JP2010070287A - 用紙積載装置及び記録装置 - Google Patents

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【課題】簡単な構成で、物性が異なる用紙が排出される場合でも、複数枚の用紙を安定して整列積載することができる用紙積載装置および記録装置を提供する。
【解決手段】記録装置10における最終ニップ位置から排出された用紙1の先端を制止する先端規制部までの沿面距離を保つための排紙ガイド5と、排出された用紙を積載するための積載板9と、を備える。積載板に、積載板の長さ方向の中間に位置する第1の屈曲部7と、積載板全体を回動可能に支持するために先端規制部の近傍に配された第2の屈曲部8とを設け、第1の屈曲部および第2の屈曲部を回動可能にする。
【選択図】図1

Description

本発明は、記録装置から排出された用紙を積載して保持する用紙積載装置、および該用紙積載装置を用いる記録装置に関する。
プリンタ、複写機、ファクシミリ等の記録装置は、画像情報に基づいて記録ヘッドにより用紙に画像を記録するように構成されている。記録媒体である用紙として、紙やプラスチックシートなどの種々の材質のものが使用されている。記録装置の形態にも、一定寸法に裁断されたカット紙に記録するもの、ロール紙等の連続紙に記録するもの、カット紙および連続紙の両方に記録するものがある。
記録装置では、一般に、厚みやコシ(その強さ)が異なる複数種類の用紙が使用される。記録した用紙を排出するときの排紙軌跡は、用紙の厚みやコシの強さなどで様々に変化する。図19は従来の記録装置において排出される用紙Sの先端が排紙トレイ110の底部に届いたときの縦断面図である。図20は用紙Sの排出を終了したときの縦断面図である。図21は排出を終了した用紙の後端をカットしたときの縦断面図である。図22はカットした用紙を排紙トレイ上に載置したときの縦断面図である。図23は排紙中のコシの弱い用紙が座屈し始めたときの縦断面図である。図24は排紙中のコシの弱い用紙が座屈したときの縦断面図である。図25はコシの強い用紙が排出されたときの縦断面図である。図26はカット後のコシの強い用紙の後端が本体側に倒れたときの縦断面図である。
記録した後に排出した大判の用紙をスタックするための排紙トレイ110を備えた記録装置では、例えば、図19に示すように用紙Sの先端が排紙トレイ110の底部に届いた後、さらに排出を続ける。図20に示すように、排紙トレイ110の上部において用紙Sに所定の膨らみが生じた状態、すなわち用紙Sの内部に矢印Y´方向の応力が生じた状態になったところで、排出を終了する。この状態で用紙Sの後端をカットすることにより用紙Sは開放される。そして、図21および図22に示すように、矢印Y´方向の応力によって用紙を反転させることでスタックが終了する。
このようなスタック動作においては、排紙トレイ110の角度がある種の用紙にとっては適正であっても、別種の用紙を整列積載するのには適正でないことがあった。例えば、薄くてコシが弱い用紙の場合には、図23および図24に示すように、排紙中に一部の折れをきっかけとして用紙Sが座屈してしまうことがある。一方、厚くてコシが強く用紙の場合は、図25および図26に示すように、カット後に用紙Sの後端部が装置本体側へ倒れてしまい、積載不能になることがある。
このような課題を解決する手段として、特許文献1には、用紙の種類や記録濃度に応じて排紙トレイの角度を変化させる機構が開示されている。かかる機構によれば、装置本体と排紙トレイとの間の角度が可変になるため、排出中における用紙の折れ曲がりや、床への落下を防ぐことができる。また、特許文献2には、スタック部よりも搬送方向上流側に、用紙を搬送経路と交差する方向に突出させる反転アシスト手段を設ける構成が開示されている。かかる構成によれば、カール癖などにより反転積載が不可能であった用紙でも、これを積載することが可能となる。
特開平08−143207号公報 特開2006−168898号公報
しかしながら、特許文献1の機構では、シート受け器の付け根の角度のみを可変する構成であるため、用紙を整列積載することが困難であり、複数枚の用紙を積載しようとすると、用紙が落下したり、装置本体側に倒れて積載不能になることがあった。一方、特許文献2の構成では、反転アシスト手段を駆動するためのモータなどの駆動源が必要であり、コストアップになってしまう。また、可動部分が装置本体の正面から突き出してくるため、可動部分がユーザに接触する可能性があった。
本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、簡単な構成で、物性が異なる用紙を使用する場合でも、排出される用紙を安定して整列積載することができる用紙積載装置および記録装置を提供することである。
本発明は、記録装置から排出された用紙の先端を制止する先端規制部までの沿面距離を保つための排紙ガイドと、排出された用紙を積載するための積載板と、を備えた用紙積載装置において、前記積載板に、該積載板の長さ方向の中間に位置する第1の屈曲部と、積載板全体を回動可能に支持するために前記先端規制部の近傍に配された第2の屈曲部とを設け、前記第1の屈曲部および前記第2の屈曲部を回動可能にすることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、物性が異なる用紙を使用する場合でも、排出される用紙を安定して整列積載することができる用紙積載装置および記録装置が提供される。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を具体的に説明する。なお、各図面を通して同一符号は同一または対応部分を示すものである。図1は一実施形態に係る記録装置の斜視図である。図2は一実施形態に係る記録装置の縦断面図である。図3は記録装置から排出される用紙の落下高さを示す縦断面図である。図4は用紙積載装置の積載板の先端角度θ1および付け根角度θ2を示す縦断面図である。本実施形態に係る記録装置10では、記録媒体である用紙としてロール紙1が使用されており、スプール23上から解き出されて記録部24へ給送されるロール紙(連続紙)に対し、記録ヘッド25により画像が記録される。本実施形態は、記録装置10として、画像情報に基づいて記録ヘッドの吐出口から用紙へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置を例示している。
記録された連続紙1は、排紙スロープ4および排紙ガイド5を通って、用紙積載装置30の積載板9へ向けて排出される。用紙積載装置30を用いる記録装置10は、移動可能なスタンド40に取り付けられている。連続紙1は、記録が終了したところでカッタ2により切断される。これにより、切り離された用紙の先端11は先端規制部6まで落下し、切り離された用紙の後半部分は積載板9上に反転して積載される。カッタ2は、用紙1に対して、記録装置における最終ニップ位置として機能するものである。この最終ニップ位置は、カッタではなく、例えば、記録した用紙を排出するための排紙ローラ(不図示)と排紙ローラに圧接されて従動回転する拍車等の回転体とのニップなど、他のニップ機構によって構成しても良い。先端規制部6は排出された用紙の先端を制止するための位置決め部を構成しており、排紙ガイド5は、最終ニップ位置(カッタ2)から先端規制部6までの沿面距離を所定長さに保つための手段であり、その中間位置には頂点を形成する突出部51が設けられている。
積載板9には、積載板9の長さ方向の中間(略中央)に位置する第1の屈曲部7と、積載板9の全体を回動可能に支持するための第2の屈曲部8が設けられている。これらの屈曲部7、8は、屈曲角度を可変とするように回動可能である。第2の屈曲部8は先端規制部6の近傍に配されている。そして、積載板2の用紙積載面は、第1の屈曲部7と積載板の先端部93とを結ぶ面92と第1の屈曲部7と先端規制部6とを結ぶ面91とに沿って形成されている。また、積載板9は、第1の屈曲部7を頂点とし、第1の屈曲部7と先端規制部6を結ぶ直線および第1の屈曲部7と積載板9の先端部93を結ぶ直線を2辺とする山形面を形成している。
図3に示すように、用紙1の最終ニップ位置2から先端規制部6までの沿面距離Leを、切り離された用紙1の送り方向の長さLmより長くなるように(Le>Lm)することで、用紙1が切断される際の落下距離「Le−Lm」を設けている。また、排紙ガイド5の頂点51を先端規制部6の位置よりも前方(Y1方向)へ突出させている。かかる構造により、用紙1が最終ニップ位置から外れて先端規制部6まで落下する際に、落下の勢いと共に用紙1にY1方向の応力を生じさせ、この応力により用紙を的確に反転させて積載板9上に積載させことができる。また、かかる動作を繰り返すことで、複数枚の用紙を積載することが可能となる。
ここで、第1の屈曲部7から下方(Z2方向)へ延びる鉛直面27と、第1の屈曲部7と積載板9の先端部93とを結ぶ面92との角度をθ1とする。また、先端規制部6から上方(Z1方向)へ延びる鉛直面28と、第1の屈曲部7と先端規制部6とを結ぶ面91との間の角度をθ2とする。面92および面91は平面である。第2の屈曲部8を支点として回動可能に支持される積載板9において、先端規制部6は第2の屈曲部8の近傍に配されている。面92、91は、用紙を積載するための用紙積載面もしくは排出される用紙を受けるための紙受け面を形成するものであり、例えば枠の間に布を平面状に張り付けた布張り面などで形成することができる。ここでは、用紙積載面91、92を構成する積載板9において、角度θ1を先端角度と称し、角度θ2を付け根角度と称する。これらの角度θ1、θ2は、屈曲部7、8の回動位置によって変えることができ、用紙1のコシの強さや厚さなどの物性に応じて可変となっている。
積載板9は、面91および面92を形成するための枠を金属や木材のロッドを用いて形成し、枠の間に布もしくはメッシュ(網)などを張って用紙を積載する紙受け面を形成するように構成されている。ただし、積載板9は、例えば他の素材を用いて面91、92を形成するなど、用紙を積載可能な構成であれば、その他の種々の構成にすることができる。また、排紙ガイド5の素材や構造も同様であり、用紙を所望の経路に沿って送ることが可能な構成であれば、積載板9と同様の種々の形態で実施することができる。
次に、排出される用紙1の動きと、第1の屈曲部7および第2の屈曲部8の切替え操作について具体的に説明する。図5は積載板9の先端角度が大きいときに後端カールの強い用紙S1が巻き戻りを開始するときの縦断面図である。図6は積載板の先端角度が大きいときに後端カールの強い用紙S1が巻き戻ったときの縦断面図である。図7は積載板の先端角度が小さいときに後端カールの強い用紙を積載した状態の縦断面図である。図8は積載板の先端角度が小さいときに裏面摩擦係数が低い用紙S2を積載した状態の縦断面図である。図9は積載板の先端角度が小さいときに裏面摩擦係数が低い用紙S2が積載板からすべり落ちるときの縦断面図である。図10は積載板の先端角度が大きいときに裏面摩擦係数が低い用紙S2を積載したときの縦断面図である。図11は積載板の付け根角度が大きいときにコシが弱く軽量な用紙S3を積載するときの初期段階の縦断面図である。図12は積載板の付け根角度が大きいときにコシが弱く軽量な用紙S3の積載初期段階の縦断面図である。図13は積載板の付け根角度が小さいときにコシが弱く軽量な用紙S3を積載したときの縦断面図である。図14は積載板の付け根角度が小さいときにコシが強く重い用紙S4の積載初期段階の縦断面図である。図15は積載板の付け根角度が小さいときにコシが強く重い用紙S4を積載したときの縦断面図である。図16は積載板の付け根角度が小さいときにコシが強く重い用紙S4を積載したときの縦断面図である。
物性が異なる用紙の積載に対する先端角度θ1および付け根角度θ2の影響は次のとおりである。まず、先端角度θ1について説明する。例えば厚口コート紙などのカールが強い用紙は、形状が変形しにくく、カール量が大きいという特性を有する。特に後端部のカール量が大きい場合は、図5および図6に示すように、積載板9に積載した後にカール癖によって用紙が巻き戻る現象が起こり、正常な積載ができなくなることがある。このような用紙を積載する場合は、図7に示すように、先端角度θ1を小さくすることにより巻戻りを防ぐことができる。そして、巻戻りを防ぐことにより複数枚の用紙を正常に積載することが可能となる。
一方、写真用紙などのように後端カールが弱く滑りやすい用紙の場合は、用紙裏面の摩擦係数が小さいため、図8および図9に示すように、用紙が積載板9から滑り落ちやすいという特性がある。このような用紙を積載する場合は、図10に示すように、先端角度θ1を大きくして用紙の滑り落ちを防ぐことにより、安定した積載を行うことが可能となる。
次に、付け根角度θ2について説明する。例えば普通紙などのようにコシが弱く軽量な用紙の場合は、形状が変形しやすいという特性を有する。かかる物性の用紙の場合は、上述した積載板9上における反転落下の際に用紙にY1方向の応力を発生させることが困難である。そのため、付け根角度θ2が大きいと、図11および図12に示すように、用紙を切断して落下させる時に正常な反転動作が行われず、用紙の後端部が記録装置側へ折り返されて積載されることがある。このようなコシが弱く軽量な用紙を積載する場合は、図13に示すように、付け根角度θ2を小さくすれば、Y1方向の応力が小さくても反転落下が可能になり、正常な積載が可能となる。
一方、厚口コート紙やアート紙などのように、コシが強く重い用紙は、剛性が高く変形しにくいという特性を有する。かかる物性の用紙においては、特にロール紙の場合、用紙先端部のカール量が大きくなる傾向がある。そのため、付け根角度θ2が小さいと、図14および図15に示すように、用紙が排紙ガイド5の途中で引っ掛かり、先端規制部6まで到達しないことがある。このようなコシが強く重い用紙を積載する場合は、図16に示すように、付け根角度θ2を大きくすることにより、先端部が大きくカールした用紙でも、用紙先端を先端規制部6もしくはその近傍まで進入させることができる。これにより、用紙を積載板9上に正常に積載することができる。
以上に説明したように、排出される用紙の物性に合わせて先端角度θ1および付け根角度θ2の組み合わせを設定することにより、どのような物性を有する用紙でも、複数枚の用紙を積載板9上に正常に積載することが可能となる。これは、通常サイズの用紙の場合に限らず、大判用の記録装置で使用されるようなサイズが大きく扱いづらい用紙の場合でも、正常に積載することが可能となる。
図17は用紙を自然落下させて収納する排紙バスケットの形態に積載板9を変形させたときの縦断面図である。以上では、排出される用紙を反転させて紙受け面92、91に積載する場合を説明したが、一方では、例えば記録後の用紙を丸めてハンドリングするために丸まったまま積載したい場合など、ユーザが反転積載を好まない場合もある。そのような場合は、図17に示すように、第1の屈曲部7を回動させることにより積載面92を上方へ移動させるとともに、排紙ガイド5を記録装置10側であるY2方向へ傾けて収納する。こうすることで、従来の排紙バスケットのように用紙を自然落下させて収納できる形態に変形させて使用することができる。
図18は積載板9を記録装置の下側に収納したときの縦断面図である。また、記録装置10を保管したり運搬するときなど、積載板9を使用しないときは、図18に示すように、第1の屈曲部7および第2の屈曲部8を適当な角度に回動させ、積載板9を記録装置10の下側の空間に収納することも可能である。
なお、本実施形態では、積載板9の紙受け面の角度位置を可変とするために、第1の屈曲部7および第2の屈曲部8の2箇所の回動部を設けたが、これは、必要に応じて3箇所以上の屈曲部を設けることで、一層安定した積載手段を実現することも可能である。また、本実施形態では、積載する用紙がロール紙である場合を例示したが、これは、一定の寸法に裁断されたカット紙を積載する場合も、そのカット紙の物性に応じて同様の積載方法を適用することができる。また、本実施形態では、積載板9の先端角度θ1および付け根角度θ2をユーザが決定し、屈曲部7、8を手動で回動させる構成としたが、これは、モータ等の駆動手段を用いて各屈曲部7、8を回動させる構成としても良い。その場合、物性を異にする複数種類の各用紙ごとに適正な先端角度θ1および付け根角度θ2をあらかじめ記録装置の制御部に登録しておき、入力された用紙情報に合わせて、これらの角度θ1、θ2を自動的に可変とするように構成することも可能である。
以上説明した実施形態によれば、記録装置から排出された用紙の物性(コシの強さや厚さや剛性など)が異なる場合でも、用紙を反転させることにより複数枚を重ねて適正に積載することが可能な用紙積載装置が提供される。また、複数枚積載を可能としたことで、使用者が記録中に記録装置の傍に常時いなくとも、用紙に記録する操作が可能となる。また、用紙の整列積載が可能なことから、記録後の用紙の取扱いが容易になる。
一実施形態に係る記録装置の斜視図である。 一実施形態に係る記録装置の縦断面図である。 記録装置から排出される用紙の落下高さを示す縦断面図である。 用紙積載装置の積載板の先端角度および付け根角度を示す縦断面図である。 積載板の先端角度が大きいときに後端カールの強い用紙が巻き戻りを開始するときの縦断面図である。 積載板の先端角度が大きいときに後端カールの強い用紙が巻き戻ったときの縦断面図である。 積載板の先端角度が小さいときに後端カールの強い用紙を積載した状態の縦断面図である。 積載板の先端角度が小さいときに裏面摩擦係数が低い用紙を積載した状態の縦断面図である。 積載板の先端角度が小さいときに裏面摩擦係数が低い用紙が積載板からすべり落ちるときの縦断面図である。 積載板の先端角度が大きいときに裏面摩擦係数が低い用紙を積載したときの縦断面図である。 積載板の付け根角度が大きいときにコシが弱く軽量な用紙を積載するときの初期段階の縦断面図である。 積載板の付け根角度が大きいときにコシが弱く軽量な用紙の積載初期段階の縦断面図である。 積載板の付け根角度が小さいときにコシが弱く軽量な用紙を積載したときの縦断面図である。 積載板の付け根角度が小さいときにコシが強く重い用紙の積載初期段階の縦断面図である。 積載板の付け根角度が小さいときにコシが強く重い用紙を積載したときの縦断面図である。 積載板の付け根角度が小さいときにコシが強く重い用紙を積載したときの縦断面図である。 用紙を自然落下させて収納する排紙バスケットの形態に積載板を変形させたときの縦断面図である。 積載板を記録装置の下側に収納したときの縦断面図である。 従来の記録装置において排出される用紙の先端が排紙トレイの底部に届いたときの縦断面図である。 用紙の排出を終了したときの縦断面図である。 排出を終了した用紙の後端をカットしたときの縦断面図である。 カットした用紙を排紙トレイ上に載置したときの縦断面図である。 排紙中のコシの弱い用紙が座屈し始めたときの縦断面図である。 排紙中のコシの弱い用紙が座屈したときの縦断面図である。 コシの強い用紙が排出されたときの縦断面図である。 カット後のコシの強い用紙の後端が本体側に倒れたときの縦断面図である。
符号の説明
1 用紙
2 最終ニップ位置(カッタ)
5 排紙ガイド
6 先端規制部
7 第1の屈曲部
8 第2の屈曲部
9 積載板
10 記録装置
25 記録ヘッド
27、28 鉛直面
30 用紙積載装置
91、92 面
93 先端部
θ1 先端角度
θ2 付け根角度
Le 沿面距離

Claims (7)

  1. 記録装置から排出された用紙の先端を制止する先端規制部までの沿面距離を保つための排紙ガイドと、排出された用紙を積載するための積載板と、を備えた用紙積載装置において、
    前記積載板に、該積載板の長さ方向の中間に位置する第1の屈曲部と、積載板全体を回動可能に支持するために前記先端規制部の近傍に配された第2の屈曲部とを設け、
    前記第1の屈曲部および前記第2の屈曲部を回動可能にすることを特徴とする用紙積載装置。
  2. 前記積載板の用紙積載面を、前記第1の屈曲部と前記積載板の先端部とを結ぶ面と前記第1の屈曲部と前記先端規制部とを結ぶ面とに沿って形成することを特徴とする請求項1に記載の用紙積載装置。
  3. 前記積載板は、前記第1の屈曲部を頂点とし、該頂点と前記先端規制部を結ぶ直線および該頂点と該積載板の先端部を結ぶ直線を2辺とする山形面を形成することを特徴とする請求項1に記載の用紙積載装置。
  4. 前記第1の屈曲部から下方へ延びる鉛直面と、前記第1の屈曲部と前記積載板の先端部とを結ぶ面との間の角度を、用紙の物性に応じて可変とすることを特徴とする請求項2または3に記載の用紙積載装置。
  5. 前記先端規制部から上方へ延びる鉛直面と、前記第1の屈曲部と前記先端規制部とを結ぶ面との間の角度を、用紙の物性に応じて可変とすることを特徴とする請求項2または3に記載の用紙積載装置。
  6. 画像情報に基づいて記録ヘッドにより用紙に記録を行う記録装置において、請求項1ないし5のいずれか1項に記載の用紙積載装置を用いることを特徴とする記録装置。
  7. 記録ヘッドの吐出口からインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置であることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
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US9002257B2 (en) 2011-08-01 2015-04-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
WO2023191778A1 (en) * 2022-03-30 2023-10-05 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Board sections for media collection

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