JP2010073202A - ストレージ移行のための方法および装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】入出力パスの再構成の必要がないストレージサブシステムの移行のための方法と装置を提供する。
【解決手段】第1のストレージサブシステムは、第1のポートに対し第1のポート名を持ち、このポートを通して、ネットワークによって第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームがコンピュータ装置との入出力(I/O)接続をしている。第2のストレージサブシステムは、第1のボリュームに対応付けられる第1の仮想ボリュームと、第1のポート名と同一の第1の仮想ポート名を持っている第1の仮想ポートとを定義する。第1の仮想ポートの活性化の後、コンピュータ装置は、第2のストレージサブシステム上で第1の仮想ポート名を使用して、ネットワークによって第1のボリュームに対する入出力(I/O)接続を第1のストレージサブシステムから第2のストレージサブシステムへ切り換える。
【選択図】図1

Description

0001 本発明は、全般的には、ストレージシステムに関するものであり、特に、ストレージ仮想化を含むストレージの移行に関するものである。
0002 デジタルデータの量は急速に増大しつつある。1つ以上のストレージサブシステムを1つ以上のホストコンピュータに接続するストレージエリアネットワーク(SAN)の使用は、複数のストレージサブシステムにデジタルデータを格納し、かつ複数のホストコンピュータからのアクセスを可能とする一手法である。技術が進み、記憶装置が老朽化するとともに、ストレージサブシステムを交換する必要が生じる。ストレージサブシステムを交換するためには、ストレージ管理者は、データ移行、再構成(入出力(I/O)パス、セキュリティ、LUN設定、など)のようないくつかの操作を行う必要がある。
0003 今日、ファイバーチャンネル(FC)はSANのための最も一般的なプロトコルである。FCは、SAN上の各ノード(ホストコンピュータ、ストレージサブシステム)を識別するためにWWN(World Wide Name)を使用する。各ノードは、SANに接続されたHBA(Host Bus Adapter)を有し、また、各HBAは固有のWWPN(World Wide Port Name)を持つ。
0004 ホストコンピュータとストレージサブシステムの間の接続は各WWPNの使用により確立される。ホストコンピュータは、さらにホストコンピュータが接続する各ストレージサブシステムを識別するためにもWWPNを使用する。ストレージサブシステムのWWPNを変更することは、各ホストコンピュータおよび/またはFC−SWのゾーニングの再構成を必要とする。
0005 現在の解決手段は、ストレージサブシステム上の(HBAの)WWPNが静的なものであるという前提に基づいている。各(物理的な)HBAは、固有の、単一で、変更不可能な組込み型WWPNを有する。このことにより、ストレージサブシステムの交換が生じた場合に、ホストコンピュータのストレージサブシステムへの入出力パスを再構成することが必要となる。
0006 本発明の実施形態は、入出力パスの再構成を必要としないストレージサブシステムの移行のための方法と装置を提供する。本発明は、ファイバーチャンネルのターゲットポートとして、他のストレージサブシステムあるいはポートの仮想のWWPNを定義しているストレージサブシステムの移行に特に有用である。本発明は、ホストコンピュータが入出力パスを再構成なしに切り換えることを可能にする。
0007 本発明の態様によれば、コンピュータシステムは、ネットワークによって接続される第1のストレージサブシステム、第2のストレージサブシステムおよびコンピュータ装置を有する。第1のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームがコンピュータ装置との入出力接続をする第1のポートに対して、固有な第1のポート名を持つ。第2のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームに対応する第1の仮想ボリュームと、第1の仮想ボリュームに対応する第1の仮想ポートとを定義し、第1の仮想ポートは、第1のストレージサブシステム中の第1のポートの第1のポート名と同一の第1の仮想ポート名を持つ。第2のストレージサブシステムは第1の仮想ボリュームに対応する第1の仮想ポートを活性化し、第1の仮想ポートをネットワークへ登録するように構成される。コンピュータ装置は、第1の仮想ポートの活性化の後、第1のボリュームの入出力接続を第1のストレージサブシステムから第2のストレージサブシステムへ、第2のストレージサブシステム上の第1の仮想ポート名を使用して、ネットワークによって切り換えるよう構成される。
0008 ある実施例では、コンピュータ装置が第1のボリュームの入出力接続を第1のストレージサブシステムから第2のストレージサブシステムに切り換えた後、第2のストレージサブシステムが、第1のボリュームに対してデータ移行を実行する。
0009 ある実施例では、第1のストレージサブシステムは、追加のネットワークによってコンピュータ装置との入出力接続をしている第1のストレージサブシステム中の第2のボリュームが経由する第2のポートに対し、別の固有の第2のポート名を有している。第2のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステム中の第2のボリュームに対応する第2の仮想ボリュームと、第2の仮想ボリュームに対応する第2の仮想ポートを定義し、第2の仮想ポートは、第1のストレージサブシステム中の第2のポートの第2のポート名と同一の第2の仮想ポート名を有する。第2のストレージサブシステムは第2の仮想ボリュームに対応する第2の仮想ポートを活性化し、第2の仮想ポートを追加のネットワークへ登録するように構成される。コンピュータ装置は、第2の仮想ポートを活性化した後、第2のボリュームの入出力接続を第1のストレージサブシステムから第2のストレージサブシステムへ、第2のストレージサブシステム上の第2の仮想ポート名を使用して、追加のネットワークを通して切り換えるよう構成される。これは2つのパスのシステムを示す。2つを超えるパスを有する他のマルチパス構成を提供するために、より多くのパスを付け加えることができる。
0010 特定の実施例では、第2のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームに第1の仮想ボリュームを接続するように第1のイニシエータポートを定義するように構成され、第1のイニシエータポートは、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームとの入出力動作のためネットワークに接続されているコンピュータ装置のポートのポート名と同一の仮想ポート名を持つ。さらなるイニシエータポートは別の実施例の中で説明されるであろう。
0011 ある実施例では、コンピュータ装置は、第2のストレージサブシステムの第1の仮想ボリュームに対応する第1の仮想ポートを活性化するのに先立って、第1のストレージサブシステムとの入出力動作を停止するように構成される。第2のストレージサブシステムは、第1の仮想ポートの活性化の後に、第1の仮想ポート名に対する第1のN_ポートIDを受け取る。
0012 ある特定の実施例では、第1のストレージサブシステムは第1の追加的なポート名を有する第1の追加的なポートを有し、そのポートを通して第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームが第2のストレージサブシステムの第1の仮想ボリュームとの入出力接続を行う。この時に、第1のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステムの中の第1のボリュームに対し、コンピュータ装置と、第1のストレージサブシステムの第1のポートを用いて入出力接続を行う。第2のストレージサブシステムの第1の仮想ボリュームに対応する第1の仮想ポートの活性化の後に、コンピュータ装置は、第2のストレージサブシステムの第1の仮想ボリュームに対応した第1の仮想ポート名に対し、ネットワークからRSCN(Registered State Change Notification)と第1のN_ポートIDを受け取り、第1のボリュームに対する入出力動作を、第1のストレージサブシステムから第2のストレージサブシステムに切り換える。コンピュータ装置がネットワークからRSCNを受け取った後、コンピュータ装置は第1のストレージサブシステムからログアウトする。
0013 本発明の別の態様によれば、コンピュータシステムは、ネットワークによって接続されている第1のストレージサブシステム、第2のストレージサブシステム、第3のストレージサブシステムおよびコンピュータ装置を有する。第1のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームがコンピュータ装置との入出力接続を行っている第1のポートに対し、固有の第1のポート名を持っている。第2のストレージサブシステム(SS2)は、第1のストレージサブシステムにおける第1のボリュームに対応する第1のSS2仮想ボリュームを含み、第1のSS2仮想ボリュームのネットワークを通したコンピュ−タ装置との入出力接続のための第1のSS2ポート名を有する第1のSS2ポートを含む。第3のストレージサブシステム(SS3)は、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームに対応する第1のSS3仮想ボリュームと、第1のSS3仮想ボリュームに対応する第1のSS3仮想ポートとを定義し、第1のSS3仮想ポートは、第2のストレージサブシステム中の第1のSS2仮想ポートの第1のSS2ポート名と同一である第1のSS3仮想ポート名を有する。第3のストレージサブシステムは、ネットワークへ第1のSS3仮想ポートを登録するよう、第1のSS3仮想ボリュームに対応する第1のSS3仮想ポートを活性化するように構成される。コンピュータ装置は、第1のSS3仮想ポートの活性化の後に、第3のストレージサブシステム上の第1のSS3仮想ポート名を使用して、ネットワークを経由して第1のボリュームのための入出力接続を第2のストレージサブシステムから第3のストレージサブシステムへ切り換えるように構成される。
0014 ある実施例では、コンピュータ装置が第1のボリュームの入出力接続を第2のストレージサブシステムから第3のストレージサブシステムに切り換えた後、第3のストレージサブシステムが、第1のボリュームに対しデータ移行を実行する。
0015 ある実施例では、第1のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステム中の第2のボリュームが、追加されたネットワークを経由してコンピュータ装置との入出力接続をしている第2のポートに対し別の固有の第2のポート名を持っている。第2のストレージサブシステム(SS2)は、第1のストレージサブシステム中の第2のボリュームに対応する第2のSS2仮想ボリュームと、追加されたネットワークを経由したコンピュータ装置との第2のSS2仮想ボリュームの入出力接続のための第2のSS2ポート名を有する第2のSS2ポートとを含んでいる。第3のストレージサブシステム(SS3)は、第1のストレージサブシステム中の第2のボリュームに対応する第2のSS3仮想ボリュームと、第2のSS3仮想ボリュームに対応する第2のSS3仮想ポートとを定義し、第2のSS3仮想ポートは、第2のストレージサブシステム中の第2のSS2仮想ポートの第2のSS2ポート名と同一の第2のSS3仮想ポート名を持っている。第3のストレージサブシステムは、追加されたネットワークへの第2のSS3仮想ポートを登録するために第2のSS3仮想ボリュームに対応する第2のSS3仮想ポートを活性化するように構成される。コンピュータ装置は、第1のSS3仮想ポートの活性化の後に、第2のボリュームとの入出力接続を、第2のストレージサブシステムから第3のストレージサブシステムへ、第3のストレージサブシステム上の第2のSS3仮想ポート名を使用して、ネットワークを経由して切り換えるように構成される。これは2つのパスでのシステムを表わす。2つを超えるパスを有する他のマルチパス構成を提供するために、より多くのパスを付け加えることができる。
0016 特定の実施例では、第2のストレージサブシステム(SS2)は、第1のストレージサブシステムとの、第1のSS2仮想ボリュームの入出力接続のための、追加の第1のSS2ポート名を持っている追加の第1のSS2ポートを有している。第3のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームに第1のSS3仮想ボリュームを接続するよう第1のSS3イニシエータポートを定義するように構成され、第1のSS3イニシエータポートは、第2のストレージサブシステム中の追加の第1のSS2ポートの追加の第1のSS2ポート名と同一の仮想ポート名を持つ。他のイニシエータポートは別の実施例の中で説明されよう。
0017 ある実施例では、コンピュータ装置は、第3のストレージサブシステムの第1のSS3仮想ボリュームに対応した第1のSS3仮想ポートの活性化に先立って、第1のストレージサブシステムに対する入出力動作を停止する様に構成される。第3のストレージサブシステムは、第1のSS3仮想ポートの活性化の後に、第1のSS3仮想ポート名に対する第1のSS3N_ポートIDを受け取る。
0018 特定の実施例では、第1のストレージサブシステムは第1の追加的なポート名を有する第1の追加的なポートを有し、これを通して第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームが第3のストレージサブシステムの第1のSS3仮想ボリュームとの入出力接続を行う。この時に、第1のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステムの第1のポートを使用して、コンピュータ装置と第1のストレージサブシステムの第1のボリュームに対し入出力接続を行う。第3のストレージサブシステムの第1のSS3仮想ボリュームに対応した第1のSS3仮想ポートの活性化の後、コンピュータ装置は、ネットワークから、第3のストレージサブシステムの第1のSS3仮想ボリュームに対応した第1のSS3仮想ポート名に対するRSCN(Registered State Change Notification)と第1のN_ポートIDを受け取り、第1のボリュームに対する入出力接続を、第1のストレージサブシステムから第3のストレージサブシステムへと切り換える。
0019 本発明の別の態様は、ネットワークによって接続される第1のストレージサブシステム、第2のストレージサブシステムおよびコンピュータ装置を含んでいるコンピュータシステムに向けられており;第1のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステムの第1のボリュームがコンピュータ装置と入出力接続をしている第1のポートに対し、固有の第1のポート名を持っている。入出力パスの再構成の必要がないストレージサブシステム移行のための方法は、第2のストレージサブシステムにおいて、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームに対応した第1の仮想ボリュームと、第1の仮想ボリュームに対応した、第1のストレージサブシステム中の第1のポートの第1のポートと同一名である、第1の仮想ポートと、を定義するステップと、ネットワークへ第1の仮想ポートを登録するために、第2のストレージサブシステムの第1の仮想ボリュームに対応した第1の仮想ポートの活性化を行うステップと、第1の仮想ポートの活性化の後に、第1のボリュームのコンピュータ装置との入出力接続を、第1のストレージサブシステムから第2のストレージサブシステムへ、第2のストレージサブシステム上の第1の仮想ポート名を使用してネットワークにより切り換えるステップと、からなる。
0020 本発明の別の態様は、ネットワークによって接続されている第1のストレージサブシステム、第2のストレージサブシステム、第3のストレージサブシステムおよびコンピュータ装置を含んでいるコンピュータシステムに向けられており;第1のストレージサブシステムは、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームがコンピュータ装置との入出力接続をしている第1のポートに対し固有の第1のポート名を持っており;第2のストレージサブシステム(SS2)は、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームと対応する第1のSS2仮想ボリュームを含んでおり、第1のSS2ポートは、ネットワークを経由してコンピュータ装置との第1のSS2仮想ボリュームの入出力接続のため第1のSS2ポート名を持っている。入出力パスの再構成を必要としないストレージサブシステム移行のための方法は、第3のストレージサブシステム(SS3)において、第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームと対応する第1のSS3仮想ボリュームと、第1のSS3仮想ボリュームに対応し、第2のストレージサブシステム中の第1のSS2仮想ポートの第1のSS2ポート名と同一の第1のSS3仮想ポート名を有する第1のSS3仮想ポートと、を定義するステップと、ネットワークへの第1のSS3仮想ポートを登録するために第3のストレージサブシステムの第1のSS3仮想ボリュームに対応する第1のSS3仮想ポートを活性化するステップと;第1のSS3仮想ポートの活性化の後、第3のストレージサブシステム上の第1のSS3仮想ポート名を使用して、ネットワークによって第1のボリュームに対するコンピュータ装置の入出力接続を第2のストレージサブシステムから第3のストレージサブシステムへ切り換えるステップとからなる。
0021 本発明の、前述ならびに他の特徴および利点は、以後に示す実際の実施例の詳細な説明を参照するならば同業者には明白になるであろう。
0022 図1は、本発明の方法および装置が適用されるハードウエア構成の例を示す。 0023 図2は、図1の第2のストレージサブシステムの中のメモリにおけるソフトウェアモジュール構成を示す。 0024 図3は、論理ボリューム管理テーブルの例を示す。 0025 図4は、ホストパス管理テーブルの例を示す。 0026 図5は、外部ストレージ管理テーブルの例を示す。 0027 図6は、図1の第1のストレージサブシステムの中のメモリにおけるソフトウェアモジュール構成を示す。 0028 図7は、図1のホストコンピュータの典型的な構成を示す。 0029 図8は、図1の管理運営サーバーの典型的な構成を示す。 0030 図9a−9eは、NPIVおよび明示的な入出力停止を用いた移行プロセスの例を示す。図9aは、移行プロセスの第1の状態を示す。 図9bは、第2の状態を示す。 図9cは、第3の状態を示す。 図9dは、移行プロセスの状態の別の例を示す。 図9eは、移行プロセスの状態の別の例を示す。 0031 図10は、移行プロセスにおける移行制御の処理フローの例を示す。 0032 図11は、移行プロセスにおけるイニシエータおよび仮想WWPN構成のための外部ストレージ制御の処理フローの例を示す。 0033 図12は、移行プロセスにおけるイニシエータおよび仮想WWPN活性化のための外部ストレージ制御の処理フローの例を示す。 0034 図13は、移行プロセスにおけるFCP制御のための処理フローの例を示す。 0035 図14a−14cは、ホストコンピュータとストレージサブシステムの間に複数の入出力パスを備え、NPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行プロセスの例を示す。図14aは、移行プロセスの第1の状態を示す。 図14bは、第2の状態を示す。 図14cは、第3の状態を示す。 0036 図15は、複数の入出力パスを備え、NPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行プロセスの処理フローの例を示す。 0037 図16a−16cは、NPIVおよびRSCN(Registered State Change Notification)を使用した移行プロセスの例を示す。図16aは移行プロセスの第1の状態を示す。 図16bは、第2の状態を示す。 図16cは、第3の状態を示す。 0038 図17は、移行プロセスにおける移行制御の処理フローの例を示す。 0039 図18は、移行プロセスにおける論理ボリュームの入出力制御の処理フローの例を示す。 0040 図19は、移行プロセスにおけるFCP制御の処理フローの例を示す。 0041 図20a−20dは、ホストコンピュータとストレージサブシステムの間に複数の入出力パスを備えた、NPIVおよびRSCNを使用する移行プロセスの例を示す。図20aは、移行プロセスの第1の状態示す。 図20bは、第2の状態を示す。 図20cは、第3の状態を示す。 図20dは、第4の状態を示す。 0042 図21は、複数の入出力パスを備え、NPIVおよびRSCNを使用する移行プロセスの処理フローの例を示す。 0043 図22a−eは、ストレージの仮想化環境において、NPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行プロセスを例示する。図22aは、移行プロセスの第1の状態を示す。 図22bは、第2の状態を示す。 図22cは、第3の状態を示す。 図22dは、移行プロセスの状態の別の例を示す。 図22eは、移行プロセスの状態の別の例を示す。 0044 図23は、ストレージ仮想化環境において、NPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行プロセスの処理フローの例を示す。 0045 図24a−24cは、ストレージの仮想化環境において、ホストコンピュータとストレージサブシステムの間に複数の入出力パスを備えた、NPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行プロセスの例を示す。図24aは、移行プロセスの第1の状態を示す。 図24bは、第2の状態を示す。 図24cは、第3の状態を示す。 0046 図25は、複数の入出力パスを備えたストレージ仮想化環境において、NPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行プロセスの処理フローの例を示す。 0047 図26a−26cは、ストレージ仮想化環境において、NPIVとRSCNを使用する移行プロセスの例を示す。図26aは、移行プロセスの第1の状態を示す。 図26bは、第2の状態を示す。 図26cは、第3の状態を示す。 0048 図27は、ストレージ仮想化環境においてNPIVとRSCNを使用する移行プロセスの処理フローの例を示す。 0049 図28a−28dは、ストレージ仮想化環境においてホストコンピュータとストレージサブシステムの間に複数の入出力パスを備えた、NPIVおよびRSCNを使用する移行プロセスの例を示す。図28aは、移行プロセスの第1の状態を示す。 図28bは、第2の状態を示す。 図28cは、第3の状態を示す。 図28dは、第4の状態を示す。 0050 図29は、ストレージ仮想化環境において複数の入出力パスを備え、NPIVおよびRSCNを使用する移行プロセスの処理フローの例を示す。 0051 図30は、FCoEフォワーダー(FCF)を使用しているファイバー・チャンネル・オーバー・イーサーネット(FCoE)(イーサーネットは登録商標)に対し、NPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行プロセスの例を示す。 0052 図31は、ネイティブFCoEストレージシステムに対し、NPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行プロセスの例を示す。
0053 本発明の以下の詳細な説明において、添付の図面が参照されるが、これらの図面は開示の一部を形成するものであり、その図面には発明が実行される典型的な実施例が図の形で示されるが、本発明の実施はこれらに限定されるものではない。これらの図面の中で、同じ数字はいくつかの画面を通して実質的に同様の構成部分を記述している。さらに、以下に記述され、図面の中で例証されるように、様々な典型的な実施例について詳細な説明がなされるけれども、本発明は、ここに記述され、図示されている実施例に限定されるものではなく、むしろ、当業者が知ることとなり、あるいは知ることになるであろうことに従い、他の実施例にまで拡張できるということはいうまでもない。明細書の中において、「1つの実施例」、「この実施例」あるいは「これらの実施例」などの参照がなされるが、これは実施例に関して記述された特別の特徴、構成あるいは特性が発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを意味するものであって、明細書の中の様々な場面でこの言葉が用いられるが、必ずしもすべて同じ実施例を指しているわけではない。さらに、以下の詳細な説明において、本発明についての完全な理解を得るために、多くの具体的な詳細な事項が述べられる。しかしながら、同業者には、本発明を実施するために、これらの具体的な詳細事項が必ずしもすべてが必要ではないことは明白であろう。あるいはまた、公知の構成、材料、回路、プロセスおよびインターフェースなどは詳細には記述されておらず、そして/またはブロック図の形で説明されている場合がある。これは不必要に本発明を不明瞭にすることがないようにするためである。
0054 非常に詳しく以下に記述するように、発明の実施例は、入出力パスの再構成を必要としないストレージサブシステム移行のための装置、方法およびコンピュータープログラムを提供するものである。
0055 1.システム構造
0056 図1は、本発明の方法および装置が適用されるハードウエア構成の例を示す。システムは第1と第2ストレージサブシステム100eおよび100uを含んでおり、それらはストレージエリアネットワーク(SAN)200f、200bのようなネットワークによってホストコンピュータ300および管理運営サーバー400に接続されている。ストレージサブシステム100eおよび100uは、各々ストレージ制御装置110およびディスク装置120を有する。ストレージ制御装置110は、SAN 200fを経由してファイバーチャンネルプロトコルを使用し、ホストコンピュータ300とディスク入出力機能を行う。ディスク装置120は複数のハード・ディスク・ドライブ(HDD)を有する。ストレージ制御装置110はこれらのHDDを組み合わせてRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks:低価格ディスク冗長アレイ)を構成し、ホストコンピュータ300にボリューム(LU: logical unit)を提供する。これらの機能は図2および図6に示されるアプリケーションプログラムによって実行される。
0057 図2は、第2のストレージサブシステム100uに内蔵するメモリ112uのソフトウェアモジュール構成を示す。このモジュールは論理ボリューム入出力制御112u−01、物理ディスク制御112u−02、フラッシュ/キャッシュ制御112u−03、外部ストレージ制御112u−07、FCP(ファイバーチャンネルプロトコル)制御112u−09、論理ボリューム管理テーブル112u−04、キャッシュ管理テーブル112u−05、ホストパス管理テーブル112u−06および外部ストレージ管理テーブル112u−08を含んでいる。図6は、第1のストレージサブシステム100eに内蔵するメモリ112eのソフトウェアモジュール構成を示す。このモジュールは、論理ボリューム入出力制御112e−01、物理ディスク制御112e−02、フラッシュ/キャッシュ制御112e−03、論理ボリューム管理テーブル112e−05、キャッシュ管理テーブル112e−06およびホストパス管理テーブル112e−07を含んでいる。
0058 図3は、論理ボリューム管理テーブル112u−04の例を示す。“WWPN”欄は、第2のストレージサブシステム100u上のHBAのWWPNを表わす。“LUN”欄はストレージサブシステム上のLU番号を表わす。“VOL#”欄はストレージサブシステム上のボリュームを表わす。図3に見るように、ホストコンピュータ300がWWPN_1にアクセスする時、LUN0およびLUN1に接続することができる。
0059 図4は、ホストパス管理テーブル112u−06の例を示す。第2のストレージサブシステム100uは、LUNセキュリティのために、ホスト(イニシエータWWPN)のWWPNを使用してのLUへのアクセスを制限される。
0060 図5は、外部ストレージ管理テーブル112u−08の例を示す。外部ストレージはストレージ仮想化技術を有している。ストレージサブシステムAおよびBは互いに接続されている。ホストコンピュータがストレージサブシステムA上の仮想LUに接続する場合、ストレージサブシステムB上のLUにも、ストレージサブシステムA上の仮想LUとストレージサブシステムB上のLUとを接続することにより到達することができる。“WWPN”欄は、ストレージサブシステムA上のHBAのWWPNを表わす。“LUN”欄はストレージサブシステムA上の(仮想)LUNを表わす。“イニシエータWWPN”欄は、ストレージサブシステムBに接続するためのストレージサブシステムA上のHBAのイニシエータWWPNを表わす。“ターゲットWWPN”欄はストレージサブシステムB上のHBAのWWPNを表す。最後の“LUN”欄は、ストレージサブシステムA上の仮想LUNに関連するストレージサブシステムB上のLUNを表す。
0061 図7は、ホストコンピュータ300の典型的な構成を示す。ホストコンピュータ300は、FC I/F303を経由してSAN 200fに接続し、ストレージサブシステムl00eおよび100uに入出力接続をしている。ホストコンピュータ300はCPU301およびメモリ302を有する。図示された実施例では、メモリ302はオペレーティングシステム302−01、仮想コンピュータ用ハイパーバイザ302−02、FCP制御302−03およびストレージパス管理テーブル302−04を格納する。ホストコンピュータは、実体のあるホストであっても良いし、仮想コンピュータのような仮想ホストでもよい。
0062 図8は、管理運営サーバー400の典型的な構成を示す。管理運営サーバー400は、イーサーネット(登録商標)I/F403およびネットワークLANによってストレージサブシステム100e、100uおよびホストコンピュータ300に接続している。管理運営サーバー400は、ストレージサブシステム100e、100uおよびホストコンピュータ300を制御し移行プロセスを実行する。管理運営サーバー400はCPU401、およびオペレーティングシステム402−01および移行制御402−02を格納するメモリ402を有する。
0063 2.NPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行
0064 図9a−9eはNPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行プロセスの例を示す。NPIVはN_ポートID仮想化(N_Port ID Virtualization)を表わし、HBAが仮想WWPNを持つことを可能にする。この実施例では、入出力パスの再構成を必要としない移行のためにストレージサブシステムにNPIVを適用している。
0065 図9aは、移行プロセスの第1の状態を示す。ホストコンピュータ310(実体のあるホストあるいはバーチャルホストのどちらでも良い)は、SAN 200fを経由してファイバーチャンネルを使用し、第1のストレージサブシステム100eに接続している。ホストコンピュータ310は、SAN 200fに接続されたWWPN_1、N_ポートID_1を有する。第1のストレージサブシステムは、LU1とSAN 200fに接続されているWWPN_2,N_ポートID_2を有する。第2のストレージサブシステムは、SAN 200fに接続されたWWPN_3、N_ポートID_3を有する。
0066 図9bは、移行プロセスの第2の状態を示す。第2のストレージサブシステム100uはVLU1に対し仮想WWPNを定義する(WWPN_2(V))、ここにおいて、この仮想WWPNは第1のストレージサブシステム100eの(物理的)WWPN(WWPN_2)と同じである。第2のストレージサブシステム100uはさらに、ストレージ仮想化機能を使用して、第1のストレージサブシステム100e上のLU1に接続するようにイニシエータポート(SAN 200bに接続されているWWPN_4、N_ポートID_4)を定義する。ストレージ仮想化機能の例は、米国特許番号7,003,634および7,228,380にある。次に、ホストコンピュータ310は、第1のストレージサブシステム100eに対する入出力命令を停止する。その後、第2のストレージサブシステム100uは仮想WWPNおよびイニシエータポートを活性化する。これは、第2のストレージサブシステム100uが仮想WWPN(WWPN_2(V)、N_ポートID_2X)に対し新しいN_ポートIDを得るためにFDISCメッセージをSAN 200fに送信することを可能にする。
0067 図9cは、移行プロセスの最終状態を示す。第1のストレージサブシステム100eはWWPN_2を動作停止とし、SAN 200bのSNS(Simple Name Server)のデータベースを更新する。(第1のストレージサブシステム100eのWWPN_2は削除される)。次に、ホストコンピュータ310は以前と同じWWPN(WWPN_2)を使用して、入出力命令を再開する。今回は、WWPN_2は第2のストレージサブシステム100uの所有となる。このプロセスは、ホストコンピュータ310が入出力命令を古いストレージサブシステム100eから新規のストレージサブシステム100uに切り換えることを可能にする。
0068 例えば、図10、11、12および13は、管理運営サーバー400、ストレージサブシステム100e、100uおよびホストコンピュータ310によって実行される移行プロセスのフローチャートを示す。
0069 図10において、移行制御は次のように行われる。まず、第2のストレージサブシステム100uの中にイニシエータおよび仮想WWPNを構成し(402−01−01)、ホストコンピュータ310と第1のストレージサブシステム100eの間の入出力命令を停止し(402−01−02)、イニシエータおよび第2のストレージサブシステム100uの中の仮想WWPNを活性化し(402−01−03)、ホストコンピュータ310と第2のストレージサブシステム100uの間の入出力命令を再開する(402−01−04)。
0070 図11において、移行プロセスのための外部ストレージ制御は以下のステップを含む。すなわち、外部ストレージ100eに接続するため第2のストレージサブシステム100uにイニシエータポートを構成し(112u−07−01)、第2のストレージサブシステム100uの中の仮想WWPNとして物理ポートに外部ストレージ100eのWWPNを加え、第2のストレージサブシステム100uに仮想LUを構成する(これは外部ストレージ100eのLUに対応付けられる)。
0071 図12において、移行のための外部ストレージ制御はイニシエータおよび仮想WWPNの活性化を必要とする。プロセスは以下のステップを含む。すなわち、第2のストレージサブシステム100uによるSANへの物理的な接続性をチェックし(112u−07−11)、外部ストレージ100eのLUに第2のストレージサブシステム100uの仮想LUの仮想WWPNを対応させ(112u−07−12)、FCファブリックへFCIF113uを通してFDISCメッセージを送ることにより、第2のストレージサブシステム100uの中の仮想WWPNを活性化する(112u−07―13)。
0072 図13において、移行プロセスのためのFCP制御は、SANへのFDISCを行ない(112u−09−01)、追加のN_ポートIDを得て(112e−09−02)、登録のためSANファブリックへのPLOGIを行うこと(112e−09−03)を含む。
0073 図9dおよび9eは、図9a−9cの移行プロセスの状態の別の例を示す。図9dにおいては、第2のストレージサブシステム100uはそのイニシエータポートの中でホストコンピュータ310と同じ仮想WWPN(WWPN_1(V))を定義する。これは、図9cの状態と比較して、第1のストレージサブシステム100eがLUNマスキングを再構成しないことを可能にする。図9eにおいては、第2のストレージサブシステム100uの採用の後、第1のストレージサブシステム100eの中のLU1のデータは、第2のストレージサブシステム100uのLU1に移動させることができる。これで、第1のストレージサブシステム100eを取り外すことが可能となる。
0074 本発明のこの実施例はストレージサブシステムの移行のみに限定されているわけではなく、ポートの移行にも使用することができる。(例えばストレージサブシステム上でポート−Aからポート−Bへ入出力を移動する)
0075 3.多重パスの場合のNPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行
0076 図14a−14cは、ホストコンピュータ310とストレージサブシステム100e、100uの間に複数の入出力パスを備えた場合の、NPIVおよび明示的入出力停止を使用した移行プロセスの例を示す。
0077 図14aは、移行プロセスの第1の状態を示す。ホストコンピュータ310は、SAN 200f−1およびSAN 200f−2によって第1のストレージサブシステム100eへの複数の入出力パスを持っている(この例はパス−Aおよびパス−Bを示す)。ホストコンピュータ310はSAN 200f−2に接続されたWWPN_1、N_ポートID_1、およびSAN 200f−1に接続されたWWPN_2、N_ポート1D_2を有する。第1のストレージサブシステム100eは、SAN 200f−2に接続されたWWPN_3、N_ポートID_3、およびSAN 200f−1に接続されたWWPN_4、N_ポートID_4を有する。第2のストレージサブシステム100uはSAN 200f−2に接続されたWWPN_5、N_ポートID_5、およびSAN 200f−1に接続されたWWPN_6、N_ポートID_6を有する。第1のストレージサブシステム100eにおいては、LDEV1は、複数のLUからアクセスすることができるボリュームを意味する。この技術は複数の入出力パスを行うために使用される。
0078 図14bは、移行プロセスの第2の状態を示す。第2のストレージサブシステム100uは、多重パス用の多重の仮想WWPNおよびイニシエータを定義する。第2のストレージサブシステム100uは、SAN 200b−1に接続されているイニシエータWWPN_8、N_ポートID_8を備えたVLU1に対しWWPN_3(V)、N_ポートID_3Xを有し、また、SAN 200b−2に接続されているイニシエータWWPN_7、N_ポートID_7を備えたVLU2に対しWWPN_4(V)、N_ポートID_4xを有する。ホストコンピュータ310は第1のストレージサブシステム100eとの入出力パス(パス−Aおよびパス−B)を停止する。
0079 図14cは、移行プロセスの最終状態を示す。第2のストレージサブシステム100uはその仮想WWPNを活性化し、SAN 200b−1およびSAN 200b−2を経由してストレージ仮想化機能によって第1のストレージサブシステム100eに接続する。次に、ホストコンピュータ310は同じWWPNを使用して、複数の入出力命令パスを再開する。今や、そのWWPNは第2のストレージサブシステム100uによって所有さている。
0080 図15は、複数の入出力パスを備えて、NPIVおよび明示的入出力停止を使用した移行プロセスの処理フローの例を示す。プロセスは次のステップを含む、すなわち、第2のストレージサブシステム100uにイニシエータおよび仮想WWPNをパスAに対し構成する(402−01−11)、同じ構成をパス_Bに対しても行う(402−01−12)、ホストコンピュータ310と第1のストレージサブシステム100eの間の入出力を停止する(402−01−13)、第2のストレージサブシステム100uの中のイニシエータおよび仮想WWPNをパスAに対し活性化する(402−01−14)、同じ活性化をパスBに対しても行う(402−01−15)、ホストコンピュータ310と第2のストレージサブシステム100uの間の入出力を再開する(402−01−16)。
0081 4.NPIVおよびRSCNを使用する移行
0082 図16a−16cは、NPIVとRSCNを使用する移行プロセスの例を示す。RSCNは Registered State Change Notification(登録状態変更通知)を表わし、ファブリックSNSデータベースが変更された場合(例えばディスク(ターゲット装置)を加えるまたは取り去る、新規のゾーンを作るなど)、SANファブリック中のファイバーチャンネルノードに通知する。この実施例は、入出力パスの再構成を必要としない移行のために、ストレージサブシステムにRSCNとNPIVを適用する。
0083 図16aは、移行プロセスの第1の状態を示す。ホストコンピュータ310は、ファイバーチャンネルを用いSAN 200fを通して、第1のストレージサブシステム100eに接続する。ホストコンピュータ310は、SAN 200fに接続されたWWPN_1、N_ポートID_1を有する。第1のストレージサブシステム100eは、SAN 200fに接続されたWWPN_2、N_ポートID_2を有する。第2のストレージサブシステム100uは、SAN 200f接続されたWWPN_3、N_ポートID_3を有する。
0084 図16bは、移行プロセスの第2の状態を示す。第2のストレージサブシステム100uは、第1のストレージサブシステム100eの(物理的)WWPNと同じである仮想WWPN (WWPN_2(V))を定義し、さらにSAN 200bを通してストレージ仮想化機能を使用し、第1のストレージサブシステム100e上のLU1に接続するようにイニシエータポート(WWPN_4、N_ポートID_4)を定義する。そうするために、第1のストレージサブシステム100eは、LU1に接続されている別のWWPN(WWPN_5)を定義する。次に、第2のストレージサブシステム100uは仮想WWPNおよびイニシエータポートを活性化させる。これにより、第2のストレージサブシステム100uが、仮想WWPN(WWPN_2(V)、N_ポートID_2X)に対して新規のN_ポートIDを得るためにSAN 200fにFDISCメッセージを送ることが可能となる。
0085 図16cは、移行プロセスの最終状態を示す。第2のストレージサブシステム100uの中の仮想WWPNは、SAN 200fのSNSデータベースへ登録される。これは、SAN 200fがホストコンピュータ310にRSCNを送ることを可能にする。ホストコンピュータ310は第1のストレージサブシステム100eから入出力動作完了の後にログアウトのためにLOGOを送る。次に、ホストコンピュータ310は、SNSデータベースの現状の情報を得る。また、SNSデータベースは、第2のストレージサブシステム100u上のWWPN_2に新規のN_ポートID(WWPN_2(V)、N_ポートID_2X)を準備する。この仕組みにより、ホストコンピュータ310が入出力命令を古いストレージサブシステム100eから新規のストレージサブシステム100uへ切り換えることが可能となる。新規のN_ポートIDを識別するために、このシステムは以下のように動作する:
(1) SNSデータベースはWWPN_2に対し2つのN_ポートIDを持つ。この場合、ホストコンピュータ310はより新しいN_ポートIDを選択する。
(2) SNSデータベースはWWPN_2に対し2つのN_ポートIDを持つ。第1のRSCNが送られると、ホストコンピュータ310はその入出力動作を完了する。その後に、ホストコンピュータ310は、第1のストレージサブシステム100eがそのWWPN_2を無効にした時送られる別のRSCNを待つ。
(3) SNSデータベースは、WWPN_2に対し1つのN_ポートIDを保持するのみであり、より新しいものを選ぶ。
0086 図17−19は、例として、管理運営サーバー400、ストレージサブシステム100e、100uおよびホストコンピュータ310によって実行される移行プロセスの処理フローの例を示す。
0087 図17では、移行制御は、第1のストレージサブシステム100eの中へのパス構成(402−01−21)、第2のストレージサブシステム100uにおけるイニシエータおよび仮想WWPNの構成(402−01−22)、第2のストレージサブシステム100uの中のイニシエータおよび仮想WWPNの活性化(402−01−23)、ホストコンピュータ310のストレージ入出力の切り換え(402−01−24)によって行なわれる。
0088 図18においては、移行プロセスの論理ボリューム入出力制御は、第2のストレージサブシステム100uによってSANへの接続性をチェックし(112e−01−01)、第2のストレージサブシステム100uの仮想LUの仮想WWPNを外部ストレージサブシステム100eのLUに対応づけ(112e−01−02)、外部ストレージ100eに対しLUNセキュリティをセットする(112e−01−03)、ステップを有する。
0089 図19においては、移行プロセスのためのFCP制御は、ホストコンピュータ310によってSANからRSCNを受け取り(302−02−01)、ホストコンピュータ310により動作している入出力を完了させて第1のストレージサブシステム100eからのLOGOを受け取る(302−02−02)、SANのSNSをチェックして第2のストレージサブシステム100uのために新規パス情報を得る(302−02−03)、次に新規パス情報を使用して、第2のストレージサブシステム100uへのPLOGIを行う(302−02−04)ステップを有する。
0090 この実施例は、前述の図9dおよび9eと同じように、代替の例を持つことも出来る。第2のストレージサブシステム100uはそのイニシエータポート(WWPN_1(V))にホストコンピュータ310と同じ仮想WWPNを定義する。これは、第1のストレージサブシステム100eがLUNマスキングを再構成しないことを可能にする。第2のストレージサブシステム100uを選択した後、第1のストレージサブシステム100eの中のLU1のデータは、第2のストレージサブシステム100uのLU1に移動させることができる。これで、第1のストレージサブシステム100eを撤去することが可能となる。本発明のこの実施例はストレージサブシステムの移行のみに限定されるものではなく、ポートの移行(例えばストレージサブシステム上で入出力をポート−Aからポート−Bへ移動する)に使用することができる。
0091 5.多重パスでNPIVおよびRSCNを使用する移行
0092 図20a−20dは、ホストコンピュータ310とストレージサブシステム100e、100uの間に複数の入出力パスを備えていて、NPIVおよびRSCNを使用する移行プロセスの例を示す。
0093 図20aは、移行プロセスの第1の状態を示す。ホストコンピュータ310は、SAN 200f−1およびSAN 200f−2を通して第1のストレージサブシステム100eへの複数の入出力パスを持っている(この例ではパス−Aおよびパス−Bを示す)。ホストコンピュータ310は、SAN 200f−2に接続されたWWPN_1、N_ポートID_1、およびSAN 200f−1に接続されたWWPN_2、N_ポートID_2を有する。第1のストレージサブシステム100eは、SAN 200f−2に接続された、LU1に対するWWPN_3、N_ポートID_3、およびSAN 200f−1に接続された、LU2に対するWWPN_4、N_ポートID_4を有する。第2のストレージサブシステム100uはSAN 200f−2に接続されたWWPN_5、N_ポートID_5、およびSAN 200f−1に接続されたWWPN_6、N_ポートID_6を有する。
0094 図20bは、移行プロセスの第2の状態を示す。第2のストレージサブシステム100uは、パス−Aのための仮想WWPNおよびイニシエータを定義する。WWPN_5については、第2のストレージサブシステム100uが、SAN 200b−1に接続されたイニシエータWWPN_8、N_ポートID_8を備えたVLU1に対しWWPN_3(V)を有する。第1のストレージサブシステム100eは、LU3およびSAN 200b−1に接続されたWWPN_9、N_ポートID_9を定義する。
0095 図20cは、移行プロセスの第3の状態を示す。ホストコンピュータ310は、パス−Aの入出力パスをRSCNにより切り換える(第1のストレージサブシステム100eのWWPN_3へのSAN 200f−2によるパスから、第2のストレージサブシステム100uのWWPN_3(V)へのSAN 200f−2によるパスへ)。第2のストレージサブシステム100uはその仮想WWPN_3(V)を活性化し、第1のストレージサブシステム100eのWWPN_9、N_ポートID_9に、SAN 200b−1を通して、ストレージ仮想化機能によって接続する。これは、第2のストレージサブシステム100uが仮想WWPN(WWPN_3(V)、N_ポートID_3X)のために新規のN_ポートIDを得るためにSAN 200f−2にFDISCメッセージを送ることを可能にする。さらに、第2のストレージサブシステムI00uは、パス−Bのための仮想WWPNおよびイニシエータを定義する。WWPN_6については、第2のストレージサブシステム100uが、SAN 200b−2に接続されているイニシエータWWPN_7、N_ポートID_7を備えたVLU2に対してWWPN_4(V)を有する。第1のストレージサブシステム100eは、LU4およびSAN 200b−2に接続されているWWPN_10、N_ポートID_10を定義する。
0096 図20dは、移行プロセスの最終状態を示す。ホストコンピュータ310はRSCNによってパス−Bの入出力パスを切り換える(第1のストレージサブシステム100eのWWPN_4へのSAN 200f−1を通ったパスから、第2のストレージサブシステム100uのWWPN_4(V)へのSAN 200f−1を通ったパスへ)。第2のストレージサブシステム100uは、その仮想のWWPN_4(V)を活性化し、SAN 200b−2を通してストレージ仮想化機能により第1のストレージサブシステム100eのWWPN_10、N_ポートID_10に接続する。これは、第2のストレージサブシステム100uが仮想WWPN(WWPN_4(V)、N_ポートID_4x)のために新規のN_ポートIDを得るためにSAN 200f−1にFDISCメッセージを送ることを可能にする。その結果、ホストコンピュータ310は同じWWPNを使用する複数の入出力パスを持つこととなり、そのWWPNは今や第2のストレージサブシステム100uの所有となる。
0097 図21は、複数の入出力パスを備え、NPIVおよびRSCNを使用した移行プロセスの処理フローの例を示す。プロセスは以下のステップを有する。すなわち、パス−Aおよびパス−Bに対し第1のストレージサブシステム100eにパス構成を行う(402−01−31)、パス−Aおよびパス−Bに対し第2のストレージサブシステム100uにイニシエータ、および仮想WWPNを構成する(402−01−32)、パス−Aに対し第2のストレージサブシステム100uのイニシエータおよび仮想WWPNを活性化する(402−01−33)、パスAに対するホストコンピュータ310のストレージ入出力を切り換える(402−01−34)、パス−Bに対し第2のストレージサブシステム100uのイニシエータおよび仮想WWPNを活性化する(402−01−35)、またパス−Bに対しホストコンピュータ310のストレージ入出力を切り換える(402−01−36)。
0098 6.ストレージ仮想化環境におけるNPIVおよび明示的入出力停止を用いる移行
0099 図22a−eは、ストレージ仮想化環境の中でNPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行プロセスの例を示す。この場合、第2のストレージサブシステム100uは、ホストコンピュータ310および第1のストレージサブシステム100eに接続している。第2のストレージサブシステム100uを第3のストレージサブシステムl00nに取り替えるために、この実施例では、入出力パスの再構成を要しない移行のためストレージサブシステムにNPIVを適用する。
0100 図22aは、移行プロセスの第1の状態を示す。ホストコンピュータ310はSAN 200fを通してファイバーチャンネルを使用して、第2のストレージサブシステム100uに接続している、また、第2のストレージサブシステム100uは、ストレージ仮想化機能を使用して、ホストコンピュータ310にLU1を提供するために第1のストレージサブシステム100eに接続している。ホストコンピュータ310は、SAN 200fに接続されたWWPN_1、N_ポートID_1を有する。第2のストレージサブシステムは、VLU1とSAN 200fに接続されたWWPN_2、N_ポートID_2を有する。さらに、第2のストレージサブシステムはVLU1およびSAN 200bに接続されたWWPN_3、N_ポートID_3を有する。第1のストレージサブシステムは、LU1およびSAN 200bに接続されたWWPN_4、N_ポートID_4を有する。第3のストレージサブシステムはSANに200fに接続されたWWPN_5、N_ポートID_5を有する。
0101 図22bは、移行プロセスの第2の状態を示す。第3のストレージサブシステム100nは、第2のストレージサブシステム100uの(物理的)WWPN(WWPN_2)と同じである仮想WWPN(WWPN_2(V))をVLU1に対して定義する。さらに、第3のストレージサブシステム100nは、SAN 200bを通してストレージ仮想化機能を使用し、第1のストレージサブシステム100e上のLU1に接続するためにイニシエータポート(WWPN_6、N_ポートID_6)を定義する。次に、ホストコンピュータ310は、第1のストレージサブシステム100eに対し入出力動作を停止する。第3のストレージサブシステム100nは仮想WWPNおよびイニシエータポートを活性化する。これにより、第3のストレージサブシステム100nが、仮想WWPN(WWPN_2(V)、N_ポートID_2X)のために新規のN_ポートIDを得るべくSAN 200fにFDISCメッセージを送ることが可能となる。
0102 図22cは、移行プロセスの最終状態を示す。第2のストレージサブシステム100uはWWPN_2を停止し、SAN 200fのSNSデータベースを更新する。(第2のストレージシステム100uのWWPN_2は削除される)。次に、ホストコンピュータ310は以前と同じWWPN(WWPN_2)を使用して、入出力を再開する。この時、WWPN_2は、第3のストレージサブシステム100nに所有されている。このプロセスは、ホストコンピュータ310が入出力を古いストレージサブシステム100uから新しいストレージサブシステム100nへ切り換えることを可能にする。
0103 図23は、例として、管理運営サーバー400、ストレージサブシステム100e、100u、100n、およびホストコンピュータ310によって実行される移行プロセスの処理フローの例を示す。図23では、移行制御は次によって行われる。第3のストレージサブシステム100nの中にイニシエータおよび仮想WWPNを構成する(402−01−41)、ホストコンピュータ310と第1のストレージサブシステム100e間の入出力をストレージ仮想化環境で停止する(402−01−42)、第3のストレージサブシステム100nの中のイニシエータおよび仮想WWPNを活性化する(402−01−43)、第2のストレージサブシステム100uの中のダーティデータを取り除くためにキャッシュにフラッシング動作をする(402−01−44)、そして、ホストコンピュータ310と第1のストレージサブシステム100eの間の入出力を再開する(402−01−45)。これは、ストレージ仮想化環境の中で行われ、第3のストレージサブシステム100nが第2のストレージサブシステム100uを置換する。
0104 図22dおよび22eは、移行プロセスの状態の別の例を示す。図22dにおいては、第3のストレージサブシステム100nは第2のストレージサブシステム100uと同じ仮想WWPNをイニシエータポート(WWPN_3(V))に定義する。これは、図22cの状態と比較して、第1のストレージサブシステム100eがLUNマスキングを再構成しないことを許容する。図22eでは、第3のストレージサブシステム100nを選択した後、第1のストレージサブシステム100eの中のLU1のデータは、第3のストレージサブシステム100nのLU1に移動させることができる。これで、第1のストレージサブシステム100eを取り去ることが可能となる。
0105 本発明のこの実施例は、ストレージサブシステム移行のみに限定されものではなく、ポートの移行(例えば、ストレージサブシステム上でポート−Aからポート−Bへと入出力を移動させる)に使用することもできる。
0106 7.ストレージ仮想化環境、多重パスにおけるNPIVおよび明示的入出力停止を使用する移行
0107 図24a−24cは、ストレージ仮想化環境の中で、ホストコンピュータ310とストレージサブシステム100e、100u、100nの間の複数の入出力パスを備えていて、NPIVおよび明示的入出力停止を使用した移行プロセスの例を示す。
0108 図24aは、移行プロセスの第1の状態を示す。ホストコンピュータ310は、SAN 200f−1およびSAN 200f−2によって(この例はパス−Aおよびパス−Bを示す)第2のストレージサブシステム100uへの複数の入出力パスを持っている。また、第2のストレージサブシステム100uはストレージ仮想化機能を使用して、第1のストレージサブシステム100eに接続している。ホストコンピュータ310はSAN 200f−2に接続されたWWPN_1、N_ポートID_1、およびSAN 200f−1に接続されたWWPN_2、N_ポートID_2を有する。第2のストレージサブシステム100uは、VLU1およびSAN 200f−2に接続されたWWPN_3、N_ポートID_3、およびVLU2およびSAN 200f−1に接続されたWWPN_4、N_ポートID_4を有する。第2のストレージサブシステム100uは、さらに、VLU1およびSAN 200b−1に接続されたWWPN_5、N_ポートID_5、および、VLU2およびSAN 200b−2に接続されたWWPN_6、N_ポートID_6を有する。第1のストレージサブシステム100eはLU1およびSAN 200b−1に接続されたWWPN_7、N_ポートID_7、およびLU2およびSAN 200b−2に接続されたWWPN_8、N_ポートID_8を有する。第3のストレージサブシステム100nは、SAN 200f−2に接続されたWWPN_9、N_ポートID_9およびSAN 200f−1に接続したWWPN_10、N_ポートID_10を有する。
0109 図24bは、移行プロセスの第2の状態を示す。第3のストレージサブシステム100nは、多重パスに対し多重の仮想WWPNおよびイニシエータを定義する。第3のストレージサブシステム100nは、SAN 200b−1に接続されたイニシエータWWPN_11、N__ポートID_11を備えたVLU1に対し、WWPN_3(V)、N__ポートID_3Xを持っており、SAN 200b−2に接続されたイニシエータWWPN_12、N_ポートID_12を備えたVLU2に対しWWPN_4(V)、N_ポートID_4Xを持っている。ホストコンピュータ310は、ストレージ仮想化環境の中で、第1のストレージサブシステム100eとの入出力パス(パス−Aおよびパス−B)を停止する。
0110 図24cは、移行プロセスの最終状態を示す。第3のストレージサブシステム100nはその仮想WWPNを活性化し、SAN 200b−1およびSAN 200b−2を通してストレージ仮想化機能によって第1のストレージサブシステム100eに接続する。次に、ホストコンピュータ310は、今や、第3のストレージサブシステム100nによって所有されている同じWWPNを使用して、ストレージ仮想化環境の中で複数の入出力パスを再開する。
0111 図25は、複数の入出力パスを備えたストレージ仮想化環境の中で、NPIVおよび明示的入出力停止を使用した移行プロセスの処理フローの例を示す。プロセスは次のステップを有する。第3のストレージサブシステム100nに、パスAのため(402−01−51)とパスBのため(402−01−52)にイニシエータおよび仮想WWPNを構成する。ホストコンピュータ310と、第1のストレージサブシステム100eの間の入出力を、ストレージ仮想化環境の中で停止し(402−01−53)、第3のストレージサブシステム100nの中で、イニシエータおよび仮想WWPNをパスAに対し活性化し(402−01−54)、同じくパスBのために活性化する(402−01−55)。第2のストレージサブシステム100uの中のダーティデータを取り除くためにキャッシュにフラッシング動作を行う(402−01−56)、そして、ストレージ仮想化環境の中、ホストコンピュータ310と、第1のストレージサブシステム100eの間の入出力を再開する。ここにおいて第3のストレージサブシステム100nが第2のストレージサブシステム100uを置換する(402−01−57)。
0112 8.ストレージ仮想化環境においてNPIVおよびRSCNを使用する移行
0113 図26a−26cは、ストレージ仮想化環境の中でNPIVとRSCNを使用した移行プロセスの例を示す。この場合、第2のストレージサブシステム100uは、ホストコンピュータ310および第1のストレージサブシステム100eに接続している。第2のストレージサブシステム100uを第3のストレージサブシステム100nで置換するために、この実施例では、ストレージ仮想化環境の中で、入出力パスの再構成を必要としない移行のために、ストレージサブシステムにRSCNとNPIVを適用する。
0114 図26aは、移行プロセスの第1の状態を示す。ホストコンピュータ310はSAN 200fによってファイバーチャンネルを使用して、第2のストレージサブシステム100uに接続され、また、ストレージ仮想化機能を使用してホストコンピュータ310にLU1を提供するために、第2のストレージサブシステム100uは第1のストレージサブシステム100eに接続される。ホストコンピュータ310は、SAN 200fに接続されたWWPN_1、N_ポートID_1を有する。第2のストレージサブシステム100uはSAN 200fに接続されたWWPN_2、N_ポートID_2を有する。第2のストレージサブシステム100uは、さらに、VLU1およびSAN 200bに接続されたWWPN_3、N_ポートID_3を有する。第1のストレージサブシステム100eは、SAN 200bに接続されたWWPN_4、N_ポートID_4を有する。第3のストレージサブシステム100nはSAN 200f接続されたWWPN_5、N_ポートID_5を有する。
0115 図26bは、移行プロセスの第2の状態を示す。第3のストレージサブシステム100nは、第2のストレージサブシステム100uの(物理的)WWPNと同じ仮想WWPNを(WWPN_2(V))と定義する。それは、さらにSAN 200bを通してストレージ仮想化機能を用い、第1のストレージサブシステム100e上のLU1に接続するイニシエータポート(WWPN_6、N_ポートID_6)を定義する。そうするために、第1のストレージサブシステム100eは、LU1に接続される別のWWPN(WWPN_7)を定義する。次に、第3のストレージサブシステム100nは仮想WWPNおよびイニシエータポートを活性化する。これにより、第3のストレージサブシステム100nが、SAN 200fへ、仮想WWPN (WWPN_2(V)、N_ポートID_2X)のために新規のN_ポートIDを得るために、FDISCメッセージを送ることが可能となる。
0116 図26cは、移行プロセスの最終状態を示す。第3のストレージサブシステム100nの仮想WWPNは、SAN 200fのSNSデータベースへ登録される。これにより、SAN 200fがホストコンピュータ310にRSCNを送ることが可能となる。ホストコンピュータ310は第2のストレージサブシステム100uからログアウトするために入出力動作完了後にLOGOを送出する。次に、ホストコンピュータ310は、SNSデータベースの現在の情報を入手する。また、SNSデータベースは、第3のストレージサブシステム100n上のWWPN_2に新規のN_ポートID(WWPN_2(V)、N_ポートID_2X)を提供する。この仕組みは、ホストコンピュータ310が入出力接続を古いストレージサブシステム100uから新規のストレージサブシステム100nに切り換えることを可能とする。新規のN_ポートIDを識別するために、このシステムは以下のように動く:
(1) SNSデータベースはWWPN_2に対し2つのN_ポートIDを持つ。
この場合、ホストコンピュータ310はより新しいN_ポートIDを選ぶ。
(2) SNSデータベースはWWPN_2に対し2つのN_ポートIDを持つ。第1のRSCNが送られる時に、ホストコンピュータ310はその入出力を完了する。その後に、ホストコンピュータ310は、第2のストレージサブシステム100uがそのWWPN_2を無効にした時に送られる別のRSCNを待つ。
(3) SNSデータベースはWWPN_2に対しただ1つのN_ポートIDを保持することとなり、より新しいものを選ぶこととなる。
0117 例えば、図27は、管理運営サーバー400、ストレージサブシステム100e、100uおよびホストコンピュータ310によって実行される移行プロセスの処理フローの例を示す。移行制御は次によって実行される。第1のストレージサブシステム100eにパスを構成する(402−01−61)、第3のストレージサブシステム100nにイニシエータおよび仮想WWPNを構成する(402−01−62)、第2のストレージサブシステム100uの中のこのパスに対する入出力キャッシュを無効にし(402−01−63)、第3のストレージサブシステム100nの中のイニシエータおよび仮想WWPNを活性化し(402−01−64)、ホストコンピュータ310のストレージ入出力を切り換える(402−01−65)。
0118 この実施例は、前述した図9dおよび9eと同じ様に状態の代替例を持ち得る。第3のストレージサブシステム100nはそのイニシエータポートに第1のストレージサブシステム100eと同じ仮想WWPN (WWPN_2(V))を定義する。これは、第1のストレージサブシステム100eがLUNマスキングを再構成しないことを可能にする。第3のストレージサブシステム100nの選択の後、第1のストレージサブシステム100eの中のLU1のデータを、第3のストレージサブシステム100nのLU1に移動させることができる。これにより、第1のストレージサブシステム100eを取り外すことが可能となる。本発明のこの実施例はストレージサブシステム移行のみに限定されるものではなく、ポートの移行にも使用することができる(例えばストレージサブシステム上のポート−Aからポート−Bへの入出力の移動)。
0119 9.ストレージ仮想化環境、多重パスでのNPIVおよびRSCNを使用する移行
0120 図28a−28dは、ストレージ仮想化環境の中で、ホストコンピュータ310とストレージサブシステム100e、100u、100nの間に複数の入出力パスを備え、NPIVおよびRSCNを使用する移行プロセスの例を示す。
0121 図28aは、移行プロセスの第1の状態を示す。ホストコンピュータ310は、SAN 200f−1およびSAN 200f−2を通して第2のストレージサブシステム100uへの複数の入出力パスを有する。また、第2のストレージサブシステム100uは、ストレージ仮想化機能を使用して、第1のストレージサブシステム100eに接続している(この例はパス−Aおよびパス−Bを示す)。ホストコンピュータ310は、SAN 200f−2に接続されたWWPN_1、N_ポートID_1、およびSAN 200f−1に接続されたWWPN_2、N_ポートID_2を有する。第2のストレージサブシステム100uは、VLU1およびSAN 200f−2に接続されたWWPN_3、N_ポートID_3、およびVLU2およびSAN 200f−1に接続されたWWPN_4、N_ポートID_4を有する。第2のストレージサブシステム100uは、さらに、VLU1およびSAN 200b−1に接続されたWWPN_5、N_ポートID_5、およびVLU2およびSAN 200b−2に接続されたWWPN_6、N_ポートID_6を有する。第1のストレージサブシステム100eには、LU1およびSAN 200b−1に接続されたWWPN_7、N_ポートID_7、およびLU2およびSAN 200b−2に接続されたWWPN_8、N_ポートID_8を有する。
0122 図28bは、移行プロセスの第2の状態を示す。第3のストレージサブシステム100nは、パス−Aに対し仮想WWPNおよびイニシエータを定義する。WWPN_9については、第3のストレージサブシステム100nは、SAN 200b−1に接続されたイニシエータWWPN_11、N_ポートID_11を備えたVLU1に対しWWPN_3(V)を有する。第1のストレージサブシステム100eはLU3に接続されたWWPN_13、N_ポートID_13を定義する。
0123 図28cは、移行プロセスの第3の状態を示す。ホストコンピュータ310は、RSCNによりパス−Aの入出力パスを切り換える(SAN 200f−2を経由する第2のストレージサブシステム100uの中のWWPN_3へのパスから、SAN 200f−2を経由する第3のストレージサブシステム100nのWWPN_9へ)。第3のストレージサブシステム100nは、自身の仮想WWPN_3(V)を活性化し、SAN 200b−1を通し、ストレージ仮想化機能によって、第1のストレージサブシステム100eのWWPN_13、N_ポートID_13に接続する。これにより、第3のストレージサブシステム100nが、仮想WWPN(WWPN_3(V)、N_ポートID_3X)に対して新規のN_ポートIDを得るために、SAN 200f−2にFDISCメッセージを送るこがと可能となる。さらに、第3のストレージサブシステム100nは、パス−Bに対し仮想WWPNおよびイニシエータを定義する。WWPN_10については、第3のストレージサブシステム100nは、SAN 200b−2に接続されているイニシエータWWPN_12、N_ポートID_12を備えたVLU2に対し、WWPN_4(V)を有する。第1のストレージサブシステム100eはLU4に接続されるWWPN_14、NポートID_14を定義する。
0124 図28dは、移行プロセスの最終状態を示す。ホストコンピュータ310は、パス−Bの入出力パスをRSCNにより切替える(SAN 200f−1を経由する第2のストレージサブシステム100uの中のWWPN_4へのパスから、SAN 200f−1を経由する第3のストレージサブシステム100nの中のWWPN_10へのパスへ)。第3のストレージサブシステム100nは、自身の仮想WWPN_4(V)を活性化し、SAN 200b−2を通してストレージ仮想化機能により第1のストレージサブシステム100eのWWPN_14、N_ポートID_14に接続する。これにより、第3のストレージサブシステム100nが、仮想WWPN(WWPN_4(V)、NポートID_4X)に対し新規のN_ポートIDを得るためにSAN 200f−1にFDISCメッセージを送ることが可能となる。その結果、ホストコンピュータ310は、今や第3のストレージサブシステム100nによって所有されている同じWWPNを使用して、ストレージ仮想化環境の中で複数の入出力パスを持つ事となる。
0125 図29は、ストレージ仮想化環境の中で複数の入出力パスを備え、NPIVおよびRSCNを使用した移行プロセスの処理フローの例を示す。プロセスは以下のステップを有する。第1のストレージサブシステム100eの中にパス−Aのためのパスの構成(402−01−71)、第3のストレージサブシステム100nに、パス−Aのためのイニシエータおよび仮想WWPNの構成(402−01−72)、パス−Aのための入出力キャッシュの動作を停止(402−01−73)、パス−Aに対し第3のストレージサブシステム100nの中のイニシエータおよび仮想WWPN活性化(402−01−74)、ホストコンピュータ310のパス−Aに対するストレージ入出力の切り換え(402−01−75)、パス−Bに対し第1のストレージサブシステム100eにおけるパスの構成(402−01−76)、パス−Bに対し第3のストレージサブシステム100nにおけるイニシエータおよび仮想VVWPNの構成(402−01−77)、パス−Bに対し入出力キャッシュの動作を停止(402−01−78)、第3のストレージサブシステム100nにおいてイニシエータおよび仮想WWPNをパス−Bに対し活性化(402−01−79)、ホストコンピュータ310のパス−Bに対するストレージ入出力の切り換える(402−01−80)。
0126 上記は、FC―SAN環境下における本発明の様々な実施例について記述している。本発明は、イーサーネット(登録商標)環境におけるファイバーチャンネル(FCoE)のような異なる環境のもとでも実行され得る。それは、イーサーネット(登録商標)上でFCフレームを送受することを可能にする。FCoEノードはMACアドレスおよびN_ポートIDを持つイーサネット(登録商標)・アダプタを有する。この様に、本発明は特別なカスタマイゼーションなしにFCoE環境下で動作する。
0127 図30は、FCoEフォワーダー(FCF)を使用したFCoEに対しNPIVおよび明示的入出力停止を使用した移行プロセスの例を示す。図9cと比較すると、図30には、イーサーネット(登録商標)を通してMACアドレスMAC_1を有するホストコンピュータ310と通信するMACアドレスMAC_2を備えたFCFがある。FCFは、(ホストコンピュータ310の)FCoEノードおよび(ストレージサブシステムの)FCノードが、互いに通信することを可能にする。FCFの1つの例はシスコネクサス5000装置である。ホストコンピュータ310と第2のストレージサブシステム100uはWWPNおよびN_ポートIDを使用して、入出力接続を確立する。ホストコンピュータ310およびFCFは、互いに通信するのにMACアドレスを使用する。一方、ホストコンピュータ310およびストレージサブシステムは各WWPNおよびN_ポートIDをトンネリング技術の場合と同様にして知ることができる。
0128 図31は、NPIVおよび明示的入出力停止を、ネイティブFCoEストレージシステムに対し使用した移行プロセスの例を示す。FCFは必要ではない。代わりに、ホストコンピュータ310およびストレージサブシステム100e、100uは、互いと通信するためにMACアドレスを使用する。第1のストレージシステムはMACアドレスMAC_2を持つ。第2のストレージシステムはポートN_ポートID_3に対応するMAC_3を持つ。MAC_4はイニシエータポートN_ポートID_4に対応し、MAC_5は仮想ポートN_ポートID_2Xに対応する。仮想ポートN_ポートID_2Xに対する専用のMAC数であるMAC_5の代わりに、MAC_3を使用する通信を第2のストレージサブシステム100uに使用することができることは注目すべきことである。
0129 以上の説明から、本発明が、入出力パスの再構成を必要としないストレージサブシステム移行のための方法、装置およびコンピュータ読取り可能な媒体上に格納されたプログラムを提供していることは明白である。さらに、この明細書において、特定の実施例を図示し記述してあるが、同業者においては、同じ目的を達成すると意図されるどのような構成も、ここに開示された特定の実施例の代わりに用いられ得ることは認識されよう。この開示は、本発明の全ての修正あるいは変化を包含するように意図されている。また、次の請求項の中で使用される用語は、本発明を明細書に示された特定の実施例に限定するように解釈されるべきでないことは理解されよう。さらに正確に言えば、発明の範囲はすべて以下の請求項によって決定されることとなるが、それは、そのような請求項に権利がある総ての範囲の等価物の全領域に対して、請求項解釈の確立している理論に従って解釈されるべきことである。

Claims (22)

  1. ネットワークによって接続される第1のストレージサブシステムと、第2のストレージサブシステムと、コンピュータ装置と、を備え、
    前記第1のストレージサブシステムは、前記第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームが前記コンピュータ装置との入出力接続をしている第1のポートに対し、固有の第1のポート名を持ち、
    前記第2のストレージサブシステムは、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームに対応付けた第1の仮想ボリュームと、該第1の仮想ボリュームに対応付けた、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のポートの前記第1のポート名と同一の第1の仮想ポート名を有する第1の仮想ポートとを定義し、
    前記第2のストレージサブシステムは、前記ネットワークへ前記第1の仮想ポートを登録するために、前記第1の仮想ボリュームに対応した前記第1の仮想ポートを活性化するように構成され、
    前記コンピュータ装置は、前記第1の仮想ポートの活性化の後に、前記第1のボリュームに対する入出力(I/O)接続を、前記第1のストレージサブシステムから前記第2のストレージサブシステムへ、前記第2のストレージサブシステム上の前記第1の仮想ポート名を使用して前記ネットワークによって切り換えるように構成される、
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  2. 前記第1のストレージサブシステムは、第2のポートに対し別の固有な第2のポート名を持ち、該ポートを通して、前記第1のストレージサブシステム中の第2のボリュームが、追加されたネットワークによって前記コンピュータ装置との入出力接続をなし、
    前記第2のストレージサブシステムは、前記第1のストレージサブシステム中の前記第2のボリュームに対応付けた第2の仮想ボリュームと、該第2の仮想ボリュームに対応付けた、前記第1のストレージサブシステム中の前記第2のポートの前記第2のポート名と同一の第2の仮想ポート名を持つ第2の仮想ポートとを定義し、
    前記第2のストレージサブシステムは、前記追加されたネットワークへ前記第2の仮想ポートを登録するために、前記第2の仮想ボリュームに対応した前記第2の仮想ポートを活性化するように構成され、
    前記コンピュータ装置は、前記第1の仮想ポートの活性化の後に、前記第2のボリュームに対する入出力接続を、前記第1のストレージサブシステムから前記第2のストレージサブシステムへ、前記第2のストレージサブシステム上の前記第2の仮想ポート名を使用して、前記追加のネットワークによって切り換えるように構成される、
    ことを特徴とする請求項1によるコンピュータシステム。
  3. 前記第2のストレージサブシステムは、第1のイニシエータポートが、前記第1の仮想ボリュームを前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームに接続する様定義するように構成され、該第1のイニシエータポートは、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームの入出力(I/O)のために前記ネットワークに接続されている前記コンピュータ装置のポート名と同一の仮想ポート名を持っている、
    ことを特徴とする請求項1によるコンピュータシステム。
  4. 前記コンピュータ装置が、前記第2のストレージサブシステムの前記第1の仮想ボリュームに対応する前記第1の仮想ポートの活性化に先立って、前記第1のストレージサブシステムとの入出力(I/O)動作を停止するように構成され、
    前記第2のストレージサブシステムが、前記第1の仮想ポートの活性化の後に、前記第1の仮想ポート名に対して第1のN_ポートIDを受け取る、
    ことを特徴とする請求項1によるコンピュータシステム。
  5. 前記第2のストレージサブシステムは、第1のイニシエータポートが、前記第1の仮想ボリュームを前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームに接続する様定義するように構成され、該第1のイニシエータポートは、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームの入出力(I/O)接続のため前記ネットワークに接続されている前記コンピュータ装置のポート名と同一の仮想ポート名を持っている、
    ことを特徴とする請求項4によるコンピュータシステム。
  6. 前記第1のストレージサブシステムは、第1の追加のポート名を有する第1の追加のポートを有し、該ポートを通して前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームが前記第2のストレージサブシステムの前記第1の仮想ボリュームとの入出力(I/O)接続をしており、
    前記第2のストレージサブシステムの前記第1の仮想ボリュームに対応した前記第1の仮想ポートの活性化の後、前記コンピュータ装置は、前記ネットワークから、前記第2のストレージサブシステムの前記第1の仮想ボリュームに対応した前記第1の仮想ポート名に対して、RSCN(Registered State Change Notification)と第1のN_ポートIDを受け取り、前記第1のボリュームのため入出力接続を、前記第1のストレージサブシステムから前記第2のストレージサブシステムへ切り換える、
    ことを特徴とする請求項1によるコンピュータシステム。
  7. 前記コンピュータ装置が前記ネットワークから前記RSCNを受け取った後、前記コンピュータ装置は前記第1のストレージサブシステムからログアウトする、
    ことを特徴とする請求項6によるコンピュータシステム。
  8. 前記コンピュータ装置が、前記第1のボリュームのための入出力(I/O)接続を、前記第1のストレージサブシステムから前記第2のストレージサブシステムへ切り換えた後、前記第2のストレージサブシステムは前記第1のボリュームのデータ移行を実行する、
    ことを特徴とする請求項1によるコンピュータシステム。
  9. ネットワークによって接続される第1のストレージサブシステムと、第2のストレージサブシステムと、第3のストレージサブシステムと、コンピュータ装置と、を備え、
    前記第1のストレージサブシステムは、前記第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームが前記コンピュータ装置との入出力(I/O)接続をしている第1のポートに対し、固有の第1のポート名を持ち、
    前記第2のストレージサブシステム(SS2)は、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームと対応する第1のSS2仮想ボリュームと、該第1のSS2仮想ボリュームの前記ネットワークによる前記コンピュータ装置との入出力(I/O)接続のための第1のSS2ポート名を持つ第1のSS2ポートとを含み、
    前記第3のストレージサブシステム(SS3)は、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームに対応付けられている第1のSS3仮想ボリュームと、該第1のSS3仮想ボリュームに対応付けられている第1のSS3仮想ポートとを定義し、該第1のSS3仮想ポートは、前記第2のストレージサブシステム中の前記第1のSS2仮想ポートの前記第1のSS2ポート名と同一である第1のSS3仮想ポート名を持ち、
    前記第3のストレージサブシステムは、前記ネットワークへ前記第1のSS3仮想ポートを登録するために、前記第1のSS3仮想ボリュームに対応する前記第1のSS3仮想ポートを活性化するように構成され、
    前記コンピュータ装置は、前記第1のSS3仮想ポートの活性化の後に、前記第1のボリュームのための入出力(I/O)接続を、前記第2のストレージサブシステムから前記第3のストレージサブシステムへ、前記第3のストレージサブシステムの上で前記第1のSS3仮想ポート名を使用して、前記ネットワークによって切り換えるように構成される、
    ことを特徴とするコンピュータシステム。
  10. 前記第1のストレージサブシステムは、第2のポートに対し別の固有の第2のポート名を持ち、該第2のポートを通して追加的なネットワーによって前記第1のストレージサブシステム中の第2のボリュームが前記コンピュータ装置との入出力(I/O)接続をしており、
    前記第2のストレージサブシステム(SS2)は、前記第1のストレージサブシステム中の前記第2のボリュームと対応する第2のSS2仮想ボリュームと、第2のSS2ポートとを含み、該第2のSS2ポートは前記追加的なネットワークによる前記コンピュータ装置との前記第2のSS2仮想ボリュームの入出力(I/O)接続のための第2のSS2ポート名を持ち、
    前記第3のストレージサブシステム(SS3)は、前記第1のストレージサブシステム中の前記第2のボリュームに対応付けられている第2のSS3仮想ボリュームと、該第2のSS3仮想ボリュームに対応付けられている第2のSS3仮想ポートとを定義し、該第2のSS3仮想ポートは、前記第2のストレージサブシステム中の前記第2のSS2仮想ポートの前記第2のSS2ポート名と同一である第2のSS3仮想ポート名を持ち、
    前記第3のストレージサブシステムは、前記追加のネットワークへ前記第2のSS3仮想ポートを登録するために、前記第2のSS3仮想ボリュームに対応する前記第2のSS3仮想ポートを活性化するように構成され、
    前記コンピュータ装置は、前記第1のSS3仮想ポートの活性化の後に、前記第2のボリュームのための入出力接続を、前記第2のストレージサブシステムから前記第3のストレージサブシステムへ、前記第3のストレージサブシステムの上で前記第2のSS3仮想ポート名を使用して、前記ネットワークによって切り換えるように構成される、
    ことを特徴とする請求項9によるコンピュータシステム。
  11. 前記第2のストレージサブシステム(SS2)は、前記第1のSS2仮想ボリュームの前記第1のストレージサブシステムとの入出力(I/O)接続のための、追加の第1のSS2ポート名を持つ追加の第1のSS2ポートを含み、
    前記第3のストレージサブシステムは、第1のSS3イニシエータポートが、前記第1のSS3仮想ボリュームを前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームに接続する様定義するように構成され、該第1のSS3イニシエータポートは、前記第2のストレージサブシステム中の前記追加された第1のSS2ポートの前記追加された第1のSS2ポートの名と同一の仮想ポート名を持っている、
    ことを特徴とする請求項9によるコンピュータシステム。
  12. 前記コンピュータ装置が、前記第3のストレージサブシステムの前記第1のSS3仮想ボリュームに対応する前記第1のSS3仮想ポートの活性化に先立って、前記第1のストレージサブシステムとの入出力(I/O)動作を停止するように構成され、
    前記第3のストレージサブシステムが、前記第1のSS3仮想ポートの活性化の後に、前記第1のSS3仮想ポート名に対して第1のSS3N_ポートIDを受け取る、
    ことを特徴とする請求項9によるコンピュータシステム。
  13. 前記第1のストレージサブシステムは、第1の追加のポート名を有する第1の追加のポートを持ち、該第1の追加のポートを通して前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームが前記第3のストレージサブシステムの前記第1のSS3仮想ボリュームとの入出力(I/O)接続をし、
    前記第3のストレージサブシステムの前記第1のSS3仮想ボリュームに対応した前記第1のSS3仮想ポートの活性化の後、前記コンピュータ装置は、前記ネットワークから、前記第3のストレージサブシステムの前記第1のSS3仮想ボリュームに対応した前記第1のSS3仮想ポート名に対して、RSCN(Registered State Change Notification)と第1のN_ポートIDを受け取り、前記第1のボリュームのための入出力接続を、前記第1のストレージサブシステムから前記第3のストレージサブシステムへ切り換える、
    ことを特徴とする請求項9によるコンピュータシステム。
  14. 前記コンピュータ装置が、前記第1のボリュームのための入出力(I/O)接続を、前記第2のストレージサブシステムから前記第3のストレージサブシステムへ切り換えた後、前記第3のストレージサブシステムは前記第1のボリュームのデータ移行を実行する、
    ことを特徴とする請求項9によるコンピュータシステム。
  15. ネットワークによって接続される第1のストレージサブシステムと、第2のストレージサブシステムと、コンピュータ装置と、を備え、
    前記第1のストレージサブシステムは、前記第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームが前記コンピュータ装置との入出力(I/O)接続をしている第1のポートに対し、固有の第1のポート名を持つ、コンピュータシステムにおいて、
    前記第2のストレージサブシステムにおいて、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームに対応する第1の仮想ボリュームと、該第1の仮想ボリュームに対応し、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のポートの前記第1のポート名と同一の第1の仮想ポート名を持つ第1の仮想ポートと、を定義するステップと、
    前記第1の仮想ポートを前記ネットワークへ登録するために、前記第2のストレージサブシステムの前記第1の仮想ボリュームに対応する前記第1の仮想ポートを活性化するステップと、
    前記第1の仮想ポートの活性化の後に、前記第2のストレージサブシステム上で前記第1の仮想ポート名を使用し、前記ネットワークによって前記第1のストレージサブシステムから前記第2のストレージサブシステムへ、前記第1のボリュームに対する前記コンピュータ装置の入出力(I/O)接続を切り換えるステップと、
    からなることを特徴とする、入出力パスの再構成を必要としないストレージサブシステム移行のための方法。
  16. さらに、前記第2のストレージサブシステムにおいて、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームの入出力接続のために前記ネットワークに接続されている前記コンピュータ装置のポートのポート名と同一である仮想ポート名を持っている第1のイニシエータポートが、前記第1の仮想ボリュームを前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームに接続するように定義するステップを有する、
    ことを特徴とする請求項15による方法。
  17. 前記第2のストレージサブシステムの前記第1の仮想ボリュームに対応する前記第1の仮想ポートの活性化に先立って、前記第1のストレージサブシステムとの前記コンピュータ装置の入出力動作を停止するステップと、
    前記第1の仮想ポートの活性化の後に、前記第2のストレージサブシステムに前記第1の仮想ポート名に対し第1のN_ポートIDを提供するステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項15による方法。
  18. 前記第1のストレージサブシステムは、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームが、前記第2のストレージサブシステムの前記第1の仮想ボリュームとの入出力(I/O)接続をしている、第1の追加のポート名を持つ第1の追加のポートを有することを特徴としており、
    前記第2のストレージサブシステムの前記第1の仮想ボリュームに対応した前記第1の仮想ポートの活性化の後、前記第2のストレージサブシステムの前記第1の仮想ボリュームに対応した前記第1の仮想ポート名に対して、RSCN(Registered State Change Notification)と第1のN_ポートIDを、前記コンピュータ装置へ準備するステップと、
    前記第1のボリュームに対する前記コンピュータ装置の入出力(I/O)接続を、前記第1のストレージサブシステムから前記第2のストレージサブシステムへ切り換えるステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項15による方法。
  19. ネットワークによって接続される第1のストレージサブシステムと、第2のストレージサブシステムと、第3のストレージサブシステムと、コンピュータ装置と、を備え、
    前記第1のストレージサブシステムは、前記第1のストレージサブシステム中の第1のボリュームが前記コンピュータ装置との入出力(I/O)接続をしている第1のポートに対し、固有の第1のポート名を持ち、
    前記第2のストレージサブシステム(SS2)は、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームに対応する第1のSS2仮想ボリュームと、前記ネットワークによって前記コンピュータ装置との前記第1のSS2仮想ボリュームの入出力(I/O)接続のための第1のSS2ポート名を有する第1のSS2ポートと、を含むコンピュータシステムにおいて、
    前記第3のストレージサブシステム(SS3)において、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームに対応付けられている第1のSS3仮想ボリュームと、該第1のSS3仮想ボリュームに対応付けられていて、前記第2のストレージサブシステム中の前記第1のSS2仮想ポートの前記第1のSS2ポート名と同一である第1のSS3仮想ポート名を持つ、第1のSS3仮想ポートと、を定義するステップと、
    前記第1のSS3仮想ポートを前記ネットワークへ登録するために、前記第3のストレージサブシステムの前記第1のSS3仮想ボリュームに対応付けられた、前記第1のSS3仮想ポートを活性化するステップと、
    前記第1のSS3仮想ポートの活性化の後、前記コンピュータ装置の前記第1のボリュームに対する入出力(I/O)接続を、前記第2のストレージサブシステムから前記第3のストレージサブシステムへ、前記ネットワークにより、前記第3のストレージサブシステムの前記第1のSS3仮想ポート名を用いて切り換えるステップと、
    を含むことを特徴とする、入出力パスの再構成を必要としないストレージサブシステム移行のための方法。
  20. 前記第2のストレージサブシステム(SS2)は、前記第1のストレージサブシステムとの前記第1のSS2仮想ボリュームの入出力(I/O)接続のため、追加の第1のSS2ポート名を有する、追加の第1のSS2ポートを含み、
    前記第3のストレージサブシステムにおいて、前記第2のストレージサブシステム中の前記追加の第1のSS2ポートの前記追加の第1のSS2ポート名と同一の仮想ポート名を持っている第1のSS3イニシエータポートを、前記第1のSS3仮想ボリュームを前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームに接続するように定義するステップ、
    を更に含むことを特徴とする請求項19による方法。
  21. 前記第3のストレージサブシステムの前記第1のSS3仮想ボリュームに対応した前記第1のSS3仮想ポートの活性化に先立って、前記第1のストレージサブシステムとの前記コンピュータ装置の入出力(I/O)動作を停止するステップと、
    前記第1のSS3仮想ポートの活性化の後に、前記第3のストレージサブシステムに、前記第1のSS3仮想ポート名に対し第1のSS3 N_ポートIDを提供するステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項19による方法。
  22. 前記第1のストレージサブシステムは、前記第1のストレージサブシステム中の前記第1のボリュームが、前記第3のストレージサブシステムの前記第1のSS3仮想ボリュームとの入出力(I/O)接続をしている第1の追加のポート名を有する、第1の追加のポートを備えており、
    前記第3のストレージサブシステムの前記第1のSS3仮想ボリュームに対応した前記第1のSS3仮想ポートの活性化の後に、前記コンピュータ装置に、前記第3のストレージサブシステムの前記第1のSS3仮想ボリュームに対応した前記第1のSS3仮想ポート名に対する、RSCN(Registered State Change Notification)と第1のN_ポートIDを提供するステップと、
    前記コンピュータ装置の前記第1のボリュームに対する入出力(I/O)接続を、前記第1のストレージサブシステムから前記第3のストレージサブシステムへ切り換えるステップと、
    を更に含むことを特徴とする請求項19による方法。
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