JP2011077618A - マルチキャスト木監視装置、マルチキャスト木監視方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

マルチキャスト木監視装置、マルチキャスト木監視方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】マルチキャスト木監視におけるルータ(マルチキャスト転送装置)へのアクセス回数の削減を図る。
【解決手段】特定のマルチキャスト木の経路候補木に含まれるマルチキャスト転送装置の次数を算出し(S1)、最大次数の前記マルチキャスト転送装置にアクセスしてマルチキャスト転送情報を取得し(S2)、取得したマルチキャスト転送情報に基づいて、前記経路候補木に含まれる配信経路候補のマルチキャスト転送の有無を判定し(S3)、前記マルチキャスト転送の有無の判定結果に基づいて、前記経路候補木を再構成する(S4)。
【選択図】図4

Description

本発明は、マルチキャスト木監視装置、マルチキャスト木監視方法およびコンピュータプログラムに関する。
近年、インターネットなどのIP(Internet Protocol)網を介した映像配信サービス(IPTV)が普及してきているが、特に同報性の高い映像コンテンツの配信にIPマルチキャストを用いることが行われている。PIM(Protocol Independent Multicast)−SM(Sparse Mode)を用いたIPマルチキャストでは、受信者のいないルータへのマルチキャスト転送は抑制されるため、ネットワーク内の全ルータに対してマルチキャストデータが転送されているわけではない。このため、ネットワーク管理者は、マルチキャストデータの配信確認や障害検知を目的として、実際にどの配信経路候補に沿ってマルチキャストデータが転送されているのかを監視している。特定のマルチキャストグループについて実際にマルチキャストデータがどのような経路に沿って流れているのかを示すツリー構造は、“マルチキャスト木”と呼ばれる。
従来のマルチキャスト木監視技術としては、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。特許文献1に記載の技術では、特定のマルチキャスト木の候補に含まれるルータ(マルチキャスト転送装置)にアクセスしてマルチキャスト転送情報を取得し、該取得したマルチキャスト転送情報がマルチキャスト転送ありを示す場合に、マルチキャスト木の根から該アクセスしたルータに至るマルチキャスト転送があると判断し、マルチキャスト木のデータを作成する。
特開2009−88870号公報
しかし、上述した従来のマルチキャスト木監視技術に対し、ルータへのアクセス回数を削減することが課題として挙げられる。通常、マルチキャスト木監視は定期的に行われるため、低負荷であることが好ましい。
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、マルチキャスト木監視におけるルータ(マルチキャスト転送装置)へのアクセス回数の削減を図ることのできる、マルチキャスト木監視装置、マルチキャスト木監視方法およびコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るマルチキャスト木監視装置は、特定のマルチキャスト木の経路候補木に含まれるマルチキャスト転送装置の次数を算出する次数算出部と、最大次数の前記マルチキャスト転送装置にアクセスしてマルチキャスト転送情報を取得する情報取得部と、前記取得したマルチキャスト転送情報に基づいて、前記経路候補木に含まれる配信経路候補のマルチキャスト転送の有無を判定する判定部と、前記マルチキャスト転送の有無の判定結果に基づいて、前記経路候補木を再構成する経路候補木再構成部と、を備えたことを特徴とする。
本発明に係るマルチキャスト木監視装置において、前記判定部は、上流方向に等コストの配信経路候補を複数持つ前記マルチキャスト転送装置において、ある上流リンクでマルチキャスト転送ありが確定した場合には、他の上流リンクをマルチキャスト転送なしと判定する、ことを特徴とする。
本発明に係るマルチキャスト木監視方法は、次数算出部と情報取得部と判定部と経路候補木再構成部とを有するマルチキャスト木監視装置におけるマルチキャスト木監視方法であって、前記次数算出部が、特定のマルチキャスト木の経路候補木に含まれるマルチキャスト転送装置の次数を算出するステップと、前記情報取得部が、最大次数の前記マルチキャスト転送装置にアクセスしてマルチキャスト転送情報を取得するステップと、前記判定部が、前記情報取得部が取得したマルチキャスト転送情報に基づいて、前記経路候補木に含まれる配信経路候補のマルチキャスト転送の有無を判定するステップと、前記経路候補木再構成部が、前記マルチキャスト転送の有無の判定結果に基づいて、前記経路候補木を再構成するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明に係るマルチキャスト木監視方法において、前記判定部は、上流方向に等コストの配信経路候補を複数持つ前記マルチキャスト転送装置において、ある上流リンクでマルチキャスト転送ありが確定した場合には、他の上流リンクをマルチキャスト転送なしと判定する、ことを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムは、コンピュータに、特定のマルチキャスト木の経路候補木に含まれるマルチキャスト転送装置の次数を算出するステップと、最大次数の前記マルチキャスト転送装置にアクセスしてマルチキャスト転送情報を取得するステップと、前記情報取得部が取得したマルチキャスト転送情報に基づいて、前記経路候補木に含まれる配信経路候補のマルチキャスト転送の有無を判定するステップと、前記マルチキャスト転送の有無の判定結果に基づいて、前記経路候補木を再構成するステップと、を実行させるためのコンピュータプログラムであることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータプログラムにおいて、前記配信経路候補のマルチキャスト転送の有無を判定するステップは、上流方向に等コストの配信経路候補を複数持つ前記マルチキャスト転送装置において、ある上流リンクでマルチキャスト転送ありが確定した場合には、他の上流リンクをマルチキャスト転送なしと判定する、ことを特徴とする。
これにより、前述のマルチキャスト木監視装置がコンピュータを利用して実現できるようになる。
本発明によれば、マルチキャスト木監視におけるマルチキャスト転送装置へのアクセス回数の削減を図ることができるという効果が得られる。
本発明の一実施形態に係るIP網の構成例を示すネットワーク構成図である。 図1に示す監視サーバ1の構成を示すブロック図である。 図1に示すIP網における経路候補木の例である。 本発明の一実施形態に係るマルチキャスト木監視方法の手順を示すフローチャートである。 図3に示す経路候補木におけるマルチキャスト木の例である。 本発明の一実施形態に係るマルチキャスト木監視方法を説明するための説明図である。 同実施形態に係る再構成された経路候補木の例である。 同実施形態に係る再構成された経路候補木の例である。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るIP網の構成例を示すネットワーク構成図である。このIP網は、PIM−SMを用いたIPマルチキャストを提供する。図1において、監視サーバ1はマルチキャスト木を監視する装置である。IP網において、マルチキャストをサポートするルータa〜j(マルチキャスト転送装置)がネットワーク状に接続されている。ルータa〜j(以下、特に区別しないときは「ルータx」と称する)はマルチキャストデータの転送機能を有する。マルチキャスト配信サーバ3は、マルチキャストデータの発信源であり、IP網内のルータaに接続されている。マルチキャスト配信サーバ3と接続されているルータaは、マルチキャスト木の最上流(マルチキャスト木の根)のルータである。各受信者(マルチキャストデータ受信端末)4は、IP網内のルータe,h,i,jにそれぞれ接続されている。
監視サーバ1は、IP網内のルータcに接続されている。図1のIP網は、経路制御プロトコルとしてOSPF(Open Shortest Path First)を利用している。OSPFの詳細については、IETF(Internet Engineering Task Force)発行の技術仕様書(Request For Comments:RFC)の「RFC2328 “OSPF Version 2”」に開示されている。
OSPFでは、IP網を構成する各ルータxが、自身が持つリンク状態(通信リンクの接続状態や通信リンクのコスト値など)を、リンク状態広告メッセージ(Link State Advertisement:LSA)を用いてIP網全体に広報する。ルータxは他のルータxから発信されたLSAを受信し、その受信したLSAからリンク状態データベース(Link-state Database:LSDB)を作成する。LSDBは、ルータx間の接続の有無をマトリックス形式で記録する。また、LSDBは、あるルータxから他のルータxに向かう接続(リンク)が存在する場合には、そのリンクのコスト値を記録する。ルータxは、LSDBに基づいて、IP網において自己から宛先までのコストが最小となる最短経路木を作成する。ルータxは、最短経路木に基づいて、ユニキャストに用いる経路表(ユニキャスト経路表)を作成する。
また、OSPFでは、ルータxは、自身が持つリンク状態を定期的にLSAで送信すること(Refresh LSA)に加えて、自身が持つリンク状態に変化があった場合にも、例えばルータに接続した通信リンクが切れたことを検知した場合や通信リンクのコスト値が変わった場合などに、LSAを送信する。ルータxは、以前に受信したLSAとは異なるメッセージ内容のLSAを受信すると、LSDBを書き換え、最短経路木およびユニキャスト経路表を再生成する。従って、OSPFが動作するIP網においてLSAを収集し監視すれば、IP網内の各ルータxのユニキャスト経路表を再現することができる。
図1のIP網において、監視サーバ1は、接続したルータcとOSPF隣接関係を確立する。これにより、監視サーバ1は、ルータcを介して、IP網内に広報されたLSAを受信することができる。監視サーバ1は、受信したLSAに基づいてLSDBを作成する。その作成されたLSDBは、各ルータxが有するLSDBと同じ内容になる。これにより、監視サーバ1は、そのLSDBに基づいて各ルータxに関する最短経路木を作成し、最短経路木からユニキャスト経路表を作成することにより、各ルータxが有する最短経路木及びユニキャスト経路表を再現することができる。
マルチキャストデータはユニキャスト配信経路の逆の経路に沿って配信される。そこで、本実施形態では、OSPFを利用して取得したユニキャスト配信経路の逆の経路を予めマルチキャストの配信経路候補として求めておく。
図2は、図1に示す監視サーバ1の構成を示すブロック図である。
監視サーバ1は、監視対象のマルチキャスト情報として、マルチキャストグループアドレス、マルチキャスト配信サーバドレス、RP(Rendezvous Point)アドレスを有する。マルチキャスト情報は、利用者から入力される。若しくは、監視サーバ1が、接続しているルータcにアクセスし、マルチキャスト情報を取得してもよい。
図2において、OSPFモニタ11は、ルータcからLSAを受信する。SPT計算部12は、受信したLSAに基づいてLSDBを作成し、LSDBに基づいて各ルータxに関する最短経路木を作成する。ユニキャスト経路表作成部13は、各ルータxの最短経路木から、各ルータxのユニキャスト経路表を作成する。
ユニキャスト経路表解析部14は、各ルータxのユニキャスト経路表に基づいて、マルチキャスト情報で特定されるマルチキャスト木の候補を作成する。マルチキャスト木の候補は、可能性のある全ての配信経路候補を示す情報であって、ルータxの識別情報(例えばIPアドレス)とルータx間の接続の有無を示す接続情報とから構成される。本実施形態では、ルータxのポート情報(入力ポートおよび出力ポートのそれぞれにどのルータが接続されているのかを示す情報)も接続情報に含めるようにする。これにより、マルチキャスト木の候補とマルチキャスト転送テーブルの情報(マルチキャスト転送ありの入力ポートと出力ポートの組)を対応付けることにより、どのルータから入力されてどのルータへ出力されるマルチキャスト転送があるのか、が分かる。マルチキャスト木の根は、マルチキャスト配信サーバ3と接続されているルータaである。若しくは、RPがマルチキャスト木の根になる場合がある。
PIMを用いる場合、マルチキャスト配信サーバ3から受信者4までの配信経路は、受信者4らマルチキャスト配信サーバ3までの逆向きの最短経路になるが、等コストにより最短経路が2つ以上発生する可能性がある。複数の等コスト経路のうち1つの経路を選択する基準は、ルータの実装依存のため特定できず、従ってOSPFのLSAから判断することはできない。そこで、本実施形態では、複数の等コスト経路に伴う上流方向の全経路を配信経路候補として残しておき、実際にルータにアクセスしてマルチキャスト木を確認する。
図3は、図1のIP網における経路候補木の例である。経路候補木は、マルチキャスト木の候補に含まれる配信経路候補から構成される。図3の経路候補木では、図1のIP網においてルータb,c間のリンクとルータd,e間のリンクとルータe,f間のリンクとルータf,g間のリンクとが、配信経路候補から除外されたために(従って、マルチキャスト木の候補に含まれないため)、経路候補木に含まれていない。
マルチキャスト木作成部15は、マルチキャスト木の候補に基づいてIP網上のルータxにアクセスし、実際にはどのようなマルチキャスト木になっているのかを調べる。マルチキャスト木作成部15は、その調査結果に基づいて、マルチキャスト木の表示データを作成する。
マルチキャスト木は、経路候補木のうち、実際にマルチキャストデータが流れている部分である。マルチキャスト木に含まれるルータxは、実際にマルチキャスト転送を行っている。従って、マルチキャスト木に含まれるルータxのマルチキャスト転送テーブルには、マルチキャスト木に係る入力ポートと出力ポートの対応関係が記載されている。一方、経路候補木に含まれていても、マルチキャスト木に含まれていないルータxは、実際にはマルチキャスト転送を行っていない。従って、マルチキャスト木に含まれていないルータxのマルチキャスト転送テーブルには、マルチキャスト木に係る入力ポートと出力ポートの対応関係が記載されていない。
マルチキャストモニタ16は、マルチキャスト木作成部15から指示された調査先のルータxへルータc経由でアクセスし、該調査先のルータxからマルチキャスト転送情報を取得する。マルチキャスト転送情報は、マルチキャスト転送における入力と出力の関係を示す情報であり、どのルータ(マルチキャスト転送装置)から入力されたマルチキャストデータをどのルータ(マルチキャスト転送装置)に出力するのかを示す。なお、マルチキャスト転送情報は、どのルータから入力されたマルチキャストデータをどのルータに出力するのかを間接的に示すものであってもよい。例えば、マルチキャスト転送情報が、どのインタフェース(例えばLANポート)から入力されたマルチキャストデータを、どの(1つ又は複数の)インタフェースに出力するのかを示すものであってもよい。本実施形態では、マルチキャスト転送情報として、マルチキャスト転送テーブルの情報(マルチキャスト転送ありの入力ポートと出力ポートの組)を取得する。
表示部17は、マルチキャスト木作成部15が作成したマルチキャスト木の表示データを表示装置の画面に表示する。これにより、マルチキャスト木作成部15の調査結果に基づいたマルチキャスト木が、画面上に表示される。なお、マルチキャスト木の構成を示すデータを印字出力したり、記録媒体に記録したり、又は通信により所定の装置へ送信したりするようにしてもよい。
次に、マルチキャスト木作成部15が行うマルチキャスト木の監視方法について、実施例を挙げて説明する。
以下の実施例では、受信者を省略し、ルータ間のみでのマルチキャスト木を監視する場合を例に挙げる。なお、受信者まで含めたマルチキャスト木を監視する場合は、受信者を末端にすれば、同様に適用することができる。また、マルチキャスト転送テーブルの情報とマルチキャスト木の候補を対応付けることによって、どのルータとどのルータの間のマルチキャスト転送があるのかを判断することとする。
以下、マルチキャスト木の候補がツリー表現されたものである経路候補木を用いて説明を行う。
まず、本実施形態に係るマルチキャスト木の監視規則を説明する。
(監視規則1)
監視規則1は、アクセスするルータを選択する際の規則である。監視規則1では、経路候補木において次数の大きなルータからアクセスを開始する。ルータの次数とは、経路候補木においてルータに接続されるリンクのうち、マルチキャスト転送の有無が未確定のリンクの数である。例えば、図3の経路候補木においてルータbの全リンクでマルチキャスト転送の有無未確定であるとすると、ルータbのリンク数は、ルータa間、ルータd間、ルータe間及びルータf間の合計4である。なお、同じ次数のルータが複数ある場合には、所定の方法で一のルータを選択する。例えば、ランダムに選択したり、上流又は下流のルータを優先的に選択したり、ルータ識別番号の小さい方のルータを選択したりするなどの選択方法が挙げられる。
(監視規則2)
監視規則2は、経路候補木に含まれる配信経路候補のマルチキャスト転送の有無を判定する際の規則である。監視規則2では、上流方向に等コストの配信経路候補を複数持つルータにおいて、ある上流リンクでマルチキャスト転送ありが確定した場合には、他の上流リンクをマルチキャスト転送なしと判定する。例えば、図3の経路候補木においてルータfは、上流方向に等コストの配信経路候補を2つ持つ(ルータb,f間のリンクと、ルータc,f間のリンク)。ここで、ルータb,f間のリンクでマルチキャスト転送ありが確定した場合には、他の上流リンク(ルータc,f間)をマルチキャスト転送なしと判定する。本監視規則2は、IPマルチキャストにおけるRPF(Reverse Path Forwarding)チェックを考慮したものである。RPFチェックにより、ルータは複数の上流リンクからマルチキャスト転送を受けることがない。
次に、図4を参照して、本実施形態に係る監視規則1,2を適用したマルチキャスト木監視方法を説明する。図4は、本実施形態に係るマルチキャスト木監視方法の手順を示すフローチャートである。ここでは、図3の経路候補木を用いた具体例により説明を行う。図5に、図3の経路候補木におけるマルチキャスト木の例(マルチキャスト木100)を示す。マルチキャスト木100は、ルータaからルータb経由でルータfに至る経路と、ルータaからルータc,g経由でルータiに至る経路とを有する。以下、このマルチキャスト木100を検出すべく、マルチキャスト木の監視が行われることを想定する。
図4において、ステップS1では、経路候補木に含まれる全てのルータxの次数deg(x)を算出する。ルータの次数とは、ルータに接続されるリンクのうち、マルチキャスト転送の有無が未確定のリンクの数である。ここでは、図3の経路候補木に含まれるルータa〜jの次数deg(a)〜deg(j)について、まだルータa〜jの全リンクでマルチキャスト転送の有無未確定であるので、
ルータaの次数deg(a)=3、
ルータbの次数deg(b)=4、
ルータcの次数deg(c)=3、
ルータdの次数deg(d)=2、
ルータeの次数deg(e)=1、
ルータfの次数deg(f)=3、
ルータgの次数deg(g)=3、
ルータhの次数deg(h)=1、
ルータiの次数deg(i)=2、
ルータjの次数deg(j)=1、
と算出される。なお、ここでは、受信者を省略し、ルータ間のみでのマルチキャスト木を監視するため、受信者間のリンクは次数に含めない。また、マルチキャスト木の最上流(マルチキャスト木の根)のルータaに関し、マルチキャスト配信サーバ3間のリンクでマルチキャスト転送ありが確定している場合には、マルチキャスト配信サーバ3間のリンクをルータaの次数に含めなくてもよい。
次いで、ステップS2では、最大次数のルータを判定し、該最大次数のルータへアクセスしてマルチキャスト転送情報を取得する。これにより、最大次数「4」のルータbへのアクセスが行われてマルチキャスト転送情報が取得される。
次いで、ステップS3では、ステップS2で取得したマルチキャスト転送情報に基づいて、マルチキャスト転送の有無を判定する。ルータbから取得したマルチキャスト転送情報は、図5における、ルータa,b間のマルチキャスト転送ありと、ルータb,f間のマルチキャスト転送ありと、ルータb,d間のマルチキャスト転送なしと、ルータb,e間のマルチキャスト転送なしと、を明示する。これにより、まず、ルータa,b間のマルチキャスト転送ありと、ルータb,f間のマルチキャスト転送ありと、ルータb,d間のマルチキャスト転送なしと、ルータb,e間のマルチキャスト転送なしとが確定する。
さらに、マルチキャスト配信サーバ3とルータa間のマルチキャスト転送ありを判定することができる。これは、少なくとも1つの配信経路候補でマルチキャスト転送ありならば、マルチキャスト配信サーバ3とルータa間のマルチキャスト転送ありが必須であることから、マルチキャスト配信サーバ3とルータa間のマルチキャスト転送ありと判定するのである。
さらに、ルータb,d間のマルチキャスト転送なしの情報から、ルータd,h間のマルチキャスト転送なしを判定することができる。これは、ルータbの下流のルータdのさらに下流のルータが1つしかない(ここではルータhのみ)であることから、該ルータd,h間のマルチキャスト転送なしと判定するのである。
さらに、ルータfに着目すると、ルータfは、上流方向に等コストの配信経路候補を2つ持つ(ルータb,f間のリンクと、ルータc,f間のリンク)。ここで、ルータbから取得したマルチキャスト転送情報によって、ルータb,f間のマルチキャスト転送ありが確定したので、監視規則2により、他の上流リンク(ルータc,f間)のマルチキャスト転送なしと判定する。
このステップS3の判定により、マルチキャスト配信サーバ3とルータa間のマルチキャスト転送ありと、ルータa,b間のマルチキャスト転送ありと、ルータb,f間のマルチキャスト転送ありと、ルータb,d間のマルチキャスト転送なしと、ルータb,e間のマルチキャスト転送なしと、ルータd,h間のマルチキャスト転送なしと、ルータc,f間のマルチキャスト転送なしとが判定される。これにより、図6に示されるように、各配信経路候補のマルチキャスト転送有無の判定結果が得られる。図6では、マルチキャスト転送ありと判定された(これにより、マルチキャスト転送ありが確定した)配信経路候補が矢印線で示され、マルチキャスト転送なしと判定された(これにより、マルチキャスト転送なしが確定した)配信経路候補が破線で示され、マルチキャスト転送の有無が未確定の配信経路候補が実線で示されている。
次いで、ステップS4では、経路候補木を再構成する。このとき、マルチキャスト転送なしと判定された配信経路候補は除外して経路候補木を再構成する。これにより、図6の破線部分の配信経路候補(ルータb,d間、ルータd,h間、ルータb,e間、ルータc,f間)が削除された、図7の経路候補木が構成される。
次いで、ステップS5では、ステップS4で再構成された経路候補木において、マルチキャスト転送の有無未確定の配信経路候補があるか判断する。この結果、マルチキャスト転送の有無未確定の配信経路候補がある場合にはステップS1に戻り、マルチキャスト転送の有無未確定の配信経路候補がない場合には図4の処理を終了する。
ステップS5において、図7の経路候補木では、まだマルチキャスト転送の有無未確定の配信経路候補が残っているので、ステップS1に戻り、経路候補木に含まれる全てのルータxの次数deg(x)を算出する。ここでは、図7の経路候補木に含まれるルータa,b,c,f,g,i,jの次数deg(a),deg(b),deg(c),deg(f),deg(g),deg(i),deg(j)について、マルチキャスト転送の有無未確定のリンク(図7中の実線部分)のみをリンク数の算出対象とし、
ルータaの次数deg(a)=1、
ルータbの次数deg(b)=0、
ルータcの次数deg(c)=2、
ルータfの次数deg(f)=1、
ルータgの次数deg(g)=3、
ルータiの次数deg(i)=2、
ルータjの次数deg(j)=1、
と算出される。
この結果、次いでステップS2では、最大次数「3」のルータgへのアクセスが行われてマルチキャスト転送情報が取得される。このルータgから取得したマルチキャスト転送情報は、図5における、ルータc,g間のマルチキャスト転送ありと、ルータg,i間のマルチキャスト転送ありと、ルータg,j間のマルチキャスト転送なしと、を明示する。
この結果、次いでステップS3では、まず、ルータc,g間のマルチキャスト転送ありと、ルータg,i間のマルチキャスト転送ありと、ルータg,j間のマルチキャスト転送なしとが確定する。
さらに、ルータc,g間のマルチキャスト転送ありであることから、ルータa,c間のマルチキャスト転送ありを判定することができる。これは、ルータcの上流のルータが1つしかない(ここではルータaのみ)であることから、該ルータa,c間のマルチキャスト転送ありと判定するのである。
さらに、ルータiに着目すると、ルータiは、上流方向に等コストの配信経路候補を2つ持つ(ルータf,i間のリンクと、ルータg,i間のリンク)。ここで、ルータgから取得したマルチキャスト転送情報によって、ルータg,i間のマルチキャスト転送ありが確定したので、監視規則2により、他の上流リンク(ルータf,i間)のマルチキャスト転送なしと判定する。
ここまでの処理で、図7の経路候補木でマルチキャスト転送の有無未確定であった配信経路候補(ルータa,c間、ルータc,g間、ルータg,j間、ルータg,i間、ルータf,i間)に関し、全て、マルチキャスト転送の有無が判定され、ルータa,c間のマルチキャスト転送ありと、ルータc,g間のマルチキャスト転送ありと、ルータg,j間のマルチキャスト転送なしと、ルータg,i間のマルチキャスト転送ありと、ルータf,i間のマルチキャスト転送なしとが確定する。
この結果、次いでステップS4では、経路候補木が再構成され、図8の経路候補木が構成される。この図8の経路候補木は、マルチキャスト転送の有無未確定の配信経路候補を含まず、マルチキャスト転送ありの配信経路候補のみから構成される。つまり、図8の経路候補木は、マルチキャスト木を表し、図5のマルチキャスト木100に一致する。
この結果、次いでステップS5では、図8の経路候補木において、マルチキャスト転送の有無未確定の配信経路候補がないので、図4の処理が終了となる。
本実施形態によれば、監視規則1,2を適用することによって、ルータへのアクセス回数の削減を図ることができる。特許文献1の従来のマルチキャスト木監視方法では、図5のマルチキャスト木100を検出するためには、5回以上のルータアクセスが必要である。具体的には、特許文献1の従来のマルチキャスト木監視方法において経路候補木の上流から下流へと調査する場合には、図5のルータa,b,i,c,jにアクセスすることとなり、5回のルータアクセスが必要である。特許文献1の従来のマルチキャスト木監視方法において経路候補木の下流から上流へと調査する場合には、図5のルータd,a,b,i,c,gにアクセスすることとなり、6回のルータアクセスが必要である。これに対して、本実施形態によれば、上述したように2回のルータアクセス(図5のルータb,gへのアクセス)のみで、図5のマルチキャスト木100を検出することができる。
特許文献1の従来のマルチキャスト木監視方法における、監視規則3〜5を以下に示す。これら監視規則3〜5は、適宜、本実施形態に係る監視規則1,2と組み合わせてもよい。
(監視規則3)
監視規則3は、経路候補木の上流から下流へと調査する場合の監視規則である。図3の経路候補木において、あるルータ(ここではルータbとする)にアクセスした時に、経路候補木において下流の転送先であるルータ(ここではルータdとする)のさらに下流の転送先であるルータの候補が1つしかない場合(ここではルータhのみ)には、アクセスしたルータbのすぐ下流のルータdへのアクセスは行わず、さらに下流の1つだけある転送先ルータの候補(ルータh)にアクセスする。このようにルータへのアクセスを省略することで、ルータへのアクセス数の削減を図ることができる。
(監視規則4)
監視規則4は、経路候補木の下流から上流へと調査する場合の監視規則である。図3の経路候補木において、最下流付近のルータ(ここではルータhとする)から、調査を開始することでルータへのアクセス数を大幅に削減することができる。この理由は、あるルータにおいてマルチキャスト転送ありが確認された場合に、経路候補木において、そのマルチキャスト転送に係る配信経路候補が1つしかないときは、実際の配信経路を一意に定めることができるので、上流のルータにアクセスしなくても、マルチキャスト配信サーバから当該ルータまでのマルチキャスト転送があることを確認することができるからである。まず図3中のルータhにアクセスし、ルータhにおけるマルチキャスト転送ありが確認された場合には、他のルータにアクセスしなくても、ルータa(マルチキャスト木の根であるルータ)からルータhまでのマルチキャスト転送があることを確認することができる。これにより、ルータへのアクセスを省略することができ、ルータへのアクセス数の削減を図ることができる。
(監視規則5)
監視規則5は、経路候補木の下流から上流へと調査する場合の監視規則である。図3の経路候補木において、あるルータ(ここではルータhとする)にアクセスし、ルータhでマルチキャスト転送なしであるとする。このとき、経路候補木においてルータhより1つ上流のルータdのさらに1つ上流のルータが1つのみ(ルータbのみ)である場合には、ルータdへのアクセスを省略し、ルータbにアクセスする。この場合、ルータhのマルチキャスト転送テーブルからルータhとルータdの間のマルチキャスト転送の有無を確認し、ルータbのマルチキャスト転送テーブルからルータdとルータbの間のマルチキャスト転送の有無を確認することができる。これにより、ルータdへのアクセスを省略しても、ルータbからルータd経由でルータhまでのマルチキャスト転送の有無を確認することができる。なお、本監視規則5は、監視規則3に対応するものである。
上述したように本実施形態によれば、監視サーバ1がマルチキャスト木を監視する際に必要なルータへのアクセス回数を削減することができる。これにより、監視サーバ1とルータ間でやりとりする総トラフィック量が削減される。また、監視サーバ1からアクセスされないルータは負荷が軽減される。といった格別の効果が得られる。
なお、本実施形態に係る監視サーバ1は、専用のハードウェアにより実現されるものであってもよく、あるいはパーソナルコンピュータ等のコンピュータシステムにより構成され、図2に示される監視サーバ1の各部の機能を実現するためのプログラムを実行することによりその機能を実現させるものであってもよい。
また、その監視サーバ1には、周辺機器として入力装置、表示装置等(いずれも図示せず)が接続されるものとする。ここで、入力装置とはキーボード、マウス等の入力デバイスのことをいう。表示装置とはCRT(Cathode Ray Tube)や液晶表示装置等のことをいう。
また、上記周辺機器については、監視サーバに直接接続するものであってもよく、あるいは通信回線を介して接続するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、IP網がOSPFを使用していない場合(リンクステートベース以外)などでは、予めマルチキャスト木候補の情報(トポロジー情報)を取得しておくものとする。
また、ルータアクセスは一台ずつ行う必要はなく、次数の大きなルータから順に複数を選んで同時にアクセスしてもよい。例えば、上述の図5に係る実施例において、最初のルータアクセス時点で次数の大きなルータbとルータgの2台に対して同時にアクセスすることも可能である。
また、図4に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、マルチキャスト木監視処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、フラッシュメモリ等の書き込み可能な不揮発性メモリ、DVD(Digital Versatile Disk)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(例えばDRAM(Dynamic Random Access Memory))のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
1…監視サーバ(マルチキャスト木監視装置)、3…マルチキャスト配信サーバ、4…受信者(マルチキャストデータ受信端末)、11…OSPFモニタ、12…SPT計算部、13…ユニキャスト経路表作成部、14…ユニキャスト経路表解析部、15…マルチキャスト木作成部、16…マルチキャストモニタ、17…表示部、100…マルチキャスト木、a〜j…ルータ(マルチキャスト転送装置)

Claims (6)

  1. 特定のマルチキャスト木の経路候補木に含まれるマルチキャスト転送装置の次数を算出する次数算出部と、
    最大次数の前記マルチキャスト転送装置にアクセスしてマルチキャスト転送情報を取得する情報取得部と、
    前記取得したマルチキャスト転送情報に基づいて、前記経路候補木に含まれる配信経路候補のマルチキャスト転送の有無を判定する判定部と、
    前記マルチキャスト転送の有無の判定結果に基づいて、前記経路候補木を再構成する経路候補木再構成部と、
    を備えたことを特徴とするマルチキャスト木監視装置。
  2. 前記判定部は、上流方向に等コストの配信経路候補を複数持つ前記マルチキャスト転送装置において、ある上流リンクでマルチキャスト転送ありが確定した場合には、他の上流リンクをマルチキャスト転送なしと判定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のマルチキャスト木監視装置。
  3. 次数算出部と情報取得部と判定部と経路候補木再構成部とを有するマルチキャスト木監視装置におけるマルチキャスト木監視方法であって、
    前記次数算出部が、特定のマルチキャスト木の経路候補木に含まれるマルチキャスト転送装置の次数を算出するステップと、
    前記情報取得部が、最大次数の前記マルチキャスト転送装置にアクセスしてマルチキャスト転送情報を取得するステップと、
    前記判定部が、前記情報取得部が取得したマルチキャスト転送情報に基づいて、前記経路候補木に含まれる配信経路候補のマルチキャスト転送の有無を判定するステップと、
    前記経路候補木再構成部が、前記マルチキャスト転送の有無の判定結果に基づいて、前記経路候補木を再構成するステップと、
    を含むことを特徴とするマルチキャスト木監視方法。
  4. 前記判定部は、上流方向に等コストの配信経路候補を複数持つ前記マルチキャスト転送装置において、ある上流リンクでマルチキャスト転送ありが確定した場合には、他の上流リンクをマルチキャスト転送なしと判定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載のマルチキャスト木監視方法。
  5. コンピュータに、
    特定のマルチキャスト木の経路候補木に含まれるマルチキャスト転送装置の次数を算出するステップと、
    最大次数の前記マルチキャスト転送装置にアクセスしてマルチキャスト転送情報を取得するステップと、
    前記情報取得部が取得したマルチキャスト転送情報に基づいて、前記経路候補木に含まれる配信経路候補のマルチキャスト転送の有無を判定するステップと、
    前記マルチキャスト転送の有無の判定結果に基づいて、前記経路候補木を再構成するステップと、
    を実行させるためのコンピュータプログラム。
  6. 前記配信経路候補のマルチキャスト転送の有無を判定するステップは、上流方向に等コストの配信経路候補を複数持つ前記マルチキャスト転送装置において、ある上流リンクでマルチキャスト転送ありが確定した場合には、他の上流リンクをマルチキャスト転送なしと判定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載のコンピュータプログラム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014078790A (ja) * 2012-10-09 2014-05-01 Fujitsu Ltd ネットワーク設計装置、ネットワーク設計方法、ネットワーク設計プログラム
US11627069B2 (en) * 2018-05-12 2023-04-11 Drivenets Ltd. Device and a system for OSPF cost metrics mirroring
CN116317957A (zh) * 2023-05-24 2023-06-23 北京无线电测量研究所 一种正交混频器芯片

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