JP2010070190A - 異なる長さの容器を収納するのに適した包装材料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 板材を折り曲げて形成される包装箱において、包装箱の開口部を閉じる外フラップと、その内側に配置される内フラップが板材に側面部に一体的に形成され、内フラップの少なくとも1枚に、製品規制部となり得る領域が複数形成され、その一部により製品の位置を規制することを特徴とする包装箱
【選択図】 図3
Description
例えば、特許文献1には、包装材料の点数の削減、梱包の作業性向上を図った梱包装置を提供することを目的として、図16に示されるように、包装箱(22)と一体に形成され、包装箱(22)の開口部を閉じる部分の一部に製品当接部(31)を形成して、前記製品当接部(31)で被梱包物の位置を規制するようにした包装装置が記載されている。
しかし一体的に形成された製品当接部(31)は形状が複雑で、原板形状を製作する際作業性が悪く、また、当接部(31)を組立てる際も、箱の上から行う場合、作業性が更に悪くなる。製作する前に、当設部(31)を組立てた場合も同様に作業性は悪い。また、包装箱のサイズが当接部(31)を設ける前よりも大きくなるため、包装箱自身のコストも上昇する。また、サイズの異なる製品を同一包装材料で梱包するための特別の工夫はなされていない。
そこで、一番長さが長い製品に併せて梱包材料を設計して、その中に長さが短い製品を梱包した場合、輸送中に製品が動き、製品にキズを与え、最悪、キャップ等が緩み、内容物が漏れる不具合が発生した。
また、内フラップの内部に、包装材のサイズは増やすことなく製品を固定できる製品接触部となり得る領域が設けられた包装材料を提案することにある。
また、内フラップの罫線と垂直方向に前記製品規制部となり得る領域が複数形成されているため、そのうちの所期の1つを接触部として起立させることで、同じ包装材で長さの異なる製品を固定できる。製品規制部(141)(151)となり得る領域(14)(15)を、前記内フラップの折線と直交する方向に並んで複数形成して、そのうちの1つを折り曲げ起立させることにより、同じ包装材で長さの異なる製品を固定できる包装材料を提案することにある。
また、製品規制部(141)(151)は、内フラップ部(10)から製品規制部となり得る領域(14)(15)の1つを持ち上げるのみの作業で、形成できる包装材料を提案することにある。
また、製品規制部(141)(151)は、製品規制部となり得る領域に切欠を設けておくことで、内フラップ部(10)からの持ち上げの作業性を向上できる包装材料を提案することにある。
また、製品規制部(141)(151)は、製品規制部となり得る領域(14)(15)に印刷等により識別記号(22)を表示することで、製品毎の持ち上げ作業性を向上できる包装材料を提案することにある。
また、製品規制部(141)(151)は、製品長さごとに形状を統一することで、作業性を向上できる。
また、製品規制部(141)(151)接触部となり得る領域(14)(15)は、内フラップ部(10)の折線方向と直交する方向に2個以上設けることで、製品規制部(141)(151)を複数一定間隔で起立させ、製品が横に並べて梱包される際も製品固定を確実にする包装材料を提案することにある。
(2)「前記製品規制部となり得る領域が、前記内フラップの折目線と直交する方向に並んで複数形成されたことを特徴とする前記第(1)項に記載の包装箱」、
(3)「前記製品規制部となり得る領域が、前記内フラップにスリットを入れ、折目線で折り曲げ、箱内部方向に起立させることにより前記製品規制部となるものであることを特徴とする前記第(1)項又は第(2)項に記載の包装箱」、
(4)「前記製品規制部となり得る領域の先端部に切欠きがあることを特徴とする前記第(1)項乃至第(3)項のいずれかに記載の包装箱」、
(5)「前記複数の製品規制部となり得る領域を異なる形状にしたことを特徴とする前記第(1)項乃至第(4)項のいずれかに記載の包装箱」、
(6)「前記複数の製品規制部となり得る領域に、識別表示を有することを特徴とする前記第(1)項乃至第(5)項のいずれかに記載の包装箱」、
(7)「内フラップの一部の製品接触部となり得る領域が、内フラップの折目線方向と平行な方向に2個以上一定間隔で存在することを特徴とする前記第(1)項に記載の包装箱」によって達成される。
また本発明により、容易に製缶後簡単な作業で製品規制部を形成でき、
また本発明により、製品ごとに製品先端部の形成を、誤りなく実施することができ、
更にまた本発明により、製品を並べて梱包する際も、それぞれの製品を確実に固定することができるという極めて優れた効果を奏するものである。
トナー製品を複数収納する包装材(図3)において、箱の内フラップの内部にスリットを設け、その一部を持ち上げ可能とする形状として(図4)、持ち上げ部(図5)がトナー製品の一部に接触して、位置を固定する(図6)。
図3a、図3b及び図4を参照しつつ、本発明の好ましい具体例を説明する。この例の包装箱(図3a)は、図4に示されるような板材を折り曲げて形成されるが、図4において、板材には、折り曲げて包装箱にするときに、その4側面(1)(7)(2)(8)のうちの一方の対向する側面部分(1)(2)のそれぞれに、包装箱の上下開口部を閉じる外フラップ(3)(5)(4)(6)が形成され、他方の対向する側面部分(7)(8)のそれぞれに、外フラップ(3)(5)(4)(6)の内側に配置される内フラップ(10)(11)(12(13)が形成され、また、内フラップ(10)(11)(12(13)のうちの1枚の内フラップ(10)には、後程説明する規制部(141)(151)となり得る領域(14)(15)が形成されている。規制部(141)(151)となり得る領域(14)(15)は、この例では、1枚の内フラップ(10)に形成されているが、後程の説明から理解されるように、他の内フラップにも形成されていてよい。この製品規制部(141)(151)となり得る領域(14)(15)は、内フラップ(10)の折目線(10a)と直交する方向に並んで複数形成されている。外フラップ(3)(5)(4)(6)と内フラップ(10)(11)(12(13)の間には、切目(51)(52)(53)(54)(55)(56)が設けられ、また、最後の側面部分(8)の後端には、接続代(9)が設けられており、この接続代(9)は、図3bに示されるような態様で4つの側面部分(1)(7)(2)(8)が順次内側方向に折り曲げられ、上記外フラップおよび内フラップを折り込んで包装箱に形成にされたときに、側面部分(8)の後端を、最初の側面部分(1)の先端に接続するためのものであるが、但し、本発明においては、接続代(9)を、逆に最初の側面部分(1)の先端に設けることも、もちろん可能である。
また、基準となる最も長いトナー容器製品の場合は、この持ち上げ部分すなわち製品規制部(141)(151)となり得る領域(14)(15)を起立させず梱包することができる(図8)。
製品規制部となり得る領域(14)(15)(16)(17)(18)(19)(20)の持ち上げは、梱包作業者が行うが、その持ち上げ作業を正確に容易に行うために、領域(14)(15)(16)(17)(18)(19)(20)を、製品別に形状を変更しても良い(図13)。
10a トナーボトルの口部
10b トナーボトルのフランジ
13 トナーボトル
13a トナーボトルの底
17 トナーボトル本体
18 トナーボトルの口部
18a 基端部分
19 螺旋状リブ
20 迫り出し部分
22 肩部
26 トナーボトルの底に形成したリブ
D トナーボトルの底部の直径の長さ
L1 短いトナーボトル例
L2 中程度の長さのトナーボトル例
L3 長いトナーボトル例
図2〜図15について
1、2、7、8 包装箱の4側面
3、4,5,6 外フラップ
9 接続代
10、11,12,13 内フラップ
10a、11a 内フラップの折目線
14、15、16、17、18、19、20 製品規制部となり得る領域
141、151、161、171、181、191、201 製品規制部
14a、15a 製品規制部のためのスリット
14b、15b 製品規制部のための折目線
22,23 識別表示
51,52,53,54,55,56 切目
図16について
22 包装箱
31 製品当接部
図17について
1 包装箱
4 内フラップ
2 箱本体
6 緩衝部
図18について
10,11,12,13 補助フラップ
10`、11`、12`、13` 中空状緩衝部
105、115、125、135 切欠
図19について
1 梱包箱
1a 外側フラップ
1b 内側フラップ
1c 切込
1d 緩衝材固定部材
2 緩衝材
Claims (7)
- 板材を折り曲げて形成される包装箱において、包装箱の開口部を閉じる外フラップと、その内側に配置される内フラップが板材に側面部に一体的に形成され、内フラップの少なくとも1枚に、製品規制部となり得る領域が複数形成され、その一部により製品の位置を規制することを特徴とする包装箱。
- 前記製品規制部となり得る領域が、前記内フラップの折目線と直交する方向に並んで複数形成されたことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
- 前記製品規制部となり得る領域が、前記内フラップにスリットを入れ、折目線で折り曲げ、箱内部方向に起立させることにより前記製品規制部となるものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装箱。
- 前記製品規制部となり得る領域の先端部に切欠きがあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の包装箱。
- 前記複数の製品規制部となり得る領域を異なる形状にしたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の包装箱。
- 前記複数の製品規制部となり得る領域に、識別表示を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の包装箱。
- 内フラップの一部の製品接触部となり得る領域が、内フラップの折目線方向と平行な方向に2個以上一定間隔で存在することを特徴とする請求項1に記載の包装箱。
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