JP2010071840A - ケーブル状感圧センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】挟み込み時の検知性能の部位ばらつきが生じにくいケーブル状感圧センサを提供すること。
【解決手段】中心電極4aと圧電体4bと外側電極4cと被覆層4dの4層から成り可撓性を有する同軸状の圧電センサ4と、圧電センサ4の外側を保持する支持部7とを備え、被覆層4dの外周形状を非円形形状とし、支持部7の保持部形状を被覆層4dの形状に対応する構成とすることにより、検知性能の部位ばらつきの生じにくいケーブル状感圧センサを提供することが出来る。
【選択図】図2

Description

本発明は、可撓性を有するケーブル状の感圧センサに関するものである。
従来、車のパワースライドドアによる挟み込み検知用センサとして、スライドドアの端面にケーブル状感圧センサを配置した挟み込みセンサが開示されている(例えば特許文献1参照)。
図7は、特許文献1に記載する圧電センサを用いたケーブル状感圧センサをスライドドアに実装した断面図であり、1はケーブル状の圧電センサ、2は圧電センサ1を保持し弾性体から成る支持部、3は支持部2が装着されたスライドドアである。このような構成において、移動体となるスライドドア3が開いた状態から閉じる動作の際に、接触体が圧電センサ1部に触れてはさみ込みが発生すると、圧電センサ1が電気信号を発生し、圧電センサ1が接続された信号処理部(図示せず)に予め設定された閾値に対し判定処理を行い、挟み込みと判定されるとスライドドア3は反転動作するように制御される。
特開2004−316087号公報
しかしながら、圧電センサ1を用いたケーブル状感圧センサでは、接触体を挟み込んだ際に圧電センサ1が発生する電気信号の大きさは、圧電センサ1自信の感度と共に圧電センサ1に印加されるたわみの速度と、たわみの大きさによって左右される。すなわち、圧電センサ1自身の感度性能が高く、印加される速度が速く、圧電センサ1が変位する範囲が広い程発生する電気信号は大きくなる。
スライドドアの挟み込み検知を行う場合、ドアの上端から下端までの広い範囲の挟み込みを検知するため、圧電センサならびに支持部は長尺品が用いられる。このため、支持部内に圧電センサを装着した際に、圧電センサに部分的なねじれが生ずるとねじれが生じていない個所に比較して弾性率が高くなり、ねじれが生じていない箇所との間で圧電センサ自身の弾性率の差が発生する。このため、圧電センサに同じストロークの変位が加わっても、圧電センサにねじれが生じ弾性率が高い箇所では圧電センサの変形領域が広くなり、ねじれが発生していない部位との間で検知感度にばらつきが生じ易くなる欠点を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、検知性能の部位ばらつきが生じにくいケーブル状感圧センサを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明のケーブル状感圧センサは、中心電極と圧電体と外側電極と被覆層の4層から成り可撓性を有する同軸状の圧電センサと、前記圧電センサの外側を保持する支持部とを備え、前記被覆層の外周形状を非円形形状とし、前記支持部の保持部形状を前記被覆層の形状に対応する構成としたものである。これによって、検知性能の部位ばらつきが生じにくいケーブル状感圧センサを提供することが可能となる。
本発明のケーブル状感圧センサは、中心電極と圧電体と外側電極と被覆層の4層から成
り可撓性を有する同軸状の圧電センサと、前記圧電センサの外側を保持する支持部とを備え、前記被覆層の外周形状を非円形形状とし、前記支持部の保持部形状を前記被覆層の形状に対応する構成としている。
このため、圧電センサは支持部内での回転が抑制され、圧電センサにねじれが発生しないため、圧電センサの検知感度ばらつきを小さくすることが可能となる。
第1の発明は、中心電極と圧電体と外側電極と被覆層との4層から成り、可撓性を有する同軸状の圧電センサと、前記圧電センサの外側を保持する支持部とを備え、前記被覆層の外周形状を非円形形状とし、前記支持部の保持部形状を前記被覆層の形状に対応する構成としたものである。これにより、圧電センサを保持する支持部全域で圧電センサにはねじれが発生しにくくなり、部位による検知感度ばらつきを抑制することが出来る。
第2の発明は、第1の発明のケーブル状感圧センサの被覆層をDカット状に形成した圧電センサを複数用い、前記被覆層のDカット面を対向させ同一支持部内で保持する構成とすることにより、複数の圧電センサを用いても部位による感度ばらつきが少なく検知性能を高めることが出来る。
第3の発明は、第1の発明のケーブル状感圧センサを折り返すと共に、前記被覆層のDカット部を対向させ同一支持部内で保持する構成とすることで、互いの圧電センサにねじれが生ずることなく、支持部の略同一箇所において圧電センサの2箇所で挟み込みが検出可能となり、感度ばらつきが少なく検出感度を高めることが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態のケーブル状感圧センサを図1から図4を参照して説明する。
図1はケーブル状感圧センサを指示部に装着する前の斜視図、図2は同センサをスライドドアに実装した状態の要部断面図である。
圧電センサ4は中心電極4aと圧電体4bと外側電極4cと楕円状に形成された被覆層4dの4層から成り、可撓性を有する同軸ケーブル状に構成されている。圧電センサ4の端末部には、圧電センサ4で発生した電気信号を増幅やフィルター処理や閾値判定等を行う信号処理部5と、その信号を受けて本体を制御する制御部6が接続されている。圧電センサ4は弾性体から成る支持部7で保持されている。支持部7は圧電センサを外側から保持し被覆層4dの形状に合わせて楕円状の中空形状を有する圧電センサ保持部7aと、接触体が挟み込まれた際に圧電センサ4がたわみ易くするための中空部7bと、スライドドア8の先端部に固定するための固定部7cが設けてある。9は信号処理部5と制御部6とを接続するリード線である。
以上のように構成されたケーブル状感圧センサについて、以下その動作、作用を説明する。
移動体であるスライドドア8が閉じる方向で作動している途中で、接触体10が圧電センサ4に触れると、圧電センサ4で電気信号が発生し、その電気信号は信号処理部5で必要な信号を取り出すためフィルター処理や増幅処理がなされ、その信号が予め設定されて
いる閾値を超えると信号処理部5から挟み込み検知信号が制御部6に送られ、スライドドア8が反転作動する。
そして、圧電センサ4の被覆層4dと圧電センサ保持部7aは互いに楕円形状としているため、圧電センサ4を圧電センサ保持部7a内に装着する際に、圧電センサ4が回転し圧電センサ保持部7a内でねじれが生じる事も無くなる。このため、ねじれによって圧電センサの部位間に弾性率の差が生じる事も無くなり、圧電センサの全域においてばらつきが少なく安定した挟み込み検知性能を確保することができる。
なお、本発明では被覆層4dとセンサ保持部7aの断面形状を楕円形としたが、非円形形状とすればセンサ保持部7a内で圧電センサ4が回転しねじれが生じることは無くなるため、実用上問題ない。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態のケーブル状感圧センサを図3と図4を参照して説明する。
図3は同ケーブル状感圧センサの支持部実装前の圧電センサ部の斜視図、図4は同ケーブル状感圧センサの要部断面図である。なお、実施の形態1と同様の構成については、同一記号を付し説明を省略する。
第2の実施の形態のケーブル状感圧センサは、断面形状が同一でDカット状の被覆層を有する複数の圧電センサ11と12を用い、中心電極は11aと12a、圧電体は11bと12b、外側電極は11cと12c、被覆層は11dと12dとから成り、圧電センサ11と12とは各々が4層から成り、可撓性を有する同軸ケーブル状に構成されている。そして、互いの被覆層11dと12dとはDカット面を対向させ、同一支持部13内で保持する構成としたものである。
このように構成することにより、複数の圧電センサ11と12を同一支持部13内に収容しても、互いの圧電センサの被覆層11dと12dのDカット面が対向するように配置されているため、互いの圧電センサがねじれ合うことが無くなり部位によって弾性率に差が生じることでの感度ばらつきが抑制され、かつ複数の圧電センサを用いることにより挟み込み検知感度のアップが図れるため、使い勝手の良い感圧センサが提供することができる。
(実施の形態3)
本発明の第3の実施の形態のケーブル状感圧センサを図5と図6とを参照して説明する。図5は同ケーブル状感圧センサの圧電センサ部の支持部実装前の斜視図、図6は同ケーブル状感圧センサの要部断面図である。なお、実施の形態1と同様の構成については、同一記号を付し説明を省略する。
第3の実施の形態のケーブル状感圧センサは、断面形状がDカット状の被覆層を有する圧電センサ14を折り返し、同一支持部15内で保持する構成としている。圧電センサ14は中心電極14aと圧電体14bと外側電極14cと断面形状がDカット状の被覆層14dの4層から成り、可撓性を有する同軸ケーブル状に構成されている。
被覆層同士のDカット面を互いに対向するように配置して支持部15内に収容する構成としており、互いの圧電センサがねじれ合うことが無くなり部位によって弾性率に差が生じることでの感度ばらつきが抑制され、しかも接触体10に接触した際には、単一の圧電センサであっても圧電センサを折り返したことにより、2箇所でたわみが発生するため検出性能が高まり、単一圧電センサによる単純な構成で検知性能に優れた挟み込み検出が出
来る。
以上のように、本発明にかかるケーブル状感圧センサは、接触体を挟み込んだ際の検知性能の部位ばらつきが少なく検知性能に優れたケーブル状感圧センサを提供することができるため、自動車のスライドドア用途はもとより、住宅のドアやその他のドア等の挟み込み検知センサとしても幅広く適用できる。
本発明の実施の形態1におけるケーブル状感圧センサの支持部実装前の斜視図 本発明の実施の形態1におけるケーブル状感圧センサの要部断面図 本発明の実施の形態2におけるケーブル状感圧センサの支持部実装前の斜視図 本発明の実施の形態2におけるケーブル状感圧センサの要部断面図 本発明の実施の形態3におけるケーブル状感圧センサの支持部実装前の斜視図 本発明の実施の形態3におけるケーブル状感圧センサの要部断面図 従来のケーブル状感圧センサの要部断面図
符号の説明
4 圧電センサ
4a 中心電極
4b 圧電体
4c 外側電極
4d 被覆層
7 支持部

Claims (3)

  1. 中心電極と圧電体と外側電極と被覆層との4層から成り、可撓性を有する同軸状の圧電センサと、前記圧電センサの外側を保持する支持部とを備え、前記被覆層の外周形状を非円形形状とし、前記支持部の保持部形状を前記被覆層の形状に対応する構成としたケーブル状感圧センサ。
  2. Dカット状の被覆層形状を有する圧電センサを複数用い、前記被覆層のDカット面を対向させ同一支持部内で保持する構成とした請求項1に記載のケーブル状感圧センサ。
  3. Dカット状の被覆層形状を有する圧電センサを折り返すと共に、前記被覆層のDカット部を対向させ同一支持部内で保持する構成とした請求項1に記載のケーブル状感圧センサ。
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