JP2010072709A - 印刷システム、情報処理装置、分散印刷設定方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】分散印刷において印刷効率を高める印刷システム、情報処理装置、分散印刷設定方法、プログラム及び記録媒体を提供する。
【解決手段】画像形成装置が印刷する印刷ジョブを出力する情報処理装置と、複数の画像形成装置とが、ネットワークを介して接続された印刷システムであって、前記情報処理装置は、前記ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置の情報を取得する画像形成装置情報取得手段と、前記取得した画像形成装置情報から、前記ネットワークに接続している画像形成装置を認識し、前記ネットワークに接続された複数の画像形成装置へ分散して印刷ジョブを出力する際の設定を行う分散印刷設定手段と、前記分散印刷設定手段により分散印刷の対象となった画像形成装置へ印刷ジョブを出力するジョブ出力手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】画像形成装置が印刷する印刷ジョブを出力する情報処理装置と、複数の画像形成装置とが、ネットワークを介して接続された印刷システムであって、前記情報処理装置は、前記ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置の情報を取得する画像形成装置情報取得手段と、前記取得した画像形成装置情報から、前記ネットワークに接続している画像形成装置を認識し、前記ネットワークに接続された複数の画像形成装置へ分散して印刷ジョブを出力する際の設定を行う分散印刷設定手段と、前記分散印刷設定手段により分散印刷の対象となった画像形成装置へ印刷ジョブを出力するジョブ出力手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷システム、情報処理装置、分散印刷設定方法、プログラム及び記録媒体に関し、特に、分散印刷において印刷効率を高める印刷システム、情報処理装置、分散印刷設定方法、プログラム及び記録媒体に関する。
オフィスで利用されるプリンタには、会議用資料等の印刷を目的とした複数ページ、複数部数の印刷が要求されることが想定される。このような用途でプリンタが利用される場合、一台のプリンタに対して印刷を実行するのではなく、ネットワークを介して接続された複数のプリンタに対して印刷命令を行い、印刷を分散することにより印刷速度を速める技術が提案されている(特許文献1参照)。かかる画像形成装置ネットワークシステムは、画像形成装置ネットワークシステム内の任意の1台に外部記憶手段を設け、他機の不揮発メモリ情報を任意の1台の画像形成装置の外部記憶手段にて記録することにより、画像形成装置毎に外部記憶手段を保持する必要を無くすことができる。
また、ネットワークの各印刷装置の消耗品の使用状態に応じて印刷枚数を振り分け、一度に大量の印刷ジョブの要求があっても印刷を確実に行う印刷システムが提案されている(特許文献2参照)。かかる印刷システムは、クライアントパソコンから印刷データを受信したサーバは、プリンタに対して問合せを行い、問合せを受けたプリンタは用紙の残り枚数やインクの残り量を検出してサーバに返信情報を送信する。サーバはプリンタからの返信情報を受信すると、この返信情報から残りインク量及び残り用紙量を読取り、プリンタ出力先テーブルに対しプリンタ名毎に残りインク量や残り用紙量などの情報を記憶する。そして、要求された印刷データ枚数に対し、各プリンタの残りインク量や残り用紙量から各プリンタが印刷する枚数を決定し、その決定した内容に基づいて各プリンタに印刷させる。
特開2002−135492号公報
特開平11−184648号公報
しかしながら、上記のような分散印刷技術は、ネットワークプリンタの印刷状態によっては、分散印刷設定を実施したにも関わらず結果として印刷効率が落ちる(印刷速度が遅くなる)という問題があった。例えば、ネットワークプリンタがプリンタA、プリンタB、プリンタCといったように3台あった場合に、プリンタA、プリンタBの印刷状態が他ユーザからの印刷ジョブで埋まっているという印刷状態を把握せずに3台のプリンタに対して等分に分散印刷を実施してしまうと、プリンタCのみで印刷するよりも結果としてトータル印刷速度が遅くなるという現象が発生していた。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、より効率的で印刷速度の速い分散印刷を行うことを目的とする。
本発明に係る印刷システムは、画像形成装置が印刷する印刷ジョブを出力する情報処理装置と、複数の画像形成装置とが、ネットワークを介して接続された印刷システムであって、前記情報処理装置は、前記ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置の情報を取得する画像形成装置情報取得手段と、前記取得した画像形成装置情報から、前記ネットワークに接続している画像形成装置を認識し、前記ネットワークに接続された複数の画像形成装置へ分散して印刷ジョブを出力する際の設定を行う分散印刷設定手段と、前記分散印刷設定手段により分散印刷の対象となった画像形成装置へ印刷ジョブを出力するジョブ出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置に印刷ジョブを出力する情報処理装置であって、前記ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置の情報を取得する画像形成装置情報取得手段と、前記取得した画像形成装置情報から、前記ネットワークに接続している画像形成装置を認識し、前記ネットワークに接続された複数の画像形成装置へ分散して印刷ジョブを出力する際の設定を行う分散印刷設定手段と、前記分散印刷設定手段により分散印刷の対象となった画像形成装置へ印刷ジョブを出力するジョブ出力手段と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る分散印刷設定方法は、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置に印刷ジョブを出力する情報処理装置の分散印刷設定方法であって、前記ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置の情報を取得するステップと、前記取得した画像形成装置情報から、前記ネットワークに接続している画像形成装置を認識し、前記ネットワークに接続された複数の画像形成装置へ分散して印刷ジョブを出力する際の設定を行うステップと、前記分散印刷の対象となった画像形成装置へ印刷ジョブを出力するステップと、を備えることを特徴とする。
本発明に係る分散印刷設定プログラムは、ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置に印刷ジョブを出力する情報処理装置の分散印刷設定プログラムであって、前記ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置の情報を取得する処理と、前記取得した画像形成装置情報から、前記ネットワークに接続している画像形成装置を認識し、前記ネットワークに接続された複数の画像形成装置へ分散して印刷ジョブを出力する際の設定を行う処理と、前記分散印刷の対象となった画像形成装置へ印刷ジョブを出力する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係る記録媒体は、上記分散印刷設定プログラムの処理を記録するコンピュータ読取り可能な記録媒体である。
本発明によれば、より効率的で印刷速度の速い分散印刷を行うことが出来る。
以下に、本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施形態は、本発明の好適な実施形態であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
本実施形態に係る印刷システムは、分散印刷設定時にネットワークプリンタ情報を検出し、ネットワークプリンタの印刷状況からユーザの任意や、最適な分散印刷設定を求める判断基準により、印刷速度の速い分散印刷設定を行うことを特徴とする。
図1は、本発明の実施形態に係る印刷システムの全体図である。図1に示すように、本実施形態に係る印刷システムは、ユーザ端末である情報処理装置1と複数の画像形成装置(プリンタとも称す)2(a〜c)がネットワーク3を介して接続されている。
情報処理装置1は、ユーザが利用する端末であり、プリンタへの印刷ジョブ出力や、プリンタ設定情報の閲覧、分散印刷設定等を行う。ネットワーク3は、有線及び/又は無線回線により構築されたLAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)等である。
〔情報処理装置の構成〕
図2は、本発明の実施形態に係る情報処理装置1の機能ブロック図である。図2に示すように、情報処理装置1は、制御部(CPU;Central Processing Unit)5、記憶部6、ネットワーク(or USB(Universal Serial Bus)) I/F(Inter Face)8、外部記憶装置I/F9、外部装置I/F10、出力装置I/F11、入力装置I/F12、印刷ジョブ生成部15とから構成されている。
図2は、本発明の実施形態に係る情報処理装置1の機能ブロック図である。図2に示すように、情報処理装置1は、制御部(CPU;Central Processing Unit)5、記憶部6、ネットワーク(or USB(Universal Serial Bus)) I/F(Inter Face)8、外部記憶装置I/F9、外部装置I/F10、出力装置I/F11、入力装置I/F12、印刷ジョブ生成部15とから構成されている。
制御部(CPU)5は、ROM(Read Only Memory)に記憶されたプログラムを実行し、RAM(Random Access Memory)に展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、その演算結果を出力装置や記憶装置に出力する。
記憶部6は、主記憶部(ROM,RAM)61と補助記憶部(HD;Hard Disk)62とから構成されている。主記憶部61は、ROMなどの制御部が実行するプログラムやデータを記憶する記憶装置や、RAMなどの制御部でROMに記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時保持する記憶装置である。また、補助記憶部62は、OS(Operating System)などの基本ソフトウェアやプリンタユーティリティなどのアプリケーションソフトウェアを関連データとともに記憶する装置である。
記憶部の記憶領域は、OSなどの基本プログラムや必要なデータなどを格納するシステム領域と、情報処理装置1が有する各機能の設定値を格納する設定記憶領域とから構成され、情報処理装置1を動作するのに必要なプログラムやデータが格納されている。
ネットワークI/F8は、ネットワークを介して接続された他の通信制御装置を備えた周辺機器と情報(データ)をやり取りするインタフェースである。本実施形態では、ネットワークI/F8により、ネットワークに接続された画像形成装置とのやり取りを行うことが出来る。
外部記憶装置I/F9は、USBなどのデータ伝送路を介して接続された外部記憶装置(例えば、記憶メディアドライブなど)と情報処理装置1との間でデータをやり取りするインタフェースである。
外部装置I/F10は、データ伝送路を介して接続された外部入力装置101(例えば、デジタルカメラやスキャナなど)から情報処理装置1にデータを受信するインタフェースである。
出力装置I/F11は、情報処理装置1からデータ伝送路を介して接続された出力装置111(例えば、CRT(Cathode Ray Tube)や液晶ディスプレイなど)へデータを送信するインタフェースである。
入力装置I/F12は、データ伝送路を介して接続された入力装置121(例えば、キーボードやマウスなど)から情報処理装置1にデータを受信するインタフェースである。
印刷ジョブ生成部15は、画像形成装置へ出力する印刷ジョブの生成を行う。この際、ネットワークに接続された複数の画像形成装置への印刷ジョブの分散についても設定を行うことが出来る。詳細は後述する。
〔画像形成装置の構成〕
図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置2の機能ブロック図である。図3に示すように、画像形成装置2は、制御部21、記憶部22、表示部(パネル表示等)23、入力部(操作部)24、外部装置I/F25、印刷部(プロッタ部)26、通信部(ネットワーク又はUSB)27とから構成されている。
図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置2の機能ブロック図である。図3に示すように、画像形成装置2は、制御部21、記憶部22、表示部(パネル表示等)23、入力部(操作部)24、外部装置I/F25、印刷部(プロッタ部)26、通信部(ネットワーク又はUSB)27とから構成されている。
制御部(CPU)21は、ROMに記憶されたプログラムを実行する装置で、RAMに展開(ロード)されたデータを、プログラムの命令に従って演算処理し、その演算結果を出力装置や記憶装置に出力する。
記憶部(ROM、RAM)22は、ROMなどの制御部が実行するプログラムやデータを記憶する記憶装置や、RAMなどの制御部でROMに記憶されたプログラムを実行する際に、実行するプログラムやデータが展開(ロード)され、演算の間、演算データを一時保持する記憶装置である。
表示部(パネル表示)23及び入力部(操作部)24は、ハードキーによるキースイッチとLCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)とから構成され、画像形成装置2が有する機能をユーザが利用する際に、各種設定を行うなどのUI(User Interface)として機能する。
外部装置I/F25は、データ伝送路を介して接続された外部入力装置(例えば、SDカード、スマートメディア、USBメモリなど)251と画像形成装置2との間のデータをやり取りするインタフェースである。
通信部27は、データ伝送路を介して接続されたネットワーク(USB: Universal Serial Bus、LAN: Local Area Network、WAN: Wide Area Networkなど)と画像形成装置2との間のデータを、データ伝送路を介してやり取りするインタフェースである。これにより、ネットワークを介して接続された情報処理装置1とデータのやり取りをすることが出来る。
印刷部(プロッタ部)26は、印字方式にインクジェット方式等を採用することができ、情報処理装置1にインストールされたプリンタドライバから生成された印刷データ(ラスタイメージ)を受け取ると、例えば、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)及びブラック(Bk)のインク滴を吐出する液体吐出ヘッドからなる4つの記録ヘッドを主走査方向に配列し、クロス制御によって、記録ヘッドから記録液(インク)と定着用処理液(定着用インク)とを、副走査方向に給紙された記録媒体に吐出するなどの方式を用いて印刷を行う。
〔印刷ジョブの生成〕
次に、印刷ジョブの生成について説明する。情報処理装置1は、印刷ジョブ生成部15(図2参照)で生成した印刷ジョブを、画像形成装置2へネットワークを介して出力(送信)する。
次に、印刷ジョブの生成について説明する。情報処理装置1は、印刷ジョブ生成部15(図2参照)で生成した印刷ジョブを、画像形成装置2へネットワークを介して出力(送信)する。
図4は、本発明の実施形態に係る印刷ジョブ生成部15における印刷データの流れの一例を示す図である。図4に示すように、例えばWindows(登録商標) OS用の印刷ジョブ生成部は、情報処理装置1にインストールされたソフトウェアである、OS、アプリケーション、プリンタドライバ、ランゲージモニタ、ポートモニタ、ポートドライバを利用して印刷ジョブを生成し、画像形成装置へ送る。
まず、アプリケーション30を通してユーザより印刷命令があった場合、OS(Operating System)31は画像形成装置で出力する画像データをプリンタドライバ32に伝達する。OSは、例えばWindows XP等のWindows OSに実装されているGDI(Graphic Device Interface)でも良い。
プリンタドライバ32は、アプリケーション30から伝達された画像データを、プリンタ本体が処理できる形式の印刷データに変換して、ランゲージモニタ33に出力する。
ランゲージモニタ33は、プリンタ本体とプリンタドライバで双方向通信を行うためのソフトウェアである。一般的に、USBのような、ユーザ端末である情報処理装置1とデバイスとを1対1で接続する接続形態の場合、ランゲージモニタはひとつのポートモニタに対して印刷データを全て出力する。本実施形態では分散印刷を行うため、ランゲージモニタ33から複数のポートモニタ34に対して、プリンタドライバ32で作成した印刷データを出力する。
ポートモニタ34、ポートドライバ35は、それぞれプリンタポート(印刷データ出力ポート)を制御するソフトウェアであり、印刷データを下位層のモジュールに出力する処理を行う。ポートモニタ34はさらに表示制御を兼ね、例えば出力装置111に分散印刷設定の表示等を行うことが出来る。
ポートモニタ34は印刷データをポートドライバ35に出力し、ポートドライバ35はさらにプリンタ2へ印刷データを出力する。
本実施形態に係る画像形成装置は、インクジェットプリンタの他、レーザプリンタ等にも適用することが出来る。
〔分散印刷設定〕
次に、ネットワークに接続された複数の画像形成装置(2a〜2c)のいずれでどの程度印刷を行うか設定する分散印刷設定について説明する。
次に、ネットワークに接続された複数の画像形成装置(2a〜2c)のいずれでどの程度印刷を行うか設定する分散印刷設定について説明する。
図5は、本発明の実施形態に係る、分散印刷の設定を行う際の表示例を示す図である。図5に示す分散印刷設定の表示は、プリンタドライバのUIを利用しても良い。ユーザは、分散印刷設定のチェックボックスD1をON/OFFすることにより印刷時の分散印刷が可能となる。
図6は、本発明の実施形態に係るランゲージモニタからポートモニタへの印刷データ出力の動作処理を示すフローチャートである。図5に示すUIで分散印刷設定がONに設定されると、印刷実行時にプリンタドライバ32から印刷データを渡されたランゲージモニタ33は、分散印刷設定ONと判断する(ステップS1/Yes)。ランゲージモニタ33はネットワーク上からネットワークプリンタ一覧を取得する(ステップS2)。
ネットワークプリンタ一覧の取得に成功した場合(ステップS3/Yes)、ランゲージモニタ33はネットワークプリンタポート情報の一覧を取得する(ステップS4)。ネットワークプリンタポート情報とは、具体的にはネットワークに接続されたプリンタの情報であり、プリンタ名称等の情報が含まれている。
ネットワークプリンタポート情報の一覧取得に成功した場合(ステップS5/Yes)、ランゲージモニタ33は分散印刷設定について例えば図7に示すようなUIの表示をし、ネットワークプリンタ一覧の表示や、分散印刷の詳細設定の入力を行えるようにする(ステップS6)。図7は、本発明の実施形態に係る分散印刷の詳細設定を行う際の表示例である。
図7に示す表示例では、検出されたネットワークプリンタ名を表示し、そのネットワークプリンタを分散印刷対象とするかどうかチェックボックスD2で設定を可能とする。ユーザがネットワークプリンタを分散印刷対象として選択した場合、スピンコントロールで印刷範囲、印刷部数を選択可能とする(図7 D3、D4)。このように、ユーザの任意で分散印刷設定を行うことが出来る。なお、図7のD5ボタンを押下することにより、最適な分散印刷設定を自動取得することも出来る。分散印刷設定の自動取得については後述する。
分散印刷設定の入力が正常に終了すると(図6 ステップS8/Yes)、分散印刷対象として選択された各プリンタへ送る印刷データを、各ポートモニタ34に出力する。印刷データの出力が正常に終了した場合は(ステップS10/Yes)、本処理が終了する。
なお、各プリンタにて印刷が完了した際には、分散印刷先プリンタと双方向通信を行うことで、印刷完了の旨を受信し、情報処理装置1で印刷完了表示をすることでユーザに印刷完了を明示することも可能となる。
次に、上述した最適な分散印刷設定を自動取得する場合について説明する。図8は、分散印刷設定の自動取得ボタンが押下された際の動作処理を示すフローチャートである。
分散印刷設定自動取得ボタンD5が押下されると、ランゲージモニタ33はネットワークプリンタのステータス(使用状況情報)取得コマンドをネットワークプリンタに対して出力する(ステップS20)。ネットワークプリンタステータスの取得が成功した場合には(ステップS21/Yes)、プリンタステータスを情報処理装置1のメモリ(記憶部)に記憶する(ステップS22)。
ネットワーク上の全てのネットワークプリンタのプリンタステータス取得が完了していない場合には(ステップS23/No)、再度ネットワークプリンタに対してネットワークプリンタステータスの取得コマンドを出力する(ステップS20)。なお、この際のステータス取得対象となるネットワークプリンタは図6のステップS2で取得したネットワークプリンタとなる。
ネットワークプリンタの印刷ジョブステータスから分散印刷設定の最適値を取得する(ステップS24)。分散印刷設定の最適値は例えば以下のような判断基準を用いる。
ネットワークプリンタから取得したプリンタステータスが保存されたメモリには、例えば下記表1のようなプリンタステータス情報が取得される。
上記のようなプリンタステータスが取得された場合、トータルの印刷枚数の多さで言えば、下記のようになる。
プリンタA(印刷枚数 = 0) < プリンタC(印刷枚数 = 4) < プリンタD(印刷枚数 = 19) < プリンタB(印刷枚数 = 41)
このため、例えばユーザが10ページ/2部の印刷データを印刷したい場合、以下のような判断基準で分散印刷設定を分散印刷最適値としてユーザに提示を行う。
このため、例えばユーザが10ページ/2部の印刷データを印刷したい場合、以下のような判断基準で分散印刷設定を分散印刷最適値としてユーザに提示を行う。
<印刷対象プリンタの決定>
これから印刷を実行しようとしているデータのトータル印刷枚数の1/2以下の印刷実行プリンタを分散印刷対象プリンタとする。例えばトータル印刷枚数が20枚の場合、10ページ以下のネットワークプリンタを印刷対象プリンタとする。
これから印刷を実行しようとしているデータのトータル印刷枚数の1/2以下の印刷実行プリンタを分散印刷対象プリンタとする。例えばトータル印刷枚数が20枚の場合、10ページ以下のネットワークプリンタを印刷対象プリンタとする。
<ネットワークプリンタ印刷部数の決定>
プリンタA、プリンタCが印刷対象プリンタとなるため、2台のネットワークプリンタの印刷枚数の総計に、これから印刷を行おうとしている印刷ジョブのトータル印刷枚数を足し、平均値を出す。例えばトータル印刷部数が20枚の場合、(20+4)/2となり、平均印刷枚数は12枚となる。プリンタCには既に4枚印刷する先行ジョブがあるため、プリンタCに対しては12から4を引いた8枚分の印刷設定を割り付け、プリンタAに対しては12枚分の印刷を割り付ける。
プリンタA、プリンタCが印刷対象プリンタとなるため、2台のネットワークプリンタの印刷枚数の総計に、これから印刷を行おうとしている印刷ジョブのトータル印刷枚数を足し、平均値を出す。例えばトータル印刷部数が20枚の場合、(20+4)/2となり、平均印刷枚数は12枚となる。プリンタCには既に4枚印刷する先行ジョブがあるため、プリンタCに対しては12から4を引いた8枚分の印刷設定を割り付け、プリンタAに対しては12枚分の印刷を割り付ける。
上記のような分散印刷設定の判断基準はあくまでも一例であり、この他にもプリンタのPPMや解像度等、プリンタ環境に依存した判断基準を独自に設けることでも分散印刷の最適値を求めることが可能となる。
また、図5に示す分散印刷設定で、分散印刷ON(チェックボックスD1)になった場合に、上記のような分散印刷最適値を提示し、さらにユーザが任意に変更することも可能である。
以上説明したように、本実施形態により、分散印刷設定時にネットワークプリンタ情報を検出し、ネットワークプリンタの印刷状況からユーザの任意で、分散印刷の対象プリンタの選択、印刷部数等の選択が出来る。また、最適な分散印刷設定を求める判断基準を用いて、印刷速度の速い分散印刷設定の提示が可能となる。これにより、分散印刷時の印刷効率を高めることが可能となる。
なお、各図のフローチャートに示す処理を、CPUが実行するためのプログラムは本発明によるプログラムを構成する。このプログラムを記録する記録媒体としては、半導体記憶部や光学的及び/又は磁気的な記憶部等を用いることができる。このようなプログラム及び記録媒体を、前述した各実施形態とは異なる構成のシステム等で用い、そこのCPUで上記プログラムを実行させることにより、本発明と実質的に同じ効果を得ることができる。
以上、本発明を好適な実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
1 情報処理装置
2 画像形成装置
3 ネットワーク
5 制御部
6 記憶部
8 ネットワーク or USB I/F
9 外部記憶装置I/F
901 外部記憶装置
10 外部装置I/F
101 外部入力装置
11 出力装置I/F
111 出力装置
12 入力装置I/F
121 入力装置
21 制御部
22 記憶部
23 表示部
24 入力部
25 外部装置I/F
251 外部入力装置
26 印刷部(プロッタ部)
27 通信部
30 アプリケーション
31 OS
32 プリンタドライバ
33 ランゲージモニタ
34 ポートモニタ
2 画像形成装置
3 ネットワーク
5 制御部
6 記憶部
8 ネットワーク or USB I/F
9 外部記憶装置I/F
901 外部記憶装置
10 外部装置I/F
101 外部入力装置
11 出力装置I/F
111 出力装置
12 入力装置I/F
121 入力装置
21 制御部
22 記憶部
23 表示部
24 入力部
25 外部装置I/F
251 外部入力装置
26 印刷部(プロッタ部)
27 通信部
30 アプリケーション
31 OS
32 プリンタドライバ
33 ランゲージモニタ
34 ポートモニタ
Claims (8)
- 画像形成装置が印刷する印刷ジョブを出力する情報処理装置と、複数の画像形成装置とが、ネットワークを介して接続された印刷システムであって、
前記情報処理装置は、
前記ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置の情報を取得する画像形成装置情報取得手段と、
前記取得した画像形成装置情報から、前記ネットワークに接続している画像形成装置を認識し、前記ネットワークに接続された複数の画像形成装置へ分散して印刷ジョブを出力する際の設定を行う分散印刷設定手段と、
前記分散印刷設定手段により分散印刷の対象となった画像形成装置へ印刷ジョブを出力するジョブ出力手段と、
を備えることを特徴とする印刷システム。 - 前記分散印刷設定手段による前記複数の画像形成装置への分散設定は、ユーザの任意で決定されることを特徴とする請求項1記載の印刷システム。
- 前記画像形成装置情報取得手段は、前記画像形成装置の使用状況情報を取得し、
前記分散印刷設定手段は、前記使用状況情報に応じて最適な分散印刷設定を行うことを特徴とする請求項1記載の印刷システム。 - 前記画像形成装置は、
印刷ジョブの印刷が完了した場合に、前記印刷ジョブを出力した情報処理装置に、印刷終了の旨を通知する通知手段を備え、
前記情報処理装置は、
前記画像形成装置から通知された印刷終了の旨を表示する表示手段を備えることを特徴とする印刷システム。 - ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置に印刷ジョブを出力する情報処理装置であって、
前記ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置の情報を取得する画像形成装置情報取得手段と、
前記取得した画像形成装置情報から、前記ネットワークに接続している画像形成装置を認識し、前記ネットワークに接続された複数の画像形成装置へ分散して印刷ジョブを出力する際の設定を行う分散印刷設定手段と、
前記分散印刷設定手段により分散印刷の対象となった画像形成装置へ印刷ジョブを出力するジョブ出力手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置に印刷ジョブを出力する情報処理装置の分散印刷設定方法であって、
前記ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置の情報を取得するステップと、
前記取得した画像形成装置情報から、前記ネットワークに接続している画像形成装置を認識し、前記ネットワークに接続された複数の画像形成装置へ分散して印刷ジョブを出力する際の設定を行うステップと、
前記分散印刷の対象となった画像形成装置へ印刷ジョブを出力するステップと、
を備えることを特徴とする分散印刷設定方法。 - ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置に印刷ジョブを出力する情報処理装置の分散印刷設定プログラムであって、
前記ネットワークを介して接続された複数の画像形成装置の情報を取得する処理と、
前記取得した画像形成装置情報から、前記ネットワークに接続している画像形成装置を認識し、前記ネットワークに接続された複数の画像形成装置へ分散して印刷ジョブを出力する際の設定を行う処理と、
前記分散印刷の対象となった画像形成装置へ印刷ジョブを出力する処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする分散印刷設定プログラム。 - 請求項7記載の分散印刷設定プログラムの処理を記録するコンピュータ読取り可能な記録媒体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008236578A JP2010072709A (ja) | 2008-09-16 | 2008-09-16 | 印刷システム、情報処理装置、分散印刷設定方法、プログラム及び記録媒体 |
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JP2008236578A Withdrawn JP2010072709A (ja) | 2008-09-16 | 2008-09-16 | 印刷システム、情報処理装置、分散印刷設定方法、プログラム及び記録媒体 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013016103A (ja) * | 2011-07-06 | 2013-01-24 | Ricoh Co Ltd | 情報処理システム及び情報処理装置 |
-
2008
- 2008-09-16 JP JP2008236578A patent/JP2010072709A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013016103A (ja) * | 2011-07-06 | 2013-01-24 | Ricoh Co Ltd | 情報処理システム及び情報処理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20111206 |