JP2010071644A - 分析用デバイス - Google Patents

分析用デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2010071644A
JP2010071644A JP2008235828A JP2008235828A JP2010071644A JP 2010071644 A JP2010071644 A JP 2010071644A JP 2008235828 A JP2008235828 A JP 2008235828A JP 2008235828 A JP2008235828 A JP 2008235828A JP 2010071644 A JP2010071644 A JP 2010071644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding chamber
cover substrate
substrate
gap
base substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008235828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5376428B2 (ja
Inventor
Tomohiro Kijima
知裕 来島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2008235828A priority Critical patent/JP5376428B2/ja
Application filed by Panasonic Corp filed Critical Panasonic Corp
Priority to PCT/JP2008/003052 priority patent/WO2009057273A1/ja
Priority to CN201310076878.9A priority patent/CN103217538B/zh
Priority to CN201310076947.6A priority patent/CN103226150B/zh
Priority to CN201310077650.1A priority patent/CN103217539B/zh
Priority to CN201410322504.5A priority patent/CN104062454B/zh
Priority to US12/740,486 priority patent/US9134286B2/en
Priority to CN2008801022104A priority patent/CN101779129B/zh
Priority to EP19164256.0A priority patent/EP3521833B1/en
Priority to EP08845691.8A priority patent/EP2211184B1/en
Priority to CN201310077581.4A priority patent/CN103252261B/zh
Publication of JP2010071644A publication Critical patent/JP2010071644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5376428B2 publication Critical patent/JP5376428B2/ja
Priority to US14/741,114 priority patent/US9757722B2/en
Priority to US15/664,660 priority patent/US10543484B2/en
Priority to US16/704,825 priority patent/US10933413B2/en
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Abstract

【課題】定量の試料液の吸い上げを表示できる分析用デバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】点着部103の先端において供給用毛細管流路11の開口部101が開口しており、供給用毛細管流路11を保持チャンバー3を介して試薬チャンバー4に接続し、保持チャンバー3の終端部により小さな隙(0.1mm)の充填確認領域3aを形成する凸部3bが形成されており、定量の試料液のサンプリング完了時にこの充填確認領域3aの隙に試料液が到達したことを確認窓20から確認できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、生物などから採取した液体の分析に使用する分析用デバイスに関する。
従来、生物などから採取した液体を分析する方法として、液体流路を形成した分析用デバイスを用いて分析する方法が知られている。分析用デバイスは、回転装置を使って流体の制御をすることが可能であり、遠心力を利用して、試料液の希釈、溶液の計量、固体成分の分離、分離された流体の移送分配、溶液と試薬の混合などを行うことができるため、種々の生物化学的な分析を行うことが可能である。
特表平7−500910号公報(図1)
試料液を取り込む方式によって分析用デバイスを分類すると、特許文献1に見られるようにシリンジによって適量を注入するタイプの他に、図26に示すように毛細管流路の開口部101を試料液溜まりに接触させて毛細管力で吸い上げるタイプが考えられる。
この図26に示した分析用デバイス100は、開口部101が分析用デバイス本体102から突出して形成された点着部103に設けられている。この分析用デバイス100は、図27に示すようにベース基板1とカバー基板2との貼り合わせで構成されている。
透明の合成樹脂によって成形されたベース基板1には、カバー基板2との貼り合わせ面1aに保持チャンバー3、試薬チャンバー4、流路5、測定チャンバー6、および流路7となる内部凹部が形成されている。試薬チャンバー4には、分析試薬(図示せず)が担持されている。透明の合成樹脂によって成形されたカバー基板2によって前記内部凹部の各開口面を閉塞して、所定の大きさの間隙を有する空洞が形成され、毛細管力による試料液の移送や、所定量の液量を保持するなど、それぞれの機能が働くようになっている。8bは大気開放孔で、ベース基板1の側の出口8aの位置に対応してカバー基板2に形成されている。
点着部103は、ベース基板1の突起9とカバー基板2の突起10との接合で形成されており、分析用デバイス本体102からの突起9の突出長さL1と、分析用デバイス本体102からの突起10の突出長さL2とは同じに形成されている。点着部103の先端と前記保持チャンバー3との間は、図28と図29に示すようにベース基板1とカバー基板2との間に形成された供給用毛細管流路11によって接続されている。
試料液として血液の分析を実施する場合には、図30に示すように分析用デバイス100の姿勢を垂直にして、点着部103を受診者の指先12の血液溜まり13に接触させることによって、供給用毛細管流路11ならびに保持チャンバー3の毛細管力によって、試料としての血液が保持チャンバー3にまで吸い上げられる。図31はベース基板1の貼り合わせ面1aに形成された保持チャンバー3、試薬チャンバー4、供給用毛細管流路11の拡大図を示している。
しかし、吸い上げられる血液のスピードが供給用毛細管流路11ならびに保持チャンバー3の姿勢によって左右され、点着部103を血液溜まり13に接触させている時間が短かかったり、姿勢が不適切な場合には、正確な分析を実施するために必要な血液を定量だけサンプリングできない問題がある。
本発明は、試料液溜まりに接触させて毛細管力で吸い上げるタイプの分析用デバイスにおいて、定量の試料液の吸い上げが完了したことを目視で確認し易い構造の分析用デバイスを提供することを目的とする。
本発明の請求項1記載の分析用デバイスは、分析用デバイス本体に形成された点着部において供給用毛細管流路の一端が開口し、前記供給用毛細管流路が前記分析用デバイス本体の内部に形成されたマイクロチャネル構造に接続され、前記点着部に付けられた試料液を前記供給用毛細管流路の毛細管力と前記分析用デバイス本体の内部に形成された保持チャンバーの毛細管力とで吸い上げ、保持チャンバーの試料液を前記分析用デバイス本体の内部に形成された測定チャンバーに向かって遠心力によって移送し、前記測定チャンバーにおける溶液にアクセスする読み取りに使用される分析用デバイスであって、前記保持チャンバーの終端部に、前記保持チャンバーの前記毛細管力を発生する隙よりも小さな隙または大きな隙の充填確認領域を形成したことを特徴とする。
本発明の請求項2記載の分析用デバイスは、請求項1において、分析用デバイス本体には、前記充填確認領域に対応して確認窓を形成したことを特徴とする。
本発明の請求項3記載の分析用デバイスは、請求項1において、カバー基板とこのカバー基板との貼り合わせ面に前記保持チャンバーを構成する内部凹部が形成されたベース基板とを貼り合わせて前記カバー基板によって保持チャンバーの前記内部凹部の各開口面を閉塞して前記分析用デバイス本体を構成し、前記保持チャンバーの終端部に設けた前記保持チャンバーの前記毛細管力を発生する隙よりも小さな隙は、前記ベース基板の側から前記カバー基板に向かって突出した凸部の先端と前記カバー基板との間に形成したことを特徴とする。
本発明の請求項4記載の分析用デバイスは、請求項1において、カバー基板とこのカバー基板との貼り合わせ面に前記保持チャンバーを構成する内部凹部が形成されたベース基板とを貼り合わせて前記カバー基板によって保持チャンバーの前記内部凹部の各開口面を閉塞して前記分析用デバイス本体を構成し、前記保持チャンバーの終端部に設けた前記保持チャンバーの前記毛細管力を発生する隙よりも大きな隙は、前記ベース基板の側に前記カバー基板とは反対側に向かって入り込んだ凹部の底部と前記カバー基板との間に形成したことを特徴とする。
本発明の請求項5記載の分析用デバイスは、請求項4において、前記ベース基板の側に設けた前記凹部に対応して前記カバー基板にも凹部を形成したことを特徴とする。
この構成によると、点着部を試料液溜まりに接触させて前記保持チャンバーの終端部に形成されている充填確認領域を目視していると、充填確認領域にまで試料液が吸い上げられることによって、充填確認領域を前記保持チャンバーの前記毛細管力を発生する隙よりも小さな隙に形成した場合には、定量の試料液の吸い上げが完了するとこの小さな隙に試料液が吸い上げられて挟まった状態を目視で確認してサンプリングを終了することによって試料液の不足を解消できる。また、充填確認領域を前記保持チャンバーの前記毛細管力を発生する隙よりも大きな隙に形成した場合には、定量の試料液の吸い上げが完了するとこの大きな隙の周りに試料液が吸い上げられて挟まった状態を目視で確認してサンプリングを終了することによって試料液の不足を解消できる。
以下、本発明の分析用デバイスを図1〜図25に示す各実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図6は本発明の実施の形態1を示す。
なお、図26〜図31と同様の作用をなすものには同一の符号を付けて説明する。
この分析用デバイス100Aは、図1に示すベース基板1とカバー基板2との貼り合わせで構成されている。具体的には、ベース基板1とカバー基板2は、透明のアクリル樹脂などの合成樹脂によって成形されている。
ベース基板1には、カバー基板2との貼り合わせ面1aに保持チャンバー3、試薬チャンバー4、流路5、測定チャンバー6、および流路7となる内部凹部が形成されている。試薬チャンバー4には、分析試薬(図示せず)が担持されている。透明の合成樹脂によって成形されたカバー基板2によって前記内部凹部の各開口面を閉塞して、所定の大きさの間隙を有する空洞が形成され、毛細管力による試料液の移送や、所定量の液量を保持するなど、それぞれの機能が働くようになっている。8bは大気開放孔で、ベース基板1の側の出口8aの位置に対応してカバー基板2に形成されている。
また、供給用毛細管流路11,保持チャンバー3,流路5,7の壁面には親水処理が施されている。親水処理方法としては、プラズマ、コロナ、オゾン、フッ素等の活性ガスを用いた表面処理方法や、界面活性剤や親水性ポリマーによる表面処理が挙げられる。ここで、親水性とは水との接触角が90°未満のことをいう。
分析用デバイス100Aの具体的な大きさは、ベース基板1の厚みが15mm、カバ基板2の厚みが1mmで、分析用デバイス100Aは略80mm角で構成した場合、保持チャンバー3の深さは0.02mmから0.3mm未満に形成されている。血液などの液体を測定し分析する場合の保持チャンバー3の深さは0.1mmが好適である。試薬チャンバー4の深さは、0.3mmを越えて〜0.5mmと保持チャンバー3の深さより深く形成する。このように設定することにより、保持チャンバー3内に注入された血液は、毛細管力だけでは試薬チャンバー4に進まず、分析用デバイス100Aを回転して得られる遠心力を利用して、試料液を移送するためである。
供給用毛細管流路11、保持チャンバー3、流路5、流路7の深さは0.02mmから0.3mm未満で形成されているが、毛細管力で試料液が流れるのであれば、この寸法に限定されるものではない。また、試薬チャンバー4、測定チャンバー6の深さは、0.3mmを越えて0.5mmで形成しているが、これは、サンプル溶液の量や、吸光度を測定するための条件(光路長、測定波長、サンプル溶液の反応濃度、試薬の種類等)によって調整可能である。そして測定チャンバー6に移送された試料液を光学的に測定する。
点着部103は、ベース基板1の突起9とカバー基板2の突起10との接合で形成されており、点着部103の先端と保持チャンバー3との間は、図2と図3に示すようにベース基板1とカバー基板2との間に形成された供給用毛細管流路11によって接続されている。
試料液が血液の場合の供給用毛細管流路11の全部と保持チャンバー3のほとんどの隙の寸法は、例えば0.3mm未満に形成されており、試薬チャンバー4の隙は0.3mmを越えて0.5mm以下に形成されている。
図26〜図31に示した比較例とは、次の点だけが異なっている。
保持チャンバー3の終端部には、図3と図4に示すように前記保持チャンバー3の前記毛細管力を発生する隙(0.3mm)よりも小さな隙(0.1mm)の充填確認領域3aを形成する凸部3bが、この実施の形態1ではベース基板1に形成されている点が比較例とは異なっている。凸部3bの両側には、凹部3c,3dが形成されている。
また、充填確認領域3aに対応してベース基板1の前記貼り合わせ面1aとは反対側の面1bには、図3と図4に示すように確認窓20が形成されており、ベース基板1の面1bにおける確認窓20の周囲は、確認窓20よりも透光性が低下するように、例えば、シボ加工されている。具体的には、梨地模様を表面に付けて構成されている。
このように構成したため、試料液として血液の分析を実施する場合には、分析用デバイス100Aの姿勢を垂直にして、点着部103を受診者の指先12の血液溜まり13に接触させることによって、供給用毛細管流路11ならびに保持チャンバー3の毛細管力によって、試料としての血液21が最初は図5(a)に示すように保持チャンバー3の壁面22a,22bを伝って流れて中央部23が壁面22a,22bの側よりも後退した形状で吸い上げられる。この吸い上げの途中の状態では、吸い上げられた血液を確認窓20から確認できない。
吸い上げられた血液が定量になると、図5(b)に示すように吸い上げられた血液が充填確認領域3aにまで達して、そこに凸部3bを形成したことによって、図5(a)のように中央部23が後退した先端形状ではなくて、中央部23が試薬チャンバー4に向かって突出した形状に変化して確認窓20から確認できることから、サンプリング量が定量に達したことを明確に読み取ることができる。
図31に示した比較例の場合には、図6(a)(b)に示したように吸い上げられた血液が定量になった状態であることが面1bからの目視によって確認しにくい。
この実施の形態1では、凸部3bをベース基板1の側に設けて隙を0.1mmに形成したが、凸部3bをカバー基板2の側に設けて保持チャンバー3の終端部に0.1mmの隙を形成することもできる。
(実施の形態2)
図7〜図13は本発明の実施の形態2を示す。
図7と図8に示すように、ベース基板1とカバー基板2との貼り合わせで構成されている分析用デバイス100Bは、点着部103の先端が傾斜面14で形成されており、この傾斜面14において供給用毛細管流路11の一端が開口している点が、実施の形態1とは異なっている。
点着部103の先端を傾斜面14に形成しているために、ベース基板1の突起9とカバー基板2の突起10との接合で形成されている点着部103は、突起10の突出長さL2が、突起9の突出長さL1よりも短い。また、図9に示すように傾斜面14の角度θは鋭角で、具体的には、試料液が血液の場合には30°〜45°が好ましい。供給用毛細管流路11の一端である開口部101が傾斜面14で開口している様子を図9に示す。
なお、ベース基板1の突起9の前記開口部101の付近の幅W1とカバー基板2の突起10の前記開口部101の付近の幅W2は同じに形成されている。
ベース基板1の突起9の幅W1とカバー基板2の突起10の幅W2は3〜5mm、点着部103の分析用デバイス本体102からの突出長さL1は8mmとしている。
点着部103は、ベース基板1の突起9とカバー基板2の突起10との接合で形成されており、保持チャンバー3の終端部の充填確認領域3aと、確認窓20の構成は実施の形態1と同じであって、点着部103の先端と保持チャンバー3との間は、図11と図13に示すようにベース基板1とカバー基板2との間に形成された供給用毛細管流路11によって接続されている。
このように構成したため、試料液として血液の分析を実施する場合には図12に仮想線で示す分析用デバイス100Bのように、姿勢を垂直にして、点着部103の先端を受診者の指先12の血液溜まり13に接触させても、前記傾斜面14で開口している供給用毛細管流路11の一端の開口部101が血液溜まり13に接触しないため、供給用毛細管流路11から保持チャンバー3に血液が吸い上げられない。
そこで図12に実線で示すように分析用デバイス100Bを傾けて、前記傾斜面14を指先12に沿わせると、前記傾斜面14で開口している開口部101が血液溜まり13に接触して、供給用毛細管流路11から保持チャンバー3に血液が吸い上げられる。
このように点着部101の先端形状を傾斜面14に形成したことによって、図26に示した比較例の場合に比べて供給用毛細管流路11の長さが、図13に示すように距離L3だけ短くなるとともに、この吸い上げ時の供給用毛細管流路11と保持チャンバー3の角度は、前記傾斜面14の角度θと同じく30°〜45°になっており、図30に示した比較例の場合のように供給用毛細管流路11と保持チャンバー3の角度が垂直の場合に比べて、吸い上げられる血液のスピードに影響する重力の大きさを低減することができ、定量の血液を保持チャンバー3にサンプリングするに要する時間を図30の比較例の場合よりも短縮することができる。
さらに、吸い上げられた血液が定量になると、吸い上げられた血液が充填確認領域3aにまで達して、吸い上げられた血液を確認窓20から確認でき、保持チャンバー3に保持された血液を、遠心力によって測定チャンバー6に向かって移送し、測定チャンバー6における溶液に光学的にアクセスして分析する場合に、正確な分析を実施できる。
(実施の形態3)
図14と図15は本発明の実施の形態3を示す。
実施の形態2の場合、分析用デバイス100Bを受診者の指先12に図15(b)に示すように押し付け過ぎた場合には、前記傾斜面14で開口している開口部101が指先12によって閉塞されて血液の吸い上げ速度が低下することが考えられる。これに対して実施の形態3では、図14に示すように前記傾斜面14に、開口部101に連通する閉塞防止凹部15が形成されている点が実施の形態2とは異なる。具体的には、カバー基板2は実施の形態1と同じであるが、ベース基板1に閉塞防止凹部15が形成されている。
保持チャンバー3の終端部の充填確認領域3aと、確認窓20の構成は実施の形態1と同じであって、点着部103の先端と保持チャンバー3との間は、図15に示すようにベース基板1とカバー基板2との間に形成された供給用毛細管流路11によって接続されている。
このように構成したため、分析用デバイス100Bを受診者の指先12に押し付け過ぎた場合であっても、図15(a)に示すように指先12が開口部101に接触しないように閉塞防止凹部15が作用するので、この場合であっても血液の吸い上げ速度の低下が発生しない。
(実施の形態4)
図16〜図19は本発明の実施の形態4を示す。
実施の形態2では、点着部103に前記傾斜面14を形成したため、傾斜面14を血液溜まり13に接触させた場合に、血液で濡れる面積が図26に示した比較例に比べて大きくなり、毛細管力によって供給用毛細管流路11に吸い上げられない血液がベース基板1の先端に残留してそこで固まることになるが、この実施の形態4ではベース基板1の先端に残留する血液を低減できる。
実施の形態2では、ベース基板1の突起9の幅W1とカバー基板2の突起10の幅W2は同じに形成されていたが、この実施の形態3では、点着部103の前記傾斜面14の傾きは同じで、カバー基板2の突起10の前記開口部101の付近の幅W2が、ベース基板1の突起9の基端の幅W1よりも狭く形成されている。図16ではカバー基板2の突起10の先端がベース基板1の突起9の中央付近に位置しており、供給用毛細管流路11の前記一端が、図17に示すように突起10の両側10R,10Lと、突起10の先端10Tとで開口している。
保持チャンバー3の終端部の充填確認領域3aと、確認窓20の構成は実施の形態1と同じであって、点着部103の先端と保持チャンバー3との間は、図18に示すようにベース基板1とカバー基板2との間に形成された供給用毛細管流路11によって接続されている。
このように構成したため、図19(a)に示すように供給用毛細管流路11を介して保持チャンバー3に血液を毛細管力で吸い上げはじめて、ベース基板1の突起9に残留した血液13aは、ベース基板1の突起9よりも先端が細くなったカバー基板2の突起10の先端と、ベース基板1の突起9の間に形成されている供給用毛細管流路11から、ベース基板1のベース基板1の突起9の前記傾斜面14の部分に残留していた血液13aの大部分を図19(b)に示すように毛細管力でその殆どを吸い上げることができる。
なお、上記の各実施の形態において、点着部の傾きは鋭角になるほど分析用デバイス100Bを水平方向に傾けることができ、充填時間の短縮に効果がある。試料液が血液の場合の点着部103の傾きは30〜45°の範囲で効果を確認しているが、試料液によって45°以上でも充填時間に効果があるのであればこの角度に限定されるものではない。
(実施の形態5)
図20〜図23は本発明の実施の形態5を示す。
実施の形態1では、保持チャンバー3の終端部には前記保持チャンバー3の前記毛細管力を発生する隙(0.3mm)よりも小さな隙(0.1mm)の充填確認領域3aを形成する凸部3bが形成されていたが、この実施の形態5では、保持チャンバー3の終端部には前記保持チャンバー3の前記毛細管力を発生する隙(0.3mm)よりも大きな隙の充填確認領域3aを形成する凹部3eが図20と図23に示すように形成されている点が異なっている。
このように構成したため、試料としての血液21が最初は図21(a)に示すように保持チャンバー3の壁面22a,22bを伝って流れて中央部23が壁面22a,22bの側よりも後退した形状で吸い上げられる。この吸い上げの途中の状態では、図22に示す確認窓20から吸い上げられた血液を確認できない。
吸い上げられた血液が定量になると、図21(b)に示すように吸い上げられた血液が充填確認領域3aにまで達して、吸い上げられた血液を確認窓20から確認できる。
なお、実施の形態5は実施の形態1における凸部3bを凹部3eとして充填確認領域3aを形成した実施の形態であったが、実施の形態2,実施の形態3,実施の形態4における凸部3bを凹部3eとして充填確認領域3aを形成して実施することもできる。
(実施の形態6)
図24は本発明の実施の形態6を示す。
実施の形態5では、保持チャンバー3の終端部に設けた前記保持チャンバー3の毛細管力を発生する隙よりも大きな隙を、ベース基板1の側にカバー基板2とは反対側に向かって入り込んだ凹部3eの底部と前記カバー基板2との間に形成したが、この実施の形態6では、ベース基板1の側に設けた凹部3eに対応して前記カバー基板2に凹部3fを形成している点が図23とは異なっている。
実施の形態5の図23のようにベース基板1の側に設けた凹部3eに対応して前記カバー基板2の面がフラットな場合には、凹部3eの径が小さい場合に試料液の血液が凹部3eに入り込んでしまって、この場合には確認窓20から見たときの定量表示が不鮮明になることがある。
これに対して実施の形態6のように前記カバー基板2に凹部3fを形成することによって、凹部3eの径が小さい場合であっても試料液の血液が前記カバー基板2の面に沿って流れて凹部3eに入り込む事態の発生を回避することができ、確認窓20から見たときの定量表示を鮮明にできる。
(実施の形態7)
図25は本発明の実施の形態7を示す。
図24に示した実施の形態6では、前記カバー基板2を伝って凹部3eに試料液の血液が入り込まないように、ベース基板1の側に設けた凹部3eに対応して前記カバー基板2に凹部3fを形成したが、図25では、ベース基板1の側に設けた凹部3eに対応して前記カバー基板2の表面に疎水処理部3gが設けられており、実施の形態6に見られた凹部3fが設けられていない。具体的には、ベース基板1とカバー基板2を透明のアクリル樹脂などの合成樹脂によって成形されている場合には、疎水処理部3gは、表面がフラットなカバー基板2の表面に生分解性の疎水性ポリエステルを高温高圧水で処理してコーティングする方法などによって実現されている。
この場合であっても実施の形態6と同様に、確認窓20から見たときの定量表示を鮮明にできる。
上記の各実施の形態では、確認窓20をベース基板1の側に設けたが、充填確認領域3aに対応してカバー基板2の側に設けて構成することもできる。
上記の各実施の形態では、測定チャンバー6における溶液に光学的にアクセスする読み取りに使用される分析用デバイスの場合を例に挙げて説明したが、測定チャンバー6に電気化学式センサーを設けて溶液にアクセスする読み取りに使用される分析用デバイスの場合も同様である。
本発明の分析用デバイスは、電気化学式センサーや光学式センサーで生物学的流体の成分測定に有用である。
本発明の(実施の形態1)の分析用デバイスの外観斜視図 同実施の形態のベース基板の要部の拡大斜視図 同実施の形態の使用状態説明図 同実施の形態の分析用デバイスの外観斜視図 同実施の形態の使用状態の確認窓の付近の拡大図 比較例の使用状態の拡大図 本発明の(実施の形態2)の分析用デバイスの外観斜視図 同実施の形態の分析用デバイスの分解斜視図 同実施の形態の要部の拡大斜視図 同実施の形態の要部の拡大平面図 同実施の形態のベース基板の要部の拡大斜視図 同実施の形態の使用状態説明図 図12の要部の拡大断面図 本発明の(実施の形態3)の要部の拡大斜視図 同実施の形態の使用状態の拡大断面図と比較例の使用状態の拡大断面図 本発明の(実施の形態4)の要部の拡大斜視図 同実施の形態の要部の拡大平面図 同実施の形態のベース基板の要部の拡大斜視図 同実施の形態の使用状態の平面図 本発明の(実施の形態5)のベース基板の要部の拡大斜視図 同実施の形態の使用状態の説明図 同実施の形態の分析用デバイスの外観斜視図 同実施の形態の使用状態の拡大断面図 本発明の(実施の形態6)の使用状態の拡大断面図 本発明の(実施の形態7)の使用状態の拡大断面図 比較例の分析用デバイスの外観斜視図 同比較例の分解斜視図 同比較例の要部の拡大斜視図 同比較例の要部の拡大平面図 同比較例の使用状態の拡大断面図 同比較例のベース基板の要部の拡大斜視図
符号の説明
100A,100B 分析用デバイス
102 分析用デバイス本体
103 点着部
1 ベース基板
1a ベース基板1のカバー基板2との貼り合わせ面
1b ベース基板1の貼り合わせ面1aとは反対側の面
2 カバー基板
3 保持チャンバー
3a 充填確認領域
3b 充填確認領域3aを形成する凸部
3c,3d 凹部
3e,3f 凹部
3g 疎水処理部
4 試薬チャンバー
5,7 流路
6 測定チャンバー
8b 大気開放孔
11 供給用毛細管流路
20 確認窓
22a,22b 保持チャンバー3の壁面

Claims (5)

  1. 分析用デバイス本体に形成された点着部において供給用毛細管流路の一端が開口し、前記供給用毛細管流路が前記分析用デバイス本体の内部に形成されたマイクロチャネル構造に接続され、前記点着部に付けられた試料液を前記供給用毛細管流路の毛細管力と前記分析用デバイス本体の内部に形成された保持チャンバーの毛細管力とで吸い上げ、保持チャンバーの試料液を前記分析用デバイス本体の内部に形成された測定チャンバーに向かって遠心力によって移送し、前記測定チャンバーにおける溶液にアクセスする読み取りに使用される分析用デバイスであって、
    前記保持チャンバーの終端部に、前記保持チャンバーの前記毛細管力を発生する隙よりも小さな隙または大きな隙の充填確認領域を形成した
    分析用デバイス。
  2. 分析用デバイス本体には、前記充填確認領域に対応して確認窓を形成した
    請求項1記載の分析用デバイス。
  3. カバー基板とこのカバー基板との貼り合わせ面に前記保持チャンバーを構成する内部凹部が形成されたベース基板とを貼り合わせて前記カバー基板によって保持チャンバーの前記内部凹部の各開口面を閉塞して前記分析用デバイス本体を構成し、
    前記保持チャンバーの終端部に設けた前記保持チャンバーの前記毛細管力を発生する隙よりも小さな隙は、前記ベース基板の側から前記カバー基板に向かって突出した凸部の先端と前記カバー基板との間に形成した
    請求項1記載の分析用デバイス。
  4. カバー基板とこのカバー基板との貼り合わせ面に前記保持チャンバーを構成する内部凹部が形成されたベース基板とを貼り合わせて前記カバー基板によって保持チャンバーの前記内部凹部の各開口面を閉塞して前記分析用デバイス本体を構成し、
    前記保持チャンバーの終端部に設けた前記保持チャンバーの前記毛細管力を発生する隙よりも大きな隙は、前記ベース基板の側に前記カバー基板とは反対側に向かって入り込んだ凹部の底部と前記カバー基板との間に形成した
    請求項1記載の分析用デバイス。
  5. 前記ベース基板の側に設けた前記凹部に対応して前記カバー基板にも凹部を形成した
    請求項4記載の分析用デバイス。
JP2008235828A 2007-10-30 2008-09-16 分析用デバイス Active JP5376428B2 (ja)

Priority Applications (14)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008235828A JP5376428B2 (ja) 2008-09-16 2008-09-16 分析用デバイス
CN201310077581.4A CN103252261B (zh) 2007-10-30 2008-10-28 分析用仪器
CN201310076947.6A CN103226150B (zh) 2007-10-30 2008-10-28 分析用仪器和使用该分析用仪器的分析装置及分析方法
CN201310077650.1A CN103217539B (zh) 2007-10-30 2008-10-28 分析用仪器和试样液分析方法
CN201410322504.5A CN104062454B (zh) 2007-10-30 2008-10-28 分析用仪器
US12/740,486 US9134286B2 (en) 2007-10-30 2008-10-28 Analyzing device, analyzing apparatus using the device, and analyzing method
CN2008801022104A CN101779129B (zh) 2007-10-30 2008-10-28 分析用仪器和使用该分析用仪器的分析装置及分析方法
EP19164256.0A EP3521833B1 (en) 2007-10-30 2008-10-28 Analyzing device
PCT/JP2008/003052 WO2009057273A1 (ja) 2007-10-30 2008-10-28 分析用デバイスとこれを使用する分析装置および分析方法
CN201310076878.9A CN103217538B (zh) 2007-10-30 2008-10-28 分析用仪器
EP08845691.8A EP2211184B1 (en) 2007-10-30 2008-10-28 Analyzing device and analyzing method
US14/741,114 US9757722B2 (en) 2007-10-30 2015-06-16 Microchannel analyzing device having a filling confirmation region
US15/664,660 US10543484B2 (en) 2007-10-30 2017-07-31 Analyzing device having an inlet with a liquid reservoir
US16/704,825 US10933413B2 (en) 2007-10-30 2019-12-05 Analyzing device having spot application section with inclined face

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008235828A JP5376428B2 (ja) 2008-09-16 2008-09-16 分析用デバイス

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010071644A true JP2010071644A (ja) 2010-04-02
JP5376428B2 JP5376428B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=42203601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008235828A Active JP5376428B2 (ja) 2007-10-30 2008-09-16 分析用デバイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5376428B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019506592A (ja) * 2015-12-29 2019-03-07 オプコ・ダイアグノスティクス・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーOpko Diagnostics,Llc 流体収集装置及びそれに関する方法
US10309976B2 (en) 2014-06-30 2019-06-04 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system
US10520521B2 (en) 2014-06-30 2019-12-31 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system
US10539560B2 (en) 2014-06-30 2020-01-21 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis, and sample analysis apparatus
US10539582B2 (en) 2014-06-30 2020-01-21 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and method for removing liquid from liquid that contains magnetic particles
US10539583B2 (en) 2014-12-12 2020-01-21 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2591535B2 (ja) * 1989-04-26 1997-03-19 マイグラータ ユーケイ リミテッド キュベット
JP2004132962A (ja) * 2002-08-12 2004-04-30 Bayer Healthcare Llc 流体収集・モニタ装置
JP2004151016A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Arkray Inc 分析用具
JP2008032695A (ja) * 2006-06-30 2008-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 分析用パネル及びそれを用いた分析装置
JP2008185517A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロチャネル及び回転分析デバイス

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2591535B2 (ja) * 1989-04-26 1997-03-19 マイグラータ ユーケイ リミテッド キュベット
JP2004132962A (ja) * 2002-08-12 2004-04-30 Bayer Healthcare Llc 流体収集・モニタ装置
JP2004151016A (ja) * 2002-10-31 2004-05-27 Arkray Inc 分析用具
JP2008032695A (ja) * 2006-06-30 2008-02-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd 分析用パネル及びそれを用いた分析装置
JP2008185517A (ja) * 2007-01-31 2008-08-14 Matsushita Electric Ind Co Ltd マイクロチャネル及び回転分析デバイス

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10309976B2 (en) 2014-06-30 2019-06-04 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system
US10520521B2 (en) 2014-06-30 2019-12-31 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system
US10539560B2 (en) 2014-06-30 2020-01-21 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis, and sample analysis apparatus
US10539582B2 (en) 2014-06-30 2020-01-21 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and method for removing liquid from liquid that contains magnetic particles
US10539583B2 (en) 2014-12-12 2020-01-21 Phc Holdings Corporation Substrate for sample analysis, sample analysis device, sample analysis system, and program for sample analysis system
JP2019506592A (ja) * 2015-12-29 2019-03-07 オプコ・ダイアグノスティクス・リミテッド・ライアビリティ・カンパニーOpko Diagnostics,Llc 流体収集装置及びそれに関する方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5376428B2 (ja) 2013-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5376428B2 (ja) 分析用デバイス
JP4811267B2 (ja) マイクロチップ及びそれを用いた分析デバイス
US20200108384A1 (en) Analyzing device
US8263025B2 (en) Flow cell
JP4602398B2 (ja) 体液サンプリング装置
JP6006875B2 (ja) 小型流体分析デバイスおよび製造方法
JP7196162B2 (ja) 側方に挿入可能な電極を有するマイクロ流体デバイス
JP2009175138A (ja) マイクロチップ
JP2007064742A (ja) 化学チップおよび接続装置
JP2008134126A (ja) マイクロチップ及びそれを用いた分析デバイス
JP2006349347A (ja) マイクロチップ
JP2014097485A (ja) 液体取扱装置
JP6924263B2 (ja) ビード集積システム(bead integration system)を備えたマイクロ流体チップ
JP5224961B2 (ja) 分析用デバイスと分析方法
JP5487466B2 (ja) 分析用デバイス
KR101104400B1 (ko) 생체물질을 측정하는 바이오센서
JP5354947B2 (ja) 生体分析用デバイスおよびそれを用いた試料定量攪拌方法
JP2016506509A (ja) 流体ストップを備える流体システム
JP2005098790A (ja) 検査用チップ
JP2009174891A (ja) マイクロチップ
JPWO2010116856A1 (ja) マイクロチップ
JP5178272B2 (ja) マイクロデバイス
JP2015001416A (ja) フローセルおよび送液方法
Twine Open Nanofluidic Films with Rapid Transport and No Analyte Loss for Ultra-Low Sample Volumes
JP2009175118A (ja) 被検液分析用チップ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110818

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130917

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5376428

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250