JP2010071202A - エンジンの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料供給系の異常を的確に判別し、よって空燃比を適正に制御することができるエンジンの制御装置を提供することを目的とする。
【解決手段】フィードバック制御手段がフィードバック制御を開始すると(ステップS2)、異常判定手段が、第2のデリバリパイプ内の燃料が燃料タンク内の燃料と置換中であるか否かを判定する(ステップS3,ステップS4)。異常判定手段は、置換が終わっている場合には補正量差(|R1−R2|)が第1の設定値RL1よりも大きいときに(ステップS5)、また置換中である場合には補正量差(|R1−R2|)が第2の設定値RL2よりも小さいときに(ステップS11)、燃料供給系に異常が発生していると判定する(ステップS8)。
【選択図】図3

Description

本発明は、アルコールが混合された混合燃料を使用可能なエンジンの制御装置に関する。
自動車等の車両用のエンジンには、燃料として一般的にガソリンが使用されているが、周知の通り、アルコールを混合した混合燃料を使用することができるものもある。アルコールを任意の割合で(0%〜100%)混合した混合燃料を使用可能なエンジンを搭載した車両は、一般にFFV(Flexible Fuel Vehicle)と呼ばれている。
このようなFFV用のエンジンにおいても、ガソリンエンジンと同様に、酸素センサやLAFS(リニア空燃比センサ)を設けて排気中の酸素濃度から排気空燃比を検出し、排気空燃比が目標空燃比に近づくように燃料供給量をフィードバック補正する制御を行っている。
この際、FFVにおいてはガソリンとアルコールとの理論空燃比の相違等、両燃料の特性の相違を考慮して燃料噴射量の制御を適正に行う必要がある。すなわち、混合燃料のアルコール濃度を的確に把握し、アルコール濃度に応じた的確な燃料供給量制御を行う必要がある。そして、アルコール濃度を的確に把握するためには、給油時等のようにアルコール濃度が変化し得る状況に応じて、適宜アルコール濃度の学習を行う必要がある。
ここで、運転状態に応じて設定された基本燃料噴射時間(基本燃料噴量)と実際の燃料噴射時間(実際の燃料噴射量)とのずれ量(補正量)から燃料性状を検出するようにした内燃機関が知られている(例えば、特許文献1)。そして、FFVにおいても、このような燃料性状の検出方法と同様に、混合燃料のアルコール濃度を検出するようにしたものがある。
一方、フィードバック制御の補正量の変化に基づき、燃料噴射弁の目詰まり等に代表されるような燃料供給系の異常を検出することも行われている。この場合は、例えば、排気空燃比がストイキとなるように補正量を制御しているにもかかわらず、排気空燃比がリーンを維持し続けているような場合は、燃料噴射弁の目詰まりが生じていると判定している。
特許第2956237号公報(段落[0004][0005]等)
現状では、フィードバック制御の補正量の変化が、給油等によって実際にアルコール濃度が変化したものであるのか、燃料供給系等の異常によって基本燃料噴量と実際の燃料噴射量とにずれが生じたものであるのか、を的確に区別することができず、混合燃料のアルコール濃度を正確に学習することができない場合がある。燃料噴射量は上述のように排気空燃比に基づいてフィードバック制御されているため、混合燃料のアルコール濃度の変化以外の要因で排気空燃比が変化した場合でも、実際の燃料噴射量は変化する。例えば、燃料噴射弁に目詰まりが生じて燃料噴射量が減少した場合でも、実際の燃料噴射量は基本燃料噴射量よりも増量される。
単に燃料噴射量の補正量から混合燃料のアルコール濃度を検出していると、このように燃料噴射弁の目詰まり等に起因する補正量の変化であっても、アルコール濃度の変化であると誤判定してしまう虞がある。つまり混合燃料のアルコール濃度を正確に把握することができず、空燃比を適正に制御できなくなる虞がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、燃料供給系の異常を的確に判別し、よって空燃比を適正に制御することができるエンジンの制御装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の第1の態様は、複数の気筒を有する第1及び第2の気筒群と、燃料タンクに接続されて前記第1の気筒群にアルコールが混合された混合燃料を供給する第1のデリバリパイプと、該第1のデリバリパイプに接続されて前記第2の気筒群に対して前記混合燃料を供給する第2のデリバリパイプとを含む燃料供給系とを具備するエンジンの制御装置であって、前記エンジンの排気空燃比を検出する空燃比検出手段と、前記空燃比検出手段で検出された排気空燃比を目標空燃比に近づけるように燃料噴射量をフィードバック制御するフィードバック制御手段と、前記空燃比検出手段で検出された排気空燃比と前記フィードバック制御手段による燃料噴射量の補正量とに基づいて前記混合燃料のアルコール濃度を推定する濃度推定手段と、前記第1のデリバリパイプにおける前記補正量と前記第2のデリバリパイプにおける前記補正量との差に基づいて前記燃料供給系の異常を判定する異常判定手段と、を具備することを特徴とするエンジンの制御装置にある。
かかる第1の態様では、上記のように所定期間内における補正量の変化に基づいて判定することで、燃料供給系の異常を正確に判定することができ、空燃比をより適正に制御することができる。
本発明の第2の態様は、前記異常判定手段は、前記第2のデリバリパイプ内の燃料が前記燃料タンク内の燃料に置換され始めてから終了までの間において、前記第1のデリバリパイプにおける前記補正量と前記第2のデリバリパイプにおける前記補正量との差が第1の設定値よりも小さい場合に、前記燃料供給系に異常があると判定することを特徴とする第1の態様のエンジンの制御装置にある。
かかる第2の態様では、上記期間における燃料供給系の異常を正確に判定することができる。すなわち、燃料供給系が正常であれば、上記期間における第1のデリバリパイプにおける補正量と第2のデリバリパイプにおける補正量との差は比較的大きくなるため、補正量の差が第1の設定値よりも小さい場合には、燃料供給系に異常があると正確に判定することができる。
本発明の第3の態様は、前記異常判定手段は、前記第2のデリバリパイプ内の燃料が前記燃料タンク内の燃料に置換され終わった後に、前記第1のデリバリパイプにおける前記補正量と前記第2のデリバリパイプにおける前記補正量との差が第2の設定値よりも大きい場合に、前記燃料供給系に異常があると判定することを特徴とする第1又は2の態様のエンジンの制御装置にある。
かかる第3の態様では、上記期間における燃料供給系の異常を正確に判定することができる。すなわち、燃料供給系が正常であれば、第1のデリバリパイプにおける補正量と第2のデリバリパイプにおける補正量との差は実質的に零となるため、補正量の差が第2の設定値よりも大きい場合には、燃料供給系に異常があると正確に判定することができる。
本発明の第4の態様は、前記濃度推定手段は、前記異常判定手段が前記燃料供給系に異常があると判定した場合に、前記混合燃料のアルコール濃度の推定を中止することを特徴とする第1〜3の何れか一つの態様のエンジンの制御装置にある。
かかる第4の態様では、アルコール濃度の誤学習を防止することができる。
本発明の第5の態様は、前記エンジンが、蒸発燃料を蓄えるキャニスタと当該エンジンの吸気系とを接続するパージ通路とを具備すると共に、前記パージ通路を開閉制御して、前記吸気系へパージされる蒸発燃料のパージ量を制御するパージ制御手段をさらに具備し、前記パージ制御手段は、前記異常判定手段による前記燃料供給系の異常判定中は、前記蒸発燃料の吸気系へのパージをカットすることを特徴とする第1〜4の何れか一つの態様のエンジンの制御装置にある。
かかる第5の態様では、外乱による補正量のバラツキを防止することができる。したがって、燃料供給系の異常判定の精度をさらに向上することができる。
以上のように本発明によれば、燃料供給系の異常判定の精度を向上することができる。この結果、燃料の噴きすぎ等の不都合を未然に防止し、排気ガス性能、ドライバビリティの悪化等を良好に抑制することができる。また燃料供給系の異常によるエンジンの失火、エンスト等の問題も解消することができる。
以下、アルコールを混合した混合燃料を使用するエンジンとその制御装置とを含むエンジンシステムを例示して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明に係る制御装置を含むエンジンシステムの概略構成を示す図である。
図1に示すエンジン11は、吸気管噴射型(Multi Point Injection)の多気筒エンジン、例えば、V型6気筒エンジンであり、3つの気筒をそれぞれ有する第1の気筒群である第1のバンク12Aと第2の気筒群である第2のバンク12Bとを具備する。各気筒(燃焼室)13には、それぞれ点火プラグ(図示なし)が配されると共に、吸気ポート及び排気ポート(図示なし)が設けられている。
第1のバンク12A及び第2のバンク12Bの各気筒13の吸気ポートには、両バンク12A,12B間に配置された共通の吸気マニホールド14が接続されている。すなわち吸気マニホールド14は、第1のバンク12Aに接続される第1の吸気路14aと、第2のバンク12Bに接続される第2の吸気路14bとを具備する。また第1のバンク12Aの各気筒の排気ポートには第1の排気マニホールド15Aが接続され、第2のバンク12Bの各気筒13の排気ポートには第2の排気マニホールド15Bが接続されている。そして、これら第1及び第2の排気マニホールド15A,15Bは排気管(排気通路)16に接続されている。
なお図示しないが、各吸気ポートには吸気弁が設けられ、各排気ポートには排気弁が設けられており、これら吸気弁及び排気弁によって吸気ポート及び排気ポートが開閉されるようになっている。
吸気マニホールド14には、第1及び第2のバンク12A,12Bの各気筒13に燃料を供給するための燃料供給装置(燃料供給系)17が設けられている。燃料供給装置17は、燃料タンク18に燃料パイプ19を介して接続されて第1のバンク12Aの各気筒13に混合燃料を供給する第1のデリバリパイプ20Aと、第1のデリバリパイプ20Aに連通パイプ21を介して接続されて第2のバンク12Bの各気筒13に対して混合燃料を供給する第2のデリバリパイプ20Bとを有する。すなわち第1のデリバリパイプ20Aには第1の吸気路14aに設けられた各燃料噴射弁22Aが接続され、第2のデリバリパイプ20Bには第2の吸気路14bに設けられた各燃料噴射弁22Bが接続されている。なお本実施形態に係る燃料供給装置17は、いわゆるリターンレスタイプの装置であり、第2のデリバリパイプ20Bの下流側には、燃料タンク18に戻るリターン通路は設けられていない。
また燃料タンク18には、燃料タンク18内の蒸散燃料を吸着させるキャニスタ23が接続されている。キャニスタ23はパージ通路24を介して吸気系を構成する吸気管(吸気通路)25に接続されている。そして所定のパージ条件が成立したときに、パージ通路24に設けられたパージ弁26を開いて、キャニスタ23内に吸着された蒸散燃料をパージ通路24から吸気管(吸気通路)25に導入する(パージ制御手段)。これにより蒸散燃料の大気中への放出を防止している。
第1及び第2の排気マニホールド15A,15Bが接続された排気管(排気通路)16には、排気浄化用触媒である三元触媒27が介装されている。三元触媒27の上流側には、第1及び第2の排気マニホールド15A,15Bから排出される排ガス中の酸素濃度をそれぞれ検出するOセンサ28A,28Bが設けられている。なおOセンサ28A,28Bは、第1の排気マニホールド15Aに繋がる排気管と第2の排気マニホールド15Bに繋がる排気管との接続部よりも上流側にそれぞれ設けられている。
ECU(電子コントロールユニット)29は、入出力装置、記憶装置(ROM、RAM等)、中央処理装置(CPU)、タイマカウンタ等を備えている。このECU29によって、エンジン11の総合的な制御が行われる。ECU29の入力側には、上述したOセンサ28A,28Bの他、スロットルポジションセンサ(TPS)、エアフローセンサ、クランク角センサ等の各種センサ類が接続されており、これらセンサ類からの検出情報が入力される。
一方、ECU29の出力側には、上述の燃料噴射弁22A,22B、パージ弁26や、点火コイル、スロットルバルブ等の各種出力デバイスが接続されている。これら各種出力デバイスには、各種センサ類からの検出情報に基づきECU29で演算された燃料噴射時間、弁開閉時期、点火時期、スロットル開度等がそれぞれ出力される。
そして本発明の制御装置10は、このようなECU29と上記各種センサとで構成され、各種センサ類からの検出情報に基づき適正な目標空燃比が設定され、実際の空燃比がこの目標空燃比となるように、適正量の燃料が適正なタイミングで噴射されるように燃料噴射弁22A,22Bを制御している。具体的には、Oセンサ28A,28Bの出力情報に基づいて排気空燃比が検出され(空燃比検出手段)、この排気空燃比が予め設定された目標空燃比(例えば、理論空燃比(ストイキ))となるように、燃料噴射弁22A,22Bからの燃料噴射量をフィードバック制御している(フィードバック制御手段)。なおOセンサ28A,28Bの代わりにリニア空燃比センサ(LAFS)を設け、LAFSによって排気空燃比を検出するようにしてもよい。
ところで、燃料タンク18への給油が行われた場合、給油された混合燃料のアルコール濃度に応じて燃料タンク18内の混合燃料のアルコール濃度も当然変化する。またその変化に伴って、排気空燃比を目標空燃比とするために必要な燃料噴射量も変化する。例えば、燃料タンク18内の混合燃料のアルコール濃度が高くなれば、それに応じて燃料噴射弁22A,22Bからの燃料噴射量を増加する必要がある。つまりフィードバック制御手段は、目標空燃比が変更された場合だけでなく、燃料タンク18内の混合燃料のアルコール濃度の変化した場合にも、その変化に応じて燃料噴射量を適宜補正し、排気空燃比が目標空燃比となるようにしている。
またこのように混合燃料のアルコール濃度の変化によって燃料噴射量の補正量(以下、フィードバック補正量という)が変化することを利用し、本実施形態ではこのフィードバック補正量の変化に基づいて混合燃料のアルコール濃度の推定を行っている(濃度推定手段)。
さらに本発明の制御装置10では、以下に詳しく説明するように、給油に起因する第1のデリバリパイプ20Aにおけるフィードバック補正量と第2のデリバリパイプ20Bにおけるフィードバック補正量との差に基づいて、燃料供給装置の異常判定を行っている(異常判定手段)。なお「第1のデリバリパイプ20Aにおけるフィードバック補正量」(以下、第1のフィードバック補正量という)とは、第1のデリバリパイプ20Aに接続された第1の燃料噴射弁22Aからの燃料噴射量の補正量のことであり、「第2のデリバリパイプ20Bにおけるフィードバック補正量」(以下、第2のフィードバック補正量という)とは、第2のデリバリパイプ20Bに接続された第2の燃料噴射弁22Bからの燃料噴射量の補正量のことである。
図2は、正常な燃料供給装置における第1及び第2のフィードバック補正量の変化を示すタイムチャートである。このタイムチャートは、給油により混合燃料のアルコール濃度が増加した例である。
燃料タンク18への給油が実施され、その後エンジン11が始動されると、所定期間(T0−T1)は、フィードバック制御開始条件が成立していないため(F/B条件:OFF)、燃料噴射量のフィードバック制御は実施されない。冷態始動時や暖機中は各種センサや触媒等が活性化していないため、エンジン始動後の所定期間(T0−T1)はフィードバック制御を停止し、例えば、空燃比を強制的にリッチ側にシフトさせて、エンジンの始動性や安定性の向上が図られている。このため、エンジン始動後の所定期間(T0−T1)においては、第1のフィードバック補正量R1及び第2のフィードバック補正量R2が変化することはない。
そして所定期間(T0−T1)が経過し、フィードバック制御開始条件が成立すると(F/B条件:ON)、燃料噴射量のフィードバック制御が開始される。ただし、第1及び第2のフィードバック補正量R1,R2はすぐに変化することはなく、所定期間経過後に、まずは第1のフィードバック補正量R1が変化し始め、さらに遅れて第2のフィードバック補正量R2が変化し始める。
給油直後は、第1及び第2のデリバリパイプ20A,20B等の中に残っている燃料が各燃料噴射弁22A,22Bから噴射され、フィードバック制御が開始されても排気空燃比は暫く変化しないため、第1及び第2のフィードバック補正量R1,R2は変化しない。フィードバック制御が開始されて暫くすると、まずは第1のデリバリパイプ20A内の燃料が燃料タンク18内の燃料(給油後の燃料)と置換されて第1の燃料噴射弁22Aから給油後の燃料が噴射され始める。その結果、フィードバック制御開始から所定期間(T1−T2)を過ぎてから、図2中に一点鎖線で示すように、まずは第1のフィードバック補正量R1が変化し始め、所定値R1hまで上昇する。
その後さらに遅れて第2のデリバリパイプ20B内の燃料が燃料タンク18内の燃料(給油後の燃料)と置換され、第2の燃料噴射弁22Bから給油後の燃料が噴射され始める。その結果、図2中に実線で示すように、第1のデリバリパイプ20A内の燃料が置換され始めてから所定期間(T2−T3)を過ぎてから、第2のフィードバック補正量R2も変化し始めて所定値R2hまで上昇する。
第1のフィードバック補正量R1及び第2のフィードバック補正量R2はフィードバック制御開始後このように変化するため、少なくとも第2のデリバリパイプ20B内の燃料が燃料タンク18内の燃料に置換され始めてから終了するまでの期間においては、第1のフィードバック補正量R1と第2のフィードバック補正量R2との間に乖離が生じる。また第1のフィードバック補正量R1の変化量(所定値R1h)と第2のフィードバック補正量R2の変化量(所定値R2h)とは実質的に一致するため、第2のデリバリパイプ20B内の燃料が燃料タンク18内の燃料に置換され終わった後は、第1のフィードバック補正量R1と第2のフィードバック補正量R2との差はほぼ零となる。
そして本発明の制御装置10では、このような第1及び第2のフィードバック補正量R1,R2の変化に基づいて燃料供給装置(燃料供給系)17の異常判定を行っている。具体的には、第2のデリバリパイプ20B内の燃料が燃料タンク18内の燃料に置換され始めてから終了するまでの間において、第1のフィードバック補正量R1と第2のフィードバック補正量R2との差(以下、単に「補正量差」という)が、第1の設定値よりも小さい場合に燃料供給装置(燃料供給系)17に異常があると判定している。また第2のデリバリパイプ20B内の燃料が燃料タンク18内の燃料に置換され終わった後は、補正量差が第2の設定値よりも大きい場合に燃料供給装置(燃料供給系)17に異常があると判定している。
ただし、外乱等によって補正量差にばらつきが生じる虞がある。このため本実施形態では、補正量差が一定期間以上継続して第1の設定値よりも小さくなっている場合、或いは第2の所定値よりも大きくなっている場合に燃料供給装置17に異常があると判定することで、異常判定の正確性を向上している。
以下、図3及び図4を参照して、制御装置10による燃料供給装置17の異常判定手順の一例について説明する。図3は本実施形態に係る異常判定手順を示すフローチャートであり、図4は、燃料供給装置に異常が生じた場合の第1及び第2のフィードバック補正値の変化を示すタイムチャートである。
給油が実施されエンジン11が始動されると、図3に示すように、まずステップS1で燃料噴射量のフィードバック制御開始条件が成立したか否かを判定する。すなわち、このステップS1では、エンジン始動後、所定期間(T0−T1)が経過したか否かを判定している(図2参照)。なおフィードバック制御の具体的な開始条件は、特に限定されないが、例えば、エンジン回転数の安定、各種センサの活性化等が挙げられる。そしてフィードバック制御開始条件が成立すると(ステップS1:Yes)、第1及び第2の燃料噴射弁22A,22Bからの燃料噴射量のフィードバック制御を開始する(ステップS2)。
次に、第2のデリバリパイプ20B内の燃料が、燃料タンク18内の燃料と置換され始めたか否かを判定する(ステップS3)。例えば本実施形態では、第2の燃料噴射弁22Bから噴射される燃料噴射量を積算した積算燃料消費量(給油後の燃料消費量)Cが第1の所定値CL1以上であるか否かを判定している。なお第1の所定値CL1は、燃料パイプ19、連通パイプ21及び第1のデリバリパイプ20A等の容積によって変化するが、例えば、200cc程度の値である。
ここで積算燃料消費量Cが第1の所定値CL1以上である場合、すなわち第2のデリバリパイプ20B内の燃料が燃料タンク18内の燃料と置換され始めている場合には(ステップS3:Yes)、さらにステップS4で積算燃料消費量Cが第2の所定値CL2以下であるか否かを判定する。ステップS4では第2のデリバリパイプ20B内の燃料が燃料タンク18内の燃料に置換され終わったか否かを判定している。なお第2の所定値CL2は、例えば、1000cc程度の値である。
そして以降のステップでは、第2のデリバリパイプ20B内の燃料が置換され終わっているか否かによって、それぞれ異なる手順で燃料供給装置17の異常判定を行う。
まずステップS4において第2のデリバリパイプ20B内の燃料が完全に置換されている場合、すなわち積算燃料消費量Cが所定値CL2よりも大きい場合には(ステップS4:No)、次に第1のフィードバック補正値R1と第2のフィードバック補正値R2との差(補正量差|R1−R2|)が第1の設定値RL1よりも大きいか否かを判定する(ステップS5)。
上述したように、第2のデリバリパイプ20B内の燃料が置換され終わっている場合、燃料供給装置17が正常であれば、第1のフィードバック補正値R1と第2のフィードバック補正値R2とは実質的に一致する。すなわち、燃料供給装置17が正常であれば、補正量差は第1の設定値以下となる(|R1−R2|≦RL1)。
したがって、例えば、図4(a)に示すように、補正量差(|R1−R2|)が第1の設定値RL1よりも大きい場合には(ステップS5:Yes)、燃料供給装置17に異常が発生している虞があると判定できる。ただし、補正量差(|R1−R2|)は、外乱等によって一時的にばらつく虞がある。このため本実施形態では、さらに補正量差(|R1−R2|)が第1の設定値RL1よりも大きい状態が所定期間Taよりも長く継続しているか否かを判定している。
具体的には、ステップS5で「|R1−R2|>RL1」である場合には、次いでステップS6で「|R1−R2|>RL1」となっている期間としての積算時間T1(n)を算出する。積算時間T1(n)は、前回算出した積算時間T1(n−1)に、その後の演算処理にかかった時間(演算周期)を加算することで求められる。次にステップS7で積算時間T1(n)が所定期間Taを超えているか否かを判定する。すなわち補正量差(|R1−R2|)が第1の所定値RL1を超えている状態が所定期間以上継続しているか否かを判定する。そして、例えば、図4(a)に示すように、積算時間T1(n)>Taである場合には(ステップS7:Yes)、ステップS8で異常判定手段が燃料供給装置17に異常が生じていると判定して異常判定処理を終了する。
ステップS7で積算時間T1(n)≦Taである場合には(ステップS7:No)、ステップS5に戻り上述した処理を繰り返す。補正量差(|R1−R2|)が第1の設定値RL1を超えているのが、外乱等による一時的なものである虞があるためである。
なおステップS5で|R1−R2|≦RL1である場合には(ステップS5:No)、燃料供給装置17は正常であると判定され、ステップS9で積算時間T1(n)がリセットされて一連の処理が終了する。
またこのように燃料供給装置17の異常判定を行う際には、パージ弁26を閉じてパージ通路24から供給管(供給通路)25へのパージの導入を禁止しておくことが好ましい。これにより、燃料供給装置17の異常をさらに正確に判定することができる。すなわち吸気管25にパージが導入されているとそれに伴ってフィードバック補正量にばらつきが生じてしまう虞があるが、パージ導入を禁止することでこのような外乱によるばらつきを防止できる。
燃料供給装置17に異常がある場合、ステップS8で異常判定処理は終了するが、その後、例えば、警告ランプを点灯させる等により運転者に対する警告等が実施される。
またこのとき、濃度推定手段による混合燃料のアルコール濃度の推定を中止することが好ましい。上述したようにフィードバック補正量に基づいてアルコール濃度を推定しているため、燃料供給装置17に異常があると判定された状態では、アルコール濃度を誤学習してしまう虞がある。エンジン11を構成する各種出力デバイスには、この推定されたアルコール濃度に基づいた情報が出力されるものがあるため、アルコール濃度が誤学習されると、例えば、空燃比を適正に制御することができず、ドライバビリティの悪化や、排気ガス浄化性能の低下を招く虞があるからである。
一方、ステップS4において第2のデリバリパイプ20B内の燃料が置換され終わっていないと判定された場合、すなわち積算燃料消費量Cが第2の所定値CL2以下である場合には(ステップS4:Yes)、本実施形態では次にステップS10で積算燃料消費量Cが第3の所定値CL3以下であるか否かをさらに判定する。このステップS10では第2のデリバリパイプ20B内の燃料の置換の進み具合を判定している。すなわち第3の所定値CL3は、第1の所定値CL1よりも大きく第2の所定値CL2よりも大きい値であり、例えば、500cc程度である。
そしてステップS10で積算燃料消費量Cが第3の所定量CL3以下である場合には(ステップS10:Yes)、以降のステップで燃料供給装置17の異常判定を行う。
なお第2のデリバリパイプ20B内の燃料の置換があまり進んでしまうと、燃料供給装置17が正常であっても、補正量差(|R1−R2|)は比較的小さくなってしまい、この状態で燃料供給装置17の異常判定を行うと誤判定してしまう虞がある。このためステップS10で積算燃料消費量Cが第3の所定量CL3よりも大きい場合には(ステップS10:No)、ステップS4に戻り、第2のデリバリパイプ20B内の燃料の置換が終了した段階で(ステップS4:No)、上述したステップS5以降のステップで燃料供給装置の異常判定を行っている。なお、本実施形態では、ステップS10で積算燃料消費量Cが第3の所定量CL3よりも大きい場合にはステップS4に戻るようにしたが、勿論、その場合には処理を終了するようにしてもよい。
積算燃料消費量Cが第3の所定量CL3以下である場合には(ステップS10:Yes)、まずステップS11で補正量差(|R1−R2|)が第2の設定値RL2よりも小さいか否かを判定する(図4(b)参照)。
上述したように、第2のデリバリパイプ20B内の燃料が置換され終わっていない場合、燃料供給装置17が正常であれば第1のフィードバック補正値R1と第2のフィードバック補正値R2との間には、ある程度の乖離が生じている。すなわち燃料供給装置17が正常であれば、補正値差は第2の設定値以上となる(|R1−R2|≧RL2)。したがって補正値差(|R1−R2|)が第2の設定値RL2よりも小さい場合には(ステップS11:Yes)、燃料供給装置17に異常が発生している虞があると判定できる。ただし、上述したように補正量差(|R1−R2|)は、外乱等によって一時的にばらつきが生じる虞がある。このため本実施形態では、さらにステップS12及びステップS13を実施している。なおこれらステップS12及びステップS13は、ステップS6及びステップS7と同様であるため、詳細な説明は省略する。
そして、図4(b)に示すように積算時間T2(n)>所定期間Taである場合には(ステップS13:Yes)、ステップS8で異常判定手段が燃料供給装置17に異常が生じていると判定して異常判定処理を終了する。なおステップS7とステップS13における所定期間Taとは、同一の期間であってもよいが必ずしも同一である必要はない。
ステップS13で積算時間T2(n)≦所定期間Taである場合には(ステップS13:No)、ステップS11に戻り上述した処理を繰り返す。補正量差(|R1−R2|)が第2の設定値RL2よりも小さいのが、外乱等による一時的なものである虞があるためである。
またステップS11で補正値差(|R1−R2|)が第2の設定値RL2以上である場合には(ステップS11:No)、燃料供給装置17は正常であると判定され、ステップS13で積算時間T2(n)がリセットされて一連の処理が終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るエンジン11の制御装置10では、補正値差に基づいて燃料供給装置17の異常を判定するようにしたので、燃料供給装置(燃料供給系)17の異常を正確に判定することができる。この結果、燃料の噴きすぎ等の不都合を未然に防止し、排気ガス浄化性能、ドライバビリティの悪化等を良好に抑制することができる。また燃料供給装置(燃料供給系)の異常によるエンジンの失火、エンスト等の問題も解消することができる。
なお第1及び第2のフィードバック補正量は、外乱等によって一時的に大きくずれる虞がある。このため、ステップS5及びステップS11の判定には、一次フィルタをかけた値を用いることが好ましい。これにより、誤判定をより確実に抑制することができる。
また本実施形態では、第2のデリバリパイプ20B内の燃料の置換状況を積算燃料噴射量に基づいて判定するようにしたが、これに限定されず、例えば、ECU29が備えているタイマカウンタ等によってエンジン始動後の時間を計測し、その計測結果に基づいて、上記置換状況を判定するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、リターンレス方式のエンジンを例示して本発明を説明したが、デリバリパイプと燃料タンクとの間にリターン流路を有するリターン方式のエンジンの制御装置であっても、上述したような第1のフィードバック補正量と第2の補正量との差が生じる場合には、本発明を適用することができる。また例えば、上述の実施形態では、吸気管噴射型のエンジンを例示して本発明を説明したが、勿論、本発明は、例えば、筒内噴射型等、他のタイプのエンジンの制御装置にも適用することができることは言うまでもない。
一実施形態に係るエンジンシステムの概略構成を示す図である。 正常な燃料供給装置におけるF/B補正量の変化を示すタイムチャートである。 一実施形態に係る異常判定手順の一例を示すフローチャートである。 異常が生じた燃料供給装置におけるF/B補正量の変化を示すタイムチャートである。
符号の説明
10 制御装置
11 エンジン
12A 第1のバンク(第1の気筒群)
12B 第2のバンク(第2の気筒群)
13 気筒
14 吸気マニホールド
14a 第1の吸気路
14b 第2の吸気路
15A 第1の排気マニホールド
15B 第2の排気マニホールド
17 燃料供給装置
18 燃料タンク
19 燃料パイプ
20A 第1のデリバリパイプ
20B 第2のデリバリパイプ
21 連通パイプ
22A 第1の燃料噴射弁
22B 第2の燃料噴射弁
23 キャニスタ
24 パージ通路
25 供給管(供給通路)
26 パージ弁
27 三元触媒
28A,28B Oセンサ
29 ECU

Claims (5)

  1. 複数の気筒を有する第1及び第2の気筒群と、燃料タンクに接続されて前記第1の気筒群にアルコールが混合された混合燃料を供給する第1のデリバリパイプと、該第1のデリバリパイプに接続されて前記第2の気筒群に対して前記混合燃料を供給する第2のデリバリパイプとを含む燃料供給系とを具備するエンジンの制御装置であって、
    前記エンジンの排気空燃比を検出する空燃比検出手段と、
    前記空燃比検出手段で検出された排気空燃比を目標空燃比に近づけるように燃料噴射量をフィードバック制御するフィードバック制御手段と、
    前記空燃比検出手段で検出された排気空燃比と前記フィードバック制御手段による燃料噴射量の補正量とに基づいて前記混合燃料のアルコール濃度を推定する濃度推定手段と、
    前記第1のデリバリパイプにおける前記補正量と前記第2のデリバリパイプにおける前記補正量との差に基づいて前記燃料供給系の異常を判定する異常判定手段と、
    を具備することを特徴とするエンジンの制御装置。
  2. 前記異常判定手段は、前記第2のデリバリパイプ内の燃料が前記燃料タンク内の燃料に置換され始めてから終了までの間において、前記第1のデリバリパイプにおける前記補正量と前記第2のデリバリパイプにおける前記補正量との差が第1の設定値よりも小さい場合に、前記燃料供給系に異常があると判定することを特徴とする請求項1に記載のエンジンの制御装置。
  3. 前記異常判定手段は、前記第2のデリバリパイプ内の燃料が前記燃料タンク内の燃料に置換され終わった後に、前記第1のデリバリパイプにおける前記補正量と前記第2のデリバリパイプにおける前記補正量との差が第2の設定値よりも大きい場合に、前記燃料供給系に異常があると判定することを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンの制御装置。
  4. 前記濃度推定手段は、前記異常判定手段が前記燃料供給系に異常があると判定した場合に、前記混合燃料のアルコール濃度の推定を中止することを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のエンジンの制御装置。
  5. 前記エンジンが、蒸発燃料を蓄えるキャニスタと当該エンジンの吸気系とを接続するパージ通路とを具備すると共に、
    前記パージ通路を開閉制御して、前記吸気系へパージされる蒸発燃料のパージ量を制御するパージ制御手段をさらに具備し、
    前記パージ制御手段は、前記異常判定手段による前記燃料供給系の異常判定中は、前記蒸発燃料の吸気系へのパージをカットすることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のエンジンの制御装置。
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