JP2010071590A - 冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ファンモータの故障に起因する冷凍装置の冷却能力の低下を抑制する。
【解決手段】第1及び第2冷媒回路10,20、庫内の温度を検出する第1及び第2温度センサ、第1及び第2ファン14,24、第1及び第2ファンモータ14a,24a、ファンモータの温度を検出する第3及び第4温度センサ、ファンモータの電流を検出する検出装置、制御装置を備え、第1及び第2蒸発器16,26は庫内を同時に冷却するように配置され、ファンは同一風路内に近接して順に配置される凝縮器に送風可能に並列に配置され、制御装置は第1及び第2温度センサの検出出力に応じて第1及び第2圧縮機11,12の運転を夫々制御し、第3及び第4温度センサの検出出力に応じてファンモータの運転を夫々制御し、更にファンモータの故障を報知するために検出装置の検出出力を基にファンモータの運転状態を監視する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷凍装置に関する。
圧縮機、凝縮器、減圧器、及び蒸発器を有する冷媒回路を2基備えた冷凍装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。2基の冷媒回路の夫々において、圧縮機から吐出された冷媒は、凝縮器で冷却されて液化した後に減圧器を経て蒸発器で蒸発することによって、例えば2つの蒸発器に共通して熱接触している低温貯蔵庫の庫内が冷却される。
この冷凍装置は、2基の冷媒回路夫々の凝縮器について冷媒の冷却を促進するためのファンを備えている。つまり、2基の冷媒回路が有する2つの凝縮器に対して、2つのファンが夫々個別に送風して、周囲の空気と冷媒との熱交換を促進するようになっている。
このように、凝縮器の熱交換に対するファンの役割は重要であるため、冷凍装置は、各ファンを回転させるファンモータが故障したか否かを常時監視している。冷凍装置は、例えば、所定の温度センサを通じて2つの凝縮器の出口部の温度を夫々検出しており、例えば一方の凝縮器の出口部の温度が所定温度を超えた場合、該当のファンモータが故障したと判断する。このような故障検出の方法は、ファンモータが故障してファンが停止すると、凝縮器は十分に冷却されないため、その出口部の温度が上昇するというファン及び凝縮器の関係によるものである。冷凍装置は、ファンモータの故障を検出すると、所定の報知手段を通じて利用者等にその旨を報知する。
特開2005−90917号公報
ところで、前述した冷凍装置では、2つのファンのうちの例えば一方がファンモータの故障によって停止した場合、このファンが本来送風するべき凝縮器の冷媒と空気との熱交換量が低下するため、同凝縮器における冷媒の凝縮量が低下する。これは、該当の冷媒回路の蒸発器における冷媒の吸熱量(蒸発量)を低下させ、よって冷凍装置の冷却能力の低下を招くという問題がある。
また、前述したように、凝縮器の出口部の温度の上昇を以って該当のファンモータが故障していると判断する場合、このような故障検出及び報知の時点で既に冷凍装置の冷却能力は低下しているため、当該故障検出及び報知が冷凍装置の冷却能力の低下の抑制につながらないという問題がある。
前記課題を解決するための発明は、第1圧縮機、第1凝縮器、第1減圧器、第1蒸発器を第1冷媒配管で環状に接続し、冷却作用を得るために前記第1圧縮機から吐出された冷媒を前記第1凝縮器で凝縮させた後に前記第1蒸発器で蒸発させる第1冷媒回路と、第2圧縮機、第2凝縮器、第2減圧器、第2蒸発器を第2冷媒配管で環状に接続し、冷却作用を得るために前記第2圧縮機から吐出された冷媒を前記第2凝縮器で凝縮させた後に前記第2蒸発器で蒸発させる第2冷媒回路と、低温貯蔵庫の庫内の温度を検出する第1温度センサと、前記庫内の温度を検出する第2温度センサと、第1ファンと、第2ファンと、前記第1ファンを回転させる第1ファンモータと、前記第2ファンを回転させる第2ファンモータと、前記第1ファンモータの温度を検出する第3温度センサと、前記第2ファンモータの温度を検出する第4温度センサと、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの電流を検出する検出装置と、制御装置とを備え、前記第1蒸発器及び前記第2蒸発器は、前記庫内を同時に冷却するように配置され、前記第1ファン及び前記第2ファンは、前記第1ファン及び前記第2ファンの同一風路内に近接して順に配置される前記第1凝縮器及び前記第2凝縮器に送風可能に並列に配置され、前記制御装置は、前記第1温度センサ及び前記第2温度センサの検出出力に応じて、前記第1圧縮機及び前記第2圧縮機の運転を夫々制御し、前記第3温度センサ及び前記第4温度センサの検出出力に応じて、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの運転を夫々制御し、更に、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの故障を報知するために、前記検出装置の検出出力を基に、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの運転状態を監視することを特徴とする冷凍装置である。
本発明によれば、ファンモータの故障に起因する冷凍装置の冷却能力の低下を抑制できる。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
===冷凍装置の構成===
図1及び図2を参照しつつ、本実施の形態の冷凍装置1の構成例について説明する。図1は、本実施の形態の冷凍装置1の第1冷媒回路10及び第2冷媒回路20の一例を示す回路図である。図2は、本実施の形態の第1冷媒回路10及び第2冷媒回路20の制御を司る制御回路の一例を示すブロック図である。
図1及び図2に例示されるように、冷凍装置1は、略同一の2基の冷媒回路(第1冷媒回路10及び第2冷媒回路20)と、低温貯蔵庫2の庫内の温度を検出する第1温度センサ2a及び第2温度センサ2bと、第1ファン14及び第1ファンモータ14aと、第2ファン24及び第2ファンモータ24aと、第1ファンモータ14aの温度ヒューズ141(第3温度センサ)と、第2ファンモータ24aの温度ヒューズ241(第4温度センサ)と、第1ファンモータ14aの電流を検出する第1電流トランス(検出装置)142と、第2ファンモータ24aの電流を検出する第2電流トランス(検出装置)242と、マイクロコンピュータ(制御装置)31とを備えている。また、この冷凍装置1は、コンデンサ13の出口部の温度及びコンデンサ23の出口部の温度を夫々検出する温度センサ131及び温度センサ231を備え、更に、利用者等に対しファンモータ14a、24aの故障を報知するための手段として、ディスプレイ(報知装置)41及びブザー(報知装置)42を備えている。
第1冷媒回路10は、図1に例示されるように、第1圧縮機11と、プレコンデンサ12及びコンデンサ13(第1凝縮器)と、第1減圧器15と、第1蒸発器16とを備えて、第1圧縮機11から吐出された冷媒が再び同圧縮機11に戻るように所定の配管(第1冷媒配管)で環状に構成されている。
第1圧縮機11は、吸込んだ冷媒を圧縮してプレコンデンサ12に吐出する。
プレコンデンサ12は、第1圧縮機11から吐出される冷媒を放熱させるための例えば銅又はアルミニウム製の管を蛇行させたものである。
コンデンサ13は、プレコンデンサ12から出力される冷媒を更に放熱させるための例えば銅又はアルミニウム製の管を蛇行させたものである。
第1減圧器15は、コンデンサ13で放熱して凝縮し液相になった冷媒を減圧して、蒸発器16に出力する例えばキャピラリチューブである。
第1蒸発器16は、第1減圧器15によって減圧された冷媒を蒸発(気化)させるための例えば銅又はアルミニウム製の管であり、冷凍装置1の低温貯蔵庫2の外面に熱的に接触するように取り付けられている。つまり、冷媒が第1蒸発器16で蒸発する際の冷却作用によって、低温貯蔵庫2の庫内を冷やすようになっている。この蒸発して気相となった冷媒は、第1圧縮機11に吸い込まれる。
以上は、第2冷媒回路20についても同様である。第2冷媒回路20は、第2圧縮機21と、プレコンデンサ22及びコンデンサ23(第2凝縮器)と、第2減圧器25と、第2蒸発器26とを備えて、第2圧縮機21から吐出された冷媒が再び同圧縮機21に戻るように所定の配管(第2冷媒配管)で環状に構成されている。
尚、コンデンサ13、23は、例えば同じ管板に一体に構成されており、当該管板において、後述するように、第1ファン14及び第2ファン24の同一風路内に近接して順に配置されている。また、コンデンサ13の出口部及びコンデンサ23の出口部には、前述した温度センサ131及び温度センサ231が夫々取り付けられており、これらの温度センサ131、231は、図2に例示されるように、制御基板30と電気的に接続されている。更に、第1蒸発器16及び第2蒸発器26は、低温貯蔵庫2の庫内を同時に冷却するように配置されている。つまり、第1蒸発器16及び第2蒸発器26は、それぞれが1本の蒸発パイプ(不図示)から構成されており、これら2本の蒸発パイプが、例えば、互いに重ならないように低温貯蔵庫2の外面に対し熱的に接触するように貼付されている。
第1温度センサ2a及び第2温度センサ2bは、図2に例示されるように、制御基板30と電気的に接続されている。第1温度センサ2aは第1冷媒回路10の第1圧縮機11を制御するためのセンサであり、第2温度センサ2bは第2冷媒回路20の第2圧縮機21を制御するためのセンサであるが、双方のセンサ2a、2bは同一の低温貯蔵庫2の庫内の温度を検出している。尚、双方のセンサ2a、2bは単一のセンサで共用されるものであってもよい。
第1ファン14及び第2ファン24は、図1に例示されるように、コンデンサ13及びコンデンサ23に夫々送風することによって、冷媒の放熱を促進するための送風機である。図1に模式的に例示されるように、並置された第1ファン14及び第2ファン24によって形成される同一の風路内にはコンデンサ13、23が近接して順に配置されており、各ファン14、24は双方のコンデンサ13、23に送風可能に並列に配置されている。また、図1に模式的に例示されるように、第1ファン14及び第2ファン24は、第1圧縮機11及び第2圧縮機21に夫々相対向するように配置されている。尚、本実施の形態では、第1ファン14及び第2ファン24の送風の方向は、コンデンサ13、23から圧縮機11、21に向かう方向である(図1の白抜きの矢印参照)。
第1ファンモータ14a及び第2ファンモータ24aは、図1に例示されるように、第1ファン14及び第2ファン24を夫々回転させる動力源である。また、図2に例示されるように、第1ファンモータ14aは内部に温度ヒューズ141を有しており、第2ファンモータ24aは内部に温度ヒューズ241を有している。本実施の形態では、温度ヒューズ141、241は、第1冷媒回路10及び第2冷媒回路20の稼動中に第1ファン14及び第2ファン24の双方が停止してコンデンサ13、23の温度が上昇することに伴い第1ファンモータ14a及び第2ファンモータ24aの温度が上昇することによって遮断されるように構成されている。
第1電流トランス142及び第2電流トランス242は、図2に例示されるように、制御基板30に搭載されており、第1ファンモータ14aを流れる電流及び第2ファンモータ24aを流れる電流を夫々電圧に変換して、これらの電圧値をマイクロコンピュータ31に出力するトランスである。これらの電流トランス142、242は、ファンモータ14a、24aと夫々直列に接続されている。例えばファンモータ14a、24aにロック電流が流れている場合、該当する電流トランス142、242の電圧値はロック電流に応じた値になり、例えばファンモータ14a、24aに係る回路の断線等のために電流が流れていない場合、該当する電流トランス142、242の電圧値は0となる。つまり、電流トランス142、242の電圧値を参照することによって、ファンモータ14a、24の運転状態を夫々直接検出することができる。これにより、ファンモータ14a、24aの故障検出の精度が向上する。
マイクロコンピュータ31は、図2に例示されるように、制御基板30に搭載されており、第1温度センサ2a及び第2温度センサ2bの検出出力に応じて第1圧縮機11及び第2圧縮機21の運転を制御し、温度ヒューズ141、241の遮断・不遮断に応じて第1ファンモータ14a及び第2ファンモータ24aの運転を制御するとともに、第1電流トランス142及び第2電流トランス242の検出出力に基づいて第1ファンモータ14a及び第2ファンモータ24aの運転状態を監視するべく、CPU311、ROM312、RAM313等を有している。ここで、CPU311は、前述した制御や監視等に係る処理を実行し、ROM312は、CPU311がこのような処理を実行するためのプログラム等を記憶し、RAM313は、このような処理に必要なデータを記憶する。
このマイクロコンピュータ31は、例えば、第1冷媒回路10の稼動中に、第1温度センサ2aにより検出された庫内の温度と予めRAM313に記憶された所定温度とを比較し、庫内の温度が所定温度以下であると判別すると、所定のリレー(不図示)を通じて第1圧縮機11の運転を停止し、庫内の温度が所定温度より高いと判別すると、所定のリレーを通じて第1圧縮機11の運転を開始する。これは、第2温度センサ2bの検出出力に基づく第2圧縮機21の運転の制御においても同様である。但し、これに限定されるものではなく、例えば庫内の温度が所定温度以下であると判別された場合、何れか一方の圧縮機11、21の運転が停止されるものであってもよい。このように、低温貯蔵庫2の庫内の温度を一定にするために、マイクロコンピュータ31は、第1圧縮機11及び第2圧縮機21を断続的に運転する。
また、このマイクロコンピュータ31は、例えば、前述した第1ファンモータ14aの温度ヒューズ141の遮断を、第1電流トランス142の電圧値が0であることを以って検出すると、所定のリレー(不図示)を通じて第1ファンモータ14aに対する電圧の印加を停止する。これは、第2ファンモータ24aの温度ヒューズ241の遮断に基づく第2ファンモータ24aへの電圧印加の停止においても同様である。
尚、図2に例示されるように、第1圧縮機11、第2圧縮機21、第1ファンモータ14a、第2ファンモータ24a、及びスイッチング電源32には、三相の電源ケーブル33及び電源スイッチ34を通じて電力が供給される。また、制御基板30等には、スイッチング電源32から電力が供給される。
以上、図1に例示されるように、第1ファン14及び第2ファン24は、コンデンサ13に相対向して配置されているため、一方のファンからの送風が停止しても他方のファンからの送風によってコンデンサ13が冷却される。これは、コンデンサ23についても同様である。また、図1に例示されるように、並列する第1ファン14及び第2ファン24は第1圧縮機11及び第2圧縮機21と夫々相対向するように配置されているため、ファン14、24の何れか一方が回転していれば、これと対向していない圧縮機11、21に対しても、少なくともその一部が送風されて冷却される。更に、図2に例示されるように、第1ファンモータ14a及び第2ファンモータ24aへの電力供給の停止は、夫々の内部の温度ヒューズ141、241の遮断を通じて行なわれる一方、第1圧縮機11及び第2圧縮機21への電力供給の停止は、第1温度センサ2a及び第2温度センサ2bの検出出力に基づいてマイクロコンピュータ31によって行なわれる。つまり、ファンモータ14a、24aの運転制御と、圧縮機11、21の運転制御とは相互に無関係である。よって、冷凍装置1の動作中にたとえ一方のファン14、24が停止したとしても、該当する冷媒回路10、20の圧縮機11、21の運転がこれに連動して停止されることはないため、冷凍装置1の冷却能力は、1基の冷媒回路10、20のみによる能力を超えた冷却能力に維持される。
===冷凍装置の動作===
図3を参照しつつ、前述した構成を備えた冷凍装置1が第1ファンモータ14a及び第2ファンモータ24aの故障を検出しその旨を報知する動作について説明する。同図は、本実施の形態の冷凍装置1による故障検出及び報知の際のマイクロコンピュータ31の処理手順の一例を示すフローチャートである。
マイクロコンピュータ31は、第1電流トランス142及び第2電流トランス242から夫々出力される電圧の値A、Bの差分値の絶対値を求める(S100)。
マイクロコンピュータ31は、ステップS100で求めた差分値の絶対値が、予めRAM313に記憶された所定値X以上であるか否かを判別する(S101)。尚、この所定値Xは、第1ファンモータ14a及び第2ファンモータ24aのうちの一方が停止し他方が回転している場合に発生し得る第1電流トランス142及び第2電流トランス242の間の電圧差に基づいて予め定められた値である。本実施の形態の所定値Xは、例えば、以下の2つの値のうちの小さい方である。即ち、第1の値は、2つのファンモータ14a、24aのうちの停止した一方に流れるロック電流に対応する電圧値から、2つのファンモータ14a、24aのうちの回転している他方に流れる電流に対応する電圧値を減算した値である。第2の値は、2つのファンモータ14a、24aのうちの回転している一方に流れる電流に対応する電圧値である。尚、この場合、2つのファンモータ14a、24aのうちの停止した他方には電流は流れていないため、これに対応する電圧値は0である。
ステップS100で求めた差分値の絶対値が所定値X未満であると判別した場合(S101:NO)、マイクロコンピュータ31は、ステップS100の処理を再度実行する。つまり、2つのファンモータ14a、24aの運転状態は双方が回転している状態であると判別して、マイクロコンピュータ31は、ファンモータ14a、24aの運転状態の監視を継続する。
ステップS100で求めた差分値の絶対値が所定値X以上であると判別した場合(S101:YES)、マイクロコンピュータ31は、第1電流トランス142及び第2電流トランス242の夫々から出力される電圧の値A、Bを、該当のファンモータ14a、24aを示す情報と対応付けてRAM313に記憶させる(S102)。つまり、2つのファンモータ14a、24aの運転状態は一方が停止し他方が回転している状態であると判別して、マイクロコンピュータ31は、以下述べるように、各電流トランス142、242の個別の電圧値A、Bに基づいて、何れのファンモータ14a、24aが故障しているかを判別する。
マイクロコンピュータ31は、第1ファンモータ14aに対応する第1電流トランス142の電圧値Aが、予めRAM313に記憶された所定値Y以上であるか否かを判別する(S103)。尚、この所定値Yは、第1ファンモータ14aが停止して第1電流トランス142にロック電流が流れている場合の当該ロック電流に対応する電圧値である。第1電流トランス142の電圧値Aが所定値Y以上であると判別した場合(S103:YES)、マイクロコンピュータ31は、第1ファンモータ14a(Aに対応するモータ)が故障している旨をディスプレイ41を通じて表示するとともに、ブザー42を例えば所定のタイマ(不図示)で計時される所定時間だけ鳴らし(S104)、後述するステップS105の処理を実行する。つまり、この場合、第1ファンモータ14aのロックのために、少なくとも第1ファン14は停止していると判別されて、この判別結果が利用者等に報知される。
第1電流トランス142の電圧値Aが所定値Y未満であると判別した場合(S103:NO)、マイクロコンピュータ31は、第2ファンモータ24aに対応する第2電流トランス242の電圧値Bが、予めRAM313に記憶された所定値Y以上であるか否かを判別する(S108)。尚、この所定値Yは、第2ファンモータ24aが停止して第2電流トランス242にロック電流が流れている場合の当該ロック電流に対応する電圧値である。第2電流トランス242の電圧値Bが所定値Y以上であると判別した場合(S108:YES)、マイクロコンピュータ31は、第2ファンモータ24a(Bに対応するモータ)が故障している旨をディスプレイ41を通じて表示するとともに、ブザー42を例えば所定時間だけ鳴らし(S109)、後述するステップS105の処理を実行する。つまり、この場合、第2ファンモータ24aのロックのために、少なくとも第2ファン24は停止していると判別されて、この判別結果が利用者等に報知される。
第2電流トランス242の電圧値Bが所定値Y未満であると判別した場合(S108:NO)、マイクロコンピュータ31は、第1ファンモータ14aに対応する第1電流トランス142の電圧値Aが0であるか否かを判別する(S110)。第1電流トランス142の電圧値Aが0であると判別した場合(S110:YES)、マイクロコンピュータ31は、第1ファンモータ14a(Aに対応するモータ)が故障している旨をディスプレイ41を通じて表示するとともに、ブザー42を例えば所定時間だけ鳴らし(S111)、後述するステップS105の処理を実行する。つまり、この場合、第1ファンモータ14aに係る例えば回路の断線等のために、少なくとも第1ファン14は停止していると判別されて、この判別結果が利用者等に報知される。
第1電流トランス142の電圧値Aが0ではない(即ち0より大きい)と判別した場合(S110:NO)、マイクロコンピュータ31は、第2ファンモータ24aに対応する第2電流トランス242の電圧値Bが0であるか否かを判別する(S112)。第2電流トランス242の電圧値Bが0であると判別した場合(S112:YES)、マイクロコンピュータ31は、第2ファンモータ24a(Bに対応するモータ)が故障している旨をディスプレイ41を通じて表示するとともに、ブザー42を例えば所定時間だけ鳴らし(S113)、後述するステップS105の処理を実行する。つまり、この場合、第2ファンモータ24aに係る例えば回路の断線等のために、少なくとも第2ファン24は停止していると判別されて、この判別結果が利用者等に報知される。
第2電流トランス242の電圧値Bが0ではない(即ち0より大きい)と判別した場合(S112:NO)、マイクロコンピュータ31は、ステップS102の処理を再度実行する。つまり、マイクロコンピュータ31は、第1電流トランス142及び第2電流トランス242の夫々の電圧値A、Bを新たにサンプリングし、この新たな電圧値A、Bに基づいて、何れのファンモータ14a、24aが故障しているかを再度判別する。
以上、2つのファンモータ14a、24aのうちの一方が故障した時点でその旨が報知されるため、他方が稼動して双方のコンデンサ13、23の熱交換量が維持されている間に、報知を受けた利用者等は、故障した一方を特定するとともにこれを修理・交換することができる。これは、冷凍装置1の冷却能力の低下の抑制につながる。尚、ブザー42を所定時間鳴らすことは、利用者等に対しディスプレイ41の表示を見ることを促すものであり、これによって故障の旨の報知をより確実なものにできる。また、ステップS100及びS101では、2つの電流トランス142、242の電圧値A、Bの差分値のみに基づいて、少なくともファンモータ14、24の何れかに故障があるか否かを先ず判別しているため、マイクロコンピュータ31の処理の負荷が小さくて済む。つまり、CPU311の処理能力やRAM313の容量等を抑制して、冷凍装置1の製造コストを低減できる。
本実施の形態では、2つのファンモータ14a、24aのうちの一方が故障していると報知した場合(S104、S109、S111、又はS113)、マイクロコンピュータ31は、温度センサ131及び温度センサ231により夫々検出されたコンデンサ13の出口部の温度及びコンデンサ23の出口部の温度を参照し(S105)、これらの温度に基づいて以下の処理を行う。
マイクロコンピュータ31は、ステップS105で検出された2つの温度が、予めRAM313に記憶された所定値Z以上であるか否かを判別する(S106)。尚、この所定値Zは、第1ファンモータ14a及び第2ファンモータ24aの双方が故障したためにコンデンサ13、23の出口部の温度が上昇した場合の当該温度に対応する値である。
例えば2つの温度のうちの一方が所定値Z未満であると判別した場合(S106:NO)、マイクロコンピュータ31は、ステップS100の処理を再度実行する。
例えば2つの温度が所定値Z以上であると判別した場合(S106:YES)、マイクロコンピュータ31は、ディスプレイ41上で、前述したステップS104、S109、S111、又はS113における表示を、第1ファンモータ14a及び第2ファンモータ24a(A、Bに対応するモータ)が故障している旨の表示に変更するとともに、ブザー42を例えば所定時間だけ鳴らし(S107)、処理を終了する。つまり、この場合、2つのファンモータ14a、24aのうちの例えば一方がロックし他方の回路が断線することによって第1ファン14及び第2ファン24の双方が停止し、その結果、コンデンサ13、23の出口部の温度が所定温度以上であると判別されて、この判別結果が利用者等に報知される。
尚、本実施の形態では、例えば2つのファンモータ14a、24aがロックしたためにコンデンサ13、23の温度が上昇した場合、2つのファンモータ14a、24aの温度もこれに伴い上昇するために、温度ヒューズ141、241は遮断される。これにより、2つのファンモータ14a、24aに流れていたロック電流は0となる。このようなファンモータ14a、24aの運転制御によって、ロック電流による電力の無駄な消費を回避できる。
しかし、2つのファンモータ14a、24aにロック電流が流れている状態と、温度ヒューズ141、241の遮断によって2つのファンモータ14a、24aに電流が流れなくなった状態とは、双方とも、前述したステップS101の処理によって判別することができない。即ち、2つの電流トランス142、242の電圧値A、Bの差分値は何れの場合も略0である。
そこで、図示してはいないが、マイクロコンピュータ31は、前述したステップS101以降の処理とは別に、例えば所定のタイマ(不図示)で計時される所定時間毎に、前述したステップS105乃至S107と同様の処理を実行するようになっている。つまり、マイクロコンピュータ31は、コンデンサ13、23の出口部の温度検出によって、双方のファンモータ14a、24aの故障の有無を定期的に判別し、もし双方が故障していると判別した場合、その旨を利用者に報知する。或いは、マイクロコンピュータ31は、2つの電流トランス142、242の電圧検出によって、双方のファンモータ14a、24aの故障の有無を定期的に判別してもよい。つまり、双方の電圧値A、Bが0の場合、双方のファンモータ14a、24aは故障していると判別される。
===その他の実施の形態===
前述した実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明はその趣旨を逸脱することなく変更や改良等が可能であり、また本発明はその等価物も含むものである。
前述した実施の形態では、コンデンサ13、23のみが、同じ管板に一体に構成され、当該管板において第1ファン14及び第2ファン24の同一風路内に近接して順に配置されていたが、これに限定されるものではない。例えば、プレコンデンサ12、22も、コンデンサ13、23と同じ管板に一体に構成され、当該管板において第1ファン14及び第2ファン24の同一風路内に近接して順に配置されていてもよい。
前述した実施の形態では、報知装置を、ディスプレイ41及びブザー42としたが、これに限定されるものではなく、要するに、利用者等にファンモータ14a、24aの故障を報知するための手段であればいかなるものであってもよい。また、報知内容は、ファンモータ14a、24aの何れが故障しているかのみであったが、これに限定されるものではなく、例えば、電流トランス142、242の電圧値A、Bに基づく故障内容(ロックや回路の断線等)を加えてもよい。
前述した実施の形態では、マイクロコンピュータ31によるステップS105乃至S107の処理を、ステップS104、S109、S111、及びS113の夫々の処理の後に実行するものであったが、これに限定されるものではない。
以下、図4に例示されるように、マイクロコンピュータ31は、一方のファンモータが故障していると判別した後に、他方のファンモータの故障の有無を判別してから、最終的な判別結果(一方が故障又は双方が故障)を1度だけ報知するものであってもよい。
尚、図4は、本実施の形態の冷凍装置1による故障検出及び報知の際のマイクロコンピュータ31の処理手順の他の一例を示すフローチャートである。また、図4におけるステップS200乃至S202の処理は、図3におけるステップS100乃至S102の処理と夫々同じである。更に、図4におけるステップS203、S208、S213、及びS218の判別処理は、図3におけるステップS103、S108、S110、及びS112の判別処理と夫々同じである。つまり、これらの処理によって、2つのファンモータ14a、24aのうちの何れが故障しているかということと、その故障がロック又は回路の断線の何れかということとが判別される。
マイクロコンピュータ31は、第1電流トランス142の電圧値Aが前述した所定値Y以上であると判別した場合(S203:YES)、温度センサ131、231により夫々検出されたコンデンサ13、23の出口部の温度を参照し(S204)、2つの温度が前述した所定値Z以上であるか否かを判別する(S205)。例えば2つの温度のうちの一方が所定値Z未満であると判別した場合(S205:NO)、マイクロコンピュータ31は、第1ファンモータ14a(Aに対応するモータ)が故障している旨をディスプレイ41を通じて表示するとともに、ブザー42を例えば所定時間だけ鳴らし(S207)、ステップS200の処理を再度実行する。一方、例えば2つの温度が所定値Z以上であると判別した場合(S205:YES)、マイクロコンピュータ31は、双方のファンモータ14a、24a(A、Bに対応するモータ)が故障している旨をディスプレイ41を通じて表示するとともに、ブザー42を例えば所定時間だけ鳴らし(S206)、処理を終了する。
マイクロコンピュータ31は、第2電流トランス242の電圧値Bが前述した所定値Y以上であると判別した場合(S208:YES)、前述と同様にコンデンサ13、23の出口部の温度を参照し(S209)、2つの温度が前述した所定値Z以上であるか否かを判別する(S210)。2つの温度のうちの一方が所定値Z未満であると判別した場合(S210:NO)、マイクロコンピュータ31は、第2ファンモータ24a(Bに対応するモータ)が故障している旨を前述と同様に報知し(S212)、ステップS200の処理を再度実行する。一方、2つの温度が所定値Z以上であると判別した場合(S210:YES)、マイクロコンピュータ31は、双方のファンモータ14a、24a(A、Bに対応するモータ)が故障している旨を前述と同様に報知し(S211)、処理を終了する。
マイクロコンピュータ31は、第1電流トランス142の電圧値Aが0であると判別した場合(S213:YES)、前述と同様にコンデンサ13、23の出口部の温度を参照し(S214)、2つの温度が前述した所定値Z以上であるか否かを判別する(S215)。2つの温度のうちの一方が所定値Z未満であると判別した場合(S215:NO)、マイクロコンピュータ31は、第1ファンモータ14a(Aに対応するモータ)が故障している旨を前述と同様に報知し(S217)、ステップS200の処理を再度実行する。一方、2つの温度が所定値Z以上であると判別した場合(S215:YES)、マイクロコンピュータ31は、双方のファンモータ14a、24a(A、Bに対応するモータ)が故障している旨を前述と同様に報知し(S216)、処理を終了する。
マイクロコンピュータ31は、第2電流トランス242の電圧値Bが0であると判別した場合(S218:YES)、前述と同様にコンデンサ13、23の出口部の温度を参照し(S219)、2つの温度が前述した所定値Z以上であるか否かを判別する(S220)。2つの温度のうちの一方が所定値Z未満であると判別した場合(S220:NO)、マイクロコンピュータ31は、第2ファンモータ24a(Bに対応するモータ)が故障している旨を前述と同様に報知し(S222)、ステップS200の処理を再度実行する。一方、2つの温度が所定値Z以上であると判別した場合(S220:YES)、マイクロコンピュータ31は、双方のファンモータ14a、24a(A、Bに対応するモータ)が故障している旨を前述と同様に報知し(S221)、処理を終了する。
以上の処理によれば、双方のファンモータ14a、24aの故障を表示する場合、その前段階で一方のファンモータの故障をディスプレイ41に表示させるという命令を省くことができるため、その分だけプログラムを簡略化できる。
本実施の形態の冷凍装置の第1冷媒回路及び第2冷媒回路の一例を示す回路図である。 本実施の形態の第1冷媒回路及び第2冷媒回路の制御を司る制御回路の一例を示すブロック図である。 本実施の形態の冷凍装置による故障検出及び報知の際のマイクロコンピュータの処理手順の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態の冷凍装置による故障検出及び報知の際のマイクロコンピュータの処理手順の他の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 冷凍装置 2 低温貯蔵庫 2a 第1温度センサ
2b 第2温度センサ 10 第1冷媒回路 11 第1圧縮機
12 プレコンデンサ 13 コンデンサ 14 第1ファン
14a 第1ファンモータ 15 第1減圧器 16 第1蒸発器
20 第2冷媒回路 21 第2圧縮機 22 プレコンデンサ
23 コンデンサ 24 第2ファン 24a 第2ファンモータ
25 第2減圧器 26 第2蒸発器 30 制御基板
31 マイクロコンピュータ 32 スイッチング電源 33 電源ケーブル
34 電源スイッチ 41 ディスプレイ 42 ブザー
131、231 温度センサ 141、241 温度ヒューズ
142 第1電流トランス 242 第2電流トランス
311 CPU 312 ROM 313 RAM

Claims (10)

  1. 第1圧縮機、第1凝縮器、第1減圧器、第1蒸発器を第1冷媒配管で環状に接続し、冷却作用を得るために前記第1圧縮機から吐出された冷媒を前記第1凝縮器で凝縮させた後に前記第1蒸発器で蒸発させる第1冷媒回路と、
    第2圧縮機、第2凝縮器、第2減圧器、第2蒸発器を第2冷媒配管で環状に接続し、冷却作用を得るために前記第2圧縮機から吐出された冷媒を前記第2凝縮器で凝縮させた後に前記第2蒸発器で蒸発させる第2冷媒回路と、
    低温貯蔵庫の庫内の温度を検出する第1温度センサと、
    前記庫内の温度を検出する第2温度センサと、
    第1ファンと、
    第2ファンと、
    前記第1ファンを回転させる第1ファンモータと、
    前記第2ファンを回転させる第2ファンモータと、
    前記第1ファンモータの温度を検出する第3温度センサと、
    前記第2ファンモータの温度を検出する第4温度センサと、
    前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの電流を検出する検出装置と、
    制御装置と、を備え、
    前記第1蒸発器及び前記第2蒸発器は、前記庫内を同時に冷却するように配置され、
    前記第1ファン及び前記第2ファンは、前記第1ファン及び前記第2ファンの同一風路内に近接して順に配置される前記第1凝縮器及び前記第2凝縮器に送風可能に並列に配置され、
    前記制御装置は、前記第1温度センサ及び前記第2温度センサの検出出力に応じて、前記第1圧縮機及び前記第2圧縮機の運転を夫々制御し、前記第3温度センサ及び前記第4温度センサの検出出力に応じて、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの運転を夫々制御し、更に、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの故障を報知するために、前記検出装置の検出出力を基に、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの運転状態を監視する
    ことを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記検出装置は、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの電流を電圧として夫々検出する第1電流トランス及び第2電流トランスを有し、
    前記制御装置は、前記第1電流トランス及び前記第2電流トランスの電圧を基に、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの運転状態を監視する
    ことを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記制御装置は、前記第1電流トランス及び前記第2電流トランスの各電圧の差分値に基づいて、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータが故障したか否かを判別することを特徴とする請求項2に記載の冷凍装置。
  4. 前記制御装置は、前記差分値の絶対値が所定値より大であるとき、前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの何れか一方又は両方が故障したものと判別することを特徴とする請求項3に記載の冷凍装置。
  5. 前記第1ファンモータ及び前記第2ファンモータの故障を報知する報知装置を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の冷凍装置。
  6. 前記第1ファン及び前記第2ファンは、前記第1凝縮器に相対向して配置されることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の冷凍装置。
  7. 前記第1ファン及び前記第2ファンは、前記風路内において、前記第1圧縮機及び前記第2圧縮機に夫々相対向することを特徴とする請求項6に記載の冷凍装置。
  8. 前記第1ファンは、前記第1凝縮器及び前記第2凝縮器に送風可能に構成されることを特徴とする請求項7に記載の冷凍装置。
  9. 前記第2ファンは、前記第1凝縮器及び前記第2凝縮器に送風可能に構成されることを特徴とする請求項7に記載の冷凍装置。
  10. 前記第1温度センサ及び前記第2温度センサは、単一のセンサで共用されることを特徴とする請求項1乃至9の何れかに記載の冷凍装置。
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