JP2010073055A - 電子ペン用帳票、およびその検査方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電子ペン(800)によって読み取り可能で、かつ、当該電子ペン(800)によって記入した記入情報をデジタル化するためのドットパターン(104)の集合を、ドットパターン形成領域(110)に形成してなる電子ペン用帳票(100)において、前記ドットパターン(104)の集合は帳票ごとに異なるユニークなドットパターンからなり、かつ、前記ドットパターン形成領域(110)以外の領域に、前記ドットパターンの集合を特定する、機械読み取り可能なコード情報(120)を形成してなる、ことを特徴とする電子ペン用帳票(100)である。
【選択図】図1
Description
本発明は特に、目視確認が不可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票において、帳票ごとに異なるドットパターンが印刷された電子ペン用帳票を識別する場合に有用である。
電子ペンにより情報取得可能なドットパターンが形成された電子ペン用帳票を用いることで、電子ペンで紙に手書き記入された情報は、直ちに電子化することが可能となる。
そこで、帳票における電子ペンにより情報取得可能なドットパターンの一般的な用い方と問題点について説明する。
複数のページから構成される帳票において、各ページのドットパターンが同じ場合には、帳票のページを区別するには、電子ペンにてページ番号を記入する必要がある。
そのため、ページに情報を記入するときには、ページ番号を記入しなければならず、使い勝手が悪く、不便である。
また、ページ番号の記入を忘れると、記入した情報のページを特定することができず、各ページの情報が混在し、重大なトラブルが発生する。
《2.帳票により異なるドットパターンを用いた帳票》
ページ毎に異なるドットパターンが印刷された帳票では、電子ペンでページ番号などの帳票のページを区別する情報を記入せずに情報を記入しても、ドットパターンを識別することでどの帳票に記入した情報であるかを識別することが可能となる。
そのため、帳票により異なるドットパターンを用いた帳票を用いるときには、同一のドットパターンを有する帳票が重複して存在すると、記入した情報の帳票を識別することが不可能となる。このとき、ドットパターンは微細な点の集合体であるために、ドットパターンの相違を目視確認することが不可能であるので、同一のドットパターンを有する帳票が重複していても、そのことに気づかない。
そこで、用紙に印刷されたドットパターンを識別可能にするためには、目視可能な情報を印刷する。
たとえば、特許文献1では、ドットパターンを有する用紙に対して、用紙の種類に応じてバーコードを設ける技術が開示されている。
すなわち、本願発明の第1の発明は、
電子ペン(800)によって読み取り可能で、かつ、当該電子ペン(800)によって記入した記入情報をデジタル化するためのドットパターン(104)の集合を、ドットパターン形成領域(110)に形成してなる電子ペン用帳票(100)において、
前記ドットパターン(104)の集合は帳票ごとに異なるユニークなドットパターンからなり、
かつ、前記ドットパターン形成領域(110)以外の領域に、前記ドットパターンの集合を特定する、機械読み取り可能なコード情報(120)を形成してなる、
ことを特徴とする電子ペン用帳票(100)である。
ことを特徴とする請求項1に記載の電子ペン用帳票(100)である。
ことを特徴とする請求項1に記載の電子ペン用帳票である。
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子ペン用帳票である。
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子ペン用帳票である。
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子ペン用帳票である。
(1)前記電子ペン用帳票(100)に印刷されたコード情報(120)を読み取るステップと、
(2)前記読み取ったコード情報(120)を相互に比較して、重複すれば、この重複したコード情報(120)を含む重複報告をする重複検査ステップと、
(3)重複したコード情報(120)を有する電子ペン用帳票(100)を除去する重複除去ステップと、
を含んだ手順でなされることを特徴とする電子ペン用帳票(100)の検査方法である。
(1)ドットパターンと同時に印刷されたコード情報を用いることによって、電子ペン用帳票を確実に識別することが可能である。
(2)コード情報の重複があるか否かを検査することで、帳票のドットパターンが重複しているか否かを管理することが可能である。
従って、本発明によれば、目視確認が不可能なドットパターンが印刷された電子ペン用帳票が重複しないように管理することができるという効果がある。
電子ペン用帳票管理システム1は、ネットワーク接続された印刷データ管理装置500と可変印刷装置300と、帳票検査装置700と、から構成される。
帳票を識別するコード情報とは、バーコード、あるいは、二次元コードである。
可変印刷装置300は、既存のカラープリンターである。
なお、可変印刷装置300は、印刷データ管理装置500に接続されたローカルプリンターであっても良い。
帳票検査装置700は、コードリーダー701(たとえば、バーコードリーダーやデジタルカメラ)を有するパーソナルコンピューターである。
バーコードリーダー701は、電子ペン用帳票のバーコードを読み取り、読み取ったバーコードの復号情報を帳票検査装置700に送信する。
デジタルカメラ701は、電子ペン用帳票の二次元コードを読み取り、読み取ったコード情報の画像を帳票検査装置700に送信する。
《1.電子ペン用帳票の印刷》
印刷データ管理装置500は、帳票ごとに異なるユニークなドットパターンデータと、帳票のドットパターンの集合を特定する情報を含むコード情報とを対応付けたデータを含む帳票印刷データを印刷装置300に送信する(図2(1))。
印刷装置300は、印刷データ管理装置500から帳票印刷データを受信して、電子ペン用帳票100を印刷する(同(2))。
帳票検査装置700は、全ての電子ペン用帳票のコード情報を読み取って、コード情報の重複の有無を検査する(同(3))。
帳票検査装置700は、重複したコード情報を有する電子ペン用帳票100を除去する(同(4))。
電子ペン用帳票100は、電子ペンによって読み取り可能なドットパターンの集合を形成しているドットパターン形成領域110と、機械読み取り可能なコード情報120と、目視可能な帳票付帯情報130と、を有している。
ドットパターン形成領域110に形成されるドットパターンやコード情報120は、赤外吸収インキによって印刷されている。たとえば、赤外光を吸収する墨色トナーを使用する。
ドットパターン形成領域110に形成されるドットパターンは、電子ペンによって記入した記入情報をデジタル化するために用いる。
コード情報120は、最終的に断裁除去される用紙上の領域に形成される。
図3の電子ペン用帳票のコード情報120としては、バーコードが例示されている。
罫線は、たとえば、記入領域130aの範囲を示すために用いる。文字列は、たとえば、記入領域130aを説明するために用いる。
また、電子ペン用帳票100としては、たとえば、記入領域130aを示す枠線が印刷されている。
これらの帳票付帯情報130は、赤外非吸収特性インキで印刷されている。たとえば、赤外光を吸収しない黄、赤、青色トナーを使用する。なお、墨色に印刷するときに、赤外光を吸収しない墨色トナーを使用してもよい。
電子ペンおよび電子ペン用帳票100としては、例えば、アノト(登録商標)方式による電子ペンおよび電子ペン用帳票を用いて、以下に説明する。
図4は、電子ペン用帳票100のドットパターン拡大図である。
電子ペン用帳票100のドットパターンの拡大図は、2mm四方に、6×6ドットで構成されるドットパターン104が配列されていることを示している。
6×6個のドットで構成されるドットパターン104は、電子ペン用帳票100上のどの部分から取ってきても、ユニークなパターンとなるように、配列されている。
なお、6×6のドットパターン104は、電子ペン800がドットパターンを読み取る単位である。
図5には、ドットパターンを構成するドットと、直交する仮想基準線505aおよび505bが示されている。
各ドットは基準線の交点である基準点の上下左右のいずれかに配置されている。各ドットは、配置の位置に応じて所定の値が対応付けられて符号化される。
図5の(a)には、符号化値「0」対応付けられているドットが例示されている。
基準点の右に配置されているドットは、符号化値「0」が対応付けられている。
図5の(b)には、符号化値「1」が対応付けられているドットが例示されている。
基準点の上に配置されているドットは、符号化値「1」が対応付けられている。
図5の(c)には、符号化値「2」が対応付けられているドットが例示されている。
基準点の左に配置されているドットは、符号化値「2」が対応付けられている。
図5の(d)には、符号化値「3」が対応付けられているドットが例示されている。
基準点の下に配置されているドットは、符号化値「1」が対応付けられている。
図6の(a)には、6×6ドットで構成されるドットパターン104が図示されている。
6×6ドットで構成されるドットパターン104には、直交する仮想基準線が引かれている。
図6の(b)には、ドットパターンの符号化値を配列した例が示されている。
図6の(b)で例示した符号化値の配列は、図6の(a)に示す各ドットを、図5の符号化方法によって、基準点からの配置位置に基づいて対応づけられた値に変換して符号化したものである。
この符号化は、ドットパターンの画像を撮影する電子ペン800によって行われる。
なお、この符号化値の配列は、位置座標(例えば、世界座標系における位置情報)と対応付けられている。(詳細は後述する)
電子ペンは、利用者が電子ペン用帳票100上に記入した文字などに対応する記入情報に基づいて、記入内容をデジタルデータ化する機能を有する。
電子ペンは、通常のインクペンと同様のペン先部17を備える。
利用者がペン先部17によって電子ペン用帳票100上に文字などを書くと、電子ペンは、ペン先部の移動軌跡に沿って、電子ペン用帳票100に印刷されたドットパターンを局所的(=6×6ドットのドットパターン104)に、連続的に読み取り、電子ペン用帳票100におけるその局所位置の座標を算出し、記憶する。
電子ペンは、ペン先部17が通常のインクペンとなっているため、電子ペン用帳票100上に筆記した内容を残すことができる。
電子ペン800は、CPU11と、記憶部12と、データ通信部13と、電源部14と、照明部15と、カメラ16と、ペン先部17と、圧力センサー18と、専用プログラムとを備える。
データ通信部13は、無線送受信回路やUSB接続回路である。
データ通信部13は、メモリ12内の所定のデータを受信する端末装置と通信接続する。
ペン先部17は、カーボンを含まないインクを供給する。
バッテリー14は電子ペン800内の各部品に電力を供給するためのものであり、例えば電子ペン800のキャップ(図示せず)の脱着により電子ペン800自体の電源のオン/オフを行うよう構成させてもよい。
照明部15は、赤外線LEDである。
赤外線LED15は、電子ペン800のペン先付近に取り付けられており、電子ペン用帳票100上のペン先部17近傍に向けて、赤外線を照明する。
カメラ16は、赤外線LED15によって照明された領域のドットパターン(=図4に示すような、約2mm×約2mmの大きさを含む範囲)を撮影し、そのドットパターンの画像データをプロセッサ11に供給する。この赤外線LED15によって照明された領域は、ペン先部17が電子ペン用帳票100に接触する位置とはわずかにずれている。
赤外線LED15によって照射された赤外線は、ドットに含まれるカーボンによって吸収されて、ドットの赤外線の反射量は少なく、ドット以外の赤外線の反射量は多い。
したがって、カメラ16の撮影では、赤外線の反射量の違いから、カーボンを含むドットを区別することができる。
すなわち、撮影領域に、ドットと、付帯情報や電子ペン800による記述などがあっても、カメラ16は、ドットパターンのみを認識することができる。
なお、カメラ16による撮影は、毎秒50〜100回程度行われる。
記憶部12は、位置座標格納領域を有する。位置座標格納領域は、位置座標を格納する。
専用プログラムは、CPU11に解釈・実行されることによって手段として実現・機能するプログラムである。専用プログラムによって実現される手段には、位置座標算出手段が含まれる。
専用プログラムは、圧力センサー18から与えられる筆圧データに基づいて、LED15およびカメラ16のスイッチオン/オフの切換を行う。
利用者が電子ペン800で電子ペン用帳票100上に文字などを書くと、ペン先部17には筆圧がかかり、圧力センサー18によって所定値以上の筆圧が検出されると、専用プログラムは、利用者が記入を開始したと判定して、LED15およびカメラ16を作動させる。
このとき、専用プログラムは、電子ペン800に内蔵のクロック(図示せず)から時刻情報を取得し、その時刻情報と、圧力センサー18から取得した筆圧データと、位置座標算出手段が取得した座標情報とを関連付けて、位置座標格納領域に格納しても良い。
100 電子ペン用帳票
104 6×6のドットパターン
110 ドットパターン形成領域
120 コード情報
130 帳票付帯情報
300 可変印刷装置
500 印刷データ管理装置
700 帳票検査装置
701 コードリーダー、バーコードリーダー、デジタルカメラ
800 電子ペン
Claims (7)
- 電子ペンによって読み取り可能で、かつ、当該電子ペンによって記入した記入情報をデジタル化するためのドットパターンの集合を、ドットパターン形成領域に形成してなる電子ペン用帳票において、
前記ドットパターンの集合は帳票ごとに異なるユニークなドットパターンからなり、
かつ、前記ドットパターン形成領域以外の領域に、前記ドットパターンの集合を特定する、機械読み取り可能なコード情報を形成してなる、
ことを特徴とする電子ペン用帳票。 - 前記ドットパターン、および、前記コード情報は、赤外吸収インキによって印刷されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子ペン用帳票。 - 前記電子ペン用帳票上に形成される罫線・枠線・文字列・図柄などのいずれかに代表される帳票付帯情報は、赤外非吸収特性インキで印刷されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の電子ペン用帳票。 - 前記コード情報は、少なくともバーコード、二次元コードを含む、
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子ペン用帳票。 - 前記コード情報は、最終的に断裁除去される用紙上の領域に形成される
ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の電子ペン用帳票。 - 前記ドットパターン、および、前記コード情報は、コンピューターにつながる1台のカラープリンターによって用紙上に形成される、
ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電子ペン用帳票。 - 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の電子ペン用帳票の検査方法において、
(1)前記電子ペン用帳票に印刷されたコード情報を読み取るステップと、
(2)前記読み取ったコード情報を相互に比較して、重複すれば、この重複したコード情報を含む重複報告をする重複検査ステップと、
(3)重複したコード情報を有する電子ペン用帳票を除去する重複除去ステップと、
を含んだ手順でなされることを特徴とする電子ペン用帳票の検査方法。
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