JP2010068559A - 電動アクチュエータ - Google Patents

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Abstract

【課題】回転位置検出装置の仕様が違っても共通部品を増大させることで製造コストの低減化を図ることができる電動アクチュエータを提供する。
【解決手段】電動モータと、電動モータの回転を減速して出力軸48に伝達する減速機構4と、減速機構4を収納し、出力軸48の一端側に開口部23aを有するギヤケーシング23と、ギヤケーシング23の開口部23aを閉塞するエンドカバー70とを備えた電動アクチュエータ1であって、ギヤケーシング23とエンドカバー70との間に、少なくとも出力軸48の一端を軸支可能な中間カバー68を設け、中間カバー68よりもギヤケーシング23側に減速機構4を収納すると共に、中間カバー68よりもエンドカバー70側に出力軸48の回転位置を検出する回転位置検出装置84を配設した。
【選択図】図2

Description

この発明は、例えば、自動車の2輪駆動と4輪駆動との切替え、またはニュートラルポジションとドライブポジションとの切替え等を行う駆動切替え装置に用いる電動アクチュエータに関するものである。
従来から、4輪駆動車のトランスファに電動モータの駆動によりシフトフォークをストロークさせる電動アクチュエータを設け、室内からのスイッチ操作により2輪/4輪駆動状態を切替える駆動切替え装置が知られている。
電動アクチュエータは減速機構であるウォーム減速機を備えており、このウォーム減速機が電動モータの回転軸と連係している。ウォーム減速機のウォームホイールには出力軸が連係されており、この出力軸にラック・ピニオンなどを介してシフトフォークをストロークさせるためのフォークシャフトが連結される。
すなわち、電動モータの回転運動をウォーム減速機、ラック・ピニオンなどで構成される減速機構を介して往復運動に変換し、フォークシャフトによってシフトフォークをストロークさせるようになっている。
シフトフォークがストロークするとドライブトレイン上に設けられたスプライン歯を有するスリーブやドグクラッチが変位する。すると、駆動軸と従動軸の連結/解除が行われ、これによって、2輪/4輪駆動状態を切替えが行われる。
ここで、電動アクチュエータには出力軸の回転位置を検出する回転位置検出装置が設けられ、シフトフォークのストローク量の制御は、回転位置検出装置による検出結果に基づいて行われる。すなわち、電動アクチュエータの出力軸の回転量を制御することでシフトフォークのストローク量の制御が行われるようになっている。
回転位置検出装置としては、例えば、接触式の検出装置、つまり、摺動接点式の検出装置がある。この摺動接点式の検出装置は、出力軸の回転に伴って回転移動するコンタクタ(摺動接点)と、このコンタクタの接点部の軌道上に設けられ接点部が摺動するコンタクトプレート(固定接点、パターン)を有する基板とで構成されている。
コンタクタは、出力軸に連結されているウォームホイールに取り付けられている場合がある。そして、ウォームホイール、つまり、出力軸の回転に伴ってコンタクタとコンタクトプレートとの接触位置が変化したり、接触/非接触したりすることによって出力軸の回転位置が検出できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−324719号公報
ところで、回転位置検出装置としては、接触式である摺動接点式のほかに、非接触式の検出装置がある。非接触式の検出装置としては、磁気式の検出装置などがある。磁気式の検出装置は、出力軸と共回りするセンサマグネットと、このセンサマグネットの回転に伴う磁気変化を検出する磁気検出素子、例えば、ホール素子とを備えている。このような磁気式の検出装置を用いる場合、センサマグネットは回転軸の一端に取り付けられることが多い。
ここで、上述の従来技術のような摺動接点式の検出装置を用いた電動アクチュエータに、磁気式の検出装置を取り付けようとすると、コンタクタとセンサマグネットの取り付け位置の違いから電動アクチュエータの構造そのものを変更する必要がある。
このため、摺動接点式と磁気式の回転位置検出装置の仕様の違いに伴い、電動アクチュエータの専用部品をそれぞれ用意しなければならず、製造コストが増大するという課題がある。
そこで、この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、回転位置検出装置の仕様が違っても共通部品を増大させることで製造コストの低減化を図ることができる電動アクチュエータを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、電動モータと、前記電動モータの回転を減速して出力軸に伝達する減速機構と、前記減速機構を収納し、前記出力軸の一端側に開口部を有するケーシングと、前記ケーシングの前記開口部を閉塞するエンドカバーとを備えた電動アクチュエータであって、前記ケーシングと前記エンドカバーとの間に、少なくとも前記出力軸の一端を軸支可能な中間カバーを設け、前記中間カバーよりも前記ケーシング側に前記減速機構を収納すると共に、前記中間カバーよりも前記エンドカバー側に前記出力軸の回転位置を検出する回転位置検出装置を配設したことを特徴とする。
この場合、請求項2に記載した発明のように、前記回転位置検出装置は、前記出力軸の一端に取り付けられ前記出力軸と共回りする第一検出部と、前記第一検出部と軸方向で対向配置され、前記第一検出部の回転に基づいて前記出力軸の回転位置検出信号を出力する第二検出部とで構成され、前記第二検出部を前記エンドカバーに固定してもよい。
このように構成することで、中間カバーを減速機構が収納されるケーシング側と回転位置検出装置が収納されるエンドカバー側とを区画する隔壁として機能させることができる。
また、中間カバーが少なくとも出力軸の一端を軸支可能に形成されているので、一度中間カバーを取り付ければ、エンドカバーの着脱に係らず出力軸の芯出し作業などが必要なくなる。
さらに、例えば、エンドカバーに出力軸の一端を軸支させる構造とした場合、エンドカバーの製作精度を高める必要があるが、中間カバーに出力軸の一端を軸支させることで、エンドカバーの製作精度を比較的低く設定することができる。
請求項3に記載した発明は、前記中間カバーの大きさを前記開口部の大きさよりも小さく設定し、前記ケーシングの内側に前記中間カバーを配設したことを特徴とする。
このように構成することで、ケーシングとエンドカバーとの間に中間カバーを設けても、ケーシングとエンドカバーとを互いに当接させて両者を固定することができる。このため、外部から内部への塵埃の侵入などを防止するにあたって、ケーシングとエンドカバーとの合わせ面にのみシール性を持たせればよくなる。
請求項1、および請求項2に記載した発明によれば、中間カバーを減速機構が収納されるケーシング側と回転位置検出装置が収納されるエンドカバー側とを区画する隔壁として機能させることができる。このため、回転位置検出装置の仕様を変更した場合であってもエンドカバー側に収納されている部品を交換するだけでよく、従来のようにケーシングやエンドカバーの大きさを変更する必要がないので、共通部品が増大し、製造コストを低減することができる。
また、中間カバーが少なくとも出力軸の一端を軸支可能に形成されているので、一度中間カバーを取り付ければ、エンドカバーの着脱に係らず出力軸の芯出し作業などが必要なくなる。このため、エンドカバーの着脱作業が煩わしくならず、組立作業性の向上を図ることができる。
さらに、例えば、エンドカバーに出力軸の一端を軸支させる構造とした場合、エンドカバーの製作精度を高める必要があるが、中間カバーに出力軸の一端を軸支させることで、エンドカバーの製作精度を比較的低く設定することができる。このため、エンドカバーを金型を用いて製作する場合などにあっては、この金型の製造コストを低減することが可能になる。
請求項3に記載した発明によれば、ケーシングとエンドカバーとの間に中間カバーを設けても、ケーシングとエンドカバーとを互いに当接させて両者を固定することができる。このため、外部から内部への塵埃の侵入などを防止するにあたって、ケーシングとエンドカバーとの合わせ面にのみシール性を持たせればよくなる。このため、シール性向上のための部品点数を減少させることができ、さらに製造コストを低減することができる。
次に、この発明の第一実施形態を図1〜図6に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、電動アクチュエータ1は、例えば、四輪車の駆動を二輪駆動と四輪駆動とに切替える駆動切替え装置用として用いられるものであって、電動モータ2と電動モータ2の回転軸3に連結された減速機構4とを備えている。
電動モータ2は、有底筒状のヨーク5内にアーマチュア6を回転自在に配置した構成となっている。
ヨーク5の筒部53は略円筒状に形成されており、この内周面に複数のセグメント型の永久磁石7が周方向に等間隔で磁極が順番となるように配設されている。
ヨーク5の底壁(エンド部)51には、中央に軸方向外側に向かって突出するボス19が形成され、ここに回転軸3の一端を軸支するための軸受け18が圧入固定されている。筒部53の開口部53aには、外フランジ部52が設けられている。外フランジ部52にはボルト孔(不図示)が形成されており、ここにボルト24を挿通して減速機構4を収納するギヤケーシング23に締結固定されている。
アーマチュア6は、回転軸3に外嵌固定されたアーマチュアコア8と、アーマチュアコア8に巻装されたアーマチュアコイル9と、回転軸3の他端側に配置されたコンミテータ10とを備えている。アーマチュアコア8は、プレス加工等によって打ち抜かれたリング状の金属板11を軸方向に複数枚積層したものである。
金属板11の外周部には回転軸3の軸方向平面視で略T字状の複数のティース12が周方向に沿って等間隔で放射状に形成されている。
複数枚の金属板11を回転軸3に外嵌固定することにより、アーマチュアコア8の外周には、隣接するティース12間に蟻溝状のスロット(不図示)が複数形成されている。スロットは軸方向に沿って延びており、周方向に沿って等間隔に複数形成されている。これらスロット間にエナメル被覆の巻線14を挿通し、ティース12に絶縁材であるインシュレータ(不図示)を介して巻線14が巻装される。これにより、アーマチュアコア8の外周に、複数のアーマチュアコイル9が形成される。
回転軸3の他端側に外嵌固定されているコンミテータ10は、この外周面に導電材で形成されたセグメント15が複数枚取り付けられている。セグメント15は軸方向に長い板状の金属片からなり、互いに絶縁された状態で周方向に沿って等間隔に並列に固定されている。
各セグメント15のアーマチュアコア8側の端部には、外径側に折り返す形で折り曲げられたライザ16が一体成形されている。ライザ16には、アーマチュアコイル9の巻き始め端部と巻き終わり端部となる巻線14が掛け回わされ、巻線14はヒュージングによりライザ16に固定されている。これにより、セグメント15とこれに対応するアーマチュアコイル9とが導通される。
このように構成されたコンミテータ10は、減速機構4を収納するギヤケーシング23内に臨まされた状態で配設されている。ギヤケーシング23は、電動モータ2の回転軸3と直交する方向の一端面に開口部23aを有する箱状に形成されたものである。また、ギヤケーシング23の電動モータ2側の側壁23bにも開口部が形成されており、ここを電動モータ2のコンミテータ10側を受入れるブラシ収納部22としている。ブラシ収納部22には、電動モータ2と反対側に段差面22aが形成されている。
この段差面22aに当接するように有底筒状のホルダステー13が底部(エンド部)13aを減速機構4側に向けた形で収納されている。ホルダステー13には、一対のブラシホルダ20が内装されている。
ブラシホルダ20には、それぞれブラシ17がスプリング21を介して付勢された状態で出没自在に内装されている。これらブラシの先端部はスプリング21によって付勢され、コンミテータ10に摺接した状態になっている。
このような構成のもと、ブラシ17は、後述するコネクタ部94に挿入された外部コネクタ(不図示)を介して外部電源に接続され、コンミテータ10に電力を供給する。コンミテータ10には巻線14が接続されているので、巻線14に電流が供給され、アーマチュアコア8に磁界が形成される。このとき、永久磁石7との間に吸引力や反発力が生じ、回転軸3が回転する。
ギヤケーシング23のブラシ収納部22よりも径方向外側には、ヨーク5の不図示のボルト孔に対応する部位に雌ネジ部54が刻設されている。この雌ネジ部54に、ボルト24が螺入されるようになっている。
また、ギヤケーシング23は、ブラシ収納部22に連なる歯車収納部27を有している。歯車収納部27には、減速機構4を構成する歯車群28が収納されている。歯車群28は、電動モータ2の回転軸3の他端に連結されたウォーム軸25を有している。
ウォーム軸25の両端側は、歯車収納部27に設けられた軸受け40,41によって回転自在に支持されている。また、ウォーム軸25の回転軸3とは反対側端には、スラスト軸受け42が設けられ、ウォーム軸42のスラスト荷重を受けられるようになっている。なお、ウォーム軸42と回転軸3は、互いに一体成形としてもよいし、相対回転不能に連結してもよい。
ウォーム軸25には、ウォームホイール26が噛合されている。ウォームホイール26の径方向中央には、ピニオンギヤ43の基端側が相対回転不能に連結されている。このピニオンギヤ43は、アイドラー軸44に軸支されている。すなわち、ウォームホイール26は、ピニオンギヤ43を介してアイドラー軸44に軸支された状態になっている。
ギヤケーシング23の底壁23cには、アイドラー軸44の一端に対応する部位に、アイドラー軸44の軸方向外側に突出する軸受け部45が設けられている。この軸受け部45は、アイドラー軸44の一端を軸支するためのものである。
ピニオンギヤ43の先端には外周面に歯部43aが形成されており、ここにピニオンギヤ43よりも大径な外歯平歯車46が噛合いされている。
図2〜図4に示すように、外歯平歯車46には、径方向略中央に段付筒状に形成された軸嵌合部47が一体成形されている、この軸嵌合部47には、出力軸48が挿通されている。外歯平歯車46は、金属製のアーム49を介して出力軸48と共回りするようになっている。アーム49は、平板をプレス加工などによって成型したものであって、出力軸48の軸方向平面視で三つ又状に形成されている。アーム49は、ボルト92によって外歯平歯車46に締結固定されている。
アーム49の径方向略中央には、軸孔55が形成され、ここに出力軸48が挿通されるようになっている。出力軸48の軸孔55に対応する部位には、2方取り部48aが形成されている一方、軸孔55は出力軸48の2方取り部48aに対応するように形成されている。これにより、出力軸48とアーム49とが相対回転不能に連結される。
また、アーム49の三つ又の先端部49aには、外歯平歯車46側に向かって曲折された爪部56が形成されている。一方、外歯平歯車46には、爪部56に対応する部位に、爪部56を受入れ可能な係合孔57が形成されている。この係合孔57にアーム49の爪部56が係合することで、アーム49と外歯平歯車46との固着力がより高まるようになっている。
さらに、出力軸48には、アーム49に対応する箇所に段差により拡径されたフランジ部58が形成されている。このフランジ部58にアーム49が当接することによって、アーム49の軸方向に位置決めが行われるようになっている。
なお、外歯平歯車46とアーム49とを別体にせず、アーム49を外歯平歯車46に埋設させた状態で樹脂モールド成型としてもよい。
ギヤケーシング23の底壁23cには、出力軸48に対応する部位に、外側に向かって突出するボス部59が形成されている。ボス部59の内周面は、軸方向略中央に出力軸48を挿通可能な内フランジ部62が形成されている。この内フランジ部62よりも軸方向内側には、段差により徐々に拡径された第一ハウジング部63と第二ハウジング部64とがこの順で形成されている。
第二ハウジング部64には、出力軸48の一端側を軸支するための軸受け60が設けられている。この軸受け60の内輪60aには、外歯平歯車46の軸嵌合部47の先端が当接するようになっている。すなわち、外歯平歯車46は、軸嵌合部47の先端が軸受け60の内輪に当接すると共に、基端側の内周面が出力軸48のフランジ部58に当接することによって軸方向の位置決めが行われる。
第一ハウジング部63には、オイルシール61が設けられ、内部への塵埃の侵入を防止できるようになっている。
一方、内フランジ部62より軸方向外側には、不図示の駆動切替え装置を構成する外部機器と電動アクチュエータ1とを連結するための筒状の嵌合部65が一体成形され、出力軸48の一端は、内フランジ部62を介して嵌合部65まで延出している。出力軸48の一端には、平面取り部67が形成されており、シフトフォークをストロークさせるためのフォークシャフト(不図示)などが連結可能になっている。
また、ボス部59の外周面は、段差により先端側が縮径するように形成されており、段差面59aにOリング66が設けられている。このOリング66は、外部機器と電動アクチュエータ1とを連結する際のシール部としての役割を有している。
この他に、ギヤケーシング23には、外周面に後述するエンドカバー70を締結固定するための雌ネジ部71が複数形成されている。また、ギヤケーシング23には、底壁23c側に外部機器(不図示)に電動アクチュエータ1を固定するためのブラケット72がボルト73によって締結固定されている。なお、電動モータ2は、ギヤケーシング23の他にブラケット72にも固定バンド74を介して固定されている。固定バンド74は、ボルト75によってブラケット72に締結固定されている。
ここで、アイドラー軸44の他端、および出力軸48の他端は、ギヤケーシング23の開口部23a周縁の近傍に配置された中間カバー68に軸支されている。
図2、図4、図5に示すように、中間カバー68は金属製の平板をプレス成型したものであって、出力軸48の軸方向平面視でギヤケーシング23の開口部23a周縁よりも小さく形成されている。
中間カバー68には、外周部に3つのボルト孔68aが形成されている一方、ギヤケーシング23のボルト孔に対応する部位には、それぞれ雌ネジ部93が刻設されている。すなわち、中間カバー68は、ボルト孔68aにボルト69を挿通し、このボルト69がギヤケーシング23の雌ネジ部93に螺入されることによって、ギヤケーシング23の内側に収納された状態で締結固定される。
ここで、3つのボルト孔68aは、電動モータ2側に2つ形成され、電動モータ2とは反対側に1つ形成されている。電動モータ2側に形成された2つのボルト孔68a間には、凹部68bが形成されている。この凹部68bは、後述するターミナルホルダ96と中間カバー68との干渉を回避するためのものである。
また、中間カバー68には、アイドラー軸44の他端に対応する部位に外側に向かってバーリング加工が施され、ここをアイドラー軸44の他端を軸支する軸受け部76としている。一方、出力軸48の他端に対応する部位には、外側に向かって突出するボス部77が形成されている。
このボス部77には、出力軸48の他端を軸支するための軸受け78が内装されている。ボス部77の径方向略中央には挿通孔80が形成されており、この挿通孔80を介して出力軸48の他端が外方に向かって突出している。
さらに、中間カバー68には、軸受け部76、およびボス部77の周囲を取り囲むようにリブ79が形成されている。このリブ79は、中間カバー68の強度を確保するためのものである。
図1、図2、図6に示すように、ギヤケーシング23の開口部23aには、これを閉塞するエンドカバー70がボルト33によって締結固定されている。すなわち、中間カバー68は、ギヤケーシング23とエンドカバー70との間に配置された状態になっている。
エンドカバー70は、ギヤケーシング23側の一端面に開口部70aを有する箱状に形成されたものである。エンドカバー70の開口部70a周縁には、全周に亘って外フランジ部83が形成されており、この外フランジ部83がギヤケーシング23の開口部23a周縁の合わせ面になっている。
ギヤケーシング23の開口部23a周縁には、全周に亘って溝部81が形成され、ここにパッキン81aが配設されている。このパッキン81aは、ギヤケーシング23とエンドカバー70との合わせ面から内部への塵埃の侵入を防止するためのシールとして機能している。
また、エンドカバー70の外フランジ部83には、ギヤケーシング23の雌ネジ部71に対応する部位に、ボルト孔(不図示)を有するボルト座82が外側に向かって突設されている。このボルト座82のボルト孔にボルト33を挿通することによって、ギヤケーシング23にエンドカバー70が締結固定される。
さらに、エンドカバー70の内側には、出力軸48の回転位置を検出するための非接触式の磁気式の回転位置検出装置(磁気式ロータリエンコーダ)84が設けられている。
回転位置検出装置84は、出力軸48と共回りするセンサマグネット85と、エンドカバー70の底部(エンド部)70bに取り付けられセンサマグネット85と軸方向で対向するセンサ基板86とで構成されている。
センサマグネット85は略円板状に形成されたものであって、ホルダ87を介して中間カバー68から突出する出力軸48の他端にボルト109によって締結固定されている。
ホルダ87は、略円筒状のホルダ本体87aとホルダ本体87aの出力軸48側に一体成形された筒状の嵌合部87bとから成る。
嵌合部87bは、ホルダ本体87aよりも縮径した形で形成されており、出力軸の他端に外嵌されている。これにより、ホルダ87の径方向の位置決めが行われるようになっている。ホルダ本体87aには、ボルト109が挿通された後で出力軸48とは反対側の開口部を閉塞するようにセンサマグネット85が圧入固定されている。
一方、センサ基板86は、ボルト88によってエンドカバー70の底部70bに締結固定されている。エンドカバー70の底部70bには、ボルト88に対応する部位に雌ネジ部(不図示)が刻設された凸部89が形成されている。
センサ基板86には、センサマグネット85に対応する位置にホールIC(Integrated Circuit)90が実装されている。ホールIC90は、ホール素子と電子回路を備えるものであって、センサマグネット85の磁束を検出して検出信号を出力する。センサ基板86には、センサターミナル91の一端が接続されており、センサターミナル91を介して外部制御機器(不図示)に検出信号が出力されるようになっている。
ここで、エンドカバー70の底部70bには、外部コネクタ(不図示)を挿抜可能なコネクタ部94が設けられている。このコネクタ部94は所謂雌型コネクタであって、受入れ口94aを外側に向け、かつエンドカバー70内に埋没した状態で設けられている。センサ基板86に一端が接続されているセンサターミナル91は、エンドカバー70の底部70b、およびコネクタ部94に沿うように断面略S字状に形成されている。そして、センサターミナル91の他端は、コネクタ部94の基端側から受入れ口94a内へと突出した状態になっている。
また、コネクタ部94の受入れ口94a内には、電動モータ2のブラシ17に一端が電気的に接続されているパワーターミナル95の他端が突出されている。パワーターミナル95は、電動モータ2のブラシ17からコネクタ部94の受入れ口94a内に至るまで延在し、断面略L字状に形成されている。
これらセンサターミナル91、およびパワーターミナル95は、それぞれギヤケーシング23に取り付けられているターミナルホルダ96によって固定されている。
ターミナルホルダ96は、電動モータ2のホルダステー13近傍からコネクタ部94の基端に至るまで延在するように形成された略直方体状のものであって、ボルト97によってギヤケーシング23のブラシ収納部22近傍に締結固定されている。
ここで、中間カバー68には、凹部68bが形成されているので、ギヤケーシング23にターミナルホルダ96を取り付けてもターミナルホルダ96と中間カバー68とが互いに干渉することがない。したがって、ターミナルホルダ96は、中間カバー68からエンドカバー70のコネクタ部94に向かって突出した状態になっている。
ターミナルホルダ96のコネクタ部94側の端面96aには、凸部99が形成されている。一方、コネクタ部94の基端には、凸部99と嵌合可能な嵌合凹部100が形成されている。これら凸部99と嵌合凹部100とが互いに嵌合することによって、ターミナルホルダ96とエンドカバー70との位置決め固定が確実に行われる。
ターミナルホルダ96の端面96aがコネクタ部94の基端に当接することによって、センサターミナル91の他端の抜け方向への移動が規制されている。すなわち、センサターミナル91は、エンドカバー70にインサート成型することなく、エンドカバー70の内側からターミナルホルダ96に押さえられることによって、エンドカバー70内に固定される。
また、ターミナルホルダ96には、パワーターミナル95に対応する部位に、パワーターミナル95を収納可能な収納凹部98が形成されている。この収納凹部98にパワーターミナル95が収納されることで、パワーターミナル95がギヤケーシング23内に確実に固定されると共に、パワーターミナル95の他端の抜け方向への移動が規制される。
このような構成のもと、コネクタ部94に外部コネクタが挿入されると、外部コネクタを介して回転位置検出装置84の検出信号を外部制御機器に出力したり、外部電源からの電力を電動モータ2のブラシ17に供給したりする。
次に、電動アクチュエータ1の動作について説明する。
例えば、駆動切替え装置により四輪車の駆動を二輪駆動や四輪駆動に切替えるためにシフトフォークをストロークさせる場合、まず、電動アクチュエータ1の電動モータ2を駆動させ、回転軸3を回転させる。このとき、コネクタ部94に挿入された不図示の外部コネクタを介して電動モータ2に電力が供給される。
回転軸3が回転すると、回転軸3の他端に連結されたウォーム軸25が回転し、このウォーム軸25に噛合されているウォームホイール26が回転する。
ウォームホイール26が回転すると、ウォームホイール26に連結されているピニオンギヤ43の基端側が回転する。ピニオンギヤ43には、外歯平歯車46が噛合されているので、外歯平歯車46が回転し、出力軸48が回転する。出力軸48の一端には、シフトフォークをストロークさせるためのフォークシャフト(不図示)などが連結されているので、これにより、シフトフォークがストロークする。
ここで、シフトフォークのストローク量は、出力軸48の回転位置を制御することによって行われる。出力軸48の回転位置の検出は、出力軸48の他端側に設けられた回転位置検出装置84によって行われる。
すなわち、出力軸48の他端に固定されているセンサマグネット85が出力軸48と共回りすると、センサ基板86のホールIC90が検出する磁束が変化する。この磁束の変化をホールIC90が検出し、検出信号を出力する。この出力信号はコネクタ部94、および外部コネクタ(不図示)を介して外部制御機器に送信される。外部制御機器は、回転位置検出装置84の検出結果に基づいて、電動モータ2の回転軸3を停止したり、正/逆回転させたりする。これによって、シフトフォークを進退移動させて二輪駆動、または四輪駆動に切替わる。
したがって、上述の第一実施形態によれば、中間カバー68を減速機構4が収納されるギヤケーシング23側と回転位置検出装置84が収納されるエンドカバー70側とを区画する隔壁として機能させることができる。このため、回転位置検出装置84の仕様を変更した場合であってもエンドカバー70側に収納されている部品を交換するだけでよくなる。すなわち、例えば、非接触式の磁気式の回転位置検出装置84に代わって接触式である摺動接点式の回転位置検出装置を使用する場合にあっては、エンドカバー70を取り外すだけで、回転位置検出装置を交換できる。よって、従来のように、回転位置検出装置の仕様ごとにギヤケーシング23やエンドカバー70の大きさを変更する必要がなく、共通部品が増大するので、製造コストを低減することができる。
また、中間カバー68に、アイドラー軸44の他端を軸支する軸受け部76を形成すると共に、出力軸48の他端を軸支する軸受け78を設けている。このため、一度ギヤケーシング23に中間カバー68をボルト69によって締結固定すれば、エンドカバー70を着脱してもアイドラー軸44、および出力軸48の両端は軸支されたままの状態になる。よって、エンドカバー70を取り付ける際、あらためて各軸44,48の芯出し作業などを行う必要がなく、エンドカバー70の着脱作業性を向上させることができる。
さらに、中間カバー68によって各軸44,48が軸支されているので、エンドカバー70の製作精度をエンドカバー70で各軸44,48を軸支する場合と比較して低く設定することができる。このため、エンドカバーをプレス加工や樹脂成形など、金型を用いて製作する場合にあっては、この金型の製造コストを低減することが可能になる。
そして、中間カバー68が出力軸48の軸方向平面視でギヤケーシング23の開口部23a周縁よりも小さく形成されている。このため、ギヤケーシング23とエンドカバー70との間に中間カバー68を設けてもギヤケーシング23の開口部23a周縁とエンドカバー70の外フランジ部83と重ね合わせることができる。よって、ギヤケーシング23の開口部23a周縁にパッキン81aを設けるのみで外部からの塵埃の浸入を防止することが可能になる。
つまり、例えば、中間カバー68がギヤケーシング23の内側に収納不可能な大きさに形成されている場合、ギヤケーシング23と中間カバー68との間、および、中間カバー68とエンドカバー70との間のそれぞれにパッキン81aが必要になる。しかしながら、この第一実施形態のように、中間カバー68がギヤケーシング23の内側に収納可能な大きさに形成されているので、パッキン81aを1つ設ければよく、部品点数を低減できる。このため、さらに製造コストを低減することが可能になる。
次に、この発明の第二実施形態を図7〜図9に基づいて説明する。なお、第一実施形態と同一態様には、同一符号を付して説明する。
この第二実施形態において、電動アクチュエータ101は、電動モータ2と電動モータ2の回転軸3に連結された減速機構4とを備えている点、電動モータ2は、有底筒状のヨーク5内にアーマチュア6を回転自在に配置した構成となっている点、減速機構4は、ギヤケーシング23内に、歯車群28が収納されているものである点、アイドラー軸44の他端、および出力軸48の他端は、ギヤケーシング23の開口部23a周縁近傍に配置された中間カバー68に軸支された状態になっている点、ギヤケーシング23の開口部23aには、これを閉塞するエンドカバー70が設けられている点、エンドカバー70の底部70bには、外部コネクタ(不図示)を挿抜可能なコネクタ部94がこの受入れ口94aを外側に向け、かつエンドカバー70内に埋没された状態で設けられている点、センサターミナル91、およびパワーターミナル95は、それぞれギヤケーシング23に取り付けられているターミナルホルダ96によって固定されている点等の基本的構成は、前述した第一実施形態と同様である。
ここで、第一実施形態と第二実施形態との相違点は、第一実施形態においては、エンドカバー70の内側に磁気式の回転位置検出装置84が設けられているのに対し、第二実施形態においては、エンドカバー70の内側に接触式である摺動接点式の回転位置検出装置104が設けられている点にある。
図7、図8に示すように、回転位置検出装置104は、出力軸と共回りするコンタクタ105と、エンドカバー70の底部70bに取り付けられコンタクタ105が摺動するセンサ基板106とで構成されている。
コンタクタ105は、ホルダ107を介して出力軸48の他端にボルト109によって締結固定されている。
ホルダ107は、略円板状のホルダ本体113とホルダ本体113の一側に一体成形されたベース部114とで構成されている。
ホルダ本体113には、ボルト109に対応する部位にボルト孔116が形成されている。ボルト孔116は段付状に形成され、ボルト109の頭部がホルダ本体113から殆ど突出しないようになっている。
ホルダ本体113の出力軸48側の面には、出力軸48に対応する位置に筒状の嵌合部115が一体成形されている。嵌合部115は出力軸48の他端に外嵌され、これによってホルダ107の径方向の位置決めが行われるようになっている。
ベース部114は、出力軸48の軸方向平面視で略T字状に形成されたものである。ベース部114は、径方向に沿って延在する第一ベース部114aと第一ベース部114aの先端に一体成形され周方向に沿って延在する第二ベース部114bとで構成されている。第二ベース部114bには、ビス孔117が形成され、ここにビス110が挿通される。ビス孔117の周方向両側には、コンタクタ105を位置決めするための一対の凸部119,119が形成されている。
コンタクタ105は板バネ材を平面視略コの字状にプレス加工したものである。コンタクタ105は、ホルダ107にビス110によって固定された平面視略長方形状の本体部111と、本体部111の長手方向両端から本体部111の長手方向と交差する方向に沿うように出力軸48側に向かって延出し、出力軸48を挟んで両側に配置された一対のアーム部112とが一体成形されている。
本体部111には、ホルダ107のビス孔117に対応する位置にビス孔118が形成されている。ホルダ107のビス孔117、およびコンタクタ105のビス孔118にビス110を挿通し、このビス110を座屈変形させることで、両者107,105が互いに固着する。
また、コンタクタ105には、ホルダ107の凸部119に対応する部位に、嵌合孔120が形成されている。この嵌合孔120を凸部119に嵌合することでコンタクタ105の位置決めが行われる。
コンタクタ105の一対のアーム部112は、それぞれ二又状に形成されている。アーム部112は、基端側がセンサ基板106側に屈曲されており、先端側がセンサ基板106に摺接可能になっている。アーム部112の二又状の先端には、それぞれセンサ基板106側に突出した接点部108が形成されており、この接点部108が後述するセンサ基板106のコンタクトプレート121に摺接する。
図7、図9に示すように、センサ基板106は、ボルト88によってエンドカバー70の底部70bに締結固定されている。
センサ基板106には、コンタクタ105の接点部108の軌道に対応して形成されたコンタクトプレート121が設けられている。コンタクトプレート121は、略円環状のアース用プレート122と、このアース用プレート122の径方向外側にアース用プレート122と同心上に形成されたC字状の電極用プレート123とを有している。電極用プレート123は、一端が不図示のセンサ用電源に接続されていると共に、周方向に複数に分割されている。すなわち、電極用プレート123は、複数の円弧プレート123aで構成され、隣接する円弧プレート123a同士はそれぞれ抵抗(不図示)で接続されている。
コンタクタ105の一対のアーム部112は、一方がアース用プレート122に摺接し、他方が電極用プレート123に摺接するように配置されている。コンタクトプレート121の2つのプレート122,123は、コンタクタ105を介して電気的に接続されることになる。
このような構成のもと、摺動接点式の回転位置検出装置104は、出力軸48が回転すると、これに伴ってコンタクタ105が出力軸48を中心にして回転する。するとコンタクタ105の各アーム部112がアース用プレート122に摺接すると共に、電極用プレート123の複数の円弧プレート123aのうち何れかに摺接する。
ここで、電極用プレート123の円弧プレート123aに、他方のアーム部112が摺接する位置によって抵抗値が変化する。このため、各抵抗値に応じた電圧値が出力軸48の回転位置信号としてコネクタ部94、および外部コネクタ(不図示)を介して外部制御機器に送信される。外部制御機器は、回転位置検出装置104の検出結果に基づいて、電動モータ2の回転軸3を停止したり、正/逆回転させたりする。これによって、シフトフォークを進退移動させて二輪駆動、または四輪駆動に切替わる。
したがって、上述の第二実施形態によれば、前述した第一実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、本発明は上述の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述の実施形態に種々の変更を加えたものを含む。
また、上述の第一実施形態では、センサマグネット85を取り付けたホルダ87を出力軸48の他端にボルト109によって締結固定した場合について説明した。さらに、上述の第二実施形態では、コンタクタ105を取り付けたホルダ107を出力軸48の他端にボルト109によって締結固定した場合について説明した。しかしながら、これらに限られるものではなく、それぞれホルダ87,107を出力軸48の他端に圧入固定としてもよい。
そして、上述の実施形態では、電動モータ2の回転軸3の他端に連結されているウォーム軸25に、ウォームホイール26が噛合されている場合について説明した。しかしながらこれに限られるものではなく、ウォームホイール26に代わってヘリカルギアを用いてもよい。
本発明の実施形態における電動アクチュエータの平面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 図2のB−B線に沿う断面図である。 図2のC−C線に沿う断面図である。 本発明の実施形態における電動アクチュエータのエンドカバーを外した状態を示す平面図である。 図1のD−D線に沿う断面図である。 本発明の第二実施形態における電動アクチュエータの断面図である。 本発明の第二実施形態におけるコンタクタの平面図である。 本発明の第二実施形態におけるセンサ基板の平面図である。
符号の説明
1,101 電動アクチュエータ
2 電動モータ
4 減速機構
23 ギヤケーシング(ケーシング)
23a 開口部
48 出力軸
68 中間カバー
70 エンドカバー
76 軸受け部
77 ボス部
78 軸受け
84,104 回転位置検出装置
85 センサマグネット(第一検出部)
90 ホールIC(第二検出部)
105 コンタクタ(第一検出部)
108 接点部
121 コンタクトプレート(第二検出部)
122 アース用プレート
123 電極用プレート

Claims (3)

  1. 電動モータと、
    前記電動モータの回転を減速して出力軸に伝達する減速機構と、
    前記減速機構を収納し、前記出力軸の一端側に開口部を有するケーシングと、
    前記ケーシングの前記開口部を閉塞するエンドカバーとを備えた電動アクチュエータであって、
    前記ケーシングと前記エンドカバーとの間に、少なくとも前記出力軸の一端を軸支可能な中間カバーを設け、
    前記中間カバーよりも前記ケーシング側に前記減速機構を収納すると共に、
    前記中間カバーよりも前記エンドカバー側に前記出力軸の回転位置を検出する回転位置検出装置を配設したことを特徴とする電動アクチュエータ。
  2. 前記回転位置検出装置は、
    前記出力軸の一端に取り付けられ前記出力軸と共回りする第一検出部と、
    前記第一検出部と軸方向で対向配置され、前記第一検出部の回転に基づいて前記出力軸の回転位置検出信号を出力する第二検出部とで構成され、
    前記第二検出部を前記エンドカバーに固定したことを特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータ。
  3. 前記中間カバーの大きさを前記開口部の大きさよりも小さく設定し、
    前記ケーシングの内側に前記中間カバーを配設したことを特徴とする請求項1に記載の電動アクチュエータ。

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