精製過程画分の精製収率は表1のとおりである。また、図4に示すように、最終精製画分は分子量22KDa蛋白質に相当する単一バンドが検出され、純度95%以上であることが明らかとなった。
精製過程でのガウシアルシフェラーゼ変異体の発光測定は、ガウシアルシフェラーゼ変異体1μlを0.1mlの10mM EDTAを含む50mM Tris-HCl(pH7.6)に溶解し、エタノールに溶解した基質セレンテラジン(1μg/μl)を混合して発光反応を開始させ、発光測定装置Luminescencer-PSN AB2200(アトー社製)で30秒間発光活性を測定した。発光活性は、最大値(Imax)で示した。
実施例4で調製した精製ガウシアルシフェラーゼ変異体を、Matrix assisted laser desorption time-of-flight mass spectrometory(MALDI-TOF-MS)法で、AutoFLEX (Buruker Daktonics社)により行った。分子量のスタンダードとして、アンジオテンシンI(m/z 1296.69)、インシュリン(m/z 5734.59)、アポミオグロビン(m/z 16952.60)、アポイクオリン(m/z 2163.20)を用いた。マトリックスはシナピン酸(インビトロジェン社製)を用いた。測定の結果、ガウシアルシフェラーゼ変異体の測定値18595は、ガウシアルシフェラーゼ変異体の平均質量計算値18602と非常に良い一致を示したことより、プレシジョンプロテアーゼ認識配列は正確に切断されていることが明らかとなった。得られたガウシアルシフェラーゼ変異体は、アミノ酸168個を有する配列番号:1の蛋白質と、そのN−末端に結合している、ヒトレノウイルス3Cプロテアーゼで切断した際に生じるGly-Pro及び制限酵素EcoRIに由来するアミノ酸配列Glu-Pheからなる合計172個のアミノ酸(配列番号:3)により構成されている。
500μlのPBS溶液(シグマ社製;0.137M塩化ナトリウム、0.0027M塩化カリウム、pH7.4)に、PBSで溶解したマレイミド活性化ビオチン(ピアス社製、EZ-Link PEO- Maleimide- activated Biotin、スペーサーの長さ:29.1オングストローム)5μl(50nmol)を加え、次いでガウシアルシフェラーゼ変異体500μl(10nmol)を添加して修飾反応を開始させ、暗所で20℃にて一晩反応を行った。システイン溶液を最終濃度0.2mM加えて室温にて30分静置させ、未反応のマレイミド活性化ビオチンを反応させた。修飾反応の確認は、反応液を1μl取り出し、ニトロセルロース膜(バイオラッド社製)にてドットブロットを行い、ストレプトアビジン−アルカリフォスファターゼ(シグマ社製)を用いたドットブロット発色法によりビオチン化を確認した。
マレイミド活性化ビオチン試薬の除去、ビオチン化ガウシアルシフェラーゼ変異体の単離および緩衝液交換は、4℃にてアミコンウルトラカラム(キアゲン社製)を用いて行った。
また、上述のようにして得られたビオチン化ガウシアルシフェラーゼ変異体と、未反応のガウシアルシフェラーゼ変異体の発光活性を比較したところ、ビオチン化による発光活性の低下はほとんど見られず、ビオチン化ガウシアルシフェラーゼ変異体は98%以上の発光活性を保持していた。
ビオチン化ガウシアルシフェラーゼ変異体を検出用プローブとして使用するためには、蛋白量と発光量とが直線性を示すことが必要である。ビオチン化ガウシアルシフェラーゼ変異体の濃度を10ナノグラムから100フェムトグラムとして、基質セレンテラジン(0.5 ng/μl)50μlを注入し、発光測定装置Centro LB960(ベルトール社製)で発光活性を測定した。発光活性の最大値(Imax)と蛋白質濃度の相関を図5に示した。発光強度とビオチン化ガウシアルシフェラーゼ変異体との間に直線性の相関が認められた。この結果から、ビオチン化ガウシアルシフェラーゼ変異体の量を、発光によって定量することが可能であることが示された。
1)抗−フェトプロテイン抗体(抗−AFP抗体)のコーティング
抗−AFP抗体(日本医学臨床検査研究所製、クローンNo.6D2、サブクラスIgG2a−κ、以下「6D2」と記載)を、0.05%アジ化ナトリウムを含む50mM炭酸緩衝液(pH9.6)にて5μg/mlに調製し、96穴マイクロプレート(Nunc社製、#437796)に100μl/ウェル分注し、室温にて一晩静置してコートした。静置後、炭酸緩衝液を除去し、150mM NaCl(和光純薬工業)、20mM Tris-HCl(和光純薬工業)(以降TBSと記載)に1%牛血清アルブミン(生化学工業、以下BSAと記載)、2mM EDTA(EDAT・2Na、同仁化学研究所)、0.05%アジ化ナトリウム(和光純薬工業)を含む溶液(以降ポストコーティング溶液と記載)を200μl/ウェル分注し、4℃にて一晩静置した。
静置後、ポストコーティング溶液を捨て洗浄した後、0.1% BSA、2mM EDTAを含有したTBSにて、0.0125ng/mlから125ng/mlに希釈調製したα−フェトプロテイン(Dako社製、AFPと記載)を96穴マイクロプレートに50μl/ウェル分注し、さらに74.9ng/mlに希釈調製したビオチン化抗−AFP抗体(日本医学臨床検査研究所製、クローンNo.1D5、サブクラスIgG1−κ、以下1D5と記載)を50μl/ウェル分注し、30℃にて1時間静置した。前記プレートから反応溶液を除去し、よく洗浄した。10% BlockAce(雪印乳業社製)、0.01% Tween20(バイオラッド社製)、10mM EDTAを含有するPBS(以下PBSE-TBと記載)にて50pmol/mlに希釈調製したストレプトアビジン(以下STAと記載)50μlと、50pmol/mlに希釈調製したビオチン化ガウシアルシフェラーゼ変異体50μlを混合し、室温にて30分反応させた後、PBSE-TBにて80倍希釈した溶液を前記プレートに100μl/ウェル分注し、30℃にて30分静置した。反応溶液を除去し、洗浄した後、0.01% Tween20、10mM EDTAを含有するPBS(以下PBSE-Tと記載)50μl/ウェル分注し、発光プレートリーダーCentro LB960(ベルトール社製)にて、基質セレンテラジン(0.5 ng/μl)50μlを注入して発光強度を0.1秒間隔で1秒間の積算値(Integration)を算出した。求めた積算値とAFPの濃度よりAFPの標準曲線を描き、図6に示した。
[配列番号:2] (1)ZZドメインにプロテアーゼ切断部位を有するリンカーペプチドを介して配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質を結合させた融合蛋白質を発現させてプロテアーゼで切断する際配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質側に結合するアミノ酸残基(Xaa-Xaa)、
(2)上記(1)のリンカーペプチドと配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質を含むガウシアルシフェラーゼ変異体を結合させる制限酵素サイト由来のアミノ酸残基(Xaa-Xaa)、及び
(3)配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質からなるガウシアルシフェラーゼ変異体を示すアミノ酸配列である。
[配列番号:3] 実施例4で生産されたガウシアルシフェラーゼ変異体を示すアミノ酸配列である。
[配列番号:4] 実施例1におけるヒトレノウイルス3Cプロテアーゼ切断部位をトロンビン切断部位に変更した場合に得られるガウシアルシフェラーゼ変異体を示すアミノ酸配列である。
[配列番号:5] ZZドメインと配列番号:1の蛋白質と間にヒトレノウイルス3Cプロテアーゼ切断部位を有する実施例1で作成したpCold-ZZ-P-XのTEEからXbaIまでのアミノ酸配列である。
[配列番号:6] 実施例1で作成した発現ベクターpCold-ZZ-P-GL-T3Cに挿入された、ヒトレノウイルス3Cプロテアーゼ切断部位を有するZZドメインと融合した配列番号:1の蛋白質をコードする塩基配列である。
[配列番号:7] 実施例1で作成した発現ベクターpCold-ZZ-P-GL-T3Cに挿入された、ヒトレノウイルス3Cプロテアーゼ切断部位を有するZZドメインと融合した配列番号:1の蛋白質のアミノ酸配列である。
[配列番号:8] ZZドメインと配列番号:1の蛋白質と間にトロンビンプロテアーゼ切断部位を有するpCold-ZZ-T-GL-XのTEEからXbaIまでのアミノ酸配列である。
[配列番号:9] 発現ベクターpCold-ZZ-T-GL-T3Cに挿入された、トロンビンプロテアーゼ切断部位を有するZZドメインと融合した配列番号:1の蛋白質をコードする塩基配列である。
[配列番号:10] 発現ベクターpCold-ZZ-T-GL-T3Cに挿入された、トロンビンプロテアーゼ切断部位を有するZZドメインと融合した配列番号:1の蛋白質のアミノ酸配列である。
[配列番号:11] 実施例1で使用したPCRプライマーGL21N-T3C/EcoRIである。
[配列番号:12] 実施例1で使用したPCRプライマーGL-7C/XbaIである。
Claims (13)
- 配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質を含むガウシアルシフェラーゼ変異体。
- (1)ZZドメインにプロテアーゼ切断部位を有するリンカーペプチドを介して配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質を結合させた融合蛋白質を発現させてプロテアーゼで切断する際、配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質側に結合するアミノ酸残基、
(2)上記(1)のリンカーペプチドと配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質を結合させる制限酵素サイト由来のアミノ酸残基、及び
(3)配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質
からなる請求項1記載のガウシアルシフェラーゼ変異体。 - 配列番号:2のアミノ酸配列の蛋白質である請求項1記載のガウシアルシフェラーゼ変異体。
ただし1番目と2番目のXaa-Xaaはプロテアーゼで切断する場合に配列番号:1のアミノ酸配列の蛋白質側に結合するアミノ酸残基であり、3番目と4番目のXaa-Xaaは制限酵素サイト由来のアミノ酸残基である。 - 1番目と2番目のXaa-XaaがGly-ProまたはGly-Serである請求項3記載のガウシアルシフェラーゼ変異体。
- 3番目と4番目のXaa-XaaがGlu-Pheである請求項3記載のガウシアルシフェラーゼ変異体。
- 配列番号:3で示される請求項1記載のガウシアルシフェラーゼ変異体。
- 配列番号:4で示される請求項1記載のガウシアルシフェラーゼ変異体。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のガウシアルシフェラーゼ変異体にリガンドを結合させた複合体。
- リガンドがビオチンである請求項8記載の複合体。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のガウシアルシフェラーゼ変異体にリガンドを結合させた複合体を用いるリガンドに特異的な物質の測定方法。
- リガンドがビオチンである請求項10記載の物質の測定方法。
- 請求項1〜7のいずれかに記載のガウシアルシフェラーゼ変異体にリガンドを結合させた複合体を構成成分とするリガンドに特異的な物質を測定するためのキット。
- リガンドがビオチンである請求項12記載のキット。
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