JP2010074666A - 撮像装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サージ電圧の電子回路への影響を回避するとともに小型化を実現可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】被写体を撮像する撮像装置1であって、筐体10と、筐体10の内部に配置されたコネクタ基板200と、コネクタ基板200に搭載され、接地端子を有するコネクタ201と、コネクタ基板200上に形成され、接地端子と電気的に接続される電極パッド210と、筐体10と電極パッド210との間に設けられた、導電性を有する弾性部材500と、を備えた。
【選択図】 図1
【解決手段】被写体を撮像する撮像装置1であって、筐体10と、筐体10の内部に配置されたコネクタ基板200と、コネクタ基板200に搭載され、接地端子を有するコネクタ201と、コネクタ基板200上に形成され、接地端子と電気的に接続される電極パッド210と、筐体10と電極パッド210との間に設けられた、導電性を有する弾性部材500と、を備えた。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電装部品を搭載した基板を備えた撮像装置に関するものである。
近年、CCD(Charge Coupled Devices)や、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などの撮像素子の性能向上に伴って、それらの撮像素子を備えたカメラの小型・軽量化が進み、例えば車両に搭載する車載用カメラなどに利用されている。
車載用カメラなどの電子機器では、静電気等により発生するサージ電圧の回路基板への影響を回避するための対策が施される。例えば、特許文献1では、導電性を有するシャーシ内部の基板の端部に導体部材を取りつけ、この導体部材とシャーシとの間に導電性部材を配置することにより、コネクタに印加された静電気を、導体部材、および導電性部材を介してシャーシへアースする技術が提案されている。
しかしながら、上記特許文献1の方法では、導体部材および導電性部材として、断面コ字状に屈曲形成されたブラケット、および、スポンジ状やゴム状の芯材の外側を金属メッシュ等の導電性の材料で覆った導電性ガスケットが用いられている。このため、電子機器全体の容積が大きくなり、小型・軽量化が必要な車載用カメラ等の機器には適用できないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、サージ電圧の電子回路への影響を回避するとともに小型化を実現可能な撮像装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる撮像装置は、被写体を撮像する撮像装置であって、筐体と、前記筐体内部に配置された基板と、前記基板に搭載され、接地端子を有するコネクタと、前記基板上に形成され、前記接地端子と電気的に接続される電極パッドと、前記筐体と前記電極パッドとの間に設けられた、導電性を有する弾性部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、サージ電圧の電子回路への影響を回避するとともに小型化を実現可能な撮像装置を提供することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる撮像装置の最良な実施形態を詳細に説明する。
本実施の形態の撮像装置は、コネクタを搭載した基板と筐体とを電気的に接続する板ばね等の導電性を有する弾性部材を備え、筐体に印加された静電気等のサージ電圧を、弾性部材、およびコネクタの接地端子を経由して、例えば撮像装置が搭載された車両のアース(GND)に放電する。
図1は、本実施の形態にかかる撮像装置1の外観を示す斜視図である。また、図2は、本実施の形態にかかる撮像装置1の概略図である。撮像装置1は、筐体10と、レンズ30と、鏡筒40と、フォーカス調整カム50と、球面座ホルダ60と、センサホルダ70と、板金80と、FPGA基板100と、FPGA101と、コネクタ基板200と、コネクタ201と、センサ基板300と、センサ301と、第1フレキシブル基板401と、第2フレキシブル基板402と、弾性部材500とを主に備えている。なお、図2は、筐体10を切断して筐体10の手前側の部分を取り外した場合において、撮像装置1を側面から見た概要図となっている。
筐体10は、図示しないカバーとともに、FPGA基板100、コネクタ基板200、センサ基板300、レンズ30等の各構成部品を内部に収容するケースであり、筐体10には、外部装置と接続されているコネクタ(不図示)を差し込むための孔部10aがFPGA基板100側に形成されている。
レンズ30は、複数のレンズで構成されており、鏡筒40に保持されて、撮像装置1のカバー側の内部に収容されている。
フォーカス調整カム50は、鏡筒40の上方に配置されており、撮像装置1の製造段階において、鏡筒40に保持されたレンズ30を矢印A方向に動かすことによりフォーカス調整を行うものである。フォーカス調整カム50は、略円筒状に形成され、一方の端面(図1における下方の端面)が傾斜しており、その傾斜している端面側が鏡筒40の溝部(不図示)に差し込まれて回動可能となっている。そして、フォーカス調整カム50が回動することにより、傾斜した端面と溝部とがカム機構によって鏡筒40に保持されたレンズ30を矢印A方向に動かしてフォーカス調整を行う。フォーカス調整後、接着剤等によりフォーカス調整カム50と鏡筒40とを固定し、フォーカス調整カム50を回動不能にする。
球面座ホルダ60は、フォーカス調整カム50の上方に配置されており、撮像装置1の製造段階において、センサホルダ70とともに、鏡筒40に保持されたレンズ30のアライメント調整を行うものである。アライメント調整後、接着剤等によりセンサホルダ70と球面座ホルダ60とを固定し、センサホルダ70を摺動不能にする。
FPGA基板100は、柔軟性のない絶縁体基材を用いた基板(リジッド基板)であって、筐体10内部におけるレンズ30の位置と反対側の筐体10の壁面近傍に配置され、レンズ30側と反対側の搭載面に発熱するFPGA101を搭載した基板である。また、FPGA基板100は、FPGA101の上面が筐体10の内壁面に当接するような位置に設けられている。このような位置に設けることで、FPGA101から発せられる熱を内壁面から筐体10に伝達して、放熱性を向上させることができる。
コネクタ基板200は、柔軟性のない絶縁体基材を用いた基板(リジッド基板)であって、FPGA基板100のレンズ30側の搭載面側に、FPGA基板100と略平行に筐体10内部に配置され、FPGA基板100側の搭載面にコネクタ201を搭載した基板である。
また、コネクタ基板200上には、弾性部材500を当接させるための電極パッド210が形成されている。電極パッド210は、他の回路へのサージ電圧の影響を最小限とするため、コネクタ201の近傍に形成される。
コネクタ201は、撮像装置1を外部装置と電気的に接続するためのコネクタであり、外部装置と接続されたコネクタ(不図示)が筐体10の孔部10aを通過して差し込まれる接続口201aを、FPGA基板100側の筐体10の外方、すなわち図2では上方に向けて搭載されている。
また、コネクタ基板200の搭載面は、FPGA基板100の搭載面の面積より大きい面積で形成されており、コネクタ201は、コネクタ基板200のFPGA基板100と対向しない搭載面、すなわち図2ではコネクタ基板200の左側の搭載面にFPGA基板100を回避するように搭載されている。そして、コネクタ201の接続口201aの端面は、FPGA101の上面と略同一平面となっている。このようにFPGA基板100と対向しない搭載面にコネクタ201を搭載することで、コネクタ基板200のFPGA基板100と対向しない搭載面からFPGA基板100のレンズ30側の搭載面までの距離より長い高さのコネクタ201を搭載することができる。
センサ基板300は、柔軟性のない絶縁体基材を用いた基板(リジッド基板)であって、コネクタ基板200のレンズ30と対向する搭載面側に、コネクタ基板200と略平行に筐体10内部に配置され、コネクタ基板200側と反対側の搭載面の中央付近にセンサ301を搭載した基板である。また、センサ301は、CCDなどの撮像素子である。
板金80は、FPGA基板100、コネクタ基板200、およびセンサ基板300を所定の位置に保持するものである。また、板金80は、センサ基板300におけるコネクタ基板200側の搭載面の中央付近を、センサ301側に向けて押圧することで、センサ基板300およびセンサ301を押えて安定させている。
第1フレキシブル基板401および第2フレキシブル基板402は、絶縁体基材に薄く柔軟性のある素材を用いた屈曲性を有する基板であって、ハーネスケーブルのように複数のリジット基板間を接続する役割も有する。本実施の形態では、第1フレキシブル基板401は、FPGA基板100とコネクタ基板200とを電気的に接続しており、第2フレキシブル基板402は、FPGA基板100とセンサ基板300とを電気的に接続している。
弾性部材500は、導電性を有する金属等の材料で形成される板ばね等の部材である。弾性部材500は、筐体10と電極パッド210との間に、筐体10と電極パッド210とを相反する方向に押圧するように配置される。これにより、筐体10と電極パッド210とが電気的に接続され、筐体10に印加されたサージ電圧が電極パッド210に入力される。図2の矢印600は、筐体10に印加されたサージ電圧が、弾性部材500、電極パッド210(同図では図示せず)、およびコネクタ201を介して外部装置のアースに放電される経路を表している。なお、弾性部材500は板ばねに限られるものではなく、弾性および導電性を有する部材であればあらゆる部材を適用できる。例えば、金属製のコイルばねを弾性部材500として用いてもよい。
また、筐体10と電極パッド210とを導通させることができれば十分であるため、弾性部材500を高精度に配置する必要はない。したがって、導電性ねじ等を用いて筐体と基板とを接続する方法と比較して製造コストを低減できる。また、板ばね等の弾性部材500を用いる場合は、コネクタ基板200上に例えば2mm程度のスペースが存在すればよい。このため、導電性ねじ等を用いる場合と比較してコネクタ基板200の面積を小さくすることができ、この結果、撮像装置1の小型化を実現できる。
次に、基板上の部品の配置について説明する。図3は、基板上の部品の配置図である。同図は、上記3つの基板(FPGA基板100、コネクタ基板200、およびセンサ基板300)をフレキシブル基板で接続した状態における上面図である。同図に示すように、コネクタ基板200には、接地端子202を有するコネクタ201、電極パッド210、およびフィルタ203などの部品が配置される。なお、各基板にはこれらの部品以外の部品も搭載されるが、同図では省略している。
接地端子202は、車両などの外部装置のアースと接続するための端子である。電極パッド210は、この接地端子202に電気的に接続されている。これにより、弾性部材500から入力された静電気が、接地端子202を介して外部装置のアースに放電される(図2の矢印600)。フィルタ203は、コネクタ201の各端子からの信号のノイズ除去等を行ってコネクタ基板200の他の部品に出力する。
このように、本実施の形態の撮像装置1は、導電性を有する弾性部材500によってコネクタ201を搭載した基板と筐体10とを接続することにより、筐体10に印加された静電気等のサージ電圧を、弾性部材500、およびコネクタ201の接地端子202を経由して、外部装置のアースに放電することができる。
また、導電性ねじ、または、特許文献1のような導電性部材等のように占有体積が大きい部材ではなく、筐体10内の小さいスペースにも配置可能な弾性部材500を用いるため、サージ電圧の電子回路への影響を回避しつつ撮像装置1の小型化を実現できる。
1 撮像装置
10 筐体
30 レンズ
40 鏡筒
50 フォーカス調整カム
60 球面座ホルダ
70 センサホルダ
80 板金
100 FPGA基板
101 FPGA
200 コネクタ基板
201 コネクタ
202 接地端子
203 フィルタ
210 電極パッド
300 センサ基板
301 センサ
401、402 フレキシブル基板
500 弾性部材
10 筐体
30 レンズ
40 鏡筒
50 フォーカス調整カム
60 球面座ホルダ
70 センサホルダ
80 板金
100 FPGA基板
101 FPGA
200 コネクタ基板
201 コネクタ
202 接地端子
203 フィルタ
210 電極パッド
300 センサ基板
301 センサ
401、402 フレキシブル基板
500 弾性部材
Claims (4)
- 被写体を撮像する撮像装置であって、
筐体と、
前記筐体内部に配置された基板と、
前記基板に搭載され、接地端子を有するコネクタと、
前記基板上に形成され、前記接地端子と電気的に接続される電極パッドと、
前記筐体と前記電極パッドとの間に設けられた、導電性を有する弾性部材と、
を備えたことを特徴とする撮像装置。 - 前記コネクタと前記電極パッドとは、前記基板の前記筐体と対向する面に設けられていること、
を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記電極パッドは、前記基板上の前記コネクタの近傍に形成されること、
を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記弾性部材は金属製であること、
を特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008241632A JP2010074666A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008241632A JP2010074666A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 撮像装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010074666A true JP2010074666A (ja) | 2010-04-02 |
Family
ID=42206007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008241632A Pending JP2010074666A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2010074666A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020064069A (ja) * | 2014-07-28 | 2020-04-23 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | リアルタイムビデオ伸び計 |
-
2008
- 2008-09-19 JP JP2008241632A patent/JP2010074666A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020064069A (ja) * | 2014-07-28 | 2020-04-23 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | リアルタイムビデオ伸び計 |
JP7069102B2 (ja) | 2014-07-28 | 2022-05-17 | イリノイ トゥール ワークス インコーポレイティド | リアルタイムビデオ伸び計 |
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