JP2010068316A - パス算出装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のASが結合して構成される通信ネットワークシステムの信頼性向上に寄与することを図る。
【解決手段】複数のASが結合して構成される通信ネットワークシステムにおける通信経路を算出するパス算出装置において、自装置が属する自AS及び自ASと連携している連携先ASについての各ネットワークプレフィックス及び該ネットワークプレフィックスに係るASパスを記憶するASパス・プレフィックス記憶部6と、ASパス・プレフィックス記憶部6に記憶されるASパスの中から、自ASと連携先AS間の通信経路として、重なりが最も少ないASパスを算出するASパス算出部10とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の自律システム(Autonomous System:AS)が結合して構成される通信ネットワークシステム(例えば、インターネット)における通信経路(パス)を算出するパス算出装置及びコンピュータプログラムに関する。
インターネットは、巨大なTCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)ネットワークであるが、ASと呼ばれる独立したTCP/IPネットワーク管理単位が結合して構成されている。各ASには識別番号(AS番号)が付与される。AS間では、境界ゲートウェイ・プロトコル(Border Gateway Protocol:BGP)と呼ばれる経路制御プロトコルを利用して経路情報の交換を行うことで、AS間の到達性を維持している。経路情報は、経路情報の生成元のASが管理しているネットワークを示すアドレス情報であるネットワークプレフィックス(以下、単にプレフィックスと称する)と該プレフィックスに係るパス属性を有する。パス属性の一つにASパスがある。ASパスは、当該経路情報が生成元のASから順次経由してきたASのAS番号が、経由順で並べられたAS番号列である。従って、経路情報に含まれるプレフィックスへは、該経路情報に含まれるASパスにより到達できることが分かる。
例えば、図13において、AS200が、自身が生成する経路情報を、隣接するAS150、AS160及びAS170に広報すると、AS150、AS160及びAS170はAS200から受信した経路情報を同様に隣接するASに広報する。このように隣接するAS間で経路情報を伝達することで、インターネット全体に経路情報が伝搬される。
但し、実際には、各ASは、隣接するASから受信した経路情報をそのまま他の隣接するASに広報するのではなく、各ASが持つポリシーに基づき広報対象の経路情報を選択している。
例えば、図13において、AS110がAS200を起源とする経路情報を、AS130とAS140からそれぞれ受信すると、AS110は、AS200からの経路情報について、自身のポリシーに基づいて最適経路を選択し、隣接するAS100には最適経路のみを広報する。このとき、AS200が隣接するASに対して同じ経路情報を広報していた場合、AS100からAS110を経由してAS200に至る経路は、実際は「AS100−AS110−AS130−AS150−AS200」と「AS100−AS110−AS140−AS160−AS200」の2つが存在するが、AS100にはどちらか1つしか広報されない。
このようにBGPでは、各ASはプレフィックス毎に最適経路を選択し、隣接するASに対しては最適経路のみを広報するため、あるプレフィックスへの経路が複数あったとしても、ASはそれを全て知ることはできない。しかし、現在、インターネットは社会上欠かせない通信基盤となっているため、インターネットの信頼性向上のために可能な限り複数の経路を利用可能とする経路制御方式の導入が望まれている。
上記した問題を解決するため、非特許文献1ではASに問い合わせを行い他の経路を教えてもらう手法を提案している。例えば、図13において、AS100はAS200に至る経路として「AS100−AS110−AS130−AS150−AS200」を知っているとする。このとき、AS100は、他の経路を利用したい場合、AS110に対し、AS200への他の経路を問い合わせ、AS110から「AS110−AS140−AS160−AS200」という回答をもらう。これにより、AS100はAS200への経路として、自身が知っていた経路以外の経路を知ることができる。
Wen Xu and Jennifer Rexford,"MIRO:Multi-path Interdomain ROuting",SIGCOMM’06
しかし、上述した従来技術では、他のASに経路情報を問合せて未知であった経路情報を取得したとしても、少なくとも自ASと問合せ先のASの間の経路は同じであるため、そのAS間で障害が発生すると、該AS間を含む経路によって到達可能なプレフィックスへは全て到達できなくなる、という問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、自ASにおいてもともと知り得た経路情報と他のASとの間で連携して取得できた経路情報とに基づいて重なりの少ない経路を算出することにより、複数のASが結合して構成される通信ネットワークシステムの信頼性向上に寄与することのできるパス算出装置及びコンピュータプログラムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係るパス算出装置は、複数のASが結合して構成される通信ネットワークシステムにおける通信経路を算出するパス算出装置において、自装置が属する自AS及び自ASと連携している連携先ASについての各ネットワークプレフィックス及び該ネットワークプレフィックスに係るASパスを記憶するASパス・プレフィックス記憶部と、前記ASパス・プレフィックス記憶部に記憶されるASパスの中から、自ASと連携先AS間の通信経路として、重なりが最も少ないASパスを算出するASパス算出部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るパス算出装置においては、自ASではもともと知り得なかったASパスを示すフラグを設けたことを特徴とする。
本発明に係るパス算出装置においては、自ASのルータと通信回線を介して通信するルータ間通信部と、前記ASパス算出部により算出されたASパス及び該当するネットワークプレフィックスを前記フラグとともに自ASのルータへ通知する経路情報通知部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るパス算出装置においては、連携先ASに属するパス算出装置と通信回線を介して通信するパス算出装置間通信部と、連携先ASに属するパス算出装置との間で、ネットワークプレフィックス及び該ネットワークプレフィックスに係るASパスを交換するASパス・プレフィックス交換部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るパス算出装置においては、自ASのBGPルータと通信回線を介して通信するルータ間通信部と、前記BGPルータから受信した経路情報を記憶する経路情報記憶部と、前記経路情報記憶部に記憶される経路情報から、連携先ASのネットワークプレフィックス及び該ネットワークプレフィックスに係るASパスを取得するASパス・プレフィックス取得部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、複数のASが結合して構成される通信ネットワークシステムにおける通信経路を算出するためのコンピュータプログラムであって、自装置が属する自AS及び自ASと連携している連携先ASについての各ネットワークプレフィックス及び該ネットワークプレフィックスに係るASパスを記憶するASパス・プレフィックス記憶部に記憶されるASパスの中から、自ASと連携先AS間の通信経路として、重なりが最も少ないASパスを算出する機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラムである。
これにより、前述のパス算出装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
本発明によれば、自ASにおいてもともと知り得た経路情報と他のASとの間で連携して取得できた経路情報とに基づいて重なりの少ない経路を算出することができる。これにより、複数のASが結合して構成される通信ネットワークシステムの信頼性向上に寄与することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るパス算出装置1の構成を示すブロック図である。図1において、パス算出装置1は、回線インタフェース部2とルータ間通信部3と経路情報記憶部4とASパス・プレフィックス取得部5とASパス・プレフィックス記憶部6と経路情報通知部7とパス算出装置間通信部8とASパス・プレフィックス交換部9とASパス算出部10を備える。
回線インタフェース部2は、通信回線によりデータを送受信する。ルータ間通信部3は、自装置1が属する自AS内のルータとパケット通信を行う。ルータ間通信部3には、あらかじめ、自AS内に設置されたルータのアドレスを設定しておく。経路情報記憶部4は、自AS内のBGP対応のルータから受信した経路情報を記憶する。ASパス・プレフィックス取得部5は、経路情報記憶部4に記憶される経路情報から、自ASと連携している連携先ASのプレフィックス及び該プレフィックスに係るASパスを取得する。ASパス・プレフィックス取得部5は、取得したプレフィックス及びASパスの組をASパス・プレフィックス記憶部6に格納する。
ASパス・プレフィックス記憶部6は、自AS及び連携先ASについての各プレフィックス及び該プレフィックスに係るASパスを記憶する。経路情報通知部7は、自装置1で算出したASパス及び該当するプレフィックスを自ASのルータへ通知する。
パス算出装置間通信部8は、連携先ASに属するパス算出装置1とパケット通信を行う。パス算出装置間通信部8には、あらかじめ、連携先AS内に設置されたパス算出装置1のアドレスを設定しておく。ASパス・プレフィックス交換部9は、連携先ASに属するパス算出装置1との間で、プレフィックス及び該プレフィックスに係るASパスを交換する。ASパス・プレフィックス交換部9は、交換により取得したプレフィックス及びASパスの組をASパス・プレフィックス記憶部6に格納する。
ASパス算出部10は、ASパス・プレフィックス記憶部6に記憶されるASパスの中から、自ASと連携先AS間の通信経路として、重なりが最も少ないASパスを算出する。
図2は、本実施形態に係る通信ネットワークシステムの構成例である。図2に示す通信ネットワークシステムは、複数のASから構成されるものであり、AS同士が通信回線により相互に接続されている。この通信ネットワークシステムは、インターネットを想定しており、AS間ではBGPにより経路情報を交換する。各ASはAS番号を有している。本実施形態では、AS番号「X」のASのことを「ASX」と称する。
図2において、AS100、AS200及びAS300は連携している。連携しているAS100、AS200及びAS300のそれぞれは、本実施形態に係るパス算出装置1を有する。
AS100はプレフィックス「10.0.0.0/24」及び「10.0.1.0/24」を管理している。AS200はプレフィックス「10.1.0.0/24」及び「10.1.1.0/24」を管理している。AS300はプレフィックス「10.2.0.0/24」及び「10.2.1.0/24」を管理している。なお、これらプレフィックスの値は、説明の便宜上の値である。
AS100はAS600及びAS700とそれぞれに通信回線で接続されている。AS200はAS700及びAS800とそれぞれに通信回線で接続されている。AS300はAS800及びAS900とそれぞれに通信回線で接続されている。また、AS600とAS900間、AS700とAS900間、AS800とAS900間が、それぞれに通信回線で接続されている。
次に、図3を参照して、本実施形態に係るパス算出装置1の動作の全体を説明する。図3は、本実施形態に係るパス算出装置1の動作フローの全体を説明するための説明図であり、図2の通信ネットワークシステムに対応している。ここでは、図2の通信ネットワークシステムを具体例として説明する。
ステップS1;BGP対応のルータ20が、隣接するASから経路情報を受信する。
ステップS2;ルータ20が、受信した経路情報を自ASが有するパス算出装置1へ送信する。パス算出装置1において、自ASのルータ20から受信した経路情報は、経路情報記憶部4に格納される。図4に経路情報記憶部4の構成例を示す。図4は、AS100内のパス算出装置1の経路情報記憶部4の構成例である。図4に示されるように、経路情報はプレフィックスと該プレフィックスに係るASパス及びネクストホップを有する。
ステップS3;パス算出装置1において、ASパス・プレフィックス取得部5が、経路情報記憶部4に記憶される経路情報から、自ASと連携している連携先ASを起源とするプレフィックスとそのASパスを取得する。ASパス・プレフィックス取得部5は、取得したプレフィックスとASパスの組をASパス・プレフィックス記憶部6に格納する。
図5にASパス・プレフィックス記憶部6の構成例を示す。図5は、AS100内のパス算出装置1のASパス・プレフィックス記憶部6の構成例であり、図4の経路情報記憶部4の例に対応している。図5に示されるように、ASパス・プレフィックス記憶部6は、ASパスとプレフィックスの組を記憶する。ここで、ASパス・プレフィックス記憶部6に格納するASパスには、自ASのAS番号を終点の位置に追加する。図5の例では、自AS(AS100)から連携先AS(AS200、AS300)に至るASパスごとに、プレフィックスが記憶されている。
また、ASパス・プレフィックス記憶部6には、ASパスごとに、交換フラグと確定フラグを設定することができるようになっている。交換フラグは、自ASではもともと知り得なかったASパスを示す。図5の例では、全て、自ASのルータ20からの経路情報から取得されたASパス及びプレフィックスであるので、交換フラグは設定されていない。確定フラグは、ASパス・プレフィックス記憶部6に記憶されるASパスのうち、自ASへ情報提供することが確定したASパスを示す。図5の例では、まだ確定フラグは設定されていない。
ステップS4;パス算出装置1において、ASパス・プレフィックス交換部9が、ASパス・プレフィックス記憶部6に記憶されるASパスのうち、自ASのルータ20からの経路情報から取得されたASパス及びプレフィックスの組(交換フラグの設定なしのもの)を、連携先ASのパス算出装置1へ通知する。
また、ASパス・プレフィックス交換部9は、連携先ASのパス算出装置1から受信したASパス及びプレフィックスの組を、ASパス・プレフィックス記憶部6に格納する。このとき、連携先ASのパス算出装置1から受信したASパスに対し、交換フラグを設定する。図6に、連携先ASのパス算出装置1から受信したASパス及びプレフィックスの組が格納された、ASパス・プレフィックス記憶部6の構成例を示す。図6は、AS100内のパス算出装置1のASパス・プレフィックス記憶部6の構成例であり、図5のASパス・プレフィックス記憶部6の例に対し、連携先AS(AS200、AS300)のパス算出装置1から受信したASパス及びプレフィックスの組(交換フラグの設定あり(図6中、○印で示す)のもの)が追加されたものである。連携しているAS(AS100、AS200、AS300)間でASパスを交換することにより、各AS(AS100、AS200、AS300)のパス算出装置1は共通のASパスを有することになる。
ステップS5;パス算出装置1において、ASパス算出部10が、ASパス・プレフィックス記憶部6に記憶されるASパスの中から、自ASと連携先AS間の通信経路として、重なりが最も少ないASパスを算出する。このASパス算出方法については後述する。ASパス算出部10は、算出したASパスに対し、確定フラグを設定する。
ステップS6;パス算出装置1において、経路情報通知部7が、ASパス算出部10により算出されたASパス(確定フラグの設定ありのもの)から経路情報を生成し、生成した経路情報を自ASのBGP対応のルータ20へ通知する。このとき、交換フラグも含めて通知する。交換フラグが設定されているASパスは、自ASでBGPにより取得できなかったASパスであるので、当該ASパスを利用するためには特別な設定を行う必要がある。具体的には、交換フラグが設定されているASパスに対応したトンネリングを行うための設定が必要となる。このため、ルータ20に対して、交換フラグを通知することによりトンネリングの設定が必要であることを知らせる。
次に、本実施形態に係るASパス算出方法を説明する。
ASパス算出部10は、ASパス・プレフィックス記憶部6に記憶されるASパスの中から、自ASと連携先AS間の通信経路として、重なりが最も少ないASパスを算出する。ここで、ASパスにおける重なりとは、(1)ASの重なり、及び、(2)リンクの重なり、の2つがある。
(1)ASの重なり
ある2つのASパスにおいて、自ASのAS番号と起点のAS番号を除外した残りのAS番号の中に同じAS番号が含まれている場合に、その2つのASパスはASの重なりがあると定義する。なお、BGP対応のルータ20から受信した経路情報に含まれるASパスには、自ASのAS番号は含まれていないが、本実施形態ではASパス・プレフィックス記憶部6に格納されるASパスに対し、自ASのAS番号を終点の位置に追加している。例えば、図6の例で、AS100からAS200に至るASパス「100 700 200」とAS100からAS300に至る2つのASパス「100 600 900 300」では、AS100とAS200,AS300を除外した残りのAS番号の中に、同じAS番号が含まれていない。従って、その2つのASパス「100 700 200」,「100 600 900 300」には、ASの重なりがない。他方、AS100からAS200に至るASパス「100 700 200」とAS100からAS300に至るASパス「100 700 900 300」では、AS100とAS200,AS300を除外した残りのAS番号の中に、同じAS番号「700」が含まれている。従って、その2つのASパス「100 700 200」,「100 700 900 300」には、ASの重なりがある。
(2)リンクの重なり
ある2つのASパスにおいて、連続する2つのAS番号の組が共通している場合に、その2つのASパスはリンクの重なりがあると定義する。例えば、図6の例で、AS100からAS200に至るASパス「100 700 200」とAS100からAS300に至る2つのASパス「100 600 900 300」では、連続する2つのAS番号の組が1つも共通していない。従って、その2つのASパス「100 700 200」,「100 600 900 300」には、リンクの重なりがない。他方、AS100からAS200に至るASパス「100 700 200」とAS100からAS300に至るASパス「100 700 900 300」では、連続する2つのAS番号の組「100 700」が共通している。従って、その2つのASパス「100 700 200」,「100 700 900 300」には、リンクの重なりがある。
以下、図7を参照して、本実施形態に係るASパス算出部10が行うASパス算出処理を説明する。図7は、本実施形態に係るASパス算出方法の手順を示すフローチャートである。ここでは、図2の通信ネットワークシステムについて、図6のASパス・プレフィックス記憶部6の例を用いて、ASの重なりが最も少ないASパスを算出する場合を具体例に挙げて説明する。なお、リンクの重なりが最も少ないASパスを算出する場合は、「ASの重なり」を「リンクの重なり」と読み替えればよく、同様の手順で実施可能である。
まずステップS11では、ASパス・プレフィックス記憶部6に記憶されるASパスを用いて、連携しているAS間のそれぞれについて、ASパスの組(ASパスセット)を生成する。そして、各ASパスセットについて、ASパス長の短い順にASパスの順位を付ける。なお、ASパス長が同じである複数のASパスが存在する場合には、所定の規則(例えば、文字列の比較など)に従って順位を付ける。
図8に、連携しているAS間のそれぞれについてのASパスセットの例を示す。図8の例では、図6のASパス・プレフィックス記憶部6に記憶されるASパスを用いて、連携しているAS(AS100,AS200,AS300)間のそれぞれについて、ASパス長の短い順に順位付けされたASパスから成るASパスセットが作成されている。具体的には、AS100からAS200に至るASパスのASパスセット(100→200ASパスセット)、AS200からAS100に至るASパスのASパスセット(200→100ASパスセット)、AS100からAS300に至るASパスのASパスセット(100→300ASパスセット)、AS300からAS100に至るASパスのASパスセット(300→100ASパスセット)、AS200からAS300に至るASパスのASパスセット(200→300ASパスセット)、AS300からAS200に至るASパスのASパスセット(300→200ASパスセット)、の6個のASパスセットがある。
次いで、ステップS12では、各ASパスセットから先頭のASパス(最上位のもの)を取り出し、取り出した各先頭ASパスのうちASパス長の短い方から順番に一つを調査対象ASパスに選択し、調査対象ASパス以外の先頭ASパスを比較対象ASパスとし、調査対象ASパスと各比較対象ASパスの組を対象にしてASの重なりを調べる。このとき、調査対象ASパスと比較対象ASパスの組ごとに、「ASの重なり」が何個あるのかを数える。なお、取り出した先頭ASパスの中にASパス長が同じである複数の先頭ASパスが存在する場合には、所定の規則(例えば、文字列の比較など)に従って、調査対象ASパスに選択する順番を決定する。
次いで、ステップS13では、調査対象ASパスと比較対象ASパスの組の全てについて、各組の「ASの重なり」の個数が所定の上限値以内であるか否かを判断する。この結果、全ての組について「ASの重なり」の個数が上限値以内である場合には(ステップS13、YES)、ステップS14において、当該調査対象ASパスに対して確定フラグを設定し、該当するASパスセットから当該調査対象ASパスを削除する。一方、1組でも「ASの重なり」の個数が上限値を超える場合には(ステップS13、NO)、ステップS15において、当該調査対象ASパスを該当するASパスセットから削除する。このステップS15では確定フラグを設定しない。
次いで、ステップS16では、全ての先頭ASパスを調査対象ASパスとして、ASの重なりの調査が終了したか判断する。この結果、調査終了の場合にはステップS17に進む。一方、まだ調査対象ASパスとして未調査の先頭ASパスが残っている場合には、ステップS12に戻り、調査を継続する。なお、2回目以降のステップS12では、確定フラグが設定済みのASパスについても全て比較対象ASパスにして、調査対象ASパスとのASの重なりを調べる。
図9に、図8の例に対してASの重なりを調べた結果を示す。図9中、削除されたASパスは括弧()で囲んでいる。ここでは、「ASの重なり」の個数の上限値は1とする。図9に示されるように、各ASパスセットの先頭ASパスのうち、他の先頭ASパスとの組において「ASの重なり」の個数が1以下であるのは4つ(図9中、○印で示す)あり、他の2つ(図9中、×印で示す)は他の先頭ASパスとの組において「ASの重なり」の個数が2以上である。図9中、○印で示された4つの先頭ASパスに対しては確定フラグが設定される。
次いで、ステップS17では、全てのASパスセットに対して、ASパスが確定したか(確定フラグが設定済みであるか)否かを判断する。この結果、全てのASパスセットに対してASパスが確定した場合には(ステップS17、YES)、ステップS25に進み、まだASパスが確定していないASパスセットがある場合には(ステップS17、NO)、ステップS18に進む。
ステップS18では、ASパスが確定していないASパスセットを対象にして、各ASパスセットから先頭のASパス(まだ残っているASパスのうち最上位のもの)を取り出し、取り出した各先頭ASパスのうちASパス長の短い方から順番に一つを調査対象ASパスに選択し、調査対象ASパス以外の先頭ASパスを比較対象ASパスとし、調査対象ASパスと各比較対象ASパスの組を対象にしてASの重なりを調べる。この調査方法は上記ステップS12と同じである。
次いで、ステップS19では、上記ステップS13と同様に、調査対象ASパスと比較対象ASパスの組の全てについて、各組の「ASの重なり」の個数が上限値以内であるか否かを判断し、この結果、全ての組について「ASの重なり」の個数が上限値以内である場合には(ステップS19、YES)、ステップS20において、当該調査対象ASパスに対して確定フラグを設定し、該当するASパスセットから当該調査対象ASパスを削除する。その後、ステップS24に進む。
一方、1組でも「ASの重なり」の個数が上限値を超える場合には(ステップS19、NO)、ステップS21において、当該調査対象ASパスを該当するASパスセットから削除する。このステップS21では確定フラグを設定しない。次いで、ステップS22では、まだASパスが確定していない当該ASパスセットが空(ASパスが残っていない)であるか判断する。この結果、当該ASパスセットが空である場合には(ステップS22、YES)、ステップS24に進み、当該ASパスセットにまだASパスが残っている場合には(ステップS22、NO)、ステップS23に進む。ステップS23では、当該ASパスセットから先頭のASパス(まだ残っているASパスのうち最上位のもの)を取り出し、取り出した先頭ASパスを調査対象ASパスとし、ステップS17においてまだASパスが確定していなかった他のASパスセットの先頭ASパスを比較対象ASパスとし、調査対象ASパスと各比較対象ASパスの組を対象にしてASの重なりを調べる。この調査方法は上記ステップS12と同じである。その後、ステップS19に戻る。
ステップS24では、ステップS17においてまだASパスが確定していなかったASパスセットの全てを対象にして、ASパスが確定したか、又は、ASパスセットが空になったか、を判断する。この結果、該全てのASパスセットで、ASパスが確定した、又は、ASパスセットが空になった、場合には(ステップS24、YES)、ステップS25に進む。一方、該全てのASパスセットで、ASパスが確定していない、且つ、ASパスセットが空ではない(まだASパスが残っている)、場合には(ステップS24、NO)、ステップS18に戻る。
なお、ステップS18,S23では、ステップS17においてまだASパスが確定していなかったASパスセット内の確定フラグが設定済みのASパスについても全て比較対象ASパスにして、調査対象ASパスとのASの重なりを調べる。
図10に、図9の例において、まだASパスが確定していないASパスセットを対象にし、ASの重なりを調べた結果を示す。図9の例では、「100→300ASパスセット」と「300→100ASパスセット」の2つが、まだASパスが確定していない。この2つのASパスセットを対象にしてASの重なりを調べた結果、図10に示されるように、「100→300ASパスセット」と「300→100ASパスセット」の両方ともにASパスが確定し、確定フラグが設定された。これにより、全てのASパスセットでASパスが確定した。
ステップS25では、全てのASパスセットが空になったか(ASパスが残っていないか)を判断する。この結果、全てのASパスセットが空である場合には(ステップS25、YES)、図7の処理を終了する。一方、空でない(まだASパスが残っている)ASパスセットがある場合には(ステップS25、NO)、ステップS12に戻り、処理を継続する。
図11に、図10の例において、まだASパスが残っているASパスセットを対象にし、ASの重なりを調べた結果を示す。図10の例では、「100→200ASパスセット」、「200→100ASパスセット」、「200→300ASパスセット」及び「300→200ASパスセット」の4つが、まだASパスが残っている。この4つのASパスセットを対象にしてASの重なりを調べた結果、図11に示されるようになった。この例では、4ついずれのASパスセットにおいても、追加の確定したASパスはなかった。
図12に、図10の例が反映されたASパス・プレフィックス記憶部6の構成例を示す。図12において、確定されたASパス(図10中、○印で示す)に対し、確定フラグが設定されている(図12中、確定フラグの欄に○印で示す)。ASパス算出部10は、ASパス・プレフィックス記憶部6に記憶されるASパスに対してASパス算出処理を行った結果、確定したASパスに対して確定フラグを設定する。
経路情報通知部7は、自ASのルータ20に通知する経路情報を生成する際、ASパス・プレフィックス記憶部6に記憶されるASパスのうちから確定フラグが設定されているASパスと、該ASパスと組になっているプレフィックスとを組にして経路情報に含める。さらに、確定フラグに加えて交換フラグも設定されているASパスについては、交換フラグも該ASパスと組にして経路情報に含める。従って、自ASのルータ20に通知される経路情報には、確定フラグが設定されたASパスと、該ASパスに該当するプレフィックスと、交換フラグ(該ASパスに設定ありの場合のみ)との組が含まれる。
経路情報通知部7は、生成した経路情報を自ASのBGP対応のルータ20に通知する。該経路情報を受信したルータ20は、該経路情報に含まれるASパスを利用することができる。但し、交換フラグがあるASパスについては、自ASではBGPにより知り得なかったものであるので、自ASから該ASパスまでの経路が確立していない。従って、自ASから該ASパスに至るまでのトンネリングを行うように設定する必要がある。
次に、ASパス算出処理において、ASパスの重なりを調べる方法の一実施例を説明する。
説明の便宜上、調査対象ASパスを5つのAS(AS番号がa1,a2,a3,a4,a5)から成るASパス「a1 a2 a3 a4 a5」とする。また、比較対象ASパスを4つのAS(AS番号がb1,b2,b3,b4)から成るASパス「b1 b2 b3 b4」とする。
まず、ASの重なりを調べる場合は、変数as[]を定義し、調査対象ASパスについて、as[a2]=as[a3]=as[a4]=1、と設定する。次いで、比較対象ASパスについて、「as[b2]+as[b3]」を計算し、この和が「ASの重なり」の個数の上限値以内であるか否かを調べる。
リンクの重なりを調べる場合は、変数link[][]を定義し、調査対象ASパスについて、link[a1][a2]=link[a2][a3]=link[a3][a4]=link[a4][a5]=1、と設定する。次いで、比較対象ASパスについて、「link[b1][b2]+link[b2][b3]+link[b3][b4]」を計算し、この和が「リンクの重なり」の個数の上限値以内であるか否かを調べる。
このASパスの重なりを調べる方法によれば、重なりの調査回数はたかだかASパスセットに含まれるASパス数となる。
本実施形態によれば、自ASにおいてもともと知り得た経路情報と他のASとの間で連携して取得できた経路情報とに基づいて重なりの少ないASパスを算出することができる。このASパスを利用すれば、あるAS間で障害が発生した場合に、該AS間を含むASパスによって到達可能なプレフィックスに対して、障害箇所を迂回して到達できる可能性が高くなる。これにより、インターネット等、複数のASが結合して構成される通信ネットワークシステムの信頼性向上に寄与することができるという効果が得られる。
また、BGPにより自ASでは知り得なかったASパスをASの連携によって知ることができ、連携しているAS間でより多くの通信経路を発見することができる。これにより、連携しているAS間の通信の信頼性、耐障害性、可用性が向上することが期待できる。さらに、上述したように重なりの少ないASパスを利用することにより、連携しているAS間の通信における耐障害性が一層向上することが期待できる。この結果として、連携しているASのユーザからの通信に対する満足度の向上が期待できるため、連携していないASに対してサービスの差別化を図ることができる。
なお、本実施形態に係るパス算出装置1は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、あるいはパーソナルコンピュータ等のコンピュータシステムにより構成され、図1に示されるパス算出装置1の各部の機能を実現するためのプログラムを実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、そのパス算出装置1には、周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれも図示せず)が接続されるものとする。ここで、入力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。表示装置とはCRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。
また、上記周辺機器については、パス算出装置1に直接接続するものであってもよく、あるいは通信回線を介して接続するようにしてもよい。
また、図3、図7に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、パス算出処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、BGP対応のルータ20が経路情報からASパスとプレフィックスの組を取得してパス算出装置1に送信するようにしてよい。この場合、パス算出装置1には経路情報記憶部4及びASパス・プレフィックス取得部5が不要となる。
また、パス算出装置1をオフラインで動作させるようにしてもよい。この場合、連携しているAS間で共有するASパスとプレフィックスの組を、オフラインでASパス・プレフィックス記憶部6に格納する。
本発明の一実施形態に係るパス算出装置1の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る通信ネットワークシステムの構成例である。 図1に示すパス算出装置1の動作フローの全体を説明するための説明図である。 図1に示す経路情報記憶部4の構成例である。 図1に示すASパス・プレフィックス記憶部6の構成例である。 図1に示すASパス・プレフィックス記憶部6の構成例である。 本発明の一実施形態に係るASパス算出方法の手順を示すフローチャートである。 同実施形態に係るASパス算出方法を説明するための説明図である。 同実施形態に係るASパス算出方法を説明するための説明図である。 同実施形態に係るASパス算出方法を説明するための説明図である。 同実施形態に係るASパス算出方法を説明するための説明図である。 図1に示すASパス・プレフィックス記憶部6の構成例である。 通信ネットワークシステムの構成例である。
符号の説明
1…パス算出装置、2…回線インタフェース部、3…ルータ間通信部、4…経路情報記憶部、5…ASパス・プレフィックス取得部、6…ASパス・プレフィックス記憶部、7…経路情報通知部、8…パス算出装置間通信部、9…ASパス・プレフィックス交換部、10…ASパス算出部、20…ルータ

Claims (6)

  1. 複数のASが結合して構成される通信ネットワークシステムにおける通信経路を算出するパス算出装置において、
    自装置が属する自AS及び自ASと連携している連携先ASについての各ネットワークプレフィックス及び該ネットワークプレフィックスに係るASパスを記憶するASパス・プレフィックス記憶部と、
    前記ASパス・プレフィックス記憶部に記憶されるASパスの中から、自ASと連携先AS間の通信経路として、重なりが最も少ないASパスを算出するASパス算出部と、
    を備えたことを特徴とするパス算出装置。
  2. 自ASではもともと知り得なかったASパスを示すフラグを設けたことを特徴とする請求項1に記載のパス算出装置。
  3. 自ASのルータと通信回線を介して通信するルータ間通信部と、
    前記ASパス算出部により算出されたASパス及び該当するネットワークプレフィックスを前記フラグとともに自ASのルータへ通知する経路情報通知部と、
    を備えたことを特徴とする請求項2に記載のパス算出装置。
  4. 連携先ASに属するパス算出装置と通信回線を介して通信するパス算出装置間通信部と、
    連携先ASに属するパス算出装置との間で、ネットワークプレフィックス及び該ネットワークプレフィックスに係るASパスを交換するASパス・プレフィックス交換部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパス算出装置。
  5. 自ASのBGPルータと通信回線を介して通信するルータ間通信部と、
    前記BGPルータから受信した経路情報を記憶する経路情報記憶部と、
    前記経路情報記憶部に記憶される経路情報から、連携先ASのネットワークプレフィックス及び該ネットワークプレフィックスに係るASパスを取得するASパス・プレフィックス取得部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載のパス算出装置。
  6. 複数のASが結合して構成される通信ネットワークシステムにおける通信経路を算出するためのコンピュータプログラムであって、
    自装置が属する自AS及び自ASと連携している連携先ASについての各ネットワークプレフィックス及び該ネットワークプレフィックスに係るASパスを記憶するASパス・プレフィックス記憶部に記憶されるASパスの中から、自ASと連携先AS間の通信経路として、重なりが最も少ないASパスを算出する機能をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。
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