JP2010069284A - 釘間隔調整工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】釘の間隔調整時間を短縮し得るとともに釘の蛇行状変形も防止し得る釘間隔調整工具を提供する。
【解決手段】釘間隔調整工具10では、障害釘の軸径よりも広い溝幅で工具先端部20の長手方向に延びる溝部23が工具先端部20の開閉方向に拡がる仮想面Kに対して上方向または下方向に2本並んで形成されており、工具先端部20の開閉に伴って両溝部23同士の間隔が広狭になるとともに、この間隔が2本の障害釘の根元間隔に等しくなると、両溝部23はほぼ平行になる。これにより、遊技盤面に打設された2本の障害釘を、このような2本の溝部23にそれぞれ嵌めることで、工具先端部20の開閉方向に対してこれらの障害釘がそれぞれ溝部23に掛止されるため、工具先端部20の開閉により2本の障害釘の開閉間隔を開き方向・閉じ方向にそれぞれ調整することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等の遊技機の遊技盤面に打設された2本の釘の開閉間隔を調整するために用いられる釘間隔調整工具に関するものである。
パチンコ遊技機等の遊技盤面に打ち込まれた釘、特に、チャッカーの上方に打設されて「命釘」とか「へそ釘」と称される障害釘は、その2本の釘の開閉間隔(釘の開閉具合)が球の流れや当たりの難易度を制御し得るため、いわゆる釘師がそれらの開き具合や閉じ具合を調整や管理している。調整方法は、釘師により様々ではあるが、一般的には、一方の手にハンマー、他方の手に球ゲージや角度ゲージを持って、釘の横をハンマーで叩きながらその角度を微妙に調整するといったものである。
しかしこのような釘を1本ずつ叩いてその角度を調整する方法では、2本の釘のそれぞれに対してハンマーで叩く必要があり手間がかかって効率が悪い。そのため、間隔調整に要する時間を短縮し得る技術として、例えば下記特許文献1に開示される「パチンコ遊技台の釘調整用ペンチ」がある。
特開平1−144083号公報
ところが、このような特許文献1に開示される技術によると、ペンチの圧接部で2本の釘を両側から挟み込んでその間隔を狭くするとともに、球ゲージ等のゲージ部材を両釘間に介在させてそれ以上釘の間隔が狭くならないように規制している。
このため、釘の間隔を狭くすることはできても拡げることはできないことから、間隔を拡げたい場合には、従来と同様にハンマー等で2本の釘をそれぞれ叩いて拡げる必要がある。即ち、釘の間隔は狭くするばかりではないので、拡げる必要がある場合には特許文献1に開示される技術を適用することができず、結局は間隔調整に時間がかかってしまうという問題がある。
また、釘の間にゲージ部材を介在させて間隔を狭めるため、このゲージ部材を支点に釘が曲がることになる。このため、遊技盤面の根元よりも上部分の途中から「へ字」形状に釘が変形することから、このように変形して狭まった釘の間隔を拡げようとした場合には「S字」形状に蛇行したように釘が変形(蛇行状変形)して見栄えが悪くなってしまうという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、釘の間隔調整時間を短縮し得るとともに釘の蛇行状変形も防止し得る釘間隔調整工具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、特許請求の範囲に記載の請求項1記載の手段を採用する。この手段によると、工具先端部には、釘の軸径よりも広い溝幅で当該工具先端部の長手方向に延びる溝部が工具先端部の開閉方向に拡がる仮想面に対して上方向または下方向に2本並んで形成されており、この工具先端部の開閉に伴って両溝部同士の間隔が広狭になるとともに、この間隔が2本の釘の根元間隔に等しくなると、両溝部はほぼ平行になる。
これにより、遊技機の遊技盤面に打設された2本の釘を、このような2本の溝部にそれぞれ嵌めることで、工具先端部の開閉方向に対してこれらの釘がそれぞれ溝部に掛止されるため、ペンチ構造による工具先端部の開閉によって当該2本の釘の開閉間隔を開き方向・閉じ方向にそれぞれ調整することができる。また、2本の溝部は、工具先端部の長手方向に延びて形成されており、両溝部同士の間隔が当該2本の釘の根元間隔に等しくなると、ほぼ平行になるため、釘に対して閉じ方向も開き方向も同じ溝部で変形させることができ、また釘に対して同じ位置で変形させることができる。
特許請求の範囲に記載の請求項2記載の手段を採用する。この手段によると、2本の溝部は、仮想面に対して所定の鋭角をなす方向に沿って形成されている。これにより、遊技機の遊技盤面にほぼ垂直に打設される釘に対して、上方向または下方向に所定の角度(鋭角)で当該工具先端部を位置合わせすることができるので、所定の角度の設定により釘師(当該工具に使用者)の手首や腕に身体的な負担をかけ難くすることができる。
特許請求の範囲に記載の請求項3記載の手段を採用する。この手段によると、鋭角の角度は10度以上30度以下である。これにより、標準的な成人体型の釘師が遊技機の前に据え付けられた椅子に座って作業をすると、丁度良い位置関係で遊技盤面のほぼ全体の釘に対峙可能になるため、釘師の手首や腕に身体的な負担をかけ難くすることができる。
特許請求の範囲に記載の請求項4記載の手段を採用する。この手段によると、工具先端部には、溝部に連通し釘の釘頭部を収容可能な幅広かつ長手方向に延びる切欠部が形成されている。これにより、釘頭部がこのような切欠部内で工具先端部の長手方向に移動可能になる結果、溝部に嵌った釘の釘軸部も同様に工具先端部の長手方向に動かすことができる。つまり、溝部に嵌った釘を工具先端部の長手方向にスライドさせることができるため、当該釘に対する溝部の位置を変更したり、釘を溝部でシゴイて形を整えることが可能となる。
特許請求の範囲に記載の請求項5記載の手段を採用する。この手段によると、握り部を閉じると工具先端部の間隔が広くなり、握り部を開くと工具先端部の間隔が狭くなるペンチ構造を有する。手を開くよりも握る方が一般に力を発揮することができるヒトの手の特性上、請求項1に係る発明が釘の開閉間隔を閉じる(狭める)方に重点を置いた工具であるとすれば、請求項5に係る発明は、釘の開閉間隔を開く(拡げる)方に重点を置いた工具を提供することができる。また、請求項2〜4の各特徴を開閉間隔が開くものに適用することが可能となる。
請求項1の発明では、遊技機の遊技盤面に打設された2本の釘を、このような2本の溝部にそれぞれ嵌めることで、工具先端部の開閉方向に対してこれらの釘がそれぞれ溝部に掛止されるため、ペンチ構造による工具先端部の開閉によって当該2本の釘の開閉間隔を開き方向・閉じ方向にそれぞれ調整することができる。したがって、同じ工具で、釘の開閉間隔を狭めたり拡げたりすることができるので、釘の間隔調整時間を短縮することができる。また、2本の溝部は、工具先端部の長手方向に延びて形成されており、両溝部同士の間隔が当該2本の釘の根元間隔に等しくなると、ほぼ平行になるため、釘に対して閉じ方向も開き方向も同じ溝部で変形させることができ、また釘に対して同じ位置で変形させることができる。したがって、閉じ方向・開き方向のいずれについても、釘の変形位置が固定されるため、釘の蛇行状変形も防止することができる。
請求項2の発明では、遊技機の遊技盤面にほぼ垂直に打設される釘に対して、上方向または下方向に所定の角度(鋭角)で当該工具先端部を位置合わせすることができるので、所定の角度の設定により釘師(当該工具の使用者)の手首や腕に身体的な負担をかけ難くすることができる。したがって、長時間使用しても疲れ難くなるため、釘の間隔調整時間を短縮することができることに加え、作業効率を向上させることができる。
請求項3の発明では、標準的な成人体型の釘師が遊技機の前に据え付けられた椅子に座って作業をすると、丁度良い位置関係で遊技盤面のほぼ全体の釘に対峙可能になるため、釘師の手首や腕に身体的な負担をかけ難くすることができる。したがって、長時間使用しても疲れ難くなるため、釘の間隔調整時間を短縮することができることに加え、作業効率を向上させることができる。
請求項4の発明では、釘頭部がこのような切欠部内で工具先端部の長手方向に移動可能になる結果、溝部に嵌った釘の釘軸部も同様に工具先端部の長手方向に動かすことができる。つまり、溝部に嵌った釘を工具先端部の長手方向にスライドさせることができるため、当該釘に対する溝部の位置を変更したり、釘を溝部でシゴイて形を整えることが可能となる。したがって、釘を変形させる位置を変えたり、不本意に変形した釘を整えることができる。
請求項5の発明では、釘の開閉間隔を開く(拡げる)方に重点を置いた工具を提供することができる。したがって、特に有効に、開閉間隔の開き方向に対して、釘の間隔調整時間を短縮することができ、また釘の蛇行状変形も防止することができる。また、釘師の手首や腕に身体的な負担をかけ難くすることができるので、作業効率も向上させることができる。なお、請求項5に係る発明であっても、請求項1に係る発明と同様に、開閉間隔の「開き」方向に対して、釘の間隔調整時間を短縮することができ、また釘の蛇行状変形も防止することができる。
以下、本発明の釘間隔調整工具の実施形態について図を参照して説明する。本実施形態に係る釘間隔調整工具10は、パチンコ遊技機やコイン遊技機等の遊技機の遊技盤面に打設された2本の釘の開閉間隔を調整するために用いられるもので、特に「命釘」や「へそ釘」と称される障害釘の開閉間隔(障害釘の開閉具合)の調整に有効な工具である。
まず、図1および図2に基づいて釘間隔調整工具10の構成を説明する。なお、図1は、釘間隔調整工具10の全体構成を示す斜視図で、通常使用時(図3参照)の裏側から見たものが図示されている。また図2には、工具先端部20等の構成が図示されている。
図1に示すように、本実施形態に係る釘間隔調整工具10は、主に、握り部11,12と可動部14,15とから構成されており、一体に構成されて棒状をなす握り部11および可動部14と、同様に棒状をなす握り部12および可動部15と、を交叉させて、その交叉部分が軸部16により軸支されている。
これにより、当該釘間隔調整工具10では、握り部11,12を閉じると可動部14の端部14aと可動部15の端部15aとの間隔が狭くなり、握り部11,12を開くと可動部14の端部14aと可動部15の端部15aとの間隔が広くなる、洋鋏のように可動部14,15が作動する。つまり、釘間隔調整工具10は「握ると閉じるタイプ」のペンチ構造(またはプライヤ構造)を有するように構成されている。
なお、本実施形態の釘間隔調整工具10は、軸部16に近接した握り部11,12の間に、押す力に反発して拡がる圧縮コイルスプリングとして、ばね18が設けられている。これにより、当該ばね18の付勢力(反発力)によって握り部11,12の間隔が拡がる方向に付勢されるため、釘間隔調整工具10の使用者(例えば釘師)により握られていないときには、釘間隔調整工具10は、握り部11,12が開いた状態を維持し続ける。
図1には、このような「握ると閉じるタイプ」のペンチ構造によって開閉する可動部14,15の閉じ方向(破線による矢印)とその開閉方向に拡がる仮想面を示す符号Kが図示されており、またこの仮想面K上で可動部14,15の開閉範囲の中心となり軸部16を通る中心軸Jが一点鎖線Jが図示されている。
本実施形態の釘間隔調整工具10は、このように開閉する可動部14,15(以下「工具先端部20」と総称する)の端部14a,15a(以下「ベース21」と総称する)の形状に特徴がある。このため、ここからは、主に図2を参照して工具先端部20について説明する。なお、工具先端部20を構成するそれぞれのベース21の形状は、端部14aおよび端部15aのいずれについても同様に構成されているので、ここでは端部14aを代表して説明する。
なお、図2(A)には、工具先端部20の平面図、図2(B)には、図2(A)に示す2B方向から見た工具先端部20の側面図、図2(C)には、図2(B)に示す2C方向から見た工具先端部20の底面図、図2(D)には、図2(B)に示す2D方向から見た工具先端部20の正面図、がそれぞれ示されており、また図2(E)には、遊技盤100に打設された障害釘110の構成が図示されている。
工具先端部20には、障害釘110の軸径Xよりも広い溝幅で工具先端部20の長手方向に延びる溝部23が工具先端部20の開閉方向に拡がる仮想面Kに対してそれぞれのベース21の下方向に並んで形成されている(図1参照)。
即ち、図2(B)〜図2(D)に示すように、この溝部23は、それぞれのベース21に対して板壁状に所定間隔αを隔ててほぼ平行に立設する2枚のガイド22により形成されており、工具先端部20の開閉に伴って両溝部23同士の位置間隔が広くなったり狭くなったりするように構成されている。またこれらの溝部23は、後述するように、両溝部23の間隔が障害釘110の根元間隔に等しくなると、ほぼ平行になるように位置している。
このような溝部23を形成する2枚のガイド22は、その所定間隔(溝幅)αが障害釘110の軸径Xの例えば1.2倍〜1.5倍に設定されている。この間隔が軸径Xの1.2倍よりも狭いと、ガイド22の間つまり溝部23に障害釘110を嵌め難くなり、軸径Xの1.5倍よりも広いと、溝部23内に障害釘110の遊び空間ができてしまい意図した位置で障害釘110を曲げることができなくなるため、溝部23の溝幅αをこのように設定している。なお、ここでいう障害釘110の軸径Xとは、図2(E)に示すように、釘軸部110aの太さのことをいい、通常、1.7mmに設定されている。
本実施形態では、図2(B)に示すように、ベース21に対してこの溝部23に角度θを付けて形成している。即ち、溝部23は、前述した仮想面K(工具先端部20の開閉方向に拡がる面で、図2においては、図2(B)および図2(D)に示す線Kを含む面)に対して所定の鋭角を角度θ方向に沿って形成されている。例えば、この角度θは10度〜30度の範囲(例えば15度)で設定されており、標準的な成人体型の使用者(釘師)が遊技機の前に据え付けられた椅子(通常、遊技機のお客様が腰掛ける椅子)に座って作業をした場合、遊技盤面のほぼ全体の釘に対して丁度良い位置関係で作業可能にしている。
これら2枚のガイド22は、図2(C)に示すように、その長さ(溝長)βが障害釘110の軸長Yの例えば0.5倍〜0.8倍に設定されている。またベース21の先端(以下「ベース先端」という)21aからガイド後端22bまでの長さβ’が少なくとも障害釘110の軸長Yよりも短くなるように設定されている。つまり、障害釘110の釘頭部110bが、溝部23から後述する切欠部25に突出可能に設定されている。なお、ここでいう障害釘110の軸長Yとは、図2(E)に示すように、盤面100aから露出している釘軸部110aと釘頭部110bを含めた長さのことをいい、通常、17mmに設定されている。障害釘110の全長は、通常、33mmである。
本実施形態では、図2(B)に示すように、ガイド22の先端(以下「ガイド先端」という)22aや、ベース21の先端(以下「ベース先端」という)21aに、それぞれ丸味を付けている。即ち、ガイド先端22aやベース先端21aの角をとる(面取りをする)ことで、後述するように、釘間隔調整工具10の使用時にこれらが遊技盤100の盤面100aに接触しても盤面100aにキズがつき難いようにしている。
また、図2(A)や図2(B)に示すように、ベース21のガイド22が形成されない平坦部側(図2(A),(B)に示す網掛け部分)も、その幅方向両角部21bに丸味が付けられている。この面取りも釘間隔調整工具10の使用時に接触しても盤面100aにキズがつき難いようにするためである。
図2(B)や図2(C)に示すように、ベース21には、ガイド22の他に切欠部25が形成されている。この切欠部25は、前述した溝部23に連通するように、ベース21のガイド22が形成される側(本実施形態では下側)に形成されている。この切欠部25は、溝部23に嵌めた障害釘110の釘頭部110bを収容するためのものである。このため、切欠長γは、障害釘110の釘頭部110bがベース21の後端壁21cに当接しないように設定されている。
また、本実施形態では、ベース21のベース先端21aがガイド22のガイド先端22aよりも突出しており、このベース先端21aの端部は平坦に形成されている。即ち、図2(C)に示すように、ベース21は、その平坦状な先端がガイド22よりも(β’−β)だけ先端方向に延びるように突出している。これにより、後述するように、釘間隔調整工具10の使用時にこのベース先端21aが遊技盤100の盤面100aに当接したときに、ベース21が盤面100aに対してほぼ垂直に当てられるように案内をしている。
なお、例えば、ベース先端21aやガイド先端22aをゴムや樹脂等の盤面100aよりも柔らかい物(弾性体)で覆っても良い。これにより、このような弾性体が緩衝部材の役割を果たすため、ベース先端21a等が盤面100aに接触しても盤面100aにキズをつけないようにすることができる。
このように工具先端部20が構成される釘間隔調整工具10は、例えば、図3や図4に示すように使用される。なお、図3には、使用者(例えば釘師)が当該釘間隔調整工具10を用いて障害釘110の開閉具合を調整している様子が図示されており、また図4には、図3に示す釘間隔調整工具10の工具先端部20を下方から見上げた状態が図示されている。なお、符号120,130は、いずれも「チャッカー」を示す。
即ち、図3に示すように、ガイド22や溝部23を下向き(重力方向のこと)に釘間隔調整工具10を置いた状態で、握り部11,12をその上側から掌で覆うように握って当該釘間隔調整工具10をつかむ。
そして、図4に示すように、開閉具合の調整対象となる2本の障害釘110の釘根元110cを目指して、ベース先端21aが盤面100aにピッタリと当接するように位置合わせした後、障害釘110の釘軸部110aの上方からベース21を被せるようにしてガイド22間の溝部23に釘軸部110aを嵌める。このとき、障害釘110の釘頭部110bは、溝部23から突出させて切欠部25の中に釘頭部110bが入るようにベース21の位置合わせを行う。
このような状態で、握り部11と握り部12との間を閉じるように、握り部11,12を握ると、可動部14の端部14aと可動部15の端部15aとの間隔が狭く、つまり両ベース21間が狭くなるため、両方のベース21の溝部23に嵌って掛止されていた障害釘110同士の開閉間隔が狭くなり、その結果、障害釘110の開閉間隔を閉じ方向に調整することができる。
これとは逆に、握り部11と握り部12との間を開くように、握り部11,12を開くと、両ベース21間が広くなるため、両方のベース21の溝部23に嵌って掛止されていた障害釘110同士の開閉間隔が拡がり、障害釘110の開閉間隔を開き方向に調整することができる。
このような工具先端部20の作動を整理すると、図5に示すように表される。
即ち、図5(A)に示すように、工具先端部20には、障害釘110の軸径Xよりも広い溝幅αで当該工具先端部20の長手方向に延びる溝部23が工具先端部20の開閉方向に拡がる仮想面Kに対して下方向に2本並んで形成されており(図2参照)、この工具先端部20の開閉に伴って両溝部23同士の間隔Z1が広狭になるとともに、この間隔Z1が2本の障害釘110の根元間隔Z0に等しくなると、両溝部23はほぼ平行になる。
これにより、遊技盤100の盤面100aに打設された2本の障害釘110を、このような2本の溝部23にそれぞれ嵌めることで、工具先端部20の開閉方向に対してこれらの障害釘110がそれぞれ溝部23に掛止されるため、ペンチ構造による工具先端部20の開閉によって当該2本の障害釘110の傾き角度Zθを変えて開閉間隔Z1を開き方向・閉じ方向にそれぞれ調整することができる。
例えば、図5(C)に示すように、握り部11,12を閉じるように握ると、両ベース21の間隔が狭くなるため、両方のベース21の溝部23に嵌って掛止されていた障害釘110の傾き角度Zθがいずれも鋭角になる。これにより、溝部23同士の開閉間隔Z2が根元間隔Z0よりも狭くなることから、障害釘110の開閉間隔Z2を閉じ方向に調整することができる。
一方、図5(D)に示すように、握り部11,12を開くと、両ベース21の間隔が広くなるため、両方のベース21の溝部23に嵌って掛止されていた障害釘110の傾き角度Zθがいずれも鈍角になる。これにより、溝部23同士の開閉間隔Z3が根元間隔Z0よりも拡がることから、障害釘110の開閉間隔Z3を開き方向に調整することができる。
また、図5(A)に示すように、これら2本の溝部23は、工具先端部20の長手方向に延びて形成されており、両溝部23同士の間隔が当該2本の障害釘110の根元間隔Z0に等しくなると、両溝部23はほぼ平行(中心軸Jにも平行)になる。このため、障害釘110に対して閉じ方向も開き方向も同じ溝部23で変形させることができ、また障害釘110に対して同じ位置で変形させることができる。したがって、閉じ方向・開き方向のいずれについても、障害釘110の変形位置が固定されることから、障害釘110の蛇行状変形も防止することができる。
さらに、図5(B)に示すように、それぞれのベース21に形成される2本の溝部23は、仮想面Kに対して所定の鋭角θをなす方向に沿って形成されている。これにより、遊技盤100の盤面100aにほぼ垂直に打設される障害釘110に対して、上方向(反重力方向)または下方向(重力方向)に所定の角度θで当該工具先端部20を位置合わせすることができる。
例えば、この角度θを10度以上30度以下に設定することで、標準的な成人体型の使用者(例えば釘師)が遊技盤100の前に据え付けられた椅子に座って作業をすると、丁度良い位置関係で盤面100aのほぼ全体の障害釘110に対峙可能になるため、使用者の手首や腕に身体的な負担をかけ難くすることができる。したがって、長時間使用しても疲れ難くなるため、障害釘110の間隔調整時間を短縮することができることに加え、作業効率を向上させることができる。
さらにまた、図5(C)や図5(D)に示すように、工具先端部20には、溝部23に連通し障害釘110の釘頭部110bを収容可能な幅広かつ長手方向に延びる切欠部25が形成されている。これにより、釘頭部110bがこのような切欠部25内で工具先端部20の長手方向に移動可能になる結果、溝部23に嵌った障害釘110の釘頭部110bも同様に工具先端部20の長手方向に動かすことができる(図5(C),(D)に示す矢印方向)。
即ち、溝部23に嵌った障害釘110を工具先端部20の長手方向にスライドさせることができるため、当該障害釘110に対する溝部23の位置を変更したり、障害釘110を溝部23でシゴイて形を整えることが可能となる。したがって、障害釘110を変形させる位置を変えたり、不本意に変形した釘を整えることができる。
なお、以上説明した釘間隔調整工具10は、「握ると閉じるタイプ」のペンチ構造(またはプライヤ構造)を有するように構成したが、これとは逆に「握ると開くタイプ」のペンチ構造(またはプライヤ構造)を有するように構成しても良い。即ち、図6に示すように、握り部11,12を閉じると可動部14’の端部14a’と可動部15’の端部15a’との間隔が広くなり(破線による矢印)、握り部11,12を開くと可動部14’の端部14a’と可動部15’の端部15a’との間隔が狭くなるように可動部14’,15’が作動する釘間隔調整工具10’にも、本発明を適用することができる。
これにより、前述した釘間隔調整工具10では、手を開くよりも握る方が一般に力を発揮することができるヒトの手の特性上、障害釘110の開閉間隔を閉じる(狭める)方に重点を置いた工具であるのに対し、図6に示す釘間隔調整工具10’は、障害釘110の開閉間隔を開く(拡げる)方に重点を置いた工具となる。
つまり、障害釘110の開閉間隔の開き方向に対して間隔調整時間を短縮することができ、また障害釘110の蛇行状変形も防止することができる。また、釘間隔調整工具10と同様に、使用者(例えば釘師)の手首や腕に身体的な負担をかけ難くすることができるので、作業効率も向上させることができ、また障害釘110の蛇行状変形も防止することができる。
なお、以上説明した実施形態では、工具先端部20には、両溝部23を仮想面Kに対してそれぞれのベース21の下方向に並んで形成したが、仮想面Kに対してベース21の上方向に形成しても良い。この場合、ガイド22や溝部23を上向き(反重力方向)に釘間隔調整工具を置いた状態で、握り部11,12をその上側から掌で覆うように握って当該釘間隔調整工具10をつかんで使用することになり、障害釘110の下方からベース21を被せるようにして溝部23に釘軸部110aを嵌める。その他は、図5に示す各図の上下反対にした位置関係で、釘間隔調整工具10と同様に使用することができる。
また、このような両溝部23を仮想面Kに対してそれぞれのベース21の上下両方向に並んで形成しても良い。これにより、障害釘110を上下いずれの方向からもベース21を被せるようにして溝部23に釘軸部110aを嵌めることが可能となるので、より使い勝手を良くすることができる。
また、以上説明した実施形態では、遊技盤100の盤面100aに打設される障害釘110の開閉具合を調整する場合を例示して、釘間隔調整工具10の構成や使用例を説明したが、本発明に係る釘間隔調整工具の適用はこれに限られることはなく、例えば、遊技機に打設された各釘(天釘、道釘、ステップ釘、ジャンプ釘、よろい釘)の間隔調整や、建造物の壁面等に釘軸部が露出するように打ち込まれた2本の釘の開閉間隔を微調整する工具にも適用することができる。
さらに、以上説明した実施形態では、工具先端部20を可動部14,15の一部として握り部11,12と一体に構成したが、汎用工具の可動部先端に取り外し可能なアタッチメントとして工具先端部20(ベース21)を別体に構成しても良い。これにより、可動部先端を種々のアタッチメントに交換可能な汎用工具に本発明を適用することができる。
例えば、これを技術的思想の創作として把握すると、「握り部を閉じると可動部先端の間隔が狭くなり、前記握り部を開くと前記可動部先端の間隔が広くなるペンチ構造(またはプライヤ構造)、または握り部を開くと可動部先端の間隔が狭くなり、前記握り部を閉じると前記可動部先端の間隔が広くなるペンチ構造(またはプライヤ構造)を有する汎用工具の可動部先端に着脱自在に設けられる棒形状の2本一組からなる工具アタッチメントであって、遊技機の遊技盤面に打設された釘の軸径よりも広い溝幅で長手方向に延びる溝部が形成されており、前記可動部先端に装着されると、前記可動部先端の開閉方向に拡がる仮想面に対して前記溝部が上方向または下方向に2本並んで位置することを特徴とする工具アタッチメント。」となる。
具体的には、例えば、図7に示すように構成される。図7(A)には、工具アタッチメント50の側面図、図7(B)には、図7(A)に示す7B方向から見た工具アタッチメント50の底面図、図7(C)には、図7(B)に示す一点鎖線による断面を矢印7C方向から見た断面図、がそれぞれ示されている。
即ち、工具アタッチメント50には、その一端側に前述したような工具先端部20のベース21の各構成要素(ガイド22、溝部23等)を形成し、他端側に図略の汎用工具の可動部先端に着脱自在な丸棒状の接続部52を形成する。そして、この接続部52には、その一部に切欠き溝54を形成する。これにより、当該工具アタッチメント50の軸周り方向位置が一義的、つまりガイド22や溝部23を下向き(重力方向)または上向き(反重力方向)になるように、汎用工具の可動部先端に取り付け可能となる。
なお、汎用工具の可動部先端には、接続部52を差し込み可能な接続穴が形成され、この接続穴に対してほぼ直角に突出して接続穴に差し込まれた接続部52の切欠き溝54に係合可能な固定ねじを備えている。これにより、当該可動部先端に工具アタッチメント50を所定の方向(向き)に固定可能にしている。
このように構成することで、遊技盤100(遊技機の遊技盤面)に打設された2本の障害釘110(釘)を、このような2本一組の工具アタッチメント50の溝部23にそれぞれ嵌めることにより、可動部先端の開閉方向に対してこれらの障害釘110がそれぞれ溝部23に掛止される。このため、ペンチ構造による可動部先端の開閉によって当該2本の障害釘110の開閉間隔を開き方向・閉じ方向にそれぞれ調整することができる。
また、このような2本一組の工具アタッチメント50の両溝部同士の間隔が当該2本の障害釘110の根元間隔に等しくなると、ほぼ平行になるように当該工具アタッチメント50を汎用工具の可動部先端に装着することで、障害釘110に対して閉じ方向も開き方向も同じ溝部で変形させることができ、また障害釘110に対して同じ位置で変形させることができる。
さらに、このような2本一組の工具アタッチメント50に設けられる2本の溝部23を、前記仮想面Kに対して所定の鋭角θをなす方向に沿って形成することで、遊技盤100にほぼ垂直に打設される障害釘110に対して、上方向または下方向に所定の角度θ(鋭角)で当該工具アタッチメント50を位置合わせすることができる。これにより、所定の角度θの設定により釘師(当該工具アタッチメントを取り付けた汎用工具の使用者)の手首や腕に身体的な負担をかけ難くすることができる。
さらにまた、このような「所定の鋭角」の角度θを、10度以上30度以下に設定することにより、標準的な成人体型の釘師が遊技機の前に据え付けられた椅子に座って作業をすると、丁度良い位置関係で遊技盤100のほぼ全体の釘に対峙可能になるため、釘師の手首や腕に身体的な負担をかけ難くすることができる。
また、このような2本一組の工具アタッチメント50には、溝部23に連通し釘の釘頭部110bを収容可能な幅広かつ長手方向に延びる切欠部25を形成することにより、釘頭部110bがこのような切欠部25内で当該工具アタッチメント50の長手方向に移動可能になる結果、溝部23に嵌った障害釘110の釘軸部110aも同様に工具アタッチメント50の長手方向に動かすことができる。つまり、溝部23に嵌った障害釘110を工具アタッチメント50の長手方向にスライドさせることができるため、障害釘110に対する溝部23の位置を変更したり、障害釘110を溝部23でシゴイて形を整えることが可能となる。
本発明の一実施形態に係る釘間隔調整工具の全体構成を示す斜視図である。 本実施形態に係る釘間隔調整工具の工具先端部等の構成例を示す説明図である。 本実施形態に係る釘間隔調整工具の使用例を示す説明図で、使用者が当該釘間隔調整工具を用いて障害釘の開閉具合を調整している様子を示すものである。 本実施形態に係る釘間隔調整工具の使用例を示す説明図で、図3における工具先端部を下方から拡大して見た状態を示すものである。 本実施形態に係る釘間隔調整工具を使用する場合における工具先端部、釘および盤面の位置関係を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る釘間隔調整工具で、握り部を握ると工具先端部が開くタイプのペンチ構造を有するものの全体構成を示す斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る工具アタッチメントの構成例を示す説明図である。
符号の説明
10,10’…釘間隔調整工具
11,12…握り部
14,15…可動部
14a,15a…端部(工具先端部)
16…軸部
18…ばね
20…工具先端部
21…ベース
22…ガイド
23…溝部
25…切欠部
50…工具アタッチメント
100…遊技盤(遊技機の遊技盤)
100a…盤面(遊技盤面)
110…障害釘(釘)
J…中心軸
K…仮想面
X…軸径
Y…軸長
Z1,Z2,Z3…釘の開閉間隔
Z0…釘の根元間隔
Zθ…釘の開閉角度
α…溝幅
β…溝長
γ…切欠長
θ…角度

Claims (5)

  1. 握り部を閉じると工具先端部の間隔が狭くなり、前記握り部を開くと前記工具先端部の間隔が広くなるペンチ構造を有し、遊技機の遊技盤面に打設された2本の釘の開閉間隔を前記工具先端部で調整する釘間隔調整工具であって、
    前記工具先端部には、前記釘の軸径よりも広い溝幅で当該工具先端部の長手方向に延びる溝部が前記工具先端部の開閉方向に拡がる仮想面に対して上方向または下方向に2本並んで形成されており、
    前記工具先端部の開閉に伴って前記両溝部同士の間隔が広狭になるとともに、この間隔が前記2本の釘の根元間隔に等しくなると、前記両溝部はほぼ平行になることを特徴とする釘間隔調整工具。
  2. 前記2本の溝部は、前記仮想面に対して所定の鋭角をなす方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1記載の釘間隔調整工具。
  3. 前記鋭角の角度は、10度以上30度以下であることを特徴とする請求項2記載の釘間隔調整工具。
  4. 前記工具先端部には、前記溝部に連通し前記釘の釘頭部を収容可能な幅広かつ前記長手方向に延びる切欠部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の釘間隔調整工具。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の前記ペンチ構造に代えて、前記握り部を閉じると前記工具先端部の間隔が広くなり、前記握り部を開くと前記工具先端部の間隔が狭くなるペンチ構造を有することを特徴とする釘間隔調整工具。
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