JP2010074878A - モータ駆動回路 - Google Patents

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哲也 新国
Tomoya Imazu
知也 今津
Tsutomu Tanimoto
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Abstract

【課題】リップル電流によるコンデンサの発熱を抑制することができ、コンデンサを小型化することができるモータ駆動回路を提供する。
【解決手段】SRモータの駆動回路は、電源Vdcと並列接続されているコンデンサC1を含み、略同一タイミングで励磁される複数のコイルUL1,UL2,UL3,UL4のそれぞれに別個に電流を流すように構成される。このとき、この駆動回路は、複数のコイルUL1,UL2,UL3,UL4に流れる電流をそれぞれ別個の複数の電流制御指令値によって制御する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、略同一タイミングで励磁される複数のコイルを有するモータを駆動するモータ駆動回路に関する。
近年、電気自動車に用いられるパワーエレクトロニクス部品に対する小型化の要求がますます高まっている。これに応じて、個々の部品の小型化のみならず、従来は別々の場所においてそれぞれ別個のケースに収められていたモータとインバータとを一体化する小型化構造が検討されている。
また、このような一体化構造が進化した形として、モータの各コイルの直近に小型スイッチ素子を設け、各コイルを個別駆動するモータ・インバータ一体化構造も実用化されている。
このようなモータ・インバータ一体化構造を考えたとき、上述したスイッチ素子や、電源と並列接続されるコンデンサをどのように配置するかが課題となっている。特に、コンデンサは、スイッチ素子に比べて立体的な構造でサイズが大きく、モータ・インバータ一体化構造の実現を困難にする大きな要因になっている。
ここで、コンデンサのサイズは、リップル電流によって大きくなる。したがって、このリップル電流を低減することにより、コンデンサの小型化を図ることが考えられる。
リップル電流を低減する方法としては、例えば特許文献1に記載された技術のように、2つのモータをそれぞれ別個のインバータによって駆動し、コンデンサを共通化する回路構成において、2つのインバータのスイッチング周期を合わせるものが提案されている。
特開2002−84790号公報
しかしながら、特許文献1に記載された技術においては、2つのモータを駆動する場合のみに用途が限られる上に、これら2つのモータが同じ大きさの電流を流していない場合には、コンデンサに流れるリップル電流低減の効果が低くなるという問題があった。また、従来のインバータ構成では、スイッチ素子が少なく、制御によってリップル電流を低減することができないため、コンデンサの小型化を図ることが困難であるという問題があった。
本発明は、上述した実情に鑑みて提案されたものであり、リップル電流によるコンデンサの発熱を抑制することができ、コンデンサを小型化することができるモータ駆動回路を提供することを目的とする。
本発明にかかるモータ用駆動回路は、電源と並列接続されているコンデンサを含み、略同一タイミングで励磁される複数のコイルのそれぞれに対して別個に電流を流すコイル駆動回路を制御手段によって制御する際に、複数のコイルに流れる電流をそれぞれ別個の複数の電流制御指令値によって制御することで、上述の課題を解決する。
本発明にかかるモータ駆動回路によれば、各コイルに流れる電流が重畳されたコンデンサのリップル電流を高周波化且つ低ピーク化することができるので、リップル電流によるコンデンサの発熱を抑制することができ、コンデンサを小型化することができる。
以下、本発明の好適な実施形態としてのモータ駆動回路について具体的に説明する。なお、ここでは、モータとして、ロータ側に永久磁石やコイルを必要とせず構造が簡便且つ堅牢であり、電気自動車に使用されるモータとして着目されているスイッチトリラクタンスモータ(以下、SRモータという。)に本発明を適用した例について説明する。
[第1実施形態]
[比較例としてのSRモータの駆動回路の構成]
まず、本発明と従来技術との差異を明確にするために、本発明の実施形態として示すSRモータの駆動回路の説明に先立って、本発明に対する比較例として従来のSRモータの駆動回路について説明する。
図1に、3相のSRモータの比較例としての駆動回路の構成を示し、図2(A)に、SRモータの回転軸方向に対して垂直な方向の断面図を示す。
SRモータは、ステータに設けられた突極部に集中巻されたコイルに、ロータの位置情報に基づいて電流を供給することによって生じる連続的な磁気吸引力により、回転運動を作り出すものである。具体的には、SRモータは、図2(A)に示すように、積層した電磁素鋼板から構成されるステータ1と、積層した電磁素鋼板の内部に永久磁石を埋設して構成されるロータ2とを備える。
ステータ1には、ロータ2の側に臨むように突出する複数の突極部(ステータティース)3が設けられる。ロータ2には、ステータ1の側に臨むように突出する複数の突極部(ロータティース)4が設けられている。なお、図2(A)においては、ステータ1に12極の突極部3が設けられ、ロータ2に8極の突極部4が設けられている様子を示している。また、ステータ1の突極部3には、それぞれ、インバータ制御によって通電されて磁束を発生させるコイル5が巻回されている。すなわち、図2(A)においては、12個のコイル5が設けられている様子を示している。
これらのコイル5は、図1に示すように、略同一タイミングで励磁される4つの並列接続されたコイルUL,VL,WLのそれぞれに対して、2つのスイッチ素子SWと2つのダイオードDとを接続して構成される。
すなわち、U相の4つのコイルUL1,UL2,UL3,UL4には、2つのスイッチ素子SW1,SW2と、2つのダイオードD1,D2とが接続されている。V相の4つのコイルVL1,VL2,VL3,VL4には、2つのスイッチ素子SW3,SW4と、2つのダイオードD3,D4とが接続されている。W相の4つのコイルWL1,WL2,WL3,WL4には、2つのスイッチ素子SW5,SW6と、2つのダイオードD5,D6とが接続されている。
[比較例としてのSRモータの駆動回路の動作]
このような比較例としての駆動回路においては、U相の4つのコイルUL1,UL2,UL3,UL4を励磁する場合には、図示しない制御手段の制御に従って、これらコイルUL1,UL2,UL3,UL4に接続されたスイッチ素子SW1,SW2をオン状態とする。また、U相の4つのコイルUL1,UL2,UL3,UL4を消磁(回生)する場合には、これらスイッチ素子SW1,SW2をオフ状態とする。更に、比較例としての駆動回路においては、U相の4つのコイルUL1,UL2,UL3,UL4に流れる電流を還流させる場合には、スイッチ素子SW1,SW2のうちいずれか一方をオン状態とする。
同様に、比較例としての駆動回路においては、V相の4つのコイルVL1,VL2,VL3,VL4を励磁する場合には、図示しない制御手段の制御に従って、これらコイルVL1,VL2,VL3,VL4に接続されたスイッチ素子SW3,SW4をオン状態とする。また、V相の4つのコイルVL1,VL2,VL3,VL4を消磁(回生)する場合には、これらスイッチ素子SW3,SW4をオフ状態とする。更に、比較例としての駆動回路においては、V相の4つのコイルVL1,VL2,VL3,VL4に流れる電流を還流させる場合には、スイッチ素子SW3,SW4のうちいずれか一方をオン状態とする。
さらに、比較例としての駆動回路においては、W相の4つのコイルWL1,WL2,WL3,WL4を励磁する場合には、図示しない制御手段の制御に従って、これらコイルWL1,WL2,WL3,WL4に接続されたスイッチ素子SW5,SW6をオン状態とする。また、W相の4つのコイルWL1,WL2,WL3,WL4を消磁(回生)する場合には、これらスイッチ素子SW5,SW6をオフ状態とする。更に、比較例としての駆動回路においては、W相の4つのコイルWL1,WL2,WL3,WL4に流れる電流を還流させる場合には、スイッチ素子SW5,SW6のうちいずれか一方をオン状態とする。
このような比較例としての駆動回路においては、図2(B)に示すように、ステータ1の突極部3とロータ2の突極部4同士が対向し始めるロータ角度を励磁開始角度θONとし、図2(C)に示すように、ステータ1の突極部3とロータ2の突極部4同士が完全に対向するロータ角度よりも手前に励磁停止角度θOFFを設定する。駆動回路は、ロータ2が励磁開始角度θONから励磁停止角度θOFFまでの間の角度に位置するときにコイル5に対して通電することにより、トルクを発生させる。
また、比較例としての駆動回路においては、以下のようにして電流制御を行う。
SRモータにおいては、できる限り矩形波に近い電流を流すことにより、トルクのリップルを抑制する。この矩形波電流の制御には、PWM(Pulse Width Modulation)方式とヒステリシスコンパレータ方式とが一般に用いられるが、コイル5のインダクタンスが非線形性を示すような大電流を流した場合には、周波数が固定されたPWM方式では制御しにくいため、後者のヒステリシスコンパレータ方式によって制御するのが通常である。
図3に、ヒステリシスコンパレータ制御による電流制御の例を示す。なお、ここでは、図1に示す比較例としての駆動回路において、U相のコイルUL1,UL2,UL3,UL4を励磁する場合について示している。
まず、比較例としての駆動回路においては、ロータ2の角度が励磁開始角度θONに位置するときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子SW1,SW2をオン状態とする。そして、比較例としての駆動回路においては、コイルUL1,UL2,UL3,UL4に流れる合計電流が第1の電流制御指令値I1に到達したときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子SW1をオフ状態とする。
これにより、コイルUL1,UL2,UL3,UL4に流れる合計電流は、スイッチ素子SW2及びダイオードD2を介して還流され、その電流値が緩やかに減少する。また、比較例としての駆動回路においては、コイルUL1,UL2,UL3,UL4に流れる合計電流が第1の電流制御指令値I1よりも小さい第2の電流制御指令値I2に到達したときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子SW1を再度オン状態とする。これにより、コイルUL1,UL2,UL3,UL4は励磁され、その合計電流は急速に増加する。比較例としての駆動回路においては、このような動作を繰り返し行い、ロータ2の角度が励磁停止角度θOFFに到達したときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子SW1,SW2をオフ状態とする。これにより、コイルUL1,UL2,UL3,UL4の電流は、ダイオードD1,D2を介して、電源Vdcに回生される。なお、比較例としての駆動回路において、V相及びW相のコイルを励磁する場合についても、同様の動作を行うことになる。
このような動作を行う比較例としての駆動回路は、コンデンサC1が電源Vdcと並列接続されているので、リップル電流による発熱が生じやすい。すなわち、コンデンサC1は、電源Vdcによっては入出力しにくい急峻な変化を呈する電流を当該電源Vdcの代わりに入出力することにより、直流電圧の安定化を図っている。比較例としての駆動回路は、図3に示すように、スイッチ素子SW1によるスイッチング動作を行っている期間では、急峻な電流変化が断続するので、この電流の大半がリップル電流としてコンデンサC1に流れることになる。このようなリップル電流は、コンデンサC1の発熱原因となる。したがって、コンデンサC1を小型化するにあたっては、このリップル電流による発熱を抑制する必要がある。
[本発明の実施形態として示すSRモータの駆動回路の構成]
以上のような比較例としての駆動回路に対して、本発明の実施形態として示す駆動回路においては、以下のようにして電流制御を行うことにより、リップル電流によるコンデンサC1の発熱を抑制する。
図1の示した駆動回路は、同一相を構成する4つのコイルに対して、2つのスイッチ素子SWと2つのダイオードDとを接続することにより、これら4つのコイルに流れる電流を一括して制御するものであった。
これに対して、本発明の実施形態として示すSRモータの駆動回路は、図4に示すように、同一相を構成する4つのコイルのそれぞれに対して、2つのスイッチ素子SWと2つのダイオードDとを接続し、別個に電流を制御するように構成される。
すなわち、U相の4つのコイルUL1,UL2,UL3,UL4のうち、コイルUL1には、2つのスイッチ素子USW1,USW2と、2つのダイオードUD1,UD2とが接続されており、コイルUL2には、2つのスイッチ素子USW3,USW4と、2つのダイオードUD3,UD4とが接続されており、コイルUL3には、2つのスイッチ素子USW5,USW6と、2つのダイオードUD5,UD6とが接続されており、コイルUL4には、2つのスイッチ素子USW7,USW8と、2つのダイオードUD7,UD8とが接続されている。
同様に、V相の4つのコイルVL1,VL2,VL3,VL4のうち、コイルVL1には、2つのスイッチ素子VSW1,VSW2と、2つのダイオードVD1,VD2とが接続されており、コイルVL2には、2つのスイッチ素子VSW3,VSW4と、2つのダイオードVD3,VD4とが接続されており、コイルVL3には、2つのスイッチ素子VSW5,VSW6と、2つのダイオードVD5,VD6とが接続されており、コイルVL4には、2つのスイッチ素子VSW7,VSW8と、2つのダイオードVD7,VD8とが接続されている。
さらに、W相の4つのコイルWL1,WL2,WL3,WL4のうち、コイルWL1には、2つのスイッチ素子WSW1,WSW2と、2つのダイオードWD1,WD2とが接続されており、コイルWL2には、2つのスイッチ素子WSW3,WSW4と、2つのダイオードWD3,WD4とが接続されており、コイルWL3には、2つのスイッチ素子WSW5,WSW6と、2つのダイオードWD5,WD6とが接続されており、コイルWL4には、2つのスイッチ素子WSW7,WSW8と、2つのダイオードWD7,WD8とが接続されている。
[本発明の実施形態として示すSRモータの駆動回路の動作]
このような駆動回路においては、以下のようにして電流制御を行う。
図5に、ヒステリシスコンパレータ制御による電流制御の例を示す。なお、ここでは、図4に示す駆動回路において、U相のコイルUL1,UL2,UL3,UL4を励磁する場合について示している。
駆動回路は、基本的には、コイルUL1,UL2,UL3,UL4に対する通電立ち上がり時のみ、図示しない制御手段により、複数の電流制御指令値を用い、これら複数の電流制御指令値をロータ2の角度に応じて設定する。
すなわち、駆動回路は、ロータ2の角度が励磁開始角度θONに位置するときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子USW1,USW2,USW3,USW4,USW5,USW6,USW7,USW8をオン状態とする。そして、駆動回路は、ロータ2の回転軸に対して対称に位置するコイルUL1,UL3に流れる合計電流、及び、同じくロータ2の回転軸に対して対称に位置するコイルUL2,UL4に流れる合計電流が第1の電流制御指令値I1に到達したときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子SW1,SW3,SW5,SW7をオフ状態とする。すなわち、駆動回路は、この時点まではU相の全てのコイルUL1,UL2,UL3,UL4に同一の電流を流すように制御する。
続いて、駆動回路は、コイルUL1,UL3の励磁タイミングと、コイルUL2,UL4の励磁タイミングとをずらすため、コイルUL1,UL2,UL3,UL4のそれぞれを別個の電流制御指令値によって制御する。すなわち、駆動回路は、コイルUL1,UL3に流れる合計電流が第1の電流制御指令値I1よりも小さい第2の電流制御指令値I2に到達したときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子SW1,SW5を再度オン状態とする。また、コイルUL2,UL4に流れる合計電流が第1の電流制御指令値I1よりも小さく且つ第2の電流制御指令値I2とは異なる第3の電流制御指令値I3に到達したときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子SW3,SW7を再度オン状態とする。これにより、コイルUL1,UL2,UL3,UL4は励磁され、その合計電流は急速に増加する。なお、ここでは、第2の電流制御指令値I2と第3の電流制御指令値I3との関係をI2<I3とした場合について示している。
なお、駆動回路は、この時刻以降では第3の電流制御指令値I3による制御は行わない。すなわち、駆動回路においては、コイルUL1,UL3に流れる合計電流及びコイルUL2,UL4に流れる合計電流が、共に、第1の電流制御指令値I1に到達したときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子USW1,USW3,USW5,USW7をオフ状態とし、コイルUL1,UL3に流れる合計電流及びコイルUL2,UL4に流れる合計電流が、共に、第2の電流制御指令値I2に到達したときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子USW1,USW3,USW5,USW7をオン状態とする。
駆動回路においては、このような動作を繰り返し行い、ロータ2の角度が励磁停止角度θOFFに到達したときに、図示しない制御手段の制御に従って、スイッチ素子USW1,USW2,USW3,USW4,USW5,USW6,USW7,USW8をオフ状態とする。これにより、コイルUL1,UL2,UL3,UL4の電流は、ダイオードUD1,UD2,UD3,UD4,UD5,UD6,UD7,UD8を介して、電源Vdcに回生される。なお、駆動回路において、V相及びW相のコイルを励磁する場合についても、同様の動作を行うことになる。
このような動作を行う駆動回路は、電源Vdcと並列接続されているコンデンサC1に、比較例としての駆動回路の場合とは異なる電流が流れる。
すなわち、先に図3に示した比較例としての制御方法においては、全てのコイルに同一タイミングで電流が流れるので、コンデンサC1に流れるリップル電流も、そのピーク値が大きくなる。
一方、本発明の実施の形態として示す駆動回路においては、図5に示すように、2つのコイルずつ異なるタイミングで電流が流れるので、コンデンサC1に流れるリップル電流のピーク値が小さく、さらにその周期が小刻みなものとなり、周波数を高めることができる。
ここで、アルミ電解コンデンサの等価直列抵抗(Equivalent Series Resistance;ESR)は、リップル電流の周波数が高周波になると減少する特性を有する。そのため、低周波のリップル電流と高周波のリップル電流とでは、同じ電流値であっても、高周波の方がコンデンサの温度上昇が低くなる。したがって、本発明の実施の形態として示す駆動回路においては、コンデンサC1に流れるリップル電流を高周波化することにより、リップル電流による発熱を抑制することができ、その結果として、コンデンサC1の小型化を図ることができる。
ところで、この第1実施形態では、ロータ2の回転軸に対して対称に位置するコイルに対して、同じ電流制御指令値を用いて制御を行うものとして説明したが、駆動回路は、対称に位置するコイルの電流波形を一致させるようにしてもよい。
これにより、駆動回路によれば、これらロータ2の回転軸に対して対称に位置するコイルがそれぞれロータ2を引き合う力に均衡がとれるので、回転トルクのムラを抑制することができる。
また、この第1実施形態では、ロータ2の角度が励磁開始角度θONを過ぎて1回目の励磁の終了後、すなわち、1回目の消磁を停止させるために、第3の電流制御指令値I3を設定しているが、駆動回路においては、第3の電流制御指令値I3による制御タイミングを変更し、例えば図6中タイミングAで示すように、励磁時にコイルUL2,UL4の合計電流が第3の電流制御指令値I3に到達したときに、図示しない制御手段の制御に従って、コイルUL2,UL4の励磁を停止するようにしてもよい。
これにより、駆動回路によれば、それ以降、コイルUL2,UL4の励磁及び消磁タイミングと、コイルUL1,UL3の励磁及び消磁タイミングとがずれるので、上述したように、コンデンサC1に流れるリップル電流のピーク値が小さく、さらにその周期が小刻みなものとなり、周波数を高めることができる。
さらに、駆動回路においては、例えば図7に示すように、ロータ2が励磁開始角度θONから励磁停止角度θOFF未満の所定角度θTまでの間の角度に位置するときに、図示しない制御手段の制御に従って、コイルUL2,UL4に対する励磁停止制御を第1の電流制御指令値I1の代わりに第3の電流制御指令値I3を用いて行い、所定角度θTから励磁停止角度θOFFまでの間の角度に位置するときに、図示しない制御手段の制御に従って、コイルUL2,UL4に対する励磁停止制御に用いる電流制御指令値を第3の電流制御指令値I3から第1の電流制御指令値I1に戻すようにしてもよい。これと同様に、駆動回路は、ロータ2の角度が同じ角度範囲に位置するときに、図示しない制御手段の制御に従って、消磁停止制御のための第2の電流制御指令値I2を第3の電流制御指令値I3に置き換えてもよい。
このように、駆動回路においては、第3の電流制御指令値I3を用いるべきか否かを、電流値そのものから判定する必要がなくなり、制御を容易にすることができる。
[第1実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明の第1実施形態として示した駆動回路は、略同一タイミングで励磁される複数のコイルのそれぞれに別個に電流を流すことが可能に構成され、図示しない制御手段により、複数のコイルに流れる電流をそれぞれ別個の複数の電流制御指令値によって制御する。
これにより、この駆動回路によれば、1つのモータで各コイル電流波形を不一致とすることができる。したがって、この駆動回路によれば、各コイルに流れる電流が重畳されたコンデンサC1のリップル電流を、比較例と比較して高周波化且つ低ピーク化することができるので、リップル電流によるコンデンサC1の発熱を抑制することができ、コンデンサC1を小型化することができる。
また、この駆動回路は、SRモータを制御対象とすることができる。これにより、この駆動回路によれば、他種のモータに比べてコンデンサC1に流れるリップル電流が大きくコンデンサC1の小型化が困難であるというSRモータに特有の問題を解消することができる。
さらに、この駆動回路によれば、図示しない制御手段の制御に従って、複数のコイルの励磁を停止するための電流制御指令値を複数設定することにより、消磁側の電流制御指令値を設定する必要がなく、制御マップを単純に構成することができる。
さらにまた、この駆動回路によれば、図示しない制御手段の制御に従って、複数のコイルの消磁を停止するための電流制御指令値を複数設定することにより、励磁側の電流制御指令値を設定する必要がなく、制御マップを単純に構成することができる。
また、この駆動回路によれば、図示しない制御手段の制御に従って、複数のコイルに対する通電立ち上がり時のみ、複数の電流制御指令値によって当該コイルに流れる電流を制御することにより、複数の電流制御指令値によって一旦各コイルに流れる電流の波形をずらした後、電流制御指令値を統一することができるため、制御ロジックを簡単なものにすることができる。このとき、この駆動回路によれば、図示しない制御手段の制御に従って、複数の電流制御指令値をロータ2の角度に応じて設定することにより、制御ロジックの切り替えを複雑な演算を行うことなく容易に行うことができる。
さらに、この駆動回路によれば、図示しない制御手段の制御に従って、ロータ2の回転軸に対して対称に位置するコイルに、同一の電流制御指令値を用いて制御することにより、これらロータ2の回転軸に対して対称に位置するコイルの電流波形が一致し、これらコイルがそれぞれロータ2を引き合う力に均衡がとれるので、回転トルクのムラを抑制することができる。
[第2実施形態]
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。
この第2実施形態は、第1実施形態のように、全てのコイルにソフトチョッピングによる電流制御を行うのではなく、全てのコイル又は一部のコイルにハードチョッピングによる電流制御を行うものである。したがって、この第2実施形態においては、第1実施形態にて説明した部位と同一部位については、それぞれ、同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
[本発明の実施形態として示すSRモータの駆動回路の構成及び動作]
この駆動回路は、先に図4に示した構成とされ、図2(A)に示したSRモータを制御対象とする。この駆動回路においては、以下のようにして電流制御を行う。
図8に、電流制御指令値を第1実施形態と同様に設定することを前提として、4つのコイルUL1,UL2,UL3,UL4のうち、2つのコイルUL2,UL4の電流をハードチョッピングによって制御する場合の電流波形の例を示す。なお、ここでは、図4に示す駆動回路において、U相のコイルUL1,UL2,UL3,UL4を励磁する場合について示している。
この場合、コイルUL2,UL4の消磁時間は短くなる。そのため、これらコイルUL2,UL4に流れる電流の波形は、コイルUL1,UL3に流れる電流の波形とは異なるものとなる。第1実施形態においても述べたように、コンデンサC1に流れるリップル電流は、コイルUL1,UL2,UL3,UL4に流れる電流の重ねあわせに依存する。
そのため、この駆動回路は、断続して大きな電流が流れる比較例としてのSRモータの駆動回路のコンデンサに流れるリップル電流と比較して、コンデンサC1に流れるリップル電流を高周波化且つ低ピーク化することができる。
したがって、この駆動回路においては、第1実施形態と同様に、リップル電流によるコンデンサC1の発熱を抑制することができ、コンデンサC1を小型化することができる。
なお、この駆動回路は、図8に示すように、タイミングによってはコンデンサC1に大きな電流が流れるが、これは一過性のものであり、コンデンサC1の発熱への寄与は小さい。駆動回路においては、むしろ全体としてリップル電流を低減して高周波化することにより、コンデンサC1の発熱を抑制することができ、コンデンサC1の小型化を図ることができる。
また、この駆動回路は、図示しない制御手段の制御に従って、複数のコイルのうち一部のコイルに対する制御を、ロータ2の回転角度に応じて、ソフトチョッピングによる電流制御からハードチョッピングによる電流制御に切り替えたり、ハードチョッピングによる電流制御からソフトチョッピングによる電流制御に切り替えたりするようにしてもよく、これにより、ソフトチョッピング又はハードチョッピングの切り替えのロジックを容易にすることができる。
[第2実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明の第2実施形態として示した駆動回路は、図示しない制御手段により、複数のコイルの全てにハードチョッピングによる電流制御を行う、又は、複数のコイルのうちの一部のコイルにソフトチョッピングによる電流制御を行うと共に他のコイルにハードチョッピングによる電流制御を行う。
これにより、この駆動回路によれば、各コイル電流の還流が主体のソフトチョッピングによる電流制御に比べて、各コイルの電流の重ねあわせをより多くのタイミングで行わせることができるので、コンデンサC1に流れるリップル電流を平準化しやすくすることができる。
また、この駆動回路によれば、図示しない制御手段の制御に従って、複数のコイルのうち一部のコイルに対する制御を、ロータ2の回転角度に応じて、ソフトチョッピングによる電流制御からハードチョッピングによる電流制御に切り替える、又は、ハードチョッピングによる電流制御からソフトチョッピングによる電流制御に切り替えることにより、ソフトチョッピング又はハードチョッピングの切り替えのロジックを容易にすることができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施の形態に限定されることはなく、この実施の形態以外の形態であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計などに応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
比較例としてのSRモータの駆動回路の構成について示す図である。 (A)はSRモータの構成について示す図であり、SRモータの回転軸方向に対して垂直な方向の断面図であり、(B)は(A)に示すSRモータの励磁開始角度について説明するための図であり、(C)は(A)に示すSRモータの励磁停止角度について説明するための図である。 比較例としてのSRモータの駆動回路による電流制御について説明するための図であり、コイルのインダクタンス、スイッチ素子の動作、コイルに流れる合計電流波形、及びコンデンサに流れる電流波形について示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態として示すSRモータの駆動回路の構成について示す図である。 本発明の第1実施形態として示すSRモータの駆動回路による電流制御について説明するための図であり、コイルのインダクタンス、スイッチ素子の動作、コイルに流れる合計電流波形、及びコンデンサに流れる電流波形について示すタイミングチャートである。 本発明の第1実施形態として示すSRモータの駆動回路による電流制御について説明するための図であり、励磁時に電流制御指令値による制御タイミングを変更する様子を示す図である。 本発明の第1実施形態として示すSRモータの駆動回路による電流制御について説明するための図であり、電流制御指令値を変更するロータ角度について説明するための図である。 本発明の第2実施形態として示すSRモータの駆動回路による電流制御について説明するための図であり、コイルのインダクタンス、スイッチ素子の動作、コイルに流れる合計電流波形、及びコンデンサに流れる電流波形について示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 ステータ
2 ロータ
3,4 突極部
5,UL1,UL2,UL3,UL4,VL1,VL2,VL3,VL4,WL1,WL2,WL3,WL4 コイル
C1 コンデンサ
1 第1の電流制御指令値
2 第2の電流制御指令値
3 第3の電流制御指令値
UD1,UD2,UD3,UD4,UD5,UD6,UD7,UD8,VD1,VD2,VD3,VD4,VD5,VD6,VD7,VD8,WD1,WD2,WD3,WD4,WD5,WD6,WD7,WD8 ダイオード
USW1,USW2,USW3,USW4,USW5,USW6,USW7,USW8,VSW1,VSW2,VSW3,VSW4,VSW5,VSW6,VSW7,VSW8,WSW1,WSW2,WSW3,WSW4,WSW5,WSW6,WSW7,WSW8 スイッチ素子
θON 励磁開始角度
θOFF 励磁停止角度
θT 角度

Claims (9)

  1. 略同一タイミングで励磁される複数のコイルを有するモータを駆動するモータ駆動回路において、
    電源と並列接続されているコンデンサを含み、前記複数のコイルのそれぞれに別個に電流を流すコイル駆動回路と、
    前記複数のコイルに流れる電流をそれぞれ別個の複数の電流制御指令値によって制御するように、前記コイル駆動回路を制御する制御手段と
    を備えることを特徴とするモータ駆動回路。
  2. 前記モータは、スイッチトリラクタンスモータであることを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路。
  3. 前記制御手段は、前記複数のコイルの励磁を停止するための前記電流制御指令値を複数設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモータ駆動回路。
  4. 前記制御手段は、前記複数のコイルの消磁を停止するための前記電流制御指令値を複数設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモータ駆動回路。
  5. 前記制御手段は、前記複数のコイルに対する通電立ち上がり時のみ、前記複数の電流制御指令値によって当該コイルに流れる電流を制御するように、前記コイル駆動回路を制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載のモータ駆動回路。
  6. 前記制御手段は、前記複数の電流制御指令値を前記モータのロータの角度に応じて設定することを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載のモータ駆動回路。
  7. 前記制御手段は、前記モータのロータの回転軸に対して対称に位置するコイルに、同一の電流制御指令値を用いて制御することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか1項に記載のモータ駆動回路。
  8. 前記制御手段は、前記複数のコイルの全てに対してハードチョッピングによる電流制御を行う、又は、前記複数のコイルのうちの一部のコイルに対してソフトチョッピングによる電流制御を行うと共に他のコイルに対してハードチョッピングによる電流制御を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載のモータ駆動回路。
  9. 前記制御手段は、前記複数のコイルのうち一部のコイルに対する制御を、前記モータのロータの回転角度に応じて、ソフトチョッピングによる電流制御からハードチョッピングによる電流制御に切り替える、又は、ハードチョッピングによる電流制御からソフトチョッピングによる電流制御に切り替えることを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか1項に記載のモータ駆動回路。
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